JPH052599U - 冷凍機の制御装置 - Google Patents
冷凍機の制御装置Info
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- JPH052599U JPH052599U JP215791U JP215791U JPH052599U JP H052599 U JPH052599 U JP H052599U JP 215791 U JP215791 U JP 215791U JP 215791 U JP215791 U JP 215791U JP H052599 U JPH052599 U JP H052599U
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- Pending
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インバータ装置、商用電源いずれの場合の駆
動でも圧縮機内蔵のモータを適切に駆動できる。 【構成】 圧縮機内蔵のモータの巻線をインバータ装置
駆動用の巻線と商用電源駆動用の巻線とを設け、通常は
リレースイッチによりインバータ装置とインバータ装置
駆動用の巻線とを接続して、インバータ装置で圧縮機内
蔵のモータを駆動し、検知器によりインバータ装置の異
常を検知すると、リレースイッチにより商用電源で圧縮
機内蔵のモータを駆動することを特徴としている 【効果】 インバータ装置の異常時にも、商用電源によ
り冷凍機を適切に運転できる。
動でも圧縮機内蔵のモータを適切に駆動できる。 【構成】 圧縮機内蔵のモータの巻線をインバータ装置
駆動用の巻線と商用電源駆動用の巻線とを設け、通常は
リレースイッチによりインバータ装置とインバータ装置
駆動用の巻線とを接続して、インバータ装置で圧縮機内
蔵のモータを駆動し、検知器によりインバータ装置の異
常を検知すると、リレースイッチにより商用電源で圧縮
機内蔵のモータを駆動することを特徴としている 【効果】 インバータ装置の異常時にも、商用電源によ
り冷凍機を適切に運転できる。
Description
【0001】
この考案は、冷凍サイクル用圧縮機をインバータ駆動しインバータ異常時に、 インバータ駆動から商用電源に切り換える冷凍機の制御装置に関するものである 。
【0002】
図2は従来の冷凍サイクル用圧縮機をインバータにて制御する冷凍機の制御装 置を示す構成を示す回路図である。図2において、1は圧縮機内蔵のモータ、2 は商用電源、3は圧縮機内蔵のモータ1をインバータ駆動するためのインバータ 装置、4はこのインバータ装置3の異常を検知する検知器、5はインバータ装置 3と商用電源2を切り換えてモータ1への接続替えを行うリレースイッチ、6は 圧縮機内蔵のモータの巻線である。
【0003】 次に動作について説明する。圧縮機内蔵のモータ1をインバータ装置3にてイ ンバータ駆動中に検知器4はインバータ装置3の異常を検知すると、リレースイ ッチ5を作動させ、圧縮機内蔵のモータ1を駆動する電源をインバータ装置3か ら商用電源2に切り換える。
【0004】 この検知器4はインバータ装置3が正常に戻ったことを検知すると、リレース イッチ5を作動させ、圧縮機内蔵のモータ1を駆動する電源を商用電源2からイ ンバータ装置3に切り換える。
【0005】
圧縮機内蔵のモータ1は図3で示す特性を有し、200Vでは60Hzで駆動す るように設計されている。このため、圧縮機内蔵のモータ1をインバータ装置3 にて駆動した場合、出力周波数が60Hz以上になると、電圧が不足しトルク不足 となるため、圧縮機の効率が低下し、冷凍機を適性に運転できない課題があった 。なお、近似技術に実開昭62−140847号公報がある。
【0006】 この考案は上記のような課題を解消するためになされたもので、インバータ装 置による駆動と商用電源による駆動のいずれの場合でも、圧縮機内蔵のモータを 適正に駆動でき、冷凍機を適正に運転できる冷凍機の制御装置を得ることを目的 とする。
【0007】
この考案の冷凍機の制御装置は、インバータ装置による駆動用の巻線と商用電 源による駆動用の巻線とを設け、商用電源による駆動時には商用電源による駆動 用の巻線で駆動する圧縮機内蔵のモータを設けたものである。
【0008】
この考案はインバータ装置による駆動用の巻線でモータを駆動しているときに 、インバータ装置に異常が生じると、商用電源による駆動用の巻線を使用するに より、商用電源による駆動時に圧縮機内蔵のモータを適正に駆動し、冷凍機を適 正に運転する。
【0009】
以下、この考案の冷凍機の制御装置の実施例について図面に基づき説明する。 図1はその一実施例の構成を示す回路図であり、冷凍機の圧縮機,凝縮器,膨張 弁,蒸発器(いずれも図示せず)からなる冷凍サイクル用圧縮機をインバータに て制御する場合の回路図である。
【0010】 この図1において、図2と同一部分には同一符号を付して述べる。図中の1は 図示しない凝縮器と膨張弁と蒸発器とともに冷凍サイクルを構成する圧縮機内蔵 のモータ、2は商用電源、3は圧縮機内蔵のモータ1をインバータ駆動するため のインバータ装置、4は前記インバータ装置の異常を検知する検知器、5はイン バータ装置3と商用電源2、およびインバータ装置3による駆動用の巻線6d〜 6gと商用電源による駆動用の巻線6a〜6cを切り換えるリレースイッチであ る。
【0011】 すなわち、圧縮機内蔵のモータ1の各巻線は分岐点を有し、この分岐点により 商用電源駆動用の巻線6a〜6cとインバータ装置駆動用の巻線6d〜6eとに 2分されており、各商用電源駆動用の巻線6a〜6cがリレースイッチ5の端子 5a〜5cにそれぞれ接続され、商用電源駆動用の巻線6a〜6cの各一端がリ レースイッチ5の端子5d〜5gにそれぞれ接続されている。
【0012】 リレースイッチ5の端子5a1,5b1,5c1は商用電源2に接続され、リ レースイッチ5の端子5d1,5e1,5f1はインバータ装置3の出力端子に 接続されている。リレースイッチ5の可動端子5A〜5Cは端子5a,5a1と 5d,5d1と5f,5f1,5b,5b1と5e,5e1にそれぞれ検知器4 により切り換わるようになっている。
【0013】 次に動作について説明する。圧縮機内蔵のモータ1をインバータ装置3にてイ ンバータ駆動中に検知器4はインバータ装置3の異常を検知すると、リレースイ ッチ5を作動させる。
【0014】 すなわち、可動端子5A〜5Cはそれぞれ端子5d1,5dから端子5a1, 5a、端子5f1,5fから端子5c1,5c,端子5e1,5eから端子5b 1,5bの状態、つまり、図示の状態に切り換わり、圧縮機内蔵のモータ1を駆 動する電源をインバータ装置3から商用電源2に切り換えると同時に、インバー タ装置3による駆動用の巻線6d〜6fから商用電源2による駆動用の巻線6a 〜6cに切り換える。
【0015】 検知器4はインバータ装置3が正常に戻ったことを検知すると、リレースイッ チ5を作動させ、可動端子5A〜5Cはそれぞれ図示とは反対側に端子5a1, 5aから端子5d1,5d、端子5c1,5cから端子5f1,5f、端子5b 1,5bから端子5e1,5eに切り換わり、圧縮機内蔵のモータを駆動する電 源を商用電源2からインバータ装置3に切り換えると同時に、商用電源2による 駆動用の巻線6a〜6cからインバータ装置3による駆動用の巻線6d〜6eに 切り換える。
【0016】 なお、上記実施例では、巻線中に分岐点を設け、リレースイッチ5を作動させ ることにより、インバータ装置3による駆動用の巻線6d〜6eと商用電源2に よる駆動用の巻線6a〜6cの一方を選択する場合について例示したが、圧縮機 内蔵モータ1にインバータ装置3による駆動専用の巻線と商用電源2による駆動 専用の巻線をそれぞれ設けても同様の効果がある。
【0017】
以上のように、この考案によれば、商用電源による駆動用の巻線を圧縮機内蔵 のモータに設けたので、インバータ装置の異常時にも商用電源により冷凍機を適 正の状態で運転が可能である。
【図1】この考案の一実施例による冷凍機の制御装置の
回路図である。
回路図である。
【図2】従来の冷凍機の制御装置の回路図である。
【図3】従来の冷凍機における圧縮機内蔵のモータの周
波数対電圧の特性図である。
波数対電圧の特性図である。
1 圧縮機内蔵のモータ 2 商用電源 3 インバータ装置 4 検知器 5 リレースイッチ 6a〜6c 商用電源駆動用の巻線 6d〜6f インバータ装置駆動用の巻線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 回転数をインバータ装置にて任意に可変
し容量制御を行う圧縮機、凝縮器、膨張弁、それに蒸発
器からなる冷凍サイクルと、前記圧縮機に内蔵され前記
インバータ装置駆動用と商用電源駆動用の巻線を有する
モータと、通常は前記インバータ装置と前記圧縮機内蔵
のモータの前記インバータ装置駆動用の巻線とを接続し
検知者が前記インバータ装置の異常を検出するとこの検
知器により前記商用電源と前記圧縮機内蔵のモータの前
記商用電源駆動用の巻線とが接続されるように切り換わ
るリレースイッチとを備えた冷凍機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP215791U JPH052599U (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 冷凍機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP215791U JPH052599U (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 冷凍機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052599U true JPH052599U (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=11521522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP215791U Pending JPH052599U (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 冷凍機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052599U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009083535A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Honda Motor Co Ltd | 電動パワーステアリング装置の電源装置 |
JP2015109732A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 日立アプライアンス株式会社 | 密閉型電動圧縮機 |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP215791U patent/JPH052599U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009083535A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Honda Motor Co Ltd | 電動パワーステアリング装置の電源装置 |
JP2015109732A (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 日立アプライアンス株式会社 | 密閉型電動圧縮機 |
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