JPH10285435A - ゴースト除去装置 - Google Patents

ゴースト除去装置

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JPH10285435A
JPH10285435A JP9097985A JP9798597A JPH10285435A JP H10285435 A JPH10285435 A JP H10285435A JP 9097985 A JP9097985 A JP 9097985A JP 9798597 A JP9798597 A JP 9798597A JP H10285435 A JPH10285435 A JP H10285435A
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JP
Japan
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circuit
waveform
signal
ghost
determination
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JP9097985A
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English (en)
Inventor
Yuji Nishi
裕司 西
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴースト除去処理のために取り込んだGCR
バー波形が、正常か否かの判定精度の向上を図ることに
よって、ゴースト除去処理の高速化、高精度化を実現す
る装置を提供する。 【解決手段】 波形チェック回路1−6aに第1、第2
振幅値積算回路2−7,2−8、差分処理回路2−9、
第2判定回路2−10を設ける。これによって、波形取
り込み回路1−5で得られた取り込み波形が正常なGC
Rバー波形であるか否かの判定に、取り込み波形の立ち
上がり前後の各部分の信号を積算した値のレベル差を用
いるようにした。よって、本ゴースト除去装置は、近接
過大ゴースト等のため従来は正確な判定が行えなかった
状況下においても、正確な判定が可能となり、ゴースト
除去処理の高速化、高精度化を図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばテレビジョ
ン(TV)受像機等のTV映像信号を扱う各種映像機器
に用いられ、ゴーストまたは波形歪を除去するゴースト
除去装置に関する。そして、この発明は、特に処理精度
の向上及び処理の高速化を実現するゴースト除去装置を
提供することを目的としている。
【0002】
【従来の技術】近年、TV放送の高画質化を図るため
に、ゴーストキャンセル用の基準信号(GCR信号)を
挿入したTV映像信号が放送されている。受信機側で、
このゴーストキャンセル用の基準信号を取出し、その信
号を基にゴーストを除去する。このGCR信号について
は、特願平1-69179 号に詳しく記載されているので、こ
こでは詳細な説明は省略する。
【0003】図2に、前記した原理によるゴースト除去
装置の従来例を示す。入力信号線L1-1 から入力された
アナログの映像信号は、タイミング信号発生回路1-1 に
入力され、タイミング発生回路1-1 はシステムクロッ
ク、波形抜き取りパルス等の必要なタイミング信号を発
生する。入力映像信号は、S/N測定回路1-2 にも入力
され、S/N測定回路1-2 はその入力映像信号のS/N
を測定し、測定結果を出力する。
【0004】また、入力映像信号は、A/D変換回路1-
3 においてA/D変換される。実際には、標本化周波数
4fsc (但しfsc は色副搬送波周波数、fsc=3.58MHz )
で標本化が行われている。その信号は、トランスバーサ
ルフィルタ回路1-4 において、ゴーストなどの波形歪み
成分の除去が行われる。トランスバーサルフィルタ回路
1-4 のタップ係数列は、以下に説明するブロック1-5 〜
1-9 により、ゴーストを打ち消すために計算された値に
随時書き換えられている。
【0005】波形取り込み回路1-5 は、トランスバーサ
ルフィルタ回路1-4 の入力及び/または出力より、ゴー
スト除去用基準信号(GCR信号)を含む所定の一定期
間(例えば1走査線分)信号を抽出し、4フィールド差
分処理を行いGCRバー波形を求める。波形取り込み回
路1-5 の取り込む信号が、トランスバーサルフィルタ回
路1-4 の入力及び/または出力のどれになるかは、後段
の演算処理回路1-9 の制御アルゴリズムによって決ま
る。波形取り込み回路1-5 によって求められたGCRバ
ー波形は、波形チェック回路1-6 において、正常である
か否かが判定される。
【0006】次に、従来行われていた波形チェックにつ
いて、図3(波形チェック回路のブロック構成図),図
4(GCR波形とタイミング信号との関係を示す図)を
用いて説明する。
【0007】波形取り込み回路1-5 により読み込まれた
GCR信号(図4(a)に示すGCR波形と、同図
(b)に示すペデスタル波形)は、4フィールド差分処
理が行われることによって、水平同期信号及びバースト
信号が相殺された図4(c),(d)に示すGCRバー
波形となる。これが正しく取込まれたGCRバー波形で
ある。なお、図4(d)の信号は、反転することにより
図4(c)と同じ波形となる。この反転処理は、図3に
示す絶対値化回路2-4 で行っている。
【0008】ここで、映像信号に含まれているジッタ
ー、放送局側のシーン切り替え等で発生する信号の乱
れ、外乱によるインパルスノイズ、またはゴースト等に
より、クロックや同期再生系が乱される場合がある。そ
のような時は、前述した波形取り込み回路1-5 でのバー
スト信号相殺処理結果が良好ではなく、図4(e)にB
aで示すようなバースト信号相殺の残り成分が発生する
ことがあり、正しいGCRバー波形が得られない。
【0009】このBaが発生する区間には、前述のバー
スト信号相殺の残り成分と、前ゴースト成分が存在する
と考えられる。そこで、図3に示す従来の波形チェック
回路では、まず、fsc 成分通過特性を持つバンドパスフ
ィルター2-1 を通して前ゴースト成分を除去する。次
に、図4(f)に示すタイミング信号が”L”の区間に
おいて、バースト信号積算回路2-2 によって積算を行っ
てBa成分の検出を行い、Ba成分検出値(積分値)を
得る。そして、第1判定回路2-3 によって、Ba成分検
出値とBa成分判定値との比較を行い、波形取り込み回
路1-5 で得られた波形が正常であるか否かについての判
定を行う。(Ba成分検出値≦Ba成分判定値の時に正
常と判定する。)
【0010】また、波形チェック回路1-6 では、波形取
り込み回路1-5 で得られた波形が正常なタイミングのG
CRバー波形か否かを判定するために、2種類のレベル
判定を行っている。図4(g)に示すタイミング信号
が”L”の区間では、図3に示す第2判定回路2-5 にお
いてレベル判定値Lとの比較を行う。第3判定回路2-6
においては、図4(h)に示すタイミング信号が”L”
の区間では、レベル判定値Hとの比較を行う。(図4
(i)参照) なお、上記3種類の判定値は、S/N測定回路1-2 の結
果と連動して制御されている。
【0011】次段の総合判定回路2-11は、前記3種類の
判定結果より、波形取り込み回路1-5 で得られた波形が
正常であるか否かについて総合判定を行う。総合判定回
路2-11は、3つの判定結果の全てが正常との判定の場
合、正常なGCRバー波形であると判断する。
【0012】遅延回路2-12は、上記処理にかかる時間だ
け波形取り込み回路1-5 から供給された信号を遅延させ
る回路である。総合判定回路2-11で波形取り込み回路1-
5 から供給された信号波形が正常と判断された場合、ゲ
ート回路2-13が開き、次段に波形取り込み回路1-5 から
供給された信号が出力される。図4では説明を簡単にす
るためにゴースト成分については示していないが、ゴー
スト成分がある場合には、波形取り込み回路1-5 から出
力されるGCRバー波形にゴースト成分がのっている。
【0013】図2にもどって、波形チェック回路1-6 の
出力信号は、波形変換回路1-7 において、後段の演算処
理に適した波形となるよう波形変換が行われる。その変
換された信号と理想基準波形発生回路1-8 で発生された
理想基準波形信号とが、次の演算処理回路1-9 に入力さ
れる。
【0014】演算処理回路1-9 では、トランスバーサル
フィルタ回路1-4 のタップ係数列(タップ利得列)を求
めるためのアルゴリズムに基づいて演算処理が実行さ
れ、ゴーストを除去するためのタップ係数列が求められ
る。この演算処理には、S/N測定回路1-2 の測定結果
が制御要素の一つとして働いている。
【0015】以上の処理で求めたタップ係数列を、適当
なタイミングでトランスバーサルフィルタ回路1-4 に設
定する。このトランスバーサルフィルタ回路1-4 に映像
信号を通過させることによって、ゴースト等波形歪み成
分が軽減された映像信号を取り出すことができる。フィ
ルタ回路1-4 を通過した映像信号は、次のD/A変換回
路1-10でD/A変換される。アナログ信号に戻された映
像信号は、出力ラインL1-2 から出力される。
【0016】以上の動作を繰り返し行い、タップ係数列
を逐次更新することにより、本装置はゴースト除去動作
を行っている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の波形チェック回
路では、次のような問題があった。 (1)ゴースト成分によって、波形取り込み回路1-5 で
抽出されるGCRバー波形信号の立ち上がり前後の波形
が歪み、正常なGCRバー波形信号であるにも関わら
ず、波形チェック回路1-6 内の第2判定回路2-5 ,第3
判定回路2-6 による波形のレベル判定で不正と判定され
ることがある。
【0018】(2)入力映像信号が特に低S/Nの場
合、波形取り込み回路1-5 で取り込んだ波形は、ノイズ
成分を多く含んでいるため、図4(i)に示した第2判
定回路2-5 ,第3判定回路2-6 のレベル判定値H,Lを
甘く設定する(判定値Hを低くし判定値Lを高くする)
必要がある。その結果、波形チェック処理を行っている
にも関わらず、正常との判定の許容範囲が広いため、不
正な信号であっても正常と判定される場合が発生し、そ
れがゴースト除去処理の遅延、及び破綻の原因となる場
合がある。
【0019】この2つの問題点について図5を用いて説
明する。図5(a)に、通常のGCRバー波形を示す。
(図4(c)と同じ) 上記(1)の事例として、例えば、図5(b)に示すよ
うな近接過大ゴーストが発生している場合、取り込まれ
たGCRバー波形信号は、レベル判定値Hより小さな値
となる所があるため、不正なGCRバー波形信号と判定
される問題がある。また(2)の事例として、図5
(c)に示すように、取り込み波形が低S/N状態の場
合、本来の信号に相当なノイズが重畳されているため、
レベル判定値L、Hの設定に、相当な余裕を取らなけれ
ばならない(重畳されるノイズレベルを見込んで、判定
値Hをある程度低くし判定値Lをある程度高くする)。
その余裕が誤判定の原因となる。
【0020】この発明は、ゴースト除去処理のために取
り込んだGCRバー波形が、正常か否かの判定精度の向
上を図ることによって、ゴースト除去処理の遅延及び処
理結果が破綻する事を防止し、ゴースト除去処理の高速
化を実現でき、さらには、より高精度にゴースト成分の
除去が可能なゴースト除去装置を提供することを目的と
している。
【0021】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため本発明は、映像信号に挿入されたゴーストキャ
ンセル用の基準信号(GCR信号)を用いてゴーストを
除去するゴースト除去装置であり、タップ係数列が随時
更新されることにより、入来する映像信号からゴースト
を除去して出力するトランスバーサルフィルタ回路と、
前記トランスバーサルフィルタ回路の入力及び/または
出力から前記GCR信号を含む所定の一定期間を抽出し
て格納する波形取り込み回路と、前記波形取り込み回路
で取り込んだ信号が、所定タイミングのGCRバー波形
信号であるか否かを判定する波形チェック回路と、前記
波形チェック回路によって正常と判定された前記取り込
み信号が供給され、基準となるタイミングを検出し、こ
のタイミングを基に前記取り込み信号の同期加算及び波
形変換を行う波形変換回路と、理想基準波形を発生する
理想基準波形発生回路と、前記波形変換回路から出力さ
れる信号と、前記理想基準波形発生回路から出力される
信号とを用いて演算処理を行い、ゴーストを打ち消すた
めの前記タップ係数列を設定し、前記トランスバーサル
フィルタ回路に前記タップ係数列を随時書き込む演算処
理回路とを備えたゴースト除去装置において、波形チェ
ック回路に、前記波形取り込み回路で取り込んだ信号の
バースト信号相殺の残り成分の積算値に基づいて判定を
行う第1の判定回路と、前記波形取り込み回路で取り込
んだ信号の立ち上がりタイミングに対して、その立ち上
がり前後の信号の各積算値を求め、その2つの積算値の
差分に基づいて判定を行う第2の判定回路と、前記第
1、第2の判定回路が共に正常と判定した時に、前記波
形取り込み回路で取り込んだ信号が正常なGCRバー波
形信号であると判定する総合判定回路とを設けたことを
特徴とするゴースト除去装置を提供するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の従来例との相違点は、波
形チェック回路内の、従来のレベル判定を行う第2判定
回路,第3判定回路に代えて、新たに積算値とその差分
値を求めその結果に応じて判定を行う新第2判定回路を
設けた点である。
【0023】本発明は波形チェック回路以外の構成・動
作内容は従来例とほぼ同一内容であるため、ここでは、
波形チェック回路の構成・動作を中心に説明を行い、そ
れ以外についての詳しい説明は省略する。
【0024】本発明の一実施例の波形チェック回路1-6a
を図1を用いて説明する。波形チェック回路に波形取
り込み回路1-5 から供給された信号は、バンドパスフィ
ルタ回路2-1 、絶対値化回路2-4 、遅延回路2-12とに入
力される。バンドパスフィルタ回路2-1 ではバースト信
号成分(fsc)のみを通過させるフィルタ処理を行
い、ノイズ、前ゴースト等の不要成分除去を行う。
【0025】フィルタ回路2-1 の出力は、バースト信号
積算回路2-2 において、第4図(f)のタイミング信号
が”L”を示す期間について、積算処理が行われる。積
算された結果(Ba成分検出値)に基づき、第1判定回
路2-3 は、従来と同様にして、Ba成分検出値とBa成
分判定値との比較を行い、波形取り込み回路1-5 で得ら
れた波形が正常であるか否かについて判定を行う。
【0026】絶対値化回路2-4 の出力は、第1、第2の
振幅値積算回路2-7,2-8 に入力される。これらの回路
は、入力信号の積算処理を行う。例えば第1振幅値積算
回路2-7 は、図4(g)のタイミング信号が”L”を示
す区間、入力信号の積算処理を行い、第2振幅値積算回
路2-8 では、同様に図4(h)が”L”の区間、積算処
理を行う。その結果、ノイズ分が軽減されたGCRバー
波形信号の立ち上がり前後の信号積算値が求められる。
【0027】次の差分処理回路2-9 において、前記2つ
の積算値の差分処理を行う。求められた差分結果に基づ
いて、第2判定回路2-10は、その差分結果と差分判定値
との比較を行い、波形取り込み回路1-5 で得られたGC
Rバー波形が正常であるか否かについて判定を行う。
(差分結果≧差分判定値の時に正常と判断する。)立ち
上がり前後の各部分の信号を積算した値のレベル差を波
形チェックに用いることによって、近接過大ゴースト等
のため、従来例のレベル判定では不正と判定されるゴー
スト条件でも、正しく判定できるようになり、判定精度
を向上させることができる。
【0028】低S/N時においても、積算値を用いるこ
とによってノイズ成分の抑制が可能となり、ノイズのな
い本来のGCRバー波形信号のレベル差について判定で
きるため、低S/N時の判定精度の向上が図れる。な
お、第1、第2判定回路2-3 ,2-10の判定処理に用いる
判定レベル値を、S/N測定回路1-2 で求められたS/
Nに応じて制御すれば、それぞれのS/N条件に応じ
た、より精度の高い判定を実現できる。高S/N時には
低S/N時に比べて、Ba成分判定値を小さくし、差分
判定値を大きくするように制御する。
【0029】第1、第2判定回路2-3 ,2-10の判定結果
から、総合判定回路2-11a において、波形取り込み回路
1-5 で得られた波形が正常であるか否かについて総合判
定を行う。総合判定回路2-11a は、2つの判定結果の全
てが正常との判定である場合、正常なGCRバー波形で
あると判断する。
【0030】遅延回路2-12は、上記処理にかかる時間だ
け波形取り込み回路1-5 から供給された信号を遅延させ
る回路である。総合判定回路2-11a で波形取り込み回路
1-5から供給された信号波形が正常と判断された場合、
ゲート回路2-13が開き、次段に波形取り込み回路1-5 か
ら供給された信号(GCRバー波形信号)が出力され
る。その後の処理については、従来例と同じである。
【0031】
【発明の効果】以上の通り、本発明のゴースト除去装置
は、波形取り込み回路で得られた取り込み波形が正常な
GCRバー波形であるか否かの判定に、取り込み波形の
立ち上がり前後の各部分の信号を積算した値のレベル差
を用いるようにした。これによって、本ゴースト除去装
置は、近接過大ゴースト等のため従来は正確な判定が行
えなかった状況下においても、正確な判定が可能とな
り、判定精度の向上を図ることができる。よって、この
ゴースト除去装置は、ゴースト除去処理の遅延及び処理
結果が破綻する事を防止して、ゴースト除去処理の高速
化を実現でき、かつ、より高精度なゴースト除去を可能
とする。請求項2記載のゴースト除去装置においては、
入力信号のS/Nに応じて判定処理を制御するようにし
たので、さらに精度の高い判定を実現でき、より高速か
つ迅速にゴースト成分の除去が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】従来のゴースト除去装置を示すブロック図であ
る。
【図3】従来の波形チェック回路を示すブロック図であ
る。
【図4】GCR波形とタイミング信号との関係を示す図
である。
【図5】GCR波形の判定が不正になる波形例を示す図
である。
【符号の説明】
1-2 S/N測定回路 1-6a 波形チェック回路 2-1 バンドパスフィルタ回路 2-2 バースト信号積算回路 2-3 第1判定回路 2-4 絶対値化回路 2-7 第1振幅値積算回路 2-8 第2振幅値積算回路 2-9 差分処理回路 2-10 第2判定回路 2-11a 総合判定回路 2-12 遅延回路 2-13 ゲート回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号に挿入されたゴーストキャンセル
    用の基準信号(GCR信号)を用いてゴーストを除去す
    るゴースト除去装置であり、 タップ係数列が随時更新されることにより、入来する映
    像信号からゴーストを除去して出力するトランスバーサ
    ルフィルタ回路と、 前記トランスバーサルフィルタ回路の入力及び/または
    出力から前記GCR信号を含む所定の一定期間を抽出し
    て格納する波形取り込み回路と、 前記波形取り込み回路で取り込んだ信号が、所定タイミ
    ングのGCRバー波形信号であるか否かを判定する波形
    チェック回路と、 前記波形チェック回路によって正常と判定された前記取
    り込み信号が供給され、基準となるタイミングを検出
    し、このタイミングを基に前記取り込み信号の同期加算
    及び波形変換を行う波形変換回路と、 理想基準波形を発生する理想基準波形発生回路と、 前記波形変換回路から出力される信号と、前記理想基準
    波形発生回路から出力される信号とを用いて演算処理を
    行い、ゴーストを打ち消すための前記タップ係数列を設
    定し、前記トランスバーサルフィルタ回路に前記タップ
    係数列を随時書き込む演算処理回路とを備えたゴースト
    除去装置において、 波形チェック回路に、 前記波形取り込み回路で取り込んだ信号のバースト信号
    相殺の残り成分の積算値に基づいて判定を行う第1の判
    定回路と、 前記波形取り込み回路で取り込んだ信号の立ち上がりタ
    イミングに対して、その立ち上がり前後の信号の各積算
    値を求め、その2つの積算値の差分に基づいて判定を行
    う第2の判定回路と、 前記第1、第2の判定回路が共に正常と判定した時に、
    前記波形取り込み回路で取り込んだ信号が正常なGCR
    バー波形信号であると判定する総合判定回路とを設けた
    ことを特徴とするゴースト除去装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のゴースト除去装置におい
    て、 前記入来する映像信号のS/Nを測定するS/N測定回
    路を設け、 前記第1、第2の判定回路の判定基準を、前記S/N測
    定回路の測定結果に応じて制御することを特徴とするゴ
    ースト除去装置。
JP9097985A 1997-03-31 1997-03-31 ゴースト除去装置 Pending JPH10285435A (ja)

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