JPH10267152A - 電動アクチュエータ - Google Patents

電動アクチュエータ

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Publication number
JPH10267152A
JPH10267152A JP8862497A JP8862497A JPH10267152A JP H10267152 A JPH10267152 A JP H10267152A JP 8862497 A JP8862497 A JP 8862497A JP 8862497 A JP8862497 A JP 8862497A JP H10267152 A JPH10267152 A JP H10267152A
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JP
Japan
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relay
drive motor
switch
operation switch
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Application number
JP8862497A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kajiyama
浩行 梶山
Kazuhiro Aoki
和弘 青木
Chikashi Gomi
知佳士 五味
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Kitz Corp
Original Assignee
Kitz Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リミットスイッチの接片を開側或いは閉側に
確実に接続させる。 【解決手段】 駆動用モータ1と、駆動用モータ1を正
逆転制御する操作スイッチ3と、駆動用モータ1と操作
スイッチ3の開側および閉側に接続されて駆動用モータ
1の出力軸に連結されるカムにより交互に開閉される一
対のリミットスイッチ4,5と、リミットスイッチ4,
5に接続されて開または閉状態を電気的に表示する一対
の表示部11,14とを有し、操作スイッチ3より駆動
用モータ1を正逆転制御してその際の各リミットスイッ
チ4,5の開閉により駆動用モータ1を停止するととも
に、開閉状態を表示部11,14に表示させる電動アク
チュエータにおいて、各リミットスイッチ4,5の開閉
により作動して駆動用モータ1の停止と表示部11,1
4への表示とを制御するリレー6,7をリミットスイッ
チ4,5にそれぞれ接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動アクチュエー
タに関し、主に電動のボールバルブやバタフライバルブ
などに利用される電動アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電動のボールバルブやバタフラ
イバルブは、駆動用モータを駆動させて、弁を90度回
動させて開弁または閉弁状態とし、この状態をランプな
どの表示部によって表示させている。
【0003】この従来技術を図4の回路図で説明する
と、弁を駆動させるコンデンサーを備えた駆動用モータ
51と、この駆動用モータ51を正逆転制御、即ち開側
ONまたは閉側OFFに制御する操作スイッチ52と、
駆動用モータ51の出力軸に連結されたカムによって交
互に開側NOおよび閉側NC側に接続される一対の第一
のリミットスイッチ53及び第二のリミットスイッチ5
4と、これら一対のリミットスイッチ53,54に接続
され開弁または閉弁状態を電気的に表示するランプから
なる開弁の表示部55および閉弁状態を示すランプから
なる閉弁の表示部56とを有している。
【0004】そして、第一のリミットスイッチ53及び
第二のリミットスイッチ54とは、それぞれ駆動用モー
タ51と操作スイッチ52の間に位置して接続され、操
作スイッチ52の制御とともに、開側NOまたは閉側N
Cに接続して駆動用モータ51を駆動乃至停止させる
か、或いは、開弁の表示部55及び閉弁の表示部56と
に接続してそれぞれを点灯させる。
【0005】例えば、閉弁動作前にあっては、操作スイ
ッチ52は開側ONにあって、第一のリミットスイッチ
53は開側NOに接続され、第二のリミットスイッチ5
4は閉側NCに接続されている。従って、電源から第一
のリミットスイッチ53開側NOを経て開弁の表示部5
5を点灯する。
【0006】この状態から、操作スイッチ52を閉側O
FFに切り換えると、第二のリミットスイッチ54が閉
側NCに接続されて、電源から駆動用モータ51、第二
のリミットスイッチ54を経る回路が構成され、駆動用
モータ51が駆動して閉弁する。
【0007】そして、駆動用モータ51の出力軸に連結
されたカムによって第二のリミットスイッチ54が閉側
NCを切って開側NOに接続させる。従って、駆動用モ
ータ51は停止し、同時に閉弁の表示部56に至る回路
が構成されて、閉弁の表示部56を点灯させる。
【0008】この状態から、操作スイッチ52を開側N
Oに切り換えると、第一のリミットスイッチ53が閉側
NCに接続されていることから、電源から駆動用モータ
51、第一のリミットスイッチ53閉側NCを経る回路
が構成され、駆動用モータ51が駆動して開弁する。
【0009】そして、駆動用モータ51の出力軸に連結
されたカムによって第一のリミットスイッチ53の閉側
NCを切って開側NOに接続させる。従って、駆動用モ
ータ51は停止し、同時に開弁の表示部55に至る回路
が構成されて、開弁の表示部55を点灯するのである。
【0010】このように、カムの動作によって、一対の
リミットスイッチ53,54が開側NO或いは閉側NC
に接続されて、駆動用モータ51を駆動と停止或いは一
対の表示部55,56を点灯させている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、一対のリミッ
トスイッチ53,54がカムによって開側NO或いは閉
側NCに切り替わっていれば問題はないのであるが、カ
ムの動作スピードの遅れやリミットスイッチ内のばねが
円滑に反転しないなどの原因によってリミットスイッチ
53,54の接片が開側NOにも閉側NCにも接続され
ないことがある。この状態にあっては、駆動用モータ5
1は停止するが、開弁の表示部(ランプ)55及び閉弁
の表示部(ランプ)56は点灯しなくなってしまうとい
う問題点があった。特に近時、ランプ表示ではなく、開
閉の情報出力として確実に取出す必要性が生じており、
電動アクチュエータの動作状態をシステム制御にフィー
ドバックする場合には、制御全体に悪影響を及ぼすこと
になる。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、駆動用モータと、前記駆動用モータを正
逆転制御する操作スイッチと、前記駆動用モータと前記
操作スイッチの開側および閉側に接続されて前記駆動用
モータの出力軸に連結されるカムにより交互に開閉され
る一対のリミットスイッチと、前記リミットスイッチに
接続されて開または閉状態を電気的に表示する一対の表
示部とを有し、前記操作スイッチにより前記駆動用モー
タを正逆転制御してその際の前記各リミットスイッチの
開閉により前記駆動用モータを停止するとともに、開閉
状態を前記表示部に表示させる電動アクチュエータにお
いて、前記各リミットスイッチの開閉により作動して前
記駆動用モータの停止と前記表示部への表示とを制御す
るリレーを前記リミットスイッチにそれぞれ接続した。
【0013】操作スイッチを開側に切り換えると、リレ
ーが働いて駆動用モータを開側に駆動させると同時に、
駆動用モータの出力軸に連結されたカムが一方のリミッ
トスイッチを切り換える。このときリレーの遅延特性で
駆動用モータはリミットスイッチが切り換わるまで駆動
し、駆動用モータの駆動に伴って作動するカムが確実に
リミットスイッチを切り換えて表示部を点灯させる。ま
た、操作スイッチを閉側に切り換えると、リレーが働い
て駆動用モータを閉側に駆動させると同時に、駆動用モ
ータの出力軸に連結されたカムが他方のリミットスイッ
チを切り換える。このときリレーの遅延特性で駆動用モ
ータはリミットスイッチが切り換わるまで駆動し、駆動
用モータの駆動に伴って作動するカムが確実にリミット
スイッチを切り換えて表示部を点灯させる。
【0014】そして、駆動用モータと操作スイッチの開
側とは第一のリミットスイッチと第一のリレーを介して
接続され、前記第一のリレーの第一の接点が前記第一の
リミットスイッチと並列に接続されていると共に、前記
第一のリレーの第二の接点が前記第一のリレーと操作ス
イッチとの間がから分岐して表示部に至る回路に接続さ
れ、また駆動用モータと操作スイッチの閉側とは第二の
リミットスイッチと第二のリレーを介して接続され、前
記第二のリレーの第一の接点が前記第二のリミットスイ
ッチと並列に接続されていると共に、前記第二のリレー
の第二の接点が前記第二のリレーと操作スイッチとの間
から分岐して表示部に至る回路に接続され、操作スイッ
チが開側にあるとき前記第一のリレーの第一の接点が接
続されて第二の接点が離間し、操作スイッチが閉側にあ
るとき前記第二のリレーの第一の接点が離間し第二の接
点が接続されるように構成してもよい。
【0015】さらに、駆動用モータと操作スイッチの開
側とは第一のリミットスイッチと第一のリレーを介して
接続され、前記第一のリレー駆動用モータに接続される
第一の接点と表示部に接続される第二の接点とが直列に
接続されていると共に、前記第一の接点と前記第二の接
点との間から分岐して前記第一のリミットスイッチの接
片に接続され、また駆動用モータと操作スイッチの閉側
とは第二のリミットスイッチと第二のリレーを介して接
続され、前記第二のリレーは駆動用モータに接続される
第一の接点と表示部に接続される第二の接点とが直列に
接続されていると共に、前記第一の接点と前記第二の接
点との間から分岐して前記第二のリミットスイッチの接
片に接続され、操作スイッチが開側にあるとき前記第一
のリレーの第一の接点が接続されて第二の接点が離間
し、操作スイッチが閉側にあるとき前記第二のリレーの
第一の接点が離間し第二の接点が接続されるように構成
してもよい。
【0016】また、駆動用モータと操作スイッチの開側
とは、第一のリミットスイッチの閉側を介して接続され
ると共に、この第一のリミットスイッチと並列に、前記
駆動用モータと直列に接続されたカーレントリレーの第
一の接点が接続され、また、駆動用モータと操作スイッ
チの閉側とは、第二のリミットスイッチの閉側を介して
接続されると共に、この第二のリミットスイッチと並列
に、前記カーレントカーレントリレーの第二の接点が並
列に接続され、さらに、前記第一および第二のリミット
スイッチの開側には、各々表示部が接続され、第一およ
び第二のリミットスイッチの接片が、閉側から開側に切
り換わるまで、カーレントリレーの第一又は第二の接点
を介して、駆動用モータを駆動するように構成した場合
も同様、第一又は第二のリミットスイッチの接片が、閉
側から開側に切り換わるまで駆動用モータを駆動し、駆
動用モータの駆動に伴って作動するカムが確実にリミッ
トスイッチを切り換えて、表示部を点灯させる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
の回路図に基づいて説明する。
【0018】弁を開閉させる駆動用モータ1はコンデン
サ2を備えており、この駆動用モータを正逆転制御、即
ち開側ONまたは閉側OFFに制御する操作スイッチ3
を有している。これら駆動用モータ1と操作スイッチ3
とは第一のリミットスイッチ4と第二のリミットスイッ
チ5及び第一のリレー6及び第二のリレー7を介して接
続されている。操作スイッチ3は100Vの電源8に接
続され、また、駆動用モータ1もこの電源8に接続され
ている。電源電圧はAC100Vとしたが、これに限定
されることなく、たとえばAC200VやDC24Vで
も良い。
【0019】駆動用モータ1と操作スイッチ3の開側O
Nとは第一のリミットスイッチ4と第一のリレー6を介
して接続され、第一のリレー6の第一の接点9が第一の
リミットスイッチ4と並列に接続されている。また、第
一のリレー6と操作スイッチ3の開側ONとの間から分
岐して第一のリレー6の第二の接点10を介してランプ
からなる開弁の表示部11に接続され、この開弁の表示
部11は電源8に接続されている。
【0020】駆動用モータ1と操作スイッチ3の閉側O
FFとは第二のリミットスイッチ5と第二のリレー7を
介して接続され、第二のリレー7の第一の接点12が第
二のリミットスイッチ5と並列に接続されている。ま
た、第二のリレー7と操作スイッチ3の閉側OFFとの
間から分岐して第二のリレー7の第二の接点13を介し
てランプからなる閉弁の表示部14に接続され、この閉
弁の表示部14は電源8に接続されている。
【0021】以上のように構成した本実施の形態の作用
を説明する。
【0022】操作スイッチ3が閉側にあるとき、第二の
リレー7の働きで第一の接点12は離間し、第二の接点
13は接続されている。従って、操作スイッチ3から第
二のリレー7の第二の接点13を介して閉弁の表示部1
4に接続される回路が構成されて閉弁の表示部14を点
灯する。
【0023】そして操作スイッチ3を開側に切り換える
と、第一のリレー6の働きで、第一の接点9が接続され
るとともに、第二の接点10が離間する。従って、電源
8から駆動用モータ1、第一のリレー6の第一の接点9
およびリミットスイッチ4閉側NCを介して操作スイッ
チ3に至る回路が構成されて、駆動用モータ1は駆動し
て弁を開弁させる。これと同時に第一のリミットスイッ
チ4は、駆動用モータ1の出力軸に連結されたカムの作
用で閉側NCから開側NOへ接片を切り換える。このと
き、第一のリレー6の遅延特性でリミットスイッチ4が
閉側NCから開側NOに切り換えるまで接点9で駆動用
モータ1を駆動し、その後モータ1が停止する。開側N
Oに接続されると、第一のリレー6の働きで第一の接点
9が離間し、第二の接点10が接続される。従って、駆
動用モータ1が停止すると同時に、操作スイッチ3から
第一のリレー6の第二の接点10を介して開弁の表示部
11に至る回路が構成されて、開弁の表示部11が点灯
する。
【0024】また、操作スイッチ3を閉側に切り換える
と、第二のリレー7の働きで、第一の接点12が接続さ
れるとともに、第二の接点13が離間する。従って、電
源8から駆動用モータ1、第二のリレー7の第一の接点
12およびリミットスイッチ5閉側NCを介して操作ス
イッチ3に至る回路が構成され、駆動用モータ1は駆動
して弁を閉弁させる。これと同時に第二のリミットスイ
ッチ5は、駆動用モータ1の出力軸に連結されたカムの
作用で閉側NCから開側NOへ接片を切り換える。この
とき、第二のリレー7の遅延特性でリミットスイッチ5
が閉側NCから開側NOに切り換えるまで接点12で駆
動用モータ1を駆動し、その後駆動用モータ1が停止す
る。開側NOに接続されると、第二のリレー7の働きで
第一の接点12が離間し、第二の接点13が接続され
る。従って、駆動用モータ1が停止すると同時に、操作
スイッチ3から第二のリレー7の第二の接点13を介し
て閉弁の表示部14に至る回路が構成されて、閉弁の表
示部14が点灯する。
【0025】このように、リレー6,7の遅延特性によ
り駆動し続ける駆動用モータ1によって、カムは確実に
第一のリミットスイッチ4及び第二のリミットスイッチ
5を切り換え、開弁或いは閉弁状態を表示部11,14
が確実に表示する。
【0026】本発明の第二の実施の形態を図2の回路図
に基づいて説明する。尚、前記第一の実施の形態と同一
構成箇所は同一符号をもって示しその説明を省略する。
【0027】駆動用モータ1と操作スイッチ3との間に
第一のリレー21と第二のリレー22が接続されている
ことは前記第一の実施の形態と同様であるが、第一のリ
レー21の二つの第一の接点23と第二の接点24とは
直列に接続され、且つ第一の接点23と第二の接点24
との間から第一のリミットスイッチ4の接片側に接続さ
れている。また、第二のリレー22の二つの第一の接点
25と第二の接点26も直列に接続され、且つ第一の接
点25と第二の接点26との間のから第二のリミットス
イッチ5の接片側に接続されている。
【0028】本実施の形態も第一の実施の形態と同様で
あり、操作スイッチ3を開側に切り換えると、リミット
スイッチ4開側NOを介してリレー21が動作し、第一
のリレー21の働きで、第一の接点23が接続されると
ともに、第二の接点24が離間する。従って、電源8か
ら駆動用モータ1、第一のリレー21の第一の接点23
を介して操作スイッチ3に至る回路が構成されて、駆動
用モータ1は駆動して弁を開弁させる。これと同時に第
一のリミットスイッチ4は、カムの作用で閉側NCから
開側NOへ接片を切り換える。この切り換えは駆動用モ
ータ1が、リミットスイッチ4が開側NOに接続される
まで駆動している。開側NOに接続されると、第一のリ
レー21の働きで第一の接点23が離間し、第二の接点
24が接続される。従って、駆動用モータ1が停止する
と同時に、操作スイッチ3から第一のリレー21の第二
の接点24を介して開弁の表示部11に至る回路が構成
されて、開弁の表示部11が点灯する。
【0029】また、操作スイッチ3を閉側に切り換える
と、リミットスイッチ5閉側NOを介してリレー22が
動作し、第一の接点25が接続されるとともに、第二の
接点26が離間する。従って、電源8から駆動用モータ
1、第二のリレー22の第一の接点25を介して操作ス
イッチ3に至る回路が構成され、駆動用モータ1は駆動
して弁を閉弁させる。これと同時に第二のリミットスイ
ッチ5は、カムの作用で開側NOから閉側NCへ接片を
切り換える。この切り換えは駆動用モータ1が、リミッ
トスイッチ5が閉側NCに接続されるまで駆動してい
る。閉側NCに接続されると、第二のリレー22の働き
で第一の接点25が離間し、第二の接点26が接続され
る。従って、駆動用モータ1が停止すると同時に、操作
スイッチ3から第二のリレー22の第二の接点26を介
して閉弁の表示部14に至る回路が構成されて、閉弁の
表示部14が点灯する。
【0030】本発明の第三の実施の形態を図3の回路図
に基づいて説明する。尚、前記第一の実施の形態と同一
構成箇所は同一符号をもって示しその説明を省略する。
【0031】電源8と駆動用モータ1との間にカーレン
トリレー31を接続するとともに、第一の接点32を第
一リミットスイッチ4と並列に設ける。また、第二の接
点33を第二のリミットスイッチ5と並列に設ける。
【0032】操作スイッチ3を開側に切り換えると、リ
ミットスイッチ4閉側NCを介して駆動用モータ1が駆
動し、カーレントリレー31の働きで、第一の接点32
が接続される。従って、電源8から駆動用モータ1、リ
ミットスイッチ4閉側NC、カーレントリレー31、第
一の接点32を介して操作スイッチ3に至る回路が構成
されて、駆動用モータ1は駆動して弁を開弁させる。こ
れと同時に第一のリミットスイッチ4は、カムの作用で
閉側NCから開側NOへ接片を切り換える。このとき、
カーレントリレー31の遅延特性でリミットスイッチ4
が閉側NCから開側NOに切り換わるまで接点32で駆
動用モータ1を駆動し、その後駆動用モータ1が停止す
る。開側NOに接続されると、カーレントリレー31の
働きで第一の接点32が離間する。従って、駆動用モー
タ1が停止すると同時に、操作スイッチ3から第一のリ
ミットスイッチ4を介して開弁の表示部11に至る回路
が構成されて、開弁の表示部11が点灯する。
【0033】また、操作スイッチ3を閉側に切り換える
と、カーレントリレー31の働きで、第二の接点33が
接続される。従って、電源8から駆動用モータ1、カー
レントリレー31、第二の接点33を介して操作スイッ
チ3に至る回路が構成され、駆動用モータ1は駆動して
弁を閉弁させる。これと同時に第二のリミットスイッチ
5は、カムの作用で閉側NCから開側NOへ接片を切り
換える。開側NOに接続されると、カーレントリレー3
1の働きで第二の接点33が離間する。従って、駆動用
モータ1が停止すると同時に、操作スイッチ3から第二
のリミットスイッチ5閉側NOを介して閉弁の表示部1
4に至る回路が構成されて、閉弁の表示部14が点灯す
る。
【0034】本例によると、カーレントトランスの出力
電圧を監視することにより異常トルク(異物等のかみ込
み等)の監視もできる。また、上記の例に比べ部品点数
が少ない。
【0035】前記三つの実施の形態では、電動のボール
バルブやバタフライバルブなどの電動アクチュエータに
利用した例で説明したが、本発明は他の装置の電動アク
チュエータにも適用される。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明は、操作スイッチの
開閉に伴って、リレーが働いて駆動用モータを駆動させ
ると同時に、駆動用モータの出力軸に連結されたカムが
リミットスイッチを切り換えるもので、駆動用モータが
駆動されている限りカムは作用して確実にリミットスイ
ッチを切り換えて表示部を点灯させるものである。従っ
て、リミットスイッチの接片が開側にも閉側にも接続さ
れないことがなくなり、表示部が点灯しなくなってしま
うという問題点が解決されると共に、その他の各種の情
報を確実に出力することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の回路図である。
【図2】本発明の第二の実施の形態の回路図である。
【図3】本発明の第三の実施の形態の回路図である。
【図4】従来技術の回路図である。
【符号の説明】
1 駆動用モータ 3 操作スイッチ 4,5 リミットスイッチ 6,7,21,22 リレー 9,12,23,25,32 第一の接点 10,13,24,26,33 第二の接点 11,14 表示部 31 カーレントリレー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動用モータと、前記駆動用モータを制
    御する操作スイッチと、前記駆動用モータと前記操作ス
    イッチの開側および閉側に接続されて前記駆動用モータ
    の出力軸に連結されるカムにより交互に開閉される一対
    のリミットスイッチと、前記リミットスイッチに接続さ
    れて開または閉状態を電気的に表示する一対の表示部と
    を有し、前記操作スイッチにより前記駆動用モータを制
    御してその際の前記各リミットスイッチの開閉により前
    記駆動用モータを停止するとともに、開閉状態を前記表
    示部に表示させる電動アクチュエータにおいて、前記各
    リミットスイッチの開閉により作動して前記駆動用モー
    タの停止と前記表示部への表示とを制御するリレーを前
    記リミットスイッチにそれぞれ接続したことを特徴とす
    る電動アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 駆動用モータと操作スイッチの開側とは
    第一のリミットスイッチと第一のリレーを介して接続さ
    れ、前記第一のリレーの第一の接点が前記第一のリミッ
    トスイッチと並列に接続されていると共に、前記第一の
    リレーの第二の接点が前記第一のリレーと操作スイッチ
    との間がから分岐して表示部に至る回路に接続され、ま
    た駆動用モータと操作スイッチの閉側とは第二のリミッ
    トスイッチと第二のリレーを介して接続され、前記第二
    のリレーの第一の接点が前記第二のリミットスイッチと
    並列に接続されていると共に、前記第二のリレーの第二
    の接点が前記第二のリレーと操作スイッチとの間から分
    岐して表示部に至る回路に接続され、操作スイッチが開
    側にあるとき前記第一のリレーの第一の接点が接続され
    て第二の接点が離間し、操作スイッチが閉側にあるとき
    前記第二のリレーの第一の接点が離間し第二の接点が接
    続されるように構成してなる請求項1記載の電動アクチ
    ュエータ。
  3. 【請求項3】 駆動用モータと操作スイッチの開側とは
    第一のリミットスイッチと第一のリレーを介して接続さ
    れ、前記第一のリレー駆動用モータに接続される第一の
    接点と表示部に接続される第二の接点とが直列に接続さ
    れていると共に、前記第一の接点と前記第二の接点との
    間から分岐して前記第一のリミットスイッチの接片に接
    続され、また駆動用モータと操作スイッチの閉側とは第
    二のリミットスイッチと第二のリレーを介して接続さ
    れ、前記第二のリレーは駆動用モータに接続される第一
    の接点と表示部に接続される第二の接点とが直列に接続
    されていると共に、前記第一の接点と前記第二の接点と
    の間から分岐して前記第二のリミットスイッチの接片に
    接続され、操作スイッチが開側にあるとき前記第一のリ
    レーの第一の接点が接続されて第二の接点が離間し、操
    作スイッチが閉側にあるとき前記第二のリレーの第一の
    接点が離間し第二の接点が接続されるように構成してな
    る請求項1記載の電動アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 駆動用モータと操作スイッチの開側と
    は、第一のリミットスイッチの閉側を介して接続される
    と共に、この第一のリミットスイッチと並列に、前記駆
    動用モータと直列に接続されたカーレントリレーの第一
    の接点が接続され、また、駆動用モータと操作スイッチ
    の閉側とは、第二のリミットスイッチの閉側を介して接
    続されると共に、この第二のリミットスイッチと並列
    に、前記カーレントカーレントリレーの第二の接点が並
    列に接続され、さらに、前記第一および第二のリミット
    スイッチの開側には、各々表示部が接続され、第一およ
    び第二のリミットスイッチの接片が、閉側から開側に切
    り換わるまで、カーレントリレーの第一又は第二の接点
    を介して、駆動用モータを駆動するように構成して成る
    請求項1記載の電動アクチュエータ。
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