JPH05258963A - ロータリートランス - Google Patents

ロータリートランス

Info

Publication number
JPH05258963A
JPH05258963A JP4053659A JP5365992A JPH05258963A JP H05258963 A JPH05258963 A JP H05258963A JP 4053659 A JP4053659 A JP 4053659A JP 5365992 A JP5365992 A JP 5365992A JP H05258963 A JPH05258963 A JP H05258963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
ferrite
resin
powder
rotary transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4053659A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Akiyasu
均 秋保
Naoki Ono
直樹 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4053659A priority Critical patent/JPH05258963A/ja
Publication of JPH05258963A publication Critical patent/JPH05258963A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soft Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コアの面精度を向上させると共に、実効透磁
率の劣化を抑えるようにして、ロータリートランスとし
ての結合効率及び伝送効率を向上させる。 【構成】 ロータリートランスを構成するコアのうち、
ステータコアSCを、フェライト粉末をプレス成形して
得たコア(フェライト焼結コア)にて作製し、ロータコ
アRCを、上記フェライト粉末に高分子材料からなるバ
インダーを混練してフェライト樹脂を得た後、該フェラ
イト樹脂を射出成形して得たコア(フェライト樹脂コ
ア)にて作製して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダ(VTR)やデジタルオーディオテープレコーダ
(DAT)等に用いられるロータリートランスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ロータリートランスは、例えば
ビデオテープレコーダ(VTR)やデジタルオーディオ
テープレコーダ(DAT)等において、回転ヘッドの入
出力信号を伝送するために用いられ、ステータとロータ
とから構成されている。このロータリートランスとして
は、現在、平型(ディスク型)のものと縦型(シリンダ
型)のものとが知られている。
【0003】そして、ロータリートランスのコアは、必
要な磁気特性を得るために、フェライト等の高い透磁率
を有する材料を用いて形成されている。
【0004】従来のロータリートランス用コアの製造方
法は、フェライト粉末を金型内で一軸方向に圧縮するプ
レス成形法が一般に用いられている。
【0005】しかし、コイル巻線用溝が設けられた複雑
形状のロータリートランス用コアを上記プレス成形法に
て作製した場合、金型内に投入される原材料の充填度に
不均一が生じ、その結果、焼成後のコアに変形や反りが
生じたり、また、成形ショット毎の原材料の充填度が不
均一なため、再現性が低く、個々のコアにおいて寸法の
ばらつきが生じるという問題があった。
【0006】そこで、従来では、Mn−Zn系のフェラ
イト粉末にポリアミド粉末を混練してコア原料を作り、
このコア原料を一旦押し出しによりペレット状に仮成形
した後、射出成形してコア(以下、フェライト樹脂コア
と記す)を得るという技術が提案されている(特開昭6
2−188303号公報参照)。
【0007】この技術の場合、コアの面精度が飛躍的に
向上し、それに伴い、その後の研磨工程を省略すること
ができ、製造コストの低廉化を図ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フェライト樹
脂のみでコアを形成した場合、フェライト樹脂の比透磁
率μsがフェライト焼結コアよりも低いため、チャネル
間のクロストークが発生し易くなり、ロータリートラン
スとしての結合効率及び伝送効率が劣化する。
【0009】仮に比透磁率μsを高くしたい場合には、
フェライト粉末の粒子径として約1mm程度必要であ
り、この1mm程度の粒子径を有するフェライト粉末を
用いて射出成形した場合、コアの面精度が大幅に劣化す
るという新たな問題が生じる。
【0010】本発明は、このような課題に鑑み成された
もので、その目的とするところは、コアの面精度を向上
させることができると共に、実効透磁率の劣化を抑える
ことができ、ロータリートランスとしての結合効率及び
伝送効率を向上させることができるロータリートランス
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ステータコア
及びロータコアを有するロータリートランスにおいて、
一方のコアを焼結体で作製し、他方のコアがフェライト
入り樹脂コアで作製して構成する。
【0012】
【作用】上述の本発明の構成によれば、他方のコアが寸
法精度の高いフェライト入り樹脂コアにて作製されてい
るため、対向面精度が大幅に向上する。また、一方のコ
アが焼結体にて作製されているため、従来のフェライト
入り樹脂コアのみで構成したコアよりもその実効透磁率
が向上し、それに伴って、ロータリートランスの結合効
率及び伝送効率を向上させることができる。
【0013】
【実施例】以下、図1〜図6を参照しながら本発明の実
施例を説明する。図1は、本実施例に係る2チャンネル
用平型ロータリートランスを一部省略して示す断面図で
ある。図において、1はモータ軸が挿通される貫通孔、
gはギャップを示す。
【0014】この本実施例に係るロータリートランスを
構成するコアのうち、ステータコアSCは、フェライト
粉末をプレス成形して得たコア(以下、フェライト焼結
コアと記す)にて作製されている。また、ロータコアR
Cは、上記フェライト粉末に高分子材料からなるバイン
ダーを混練してフェライト樹脂を得た後、該フェライト
樹脂を射出成形して得たコア(以下、フェライト樹脂コ
アと記す)にて作製されている。
【0015】ステータコアSC及びロータコアRCは共
に円板平板状に形成され、夫々その対向面側に1チャン
ネル用コイル2s及び2rが挿入される巻線溝3s及び
3rと2チャンネル用コイル4s及び4rが挿入される
巻線溝5s及び5rが同心円状に形成されている。
【0016】ここで、本例に係るフェライト粉末の作り
方を図2及び図3に基いて説明する。
【0017】まず、酸化鉄を主成分とする例えばNi−
Zn系の原料組成物をボールミルで粉砕し、これに添加
剤(バインダー、消泡剤、潤滑剤、可塑剤)を投入しな
がらスラリー濃度を調整し、スラリー組成物を調製す
る。下記に原料組成物及び添加剤の各組成を示す。
【0018】原料組成物(Ni−Zn系) Fe2 3 49.72 mol% ZnO 31.70 mol% NiO 9.11 mol% CuO 9.47 mol% 添加剤 バインダ(PVA) 120 リットル 消泡剤 1 リットル 潤滑剤 8.5 kg 可塑剤 1.0 kg スラリー濃度(原料組成物%) 55 %
【0019】このようにして調製したスラリー組成物を
スプレー乾燥し、ほぼ球形の造粒粉とする。図3に本実
施例で使用した造粒粉を製造するための造粒装置10を
示す。
【0020】この造粒装置10は、下端部11aが円錐
形状とされた造粒炉11と、この造粒炉11内に臨むよ
うにして取り付けられたパイプ12を有する。このパイ
プ12は、一端12aから送風機(図示せず)によって
空気が送り込まれるように構成されており、中途部分に
は、上記スラリー組成物を収容しておくためのタンク1
3が設けられている。
【0021】また、パイプ12の他端12bには、ノズ
ル14が回転自在に取り付けられている。このノズル1
4は、回転方向の接線方向に向かってスラリー組成物を
噴出する4個の吹き出し口14aを有し、これら吹き出
し口14aからスラリー組成物を吹き出すことによって
回転する。
【0022】この造粒装置10は、造粒炉11内の温度
が120〜200℃に維持され、造粒炉11の下端部1
1aに設けられた開口部11bに対向する位置には、炉
11内で乾燥された造粒粉15を回収するための受け皿
16が配置されている。
【0023】このように構成された造粒装置10によっ
て造粒粉15の製造を行う場合は、まず、上記タンク1
3内にスラリー組成物を入れ、パイプ12の一端12a
より空気を送り込む。このとき、パイプ12にまで落下
したスラリー組成物は、空気圧によって押し出され、パ
イプ12を通ってノズル14の吹き出し口14aより噴
出する。
【0024】噴出したスラリー組成物は、表面張力によ
ってほぼ球形状となりながら造粒炉11の内壁面に付着
する。この内壁面に付着したスラリー組成物は、炉11
内で乾燥され、ほぼ球形の造粒粉15となって剥がれ落
ち、受け皿16に回収される。
【0025】このようにして製造されたほぼ球形の造粒
粉15は、粒子径が44〜149μmの範囲に分布して
おり、全体的にほぼ均一な粒子径を有する。
【0026】尚、上記造粒装置10の造粒条件を下記に
示す。 造粒条件 ノズル径 1.7mmφ ノズル本数 1本 熱風温度 300〜367℃ 排風温度 130℃
【0027】そして、上記のようにして得られた造粒粉
15を例えば既知の撹拌羽根付きロータリーキルンを用
いて約1050〜1100℃の温度で撹拌しながら焼成
してほぼ球形のフェライト粉末(粒子径=数μm〜数1
0μm)を得る。
【0028】上記例では、原料組成物としてNi−Zn
系の組成物を示したが、他の組成物(Mg−Zn系、M
n−Zn系)も可能なので、以下にそれらの例を示す。
【0029】原料組成物(Mg−Zn系) Fe2 3 48.0 mol% MgO 20.5 mol% CuO 7.5 mol% ZnO 24.0 mol%
【0030】原料組成物(Mn−Zn系) Fe2 3 53.0 mol% MnCO3 34.0 mol% ZnO 13.0 mol%
【0031】そして、上記のようにして得られたフェラ
イト粉末を、例えば金型内で一軸方向に圧縮するプレス
成形法を用いて本例に係るステータコアSCを作製す
る。
【0032】一方、ロータコアRCは、上記のようにし
て得られたフェライト粉末を、高分子材料に重量比で7
0〜98重量%(本例では、90%程度)ほど混練して
フェライト樹脂を得た後、射出成形法、プレス成形法又
は加熱プレス成形法を用いて作製する。
【0033】上記フェライト粉末に混合する高分子材料
としては、本例では、ポリプロピレン、ポリアミド、ポ
リフェニレンサルファイド、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレンエチルアク
リレート、6−ナイロン、6,6−ナイロン、6,10
−ナイロン、11−ナイロン、12−ナイロン、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等
の熱可塑性樹脂やフェノール樹脂、エポキシ樹脂、ジア
リルフタレート樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることがで
きる。本実施例では、ナイロン系の高分子材料を用い
た。
【0034】上記射出成形法は、図4Aに示すように、
上記フェライト樹脂(フェライト粉の粒子径=数μm〜
数10μm)から、径1mm〜10mm、長さ2〜10
mmの粒状ペレットを多数作製し、このペレットを射出
成形機に投入して加熱溶融することにより、ロータコア
RCを得る。
【0035】上記プレス成形法は、図4Bに示すよう
に、上記フェライト樹脂(フェライト粉の粒子径=数μ
m〜数100μm)から径1mm〜10mm、長さ2〜
10mmの粒状ペレットを多数作製し、その後、上記ペ
レットを粉砕して、プレスに適した粒径のフェライト樹
脂粉を得る。これは、フェライト樹脂粉のプレス成形用
金型への充填率を高めるために行う。そして、上記フェ
ライト樹脂粉をプレス成形機に投入して、プレス成形す
ることにより、ロータコアRCの形を有する成形体を得
る。その後、高分子材料が接着する程度の温度で加熱処
理してロータコアRCを得る。
【0036】上記加熱プレス成形法は、図4Cに示すよ
うに、上記フェライト樹脂(フェライト粉の粒子径=数
μm〜数100μm)から径1mm〜10mm、長さ2
〜10mmの粒状ペレットを多数作製し、その後、上記
ペレットを粉砕して、プレスに適した粒径のフェライト
樹脂粉を得る。その後、このフェライト樹脂粉をプレス
成形機に投入して、加熱しながらプレス成形することに
より、ロータコアRCを得る。
【0037】尚、プレス成形法及び加熱プレス成形法に
おける粉砕処理で得たフェライト樹脂粉の粒径は、その
粒径が小さいほど流動性に優れ、粒径が大きいほど磁気
特性が良くなるため、目的に応じ適宜選定する。実施例
では、平均粒径が40μm〜80μmのフェライト樹脂
粉と、平均粒径が1mm〜2mmのフェライト樹脂粉を
用いた。
【0038】また、プレス成形法及び加熱プレス成形法
で行う加熱処理の最適温度は、フェライト樹脂に含まれ
る高分子材料の種類によって異なるが、フェライト粉
(焼結体)を得るときの焼結温度(概ね1000℃前
後)よりも非常に低い温度に設定できる。本実施例で
は、ナイロン系の高分子材料を用いているため、約22
0℃の温度で加熱を行った。
【0039】上記3つの成形法は、成形後の加工を必要
とせず、コアの製造コストを低廉化する上で有効な方法
である。特に、上記3つの成形法中、加熱プレス成形法
は、高い透磁率のコアが得られる可能性があり、本例の
ロータコアRCのようにフェライト樹脂コアを作製する
方法として最も有利な方法と思われる。
【0040】射出成形法は、フェライト樹脂中に含まれ
るフェライト粉の粒子径が数100μm程度に大きい場
合又はフェライト樹脂に含まれるフェライト粉の重量比
が80%以上に大きい場合、フェライト樹脂の流動性が
悪くなり、成形難になる可能性があるため、注意を要す
る。
【0041】ところで、本例の場合、ステータコアSC
をフェライト焼結コアにて作製し、ロータコアRCをフ
ェライト樹脂コアにて作製することから、完成されたス
テータコアSCとロータコアRCとで寸法に違いが生じ
る虞がある。
【0042】そこで、本例では、まず、フェライト粉末
をプレス成形してフェライト焼結コアによるテスト用ス
テータコアを作製する。その後、このテスト用ステータ
コアの寸法を検査してデータ化する。次に、上記データ
に基いてプレス成形の圧力を換算する。この換算は、換
算された圧力でフェライト樹脂粉をプレス成形したと
き、上記テスト用ステータコアの寸法と同じ寸法を有す
るロータコアが得られるようなパラメータに基いて行う
ことができる。
【0043】この場合、上記パラメータをメモリの配列
変数領域に登録することによりデータベース化し、テス
ト用ステータコアの寸法値をインデックスとして、メモ
リから該当するパラメータを取り出し、取り出したパラ
メータに基いて、プレス成形の圧力を演算することによ
り求めることができる。
【0044】上述のように、本例によれば、ステータコ
アSCが寸法精度の高いフェライト樹脂コアにて作製さ
れているため、対向面精度が大幅に向上する。また、ロ
ータコアRCがフェライト焼結コアにて作製されている
ため、従来のフェライト樹脂コアのみで構成したコアよ
りもその実効透磁率が向上し、それに伴って、ロータリ
ートランスの結合効率及び伝送効率を向上させることが
できる。
【0045】ここで、フェライト焼結コアとフェライト
樹脂コアの特性について説明する。フェライト樹脂コア
の比透磁率(μs)は、μs=10〜50が一般的であ
る(通常、μs=20)。
【0046】比透磁率が低い原因は、フェライト磁性体
を粉砕して数μm〜数100μmの粒子径にしているこ
とと、非磁性の高分子材料が含有されてフェライトの充
填率が低下しているためである。
【0047】フェライト樹脂の比透磁率を高くするに
は、以下のことが必要である。 フェライト磁性体として高比透磁率のものを使用す
る。 フェライト粉の粒子径を大きくする(1mm程度)。 高分子材料に対するフェライト粉の重量比を高くする
(80%以上)。
【0048】上記の方法は、表1で示す通り、Mn−
Zn系フェライト(μs=1000〜10000)でフ
ェライト樹脂を作ることが考えられる(μs=30)。
しかし、比抵抗が10〜10(5)Ω・cmと低いとい
う不都合がある。また、上記及びの方法では、フェ
ライト樹脂の流動性が悪くなり、射出成形が困難になる
という不都合がある。
【0049】
【表1】
【0050】ロータリートランスの伝送特性を表す一つ
のパラメータとして結合係数がある。図5に結合係数−
比透磁率特性を示す。一般に、フェライト焼結コアを用
いたロータリートランスは、比透磁率の比較的高い材料
(μs>500)、例えばMg−ZnフェライトやNi
−Znフェライトが使用され、結合係数もk=0.92
以上となっている。
【0051】一方、フェライト樹脂コアでロータリート
ランスを作製したものは、フェライト樹脂コアの比透磁
率がμs=20と非常に低く、結合係数もk=0.84
で、実用的でない。そこで、通常は、回転ドラム内にヘ
ッドアンプを内蔵させて、出力レベル及びS/Nを高く
する必要があり、構造が複雑になるという不都合があ
る。
【0052】本例の場合は、フェライト樹脂コア(μs
=20)とフェライト焼結コア(μs=1400)の組
合せのため、結合係数がk=0.93となり、実用化レ
ベルの範囲にある。
【0053】上記実施例では、2チャンネル用平型ロー
タリートランスに適用した例を示したが、もちろん図6
に示すように、2チャンネル用縦型ロータリートランス
にも適用することができる。この図6において、図1と
対応するものについて同符号を記してある。
【0054】尚、上記例では、フェライト焼結コアでス
テータコアSCを作製し、フェライト樹脂コアでロータ
コアRCを作製した例を示したが、その逆の構成、即ち
フェライト樹脂コアでステータコアSCを作製し、フェ
ライト焼結コアでロータコアRCを作製しても同様の効
果を得ることができる。
【0055】また、本実施例では、磁性粉として、フェ
ライト粉末を用いたが、その他、センダスト、パーマロ
イ、珪素鋼板等の金属粉を用いてもよい。
【0056】
【発明の効果】本発明に係るロータリートランスによれ
ば、コアの面精度を向上させることができると共に、実
効透磁率の劣化を抑えることができ、ロータリートラン
スとしての結合効率及び伝送効率を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る2チャンネル用平型ロータリー
トランスを一部省略して示す断面図。
【図2】本実施例に係るフェライト粉末の作り方を示す
工程ブロック図。
【図3】本実施例で用いられる造粒装置を示す構成図。
【図4】本実施例に係るロータコアを作るための3種類
の成形法を示す工程ブロック図。Aは、射出成形法。B
は、プレス成形法。Cは、加熱プレス成形法。
【図5】結合係数−比透磁率特性を示す特性図。
【図6】他の実施例に係る2チャンネル用縦型ロータリ
ートランスを示す断面図。
【符号の説明】
SC ステータコア RC ロータコア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコア及びロータコアを有するロ
    ータリートランスにおいて、 一方のコアが焼結体であり、他方のコアがフェライト入
    り樹脂コアであることを特徴とするロータリートラン
    ス。
JP4053659A 1992-03-12 1992-03-12 ロータリートランス Pending JPH05258963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4053659A JPH05258963A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 ロータリートランス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4053659A JPH05258963A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 ロータリートランス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05258963A true JPH05258963A (ja) 1993-10-08

Family

ID=12948986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4053659A Pending JPH05258963A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 ロータリートランス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05258963A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998025102A1 (de) * 1996-12-04 1998-06-11 Ab Elektronik Gmbh Drehwinkelsensor
US7106163B2 (en) 1998-03-27 2006-09-12 The Furukawa Electric Co., Ltd. Core
JP2010147218A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Panasonic Corp フェライト系コンポジットシート及びその製造方法及びそれを使用した携帯端末用通信装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998025102A1 (de) * 1996-12-04 1998-06-11 Ab Elektronik Gmbh Drehwinkelsensor
US7106163B2 (en) 1998-03-27 2006-09-12 The Furukawa Electric Co., Ltd. Core
JP2010147218A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Panasonic Corp フェライト系コンポジットシート及びその製造方法及びそれを使用した携帯端末用通信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5198138A (en) Spherical ferrite particles and ferrite resin composite for bonded magnetic core
JPH01150303A (ja) 磁気異方性焼結磁石及びその製造方法
JPH05258963A (ja) ロータリートランス
CN111742380B (zh) 粘结磁铁用铁氧体粉末及其制造方法
JPH05258964A (ja) ロータリートランス
JPH0590052A (ja) ロータリートランス用コアの製造方法
JPH05304031A (ja) ロータリートランス
JPH05109540A (ja) ロータリートランス用コア及びその製造方法
JPH05299254A (ja) ロータリートランス
JP3467838B2 (ja) フェライト樹脂及びフェライト樹脂の製造方法
JP3486918B2 (ja) フェライトコアの製造方法
JPH06204044A (ja) ロータリートランス及びその製造方法
JP3114222B2 (ja) ロータリートランスの製造方法
JPH05275225A (ja) Mn−Zn系フェライト磁気コア及びその製造方法
JP2824603B2 (ja) ボンド磁性体用フェライト粒子粉末及びその製造法
JPS62188303A (ja) ビデオテ−プレコダ−に於けるロ−タリ−トランスの磁心コアの製法
JPS63242931A (ja) マグネシウム−亜鉛系フェライト材
JPS62188207A (ja) ビデオテ−プレコ−ダ−に於けるロ−タリ−トランスの磁心コアの製法
JPH0547575A (ja) ロータリートランスの製造方法
JPH05267067A (ja) ロータリートランス
JP2893351B2 (ja) フェライト・樹脂複合組成物
JPH05326277A (ja) 二色成形ロータリートランス
JPH04302101A (ja) ボンド磁石用フェライト磁粉
SU1077701A1 (ru) Способ изготовлени марганец-цинковых ферритов
JP3008566B2 (ja) 酸化物磁性材料の製造方法