JPH05259272A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH05259272A
JPH05259272A JP8996092A JP8996092A JPH05259272A JP H05259272 A JPH05259272 A JP H05259272A JP 8996092 A JP8996092 A JP 8996092A JP 8996092 A JP8996092 A JP 8996092A JP H05259272 A JPH05259272 A JP H05259272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
type transistor
mos
separating
bias
Prior art date
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Pending
Application number
JP8996092A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yamano
剛 山野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MOS型トランジスタを用いて素子間を分離
する際に、カットオフバイアスを常時印加する必要のな
い素子分離を実現する。 【構成】 MOS型トランジスタのカットオフを利用し
た素子分離において、FAMOS型トランジスタを用
い、該トランジスタのフローティングゲート30への電
荷蓄積によるカットオフを利用して素子分離を行う。ま
たフローティングゲート絶縁膜30としてPZT膜を用
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
半導体基板上に形成されるMOS型トランジスタと抵抗
領域等とを分離用トランジスタを用いて分離する素子分
離構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2(a),(b),(c) は従来の半導体装置に
おける素子分離構造及びその製造工程を示す断面図及び
平面図を示す。図2において、1は半導体基板、2,3
は分離用MOS型トランジスタのゲート絶縁膜及びゲー
ト電極、4,5はMOSトランジスタのゲート絶縁膜及
びゲート電極、6,7はMOS型トランジスタのソース
領域及びドレイン領域、8はMOS型トランジスタと分
離すべき抵抗領域を示す。
【0003】次に製造工程について説明する。まず、図
2(a) に示すように、半導体基板1上の所定場所に分離
用MOS型トランジスタのゲート絶縁膜2,ゲート電極
3を形成する。
【0004】次に、図2(b) に示すように、MOS型ト
ランジスタのゲート絶縁膜4,ゲート電極5を形成した
後、イオン注入によりMOSトランジスタのソース領域
6,ドレイン領域7、及び該MOS型トランジスタと分
離すべき抵抗領域8を形成する。
【0005】次に動作について説明する。図2(c) に示
すように、分離用MOS型トランジスタがカットオフす
る電圧をゲート3に印加することにより、分離用トラン
ジスタに囲まれたMOS型トランジスタと隣接する抵抗
領域8の間の素子分離が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置は以
上のように構成されており、素子分離のために素子分離
用トランジスタのゲート電極に常時バイアスを印加する
必要があり、このためバイアス用の電源回路を必要とし
た。またこの電源回路にトラブルが生じ、バイアスが印
加できない場合には、素子分離が全くできないなどの問
題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、分離用MOS型トランジスタの
ゲート電極にカットオフ用のバイアスを印加することな
しに素子分離を行うことができる半導体装置を得ること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、分離用MOS型トランジスタとして、不揮発性M
OS型トランジスタを用いるようにしたものである。
【0009】
【作用】この発明においては、素子分離用MOSトラン
ジスタにFAMOS型トランジスタ等の不揮発性トラン
ジスタを用い、該トランジスタをカットオフさせること
により、カットオフバイアスを常時印加することなし
に、素子間分離を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例による半導体装置を
図1に基づいて説明する。図1において、図2と同一符
号は同一または相当部分を示し、20,30は分離用F
AMOS(floating gate avalanche metal oxide semic
onductor) トランジスタのフローティングゲート絶縁膜
及びフローティングゲート、2,3は同じくFAMOS
トランジスタの制御用ゲート絶縁膜及びゲート電極であ
る。
【0011】つぎに製造工程について説明する。まず、
図1(a) に示すように、半導体基板1上の所定場所に分
離用FAMOS型トランジスタのフローティングゲート
絶縁膜20,フローティングゲート30を形成した後、
さらに、分離用FAMOS型トランジスタの制御用ゲー
ト絶縁膜2,制御用ゲート電極3を形成する。
【0012】次に、図2(b) に示すように、MOS型ト
ランジスタのゲート絶縁膜4,ゲート電極5を形成し、
さらにイオン注入によりソース領域6,ドレイン領域7
及びMOS型トランジスタと分離すべき抵抗領域8を形
成する。
【0013】次に動作について説明する。図1(c) に示
すように、分離用FAMOS型トランジスタのフローテ
ィングゲート30に電荷を注入して蓄積すべく、制御用
ゲート3及び半導体基板1間に、外的に書き込み回路等
によりバイアスを印加し、該トランジスタをカットオフ
することにより、MOS型トランジスタと抵抗領域8間
を素子分離する。一度電荷をフローティングゲート30
に蓄積すれば、制御用ゲート3へのバイアス印加は必要
でなくなるため、それ以降のカットオフバイアスが不必
要となり、バイアス用の電源回路を常時具備する必要が
なくなる。
【0014】このように本実施例によれば、分離用MO
S型トランジスタとして、FAMOS型トランジスタを
用い、フローティングゲート30に電荷を注入して該ト
ランジスタをカットオフさせることにより、MOSトラ
ンジスタのソース領域6,ドレイン領域7と隣接する抵
抗領域8とを分離するようにしたから、一旦カットオフ
させた後はバイアスを印加する必要がなく、デバイスと
してバイアス用の電源回路を不要とすることができる。
【0015】次に本発明の他の実施例による半導体装置
を説明する。この実施例では、上記FAMOSトランジ
スタのフローティングゲート絶縁膜20にPZT(ジル
コン酸チタン酸鉛)を超電導膜として用いるようにした
ものである。これにより、フローティングゲート30へ
の電荷蓄積に必要な、制御用ゲート3へのアバランシェ
印加バイアス電圧を低くして、電荷蓄積を容易にすると
ともに、印加バイアス時のストレスを減少させることが
できる。
【0016】なお、上記各実施例では、MOS型トラン
ジスタと抵抗領域の素子分離について述べたが、MOS
型トランジスタ同士間または抵抗領域同士間等、他の分
離すべき素子間を分離する場合についても同様な効果を
奏する。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体装
置によれば、素子分離用MOSトランジスタにFAMO
S型トランジスタ等の不揮発性トランジスタを用い、該
トランジスタをカットオフさせることにより素子間分離
を行うようにしたので、カットオフバイアスを常時印加
する必要がなく、その結果、素子間分離のためのバイア
ス発生用の電源回路が不要な半導体装置を得ることがで
き、またバイアス回路の故障による素子分離不良が発生
することがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体装置の構成図及
び製造工程図。
【図2】従来の半導体装置の構成図及び製造工程図。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 分離用MOS型及びFAMOS型トランジスタゲ
ート絶縁膜 3 分離用MOS型及びFAMOS型トランジスタゲ
ート 4 MOS型トランジスタゲート絶縁膜 5 MOS型トランジスタ 6 MOS型トランジスタソース領域 7 MOS型トランジスタドレイン領域 8 抵抗領域 20 フローティングゲート絶縁膜 30 フローティングゲート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に隣接して形成された素子
    間を分離するための分離用MOS型トランジスタを有す
    る半導体装置において、 上記分離用MOS型トランジスタとして、不揮発性トラ
    ンジスタを用い、該トランジスタをカットオフさせるこ
    とにより上記素子間を分離するようにしたことを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、上
    記不揮発性トランジスタの浮遊ゲート絶縁膜は、ジルコ
    ン酸チタン酸鉛を用いた超伝導膜であることを特徴とす
    る半導体装置。
JP8996092A 1992-03-13 1992-03-13 半導体装置 Pending JPH05259272A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08107189A (ja) * 1994-07-14 1996-04-23 Micron Technol Inc 絶縁構造を有する半導体装置とその製造方法
US5861650A (en) * 1996-08-09 1999-01-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device comprising an FPGA
JP2007324381A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5861650A (en) * 1996-08-09 1999-01-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device comprising an FPGA
JP2007324381A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置

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