JPH05257761A - ダンプ出力制御方式 - Google Patents

ダンプ出力制御方式

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Publication number
JPH05257761A
JPH05257761A JP4055872A JP5587292A JPH05257761A JP H05257761 A JPH05257761 A JP H05257761A JP 4055872 A JP4055872 A JP 4055872A JP 5587292 A JP5587292 A JP 5587292A JP H05257761 A JPH05257761 A JP H05257761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
dump output
dump
damp
management table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4055872A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoko Ono
直子 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4055872A priority Critical patent/JPH05257761A/ja
Publication of JPH05257761A publication Critical patent/JPH05257761A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラムが異常終了した場合に解析に必要
な仮想記憶空間のエリアを予め設定し、異常発生時には
そのエリアだけをダンプ採取することにより、ダンプ量
を削減し、ダンプ出力のオーバーヘッドを削減する。 【構成】 プログラムが異常終了した場合に解析に必要
となる仮想記憶空間上のエリアのアドレスとサイズを登
録するダンプ出力管理テーブル1と、ダンプ出力管理テ
ーブル1にエリアを登録し、不要になったら登録を削除
するダンプ出力管理テーブル更新手段2と、異常発生時
にダンプ出力管理テーブル1に登録されたエリアを選択
し、アドレスとサイズをダンプ出力手段4に通知するダ
ンプエリア選択手段3と、通知されたアドレスとサイズ
によって指定された仮想記憶空間のエリアのダンプ出力
するダンプ出力手段4とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理システムのダン
プ出力方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理システムにおいては、走
行中のプログラムが何らかの原因により異常終了した場
合、障害の原因を解析する為に、異常終了時点での仮想
記憶空間の内容を印刷装置あるいは磁気的記録装置等を
出力していた。出力された仮想記憶空間の内容をダンプ
データと言う。
【0003】プログラムが異常終了した場合に、ダンプ
データを採取するか否かはプログラム起動時に指定を行
っていた。また、ダンプデータを採取する範囲を該当プ
ログラムが使用、確保していた全ての仮想記憶空間とす
るかあるいはデータ属性(書き込み可能な仮想記憶空
間、プログラムがデータ領域として指定した仮想記憶空
間)を持つ仮想記憶空間のみを対象とするか等の選択も
プログラム起動時に行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、仮想記憶空間
が拡大され、プログラムが使用する仮想記憶空間量が増
加してくると、全てのエリアをダンプ出力する為のオー
バーヘッドが増加する。また、出力されたダンプ量も膨
大なものとなる。
【0005】一方、プログラムに異常が発生した場合に
解析する為に必要なエリアは採取されたデータの一部で
あり、さらにそのエリアはプログラム作成時点あるいは
実行された状況により、ある程度限定できるのが通常で
ある。
【0006】そこで、本発明のダンプ出力方式では、プ
ログラムが異常終了する前に、予め解析に必要となる可
能性のあるエリアを指定し、異常発生時にはそのエリア
のみをダンプ出力することにより、必要なエリアだけを
採取しダンプ量を削減する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のダンプ出力方式
は、仮想記憶空間を持ち、プログラムが異常終了した場
合に、その時点の仮想記憶空間の内容を印刷装置あるい
は磁気的記録装置等に出力する情報処理装置におけるダ
ンプ出力制御方式において、プログラムが異常終了した
場合に異常の原因を解析する為に必要となる仮想記憶空
間のエリアのアドレスとサイズを格納するダンプ出力管
理テーブルと、プログラム実行時にダンプ出力が必要と
判断された前記エリアのアドレスとサイズを前記ダンプ
出力管理テーブルに登録し、登録された前記エリアのダ
ンプ出力が不要となった時に前記ダンプ出力管理テーブ
ルから登録を削除するダンプ出力エリア更新手段と、プ
ログラム異常終了時に前記ダンプ出力管理テーブルに登
録された前記エリアを選択するダンプ出力エリア選択手
段と、前記ダンプ出力エリア選択手段により選択された
前記仮想記憶空間の前記エリアの内容をファイルに格納
するダンプ出力手段を有することを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して詳細に説
明する。
【0009】図1を参照すると、本発明の一実施例は、
プログラムに異常が発生した場合に解析に必要となる仮
想記憶空間のエリアのアドレスとサイズを指定するダン
プ出力管理テーブル1と、ダンプ出力管理テーブル1に
プログラム異常発生前に予めダンプ出力が必要なエリア
のアドレス、サイズを登録し、登録されたエリアがダン
プ出力不要となった場合には登録を削除するダンプ出力
管理テーブル更新手段2と、プログラムに異常が発生し
た際にダンプ出力管理テーブル1に登録されたエリアを
選択するダンプエリア選択手段3と、ダンプエリア選択
手段3により選択された仮想記憶空間上のエリアを出力
するダンプ出力手段4から構成される。
【0010】次に本実施例の動作について説明する。
【0011】プログラムが実行を開始し、仮想記憶空間
上のエリアAを障害発生時の解析に必要なエリアと判断
した場合には、ダンプ出力管理テーブル更新手段2にエ
リアAのアドレスとサイズを通知しダンプ出力管理テー
ブル1への登録を依頼する。
【0012】更にプログラムが走行を続け、仮想記憶空
間上のエリアBを確保し、このエリアBも障害発生時の
解析に必要なエリアであることが分かったらダンプ出力
管理テーブル更新手段2にエリアBのアドレスとサイズ
を通知し、ダンプ出力管理テーブル1へエリアBを登録
する。
【0013】プログラムが更に走行を続け、エリアAが
不要となった場合には、ダンプ出力管理テーブル更新手
段2にその旨を伝えるとダンプ出力管理テーブルからエ
リアAのエントリが削除される。
【0014】プログラムが何らか原因により異常終了し
た場合にはダンプ出力選択手段3により出力するエリア
を選択する。今、エリアBがダンプ出力管理テーブルに
登録されているとすると、ダンプエリア選択手段3はダ
ンプ出力手段4にエリアBのアドレスとサイズを通知
し、ダンプ出力手段4はエリアBのダンプを出力する。
【0015】次にダンプ出力管理テーブル更新手段2の
動作について図2を用いて説明する。ダンプ出力が必要
なエリアのアドレスとサイズが通知されると、ダンプ出
力管理テーブル更新手段2は、処理21により登録通知
であると判断し、該当エリアが既に登録されているか否
かを判断する処理22を実行し、まだ登録されていない
と判断された場合には、該当エリアを登録する空きエン
トリを探す処理23と、処理23により指定された空き
エントリに該当エリアのアドレスとサイズを登録する処
理24を実行する。
【0016】既にダンプ出力管理テーブルに登録されて
いるエリアをダンプ出力不要とする通知があった場合に
は、処理25により該当エリアが登録されているエント
リをダンプ出力管理テーブルから探し、処理26により
該当エントリを空きエントリとする。
【0017】プログラムが異常終了し、ダンプデータを
採取することになっていた場合には、ダンプエリア選択
手段3は図3に示す様に、ダンプ出力管理テーブル1の
エントリにダンプエリアが登録されているか空きエント
リか判断する処理31と、登録されているエントリの場
合にダンプ出力手段4に登録されたアドレスとサイズを
通知する処理32と、残りのエントリがある場合には処
理31に戻り、エントリがなくなった場合には終了する
処理33を実行する。
【0018】ダンプ出力手段4については、従来から色
々な情報処理システムで実現されている共通技術である
ので本実施例では説明を省略する。
【0019】上記の実施例では、プログラムからダンプ
出力管理テーブル更新手段2にエリアの登録、削除の通
知を行ったが、以下の方式による登録、削除にも本発明
は応用できる。
【0020】プログラム作成時点で、障害発生時に必ず
必要となることが分かっているエリアについては、プロ
グラム作成時(コンパイルあるいはリンク時)にエリア
の属性として「ダンプ出力要」という属性を設定する。
プログラム起動時にそのエリアを仮想記憶空間上にロー
ドした時点で、エリアの属性を参照し、「ダンプ出力
要」となっているエリアについてプログラムロード手段
(図示せず)がダンプ出力管理テーブル更新手段2に登
録を要求する。
【0021】また、プログラム実行時に動的に確保され
たエリアについては、動的確保時点でダンプ出力が必要
であることが確定している場合は、仮想記憶空間動的確
保手段(図示せず)からダンプ出力管理テーブル更新手
段2に登録を要求し、該当エリアが不要になり、仮想記
憶空間上から該当エリアを削除する際に、仮想記憶空間
動的削除手段(図示せず)からダンプ出力管理テーブル
更新手段2に該当エリアの削除を通知することも可能で
ある。
【0022】本実施例では、プログラムが異常終了した
ときに仮想記憶空間の内容をダンプする場合について述
べたが、異常終了以外でも(例えば、プログラムの実行
軌跡を採取するトレース採取時)においても本発明は適
用できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明には、プログ
ラム実行中にダンプエリアを選択できるようにしたこと
により、ダンプ出力データを削除し、又、ダンプ出力に
よるオーバーヘッドを削減出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本実施例におけるダンプ出力管理テーブル更新
手段2の動作フローチャートである。
【図3】本実施例におけるダンプエリア選択手段3の動
作フローチャートである。
【符号の説明】
1 ダンプ出力管理テーブル 2 ダンプ出力管理テーブル更新手段 3 ダンプエリア選択手段 4 ダンプ出力手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮想記憶空間を持ち、プログラムが異常
    終了した場合に、その時点の仮想記憶空間の内容を印刷
    装置あるいは磁気的記録装置等に出力する情報処理装置
    におけるダンプ出力制御方式において、プログラムが異
    常終了した場合に異常の原因を解析する為に必要となる
    仮想記憶空間のエリアのアドレスとサイズを格納するダ
    ンプ出力管理テーブルと、プログラム実行時にダンプ出
    力が必要と判断された前記エリアのアドレスとサイズを
    前記ダンプ出力管理テーブルに登録し、登録された前記
    エリアのダンプ出力が不要となった時に前記ダンプ出力
    管理テーブルから登録を削除するダンプ出力エリア更新
    手段と、プログラム異常終了時に前記ダンプ出力管理テ
    ーブルに登録された前記エリアを選択するダンプ出力エ
    リア選択手段と、前記ダンプ出力エリア選択手段により
    選択された前記仮想記憶空間の前記エリアの内容をファ
    イルに格納するダンプ出力手段を有することを特徴とす
    るダンプ出力制御方式。
JP4055872A 1992-03-16 1992-03-16 ダンプ出力制御方式 Pending JPH05257761A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4055872A JPH05257761A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 ダンプ出力制御方式

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JP4055872A JPH05257761A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 ダンプ出力制御方式

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Publication Number Publication Date
JPH05257761A true JPH05257761A (ja) 1993-10-08

Family

ID=13011185

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4055872A Pending JPH05257761A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 ダンプ出力制御方式

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JP (1) JPH05257761A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08263331A (ja) * 1995-03-22 1996-10-11 Kofu Nippon Denki Kk 情報処理システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02282838A (ja) * 1989-04-24 1990-11-20 Nec Corp プログラム異常終了時のダンプ採取方式
JPH03125236A (ja) * 1989-10-09 1991-05-28 Nec Corp メモリダンプ収集方式

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02282838A (ja) * 1989-04-24 1990-11-20 Nec Corp プログラム異常終了時のダンプ採取方式
JPH03125236A (ja) * 1989-10-09 1991-05-28 Nec Corp メモリダンプ収集方式

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08263331A (ja) * 1995-03-22 1996-10-11 Kofu Nippon Denki Kk 情報処理システム

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980217