JPH05260339A - ディジタルpll回路 - Google Patents

ディジタルpll回路

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JPH05260339A
JPH05260339A JP4086215A JP8621592A JPH05260339A JP H05260339 A JPH05260339 A JP H05260339A JP 4086215 A JP4086215 A JP 4086215A JP 8621592 A JP8621592 A JP 8621592A JP H05260339 A JPH05260339 A JP H05260339A
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output
potential
signal
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Hitoshi Ohori
仁志 大堀
Masamichi Nakajima
正道 中島
Fumitaka Asami
文孝 浅見
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Fujitsu Ltd
Fujitsu General Ltd
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Fujitsu Ltd
Fujitsu General Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 水平同期期間での位相差をディジタル信号の
ままで検出する簡単な回路を提供する。 【構成】 ディジタル信号に変換されたMUSE信号の
水平同期期間のL(またはH)からH(またはL)に変
化する信号波形の中間のサンプル点の電位を検出し、こ
の電位で電圧制御回路を制御するPLL回路において、
中間のサンプル点の電位と設定値との比較値を1か0で
出力する位相差検出回路24と、位相差検出回路24の
出力を、中間のサンプル点のクロックで1Hラインホー
ルドするD型FF回路17とを具備する。ディジタル変
換後のMUSE信号が、5段のシフトレジスタ11に入
力し、Q1、Q3、Q5から出力し、位相差検出回路
で、位相差X=Q3−(Q1+Q5)/2を求める。位
相差検出回路の最上位ビットMSBのみを取り出し、D
型FF回路で基準位相点信号入力端子21の第6番目の
サンプリングクロックの立上りで1Hの間ホールドし
て、VCOを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイビジョンTVにお
けるMUSE(Multiple Sub−Nyqui
st Sampling Encoding)信号受信
装置におけるディジタルPLL回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、MUSE信号は、図2(a)に
示すように、奇数ラインと偶数ラインで1フレーム毎に
反転している。従来、このようなMUSE信号の水平同
期部分(以下HD期間という)は、16MHzのクロッ
クの第1番目から第11番目のサンプリング番号に相当
する。そこで、第1ラインの場合のHD期間におけるL
からHに変化する信号波形の中間のサンプル点の電位を
検出するには、従来は、図4に示す方法で行われてい
た。
【0003】MUSE信号入力端子10に、図2(a)
のようなMUSE信号が入力すると(ディジタル変換後
であるが説明の都合上、アナログとして記載する)、5
段のシフトレジスタ11によって、第4サンプリング番
号(Q1)と、第6サンプリング番号(Q3)と、第8
サンプリング番号(Q5)とが出力する。すると、加算
回路12、インバータ13、除算回路14、加算回路1
5からなる位相差検出回路24によって位相差Xは、次
式で演算される。 X=Q3−(Q1+Q5)/2 ここで、Q3に対応する電位は、傾斜部分であり、サン
プリングの位置が少しでも変化すると変化するが、(Q
1+Q5)/2に対応する電位は、サンプリングの位置
が少し位変化しても変化しないから、一定の設定値と考
えてもよい。
【0004】前記位相差検出回路24で求められたX
は、8ビットのディジタル値としてD/A変換回路22
に送られ、アナログ値に変換され、ラインパルス入力端
子23からの信号で、1Hライン分は、そのままホール
ドされる。つぎのラインでは、ライン反転信号入力端子
20によって正負が反転される。このD/A変換回路2
2でアナログ値に戻された信号がVCOへの出力端子1
9を介してPLL回路のVCOに送られ、クロックを作
るための発振周波数を制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方法
では、位相差検出回路24からの出力が、8ビットの場
合、256段階のディジタルデータをD/A変換するも
のであり、外乱による影響を受けやすく、また、アナロ
グ部品が多くて、装置が高価になるという問題があっ
た。
【0006】本発明は、水平同期期間における位相差を
ディジタル信号のままで検出し、回路を簡単な構成にし
たものを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディジタル信
号に変換されたMUSE信号の水平同期期間におけるL
(またはH)からH(またはL)に変化する信号波形の
中間のサンプル点の電位を検出し、この電位によって電
圧制御回路を制御するようにしたPLL回路において、
前記中間のサンプル点の電位と設定値とを比較して設定
値との比較値を1か0で出力する位相差検出回路24
と、この位相差検出回路24の出力を、前記中間のサン
プル点のクロックで1HラインホールドするD型FF回
路17とを具備してなることを特徴とするディジタルP
LL回路である。
【0008】
【作用】ディジタル変換されたMUSE信号が、5段の
シフトレジスタ11に入力し、16MHzの第4番目、
第6番目、第8番目の各クロックによりサンプリングさ
れて、Q1、Q3、Q5から、それぞれ出力する。する
と、位相差検出回路24にて、次式の位相差Xが求めら
れる。 X=Q3−(Q1+Q5)/2 ここで、位相差検出回路24の出力Xは、8ビットで出
力するが、その内のMSB(最上位ビット)のみを排他
的オア回路からなる論理回路16へ送る。このMSBを
例えば”1”とする。
【0009】D型FF回路17では、基準位相点信号入
力端子21からの第6番目のサンプリングクロックの立
上りで1Hの間ホールドする。この”1”が平滑回路1
8を介してVCOへの出力端子19へ送られてVCOを
制御する。この結果、例えば、Q3の値がやや下がっ
て、”0”になったものとすると、再びQ3が上がる。
このようにして、1、0、1、0、…を繰り返していれ
ば、略安定した制御電圧となる。なお、D型FF回路1
7の出力が”1”と”0”だけであるから、平滑回路1
8にて平滑化してVCOへの出力端子19へ出力する。
つぎに、Q3の値が上がりすぎていたり、下がりすぎて
いる場合には、出力は、例えば、1、1、1、1、0、
0、0、0、1、1、1、0、0、0、1、1、0、
0、1、0、…などのように変化して、Q3は、設定値
に収束する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づき説明
する。MUSE信号入力端子10は、5段のシフトレジ
スタ11に結合されている。このシフトレジスタ11の
Q1、Q3、Q5の各出力は、8ビットにて位相差検出
回路24へ結合されている。この位相差検出回路24
は、従来の構成と異なり、最上位ビット(以下MSBと
いう)のみ次段の論理回路としての排他的オア回路16
へ送られる。この排他的オア回路16の他の入力側に
は、ライン反転信号入力端子20が結合されている。こ
の排他的オア回路16の出力側は、D型FF回路17に
結合し、また、このD型FF回路17には、クロック入
力端に基準位相点信号入力端子21が結合され、出力端
には、LCフィルタや積分回路からなる平滑回路18を
介してVCOへの出力端子19に結合されている。
【0011】以上の回路の作用を説明する。ディジタル
変換されたMUSE信号が、MUSE信号入力端子10
からシフトレジスタ11に入力し、16MHzの第4番
目、第6番目、第8番目の各クロックによりサンプリン
グされて、Q1、Q3、Q5から、それぞれ出力する。
すると、位相差検出回路24の加算回路12にて、Q1
+Q5を演算し、インバータ13で正負を反転し、除算
回路14で2分の1に除算する。この値と、前記Q3と
が、加算回路15で加算されて位相差Xが求められる。
以上の演算を式で表せばつぎのとおりである。 X=Q3−(Q1+Q5)/2
【0012】ここで、加算回路15の出力は、MSBの
みを排他的オア回路16へ送る。X=0、すなわち、Q
3が、図2(a)のように、丁度中点の「80」とする
と、「8」「0」=「1、0、0、0」「0、0、0、
0」であるから、MSBは、図3のように、”1”とな
る。奇数ラインでは、ライン反転信号入力端子20か
ら”0”が入力しているものとすると、排他的オア回路
16の出力は”1”となり、D型FF回路17では、基
準位相点信号入力端子21からの図2(c)に示すよう
な第6番目のサンプリングクロックの立上りで1Hの間
ホールドする。この”1”が平滑回路18を介してVC
Oへの出力端子19へ送られてVCOを制御する。この
結果、例えば、Q3の値がやや下がって、加算回路15
が”0”になったものとし、また、偶数ラインでは、ラ
イン反転信号入力端子20は、”1”とすると、排他的
オア回路からなる論理回路16の出力は”1”となる。
そのため、再びQ3が上がる。このようにして、1、
0、1、0、…を繰り返していれば、略安定した制御電
圧となる。なお、D型FF回路17の出力が1と0だけ
であるから、平滑回路18にて平滑化してVCOへの出
力端子19へ出力する。
【0013】つぎに、Q3の値が上がりすぎていたり、
下がりすぎている場合には、排他的オア回路からなる論
理回路16の出力は、例えば、1、1、1、1、0、
0、0、0、1、1、1、0、0、0、1、1、0、
0、1、0、…などのように変化して、Q3は、設定値
に収束する。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上述のように、ディジタル信
号に変換されたMUSE信号の水平同期期間におけるL
(またはH)からH(またはL)に変化する信号波形の
中間のサンプル点の電位を検出し、この電位によって電
圧制御回路を制御するようにしたPLL回路において、
前記中間のサンプル点の電位と設定値とを比較して設定
値との比較値を1か0で出力する位相差検出回路24
と、この位相差検出回路24の出力を、前記中間のサン
プル点のクロックで1HラインホールドするD型FF回
路17とを具備した構成としたので、D/A変換回路が
不要になって、回路構成が簡単になり、安価に提供でき
る。また、アナログ値を用いないので、外乱による悪影
響がなく、安定した制御が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタルPLL回路の一実施例
を示すブロック図である。
【図2】MUSE信号の波形図である。
【図3】位相差検出回路24の出力の説明図である。
【図4】従来のディジタルPLL回路を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10…MUSE信号入力端子、11…シフトレジスタ、
12…加算回路、13…インバータ、14…除算回路、
15…加算回路、16…排他的オア回路からなる論理回
路、17…D型FF回路、18…平滑回路、19…VC
Oへの出力端子、20…ライン反転信号入力端子、21
…基準位相点信号入力端子、22…D/A変換回路、2
3…ラインパルス入力端子、24…位相差検出回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/00 A 9070−5C 9/44 Z 8942−5C (72)発明者 浅見 文孝 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号に変換されたMUSE信
    号の水平同期期間におけるL(またはH)からH(また
    はL)に変化する信号波形の中間のサンプル点の電位を
    検出し、この電位によって電圧制御回路を制御するよう
    にしたPLL回路において、前記中間のサンプル点の電
    位と設定値とを比較して設定値との比較値を1か0で出
    力する位相差検出回路24と、この位相差検出回路24
    の出力を、前記中間のサンプル点のクロックで1Hライ
    ンホールドするD型FF回路17とを具備してなること
    を特徴とするディジタルPLL回路。
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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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