JP2669019B2 - 非標準検出回路 - Google Patents

非標準検出回路

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JP2669019B2 JP63314080A JP31408088A JP2669019B2 JP 2669019 B2 JP2669019 B2 JP 2669019B2 JP 63314080 A JP63314080 A JP 63314080A JP 31408088 A JP31408088 A JP 31408088A JP 2669019 B2 JP2669019 B2 JP 2669019B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フレームメモリを用いた高画質テレビ受像
機において、ビデオ信号が標準のNTSC信号から外れてい
る(非標準)かどうかを検出する回路に関するものであ
る。
従来の技術 近年、テレビ受像機の高画質化の傾向が強まってお
り、フレームメモリを用いた高画質テレビの開発が盛ん
である。しかし、ビデオ入力信号が標準のNTSC信号から
外れている(以下非標準とよぶ)場合、このフレームメ
モリを用いた信号処理を行うとかえって画質が劣化して
しまうことがある。そこで、ビデオ入力信号が非標準信
号であるかどうかを検知する非標準検出回路が必要とな
る。
以下図面を参照しながら、上述した従来の非標準検出
回路の一例について説明する。
第3図は、従来の非標準検出回路のブロック図であ
る。第3図において、1はビデオ入力信号12を入力する
入力端子、2はビデオ入力信号12を1フレーム期間遅延
させる1フレーム遅延回路、3はビデオ入力信号12と1
フレーム遅延回路2の出力信号を加算する加算器であ
る。加算器3の出力信号は、バンドバス・フィルタ4、
絶対値回路5、ピーク検出回路6、バーストゲートパル
ス7に同期したサンプル・ホールド回路8、サンプル・
ホールド回路8の出力値と設定値10を比較して大小関係
を出力する比較器9とを経て出力端子11に至る。13〜19
は、各信号ラインにおける信号である。
以上のように構成された非標準検出回路について、以
下のその動作を説明する。
まず、入力端子1におけるビデオ入力信号12がNTSC信
号である(以下標準とよぶ)場合について第4図を用い
て説明する。この場合、ビデオ入力信号12は第4図
(a)に示すものであり、バースト信号部分を強調して
表現してある。ビデオ入力信号12は、1フレーム遅延回
路2で1フレーム期間遅延され第4図(b)に示す信号
13のようになり、丁度ビデオ入力信号12に対してバース
トの位相が180度ずれている。そのため加算器3の出力
信号14は第4図(c)に示すようにバースト信号部分が
フラットになる。バンドパス・フィルタ4は信号14のバ
ースト部分を抜き出すので、その出力信号15は第4図
(d)に示すように無信号になり、絶対値回路5及びピ
ーク検出回路6の出力信号16及び17も第4図(e)及び
(f)に示すようになる。従って、サンプル・ホールド
回路8で第4図(g)に示すバーストゲートパルス7に
よってバースト信号の位置をラッチすると信号18は第4
図(h)に示すように信号レベルが0レベルになる。比
較器9において信号18を設定値10と比較すると、出力信
号19はロウレベルとなり(第4図(i))、標準信号と
判断する。
次に、ビデオ入力信号12が非標準信号である場合につ
いて第5図を用いて説明する。ビデオ入力信号12(第5
図(a))は1フレーム遅延回路2で1フレーム期間遅
延され、信号13は第5図(b)のようになる。このとき
第5図は、ビデオ入力信号12が非標準信号の場合を示し
ており、1フレーム遅延回路2で1フレーム期間遅延さ
れた信号13のバースト信号は、NTSC信号のように、丁度
ビデオ入力信号12に対して位相が180度ずれている関係
にならず、位相4だけずれが発生している。そのため加
算器3の出力信号14は第5図(c)に示すようにバース
ト信号部分が除去されずに残っている。バンドバズ・フ
ィルタ4の出力信号15は第5図(d)に示すようにバー
スト信号の部分が抜き出される。絶対値回路5の出力信
号16は第5図(e)に示すようになり、ピーク検出回路
6の出力信号17は第5図(f)に示すように、バースト
信号が1フレームの間でずれた量だけ振幅Kとして現れ
てくる。従って、サンプル、ホールド回路8で第5図
(g)に示すバーストゲートパルス7によってバースト
信号の位置をラッチすると信号18は第5図(h)に示す
ように信号レベルがKとなる。比較器9において信号18
を設定値10と比較すると、出力信号19はハイレベルとな
り(第5図(i))非標準信号と判断する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、ビデオ入力信
号のバースト信号部分にノイズがのっている場合に、標
準信号であるにもかかわらず非標準信号であると判断す
る誤動作を起こすことがあった。
本発明は、上記課題に鑑み、ビデオ入力信号のバース
ト信号部分にノイズがのっている場合でもそのノイズを
取り除き、誤動作を大巾に軽減する非標準検出回路を提
供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の非標準検出回路
は、ビデオ入力信号と、前記ビデオ入力信号を1フレー
ム期間遅延させた信号とを加算した結果、得られた信号
を入力するノイズ除去回路を備えるものである。
作用 本発明は上記した構成によって、ビデオ入力信号と、
前記ビデオ入力信号を1フレーム期間遅延させた信号と
を加算した結果得られた、信号のバースト信号部分のノ
イズを取り除くことができ、前記ビデオ入力信号が標準
信号であるにもかかわらず非標準信号だと判断してしま
うような誤動作を大巾に軽減できる。
実施例 以下、本発明の一実施例の非標準検出回路について、
図面を参照しながら説明する。第1図は本発明の一実施
例における非標準検出回路のブロック図を示すものであ
る。
第1図において、1〜19は従来例の説明で示したもの
と同一であり説明を省略する。従来例の構成と異なるの
は、ノイズ除去回路20を加算器3とバンドパス・フィル
タ4の間に設けた点である。21はノイズ除去回路20の出
力信号である。
上記のように構成された非標準検出回路について、以
下その動作を説明する。
まず、入力端子1におけるビデオ入力信号12と、ビデ
オ入力信号12を1フレーム遅延回路2で1フレーム期間
遅延させた信号13とを加算器3で加算して信号14を得
る。ここまでは従来例と同じである。しかし、ここで、
ビデオ入力信号12のバースト信号部分にノイズがってい
る場合は、この信号14のバースト信号部分にもノイズが
のる。そこで、信号14をノイズ除去回路20を通してノイ
ズを取り除いた信号21をバンドパス・フィルタ4に入力
する。
次にノイズ除去回路20について説明する。第2図
(a)〜(e)にノイズ除去回路20の5つの実施例を示
す。
第2図(a)〜(e)において、22は入力端子、23は
出力端子、24は加算器、25は減算器、26は信号を1/2倍
する1/2倍アンプである。27は信号K倍(0≦K≦1)
するK倍アンプ、28は信号を1ライン期間遅延させる1
ライン遅延回路、29は信号を1フレーム期間遅延させる
1フレーム遅延回路である。
次に、上記の5つの実施例における動作を説明する。
第2図(a)〜(e)の伝達関数は以下の通りであ
る。
(a)…H(z)=1/2(1+Z-n) (b)…H(z)=1/4(1+2Z-n+Z-2n) (c)…H(z)=1/2(1+Z-525n) (d)…H(z)=1/4(1+2Z-525n+Z-2X525n) (e)…H(z)=1−K(1−Z-525n)(0≦K≦) ただしnは1ラインのサンプリング数である。(a)
と(b)は隣接するライン間の演算、(c)と(d)と
(e)は隣接するフレーム間の演算で、(a)〜(d)
は非巡回型フィルタ、(e)は巡回型フィルタである。
隣接するmラインの平均を求めると、信号成分はライン
間に相関があればそのままの値となるのに対し、ノイズ
は相間がないと考えられるので、電力で1/m、平均振幅
に減衰する。前記はライン間の関係であるが、フレーム
間でも同じ関係があるので第2図(a)〜(e)の回路
でノイズ除去回路を構成できる。このノイズ除去回路を
設けることにより、バースト信号部分のノイズを除去で
き、非標準検出回路の誤動作を大巾に軽減できる。
以上のように、本実施例によれば、ノイズ除去回路20
を加算器3とバンドパス・フィルタ4の間に設けること
により、ビデオ入力信号12が標準信号であるにもかかわ
らず非標準信号だと判断してしまうような誤動作を大巾
に軽減できる。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、ビデオ入力信号と、
前記ビデオ入力信号を1フレーム期間遅延させた信号と
を加算した結果、得られた信号を入力するノイズ除去回
路を設けることにより、前記ビデオ信号が標準信号であ
る。にもかかわらず非標準信号だと判断してしまうよう
な誤動作を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例における非標準検出回路の
ブロック図、第2図は第1図の中のノイズ除去回路のブ
ロック図、第3図は従来の非標準検出回路のブロック
図、第4図、第5図は従来の非標準検出回路の動作を説
明するための信号波形図である。 1……入力端子、2……遅延回路、3……加算器、4…
…バンドパス・フィルタ、5……絶対値回路、6……ピ
ーク検出回路、7……バーストゲートパルス、8……サ
ンプル・ホールド回路、9……比較器、10……設定値、
11……出力端子、20……ノイズ除去回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−143593(JP,A) 特開 昭63−272194(JP,A) 特開 昭64−89873(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ入力信号を入力する入力端子と、前
    記ビデオ入力信号を1フレーム期間遅延させる1フレー
    ム遅延回路と、前記ビデオ入力信号と前記1フレーム遅
    延回路の出力信号を加算する加算器と、加算器の出力信
    号を入力するノイズ除去回路と、ノイズ除去回路の出力
    信号を入力するバンドパス・フィルタと、バンドパス・
    フィルタの出力信号の大きさ成分を取り出す絶対値回路
    と、絶対値回路の出力信号を入力するピーク検出回路
    と、ピーク検出回路の出力信号をバーストゲートパルス
    でラッチするサンプル・ホールド回路と、サンプル・ホ
    ールド回路の出力信号値をある設定値と比較して大小関
    係を出力する比較器と、比較器の出力信号を取り出す出
    力端子を備えた非標準検出回路。
  2. 【請求項2】ノイズ除去回路が、入力端子と、入力端子
    の入力信号を1ライン期間遅延させる1ライン遅延回路
    と、入力信号と前記1ライン遅延回路の出力信号との差
    をとる減算器と、 減算器の出力信号を1/2倍する1/2倍アンプと、1/2倍ア
    ンプの出力信号を取り出す出力端子からなる特許請求の
    範囲第1項記載の非標準検出回路。
  3. 【請求項3】ノイズ除去回路が、入力端子と、入力端子
    の入力信号を1ライン期間遅延させる第1の1ライン遅
    延回路と、第1の1ライン遅延回路の出力信号を1ライ
    ン期間遅延させる第2の1ライン遅延回路と、入力信号
    と第2の1ライン遅延回路の出信号とを加算する加算器
    と、加算器の出力信号を1/2倍する第1の1/2倍アンプ
    と、第1の1ライン遅延回路の出力信号と第1の1/2倍
    アンプの出力信号の差をとる減算器と、減算器の出力信
    号を1/2倍する第2の1/2倍アンプと、第2の1/2倍アン
    プの出力信号を取り出す出力端子からなる特許請求の範
    囲第1項記載の非標準検出回路。
  4. 【請求項4】ノイズ除去回路が、入力端子と、入力端子
    の入力信号を1フレーム期間遅延させる1フレーム遅延
    回路と、入力信号と前記1フレーム遅延回路の出力信号
    との差をとる減算器と、 減算器の出力信号を1/2倍する1/2倍アンプと、1/2倍ア
    ンプの出力信号を取り出す出力端子からなる特許請求の
    範囲第1項記載の非標準検出回路。
  5. 【請求項5】ノイズ除去回路が、入力端子と、入力端子
    の入力信号を1フレーム期間遅延させる第1の1フレー
    ム遅延回路と、第1の1フレーム遅延回路の出力信号を
    1フレーム期間遅延させる第2の1フレーム遅延回路
    と、入力信号と第2の1フレーム遅延回路の出力信号と
    を加算する加算器と、加算器の出力信号を1/2倍する第
    1の1/2倍アンプと、第1の1フレームの遅延回路の出
    力信号と第1の1/2倍アンプの出力信号の差をとる減算
    器と、減算器の出力信号を1/2倍する第2の1/2倍アンプ
    と、第2の1/2倍アンプの出力信号を取り出す出力端子
    からなる特許請求の範囲第1項記載の非標準検出回路。
  6. 【請求項6】ノイズ除去回路が、入力端子と、入力端子
    の入力信号からK倍アンプの出力信号を差し引く第1の
    減算器と、第1の減算器の出力信号を取り出力端子と、
    第1の減算器の出力信号を入力して1フレーム期間の遅
    延を与える1フレーム遅延回路と、入力信号から1フレ
    ーム遅延回路の出力信号を差し引く第2の減算器と、第
    2の減算器の出力をK倍(0≦K≦1)するK倍アンプ
    とからなる巡回型フィルタである特許請求の範囲第1項
    記載の非標準検出回路。
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