JP3211619B2 - ゴースト除去用基準信号検出回路 - Google Patents

ゴースト除去用基準信号検出回路

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JP3211619B2
JP3211619B2 JP08685995A JP8685995A JP3211619B2 JP 3211619 B2 JP3211619 B2 JP 3211619B2 JP 08685995 A JP08685995 A JP 08685995A JP 8685995 A JP8685995 A JP 8685995A JP 3211619 B2 JP3211619 B2 JP 3211619B2
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正弘 竹島
敦久 影山
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン放送信号の
GCR信号の検出に関するものであり、特に改良された
簡単な構成でノイズ混入時にも誤検出すること無くゴー
スト除去用基準信号(GCR信号)をリアルタイムで検
出する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建築物の高層化に伴い電波状態の
悪化している地域が増えている。とりわけ建築物による
放送電波の反射により生じるゴーストは受信障害の主な
要因となっており、ゴースト除去チューナーの果たす役
割は年々重要になっている。またゴースト除去を行う上
で、基準信号であるGCR信号の検出は欠くべからざる
技術である。
【0003】図2に従来のGCR信号検出回路のブロッ
ク構成図を示す。又、図3に8フィールドを1サイクル
としてGCR信号の挿入方法を示す波形図を示す。以下
この8フィールドを1サイクルとする方法を8フィール
ドシーケンスと云う。
【0004】図2において符号201は、図3における
f1の波形を記憶するための第1の波形メモリであり、
202は図3のf2の波形を記憶するための第2の波形
メモリであり、203は図3のf3の波形を記憶するた
めの第3の波形メモリであり、204は図3のf4の波
形を記憶するための第4の波形メモリであり、205は
図3のf5の波形を記憶するための第5の波形メモリで
あり、206は図3のf6の波形を記憶するための第6
の波形メモリであり、207は図3のf7の波形を記憶
するための第7の波形メモリであり、208は図3のf
8の波形を記憶するための第8の波形メモリであり、2
09は前記第1の波形メモリ201の出力信号から前記
第5の波形メモリ205の出力信号を減ずるための第1
の減算器であり、210は前記第6の波形メモリ206
の出力信号から前記第2の波形メモリ202の出力信号
を減ずるための第2の減算器であり、211は前記第3
の波形メモリ203の出力信号から前記第7の波形メモ
リ207の出力信号を減ずるための第3の減算器であ
り、212は前記第8の波形メモリ208の出力信号か
ら前記第4の波形メモリ204の出力信号を減ずるため
の第4の減算器であり、213は前記第1の減算器20
9からの出力と、前記第2の減算器210からの出力
と、前記第3の減算器211からの出力と、前記第4の
減算器212からの出力とを全て加算し4分の1倍して
出力するための加算器である。
【0005】以上のように構成された従来のゴースト除
去用基準信号検出回路においては、映像信号に8フィー
ルドシーケンスで多重されてくるGCR信号だけを検出
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の構成では、8ライン分の波形メモリが必要になる。ま
た、8フィールドシーケンスのライン演算を行わなけれ
ばならないなど、システム構成が複雑でコストが高いと
いう問題があった。
【0007】本発明はかかる点に鑑み、簡単な構成でノ
イズに強いゴースト除去用基準信号検出回路を構成する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明のゴースト除去用基準信号検出回路は垂直同
期パルス及び水平同期パルスから第18H叉は第281
H期間のみハイレベルを,それ以外はローレベルを出力
するパルス発生回路と、前記パルス発生回路からの出力
と映像信号を入力としパルスがハイレベルの期間のみ映
像信号を通すANDゲートと、前記ANDゲートからの
出力を入力とし外部より任意に定めたスレッシュホール
ドレベルより入力信号が大きいときのみハイレベルをそ
れ以外はローレベルを出力する第1の比較器と、前記第
1の比較器からの出力を入力とし入力信号を積分する積
分器と、水平同期パルスを入力とし毎水平期間で前記積
分器をリセットするためのリセットパルスを発生させる
リセットパルス発生回路と、前記積分器からの出力を入
力とし外部より任意に定めたスレッシュホールドレベル
より入力信号が大きいときのみハイレベルをそれ以外は
ローレベルを出力する第2の比較器5、前記パルス発生
回路からの出力を適当な時間遅延する遅延器と、前記第
2の比較器からの出力と前記遅延器からの出力とを入力
としGCR信号を検出するためのGCR検出パルスを作
成するGCR検出パルス作成回路と、映像信号を適当な
時間遅延する遅延器と、前記遅延器からの出力と前記G
CR検出パルス作成回路からの出力とのANDをとるA
NDゲートとを備えた構成としている。
【0009】
【作用】本発明は前記した構成により、簡単な構成でノ
イズ混入時にも誤検出すること無くGCR信号を検出す
る回路により、簡単な構成でノイズに強いゴースト除去
用基準信号検出を行う。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例におけるゴースト除
去用基準信号検出回路のブロック構成図を示す。
【0011】図1において、符号1は垂直同期パルス及
び水平同期パルスから第18H叉は第281H期間のみ
ハイレベルを,それ以外はローレベルを出力するパルス
発生回路であり、2は前記パルス発生回路1からの出力
を入力としパルスがハイレベルの期間のみ映像信号を通
すANDゲートであり、3は前記第1のANDゲート2
からの出力を入力とし外部より任意に定めたスレッシュ
ホールドレベルより入力信号が大きいときのみハイレベ
ルを,それ以外はローレベルを出力する比較器であり、
4は前記第1の比較器3からの出力を入力とし入力信号
を積分する積分器であり、6は水平同期パルスを入力と
し毎水平期間で前記積分器4をリセットするためのリセ
ットパルスを発生させるリセットパルス発生回路であ
り、5は前記積分器4からの出力を入力とし外部より任
意に定めたスレッシュホールドレベルより入力信号が大
きいときのみハイレベルを,それ以外はローレベルを出
力する比較器であり、7は前記パルス発生回路1からの
出力を適当な時間遅延する遅延器であり、8は前記第2
の比較器5からの出力と前記第1の遅延器7からの出力
とを入力としGCR信号を検出するためのGCR検出パ
ルスを作成するGCR検出パルス作成回路であり、9は
映像信号を適当な時間遅延する遅延器であり、10は前
記第2の遅延器9からの出力と前記GCR検出パルス作
成回路8からの出力とのANDをとるANDゲートであ
る。
【0012】以上のように構成された本発明のGCR検
出回路について以下その動作説明を行う。
【0013】まず、図1におけるパルス発生回路1にお
いて、垂直同期パルス及び水平同期パルスから第18H
叉は第281H期間をカウントし、第18H叉は第28
1H期間のみハイレベルをそれ以外はローレベルを出力
する。
【0014】次に、第1のANDゲート2において前記
パルス発生回路1からの出力と映像信号を入力とし前記
パルス発生回路1からの出力がハイレベルの期間のみ映
像信号を通す。
【0015】この構成により、18H及び281Hに8
フィールドシーケンスで送られてくるGCR信号を次段
に出力する。
【0016】次に、第1の比較器3において前記第1の
ANDゲート2からの出力を入力信号とし、外部から任
意に定めたスレッシュホールドレベルと入力信号を比較
し、スレッシュホールドレベルよりも入力信号が大きい
ときのみハイレベルをそれ以外はローレベルを出力す
る。この構成によりGCR信号があるときのみ第1の比
較器3の出力はハイレベルとなる。
【0017】なお、このスレッシュホールドレベルはデ
ィジタルデータだけでなく、電流値または電圧値でも良
いことはいうまでもない。
【0018】次に、積分器4において前記第1の比較器
3からの出力を入力とし、入力信号を積分し、その積分
結果を出力する。こうすることで仮に第1の比較器3の
出力信号にノイズによる偽信号が混入していても、積分
結果がスレッシュホールドレベルまで達していなければ
ハイレベルが出力されることはない。なお、この出力信
号はディジタルデータだけでなく、電流値または電圧値
でも良いことはいうまでもない。
【0019】次に、リセットパルス発生回路6において
水平同期パルスを入力とし毎水平期間で前記積分器4を
リセットするためのリセットパルスを発生させ、そのリ
セットパルスにより前記積分器4を1ライン毎に出力が
ローレベルになるようにリセットする。
【0020】次に、第2の比較器5において前記積分器
4からの出力を入力とし外部より任意に定めたスレッシ
ュホールドレベルより入力信号が大きいときのみハイレ
ベルをそれ以外はローレベルを出力する。
【0021】なお、このスレッシュホールドレベルはデ
ィジタルデータだけでなく、電流値または電圧値でも良
いことはいうまでもない。
【0022】次に、第1の遅延器7において前記パルス
発生回路1からの出力を適当な時間遅延させて、前記第
2の比較器5からの出力と位相が合うように調整する。
【0023】次に、GCR検出パルス作成回路8におい
て前記第2の比較器5からの出力と前記第1の遅延器7
からの出力とを入力としGCR信号を検出するためのG
CR検出パルスを作成し出力する。
【0024】次に、第2の遅延器9において映像信号を
適当な時間遅延させてGCR検出パルス作成回路8から
の出力と映像信号のGCR信号との位相が合うように調
整する。
【0025】次に、第2のANDゲート10において前
記第2の遅延器9からの出力と前記GCR検出パルス作
成回路8からの出力とのANDをとる。
【0026】この構成により第2のANDゲート10か
らは8フィールドシーケンスで送られてくる18H目の
GCR信号または281HのGCR信号だけを取り出す
ことができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明のゴースト除去用基
準信号検出回路によれば、簡単な構成でノイズ混入時に
も誤検出すること無くGCR信号を検出することがで
き、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例におけるゴースト除去用
基準信号検出回路のブロック構成図
【図2】従来のGCR検出回路のブロック構成図
【図3】8フィールドを1サイクルとしてGCR信号の
挿入方法を示す波形図
【符号の説明】
1 第18H叉は第281H期間のみパルス発生回路 2 第1のANDゲート 3 第1の比較器 4 積分回路 5 第2の比較器 6 リセットパルス発生回路 7 第1の遅延器 8 GCR検出パルス作成回路 9 第2の遅延器 10 第2のANDゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/21

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直同期パルス及び水平同期パルスから
    第18水平同期期間(以後第18Hと云う)叉は第28
    1水平同期期間(以後第281Hと云う)のみハイレベ
    ルを,それ以外の期間はローレベルを出力するパルス発
    生回路と、映像信号と前記パルス発生回路からの出力と
    を入力としパルスが1の期間のみ映像信号を通す第1の
    ANDゲートと、前記第1のANDゲートからの出力を
    入力とし外部より任意に定めたスレッシュホールドレベ
    ルより入力信号が大きいときのみハイレベルを,それ以
    外はローレベルを出力する第1の比較器と、前記第1の
    比較器からの出力を入力とし入力信号を積分する積分器
    と、水平同期パルスを入力とし毎水平期間で前記積分器
    をリセットするためのリセットパルスを発生させるリセ
    ットパルス発生回路と、前記積分器からの出力を入力と
    し外部より任意に定めたスレッシュホールドレベルより
    入力信号が大きいときのみハイレベルを,それ以外はロ
    ーレベルを出力する第2の比較器と、前記パルス発生回
    路からの出力を適当な時間遅延する第1の遅延器と、前
    記第2の比較器からの出力と前記第1の遅延器からの出
    力とを入力としゴースト除去用基準信号(以下GCR信
    号と云う)を検出するためのGCR検出パルスを作成す
    るGCR検出パルス作成回路と、映像信号を適当な時間
    遅延する第2の遅延器と、前記第2の遅延器からの出力
    と前記GCR検出パルス作成回路からの出力とのAND
    をとる第2のANDゲートを具備することを特徴とする
    ゴースト除去用基準信号検出回路。
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