JPH0525889Y2 - - Google Patents

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JPH0525889Y2
JPH0525889Y2 JP5382786U JP5382786U JPH0525889Y2 JP H0525889 Y2 JPH0525889 Y2 JP H0525889Y2 JP 5382786 U JP5382786 U JP 5382786U JP 5382786 U JP5382786 U JP 5382786U JP H0525889 Y2 JPH0525889 Y2 JP H0525889Y2
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lever
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JP5382786U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はインパクト印字ヘツド、特に駆動源に
発生した寸法歪をレバー機構で拡大し印字用ワイ
ヤへ伝達してドツト印字を行うインパクト印字ヘ
ツドに関する。
〔従来の技術〕
従来、ドツト印字ヘツドの低電力化・小形化を
図るため、圧電素子が電歪縦効果により発生する
寸法歪をレバー機構で拡大し印字用ワイヤに伝達
して、ワイヤにドツト印字を行わせるようにした
インパクト印字ヘツドが提案されている。
第2図は従来のインパクト印字ヘツドを示す上
面図である。同図の印字ヘツドは、複数個の印字
ユニツト1をヘツド台2上に積重ねて取付けた構
造を有する。印字ユニツト1のベース10はコの
字形をなし、その内底部には圧電体11の一端が
接続してある。圧電体11の他の一端は、レバー
12および13に接続してある。レバー12およ
び13はおのおの、ベース10にも接続してお
り、またその頂端はそれぞれヒンジ14および1
5を介してレバー16に接続してある。レバー1
6には、印字用のワイヤ17が取付けてある。ワ
イヤ17は、実線で図示したように、無印字時に
真直に、ヘツド台2上に設けたワイヤガイド21
および22のガイド孔を貫通して、先端が印字面
へ導かれている。印字時には、駆動信号を与えら
れた圧電体11が矢印Aの向きに寸法歪みを発生
させ、レバー12および13の各頂端に矢印Bお
よびCで示す向きの回転変位を生じさせる。この
回転変位はヒンジ14および15を介してレバー
16に伝達され、レバー16には破線で図示した
ごとく回転運動を生じて、これに伴つてワイヤ1
7が矢印Dで示す向きに運動し、印字面上にドツ
ド印字を行う。この印字時にレバー16は回転運
動を行うので、レバー16へ取付けてあるワイヤ
17の根元もこれに伴つて回転運動して、レバー
16およびワイヤガイド21の間のワイヤ17に
は、破線で示すようなたわみを生じる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来のインパクト印字ヘツドでは、印
字時にワイヤ17の根元に過大な曲げ応力が作用
してワイヤ折損を生じることが多いという問題点
がある。すなわち上述したように、印字時には、
レバー16およびワイヤガイド21の間でワイヤ
17にたわみを生じ、これに伴つて作用する曲げ
モーメントはワイヤ17の根元で最大になる。更
にこのたわみが生じた状態の下で、ワイヤ17は
印字面からの反力を受けるが、これに伴う曲げモ
ーメントもワイヤ17の根元で最大になる。この
結果、ワイヤ17の根元には上述の二つの曲げモ
ーメントが重畳して作用し、曲げ応力が過大にな
つてワイヤ折損を生じる原因になることが多い。
本考案の目的は、上述の問題点を解決するため
印字時にワイヤ根元に作用する曲げ応力を従来よ
りも軽減したインパクト印字ヘツドを提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の印字ヘツドは、印字時に圧電素子が発
生する寸法歪をレバー機構で拡大して生じた回転
力を印字用のワイヤへ伝達してドツト印字させる
印字エレメントを複数個有し、各前記ワイヤをワ
イヤガイドの孔に貫通させて先端を印字面へ導く
よう前記印字エレメントをヘツド台上に配設した
インパクト印字ヘツドにおいて、 前記印字時に前記ワイヤが全長に亘り真直な状
態になり、また非印字時に前記レバー機構へ取付
けた根元の箇所および前記ワイヤガイド孔の間の
前記ワイヤがたわみを生じる状態になるように、
各前記印字エレメントの位置を設定して前記ヘツ
ド台上に配設してある。
〔実施例〕
次に、本考案について図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す上面図であ
る。本実施例の印字ヘツドでは、第2図に示した
従来の印字ヘツドにおける印字ユニツト1の取付
け位置を若干ずらして設定することにより、無印
字時にはワイヤ17が、実線で図示するようにレ
バー16およびワイヤガイド21の間でたわみを
もち、且つ印字時にワイヤ17が、破線で図示す
るように全長に亘つて真直になるようにしてあ
る。すなわち、印字ユニツト1の取付け時に、そ
の圧電体11へ駆動信号を与えて印字状態に保
ち、破線で示すごとくワイヤ17がレバー16お
よびワイヤガイド21の間で真直になるよう印字
ユニツトの位置決めをした上で、ベース10をヘ
ツド台2に取付け固定する。そのあと圧電体11
への駆動信号を切断すると、圧電体11に生じて
いた寸法歪が無くなり、これに応じてレバー16
が回転して無印字状態の位置に復する。これに伴
ない、レバーに取付けてあるワイヤ17の根元も
移動して、レバー16およびワイヤガイド21の
間のワイヤ17には実線で示すようなたわみを生
じる。このように印字エレメント1の取付け位置
を変更すれば、無印字時にワイヤ17の根元に作
用する曲げモーメントの大きさは、従来の印字ヘ
ツドで印字時に生じるワイヤ17のたわみによる
曲げモーメントのみの大きさにほぼ等しくなる。
また印字時には、ワイヤ17が真直になるから、
たわみによる曲げモーメントは作用しなくなり、
更に印字面から受ける反力に起因する曲げモーメ
ントも作用しなくなつて、ワイヤ17の根元に作
用する曲げ応力は殆んどゼロにできる。従つて本
実施例では、ワイヤ17の根元に作用する曲げ応
力は無印字時に最大になるが、その大きさは、従
来の印字ヘツドでのワイヤ17の根元に作用する
最大の曲げ応力すなわち印字時での曲げ応力と比
較すると、印字面からの反力に起因する分だけ軽
減されている。この結果、ワイヤ17の根元に作
用する最大の曲げ応力は従来よりもかなり軽減で
き、ワイヤ折損の発生を防止できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案には、印字時にワイ
ヤ根元に作用する曲げ応力を従来よりも軽減して
ワイヤ折損の発生を防止したインパクト印字ヘツ
ドを実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す上面図、第2
図は従来のインパクト印字ヘツドを示す上面図で
ある。 1……印字ユニツト、10……ベース、11…
…圧電体、12,13,16……レバー、14,
15……ヒンジ、17……ワイヤ、2……ヘツド
台、21,22……ワイヤガイド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 印字時に圧電素子が発生する寸法歪をレバー機
    構で拡大して生じた回転力を印字用のワイヤへ伝
    達してドツト印字させる印字エレメントを複数個
    有し、各前記ワイヤをワイヤガイドの孔に貫通さ
    せて先端を印字面へ導くよう前記印字エレメント
    をヘツド台上に配設したインパクト印字ヘツドに
    おいて、 前記印字時に前記ワイヤが全長に亘り真直な状
    態になり、また非印字時に前記レバー機構へ取付
    けた根元の箇所および前記ワイヤガイド孔の間の
    前記ワイヤがたわみを生じる状態になるように、
    各前記印字エレメントの位置を設定して前記ヘツ
    ド台上に配設してあることを特徴とするインパク
    ト印字ヘツド。
JP5382786U 1986-04-09 1986-04-09 Expired - Lifetime JPH0525889Y2 (ja)

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JP5382786U JPH0525889Y2 (ja) 1986-04-09 1986-04-09

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JPS62166036U JPS62166036U (ja) 1987-10-21
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