JPH05257912A - 異機種複数コンピュータにおけるジョブの運用制御方式 - Google Patents

異機種複数コンピュータにおけるジョブの運用制御方式

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JPH05257912A
JPH05257912A JP4088179A JP8817992A JPH05257912A JP H05257912 A JPH05257912 A JP H05257912A JP 4088179 A JP4088179 A JP 4088179A JP 8817992 A JP8817992 A JP 8817992A JP H05257912 A JPH05257912 A JP H05257912A
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computer
command
computers
control means
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JP4088179A
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Akemasa Kaneko
明正 金子
Mitsuhiro Oka
充弘 岡
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NEC Solution Innovators Ltd
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OKAYAMA NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Solution Innovators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機種が異なる複数のコンピュータにおけるジ
ョブの運用制御を、統一された操作方法によって可能と
する。 【構成】 運用制御情報データベース7は、全てのコン
ピュータ1〜3におけるジョブの運用制御情報を一元的
に管理する。端末側運用制御手段16は、共通機能に対
応するコマンドと各コンピュータ1〜3に固有な機能に
対応するコマンドとを共に受け付け、コマンドの送信先
のコンピュータ1〜3を決定する。端末側通信制御手段
11は、送信先を示す情報が付加されたコマンドをネッ
トワークプロトコルに適合する形式に変換してネットワ
ーク4に送出する。コンピュータ側通信制御手段8は、
ネットワーク4に送出されたコマンドを受信し、コンピ
ュータ1に適合する形式にそのコマンドを変換する。コ
ンピュータ側運用制御手段13は、そのコマンドに対応
する運用制御の機能を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機種が異なる複数のコ
ンピュータ(ホストコンピュータ)を有するコンピュー
タシステムで実行されるジョブの運用制御(実行制御や
運行監視等)を行う異機種複数コンピュータにおけるジ
ョブの運用制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のこの種の異機種複数コン
ピュータにおけるジョブの運用制御方式の一例の構成を
示すブロック図である。以下に、図3を使用して、従来
の異機種複数コンピュータにおけるジョブの運用制御方
式の動作等について説明する。
【0003】従来の異機種複数コンピュータにおけるジ
ョブの運用制御方式では、機種の異なる複数のコンピュ
ータ(図3では、コンピュータ31および36)のそれ
ぞれでジョブが実行される場合(コンピュータ31とコ
ンピュータ36との機種が異なるということは両者で実
行される運用制御プログラム(ジョブの運用制御を行う
プログラム)が異なるということを示す)に、コンピュ
ータ31とコンピュータ36とで個別的にジョブの運用
制御が行われていた。すなわち、次のような点で各コン
ピュータ31および36におけるジョブの運用制御は個
別的であった。
【0004】 コンピュータ31上のジョブの運用制
御に関する指示を行う端末34はコンピュータ31の専
用端末であり、コンピュータ36上のジョブの運用制御
に関する指示を行う端末39はコンピュータ36の専用
端末である。
【0005】 端末34によるコンピュータ31上の
ジョブの運用制御に関する操作方法(操作の態様(「キ
ーボードによる操作」または「マウスによる操作」等の
態様)やコマンド体系等)と、端末39によるコンピュ
ータ36上のジョブの運用制御に関する操作方法とが異
なる。
【0006】 コンピュータ31と端末34との間の
通信は当該通信に特化された通信制御手段32および3
5で行われ、コンピュータ36と端末39との間の通信
は当該通信に特化された通信制御手段37および40で
行われる。
【0007】 ジョブの運用制御情報(各ジョブの実
行順序(先行ジョブと後行ジョブとの関係),ジョブの
実行開始時刻,ジョブの実行時間等を示す情報)を管理
するための運用制御情報データベース33および38
は、各コンピュータ31および36に1つずつ必要とな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の異機種
複数コンピュータにおけるジョブの運用制御方式では、
各コンピュータで個別的に(コンピュータ毎に閉じた環
境で)ジョブの運用制御が行われているので、端末およ
び運用制御情報データベース等をコンピュータ毎に別個
に用意する必要があり、機種が異なる複数のコンピュー
タを有するコンピュータシステムにおいてジョブの一元
的な管理を行うことが困難になるという欠点があった。
【0009】また、各コンピュータ上で実行されるジョ
ブの運用制御に関する端末による操作方法が異なるの
で、操作者にとっては各操作方法に対処するための知識
の修得が必要になるという欠点があった。
【0010】本発明の目的は、上述の点に鑑み、機種が
異なる複数のコンピュータを有するコンピュータシステ
ムにおけるジョブの一元的な管理を実現することがで
き、機種が異なる複数のコンピュータにおけるジョブの
運用制御を1つの端末からの統一された操作方法で可能
とする(機種が異なる複数のコンピュータにおけるジョ
ブの運用制御を容易にする)異機種複数コンピュータに
おけるジョブの運用制御方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の異機種複数コン
ピュータにおけるジョブの運用制御方式は、機種が異な
る複数のコンピュータを有するコンピュータシステムで
実行されるジョブの運用制御を行う異機種複数コンピュ
ータにおけるジョブの運用制御方式において、全てのコ
ンピュータにおけるジョブの運用制御情報を各コンピュ
ータとは独立に一元的に管理する運用制御情報データベ
ースと、全てのコンピュータに共通な運用制御の機能に
対応するコマンドと各コンピュータに固有な運用制御の
機能に対応するコマンドとを共に受け付けてあるコマン
ドを受け付けた場合に前記運用制御情報データベースの
参照等に基づいてコマンドの送信先のコンピュータを決
定する端末側運用制御手段と、この端末側運用制御手段
により決定された送信先のコンピュータを示す情報が付
加された当該コマンドをネットワークプロトコルに適合
する形式に変換し当該コマンドをネットワークに送出す
る端末側通信制御手段と、この端末側通信制御手段によ
りネットワークに送出された当該コマンドを受信し自己
が存在するコンピュータに適合する形式に当該コマンド
を変換するコンピュータ側通信制御手段と、このコンピ
ュータ側通信制御手段により自己が存在するコンピュー
タに適合する形式に変換された当該コマンドに基づいて
当該コマンドに対応する運用制御の機能を実現するコン
ピュータ側運用制御手段とを有する。
【0012】
【作用】本発明の異機種複数コンピュータにおけるジョ
ブの運用制御方式では、運用制御情報データベースが全
てのコンピュータにおけるジョブの運用制御情報を各コ
ンピュータとは独立に一元的に管理し、端末側運用制御
手段が全てのコンピュータに共通な運用制御の機能に対
応するコマンドと各コンピュータに固有な運用制御の機
能に対応するコマンドとを共に受け付けてあるコマンド
を受け付けた場合に運用制御情報データベースの参照等
に基づいてコマンドの送信先のコンピュータを決定し、
端末側通信制御手段が端末側運用制御手段により決定さ
れた送信先のコンピュータを示す情報が付加された当該
コマンドをネットワークプロトコルに適合する形式に変
換し当該コマンドをネットワークに送出し、コンピュー
タ側通信制御手段が端末側通信制御手段によりネットワ
ークに送出された当該コマンドを受信し自己が存在する
コンピュータに適合する形式に当該コマンドを変換し、
コンピュータ側運用制御手段がコンピュータ側通信制御
手段により自己が存在するコンピュータに適合する形式
に変換された当該コマンドに基づいて当該コマンドに対
応する運用制御の機能を実現する。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0014】図1は、本発明の異機種複数コンピュータ
におけるジョブの運用制御方式の一実施例の構成を示す
ブロック図である。本実施例の異機種複数コンピュータ
におけるジョブの運用制御方式は、コンピュータ(ホス
トコンピュータ)1〜3と、一定のネットワークプロト
コル(ネットワーク間の通信規約)を有するネットワー
ク4と、運用制御端末として機能を果たし得る端末5お
よび6と、コンピュータ1〜3で実行される全てのジョ
ブに関する運用制御情報を一元的に(各コンピュータ1
〜3とは独立にコンピュータ1〜3を仮想的に1つのコ
ンピュータとみなして)管理する運用制御情報データベ
ース7(運用制御情報データベース7は端末5に接続さ
れている)とを含んで構成されている。
【0015】なお、本実施例の異機種複数コンピュータ
におけるジョブの運用制御方式が適用されるコンピュー
タシステムにおいては、何台のコンピュータが存在して
いてもよいし、それぞれの機種が異なっていてもよい。
【0016】また、端末についても、ネットワーク4に
おけるネットワークプロトコルに従っている限り、複数
の端末が接続されていてもかまわないし、それぞれの機
種が異なっていてもよい(ただし、少なくとも1つの端
末からは全てのコンピュータにおけるジョブの運用制御
に関する機能に対応する全てのコマンドを取り扱うこと
ができなければならない。このような端末が端末5であ
るものとする)。なお、複数の端末(図1中では端末5
および6)が存在していても、運用制御情報データベー
ス7はただ1つしか存在しない。これは、運用制御情報
の一元的な管理を実現するためである(端末6は端末5
を介して運用制御情報データベース7内の運用制御情報
を取得する)。
【0017】コンピュータ1〜3は、ネットワーク4に
おけるネットワークプロトコルに従って端末5および6
等と通信(通信符号の授受)を行うコンピュータ側通信
制御手段8〜10と、コンピュータ1〜3で実行される
ジョブの運用制御(各コマンドに対応する運用制御の機
能の実現)を行うコンピュータ側運用制御手段13〜1
5とを含んで構成されている。
【0018】端末5および6は、ネットワーク4におけ
るネットワークプロトコルに従ってコンピュータ1〜3
等と通信を行う端末側通信制御手段11および12と、
コンピュータ1〜3におけるジョブの運用制御のための
コマンドに関する制御を行う端末側運用制御手段16お
よび17とを含んで構成されている。
【0019】コンピュータ1,2または3と端末5また
は6とは、ネットワーク4におけるネットワークプロト
コルに従って通信を行う。この通信は、コンピュータ
1,2または3内のコンピュータ側通信制御手段8,9
または10と端末5または6内の端末側通信制御手段1
1または12とによって実現される。すなわち、コンピ
ュータ側通信制御手段8,9または10および端末側通
信制御手段11または12は、それぞれ、コンピュータ
1,2または3および端末5または6に理解できる通信
符号の形式(コンピュータ1,2または3および端末5
または6に適合する形式)とネットワーク4におけるネ
ットワークプロトコルに従った通信符号の形式(ネット
ワークプロトコルに適合する形式)との間の相互変換を
行い、ネットワーク4に対する通信符号の送出やネット
ワーク4からの通信符号の受領を行う。
【0020】コンピュータ側運用制御手段13,14ま
たは15と端末側運用制御手段16または17との共同
の処理によって、従来の異機種複数コンピュータにおけ
るジョブの運用制御方式においてコンピュータ側に存在
した運用制御プログラムの機能が実現される。
【0021】図2は、本実施例の異機種複数コンピュー
タにおけるジョブの運用制御方式が適用されるコンピュ
ータシステムにおける運用制御の機能およびコマンド体
系を説明するための図である。
【0022】次に、このように構成された本実施例の異
機種複数コンピュータにおけるジョブの運用制御方式の
動作について説明する。
【0023】最初に、図2を使用して、本実施例の異機
種複数コンピュータにおけるジョブの運用制御方式が適
用されるコンピュータシステムにおける運用制御の機能
およびコマンド体系について説明する。
【0024】本実施例の異機種複数コンピュータにおけ
るジョブの運用制御方式が適用されるコンピュータシス
テムで取り扱うことができる全てのコマンド(ジョブの
運用制御に関するコマンド)は図2に示す機能200と
対応している。
【0025】異なる運用制御プログラム(コンピュータ
側運用制御手段13〜15で実現されるプログラム)を
持つコンピュータ1〜3(互いに機種が異なるコンピュ
ータ1〜3)では、当然にその運用制御の機能に関する
コマンドの種類も異なっている(このことが、機種の相
違に起因して運用制御プログラムが異なる複数のコンピ
ュータ1〜3に関する運用制御を複雑なものにしてい
る)。
【0026】図2において、機能201はコンピュータ
1に関する機能(コンピュータ1内のコンピュータ側運
用制御手段13に存在する運用制御の機能)であり、機
能202はコンピュータ2に関する機能であり、機能2
03はコンピュータ3に関する機能である。各機能20
1〜203に対応して、各コンピュータ1〜3のコマン
ド体系が存在する。
【0027】各コンピュータ1〜3に関する各機能20
1〜203には、基本的な機能である同一の機能が共通
に存在する(同一の機能がコンピュータ1〜3毎に別の
コマンド名で示されることもある)。図2に示すよう
に、このような機能が共通機能である機能204として
定義されている。この定義によって、機能204(共通
機能)以外の機能は、各コンピュータ1〜3に固有な機
能(固有のコマンドに対応する拡張機能)として捉える
ことができる。
【0028】そして、各コンピュータ1〜3に固有な機
能と機能204(共通機能)とを包含する機能(機能2
01,機能202および機能203を全て含む機能)と
して機能200が定義されており、少なくとも1つの端
末(ここでは端末5とする)に関する機能は機能200
で定義されている。
【0029】これにより、端末5の操作員にとっては、
機種(運用制御プログラム)が異なる複数のコンピュー
タ1〜3上のジョブの運用制御を指示する場合にも、1
つの操作方法(コマンド体系については機能200に対
応する1つのコマンド体系)を修得するだけで、全ての
操作が可能となる。
【0030】また、新たな機種のコンピュータの増設に
対応する場合にも、従来のようにその機種に特化された
運用制御プログラムを新規に開発する必要はなく、その
機種のコンピュータに固有な機能(拡張機能)のみを開
発し、ネットワーク4におけるネットワークプロトコル
に従ったコンピュータ側の通信制御手段をそのコンピュ
ータに作成するだけで対処することが可能になる。操作
員による操作方法についても、拡張機能に対応するもの
以外は何ら変更の必要がない。
【0031】なお、端末5内の端末側運用制御手段16
と端末6内の端末側運用制御手段17とは同じ内容であ
る必要はない(ただし、端末5と端末6とにおける操作
方法の統一性を損なわないように充分注意する必要があ
る)。例えば、端末5に関する機能に対応するコマンド
に係るコマンド名と端末6に関する同一の機能に対応す
るコマンドに係るコマンド名とは異なっていてもよい
し、端末5に関する機能の全てが端末6に関する機能に
存在しなくてもよい。端末側運用制御手段16と端末側
運用制御手段17とを適切に分類することは、コンピュ
ータの種類によってではなく、業務等の種類によって端
末を分類したいときに有用である。
【0032】次に、端末5からのコマンドの投入に基づ
いてコンピュータ1で実行されるジョブの運用制御が行
われる場合における、本実施例の異機種複数コンピュー
タにおけるジョブの運用制御方式の動作について説明す
る。
【0033】操作員は、端末5に対してコマンドを投入
する。
【0034】端末5内の端末側運用制御手段16は、当
該コマンドを受け取り、次のような処理を行う。
【0035】 当該コマンドを解釈し、当該コマンド
が適正なコマンドであるか否か(コマンド名が適正であ
るか否か等)をチェックする。
【0036】 当該コマンドに対応する機能が図2中
の各機能200〜204のどの範囲に存在するかを判定
する。
【0037】 運用制御情報データベース7を参照し
て、当該コマンドに対応する機能に係るジョブの実行に
適合するコンピュータ(複数のコンピュータが適合する
場合もある)を判定する。
【0038】 およびの判定に基づいて、当該コ
マンドの送信先のコンピュータ(ここではコンピュータ
1)を決定する。
【0039】 決定した送信先のコンピュータ1を示
す情報とともに当該コマンドを端末側通信制御手段11
に渡す。
【0040】端末側通信制御手段11は、当該コマンド
に関して、端末5に理解できる通信符号の形式をネット
ワーク4におけるネットワークプロトコルに従った通信
符号の形式に変換する。
【0041】さらに、端末側通信制御手段11は、変換
後の当該コマンド(送信先のコンピュータ1を示す情報
が付加された当該コマンド)の通信符号をネットワーク
4に送出する。
【0042】なお、上述の変換後の当該コマンドの通信
符号は、コンピュータ1に固有な通信符号ではなく、ど
のコンピュータ(コンピュータ1〜3)でもが理解でき
る通信符号である。これは、この通信符号がネットワー
ク4におけるネットワークプロトコルに従っているから
である。ただし、この通信符号にはどのコンピュータ
(この場合にはコンピュータ1)に対するものであるか
を示す送信先の情報が保持されているので、その情報で
指定されたコンピュータ(コンピュータ1)のみがこの
通信符号を受け取ることができる。
【0043】すなわち、コンピュータ1内のコンピュー
タ側通信制御手段8は、当該コマンドに付加されている
送信先を示す情報に基づいて、コンピュータ1を送信先
とする当該コマンドをネットワーク4から受け取る。
【0044】コンピュータ側通信制御手段8は、当該コ
マンドに関して、ネットワーク4におけるネットワーク
プロトコルに従った通信符号の形式をコンピュータ1が
理解できる通信符号の形式に変換し、変換後の当該コマ
ンドをコンピュータ側運用制御手段13に渡す。
【0045】コンピュータ側運用制御手段13は、当該
コマンドに基づいて、当該コマンドに対応するジョブの
運用制御を行う。
【0046】なお、端末5に投入されるコマンドにおい
て、送信先が指定される場合もある。この場合には、端
末側運用制御手段16における上述のの決定の代わり
に指定された送信先の妥当性チェックが行われる。
【0047】また、端末側運用制御手段16における上
述のの決定を行わずに任意の相手先を決定し、コンピ
ュータ1〜3側でその相手先の妥当性チェックを行い、
妥当であればそのコマンドを受け取り妥当でなければそ
のコマンドを端末5に返却するという処理でも、本実施
例の異機種複数コンピュータにおけるジョブの運用制御
方式の動作を実現することが可能である。
【0048】次に、実際に具体的なコマンドが投入され
た場合の本実施例の異機種複数コンピュータにおけるジ
ョブの運用制御方式の動作について説明する。なお、こ
こでは、端末5からジョブ起動コマンドが投入されて、
コンピュータ1においてそのジョブ起動コマンドに基づ
いてジョブが起動される場合の動作について説明する。
【0049】端末5内の端末側運用制御手段16は、投
入されたジョブ起動コマンドを解釈してそのジョブ起動
コマンドが適正なジョブの起動要求であるか否かをチェ
ックする。
【0050】このチェックで「適正」と判定した場合に
は、端末側運用制御手段16は運用制御情報データベー
ス7の参照に基づいてそのジョブ起動コマンドの送信先
のコンピュータをコンピュータ1と決定し、端末側通信
制御手段11にそのジョブ起動コマンドと送信先を示す
情報とを渡す。
【0051】端末側通信制御手段11は、そのジョブ起
動コマンドをネットワーク4におけるネットワークプロ
トコルに適合する通信符号に変換し、その通信符号(ジ
ョブ起動コマンドの通信符号)をネットワーク4に送出
する。
【0052】コンピュータ1内のコンピュータ側通信制
御手段8は、その通信符号をネットワーク4から受け取
り、ネットワーク4におけるネットワークプロトコルに
基づいてその通信符号を解釈し、そのネットワークプロ
トコルに適合する通信符号をコンピュータ1に適合する
通信符号に変換する。
【0053】コンピュータ側運用制御手段13は、コン
ピュータ側通信制御手段8により解釈された内容(ジョ
ブ起動コマンドの内容)に基づいてジョブの起動を行
う。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、各コンピ
ュータに適合するコマンド(通信符号)とネットワーク
プロトコルに適合するコマンド(通信符号)との相互変
換を行い、1つの端末において全てのコンピュータにお
ける運用制御の機能に対応するコマンドの受付けを可能
にすることにより、機種が異なる複数のコンピュータで
実行されるジョブの一元的な管理が可能になり、機種が
異なる複数のコンピュータのそれぞれでのジョブの運用
制御が機種に依存しない統一された操作方法で可能にな
るという効果がある。
【0055】また、運用制御の指示を行う端末はネット
ワークに接続されているどのコンピュータとも通信が可
能になることにより、例えば、複数のコンピュータ上で
動作する業務プログラムをコンピュータを意識すること
なく業務毎に割り当てた端末から制御することが可能に
なり、同様の場合に従来においては必要であった業務毎
およびコンピュータ毎に細分化された管理が不要になる
という効果がある。
【0056】また、新しい機種のコンピュータをネット
ワーク(本発明の異機種複数コンピュータにおけるジョ
ブの運用制御方式が適用されるコンピュータシステム)
中に導入する場合に、新規に開発する必要のある運用制
御の機能(運用制御プログラム中のモジュール)が最小
限ですみ、端末における操作方法の変更もほとんど不要
になるので、新しい機種のコンピュータの導入をスムー
ズ(円滑)に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示す異機種複数コンピュータにおけるジ
ョブの運用制御方式が適用されるコンピュータシステム
における運用制御の機能およびコマンド体系を説明する
ための図である。
【図3】従来の異機種複数コンピュータにおけるジョブ
の運用制御方式の一例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】 1,2,3 コンピュータ 4 ネットワーク 5,6 端末 7 運用制御情報データベース 8,9,10 コンピュータ側通信制御手段 11,12 端末側通信制御手段 13,14,15 コンピュータ側運用制御手段 16,17 端末側運用制御手段 200 機能(端末5に関する機能) 201 機能(コンピュータ1に関する機能) 202 機能(コンピュータ2に関する機能) 203 機能(コンピュータ3に関する機能) 204 機能(共通機能)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機種が異なる複数のコンピュータを有す
    るコンピュータシステムで実行されるジョブの運用制御
    を行う異機種複数コンピュータにおけるジョブの運用制
    御方式において、 全てのコンピュータにおけるジョブの運用制御情報を各
    コンピュータとは独立に一元的に管理する運用制御情報
    データベースと、 全てのコンピュータに共通な運用制御の機能に対応する
    コマンドと各コンピュータに固有な運用制御の機能に対
    応するコマンドとを共に受け付けて、あるコマンドを受
    け付けた場合に前記運用制御情報データベースの参照等
    に基づいてコマンドの送信先のコンピュータを決定する
    端末側運用制御手段と、 この端末側運用制御手段により決定された送信先のコン
    ピュータを示す情報が付加された当該コマンドをネット
    ワークプロトコルに適合する形式に変換し当該コマンド
    をネットワークに送出する端末側通信制御手段と、 この端末側通信制御手段によりネットワークに送出され
    た当該コマンドを受信し自己が存在するコンピュータに
    適合する形式に当該コマンドを変換するコンピュータ側
    通信制御手段と、 このコンピュータ側通信制御手段により自己が存在する
    コンピュータに適合する形式に変換された当該コマンド
    に基づいて当該コマンドに対応する運用制御の機能を実
    現するコンピュータ側運用制御手段とを有することを特
    徴とする異機種複数コンピュータにおけるジョブの運用
    制御方式。
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