JPH0525795Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0525795Y2 JPH0525795Y2 JP1987147693U JP14769387U JPH0525795Y2 JP H0525795 Y2 JPH0525795 Y2 JP H0525795Y2 JP 1987147693 U JP1987147693 U JP 1987147693U JP 14769387 U JP14769387 U JP 14769387U JP H0525795 Y2 JPH0525795 Y2 JP H0525795Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- rod
- reference pin
- shafts
- pinion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 6
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 6
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Jigs For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、基準ピンを用いたワークの位置決め
装置に関する。
装置に関する。
ワークを位置決めする装置としては、基準ピン
を用いるものがある。
を用いるものがある。
例えばコンロツドのボルト取付孔を加工する場
合において、ピストンピンが挿通されるスモール
エンドの孔に基準ピンを差し込んでクランクピン
が嵌められるビツクエンド側を位置決めし、ビツ
クエンドのボルト取付孔が加工される。
合において、ピストンピンが挿通されるスモール
エンドの孔に基準ピンを差し込んでクランクピン
が嵌められるビツクエンド側を位置決めし、ビツ
クエンドのボルト取付孔が加工される。
そしてピストンピンの直径に合せたスモールエ
ンドの孔径及びスモールエンドとビツクエンド間
の長さが異るコンロツドが多種類あり、この場合
は、それぞれのスモールエンドの孔に適合した基
準ピンを選定して、スモールエンドとビツクエン
ド間の長さに合せて調整し位置決めしなければな
らない。
ンドの孔径及びスモールエンドとビツクエンド間
の長さが異るコンロツドが多種類あり、この場合
は、それぞれのスモールエンドの孔に適合した基
準ピンを選定して、スモールエンドとビツクエン
ド間の長さに合せて調整し位置決めしなければな
らない。
従来の上記コンロツドの位置決めは、コンロツ
ドの種類に合せて基準ピンを選定し、これまで取
付けられていた基準ピンを治具から取外して選定
した基準ピンに取換えるようにしていた。又範疇
を異にするが孔の面取バイトの先端にガイド部を
設けてバイトの位置決めをする技術がある（実開
昭55−129740号公報）。
ドの種類に合せて基準ピンを選定し、これまで取
付けられていた基準ピンを治具から取外して選定
した基準ピンに取換えるようにしていた。又範疇
を異にするが孔の面取バイトの先端にガイド部を
設けてバイトの位置決めをする技術がある（実開
昭55−129740号公報）。
このように従来においては、コンロツド（ワー
ク）の大きさが変る毎に基準ピンを手作業にて取
換えるようにしていたので、ボルトを外して基準
ピンを取外し次にボルトを締付けて装着したりす
るのに多大な時間を要し、作業性及び生産性が極
めて悪いという問題があつた。
ク）の大きさが変る毎に基準ピンを手作業にて取
換えるようにしていたので、ボルトを外して基準
ピンを取外し次にボルトを締付けて装着したりす
るのに多大な時間を要し、作業性及び生産性が極
めて悪いという問題があつた。
本考案は上記基準ピンの手作業による取り替え
を不要にしてその作業性を向上すると共に、種類
が異なる複数のワークの位置決めを同時に行える
ようにして更に生産性を向上したワーク位置決め
装置を提供するものである。
を不要にしてその作業性を向上すると共に、種類
が異なる複数のワークの位置決めを同時に行える
ようにして更に生産性を向上したワーク位置決め
装置を提供するものである。
上記問題を解決するための本考案に係る手段
は、互いの軸心を偏心させてエキセントリツクス
リーブにシヤフトを挿入し、該エキセントリツク
スリーブとシヤフトは互いに回転可能であると共
にシヤフトが軸方向に移動可能にしたエキセント
リツクスリーブとシヤフトの組み合わせ体を複数
設け、該それぞれのシヤフトの先端にはシヤフト
の軸心と一致させて着脱可能に多段の基準ピンを
取り付けると共に後端にはシヤフトを軸方向に移
動させるためのリフタを取り付け、前記それぞれ
のエキセントリツクスリーブの後部にピニオンを
形成し、該それぞれのピニオンに噛み合う複数の
ラツクをストツパ部が形成された案内桿に支持
し、該ストツパ部に位置して該ラツク相互間に圧
縮スプリングを設け、前記それぞれのリフタを差
動するリフト差動桿を本体に取り付けたことを特
徴とする。
は、互いの軸心を偏心させてエキセントリツクス
リーブにシヤフトを挿入し、該エキセントリツク
スリーブとシヤフトは互いに回転可能であると共
にシヤフトが軸方向に移動可能にしたエキセント
リツクスリーブとシヤフトの組み合わせ体を複数
設け、該それぞれのシヤフトの先端にはシヤフト
の軸心と一致させて着脱可能に多段の基準ピンを
取り付けると共に後端にはシヤフトを軸方向に移
動させるためのリフタを取り付け、前記それぞれ
のエキセントリツクスリーブの後部にピニオンを
形成し、該それぞれのピニオンに噛み合う複数の
ラツクをストツパ部が形成された案内桿に支持
し、該ストツパ部に位置して該ラツク相互間に圧
縮スプリングを設け、前記それぞれのリフタを差
動するリフト差動桿を本体に取り付けたことを特
徴とする。
本考案はこのように構成したので次のとおりの
作用がある。すなわち、互いの軸心を偏心させて
エキセントリツクスリーブにシヤフトを挿入し、
該エキセントリツクスリーブとシヤフトは互いに
回転可能であると共にシヤフトが軸方向に移動可
能にし、シヤフトの先端にはシヤフトの軸心と一
致させて着脱可能に多段の基準ピンを取り付ける
と共に後端にはシヤフトを軸方向に移動させるた
めのリフタを取り付け、エキセントリツクスリー
ブの後部にピニオンを形成し、該ピニオンに噛み
合うラツクを設け、前記リフタを差動するリフト
差動桿を本体に取り付けたので、リフト差動桿を
操作してシヤフトを軸方向に移動させ、シヤフト
の先端に取り付けた多段の基準ピンを選定する動
作と、ラツクを操作してエキセントリツクスリー
ブを回転し、シヤフトとエキセントリツクスリー
ブの偏心によりワークを位置決めする動作との組
み合わせにより、基準ピンを取り外すことなく種
類が異なるワークを位置決めすることが可能にな
る。
作用がある。すなわち、互いの軸心を偏心させて
エキセントリツクスリーブにシヤフトを挿入し、
該エキセントリツクスリーブとシヤフトは互いに
回転可能であると共にシヤフトが軸方向に移動可
能にし、シヤフトの先端にはシヤフトの軸心と一
致させて着脱可能に多段の基準ピンを取り付ける
と共に後端にはシヤフトを軸方向に移動させるた
めのリフタを取り付け、エキセントリツクスリー
ブの後部にピニオンを形成し、該ピニオンに噛み
合うラツクを設け、前記リフタを差動するリフト
差動桿を本体に取り付けたので、リフト差動桿を
操作してシヤフトを軸方向に移動させ、シヤフト
の先端に取り付けた多段の基準ピンを選定する動
作と、ラツクを操作してエキセントリツクスリー
ブを回転し、シヤフトとエキセントリツクスリー
ブの偏心によりワークを位置決めする動作との組
み合わせにより、基準ピンを取り外すことなく種
類が異なるワークを位置決めすることが可能にな
る。
そして、上記エキセントリツクスリーブとシヤ
フトの組み合わせ体を複数設け、それぞれのシヤ
フトの先端にシヤフトの軸心と一致させて着脱可
能に多段の基準ピンを取り付けると共に後端には
シヤフトを軸方向に移動させるためのリフタを取
り付け、このリフタのそれぞれにリフト差動桿を
設け、一方エキセントリツクスリーブの後部にピ
ニオンを形成し、該それぞれのピニオンに噛み合
う複数のラツクをストツパ部が形成された案内桿
に支持し、該ストツパ部に位置して該ラツク相互
間に圧縮スプリングを設けたので、ストツパ部に
位置してラツク相互間に設けた圧縮スプリングに
よつてラツクとピニオンとの間のバツクラツシユ
をゼロにし、複数のエキセントリツクスリーブを
同期回転することが可能になり、これにより種類
が異なる複数のワークの位置決めを一度に行うこ
とが可能になる。
フトの組み合わせ体を複数設け、それぞれのシヤ
フトの先端にシヤフトの軸心と一致させて着脱可
能に多段の基準ピンを取り付けると共に後端には
シヤフトを軸方向に移動させるためのリフタを取
り付け、このリフタのそれぞれにリフト差動桿を
設け、一方エキセントリツクスリーブの後部にピ
ニオンを形成し、該それぞれのピニオンに噛み合
う複数のラツクをストツパ部が形成された案内桿
に支持し、該ストツパ部に位置して該ラツク相互
間に圧縮スプリングを設けたので、ストツパ部に
位置してラツク相互間に設けた圧縮スプリングに
よつてラツクとピニオンとの間のバツクラツシユ
をゼロにし、複数のエキセントリツクスリーブを
同期回転することが可能になり、これにより種類
が異なる複数のワークの位置決めを一度に行うこ
とが可能になる。
以下本考案の一実施例について詳細に説明す
る。
る。
第１図において、１はシヤフト、２はエキセン
トリツクスリーブであり、相互の軸心C1，C2を
ΔCだけ偏心させて、エキセントリツクスリーブ
２にシヤフト１が挿入されている。
トリツクスリーブであり、相互の軸心C1，C2を
ΔCだけ偏心させて、エキセントリツクスリーブ
２にシヤフト１が挿入されている。
そして、シヤフト１とエキセントリツクスリー
ブ２とは、図から明らかな通り相互間で回転可能
でありかつシヤフト１は軸方向に移動可能なよう
になつている。エキセントリツクスリーブ２は、
スリーブ１０によつて本体１１に回転可能に支持
されている。そしてこの回転は、第３図に示すよ
うにストツパピン２５により180°に規制される。
２４は押えプレート、２６は突起である。シヤフ
ト１の先端には多段の基準ピン９が着脱可能に取
付けられている。本実施例において基準ピン９
は、d1，d2の二種類の直径を有する２段式の基準
ピンである。そしてシヤフト１に設けた螺子穴に
螺子結合されている。一方シヤフト１の後端に
は、リフタ５が取付けられている。３はエキセン
トリツクスリーブ２の後部に形成されたピニオン
であり、このピニオン３に噛み合うようにラツク
４が設けられている。２２はラツクの案内棒であ
る。
ブ２とは、図から明らかな通り相互間で回転可能
でありかつシヤフト１は軸方向に移動可能なよう
になつている。エキセントリツクスリーブ２は、
スリーブ１０によつて本体１１に回転可能に支持
されている。そしてこの回転は、第３図に示すよ
うにストツパピン２５により180°に規制される。
２４は押えプレート、２６は突起である。シヤフ
ト１の先端には多段の基準ピン９が着脱可能に取
付けられている。本実施例において基準ピン９
は、d1，d2の二種類の直径を有する２段式の基準
ピンである。そしてシヤフト１に設けた螺子穴に
螺子結合されている。一方シヤフト１の後端に
は、リフタ５が取付けられている。３はエキセン
トリツクスリーブ２の後部に形成されたピニオン
であり、このピニオン３に噛み合うようにラツク
４が設けられている。２２はラツクの案内棒であ
る。
７は、リフタ５に形成された外周溝に嵌合され
ているリフタ作動桿である。６はリフタ作動桿７
を支持する支持棒であり本体１１に軸支されてい
る。１２はリフトレバ、１３はロツドである。
ているリフタ作動桿である。６はリフタ作動桿７
を支持する支持棒であり本体１１に軸支されてい
る。１２はリフトレバ、１３はロツドである。
第２図において、本実施例では、２個のワーク
の位置決めが可能なように、シヤフト１及びエキ
セントリツクスリーブ２が２組設けられている。
これに伴い、エキセントリツクスリーブ２のピニ
オン３に噛み合うラツクが２組設けられ、４−
１，４−２はそれぞれラツクである。
の位置決めが可能なように、シヤフト１及びエキ
セントリツクスリーブ２が２組設けられている。
これに伴い、エキセントリツクスリーブ２のピニ
オン３に噛み合うラツクが２組設けられ、４−
１，４−２はそれぞれラツクである。
このラツク４−１，４−２は、中間にストツパ
１９を形成した案内棒２２に摺動可能に差し込ま
れている。案内棒２２の一端は、油圧シリンダ
（図示省略）のロツド１５に連結され、他端には
ラツク４−１の摺動を規制するカラー２０とナツ
ト２１が取付けられている。１８はラツク４−１
と４−２の間に設けられたスプリングである。１
７は、ラツク４−１，４−２の摺動を案内する案
内ブロツクであり、スペーサ１６によつて、ラツ
ク４−１，４−２の摺動範囲に案内ブロツク１７
が位置するように本体１１に固定している。
１９を形成した案内棒２２に摺動可能に差し込ま
れている。案内棒２２の一端は、油圧シリンダ
（図示省略）のロツド１５に連結され、他端には
ラツク４−１の摺動を規制するカラー２０とナツ
ト２１が取付けられている。１８はラツク４−１
と４−２の間に設けられたスプリングである。１
７は、ラツク４−１，４−２の摺動を案内する案
内ブロツクであり、スペーサ１６によつて、ラツ
ク４−１，４−２の摺動範囲に案内ブロツク１７
が位置するように本体１１に固定している。
６はリフト作動桿７を支持する支持棒、１２は
キー１４を介して支持棒６に取付けられたリフト
レバー、１３はリフトレバー１２を介して支持棒
６を回すロツドである。
キー１４を介して支持棒６に取付けられたリフト
レバー、１３はリフトレバー１２を介して支持棒
６を回すロツドである。
以上のように構成した本実施例の作用について
次に説明する。
次に説明する。
第１図において、ワークＷを次のような３種類
のコンロツドとした場合について説明する。
のコンロツドとした場合について説明する。
ワーク１…スモールエンドの直径20mm
長さｌは113mm
ワーク２…スモールエンドの直径22mm
長さｌは120mm
ワーク３…スモールエンドの直径20mm
長さｌは120mm
この場合の基準ピン９は２段式を使用し、
d1＝22φmm，d2＝20φmm，ΔC＝3.5mmの基準ピン
９をシヤフト１の先端に装着する。
９をシヤフト１の先端に装着する。
先ずワーク１の位置決めは、次のようにして行
う。基準ピン９は、d2＝20mmを使用するために、
ロツド１３、リフトレバー１２、リフト作動桿７
及びリフタ５を介してシヤフト１を軸方向に後退
させて基準ピン９を引込める。これにより、ワー
クＷは、工作台２３と基準ピン９との間に水平線
Ｈにそつて水平に置かれる状態になる。次にラツ
ク４を操作してエキセントリツクスリーブ２を第
１図の状態から180°回せばｌ寸法は、７mm（ΔC
＝3.5）だけ短くなつて113mmに調整される。
う。基準ピン９は、d2＝20mmを使用するために、
ロツド１３、リフトレバー１２、リフト作動桿７
及びリフタ５を介してシヤフト１を軸方向に後退
させて基準ピン９を引込める。これにより、ワー
クＷは、工作台２３と基準ピン９との間に水平線
Ｈにそつて水平に置かれる状態になる。次にラツ
ク４を操作してエキセントリツクスリーブ２を第
１図の状態から180°回せばｌ寸法は、７mm（ΔC
＝3.5）だけ短くなつて113mmに調整される。
そして、ワーク１のスモールエンド側の孔を基
準ピン９に嵌入すれば、工作台２３上にコンロツ
ドのビツクエンド端が位置決めされる。
準ピン９に嵌入すれば、工作台２３上にコンロツ
ドのビツクエンド端が位置決めされる。
ワーク１を加工後に引き続いてワーク２を加工
する場合は、基準ピン９において22mmを使用する
ので、ロツド１３を操作してシヤフト１を前進さ
せて基準ピン９を突出する。そしてラツク４によ
りエキセントリツクスリーブ２を180°回して（第
１図の状態）ｌ寸法を120mmにする。
する場合は、基準ピン９において22mmを使用する
ので、ロツド１３を操作してシヤフト１を前進さ
せて基準ピン９を突出する。そしてラツク４によ
りエキセントリツクスリーブ２を180°回して（第
１図の状態）ｌ寸法を120mmにする。
この状態で、ワーク２であるコンロツドのスモ
ールエンドの孔を基準ピン９に嵌入すれば、工作
台２３上にビツクエンド端が位置決めされる。
ールエンドの孔を基準ピン９に嵌入すれば、工作
台２３上にビツクエンド端が位置決めされる。
ワーク２を加工後に更に引続いてワーク３を加
工する場合は、スモールエンドの孔径のみが異り
長さがワーク２と同じであるから、ロツド１３を
操作してシヤフト１を後退するのみでよく、これ
により、基準ピン９はd2＝20mmであり、ｌ＝120
mmとなつて、ワーク３の位置決めが行なわれる。
工する場合は、スモールエンドの孔径のみが異り
長さがワーク２と同じであるから、ロツド１３を
操作してシヤフト１を後退するのみでよく、これ
により、基準ピン９はd2＝20mmであり、ｌ＝120
mmとなつて、ワーク３の位置決めが行なわれる。
このように３種類のコンロツドがランダムに位
置決めされ加工される。
置決めされ加工される。
又、第２図に示すように２組のシヤフト１とエ
キセントリツクスリーブ２を設けた場合は、同種
のワークを２個同時に位置決め加工することがで
きる以外に次のような組合せも可能である。
キセントリツクスリーブ２を設けた場合は、同種
のワークを２個同時に位置決め加工することがで
きる以外に次のような組合せも可能である。
例えば、シヤフト１の軸心とエキセントリツク
スリーブ２の軸心の偏心量ΔCを異にした場合は、
長さｌに対して４種類のものに対応可能であり、
又、基準ピン９は、着脱可能であるから多種類の
ワークへの対応が可能になる。
スリーブ２の軸心の偏心量ΔCを異にした場合は、
長さｌに対して４種類のものに対応可能であり、
又、基準ピン９は、着脱可能であるから多種類の
ワークへの対応が可能になる。
第２図において、２個のラツク４−１，４−２
により、２個のエキセントリツクスリーブ２を回
す場合、エキセントリツクスリーブ２に形成した
ピニオン３とラツク４−１，４−２との噛み合い
には遊び（バツクラツシユ）があるので、ロツド
１５によつてラツクを移動しても、２個のエキセ
ントリツクスリーブ２は同期して回転せず、長さ
ｌに誤差を生ずることになる。
により、２個のエキセントリツクスリーブ２を回
す場合、エキセントリツクスリーブ２に形成した
ピニオン３とラツク４−１，４−２との噛み合い
には遊び（バツクラツシユ）があるので、ロツド
１５によつてラツクを移動しても、２個のエキセ
ントリツクスリーブ２は同期して回転せず、長さ
ｌに誤差を生ずることになる。
そこで、２個のラツク４−１，４−２を案内棒
２２に摺動可能に嵌入して、その間にスプリング
１８を介装している。これにより、例えばロツド
１５を押したときは、ストツパ１９との間の隙間
Ｈによりラツク４−２がその分だけ前進してラツ
ク４−２とピニオン３が噛み合い、同時にラツク
４−１もスプリング１８の弾性力により隙間Ｈだ
け前進して、ピニオン３と噛み合う。このように
して、ラツク４−１，４−２とピニオン３との噛
み合いにおいて遊びのない状態にした過程を経
て、ロツド１５によつてラツク４−２が続いて押
されることにより、２個のエキセントリツクスリ
ーブ２は同期して回転され、両者間の長さｌの調
整誤差がゼロになる。
２２に摺動可能に嵌入して、その間にスプリング
１８を介装している。これにより、例えばロツド
１５を押したときは、ストツパ１９との間の隙間
Ｈによりラツク４−２がその分だけ前進してラツ
ク４−２とピニオン３が噛み合い、同時にラツク
４−１もスプリング１８の弾性力により隙間Ｈだ
け前進して、ピニオン３と噛み合う。このように
して、ラツク４−１，４−２とピニオン３との噛
み合いにおいて遊びのない状態にした過程を経
て、ロツド１５によつてラツク４−２が続いて押
されることにより、２個のエキセントリツクスリ
ーブ２は同期して回転され、両者間の長さｌの調
整誤差がゼロになる。
同様にロツド１５を後退した場合もスプリング
１８及び隙間Ｈによつて、２個のエキセントリツ
クスリーブ２は同期回転する。
１８及び隙間Ｈによつて、２個のエキセントリツ
クスリーブ２は同期回転する。
上記説明は、２組の場合について行つたがこれ
に限定されるものではなく、２組以上でも同様で
ある。
に限定されるものではなく、２組以上でも同様で
ある。
又、上記説明において、シヤフト１の軸心方向
への移動とエキセントリツクスリーブ２の回転を
時を異にして行うことで説明したが、これを同時
に行うことも可能である。
への移動とエキセントリツクスリーブ２の回転を
時を異にして行うことで説明したが、これを同時
に行うことも可能である。
以上詳述した通り本考案によれば、互いの軸心
を偏心させてエキセントリツクスリーブ内にシヤ
フトを挿入し、シヤフトの先端に多段式の基準ピ
ンを着脱可能に設け、シヤフトの出し入れと前記
エキセントリツクスリーブの回転により、ワーク
の位置決めを行うようにしたので、基準ピンを取
換えないで多種類のワークの位置決めが可能にな
り、位置決めに要する時間を大巾に短縮すると共
に生産性を大巾に向上することができた。
を偏心させてエキセントリツクスリーブ内にシヤ
フトを挿入し、シヤフトの先端に多段式の基準ピ
ンを着脱可能に設け、シヤフトの出し入れと前記
エキセントリツクスリーブの回転により、ワーク
の位置決めを行うようにしたので、基準ピンを取
換えないで多種類のワークの位置決めが可能にな
り、位置決めに要する時間を大巾に短縮すると共
に生産性を大巾に向上することができた。
また、ピニオンに噛み合う複数のラツクをスト
ツパ部が形成された案内桿に支持し、このストツ
パ部に位置して前記ラツク相互間に圧縮スプリン
グを設けたので、ストツパ部に位置してラツク相
互間に設けた圧縮スプリングによつてラツクとピ
ニオンとの間のバツクラツシユをゼロにし、複数
のエキセントリツクスリーブを同期回転すること
ができる。これにより種類が異なる複数のワーク
の位置決めを一度に行うことができ、生産性を大
幅に向上することができる。
ツパ部が形成された案内桿に支持し、このストツ
パ部に位置して前記ラツク相互間に圧縮スプリン
グを設けたので、ストツパ部に位置してラツク相
互間に設けた圧縮スプリングによつてラツクとピ
ニオンとの間のバツクラツシユをゼロにし、複数
のエキセントリツクスリーブを同期回転すること
ができる。これにより種類が異なる複数のワーク
の位置決めを一度に行うことができ、生産性を大
幅に向上することができる。
第１図は本考案の一実施例である位置決め装置
の縦断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線にそつて
断面した縦断面図、第３図は第１図のＢ−Ｂ線に
おける縦断面図である。 １……シヤフト、２……エキセントリツクスリ
ーブ、３……ピニオン、４……ラツク、５……リ
フタ、９……基準ピン。
の縦断面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線にそつて
断面した縦断面図、第３図は第１図のＢ−Ｂ線に
おける縦断面図である。 １……シヤフト、２……エキセントリツクスリ
ーブ、３……ピニオン、４……ラツク、５……リ
フタ、９……基準ピン。
Claims (1)
- 互いの軸心を偏心させてエキセントリツクスリ
ーブにシヤフトを挿入し、該エキセントリツクス
リーブとシヤフトは互いに回転可能であると共に
シヤフトが軸方向に移動可能にしたエキセントリ
ツクスリーブとシヤフトの組み合わせ体を複数設
け、該それぞれのシヤフトの先端にはシヤフトの
軸心と一致させて着脱可能に多段の基準ピンを取
り付けると共に後端にはシヤフトを軸方向に移動
させるためのリフタを取り付け、前記それぞれの
エキセントリツクスリーブの後部にピニオンを形
成し、該それぞれのピニオンに噛み合う複数のラ
ツクをストツパ部が形成された案内桿に支持し、
該案ストツパ部に位置して該ラツク相互間に圧縮
スプリングを設け、前記それぞれのリフタを差動
するリフト差動桿を本体に取り付けたことを特徴
とするワーク位置決め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987147693U JPH0525795Y2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987147693U JPH0525795Y2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6452632U JPS6452632U (ja) | 1989-03-31 |
| JPH0525795Y2 true JPH0525795Y2 (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=31418333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987147693U Expired - Lifetime JPH0525795Y2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0525795Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4611189B2 (ja) * | 2005-12-16 | 2011-01-12 | 新東工業株式会社 | ワーク位置決め装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6228365U (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-20 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH045226Y2 (ja) * | 1985-02-28 | 1992-02-14 |
-
1987
- 1987-09-28 JP JP1987147693U patent/JPH0525795Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6228365U (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6452632U (ja) | 1989-03-31 |
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