JPH05256505A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JPH05256505A
JPH05256505A JP4089456A JP8945692A JPH05256505A JP H05256505 A JPH05256505 A JP H05256505A JP 4089456 A JP4089456 A JP 4089456A JP 8945692 A JP8945692 A JP 8945692A JP H05256505 A JPH05256505 A JP H05256505A
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Taku Kuribayashi
林 卓 栗
Junta Hirata
田 順 太 平
Toshihiko Yamazaki
崎 俊 彦 山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】1つの空調機でぺリメータゾーンの低温輻射熱
の影響を低減することができると共にぺリメータゾーン
の温度をきめ細かく管理できる空調装置を提供する 【構成】ぺリメータゾーン24に送風する送風機42、
44を天井チヤンバ36内及び床下チヤンバ34内に夫
々設け、ぺリメータゾーン24の窓54に設けた温度セ
ンサ56からの情報に基づいてコントロール装置60に
より前記夫々の送風機42、44を制御する。これによ
り、ぺリメータゾーン24の温度状態により、冷房用空
調空気66をぺリメータゾーン24に供給することもで
きるし、インテリアゾーン22を空調して温められた空
気74の一部をぺリメータゾーン24に戻すこともでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調装置に係り、特に
オフィスオートメーション機器(以下、OA機器とい
う)等の発熱体からの熱で年間冷房を必要とする事務室
等における空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、事務用ビルにおいてフリーアクセ
スフロア等の部材を利用して床下に空間を形成し、この
空間に暖気又は冷気を通気して床面に形成された吹出口
から吹き出したり、これとは逆に床下の空間を換気チャ
ンバとして利用したりする二重床利用の空調システムが
実施されている。また、前記空調システムを実施してい
る最近の事務用ビル等においては高機能化が進み、オフ
ィスオートメーション機器(以下OA機器という)等の
発熱体を有していることが多い。この為、室内顕熱が増
加し室内の温度が高くなり、年間を通じて冷房が行われ
ることが多くなってきた。
【0003】図3に示すように、従来のこの種の空調装
置1による冷房の場合、空調機7で空調された冷房用空
調空気11が床下チヤンバ8に供給され、床面の送気口
4、4…を介して事務室6内に供給される。事務室6内
に供給された冷房用空調空気11は、事務室6内のOA
機器12、12、照明器具13、13…人体14、14
等の発熱体から出る熱によって温められて軽くなり上昇
する。上昇した空気15は、天井面の吸気口5、5…を
介して吸気器9、9…で吸気され天井チヤンバを通って
空調機7に戻る。空調機7に戻った空気は、一部を屋外
に排気16し、代わりに屋外から吸気した新鮮空気17
と混合後、冷やされ、冷房用空調空気として空調され再
び事務室6に供給される。また、図4に示すように、前
記図3とは逆に天井チヤンバ10から冷房用空調空気1
1を供給し、床下チヤンバ8から吸気される従来の空調
装置もある(図3と同じ部材には同一の符号を付し
た)。
【0004】このような年間冷房で問題になるのは冬期
における冷房である。即ち、冬期のペリメータゾーン3
においては窓18の表面温度がインテリアゾーン2の温
度に比べ20〜30°Cも低い為、ぺリメータゾーン2
は、窓18や壁19からの低温輻射熱の影響を強く受け
て冷え過ぎることである。このことから、前記空調機7
に加え、図示していない別の空調機を設け暖房用空気を
ペリメータゾーン3に供給する空調装置も見られる
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら冬期の冷
房の場合、従来の空調装置1ではペリメータゾーン3の
空調もインテリアゾーン2と同様の空調を行う為、イン
テリアゾーン2を快適な温度に設定すると、ペリメータ
ゾーン3は冷え過ぎて寒いという欠点がある。また、も
う1つ別の空調機を設け、ペリメータゾーン3に暖房用
空気を供給する従来の空調装置は設備コスト及びランニ
ングコストが上昇するという欠点がある。
【0006】本発明は、このうような事情に鑑みてなさ
れたもので、1つの空調機でぺリメータゾーンの低温輻
射熱の影響を低減することができると共にぺリメータゾ
ーンの温度をきめ細かく管理できる空調装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、空調機から床下チヤンバを介して、インテリ
アゾーンとぺリメータゾーンとから成る空調ゾーンに空
調空気を吹き出すと共に天井チヤンバから吸気して空調
機に戻す空調装置い於いて、前記天井チヤンバに設けら
れ天井チヤンバの空気の一部をぺリメータゾーンに送気
する第1の送風機と、前記床下チヤンバに設けられ床下
チヤンバの空気の一部をぺリメータゾーンに送気する第
2の送風機と、前記ぺリメータゾーンに設けられた温度
センサと、前記温度センサからの情報により前記第1及
び第2の送風機を制御する制御手段と、から成ることを
特徴とする
【0008】
【作用】本発明によれば、ぺリメータゾーンに送風する
送風機を天井チヤンバ及び床下チヤンバに夫々設け、ぺ
リメータゾーンに設けた温度センサからの情報に基づい
て制御手段により前記夫々の送風機を制御する。これに
より、ぺリメータゾーンの温度状態により、空調空気を
ぺリメータゾーンに供給することもできるし、インテリ
アゾーンを空調した空気の一部をぺリメータゾーンに戻
すこともできる。
【0009】従って、冬期の冷房においても、1つの空
調機でぺリメータゾーンでの低温輻射熱の影響を低減す
ることができると共にぺリメータゾーンの温度をきめ細
かく管理することができるのでぺリメータゾーンの快適
性を向上することができる。
【0010】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る空調装置
20の好ましい実施例について詳説する。図1に第1実
施例を示すように、インテリアゾーン22とぺリメータ
ゾーン24とから成る事務室26の床に複数の送気口2
8、28…が形成され、天井には吸気ファン30と一体
化した複数の吸気口32、32…が形成されている。ま
た、事務室22の床下に床下チヤンバ34が形成され天
井裏には天井チヤンバ36が形成され、床下チヤンバ3
4と天井チヤンバ36とは空調配管38を介して空調機
40と接続されている。また、天井チヤンバ36内のぺ
リメータゾーン24側には第1の送風機42が設けら
れ、床下チヤンバ34内のぺリメータゾーン24側には
第2の送風機44が設けられている。また、第1の送風
機42に接続された送風配管46が、事務所26のぺリ
メータゾーン24側の天井に設けられた通風口48に延
び、第2の送風機に接続された送風配管50が、事務所
26のぺリメータゾーン24側の床に設けられた通風口
52に延びている。また、ぺリメータゾーン24の窓5
4には温度センサ56が設けられ、ケーブル58を介し
てコントロール装置60に接続されている。また、コン
トロール装置60はケーブル62、64を介して前記第
1の送風機42及び前記第2の送風機44に夫々接続さ
れている。また、コントロール装置60は、予めコント
ロール装置60に入力された、窓54の表面温度の設定
値と測定値の関係により第1及び第2の送風機42、4
4の運転、停止及び送風量等が制御されるようになって
いる。
【0011】次に、このように構成された空調装置20
の作用を説明すると、空調機40で空調された略20℃
の冷房用空調空気66は、床下チヤンバ34を通り、床
面の送気口28、28…を介して事務室26に供給され
る。事務室26に供給された冷房用空調空気66は、事
務室26のOA機器68、68照明器具70、70、7
0、人体72、72等の発熱体からの熱を吸収し、略3
0℃程度まで温められて軽くなり上昇する。上昇した空
気74は、天井面の吸気口32、32…を介して吸気フ
ァン30、30…により天井チヤンバ36へ吸気され
る。天井チヤンバ36へ吸気された温められた空気74
は、天井チヤンバ36及び空調配管38を通って空調機
40に戻る途中で一部の空気を屋外へ排気する。そし
て、空調機40に戻った空気と屋外から吸気した新鮮空
気とを空調機40で混合後、冷やされ、冷房用空調空気
66として空調され再び事務室26に供給される。
【0012】一方、ぺリメータゾーン24の窓54に設
けられた温度センサ56が窓54の表面温度を測定し、
その信号がケーブル58を介してコントロール装置60
に送られる。そして、コントロール装置60では温度セ
ンサからの信号に基づき、窓54の表面温度の測定値が
設定値より低い場合、第1の送風機42が運転され、天
井チヤンバ36に吸気された温かい空気74の一部を通
風口48からぺリメータゾーンに送気して窓54や壁7
6を温める。また、窓54の表面温度の測定値が設定値
より高い場合、第2の送風機44が運転され、床下チヤ
ンバ34の冷房用空調空気66をぺリメータゾーン24
に送気する。
【0013】これにより、本発明の空調装置20によれ
ば、特別な熱源やダクト系を新たに設けることなく、1
つの空調機40でぺリメータゾーン24での低温輻射熱
を低減することができる。また、天井チヤンバ36及び
床下チヤンバ34の両方に送風機42、44を設けたの
で、ぺリメータゾーン24での低温輻射熱の影響を低減
できるばかりでなくぺリメータゾーン24の温度が高く
なった場合にも対処できるので、気温の変化等に対応し
てぺリメータゾーン24の空調をきめ細かく管理するこ
とができる。
【0014】図2に示す第2実施例は、第1実施例の変
形であり、同じ部材は同一の符号を付して説明する。即
ち、天井チヤンバ36から事務室26に冷房用空調空気
66を吹き出し、事務室26を空調して温められた空気
74が床下チヤンバ34から吸気され空調機40に戻
る。この時、窓54の表面温度が設定値より低い場合、
床下チヤンバ34の温められた空気の一部が床下チヤン
バ34内のぺリメータゾーン24側に設けられた第2の
送風機44によってぺリメータゾーン24に吹き出さ
れ、ぺリメータゾーン24の空調を行う。また、窓54
の表面温度が設定値より高い場合、天井チヤンバ36内
のぺリメータゾーン24側に設けられた第1の送風機4
2から冷房用空調空気がぺリメータゾーン24に送気さ
れる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る空調
装置によれば、ぺリメータゾーンに送風する送風機を天
井チヤンバ及び床下チヤンバに夫々設け、ぺリメータゾ
ーンに設けた温度センサからの情報に基づいて制御手段
により前記夫々の送風機を制御する。これにより、ぺリ
メータゾーンの温度状態により、空調空気をぺリメータ
ゾーンに供給することもできるし、インテリアゾーンを
空調した空気の一部をぺリメータゾーンに戻すこともで
きる。
【0016】従って、冬期の冷房においても1つの空調
器でぺリメータゾーンでの低温輻射熱の影響を低減する
ことができると共にぺリメータゾーンの温度をきめ細か
く管理することができるのでぺリメータゾーンの快適性
を向上することができる。また、特別な熱源やダクト系
を新たに設ける必要がないので、ぺリメータゾーン暖房
用空調機を新たに設けた従来の空調装置に比べ、設備コ
ストが安価となり且つトータルの送風動力費及び空調負
荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空調装置の第1実施例を示す説明
【図2】本発明に係る空調装置の第2実施例を示す説明
【図3】従来の空調装置の説明図
【図4】従来の空調装置の説明図
【符号の説明】
20…空調装置 22…インテリアゾーン 24…ペリメータゾーン 26…事務室 34…床下チヤンバ 36…天井チヤンバ 40…空調機 42…第1の送風機 44…第2の送風機 56…温度センサ 60…コントロール装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調機から床下チヤンバを介して、インテ
    リアゾーンとぺリメータゾーンとから成る空調ゾーンに
    空調空気を吹き出すと共に天井チヤンバから吸気して空
    調機に戻す空調装置い於いて、 前記天井チヤンバに設けられ天井チヤンバの空気の一部
    をぺリメータゾーンに送気する第1の送風機と、 前記床下チヤンバに設けられ床下チヤンバの空気の一部
    をぺリメータゾーンに送気する第2の送風機と、 前記ぺリメータゾーンに設けられた温度センサと、 前記温度センサからの情報により前記第1及び第2の送
    風機を制御する制御手段と、から成ることを特徴とする
    空調装置。
  2. 【請求項2】空調機から天井チヤンバを介してインテリ
    アゾーンとぺリメータゾーンから成る空調ゾーンに空調
    空気を吹き出すと共に床下チヤンバから吸気して空調機
    に戻す空調装置い於いて、 前記天井チヤンバに設けられ天井チヤンバの空気の一部
    をぺリメータゾーンに送気する第1の送風機と、 前記床下チヤンバに設けられ床下チヤンバの空気の一部
    をぺリメータゾーンに送気する第2の送風機と、 前記ぺリメータゾーンに設けられた温度センサと、 前記温度センサからの情報により前記第1及び第2の送
    風機を制御する制御手段と、から成ることを特徴とする
    空調装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011002105A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Shimizu Corp 天井輻射式空調システム
JP2015218956A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 空調システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011002105A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Shimizu Corp 天井輻射式空調システム
JP2015218956A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 空調システム

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