JPH042056Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042056Y2 JPH042056Y2 JP1010585U JP1010585U JPH042056Y2 JP H042056 Y2 JPH042056 Y2 JP H042056Y2 JP 1010585 U JP1010585 U JP 1010585U JP 1010585 U JP1010585 U JP 1010585U JP H042056 Y2 JPH042056 Y2 JP H042056Y2
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- JP
- Japan
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- base
- piezoelectric element
- printing
- base member
- mounting
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- Impact Printers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は印字エレメント、特にセラミツクの圧
電縦効果により生ずる寸法歪を拡大伝達してドツ
ト印字を行う印字エレメントに関する。
電縦効果により生ずる寸法歪を拡大伝達してドツ
ト印字を行う印字エレメントに関する。
従来、低消費電力の印字エレメントとして、セ
ラミツク素子の圧電効果を利用したものが開発さ
れている。特に電気−機械変換効率が高い圧電縦
効果を利用することにより消費電力の低減を図れ
るが、セラミツク素子に生ずる寸法歪が小さいの
で、寸法歪をレバー機構で拡大して印字用ワイヤ
に伝達し、ドツト印字を行う。
ラミツク素子の圧電効果を利用したものが開発さ
れている。特に電気−機械変換効率が高い圧電縦
効果を利用することにより消費電力の低減を図れ
るが、セラミツク素子に生ずる寸法歪が小さいの
で、寸法歪をレバー機構で拡大して印字用ワイヤ
に伝達し、ドツト印字を行う。
第3図aおよびbはそれぞれ、従来の印字エレ
メントを示す正面図および下面図である。U字形
の金属のベース1の各上端部には、板状の金属の
接続部を介して金属のレバー3および4が接続し
てある。ベース1の内底部と、レバー3および4
の各下端部とは、板状の金属の接続部を介して圧
電素子2の下端と上端とにおのおの接続してあ
る。また、レバー3および4の上端部はそれぞ
れ、板状の金属の接続部を介して金属のレバー5
に接続しており、レバー5には印字用のワイヤ6
が取付けてある。圧電素子2はセラミツク素子で
あり、駆動電圧を印加した時、破線矢印Aで示す
向きに伸びて寸法歪を発生する。これに応じて、
レバー3および4の各上端部に、破線矢印Bおよ
びCの向きに拡大変位を生じて、レバー5に回転
運動を生じさせ、ワイヤ6が破線矢印Dで示す向
きに運動してドツト印字を行う。
メントを示す正面図および下面図である。U字形
の金属のベース1の各上端部には、板状の金属の
接続部を介して金属のレバー3および4が接続し
てある。ベース1の内底部と、レバー3および4
の各下端部とは、板状の金属の接続部を介して圧
電素子2の下端と上端とにおのおの接続してあ
る。また、レバー3および4の上端部はそれぞ
れ、板状の金属の接続部を介して金属のレバー5
に接続しており、レバー5には印字用のワイヤ6
が取付けてある。圧電素子2はセラミツク素子で
あり、駆動電圧を印加した時、破線矢印Aで示す
向きに伸びて寸法歪を発生する。これに応じて、
レバー3および4の各上端部に、破線矢印Bおよ
びCの向きに拡大変位を生じて、レバー5に回転
運動を生じさせ、ワイヤ6が破線矢印Dで示す向
きに運動してドツト印字を行う。
このような印字エレメントを印字ヘツドに取付
け固定するため、従来、取付け用のねじ9る直す
穴をベース1に設けて、印字ヘツドの取付台10
にねじ9で固定している。
け固定するため、従来、取付け用のねじ9る直す
穴をベース1に設けて、印字ヘツドの取付台10
にねじ9で固定している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来の印字エレメントでは、ベース1
の穴にねじ9を通し取付台10に締付けて印字ヘ
ツドに固定しているが、ベース1および取付台1
0の取付面での寸法誤差や、各ねじ9の締付力の
ばらつきにより、ベース1に曲げあるいはねじれ
の変形を生じ易い。このようなベース1の変形を
生ずると、ベース1に接続している圧電素子2に
も曲げあるいはねじれを与える力が伝達されて、
圧電素子2が折れたり割れたりして破損するとい
う問題点がある。
の穴にねじ9を通し取付台10に締付けて印字ヘ
ツドに固定しているが、ベース1および取付台1
0の取付面での寸法誤差や、各ねじ9の締付力の
ばらつきにより、ベース1に曲げあるいはねじれ
の変形を生じ易い。このようなベース1の変形を
生ずると、ベース1に接続している圧電素子2に
も曲げあるいはねじれを与える力が伝達されて、
圧電素子2が折れたり割れたりして破損するとい
う問題点がある。
本考案の目的は、上述の問題点を解決し印字ヘ
ツドへの取付け時に圧電素子に対し曲げあるいは
ねじれを与えないようにして圧電素子の破損発生
を防止した印字エレメントを提供することにあ
る。
ツドへの取付け時に圧電素子に対し曲げあるいは
ねじれを与えないようにして圧電素子の破損発生
を防止した印字エレメントを提供することにあ
る。
本考案の印字エレメントは、U字形のベース部
材と、該ベース部材の内底部に一端を接続して装
着した圧電素子と、前記ベース部材の上端部およ
び前記圧電素子の他端部に接続しており駆動時に
前記圧電素子に生ずる寸法歪を拡大して印字用ワ
イヤに伝達するレバー機構とを備えた印字エレメ
ントにおいて、 前記ベース部材に接続しており該ベース部材よ
りも剛性が小さな少なくとも一つの接続部材と該
接続部材を介して前記ベース部材に接続しており
ねじ取付用の穴を設けた固定用部材とをそれぞれ
有する複数の取付部材を配設してある。
材と、該ベース部材の内底部に一端を接続して装
着した圧電素子と、前記ベース部材の上端部およ
び前記圧電素子の他端部に接続しており駆動時に
前記圧電素子に生ずる寸法歪を拡大して印字用ワ
イヤに伝達するレバー機構とを備えた印字エレメ
ントにおいて、 前記ベース部材に接続しており該ベース部材よ
りも剛性が小さな少なくとも一つの接続部材と該
接続部材を介して前記ベース部材に接続しており
ねじ取付用の穴を設けた固定用部材とをそれぞれ
有する複数の取付部材を配設してある。
次に、本考案について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本考案の第1の実施例を示す正面図で
ある。本実施例では、ベース1に従来のような取
付け穴を設ける代りに、ベース1の側辺に接続し
て取付部材7を設けてある。取付部材7は、一端
がベース1に接続している板状金属の他端をリン
グ状に形成してあり、リング状部の穴にねじを通
して印字ヘツドに取付け固定する。この取付部材
7は、例えばプレス加工によりベース1と同一材
に形成するか、あるいはベース1とは別に制作し
たものをベース1に溶接するなどの方法で、実現
できる。
ある。本実施例では、ベース1に従来のような取
付け穴を設ける代りに、ベース1の側辺に接続し
て取付部材7を設けてある。取付部材7は、一端
がベース1に接続している板状金属の他端をリン
グ状に形成してあり、リング状部の穴にねじを通
して印字ヘツドに取付け固定する。この取付部材
7は、例えばプレス加工によりベース1と同一材
に形成するか、あるいはベース1とは別に制作し
たものをベース1に溶接するなどの方法で、実現
できる。
取付け時に、取付面の寸法誤差やねじの締付力
のばらつきがあつても、取付部材7のねじ穴とベ
ース1との間の板面に曲げあるいはねじれの変形
を生ずるだけで、ベース1に変形を与える力が伝
達しなくなり、従つて圧電素子2の破損の発生を
防止できる。
のばらつきがあつても、取付部材7のねじ穴とベ
ース1との間の板面に曲げあるいはねじれの変形
を生ずるだけで、ベース1に変形を与える力が伝
達しなくなり、従つて圧電素子2の破損の発生を
防止できる。
第2図は本考案の第2の実施例を示す正面図で
ある。ベース1の側辺に接続して設けた取付部材
8は、両端部がベース1に接続しているコの字形
の板状金属の中央部をリング状に形成してあり、
リング状部の穴にねじを通して印字ヘツドに取付
け固定する。この取付部材8も、第1の実施例の
場合と同様に、プレス加工によりベース1と同一
材に形成するか、あるいは別に制作したものをベ
ース1に溶接するなどの方法で、実現できる。
ある。ベース1の側辺に接続して設けた取付部材
8は、両端部がベース1に接続しているコの字形
の板状金属の中央部をリング状に形成してあり、
リング状部の穴にねじを通して印字ヘツドに取付
け固定する。この取付部材8も、第1の実施例の
場合と同様に、プレス加工によりベース1と同一
材に形成するか、あるいは別に制作したものをベ
ース1に溶接するなどの方法で、実現できる。
取付時に、取付面の寸法誤差やねじの締付力の
ばらつきによる曲げあるいはねじれの力が発生し
ても、取付部材8の板面に変形を生ずるだけで、
ベース1には伝達されず、従つて圧電素子2の破
損発生を防止できる。
ばらつきによる曲げあるいはねじれの力が発生し
ても、取付部材8の板面に変形を生ずるだけで、
ベース1には伝達されず、従つて圧電素子2の破
損発生を防止できる。
以上に説明したごとく本考案には、ベースより
も剛性が小さな接続部材を介してベースに接続し
ているねじ穴を設けることにより、印字ヘツドへ
の取付け時に圧電素子に対し曲げあるいはねじれ
の力が作用しないようにして圧電素子の破損発生
を防止した印字エレメントを実現できるという効
果がある。
も剛性が小さな接続部材を介してベースに接続し
ているねじ穴を設けることにより、印字ヘツドへ
の取付け時に圧電素子に対し曲げあるいはねじれ
の力が作用しないようにして圧電素子の破損発生
を防止した印字エレメントを実現できるという効
果がある。
第1図および第2図は本考案の実施例を示す正
面図、第3図aおよびbはそれぞれ従来の印字エ
レメントを示す正面図および下面図である。 1……ベース、2……圧電素子、3〜5……レ
バー、6……ワイヤ、7,8……取付部材、9…
…ねじ、10……取付台。
面図、第3図aおよびbはそれぞれ従来の印字エ
レメントを示す正面図および下面図である。 1……ベース、2……圧電素子、3〜5……レ
バー、6……ワイヤ、7,8……取付部材、9…
…ねじ、10……取付台。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 U字形のベース部材と、該ベース部材の内底部
に一端を接続して装着した圧電素子と、前記ベー
ス部材の上端部および前記圧電素子の他端部に接
続しており駆動時に前記電圧素子に生ずる寸法歪
を拡大して印刷用ワイヤに伝達するレバー機構と
を備えた印字エレメントにのいて、 前記ベース部材に接続しており該ベース部材よ
りも剛性が小さな少くとも一つの接続部材と該接
続部材を介して前記ベース部材に接続しておりね
じ取付用の穴を設けた固定用部材とをそれぞれ有
する複数の取付部材を配設したことを特徴とする
印字エレメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1010585U JPH042056Y2 (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1010585U JPH042056Y2 (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61125448U JPS61125448U (ja) | 1986-08-07 |
JPH042056Y2 true JPH042056Y2 (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=30490982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1010585U Expired JPH042056Y2 (ja) | 1985-01-28 | 1985-01-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042056Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-01-28 JP JP1010585U patent/JPH042056Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61125448U (ja) | 1986-08-07 |
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