JPH06337151A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

Info

Publication number
JPH06337151A
JPH06337151A JP5148500A JP14850093A JPH06337151A JP H06337151 A JPH06337151 A JP H06337151A JP 5148500 A JP5148500 A JP 5148500A JP 14850093 A JP14850093 A JP 14850093A JP H06337151 A JPH06337151 A JP H06337151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outside air
humidity
room
air
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5148500A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3152543B2 (ja
Inventor
Kohei Sato
鋼平 佐藤
Akira Yamoto
明 矢本
Toshiaki Kawada
俊明 川田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP14850093A priority Critical patent/JP3152543B2/ja
Publication of JPH06337151A publication Critical patent/JPH06337151A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3152543B2 publication Critical patent/JP3152543B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外気導入タイプの空気調和装置において、冬
季のように外気が低湿である季節に冷房運転を行う場
合、室内の湿度を適切に維持できるようにする。 【構成】 外気を室内ユニット3に導入して冷却して部
屋1内に供給する場合、湿度センサ41により室内の相
対湿度が検出され、これが所定の基準湿度より低いと
き、制御装置35が自然気化式の加湿器21をONにす
る。加湿器21は、導入された外気を加湿すると共に、
これを冷却する。こうして冷却かつ加湿された外気が部
屋1内に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィスビル等に設備
される、外気を調整して室内に導くタイプの空気調和装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のオフィスビルでは、OA機器の多
用等による室内での発熱量の増大により、中間期や冬季
にも冷房を必要とする場合が多い。
【0003】従来、中間期や冬季において冷房負荷が発
生した場合、低温の外気を全熱交換器をバイパスさせて
直接室内に導入する、外気冷房と呼ばれる冷房方法が広
く行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特に冬季にお
いては、外気の絶対湿度が低いため、外気を直接室内に
導いたのでは室内の湿度不足という問題が生じる。
【0005】従って、本発明の目的は、外気導入タイプ
の空気調和装置において、冬季のように外気が低湿であ
る季節に冷房運転を行う場合、室内の湿度を適切に維持
できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和装置
は、導入された外気を冷却しつつ加湿できる自然気化式
の加湿器と、冷房運転を行う際に、室内の湿度が所定の
基準値より低い場合、前記加湿器を運転する制御手段と
を備えることを特徴とする。
【0007】
【作用】冬季のように外気の湿度が低い時期に冷房運転
をする場合、自然気化式の加湿器により外気が加湿され
る。これにより、外気の冷却と加湿とが同時に行われる
ので、冷房と湿度の維持とが同時に達成される。
【0008】
【実施例】図1は本発明にかかる空気調和装置の一実施
例の全体構成を示す。
【0009】図1において、1はビルなどの部屋を示
す。この部屋1の天井裏などに空気調和装置の室内ユニ
ット3が設備され、また、ベランダなどに室外ユニット
5が設置される。
【0010】室内ユニット3は、外気を導入して調温及
び調湿した後これを部屋1内に吹き出し、かつ、部屋1
内の空気を屋外に排出するように構成される。
【0011】すなわち、屋外の空気が、吸気ファン15
の作用により、吸入ダクト7よりプレフィルタ9を通じ
て室内ユニット3内に導入される。導入された外気は、
全熱交換器13を通って、または、全熱交換器13を通
らずバイパス路11を通った後、さらに室内ユニット3
の内奥部へ送られる。ここで、全熱交換器13は、導入
外気と、屋外へ排出される内気との間での熱交換を行
う。なお、この明細書では、冷房運転の際、導入外気を
熱交換器13に通す場合を「熱回収換気」と呼び、バイ
パス路11によりバイパスする場合を「通常換気」と呼
ぶことにする。熱回収換気と通常換気との切り替えは、
バイパス路11の入り口にあるドア17により行われ
る。
【0012】こうして室内ユニット3の内奥に導入され
た外気は、次に、高性能フィルタ19を通り、その後、
加湿器21に送られる。この加湿器21は自然気化式タ
イプ(滴下式)のものであり、これを通る外気に対して
湿度を与えると共に、そのための気化熱を奪う。つま
り、加湿と冷房を同時に行う。
【0013】加湿器21を通った外気は、熱交換器3に
より温度調節された後、吹き出しファン25の作用によ
り、部屋1内に吹き出される。各吹き出し口での吹き出
し量は、それぞれバルブ27、29により調節される。
【0014】部屋1内へ吹き出された空気は、部屋1内
を循環した後、室内ユニット3内に吸入される。この吸
入内気の大部分は排気ファン31の作用により、フィル
タを通って室外に排出される。また、一部の吸入内気
は、フィルタ19、加湿器21、熱交換器23を通って
再び室内にへ戻される。
【0015】35は、この空気調和装置の各部を制御す
る為の制御装置である。この制御装置35は、具体的に
は、室外ユニット5内の圧縮機37の運転、冷暖モード
の切り替え、室内ユニット3内のファン15、25、3
1の運転、全熱交換器13の運転、バイパス路11の入
り口ドア17の開閉、加湿器21の運転、吹き出し量調
整用バルブ27、29の状態などを制御する。
【0016】これらの制御のために、制御装置35は種
々の信号を入力される。すなわち、部屋1内に設置され
たリモートコントローラ39からは、ユーザによるON
・OFF指令や設定室温や検出室温などが入力され、同
じく部屋1内の湿度センサ41からは、室内の相対湿度
が入力される。また、吸気ダクト7に取り付けられた外
気温度センサ43からは、外気温度が入力され、吹き出
しダクト45に取り付けられた吹き出し温度センサ47
からは、吹き出し温度が入力される。
【0017】49、51は吹き出し量調節用のリモート
コントローラである。
【0018】このような構成の下で、この実施例の一つ
の特徴は、冬季のように外気が低温かつ低湿な時期に冷
房運転を行う場合、自然気化式タイプの加湿器21を活
用することにより、適度な湿度の維持と冷房とを両立さ
せる点にある。図2は、その際に制御装置35が行う制
御を示すフローチャートである。
【0019】図2に示すように、冷房運転モードでは、
制御装置35はまず、外気温度センサから外気温度TO
を取り込み、予め計算された基準外気温度T(例えば、
室温−5°C)と比較する(S1)。外気温度T0 が基
準外気温度T以上の場合(S2)には、導入外気を冷却
するため、導入外気を全熱交換器13に通して熱回収換
気を行う(S3)。
【0020】一方、外気温度TO が基準外気温度Tより
低い場合(S4)は、全熱交換器13をバイパスして外
気を導入して通常換気を行う(S5)。
【0021】次に、湿度センサ41より室内の相対湿度
Ri を取り込み、これと予め設定された基準相対湿度R
(例えば、50%)と比較する(S6)。室内相対湿度
Riが基準相対湿度R以上の場合(S7)は、導入外気
の湿度は十分に高いため、加湿器21をOFFとして加
湿せずに室内に供給する(S7)。
【0022】一方、室内相対湿度Ri が基準相対湿度R
より低い場合(S8)は、加湿器21をONとして導入
外気を冷却しつつ加湿する(S9)。これにより、加湿
と共に、4゜Cから5゜C程度の冷却効果が得られる。
続いて、圧縮機37の運転状態をチェックする(S1
0)。室温が高く加湿器21だけによる冷房では不十分
な場合は、冷房サイクルによる本来の冷房が行われるた
め、圧縮機37はONである。この場合は、必要以上に
冷房負荷を上昇させないため、加湿器21の運転を停止
する(S7)。一方、圧縮機37が停止中であれば、加
湿器21による加湿冷房を維持する。
【0023】以上の処理ループが繰り返され、それによ
り、冬季のように外気温度が低湿の場合には、導入外気
を加湿器によって冷却かつ加湿できるため、室内の湿度
不足を防止することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外気を導入して冷房を行う場合、外気の湿度が低い場合
には、自然気化式の加湿器を用いて外気を冷却するた
め、冷房と加湿が同時に行え、特に冬季の冷房時におけ
る湿度不足を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示す系統図。
【図2】同実施例における冷房時の制御を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
3 室内ユニット 5 室外ユニット 11 バイパス路 13 全熱交換器 17 バイパス路ドア 21 加湿器 35 制御装置 41 室内湿度センサ 43 外気温度センサ 47 吹き出し温度センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気を導入して温度調節して室内に供給
    する空気調和装置において、導入された外気を冷却しつ
    つ加湿できる自然気化式の加湿器と、 冷房運転を行う際に、室内の湿度が所定の基準値より低
    い場合、前記加湿器を運転する制御手段と、を備えるこ
    とを特徴とする空気調和装置。
JP14850093A 1993-05-27 1993-05-27 空気調和装置 Expired - Fee Related JP3152543B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14850093A JP3152543B2 (ja) 1993-05-27 1993-05-27 空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14850093A JP3152543B2 (ja) 1993-05-27 1993-05-27 空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06337151A true JPH06337151A (ja) 1994-12-06
JP3152543B2 JP3152543B2 (ja) 2001-04-03

Family

ID=15454150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14850093A Expired - Fee Related JP3152543B2 (ja) 1993-05-27 1993-05-27 空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3152543B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0930236A (ja) * 1995-07-17 1997-02-04 Denso Corp 車両用空気調和装置
WO2017029741A1 (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 三菱電機株式会社 空気調和システム
WO2020003446A1 (ja) * 2018-06-28 2020-01-02 三菱電機株式会社 空気調和装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0930236A (ja) * 1995-07-17 1997-02-04 Denso Corp 車両用空気調和装置
WO2017029741A1 (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 三菱電機株式会社 空気調和システム
JPWO2017029741A1 (ja) * 2015-08-20 2018-05-24 三菱電機株式会社 空気調和システム
US10495330B2 (en) 2015-08-20 2019-12-03 Mitsubishi Electric Corporation Air conditioning system
WO2020003446A1 (ja) * 2018-06-28 2020-01-02 三菱電機株式会社 空気調和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3152543B2 (ja) 2001-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5976010A (en) Energy efficient air quality maintenance system and method
JP5591329B2 (ja) 換気空調装置及びその制御方法
WO2018109844A1 (ja) 熱交換型換気装置
JP5759808B2 (ja) サーバ室管理用の空調システムおよび空調制御方法
JP6632506B2 (ja) 空調機
JP6835141B2 (ja) 空調システム
JP2013047603A (ja) 空調システム
JP2668637B2 (ja) 遊技場における空気調和機の省エネルギー制御方法
JP2004245552A (ja) 空調制御方法及び空調制御装置
JP2002071184A (ja) 換気空調方法及び換気空調システム
JP2003294274A (ja) 恒温恒湿空調システム
JP5217701B2 (ja) 空調システム
JPH06337151A (ja) 空気調和装置
JPH0346737B2 (ja)
JP2004245546A (ja) 空調方法及び空調装置
JP2001355900A (ja) 空気調和機
JP2658597B2 (ja) 空気調和装置
JP2000329374A (ja) 空調用加湿方法及び加湿装置
JP3143195B2 (ja) 空気調和装置
JPH05106865A (ja) 換気機能付き冷暖房装置
JPH02290454A (ja) 空気調和機
JP3122713B2 (ja) 空調システム
JPH03164647A (ja) 空気調和機
JP7437559B1 (ja) 潜顕分離換気空調システム
US20230082958A1 (en) Air-conditioning system and air-conditioning system controller

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090126

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090126

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100126

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100126

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees