JPH05259409A - マスクromの製造方法 - Google Patents

マスクromの製造方法

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JPH05259409A
JPH05259409A JP4053962A JP5396292A JPH05259409A JP H05259409 A JPH05259409 A JP H05259409A JP 4053962 A JP4053962 A JP 4053962A JP 5396292 A JP5396292 A JP 5396292A JP H05259409 A JPH05259409 A JP H05259409A
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JP
Japan
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type
gate
transistor
impurities
rom
Prior art date
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JP4053962A
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English (en)
Inventor
Toshio Komori
敏夫 古森
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マスクROMやそれを含む集積回路をできるだ
け短期間内に工程もチップサイズ上のむだなく製造でき
るようにする。 【構成】ROM用のすべての電界効果形のトランジスタ
10や20をまず例えばエンハンスメント形で作り込み、か
つアルミの配線膜6によりそれらの相互間に所定の接続
を施して置いた後に、そのつど指定されるコーディング
仕様に応じてディプリーション形にすべきトランジスタ
10のゲート4の下側の基板1の表面に不純物Pをゲート
4を通してイオン注入し、配線膜6のアルミの比較的低
温下の加熱焼鈍時にこの導入不純物Pを活性化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマスクROMやそれを含
む集積回路装置をコーディング仕様に応じて短期間内に
製造するに適する製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ROM(リードオンリー
メモリ)は電源が切れても記憶内容が喪失しない不揮発
性の半導体メモリであって、これには大別してマスクR
OMとPROMがあるが、本発明が対象とするマスクR
OMはその製造時に組み込んだ記憶内容を後から変更で
きない不便さを除いて集積回路装置の高集積化が容易で
かつ安価に製造できる利点があり、種々の電子装置類に
おいて変更の必要がない音声,画像,手順等の永久記憶
用に広く利用されている。
【0003】よく知られているように、このマスクRO
M用の集積回路では多数の電界効果トランジスタをアレ
イ状に配列して組み込み、その各トランジスタがエンハ
ンスメント形かディプリーション形かによりデータの各
ビットを記憶させるが、このためにはトランジスタを両
者の内のいずれかの形,ふつうはディプリーション形に
する不純物拡散が必要であり、コーディングと呼ばれて
いるこの不純物の拡散パターンはフォトマスクによって
指定される。以下、このコーティングの要領を含むマス
クROMの従来の製造方法を図3を参照して簡単に説明
する。
【0004】図3(a) はコーティングのための不純物の
イオン注入による導入工程を示す。半導体基板1はふつ
うはnチャネル形とされるトランジスタのサブストレー
トに適するp形であり、その表面の選択酸化により図3
(d) のトランジスタ10や20を作り込むべき各範囲を囲む
分離絶縁膜2が付けられている。マスク膜9は前述のコ
ーディング用フォトマスクによるフォトプロセスで形成
されたフォトレジスト膜であり、この例ではディプリー
ション形とすべきトランジスタ用の範囲に窓が開口され
ており、この窓内の基板1の表面にn形の不純物Pとし
て燐等がイオン注入により導入される。
【0005】図3(b) にトランジスタ10と20を作り込ん
だ状態を示す。要領は通例のとおりでよく、基板1の表
面に薄いゲート酸化膜3を付けてその上に多結晶シリコ
ンのゲート4を配設した後、ゲート4をマスクとして利
用する不純物のイオン注入と熱処理によりトランジスタ
10と20用にn形のソース層11,12とn形のドレイン層1
2,22とp形ノサブストレート接続層13,23を拡散す
る。この熱処理時の高温により図3(a) の導入不純物14
aが活性化されてn形の導通層14となるのでトランジス
タ10はディプリーション形となり、図3(a) の工程で不
純物導入がなかったトランジスタ20はエンハンスメント
形となる。
【0006】次の図3(c) ではゲート4上を含む全面を
覆うように燐シリケートガラス等の層間絶縁膜5を成膜
し、かつアルミの配線膜6を層間絶縁膜5に明けた窓の
中で各拡散層に接続するよう配設することによりトラン
ジスタ10や20に対して所定の配線を施す。さらに、図3
(d) に示すように全面を窒化シリコン等の保護膜7で覆
って完成状態とする。以上からわかるように、マスクR
OMの従来の製造方法ではトランジスタ10や20を作り込
む前の基板1にコーディング用の不純物14aを導入する
ことにより、それらをエンハンスメント形やディプリー
ション形に作り分けるのが一般的であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、マスクRO
Mの用途が拡大するにつれそれをできるだけ短期間内に
量産する必要が強まり、上述の従来の製造方法ではこの
要求を満たすのが困難になって来た。すなわち、マスク
ROMないしはそれを含む集積回路装置は前述のコーデ
ィングを客先から指定される仕様に応じて行なう必要が
あるためいわゆるカスタム生産になり、前述のようにま
ず図3(a) の工程でコーディングした後にトランジスタ
10や20を含む集積回路の実質上すべての回路要素を図3
(b) 以降の工程で作り込むので、通常は1〜2箇月の製
造期間が必要で工程を優先的に進めても1箇月以内に短
縮するのは非常に困難である。
【0008】このため、マスクROMとその関連回路を
含む集積回路装置では、あらかじめ関連回路を作り込ん
で置いた後にROM回路を追加するセミカスタム生産と
する工夫がなされたが、両回路には共通の工程が多いの
で期間短縮効果は元々僅かでかつ総工程数が増えてコス
ト面で不利になる。さらに、両回路のトランジスタをす
べて作り込んで置いてアルミ配線の際にROM回路に配
線膜でコーディングを施す工夫もされるが、配線が錯綜
するほかエンハンスメント・ディプリーション両形のト
ランジスタを余分に作り込む必要があるので高集積化上
でかなり不利になる。本発明はかかる問題点を解決して
マスクROMを短期間内に工程やチップサイズ上のむだ
なく経済的に製造できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的は本発明によ
れば、ROM用のすべてのトランジスタをエンハンスメ
ント形とディプリーション形のいずれか一方の形として
まず作り込み、アルミの配線膜によりトランジスタ相互
間に所定の接続を施した後、他方の形とすべきトランジ
スタのゲート下の半導体のチャネル形成面に対し不純物
をイオン注入によりゲートを通して導入して配線膜のア
ルミの加熱焼鈍と同時に活性化することによって達成さ
れる。
【0010】なお、マスクROMの実際の製造時には、
すべてのトランジスタをエンハンスメント形でまず作り
込んで置き、コーディング時の不純物の導入によってこ
れをディプリーション形にするのが品質管理上有利であ
る。また、マスクROMではトランジスタにふつうnチ
ャネル形を用いるので、この際にディプリーション形に
するトランジスタのチャネル形成面のp形の半導体に対
し、n形不純物として燐を2〜8x1014原子/cm2 , 望
ましくは3〜7x1014原子/cm2 のドーズ量でイオン注
入するのがよい。また、この不純物導入はゲート下の半
導体表面に対し選択的に行なうのがよく、このためには
ゲート用の多結晶シリコンを露出させた状態でそれを通
してイオン注入するのが有利である。さらに、この導入
不純物を活性化させる配線膜のアルミの焼鈍時の加熱温
度は 400〜500 ℃がよく、さらにこれを 400〜450 ℃の
範囲内で高いめに設定するのが望ましい。
【0011】
【作用】本発明はマスクROM用のエンハンスメント形
とディプリーション形のトランジスタの一方から他方へ
の変換に必要な不純物が少量で済み、かつイオン注入に
よる不純物導入が少ない時はその活性化が配線膜のアル
ミ焼鈍時の比較的低温で可能な点に着目したもので、マ
スクROMの集積回路にすべてのトランジスタをあらか
じめ作り込んでそれらにアルミ配線を施して置いた後、
不純物を必要個所にイオン注入してアルミ焼鈍と同時に
活性化するだけでコーディングを済ませることによって
製造期間の大幅な短縮に成功したものである。
【0012】すなわち前項の構成にいうように、本発明
方法ではROM用のすべてのトランジスタをエンハンス
メントとディプリーションのいずれか一方の形で作り込
んでアルミ配線膜によりトランジスタ相互間の接続もす
べて済ませて置き、ROM用のコーティングの際には他
方の形に変換すべきトランジスタに対しそのゲートを通
して下側の半導体のチャネル形成面に少量の不純物をイ
オン注入法により導入する。このイオン注入による半導
体表面部の結晶性の乱れが比較的少ないので、それに続
く配線膜のアルミに対する焼鈍工程の比較的低温度下で
も導入不純物を充分活性化してROMのコーディングを
完了できる。従って、本発明では前述のアルミ配線でコ
ーディングを施す方法よりもさらに製造期間を短縮で
き、ROM回路の集積度も高めることができる。
【0013】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明のマスクROM製造方法を主な工程ご
との状態で示す図3に対応する要部断面図、図2はRO
Mコーディング時の不純物のドーズ量と活性化後のトラ
ンジスタのチャネル電流の関係を示す線図であり、図1
の図3に対応する部分に同じ符号が付されている。な
お、以下説明する実施例ではトランジスタを最初はすべ
てエンハンスメント形に作り込んで置き、ROM用のコ
ーディングの際にそれにより指定されたトランジスタが
ディプリーション形に変えられるものとする。
【0014】図1(a) と図1(b) にトランジスタを作り
込む工程を示す。図の例ではp形の基板1の不純物濃度
は1016原子/cm3 程度がよく、その表面に L0COS膜等の
分離絶縁膜2により各トランジスタを作り込むべき範囲
を取り囲んだ後、図1(a) の工程では通例のようにその
表面にゲート酸化膜3を例えば 250Åの膜厚で付け、か
つその上側に多結晶シリコンのゲート4を配設する。本
発明方法ではROMのコーディング時に不純物をこのゲ
ート4を通してイオン注入するのでその膜厚は若干薄い
め, この実施例では2500〜3000Åとされ、ROMを高集
積化する場合の図の左右方向のゲート幅は例えば1μm
とされる。
【0015】図1(b) の工程では、ゲート4をマスクの
一部に利用する不純物のイオン注入と高温熱処理とによ
り、この例ではnチャネル形のトランジスタ10, 20のn
形のソース層11, 21とドレイン層12, 22を 0.2μmの深
さに, p形のサブストレート接続層13, 23を 0.5μmの
深さにそれぞれ拡散する。いずれの層も通例のように10
19〜1020原子/cm3 の高不純物濃度とし、n形不純物に
は砒素やアンチモンを用いるのがよい。本発明ではトラ
ンジスタ10や20がこの段階ではすべて同じ形,この例で
はエンハンスメント形で作り込まれる。
【0016】さらに本発明では、ROMコーディングを
施す前に次の図1(c) に示すようにすべてのトランジス
タ10や20に対しアルミ配線を施す。このため、ゲート4
上を含む全面にボロンを含む燐シリケートガラス等から
なる層間絶縁膜5を成膜し、その要所に明けた窓内で各
半導体層に導電接触するアルミの配線膜6を配設するこ
とによりトランジスタ相互間に所定の配線を施す。層間
絶縁膜5と配線膜6の膜厚は通例のようにそれぞれ 0.5
〜1μmとすることでよいが、本発明方法では配線膜6
のアルミに対する焼鈍処理は次に述べるROMコーディ
ング用の不純物導入より後に施すのがよい。
【0017】図1(d) にイオン注入によるROMコーデ
ィング用の不純物導入工程を示す。図示の例ではこの不
純物導入はトランジスタ10の方をディプリーション形に
するようになされ、このためにその配線膜6の下側を除
く全面に亘って不純物を導入してもとくに支障はない
が、この実施例のようにゲート4の下側にのみ選択的に
導入するのが望ましい。この選択的な不純物導入用のマ
スク膜9は通常のフォトレジスト膜でよく、それに窓を
単に明けた状態でもイオン注入は可能であるが、この実
施例では図示のように窓内の層間絶縁膜5をドライエッ
チング法等により除去して、ゲート4の多結晶シリコン
を露出させた状態でそれを通して不純物を基板1の表面
に 150kV程度の加速電圧でイオン注入する。この例では
n形である不純物Pには燐を用いるのがよく、マスク膜
6のイオン注入用窓はゲート4の幅より数百Å程度大き
いめに明けて置くのがよい。
【0018】図1(e) の工程では、配線膜6のアルミに
焼鈍処理を施すと同時に前の工程で導入した不純物Pを
活性化させてトランジスタ10をディプリーション形とす
る。このため、図1(d) の状態からまずマスク膜9を除
去した後に、アルミの溶融のおそれがない 400〜500
℃, 望ましくは 400〜450 ℃の範囲内の比較的低温下の
例えば10%の水素を含む窒素の還元性ふん囲気内で配線
膜6を焼鈍すると同時に前工程の導入不純物14aを活性
化して導通層14とする。以降は、図1(f) に示すように
全面を窒化シリコン等の保護膜6で被覆した後にウエハ
をスクライブしてチップに単離することにより、ディプ
リーション形トランジスタ10とエンハンスメント形トラ
ンジスタ20が指定されたコーディングに応じて作り込ま
れたマスクROMのチップが得られる。
【0019】図2は図1(d) の工程で不純物Pとして燐
をイオン注入する際のドーズ量Dと図1(e) の工程で 4
00℃の温度下で不純物Pを活性化した後の導通層14を流
れる電流Iの相関を示す実験結果であり、各ドーズ量D
に対応する2個の円は10個の試料に対する電流Iの最大
値と最小値を示している。図のように、ドーズ量Dが4
〜5x1014原子/cm2 で電流Iが最大になり、これより
低いドーズ量で電流が小さいのは当然であるが、逆にド
ーズ量を高めても電流が却って減少しかつそのばらつき
が大きくなる傾向が認められる。これは、イオン注入時
のドーズ量Dが高すぎるとゲート4の下の基板1の表面
の結晶性の乱れが大きくなり、 400℃の温度下では導入
不純物が充分に活性化されないためと考えられる。
【0020】さて、ディプリーション形のトランジスタ
10の電流Iはふつうは 300μA程度あれば充分なので、
この 400℃の焼鈍温度下では不純物のドーズ量Dは図に
部分ハッチングを付して示した3〜7x1014原子/cm2
の範囲Rが適する。もちろんこれより温度を高めると導
入不純物の活性化に有利であり、前述の 400〜450 ℃の
焼鈍温度では2〜8x1014原子/cm2 の範囲のドーズ量
が最適になる。なお、ゲート4の膜厚が変わってもかか
る最適ドーズ量を一定に保ちつつイオン注入の加速電圧
の方を変えるようにするのがよい。
【0021】以上説明した本発明方法は、マスクROM
の製造のほか関連回路を含む種々な集積回路装置の製造
に適用できる。後者の場合は演算増幅器等を含む関連回
路の例えばCMOS構成のトランジスタ類をROM回路
のトランジスタと同時に作り込んでアルミ配線もあらか
じめ済ませて置いた後、ROM回路部に対し客先から指
定されるコーディングを施すことでよい。本発明方法に
よればこのように最も手間のかかる工程を済ませた集積
回路装置に対し図1(d) 以降の工程だけを施すセミカス
タム生産方式をとれるので、コーディング仕様指定後の
5〜7日の製造期間でマスクROMやそれを含む集積回
路を供給できる。
【0022】
【発明の効果】以上のとおり本発明では、ROM用のす
べてのトランジスタをまずエンハンスメント形とディプ
リーション形のいずれか一方の形で作り込み、かつアル
ミ配線によりトランジスタに所定の接続を施して置いた
後に、他方の形とすべきトランジスタのゲート下の半導
体のチャネル形成面に対し不純物をイオン注入法により
ゲートを通して導入し、この導入不純物を配線膜用のア
ルミに対する加熱焼鈍と同時に活性化することにより、
次の効果を得ることができる。
【0023】(a) 集積回路装置にROM用のすべてのト
ランジスタをあらかじめ作り込んでアルミ配線を施して
置いた後、必要個所に不純物をイオン注入してアルミ焼
鈍と同時に活性化するだけでROMコーディングを済ま
せることによりマスクROMの製造期間を従来の数分の
1に短縮できる。 (b) ROMコーディングを不純物の拡散により行なうの
で従来のアルミ配線によりコーディングを施す方法と比
べてチップ面積のむだがなく、集積回路装置の集積度を
高めてチップサイズを縮小することによりマスクROM
の経済性を一層向上することができる。
【0024】(c) ROMコーディング用の導入不純物を
アルミ配線膜の焼鈍工程を利用して比較的低温下で活性
化できるので工程上のむだがなく、マスクROMの量産
工程を合理化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマスクROM製造方法を主な工程
ごとの状態で示し、同図(a) はゲートの配設工程、同図
(b) はトランジスタの作り込み工程、同図(c) はアルミ
配線工程、同図(d) はコーディング用不純物のイオン注
入工程、同図(e) は導入不純物の活性化工程、同図(f)
は完成状態をそれぞれ示すマスクROMの要部の断面図
である。
【図2】ROMコーディング時の不純物のイオン注入の
ドーズ量と不純物の活性化後のトランジスタのチャネル
電流との関係を示す線図である。
【図3】従来のマスクROMの製造方法をその主な工程
ごとの状態で示し、同図(a) はROMコーディング用不
純物のイオン注入工程、同図(b) はトランジスタの作り
込み工程、同図(c) はアルミ配線工程、同図(d) は完成
時の状態をそれぞれ示すマスクROMの要部の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 半導体基板 4 ゲート 6 アルミの配線膜 10 ディプリーション形のトランジスタ 20 エンハンスメント形のトランジスタ D ROMコーディング用不純物のイオン注入のド
ーズ量 I ディプリーション形トランジスタの電流 P ROMコーディング用不純物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多結晶シリコンのゲートを備える電界効果
    形のトランジスタのエンハンスメント形とディプリーシ
    ョン形とによって記憶データがビットごとにコーディン
    グされるマスクROMの製造方法であって、まずROM
    用のすべてのトランジスタをエンハンスメント形とディ
    プリーション形のいずれか一方の形のトランジスタとし
    て作り込み、かつアルミの配線膜によりトランジスタ相
    互間に所定の接続を施した後に、他方の形とすべきトラ
    ンジスタのゲート下の半導体のチャネル形成面に不純物
    をイオン注入法によりゲートを通して導入し、この導入
    不純物を配線膜用のアルミに対する加熱焼鈍と同時に活
    性化するようにしたことを特徴とするマスクROMの製
    造方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の方法において、一方の形
    がエンハンスメント形であり、他方の形がディプリーシ
    ョン形であることを特徴とするマスクROMの製造方
    法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の方法において、ディプリ
    ーション形とすべきトランジスタのチャネル形成面の半
    導体がp形であり、そのゲートを通してn形不純物とし
    て燐が2〜8x1014原子/cm2 のドーズ量でイオン注入
    されることを特徴とするマスクROMの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3026400A1 (de) * 1979-07-13 1981-01-22 Hitachi Ltd Steuerverfahren zum anhalten von fahrzeugen
US6713347B2 (en) 1998-11-26 2004-03-30 Stmicroelectronics S.R.L. Process for integrating in a same chip a non-volatile memory and a high-performance logic circuitry

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