JPH05259242A - Icソケット - Google Patents

Icソケット

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JPH05259242A
JPH05259242A JP4058389A JP5838992A JPH05259242A JP H05259242 A JPH05259242 A JP H05259242A JP 4058389 A JP4058389 A JP 4058389A JP 5838992 A JP5838992 A JP 5838992A JP H05259242 A JPH05259242 A JP H05259242A
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JP
Japan
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contact
pressing force
pressing
lead
pressure
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Application number
JP4058389A
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English (en)
Inventor
Takeshi Okuyama
武 奥山
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Fujitsu Miyagi Electronics Ltd
Original Assignee
Fujitsu Miyagi Electronics Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は半導体装置の特性試験を行う際に使
用されるICソケットに関し、ICのリードの接触子へ
のコンタクト圧力を制御してリード変形を防止し、確実
な試験を行うことを目的とする。 【構成】 接触子3のコンタクト部3c上にリード4a
が載置されるIC4を、蓋体2cに設けられた押え部7
で嵌合し、コンタクトアーム11のストロークを調整し
て加えた押圧力を圧力センサ8で検出する。この圧力セ
ンサ8からの検出信号に応じて、適正押圧力にするよう
にCPU13がモータ9を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の特性試験
を行う際に使用されるICソケットに関する。
【0002】近年、各種電気機器の縮小化に伴い、内蔵
される半導体装置(IC)も小型化が推し進められ、表
面実装型IC(SMD−IC)と呼ばれる薄型のICの
占める割合が増えてきている。また、高集積化による、
ICのピン数(リード数)の増加、ピン間隔およびピン
幅の狭小化が著しく、それらのICの電気的特性試験を
リード変形を防止して確実に行う必要がある。
【0003】
【従来の技術】一般に、表面実装型のICには、QFP
(Quad Fiat L-Leaded Package) ,SOP(Small Out
line Package) 等があり、端子の形状がガルウィング形
に形成される。そして、これらの特性試験は、ICソケ
ットに嵌合させた状態でLSIテストシステムにより行
う。
【0004】図4に、従来のICソケットの構成図を示
す。図4(A)のICソケット1Aは、ハウジング2a
にヒンジ2bにより蓋体2cが設けられたケース2内
に、所定数の接触子3が設けられる。接触子3は、一般
に厚さ0.3mm程度のベリウム銅等の合金で形成され一
端部の端子3aがハウジング2a内より底部表面へ延出
する。
【0005】また、端子3aから湾曲部3bを介して他
端にコンタクト部3cが形成されるもので、該湾曲部3
bが弾性材の役割をなす。この接触子3は試験する半導
体装置のリード数、配列に対応して並設され、該コンタ
クト部3c上に表面実装型IC4のガルウィング形状の
リード4aが嵌合する。
【0006】そして、測定用のパターンが形成された基
板5に該ICソケット1A が半田付けにより固定され、
端子3aに図示しないがLSIテストシステムが接続さ
れる。
【0007】このようなICソケット1A は、接触子3
のコンタクト部3a上にIC4のリード4aをそれぞれ
対応させて載置させ、蓋体2cを閉じることにより、そ
の垂直方向の押圧力でIC4のリード4aが接触子3の
コンタクト部3cに接触状態とする。すなわち、IC4
のリード4aと図示しないLSIテストシステムとが接
触子3のコンタクト部3c,湾曲部3b,端子3a及び
基板5のパターンを介して電気的に導通状態となる。そ
して、LSIテストシステムより電源電圧等をIC4の
供給して、特性試験を行うものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、接触子3に
おける湾曲部3bの弾性特性は、図4(B)に示すよう
に、リード4aとコンタクト部3cが接触したときに、
リード4aに与える圧力が変動する。これは、湾曲部3
bのバネ形状による応力の反射に起因するものである。
【0009】すなわち、初期状態は適正圧力を越えてい
るが、圧力の低下に伴い試験における接触不良状態が発
生する。しかし、圧力が低下しても適正圧力以上とする
ために押圧力を増加すると、リード変形を招くという問
題がある。
【0010】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、ICのリードの接触子へのコンタクト圧力を制
御してリード変形を防止し、確実な試験を行うICソケ
ットを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は、ハウジング
内に、弾性形状の湾曲部の先端にコンタクト部が形成さ
れた所定数の接触子が設けられ、該コンタクト部に被測
定物の端子を押圧手段により接触させ、電気的に導通さ
せて特性試験を行うICソケットにおいて、前記押圧手
段による前記被測定物への押圧力を検出する検出手段
と、該検出手段により検出する押圧力に応じて、該押圧
手段による該被測定物への押圧力を制御する制御手段
と、で構成することにより解決される。
【0012】
【作用】上述のように、検出手段により押圧手段による
被測定物への押圧力を検出し、この押圧力に応じて制御
手段により該押圧手段による該被測定物への押圧力を適
正に制御する。
【0013】すなわち、コンタクト部と被測定物の端子
との接触圧力が小さければ押圧力を増して接触不良が防
止される。また、当該接触圧力が大きければ押圧力を減
じて被測定物の端子の変形が防止される。
【0014】従って、端子の変形を防止して被測定物の
特性試験を確実に行うことが可能となり、歩留りの向上
を図ることが可能となる。
【0015】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の構成図を示す。
なお、図4と同一構成部分には同一の符号を付す。図1
において、ICソケット1B は、まず絶縁樹脂によりハ
ウジング2aが箱形状に形成される。
【0016】ハウジング2a内には接触子3が、例えば
厚さ0.3mm程度のベリウム銅等の合金で形成されて所
定数並設される。並設状態は、被測定物であるIC4の
リード4aに対応させ、又は任意のリード4aのみに対
応させて配列される。
【0017】接触子3は、一端部の端子3aがハウジン
グ2a内より底部表面に延出し、端子3aから湾曲部3
bを介して他端にコンタクト部3cが形成されるもの
で、湾曲部3bが弾性材の役割をなす。
【0018】そして、測定用のパターンが形成された基
板5に、ICソケット1B のハウジング2aより延出す
る端子3aが半田付けにり固定され、端子3aにLSI
テストシステム6が接続される。このような接触子3の
コンタクト部3c上に、表面実装型のIC4におけるガ
ルウィング形状のリード4aが嵌合状態で載置される。
【0019】一方、ハウジング2a上に、同様の絶縁樹
脂による蓋体2cが位置される。蓋体2c内には、該蓋
体2cの厚み方向に移動自在な押え部7が取り付けら
れ、IC4のパッケージ全体を嵌合する。また、圧力セ
ンサ8がこの押え部7の中央部分に当接するように蓋体
2cに設けられている。この押え部7及び圧力センサ8
により検出手段を構成する。
【0020】蓋体2cは、モータ9の回転を駆動変換部
10により直線移動するコンタクトアーム11の先端に
取り付けられ(一体でもよい)、押え部7を介してIC
4を押圧する。駆動変換部10は、モータ9の回転軸先
端の雄ねじ10aと、回転が規制され、雄ねじ10aの
回転で直線移動する雌ねじ10bとからなる。このモー
タ9、駆動変換部10及びコンタクトアーム11により
押圧手段を構成する。また、モータ9はアクチュエータ
12に取り付けられ、蓋体2cを他の位置より移動す
る。
【0021】そして、圧力センサ8からの圧力の信号が
CPU(中央処理装置)13に入力され、CPU13が
モータ9を制御する。また、CPU13はメモリ14及
びLSIテストシステム6に接続される。このCPU1
3及びメモリ14が制御手段を構成する。
【0022】次に、図2に図1の動作を説明するための
図を示し、図1と共に説明する。図2(A)において、
接触子3のコンタクト部3c上にIC4のリード4aが
当接されて載置される。そして、押え部7によりIC4
のパッケージを嵌合させるようにアクチュエータ12に
より蓋体2cを移動させ、モータ9により押圧力を加
え、コンタクク部3cとリード4aとを押圧接触させ
る。この場合、接触子3の湾曲部3bが撓み、リード4
aに加えられる押圧力は一定となる。
【0023】このとき、リード4aに加えられる押圧力
は、圧力センサ8により検出され、検出信号がCPU1
3に入力される。CPU13では、検出された押圧力が
予め設定された適正押圧力か否かを判断する。
【0024】例えば適正押圧力以下の場合には、モータ
9を制御して蓋体2cを押下させ、適正押圧力以上の場
合にはモータ9により蓋体2cを上昇させる。これを繰
り返すことにより適正押圧力の最小値になるようにモー
タ9を制御するものである。これにより、接触子3の湾
曲部3bの弾性特性の変化に対応して、試験時であって
も適正押圧力を加えることができる。このときの状態が
図2(B)に示される。
【0025】ここで、図3に、図1における制御のフロ
ーチャートを示し、詳述する。まず、図1におけるメモ
リ14に基準圧力を予め記憶させておく。この基準圧力
はパッケージのサイズ、ピン数によって設定する。
【0026】そこで、メモリ14に記憶してある基準圧
力で接触子3とIC4のリード4aをコンタクトさせ、
n個の電気的特性試験の試験結果をLSIテストシステ
ム6により観測し、試験状態が良好か否かを確認する
(ステップ(ST1),ST2)。特性試験は、例えば
IC4の入力リードに電流を流すことにより、良好状
態,オープン状態,ショート状態か否かで行う。
【0027】試験結果が不良状態の場合には、オープ
ン,ショート等の不良モードを取り込み、コンタクトア
ーム11のストロークを調整して圧力調整する(ST1
3)。その後、電気的特性試験を行い(ST4)、不良
状態が続く場合はST3を繰り返す。
【0028】そして、良好状態になると、コンタクトア
ーム11のストローク調整で、圧力が小さくなるように
調整する(ST5)。これは、ST2の電気的特性試験
で良好な状態であった場合も同様である。また、このと
きの圧力値がメモリ14に記憶される(ST6)。
【0029】圧力を調整して、電気的特性試験を行い
(ST7)、良好状態が続くまで圧力を小さくするよう
にST5を繰り返し、その圧力値を順次メモリ14に記
憶する。
【0030】そこで、ST7の電気的特性試験で不良状
態になると、メモリ14から充分パスする最低圧力を読
み出し、これを適正押圧力として設定し(ST8)、電
気的特性試験の通常測定を行う(ST9)。
【0031】これを連続監視し、連続測定中に適正押圧
力が変化して任意の不良数が連続発生すると、ST1に
戻り、適正押圧力の再設定を行うものである。
【0032】このように制御することにより、安定した
測定を確実に行うことができ、リード変形の発生を防止
することができる。
【0033】なお、上記実施例では、複数個の測定試験
の結果により最適な押圧力を設定する場合を示したが、
予め適正押圧力が確認されていれば、この適正押圧力に
従ってコンタクトアーム11のストローク調整を行うこ
とにより、1回のコンタクト中で圧力調整を行い理想的
な圧力を持続することができるものである。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、検出手段
により押圧手段による被測定物への押圧力を検出し、こ
の押圧力に応じて制御手段により該被測定物への押圧力
を適正に制御することにより、リード変形を防止して確
実な試験を行うことができ、歩留りを向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1の動作を説明するための図である。
【図3】図1における制御のフローチャートである。
【図4】従来のICソケットの構成図である。
【符号の説明】
A ,1B ICソケット 2 ケース 2a ハウジング 2b ヒンジ 2c 蓋体 3 接触子 3a 端子 3b 湾曲部 3c コンタクト部 4 IC 4a リード 5 基板 6 LSIテストシステム 7 押え部 8 圧力センサ 9 モータ 10 駆動変換部 11 コンタクトアーム 12 アクチュエータ 13 CPU 14 メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(2a)内に、弾性形状の湾
    曲部(3b)の先端にコンタクト部(3c)が形成され
    た所定数の接触子(3)が設けられ、該コンタクト部
    (3c)に被測定物(4)の端子(4)を押圧手段(9
    〜11)により接触させ、電気的に導通させて特性試験
    を行うICソケットにおいて、 前記押圧手段(9〜11)による前記被測定物(4)へ
    の押圧力を検出する検出手段(7,8)と、 該検出手段(7,8)により検出する押圧力に応じて、
    該押圧手段(9〜11)による該被測定物(4)への押
    圧力を制御する制御手段(13,14)と、 を有することを特徴とするICソケット。
  2. 【請求項2】 前記押圧手段(9〜11)に蓋体(2
    c)を取着し、 該蓋体(2c)内に前記検出手段(7,8)を設け、該
    押圧手段(9〜11)により該蓋体(2c)を介して前
    記被測定物(4)を押圧することを特徴とする請求項1
    記載のICソケット。
JP4058389A 1992-03-16 1992-03-16 Icソケット Pending JPH05259242A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2007055004A1 (ja) * 2005-11-09 2007-05-18 Advantest Corporation 電子部品試験装置、及び、電子部品試験装置のコンタクトアームの最適押付条件設定方法

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