JPH05258669A - ボビン一体型水平偏向ヨーク巻線機および巻線用ノズル装置ならびにボビン一体型水平偏向ヨーク巻線方法 - Google Patents

ボビン一体型水平偏向ヨーク巻線機および巻線用ノズル装置ならびにボビン一体型水平偏向ヨーク巻線方法

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JPH05258669A
JPH05258669A JP4055093A JP5509392A JPH05258669A JP H05258669 A JPH05258669 A JP H05258669A JP 4055093 A JP4055093 A JP 4055093A JP 5509392 A JP5509392 A JP 5509392A JP H05258669 A JPH05258669 A JP H05258669A
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JP
Japan
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bobbin
winding
nozzle
horizontal deflection
deflection yoke
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JP4055093A
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Inventor
Yutaka Nakatani
谷 豊 中
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Taga Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Taga Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/06Coil winding
    • H01F41/071Winding coils of special form
    • H01F2041/0711Winding saddle or deflection coils
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2209/00Apparatus and processes for manufacture of discharge tubes
    • H01J2209/236Manufacture of magnetic deflecting devices
    • H01J2209/2363Coils
    • H01J2209/2366Machines therefor, e.g. winding, forming, welding, or the like

Landscapes

  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置固定されたボビンのネック側より突出
し、ノズルの先端部を折り曲げてネック側の巻線溝に臨
ませ巻線することにより一体型ボビンに一対の水平偏向
ヨークを同時に巻線することがスムーズにできるボビン
一体型水平偏向ヨーク巻線装置およびその巻線方法の提
供を目的とする。 【構成】 水平偏向ヨークにおけるスクリーン側の巻線
溝と、上記水平偏向ヨークにおけるネック側の巻線溝お
よび内面の巻線溝が形成された一体型ボビンに水平偏向
ヨークを巻線する巻線機において、巻線可能な状態でボ
ビンを固定する回転自在なボビン支持手段と、互い違い
に配設された一対のホルダからなるホルダ支持手段と、
ノズルの支持パイプの上下動、左右動および回転を行う
支持パイプ駆動手段と、各支持パイプの先端に折曲板が
揺動自在に軸支され上記折曲板の先端にノズルを付設し
たノズル移動手段と、上記ノズル移動手段を駆動させる
駆動伝達手段とを備えたボビン一体型水平偏向ヨーク巻
線機にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一体型のボビンに水
平偏向ヨーク用の巻材を自動的に巻回するボビン一体型
水平偏向ヨーク巻線機およびその巻線方法に関し、特
に、水平偏向ヨークにおけるネックの溝にノズルを直接
周回させて巻線作業をするボビン一体型水平偏向ヨーク
巻線機および巻線用ノズル装置ならびにボビン一体型水
平偏向ヨーク巻線方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CRTに装着する水平偏向ヨーク
は、図16で示すような二分割されたボビン51a,5
1bに偏光ヨーク用の線材を各巻回し、その後にボビン
51a,51bを一体的に組み合わせていた。このよう
に二分割されたボビン51a,51bに線材を自動的に
巻回する自動巻線機が広く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、二分割
されたボビンに水平偏向ヨークを巻線することは、ボビ
ン51a,51bを結合する時に両者の間に隙間ができ
たり、両者の間に捩れが生じたりし、不良品ができ易
く、かつ、均一で高精度の水平偏向ヨークが量産できな
かった。また、分割したものを結合するために、所望の
強度が得られず、結合する手間が掛かった。
【0004】さらに、CRTの高画質化、大型化が要求
されるようになり、これに応えて水平偏向ヨークのボビ
ンも図4で示すような一体型のボビン30に図5で示す
ようなヨークを巻線するようになった。このような一体
型水平偏向ヨーク用のボビンに、線材を自動的に巻回す
る自動巻線機が幾つか提案されているが、満足すべき自
動巻線機が開発されていないのが現状である。
【0005】この発明は、上記のような点に鑑みてなさ
れたもので、位置固定されたボビンのネック側より突出
し、ノズルの先端部を折り曲げてネック側の巻線溝に臨
ませ巻線することにより一体型ボビンに一対の水平偏向
ヨークを同時に巻線することがスムーズにできるボビン
一体型水平偏向ヨーク巻線装置およびその巻線方法の提
供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、水平偏向ヨークにおけるス
クリーン側の巻線溝と、上記水平偏向ヨークにおけるネ
ック側の巻線溝および内面の巻線溝が形成された一体型
ボビンに水平偏向ヨークを巻線する巻線機において、巻
線可能な状態でボビンを固定する回転自在なボビン支持
手段と、互い違いに配設された一対のホルダからなるホ
ルダ支持手段と、ノズルの支持パイプの上下動、左右動
および回転を行う支持パイプ駆動手段と、各支持パイプ
の先端に折曲板が揺動自在に軸支され上記折曲板の先端
にノズルを付設したノズル移動手段と、上記ノズル移動
手段を駆動させる駆動伝達手段とを備えたことを特徴と
するボビン一体型水平偏向ヨーク巻線機にある。
【0007】また、水平偏向ヨークにおけるスクリーン
側の巻線溝と、上記水平偏向ヨークにおけるネック側の
巻線溝および内面の巻線溝が形成された一体型ボビンに
水平偏向ヨークを巻線する巻線機において、線材が通る
中空パイプの先端に折曲板を揺動自在に軸支し、上記折
曲板の先端にノズルを付設すると共に、折曲板の基端に
作動用の係合部を設け、折曲片の係合部と係合する作動
杆を中空パイプに添設したことを特徴とする巻線用ノズ
ル装置にある。
【0008】さらに、水平偏向ヨークにおけるスクリー
ン側の巻線溝と、上記水平偏向ヨークにおけるネック側
の巻線溝および内面側に巻線溝が形成された一体型ボビ
ンに水平偏向ヨークを巻線する巻線方法において、巻線
可能な状態でボビンを固定する回転自在なボビンを支持
し、一対のノズル支持パイプを一体型ボビンのネックよ
り突出させ、先端部を折り曲げノズルを一体型ボビンに
おけるネック側の巻線溝に臨ませ巻線するネック側巻線
工程と、広径のスクリーン側および細径のネック側の巻
線溝から連通溝に線材を導き、内面の巻線溝に沿ってノ
ズルを上下動する内面側巻線工程と、両支持パイプを外
方に移動させると共に反転し一体型ボビンにおけるスク
リーン側の巻線溝に臨ませ巻線するスクリーン側巻線工
程とを行い、ネック側巻線工程、内面側巻線工程、スク
リーン側巻線工程、内面側巻線工程とを位置移動させな
がら一体型のボビンに一対の水平偏向ヨークを同時に巻
線することを特徴とするボビン一体型水平偏向ヨーク巻
線方法にある。
【0009】
【作 用】実施例において、先ず、図6で示すようにボ
ビン30のスクリーン側を上面とし、ネック側を下向き
にしてボビン支持手段A(図1参照)にボビン30をセ
ットする。この時、ノズル14は、ボビン30のスクリ
ーンの上に待機し(図15参照)、巻線動作時に図6で
示すように各ノズル移動手段Dの各折曲板13をボビン
30のネック側に突出させる。
【0010】そして、図7で示すようにエアシリンダ6
のロッド6aを進出させ、連結板7,作動片8,作動杆
15,ピン24を介し、折曲板13の作動片13aを押
し下げると、折曲板13はプーリ21の軸21aを支点
として折り曲り、ノズル14がボビン30の巻線溝30
bに臨む。そこで、ボビン支持手段Aによってボビン3
0を回転させ、線材23を出す所定の連通溝30eに合
わせた後で、図8で示すようにノズル14の折曲板13
を垂直に戻して巻線溝30eより後退させる。
【0011】次に、図9および図10で示すようにノズ
ル14をボビン30のネック側入口まで上昇させる。こ
のようなノズル14の上昇移動、横移動、ボビン30の
回転を同時に行い、ボビン30における内面側の巻線溝
30cに沿って、線材23を所定の巻線溝30cに入れ
ながら図11で示すようにスクリーン側の連通溝30d
に合わせる。そして、ノズル14の先端をボビン30の
中心に向かうように反転させ、スクリーン側の巻線溝3
0aに線材23を入れ、ボビン30を回転させ、線材2
3を周回させ、ノズル14,14を所定の連通溝30d
に導く。
【0012】次いで、図12で示すようにノズル14,
14を回転させながら、そのノズル14,14をボビン
30の中心方向に移動し、線材23を連通溝30dから
脱出させる。それから、図13で示すようにノズル1
4,14をボビン30の中心側に移動させながら下降さ
せ、ボビン30の内面の巻線溝30cに線材23を入
れ、図14で示すようにスクリーン側における所定の連
通溝30dに導く。このような作業を繰り返し、ボビン
30に図5で示すような水平偏向ヨーク40,40を同
時に巻線する。
【0013】
【実施例】以下、この発明に係るボビン一体型水平偏向
ヨーク巻線機およびその巻線方法における実施の1例に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明に係るボビン一体型水平偏向ヨーク巻線機の1例を
示す側断面図である。また、図2は、ボビン一体型水平
偏向ヨーク巻線機の要部の拡大図である。図3は、ボビ
ン一体型水平偏向ヨーク巻線機における要部の拡大側面
図である。さらに、図4は、ボビン一体型水平偏向ヨー
クを装着する一体型ボビンの斜視図である。図5は、水
平偏向ヨークの1例を示す斜視図である。
【0014】図1および図2において、ボビン一体型水
平偏向ヨーク巻線機は、一体型ボビンに水平偏向ヨーク
を巻線する巻線機において、巻線可能な状態でボビンを
固定する回転自在なボビン支持手段Aと、互い違いに配
設された一対のホルダからなる支持手段Bと、ノズルの
支持パイプの上下動、左右動および回転を行う支持パイ
プ駆動手段Cと、各支持パイプの先端に折曲板が揺動自
在に軸支され上記折曲板の先端にノズルを付設したノズ
ル移動手段Dと、上記ノズル移動手段を駆動させる駆動
伝達手段Eとから構成されている。ボビン支持手段A
は、図1で示すように巻線可能な状態でボビン30をボ
ビン支持手段Aに位置固定し、任意角度で回転できるボ
ビンホルダである。可動部材、駆動部材を支持する支持
手段Bは、互い違いに対設された断面コ字形のホルダ
1,1と、各ホルダ1,1に対嵌合されたロッド軸承用
の軸受2,2と、各ホルダ1,1の先端側に嵌合された
ノズルの支持パイプ軸承用の軸受3と、各ホルダ1,1
の下端側に嵌合された軸受ユニット4とから構成されて
いる。各ホルダ1,1は、図示しない支持装置によって
左右動および上下動自在に支持されている。
【0015】上記軸受ユニット4は、ノズル14の支持
パイプ軸承用の軸受が両口部に嵌合されると共に、内部
にニードルベアリングが配設される。ノズルの位置を移
動させるための支持パイプ駆動手段Cは、支持部Bの各
ホルダ1,1に付設したエアシリンダ6と、上記エアシ
リンダ6のロッド6aの先端に連結されたL字形の連結
板7と、連結板7の先端に固定された作動片8と、各ホ
ルダ1に内設されたウオーム9およびウオーム9と噛合
したウオームホイール10と、軸受3および軸受ユニッ
ト4に軸承された支持パイプ12とから構成されてい
る。上記の連結板7の略中央には、支持手段Bの軸受
2,2に軸承される作動杆安定案内用のロッド11の下
端突出ピン部7aによって揺動自在に軸支されている。
【0016】上記の支持パイプ12は、ホルダ1の上側
から突出した上端に支持パイプ12の回転を検知するセ
ンサ16が装着され、ホルダ1内で支持パイプ回転用の
ウオームホイール10が軸着され、ホルダ1から突出し
た下側において作動片8を係合する、カラー18が揺動
自在に外挿され、さらに、下端部でカラー19が揺動自
在に外挿される。また、支持パイプ12には、作動杆1
5の突片15a,15bが嵌入する連通溝12a,12
bが切設される。
【0017】一体型のボビン30に巻線を行うノズル移
動手段Dは、支持パイプ12の下端側に揺動自在な状態
で軸支された折曲板13と、折曲板13の先端に連結さ
れたノズル14およびノズル作動用の作動杆15とから
その主要部材が構成されている。
【0018】上記の折曲板13は、カラー19に固定さ
れたブラケット20に線材案内用のプーリ21の軸21
aによって揺動自在な状態で軸支され、その上部にU字
溝のある作動片13aが斜向きに突設され、先端側に線
材案内用のプーリ22を回転自在に軸止すると共に、先
端にノズル14を付設する。
【0019】ノズル14は、スプール、テンションロー
ラ等の線材供給部(図示しない)から繰り出され支持パ
イプ12内を挿通し、プーリ21,22で案内されてき
た線材23を一体型のボビン30に巻回する。作動杆1
5は、ホルダ1側においてカラー18に固定されると共
に、ノズル側において、折曲板13における作動片13
aのU字溝にピン24によって係合し、エアシリンダ6
のピストンロッド6aの動作によって上下動し、ノズル
14を移動させる。
【0020】ボビン30は、絶縁性合成樹脂でラッパ状
に形成されたもので、図4で示すように広径のスクリー
ン側、細径のネック側および内面に各巻線溝30a,3
0b,30cが各形成されると共に、巻線溝30aの上
面および巻線溝30bの下面に内面の巻線溝30cと通
じる連通溝30d,30eが各形成されている。上記の
ボビン一体型水平偏向ヨーク巻線機では、左右一対のコ
イルが2本のノズル14,14で同時に行われる。ま
た、2本のノズル14,14の回転と、左右を独立して
作動させる制御は、6軸CNCが使用され、ノズル1
4,14の動作を座標としたプログラムで行う。
【0021】上記のような構成からなるボビン一体型水
平偏向ヨーク巻線機によって、図4で示すボビン30に
線材23を巻回するのには、次のように行われる。ま
ず、図6で示すようにボビン30のスクリーン側を上面
とし、ネック側を下向きにしてボビン保持手段A(図1
参照)にボビン30をセットする。この時、ノズル14
は、ボビン30のスクリーンの上に待機し(図15参
照)、巻線動作時に図6で示すように各ノズル移動手段
Dの各折曲板13をボビン30のネック側に突出させ
る。
【0022】そして、図7で示すようにエアシリンダ6
のロッド6aを進出させ、連結板7,作動片8,作動杆
15,ピン24を介し、折曲板13の作動片13aを押
し下げると、折曲板13はプーリ21の軸21aを支点
として折り曲げ、ノズル14がボビン30の巻線溝30
bに臨む。そこで、ボビン30を回転させ、線材23を
出す所定の連通溝30eに合わせた後で、図8で示すよ
うにノズル14の折曲板13を垂直に戻して連線溝30
eより後退させる。この時、図3で示すように別体の線
ガイド17が進出し、線材23を次の連通溝30eに導
く。
【0023】次に、図9およひ図10で示すようにノズ
ル14をボビン30のネック側入口まで上昇させる。こ
のようなノズル14の上昇移動、横移動、ボビン30の
回転を同時に行い、ボビン30における内面側の巻線溝
30cに沿って、線材23を巻線溝30cに入れながら
図11で示すようにスクリーン側の連通溝30eに合わ
せる。そして、ノズル14の先端をボビン30の中心に
向かうように反転させ、スクリーン側の巻線溝30aに
線材23を入れ、ボビン30を回転させ、線材23を周
回させ、ノズル14,14を所定の連通溝30dに導
く。
【0024】次いで、図12で示すようにノズル14,
14を回転させながら、そのノズル14,14をボビン
30の中心方向に移動し、線材23を連通溝30dから
脱出させる。それから、図13で示すようにノズル1
4,14をボビン30の中心側に移動させながら下降さ
せ、ボビン30の内面の巻線溝30cに線材23を入
れ、図14で示すようにスクリーン側における所定の連
通溝30eに導く。その後、図6と同じ図14で示す状
態に戻り、所定の連通溝30eから巻線溝30bへと巻
線作業を行い、ボビン30に図5で示すように水平偏向
ヨーク40,40を同時に巻線する。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るボビン一
体型水平偏向ヨーク巻線機は、巻線可能な状態でボビン
を固定する回転自在なボビン支持手段と、互い違いに配
設された一対のホルダからなる支持手段と、ノズルの支
持パイプの上下動、左右動および回転を行う支持パイプ
駆動手段と、各支持パイプの先端に折曲板が揺動自在に
軸支され上記折曲板の先端にノズルを付設したノズル移
動手段と、上記ノズル移動手段を駆動伝達手段も備え一
体型ボビンの左右に水平偏向ヨークを同時かつ自動的に
巻線することができる。また、この発明に係る巻線用ノ
ズル装置は、一体型ボビンに水平偏向ヨークを巻線する
巻線機において、線材が通る中空パイプの先端に折曲板
を揺動自在に軸支し、上記折曲板の先端にノズルを付設
すると共に、折曲板の基端に作動用の係合部を設け、折
曲板の係合部と係合する作動杆を中空パイプに添設した
ので、別の部材を用いなくても、ネック側の巻線溝に、
折曲板を折り曲げて臨ませ、巻線することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るボビン一体型水平偏向ヨーク巻
線機の一部を破断した状態を示す側断面図である。
【図2】この発明に係るボビン一体型水平偏向ヨーク巻
線機の要部を示す拡大図である。
【図3】ボビン一体型水平偏向ヨーク巻線機における要
部の拡大側面図である。
【図4】一体型ボビンの斜視図である。
【図5】水平偏向ヨークの1例を示す斜視図である。
【図6】この発明に係るボビン一体型水平偏向ヨーク巻
線機により巻線作業を行う開始時の説明用工程図であ
る。
【図7】ボビン一体型水平偏向ヨーク巻線機の先端が開
きネック側に巻線作業を行う状態を説明する説明用工程
図である。
【図8】ボビン一体型水平偏向ヨーク巻線機の先端を直
線状に戻した状態を示す説明用工程図である。
【図9】図8の状態から支持パイプをボビン開口側に戻
す状態を示す説明用工程図である。
【図10】図9の状態からノズルがボビン内側溝に巻線
をしている状態を示す説明用工程図である。
【図11】図10の状態からノズルの支持パイプが反転
してボビン開口部に巻線をしている状態を示す説明用工
程図である。
【図12】図11の状態からノズルの支持パイプが再反
転した状態を示す説明用工程図である。
【図13】図12の状態からノズルの支持パイプ間が挟
まりながらボビン内側溝に巻線をしている状態を示す説
明用工程図である。
【図14】図13の状態からノズルがネック側に移動し
た状態を説明する説明用工程図である。
【図15】支持パイプを本体側に戻し巻線作業が終了し
た状態を示す説明用工程図である。
【図16】従来の分割型ボビンの斜視図である。
【符号の説明】
A ボビン支持手段 B ホルダ支持手段 C 支持パイプ駆動手段 D ノズル移動手段 E 駆動伝達手段 1 ホルダ 4 軸受ユニット 6 エアシリンダ 7 連結板 8 作動片 9 ウオーム 10 ウオームホイール 11 ロッド 12 支持パイプ 13 折曲板 14 ノズル 15 作動杆 16 センサ 17 線ガイド 18,19 カラー 20 ブラケット 21,22 プーリ 23 線 材 24 ピ ン 30 ボビン 30a,30b,30c 巻線溝 30d,30e 連通溝 40 水平偏向ヨーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平偏向ヨークにおけるスクリーン側の
    巻線溝と、上記水平偏向ヨークにおけるネック側の巻線
    溝および内面の巻線溝が形成された一体型ボビンに水平
    偏向ヨークを巻線する巻線機において、 巻線可能な状態でボビンを固定する回転自在なボビン支
    持手段と、 互い違いに配設された一対のホルダからなるホルダ支持
    手段と、 ノズルの支持パイプの上下動、左右動および回転を行う
    支持パイプ駆動手段と、 各支持パイプの先端に折曲板が揺動自在に軸支され上記
    折曲板の先端にノズルを付設したノズル移動手段と、 上記ノズル移動手段を駆動させる駆動伝達手段とを備え
    たことを特徴とするボビン一体型水平偏向ヨーク巻線
    機。
  2. 【請求項2】 水平偏向ヨークにおけるスクリーン側の
    巻線溝と、上記水平偏向ヨークにおけるネック側の巻線
    溝および内面の巻線溝が形成された一体型ボビンに水平
    偏向ヨークを巻線する巻線機において、 線材が通る中空パイプの先端に折曲板を揺動自在に軸支
    し、上記折曲板の先端にノズルを付設すると共に、折曲
    板の基端に作動用の係合部を設け、折曲片の係合部と係
    合する作動杆を中空パイプに添設したことを特徴とする
    巻線用ノズル装置。
  3. 【請求項3】 水平偏向ヨークにおけるスクリーン側の
    巻線溝と、上記水平偏向ヨークにおけるネック側の巻線
    溝および内面側に巻線溝が形成された一体型ボビンに水
    平偏向ヨークを巻線する巻線方法において、 巻線可能な状態でボビンを固定する回転自在にボビンを
    支持し、 一対のノズル支持パイプを一体型ボビンのネックより突
    出させ、先端部を折り曲げノズルを一体型ボビンにおけ
    るネック側の巻線溝に臨ませ巻線するネック側巻線工程
    と、 広径のスクリーン側および細径のネック側の巻線溝から
    連通溝に線材を導き、内面の巻線溝に沿ってノズルを上
    下動する内面側巻線工程と、 両支持パイプを外方に移動させると共に反転し一体型ボ
    ビンにおけるスクリーン側の巻線溝に臨ませ巻線するス
    クリーン側巻線工程とを行い、 ネック側巻線工程、内面側巻線工程、スクリーン側巻線
    工程、内面側巻線工程とを位置移動させながら一体型の
    ボビンに一対の水平偏向ヨークを同時に巻線することを
    特徴とするボビン一体型水平偏向ヨーク巻線方法。
JP4055093A 1992-03-13 1992-03-13 ボビン一体型水平偏向ヨーク巻線機および巻線用ノズル装置ならびにボビン一体型水平偏向ヨーク巻線方法 Pending JPH05258669A (ja)

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JP4055093A JPH05258669A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 ボビン一体型水平偏向ヨーク巻線機および巻線用ノズル装置ならびにボビン一体型水平偏向ヨーク巻線方法

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JP4055093A Pending JPH05258669A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 ボビン一体型水平偏向ヨーク巻線機および巻線用ノズル装置ならびにボビン一体型水平偏向ヨーク巻線方法

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JP (1) JPH05258669A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100374503B1 (ko) * 2000-11-28 2003-03-04 박계정 전기자 도선 권선기의 그립퍼 장치
CN1106022C (zh) * 1997-07-10 2003-04-16 日特工工程株式会社 绕线装置

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KR100374503B1 (ko) * 2000-11-28 2003-03-04 박계정 전기자 도선 권선기의 그립퍼 장치

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