JPH059179Y2 - - Google Patents

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JPH059179Y2
JPH059179Y2 JP18417487U JP18417487U JPH059179Y2 JP H059179 Y2 JPH059179 Y2 JP H059179Y2 JP 18417487 U JP18417487 U JP 18417487U JP 18417487 U JP18417487 U JP 18417487U JP H059179 Y2 JPH059179 Y2 JP H059179Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は印字エレメントに関し、特にピエゾ素
子をアクチユエータとして使用しドツト印字する
印字エレメントに関する。
〔従来の技術〕
従来、ピエゾ素子が縦歪効果により発生する寸
法歪を、印字用ワイヤに拡大伝達してドツト印字
する印字エレメントが、提案されている。この印
字エレメントでは、アクチユエータであるピエゾ
素子の縦歪効果を利用しているので、横歪効果を
利用するよりも電気−機械変換効率を高くできる
が、アクチユエータで発生する寸法歪は小さいの
で、レバー機構により拡大してワイヤに伝達す
る。
第2図は従来の印字エレメントを示す斜視図で
ある。接合部材4で接合したピエゾ素子2及び3
は、下端がヒンジ21を介して、L字形状のベー
ス部材20の下辺部に連結してあり、また上端が
ヒンジ22を介して、レバー部材24に連結して
ある。レバー部材24は、、ヒンジ23を介して、
ベース部材20の頂部に連結している。またレバ
ー部材24の一端に連結して設けたアーム部材2
5の先端部には、印字用のワイヤ7を取付けてあ
る。ピエゾ素子2及び3に印字駆動電圧を印加す
ると、縦歪効果により破線矢印Aの向きの寸法歪
を発生し、これに応じてレバー部材24は、ヒン
ジ22を作用点、ヒンジ23を支点として、寸法
歪を拡大してワイヤ7に伝達し、破線矢印Bの向
きにドツト印字させる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来の印字エレメントでは、ピエゾ素
子2及び3や接合部材4がベース部材20に当接
しないように、ヒンジ22及び23の間隔を設定
する。従つて、ヒンジ22及び23の間隔を余り
小さくできず、ワイヤ7で所望の印字ストローク
を得るには、レバー部材24及びアーム部材25
の全長をかなり長くせざるを得ない。この結果、
印字エレメントが大形化すると共に、レバー機構
の慣性モーメントが増大して、印字速度が低下す
る。また、印字駆動時にピエゾ素子2及び3が発
生する寸法歪は、前述のごとくワイヤ7に伝達さ
れるほか、第2図に破線で示すように、ベース部
材20の下辺部を押下げ変形させるので、電気−
機械変換したエネルギーを印字動作への利用効率
が低下する。更に、このようにベース部材20の
下辺部が変形すると接合部材4の個所に破線矢印
Cで示す向きの応力が作用して、ピエゾ素子2及
び3の接合個所に破損を生じ易い。
本考案の目的は、上述の問題点を解決し従来よ
りも小形で、高速印字可能であり、エネルギー利
用効率が高く、ピエゾ素子に破損を生じ難い印字
エレメントを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の印字エレメントは、中空四辺形の枠形
状を成し所定の個所の内面から外方に向つて貫通
するガイド穴を設けたガイド部材を装着したベー
ス部材と、印字駆動時に縦歪効果により寸法歪を
発生するピエゾ素子を有し一端を前記ベース部材
の第1の内面にヒンジを介して連結して該ベース
部材の中空部内に配設したアクチユエータと、該
アクチユエータの他端にヒンジを介し連結し且つ
前記ベース部材の前記第1の内面と対向する第2
の内面にヒンジを介し連結しているレバー部材
と、該レバー部材の先端部に一端を取付けてあり
前記ガイド穴を貫通して他端が前記ベース部材の
枠外に突出しているドツト印字用のワイヤとを、
備えている。
〔実施例〕
次に、本考案について図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案の第1の実施例を示す斜視図で
ある。ベース部材1は、中空長方形状の枠であ
り、長方形枠の下辺にはヒンジ10を介して、ピ
エゾ素子2及び3を接合部材4で接合したアクチ
ユエータの下端が接続してあり、また上辺にはヒ
ンジ12を介して、レバー部材5の上辺が接続し
てある。アクチユエータの上端は、ヒンジ11を
介してレバー部材5の下辺に接続してある。レバ
ー部材5の一端には、印字用のワイヤ7を取付け
てある。このワイヤ7は、ベース部材1の上辺を
貫通して取付けてあるガイド部材18のガイド用
穴を通して、先端を外方に突出させてある。
印字駆動時には、アクチユエータが縦歪効果に
より破線矢印Aの向きの寸法歪を発生し、これに
応じてレバー部材5は、ヒンジ11を作用点、ヒ
ンジ12を支点として、寸法歪を拡大してワイヤ
7に伝達し、破線矢印Bの向きにドツト印字させ
る。
本実施例では、ヒンジ11及び12がそれぞれ
レバー部材5の下辺及び上辺に接続しているの
で、両者の間隔は、従来のような配置上の制約を
受けず、いくらでも小さくできる。従つて、レバ
ー部材5の全長も短くでき、印字エレメントの小
形化、高速化を実現し得る。また、ベース部材1
が長方形枠なので、印字駆動時でもベース部材1
に変形を生じることが無く、従来のようなベース
部材の変形に起因するエネルギー利用効率の低下
や信頼性の低下を防止できる。更に、アクチユエ
ータ、レバー部材5をベース部材1の中空部内に
配設してあるので、ワイヤ7を導くための穴を設
けたガイド部材18をベース部材1に取付けるこ
とができ、印字動作時におけるワイヤ7の不要振
動を抑制できると共に、ガイド部材18の材料と
して例えばオイルレス軸受材やセラミツク軸受材
等を使用することにより、ワイヤ7及びガイド穴
の磨耗を軽減し得る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、ベース部材を中
空長方形状の枠にして強度を向上すると共に寸法
歪拡大用のレバーの作用点及び支点の間隔を短縮
できるようにし、従来よりも小形で、高速印字可
能であり、エネルギー利用効率が高く、ピエゾ素
子に破損を生じ難い印字エレメントを実現できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の斜視図、第2図は従
来の印字エレメントの斜視図である。 1,20……ベース部材、2,3……ピエゾ素
子、4……接合部材、5,24……レバー部材、
6,25……アーム部材、7……ワイヤ、10〜
12,21〜23……ヒンジ、18……ガイド部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中空四辺形の枠形状を成し所定の個所の内面か
    ら外方に向つて貫通するガイド穴を設けたガイド
    部材を装着したベース部材と、印字駆動時に縦歪
    効果により寸法歪を発生するピエゾ素子を有し一
    端を前記ベース部材の第1の内面にヒンジを介し
    連結して該ベース部材の中空部内に配設したアク
    チユエータと、該アクチユエータの他端にヒンジ
    を介し連結し且つ前記ベース部材の前記第1の内
    面と対向する第2の内面にヒンジを介し連結して
    いるレバー部材と、該レバー部材の先端部に一端
    を取付けてあり前記ガイド穴を貫通して他端が前
    記ベース部材の枠外に突出しているドツト印字用
    のワイヤとを、備えていることを特徴とする印字
    エレメント。
JP18417487U 1987-12-01 1987-12-01 Expired - Lifetime JPH059179Y2 (ja)

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JP18417487U JPH059179Y2 (ja) 1987-12-01 1987-12-01

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Publication Number Publication Date
JPH0189139U JPH0189139U (ja) 1989-06-13
JPH059179Y2 true JPH059179Y2 (ja) 1993-03-08

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