JP2548991B2 - 波形歪除去装置 - Google Patents
波形歪除去装置Info
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Description
であり、特に、それらの機器においてゴーストなどの波
形歪みを除去する波形歪除去装置に関するものである。
ストキャンセラー用の基準信号が、例えば垂直帰線期間
中の所定ラインに挿入されている。この基準信号は、第
4図(A)〜(H)に各々示すように、フィールド単位
でGCR信号とペデスタル信号の二つの信号が4フィール
ド隔てて4相で映像信号に挿入されており、8フィール
ドが繰り返しの周期である。同図中、(A),(C),
(E),(G)が偶数フィールド、(B),(D),
(F),(H)が奇数フィールドである。
ー波形が、GCR信号S1である。そして、水平同期信号S2
とバースト信号S3とを減算処理によって相殺して取り除
くことによってGCR信号S1を取り出すための補助用の信
号が、ペデスタル信号S4である。CGR信号S1(図中に、
「GCR」で表示)は、第1,第3,第6,第8番目のフィール
ドF1,F3,F6,F8に各々挿入されており、ペデスタル信号S
4(図中に、「0」で表示)は、第2,第4,第5,第7番目
のフィールドF2,F4,F5,F7に各々挿入されている。
入されているが、その極性は図中に「+」,「−」で示
すようになっている。なお、「GCR」,「0」の符号な
右肩にも付されている。
殺するためには、バースト信号S3の極性が一致している
必要がある。従って、4フィールド隔てた信号間で差を
とるようにすれば、第4図(I)又は(J)に示すよう
に、水平同期信号S2及びバースト信号S3が良好に相殺さ
れたバー波形「GCR」,「−GCR」が抽出されることとな
る。
キャンセラ用の基準信号として用いるために、同図
(I)又は(J)の信号に対して差分又は微分の処理が
行なわれる。これによって、同図(K)に示すようにパ
ルスが生成される。このうち、バー波形の前縁部から取
り出された波形が、ゴーストキャンセルのための基準パ
ルスS5となる。この基準パルスS5は、4MHzまでのエネル
ギー成分を十分に含んでいるものである。
トS6は、同図(L)に示すように現われる。ここで、同
図(L)の信号から同図(M)の基準波形S7を差し引く
と、同図(N)に示す誤差信号列εnが得られる。ゴー
スト除去は、この誤差信号列εnを用いてゴーストの遅
延時間及び振幅値などを求め、これによってトランスバ
ーサルフィルターのタップ係数値を設定することによっ
て行なわれる。
従来例が示されている。同図において、端子10には、ゴ
ースト除去の対象となるテレビションなどの映像信号が
入力されている。端子10は、フィルター部12の入力側に
接続されており、フィルター部12の出力側は、一方にお
いてゴースト除去後の映像信号出力となっており、他方
において波形取込回路14の入力側に接続されている。
6,同期加算回路18の入力側に各々接続されている。そし
て、エッジ検出回路16の出力側は、同期加算回路18の他
方の入力側に接続されている。更に、同期加算回路18の
出力側は、波形変換回路20の入力側に接続されている。
回路22の出力側とともに減算器24の入力側に各々接続さ
れている。この減算器24の出力側は、上述したエッジ検
出回路16の出力側とともに係数設定回路26の入力側に各
々接続されており、係数設定回路26の出力側は、前記フ
ィルター部12の他方の入力側に接続されている。
ー部12によって行なわれるようになっている。そして、
このフィルター部12の係数設定は、係数設定回路26によ
って行なわれるようになっている。
又は非巡回形のトランスバーサルフィルターで構成され
ている。
スト検出用の基準信号部分を取込むもので、例えば入力
信号を4フィールド相当時間遅延させる遅延回路,入力
信号と遅延信号との減算を行なう減算器などよって構成
されている。これによって、第4図(I)又は(J)に
示すGCRバー波形が得られるようになっている。
又は(J)に示すGCR信号の前縁部エッジのタイミング
を検出するもので、例えば前縁部の中点を差分処理によ
る最大振幅値位置から検出するように構成されている。
力される第4図(I)又は(J)に対して、前記エッジ
検出回路16で検出されるタイミングで時間合せを行なっ
て信号の加算平均化を行なうもので、これによって信号
のSN比が改善されるようになっている。なお、GCR信号
が同図(J)の場合には、その極性の反転を行なって同
期加算が行なわれる。
れた同図(I)のGCR信号に対して、微分又は差分を行
なって同図(K)のような基準パルスS5を得るものであ
る。この基準パルスには、送信側から受信側に至る伝送
特性の情報が含まれている。
て基準波形S7(同図(M)参照)を発生するものであ
る。減算器24は、波形変換回路20の出力から基準波形出
力回路22の出力である基準波形S7を減算して誤差信号列
εnを出力するものである。
グ,誤差信号εnに基づいて、フィルター部12のトラン
スバーサルフィルターのタップ係数値の設定を行なうも
のである。この処理は、例えば、次の(1)式によって
逐次繰り返しの形で行なわれることが多い。
て更新した係数値,ωn (K)はそれ以前に設定されていた
更新前の係数値を各々あらわす。αは「1」より小さい
定数であるが、Kに応じて変えることもできる。
り扱われる信号はディジタル化された信号であるが、内
容の理解を容易にするために、アナログ的に動作説明を
行なう。ディジタル化の標本化周波数としては、例えば
通常用いられる色副搬送波周波数fSC(約3.58MHz)に対
して4fSCが用いられる。
力され、更にフィルター部12から出力された映像信号
は、波形取込回路14に入力される。すなわち、第4図
(A)〜(H)に示す各フィールドの信号が順に波形取
込回路14に入力される。
と4フィールドの遅延を与えられた信号との間で減算の
処理が行なわれ、第4図(I),(J)に示すGCR信号
が取り出される。
回路18でエッジ検出回路16の出力と加算平均されること
によってSN比の改善が行なわた後、波形変換回路20に入
力される。そして、ここで信号の微分が行なわれて、第
4図(K)に示す基準パルスS5が生成され、減算器24に
対して出力される。
(M)に示すような基準波形S7が入力されており、これ
が波形変換回路20からの入力信号から減算されて誤差信
号列εnが求められる。第4図に示した例では、誤差信
号列εnは同図(N)に示すようにゴーストS6のみが残
った波形となり、これが係数設定回路26に対して入力さ
れることになる。
力されたエッジタイミングと,誤差信号列εnの値を用
いて(1)式の演算が行なわれ、フィルター部12のタッ
プ係数の設定ないし更新が行なわれる。これによって、
ゴーストS6は、逐次的に除去されることとなる。
な不都合がある。上述したように、波形取込回路14から
出力されるゴースト除去用基準信号は、第3図(A)ま
たは(B)(第4図(I),(J)に対応)に各々示す
ようなGCRバー波形となる。このGCRバー波形では、4フ
ィールド差の基準信号差の差をとって、水平同期信号及
びバースト信号が相殺除去されている。このときの4フ
ィールドの時間差は、標本化周波数4fSCの場合には4×
262.5×910=955500サンプルもある。従って、通常は、
水晶などで電圧制御型発信器を形成し、その動作の安定
化を図っている。
側のシーン切り換えなどによって発生する信号の乱れ,
インパルス状の外乱パルスノイズ,あるいはゴーストな
どの要因で動作基準となるクロックや同期再生系が乱れ
る場合があり、4フィールドの遅延の時間精度が出ない
場合がある。
不完全となるため、減算による相殺効果が良好でなく相
殺エラーが発生する。例えば、第3図(C)に示すよう
なバースト信号の相殺残りS7や、水平同期信号のヒゲS8
が出る。バースト信号は、その周波数が3.58MHzである
ため、相殺残りS7は特に出やすく、1サンプルの狙いが
あっても本来のバースト信号の数分の1は出るという具
合である。このように、不要な信号が生ずると、誤検
出,誤動作の原因となる。
による誤動作の発生を低減して、良好なSN比で安定確実
なゴーストなどの波形歪除去を行なうことができるコス
ト的にも有利な波形歪除去装置を提供することを、その
目的とするものである。
フィールド周期のゴースト除去用の基準信号を、水平同
期信号とバースト信号の相殺演算を行つて抽出するとと
もに、抽出した基準信号を利用してフィルター部のタッ
プ係数設定を行つて、前記映像信号の波形歪を除去する
波形歪除去装置において、 前記相殺演算後の信号を参照して、基準信号が本来存
在すべき期間における基準信号の欠落を検出する基準信
号欠落検出手段と、前記相殺演算後の信号を参照して、
バースト信号が本来存在すべきでない期間におけるバー
スト信号の相殺残りを検出するバースト残り検出手段
と、これらの両検出手段の少なくとも一方で前記検出が
行われたときに異常状態と判定し、前記フィルター部の
タップ係数設定動作を中断させる係数設定中断手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
かが検出される。この異常検出は、例えばバースト信号
の相殺残りの検出や、GCRバー波形の欠落の検出によっ
て行なわれる。異常が検出された基準信号は、後段への
出力が停止され、フィルター部のタップ計数設定も中断
される。
ながら説明する。なお、上述した従来例と同様の構成部
分については、同一の符号を用いることとする。
例では、第1図に示すように、波形取込回路14の出力側
に、波形チェック回路30が設けられており、その他の構
成は、第5図の従来装置と同様である。なお、動作上
は、波形チェック回路30の動作に要する時間に相当する
信号遅延が生ずる点を除いては、ほぼ同様である。
る。このチェックは、入力信号波形中の特にバースト信
号が相殺されている期間の信号状態に着目して行なわれ
る。その結果、不正常な信号状態となったときは、後段
のエッジ検出回路16,同期加算回路18に対する信号出力
が停止されて、誤動作の防止が図られる。
は、前記波形チェック回路30の具体的な構成例が示され
ている。なお、映像信号は、2の補数の8ビットで表現
されているものとする。
方において絶対値化回路34の入力側に接続されており、
他方において遅延回路36の入力側に接続されている。絶
対値化回路34の出力側は、比較回路38,40の入力側に各
々接続されており、これらの比較回路38,40の比較出力
側は、いずれもNAND回路42の入力側に接続されている。
比較回路38,40には、各々制御信号G1,G2、比較信号La,L
bが各々入力されている。
力側に接続されている。このNAND回路44の他方の入力側
には、制御信号G0が入力されている。また、NAND回路44
の出力側は、フリップフロップ回路46のプリセット側に
接続されている。
G3が入力されており、その出力側は、一方において出力
端子48に接続されており、他方においてゲート回路50の
ゲート制御入力側に接続されている。このゲート回路50
には、制御信号G4が入力されており、その出力側は出力
端子52に接続されている。更に、出力端子48,52は、ゴ
ースト除去動作を中断するために必要な各回路に接続さ
れている。特に、出力端子52は、エッジ検出回路16,同
期加算回路18の入力側に各々接続されている。
のEXOR(イクスクルーシブオア)回路7つで構成されて
おり、それぞれの一方の入力側には入力信号のMSB(最
上位ビット)を除く各ビットが各々入力されている。ま
た、他方の入力側には、入力信号のMSBが共通に入力さ
れている。これによって、入力信号が負のとき、すなわ
ちMSB=1のときには入力信号が反転されて出力され、
入力信号が正のとき、すなわちMSB=0のときは入力信
号がそのまま出力される。絶対値化された出力は、7ビ
ットとなる。
あって入力信号レベルが第3図に示すLa以上の場合に論
理値の「L」を出力し、それ以外の場合は論理値の
「H」を出力するものである。制御信号G1は、第3図
(F)に示すように、時間ta〜tb,すなわちバースト信
号の存在する期間論理値の「L」となる信号であり、こ
の期間内にレベルLa以上のバースト相殺残りS7があるか
否かが、比較回路38によって検出されるようになってい
る。
あって入力信号レベルが一部分でも第3図に示すLb以下
の場合に論理値の「L」を出力し、それ以外の場合は論
理値の「H」を出力するものである。制御信号G2は第3
図(G)に示すように、時間tc〜td,すなわちGCRバー波
形の存在する期間論理値の「L」となる信号であり、こ
の期間内にGCRバー波形のレベルLb以下の部分があるか
否かが、比較回路40によって検出されるようになってい
る。
ずれか一方から論理値の「L」が入力されたときに、論
理値の「H」を出力するものである。すなわち、比較回
路38でバースト相殺残りS7が検出されるか、あるいは比
較回路40でGCRバー波形の欠落が検出されるかのいずれ
かの場合に、NAND回路42から論理値「H」の検出信号が
出力されるようになっている。
すなわち基準信号指示パルスが論理値の「L」の期間中
においてNAND回路42から論理値の「H」の信号が入力さ
れた場合にのみ、論理値の「L」を出力するものであ
る。別言すれば、比較回路38,40による検出期間中にお
いて出力動作を行なうものである。
す制御信号G3をクリアパルスとしてそのクリアが行なわ
れて出力が論理値の「L」となり、NAND回路44の論理値
「L」の出力によってその出力が論理値の「H」にプリ
セットされるものである。制御信号G3は、同図(E)に
示す指示パルスの前縁部から生成される信号である。す
なわち、フリップフロップ回路46は、NAND回路44による
出力動作にタイミングを合せてクリアされ、入力信号が
「L」,すなわち比較回路38でバースト相殺残りS7が検
出されるか、あるいは比較回路40でGCRバー波形の欠落
が検出されるかのいずれかの場合に、プリセットされて
論理値の「H」を出力するものである。
リップフロップ46に至る回路によって生ずる信号処理時
間相当の時間補正を行なうもので、第3図(E)に示す
基準信号指示パルスG0の幅TD分(同図(J)参照),約
1ライン分の遅延時間が設定されている。
が論理値の「L」で、フリップフロップ回路46の出力も
論理値の「L」の場合にのみ、入力信号を端子52に出力
するものである。別言すれば、遅延後の所定のタイミン
グであって、フリップフロップ回路46の出力が「L」
で、バースト相殺残りS7,GCRバー波形の欠落のいずれも
が検出されないとき、つまり通常動作時に入力信号をそ
のまま出力し、それ以外の場合は出力を行なわないよう
に動作するものである。
の動作を必要な時間のみ行なって、不要な動作中におけ
るノイズなどの影響による誤動作を防止するためのもの
である。
行なわれている通常の場合の動作について説明する。
形が波形取込回路14から波形チェック回路30に入力され
ることとなる(第1図参照)。同図(B)の場合は、絶
対値化回路34で同図(A)の波形に絶対値化される。こ
の信号波形には、バースト相殺残りS7は存在せず、また
GCRバー波形は時刻tc〜td間で正常である。このため、
比較回路38,40の出力は、いずれも論理値の「H」とな
り、NAND回路42の出力は論理値の「L」、NAND回路44の
出力は「H」となる。このため、フリップフロップ回路
46のプリセットは行なわれず、その出力は論理値の
「L」のままである。
の期間「開」となって遅延回路36の出力がそのまま出力
される。この遅延回路36では、同図(A)の信号に対し
てTDの時間遅延が行なわれ、結果的に同図(J)に示す
正常なGCRバー波形が端子52から次段に出力されること
となる。
示すように、従来装置と同様に処理され、誤差信号列ε
n(第4図(N)参照)が求められて、更にはこれによ
るフィルター部12のタップ係数設定が行なわれる。これ
らの動作は、従来と同様である。
ていない異常時の動作について説明する。
波形が波形チェック回路30に入力される。この信号は、
絶対値化回路34で絶対値化され、同図(C)に示すよう
になる。この例では、バースト相殺残りS7が存在するた
め、比較回路38の出力が論理値の「L」となる。よっ
て、NAND回路42の出力は論理値の「H」、NAND回路44の
出力は「L」となり、更に、フリップフロップ回路46の
プリセットが行なわれて、その出力は論理値の「H」と
なる。
準信号が波形取込回路14から入力されてきたということ
を表わしている。ゲート回路50では、論理値「H」の信
号入力によって「閉」の状態となり、遅延回路36から入
力された信号,すなわち第3図(C)の異常な基準信号
は出力されないこととなる。また、フリップフロップ回
路46の論理値「H」の出力は、端子48から所定の回路に
出力され、周期的に行なわれているゴースト除去動作が
中断されて誤動作が防止される。例えば、係数設定回路
26では、前記(1)式における係数α(K)の値を「0」
として、実質的に逐次演算を中断する動作が行なわれ
る。なお、この信号を同期加算回路18に出力して、同期
加算の動作が行なわれないようにしてもよい。
基準信号検出が良好に行なわれなかった場合には、それ
を検知して、フィルター部における係数設定動作を中断
するとともに、その不良な基準信号出力を中止すること
とした。
送信側で定常的に混入するジッターによる映像信号の乱
れなどがあっても、良好にその悪影響を排除してゴース
ト除去の動作を行なうことができる。特に、フィルター
部が巡回形のトランスバーサルフィルターで構成されて
いるのときに起こりがちな発散,発振などの暴走に対し
て、十分な対応が可能となる。また、異常検出を、バー
スト信号側とGCR信号側の2か所で行なっているので、S
N比の向上を図ることができる。更に、波形チェック回
路30は、第2図に示すように簡便な構成となっているた
め、コスト的にみても十分に満足し得るものである。
はなく、例えば、上記実施例では主としてゴーストを除
去する場合を説明したが、それに類する波形歪について
も本発明は有効である。また、回路構成は、同様の作用
を奏するように種々設計変更可能であり、これらのもの
も本発明に含まれる。
ト回路50による信号遮断とは、機能的に重複しているの
で、いずれか一方のみでも十分である。いずれをどのよ
うに用いるかは、後段の構成にもよるが、前記実施例で
は動作を確実に安定して行なうために、両方の機能を利
用している。
取り出された基準信号の異常を検出して後段のフィルタ
ー部の係数設定を中断することとしたので、外乱等によ
る誤動作の発生を低減して、安定確実なゴーストなどの
波形歪除去を行なうことができるという効果がある。
実施例の主要部の構成例を示す回路図、第3図は前記実
施例の動作を示すタイムチャート、第4図は基準信号の
特性を示す説明図、第5図は従来のゴースト除去装置を
示す構成図である。 12……フィルター部、14……波形取込回路、16……エッ
ジ検出回路、18……同期加算回路、20……波形変換回
路、22……基準波形出力回路、24……減算器、26……係
数設定回路、30……波形チェック回路、34……絶対値化
回路、36……遅延回路、38,40……比較回路、42,44……
NAND回路、46……フリップフロップ回路、50……ゲート
回路。
Claims (1)
- 【請求項1】映像信号の垂直帰線期間中に挿入された8
フィールド周期のゴースト除去用の基準信号を、水平同
期信号とバースト信号の相殺演算を行って抽出するとと
もに、抽出した基準信号を利用してフィルター部のタッ
プ係数設定を行つて、前記映像信号の波形歪を除去する
波形歪除去装置において、 前記相殺演算後の信号を参照して、基準信号が本来存在
すべき期間における基準信号の欠落を検出する基準信号
欠落検出手段と、 前記相殺演算後の信号を参照して、バースト信号が本来
存在すべきでない期間におけるバースト信号の相殺残り
を検出するバースト残り検出手段と、 これらの両検出手段の少なくとも一方で前記検出が行わ
れたときに異常状態と判定し、前記フィルター部のタッ
プ係数設定動作を中断させる係数設定中断手段と、 を備えたことを特徴とする波形歪除去装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1271166A JP2548991B2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | 波形歪除去装置 |
US07/595,139 US5216507A (en) | 1989-10-18 | 1990-10-10 | Waveform distortion removing apparatus |
US07/876,639 US5237416A (en) | 1989-10-18 | 1992-04-30 | Apparatus for removing waveform distortion from a video signal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1271166A JP2548991B2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | 波形歪除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03132265A JPH03132265A (ja) | 1991-06-05 |
JP2548991B2 true JP2548991B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=17496262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1271166A Expired - Lifetime JP2548991B2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | 波形歪除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2548991B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112542179B (zh) * | 2020-12-09 | 2024-08-23 | 世邦通信股份有限公司 | 一种音频检测方法及系统 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63287267A (ja) * | 1987-05-20 | 1988-11-24 | Victor Co Of Japan Ltd | 波形歪検出方式 |
-
1989
- 1989-10-18 JP JP1271166A patent/JP2548991B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03132265A (ja) | 1991-06-05 |
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Legal Events
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