JPH0525632B2 - - Google Patents

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JPH0525632B2
JPH0525632B2 JP60081848A JP8184885A JPH0525632B2 JP H0525632 B2 JPH0525632 B2 JP H0525632B2 JP 60081848 A JP60081848 A JP 60081848A JP 8184885 A JP8184885 A JP 8184885A JP H0525632 B2 JPH0525632 B2 JP H0525632B2
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JP
Japan
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fixed
polishing tank
polishing
polished
rotation
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Hiroshi Matsumoto
Mitsuru Fujiki
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Uemera Kogyo Co Ltd
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Uemera Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to KR1019860002839A priority patent/KR920003212B1/ko
Publication of JPS61241057A publication Critical patent/JPS61241057A/ja
Publication of JPH0525632B2 publication Critical patent/JPH0525632B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B5/00Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor
    • B24B5/02Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor involving centres or chucks for holding work
    • B24B5/04Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor involving centres or chucks for holding work for grinding cylindrical surfaces externally
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B31/00Machines or devices designed for polishing or abrading surfaces on work by means of tumbling apparatus or other apparatus in which the work and/or the abrasive material is loose; Accessories therefor
    • B24B31/02Machines or devices designed for polishing or abrading surfaces on work by means of tumbling apparatus or other apparatus in which the work and/or the abrasive material is loose; Accessories therefor involving rotary barrels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は乾式流動研摩方式を採用した筒状物や
柱状物等の外面を自動研摩する装置に関する。 従来の技術及び発明が解決しようとする課題 従来、円筒状物や円柱状物の外周面を自動研摩
する方法として種々の方法が提案されているが、
その方法は主としてバフ研摩法やベルト研摩法を
採用するもので、円筒状物や円柱状物の軸方向一
端から他端に向けて徐々に表面研摩していく方式
が殆どである。 しかしながら、このようなバフ研摩法やベルト
研摩法を採用した筒状物もしくは柱状物の外周面
研摩方法は、外周面に模様があつたり、高い凹凸
や大小の溝がある筒状物、柱状物に対しては、そ
の凸部のみが工具となるバフやベルトで研削除去
され、また深い凹部内を研摩できない等の欠点を
有する。 また従来、筒状物や柱状物の研摩方法として、
筒状物や柱状物を流動メデイア中に入れ、その外
周面を研摩する方法も知られているが、この方法
は研摩対象物たる筒状物や柱状物が小さければ有
効であるものの、比較的長大な研摩対象物には採
用し難い。この場合、研摩対象物をスピンドルに
支持し、まず研摩対象物のほぼ半分を流動メデイ
ア中に挿入して表面研摩した後、研摩対象物をス
ピンドルから取りはずし、次いで研摩対象物を逆
さにして再びスピンドルに取付け、研摩対象物の
残り半分を流動メデイア中に挿入して表面研摩す
るという方法を採用することもできるが、この方
法はこのようにその操作が面倒である上、最初の
半分と残りの半分との研摩面がばらつくなどの問
題が生じる。 一方、乾式バレル等でワーク(メガネ)を治具
で固定し、ワークを研摩する方法も提案されてい
る(特開昭57−194873号公報)が、この方法は研
摩槽を正逆回転しても内周側が良好に研摩されな
い欠点がある。 本発明は上記事情に鑑みなされたもので、比較
的長大な筒状物や柱状物の外周面及び筒状又は柱
状スピンドルに支持された洋食器等の被研摩物の
外面を乾式流動研摩方式によりスムーズに効率よ
くしかも全面均一に研摩することができる、コン
パクトな装置を提供することを目的とする。 課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するため、第1発明
の装置を、乾式メデイア37が投入される両端面
が閉塞した横型筒状の研摩槽8と、この研摩槽8
の両側板8a,8aの中央部に形成した軸受け箱
取付孔9,9にそれぞれ固着された軸受箱10,
10と、支持台2に固定された軸受5に回転可能
に支承されると共に、その先部が前記一方の軸受
箱10内の軸受11に回転可能に支承された状態
でこの軸受箱10を貫通して前記研摩槽8内に突
出する円筒状と主回転軸4と、支持台3に固定さ
れた軸受7に回転可能に支承されると共に、その
先端が前記他方の軸受箱10内の軸受11に回転
可能に支承された状態でこの軸受箱10を貫通し
て前記研摩槽8内に突出し、前記主回転軸4の突
出部と対向する従回転軸6と、前記いずれかの軸
受箱10に連結され、この軸受箱10及びこれと
一体に前記研摩槽8を10〜50rpmの速度で回転さ
せる研摩槽回転用駆動源32と、前記主回転軸4
に連結され、この主回転軸4を10〜80rpmの速度
で前記研摩槽8の回転方向と反対方向に回転させ
る主回転軸回転用駆動源28と、前記両回転軸
4,6の突出先部にそれぞれ固定され、かつそれ
ぞれ互に対向する複数個の自転軸17,26が周
方向に沿つて回転可能に取付けられた支持体1
2,21と、これら支持体12,21間を連結す
る連結軸22と、前記主回転軸4内に一端がこの
主回転軸4の前記突出先部より研摩槽8内に突出
するように軸受15を介して配設された固定軸1
4の上記突出先部に固定された固定ギア16と、
前記一方の支持体12に取り付けられた自転軸1
7に固定されていると共に、前記固定ギア16に
自転速度が20〜450rpmになるように噛合した遊
星ギア19と、及び前記互に対向する自転軸1
7,26にそれぞれ固定され、筒状もしくは柱状
の被研摩物36をその間に水平に支持する治具体
20,27とを具備し、前記両駆動源32,28
をそれぞれ駆動させ、前記研摩槽8を10〜50rpm
の速度で回転させると共に、前記主回転軸4を10
〜80rpmの速度で前記研摩槽8の回転方向と反対
方向に回転させ、この主回転軸4の回転と一体に
一方の支持体12、これと連結軸22を介して連
結している他方の支持体21、及び従回転軸6を
回転させることにより、前記被研摩物36を研摩
槽8の中心軸線のまわりに沿つて公転させると共
に、前記一方の支持体12の回転によつてこれに
取付けられた自転軸17に固定した遊星ギア19
を固定ギア16に噛合させつつそのまわりに沿つ
て公転させることにより、前記被研摩物36を20
〜450rpmの速度で自転させ、この公転かつ自転
する被研摩物36で研摩槽8内の乾式メデイア3
7を攪拌流動させると同時に、前記公転かつ自転
によつて前記研摩槽8の中心軸線に対する相対的
位置を漸次変化する被研摩物36の外周面に前記
流動する乾式メデイア37を接触させて、被研摩
物36の外周面を研摩するよう構成したものであ
る。 また、第2発明の装置を、乾式メデイア37が
投入される両端面が閉塞した横型筒状の研摩槽8
と、この研摩槽8の両側板8a,8aの中央部に
形成した軸受け箱取付孔9,9にそれぞれ固着さ
れた軸受箱10,10と、支持台2に固定された
軸受5に回転可能に支承されると共に、その先部
が前記一方の軸受箱10内の軸受11に回転可能
に支承された状態でこの軸受箱10を貫通して前
記研摩槽8内に突出する円筒状の主回転軸4と、
支持台3に固定された軸受7に回転可能に支承さ
れると共に、その先端が前記他方の軸受箱10内
の軸受11に回転可能に支承された状態でこの軸
受箱10を貫通して前記研摩槽8内に突出し、前
記主回転軸4の突出先部と対向する従回転軸6
と、前記いずれかの軸受箱10に連結され、この
軸受箱10及びこれと一体に前記研摩槽8を10〜
50rpmの速度で回転させる研摩槽回転用駆動源3
2と、前記主回転軸4に連結され、この主回転軸
4を10〜80rpmの速度で前記研摩槽8の回転方向
と反対方向に回転させる主回転軸回転用駆動源
と、前記両回転軸4,6の突出先部にそれぞれ固
定され、かつそれぞれ互に対向する複数個の自転
軸17,26が周方向に沿つて回転可能に取付け
られた支持体12,21と、これら支持体12,
21間を連結する連結軸22と、前記主回転軸4
内に一端がこの主回転軸4の前記突出先部より研
摩槽8内に突出するように軸受15を介して配設
された固定軸14の上記突出先部に固定された固
定ギア16と、前記一方の支持体12に取り付け
られた自転軸17に固定されていると共に、前記
固定ギア16に自転速度が20〜450rpmになるよ
うに噛合した遊星ギア19と、及び前記互に対向
する自転軸17,26にそれぞれ固定され、被研
摩物38を支持する筒状もしくは柱状のスピンド
ル40をその間に水平に支持する治具体20,2
7とを具備し、前記両駆動源32,28をそれぞ
れ駆動させ、前記研摩槽8を10〜50rpmの速度で
回転させると共に、前記主回転軸4を10〜80rpm
の速度で前記研摩槽8の回転方向と反対方向に回
転させ、この主回転軸4の回転と一体に一方の支
持体12、これと連結軸22を介して連結してい
る他方の支持体21、及び従回転軸6を回転させ
ることにより、前記スピンドル40を研摩槽8の
中心軸線のまわりに沿つて公転させると共に、前
記一方の支持体12の回転によつてこれに取付け
られた自転軸17に固定した遊星ギア19を固定
ギア16に噛合させつつそのまわりに沿つて公転
させることにより、前記スピンドル40を20〜
450rpmの速度で自転させ、この公転かつ自転す
るスピンドル40で研摩槽8内の乾式メデイア3
7を攪拌流動させると同時に、前記公転かつ自転
によつて前記研摩槽8の中心軸線に対する相対的
位置を漸次変化するスピンドル40に支持された
被研摩物38の外面に前記流動する乾式メデイア
37を接触させて、被研摩物38の外面を研摩す
るよう構成したものである。 作 用 上記装置を用いて円筒体、円柱体筒の筒状もし
くは柱状の被研摩物の外周面(或いは筒状又は柱
状スピンドルに支持された被研摩物外面)を研摩
する場合は、治具体に筒状もしくは柱状被研摩物
(或いは被研摩物を支持する筒状又は柱状スピン
ドル)を取り付け、研摩槽内に乾式メデイアを投
入し、前記研摩槽回転用駆動源と主回転軸回転用
駆動源とをそれぞれ駆動し、軸受箱を介して研摩
槽を10〜50rpmの速度で回転させると共に、10〜
80rpmの速度で主回転軸を前記研摩槽の回転方向
と反対方向に回転させる。これにより、主回転軸
と一体に一方の支持体、連結軸、他方の支持体、
従回転軸が回転すると共に、これらの両支持体に
それぞれ取付けられている自転軸、更にこれら自
転軸に治具体を介して固定されている被研摩物
(或いはスピンドル)が回転(研摩槽の中心軸線
のまわりを公転)する。更に、このように自転軸
が回転(公転)することにより、これら自転軸に
固定されかつ固定ギアに噛合している遊星ギアが
自転軸の公転につれて固定ギアに噛合されつつこ
の固定ギアのまわりを公転するので、これら遊星
ギアが自転し、かつこれと一体に自転軸が自転
し、従つて被研摩物(或いはスピンドル)が自転
する。この場合、自転速度は20〜450rpmになる
ように遊星ギアと固定ギアとのギア比を調整す
る。 ここで、乾式メデイアを用いた場合、研摩槽を
10rpm以下の速度で回転させるとメデイアが殆ど
流動せず、研摩槽の下部に静置された如き状態と
なり、一方50rpmを超える高速で回転させると、
メデイアが研摩槽の下部に押しつけられた状態で
単に上下に振動するのみの動きとなる。本発明者
の検討によると、かかるメデイア態様では偏研摩
が生じ、また研摩時間が長くなるものである。こ
れに対し、本発明は研摩槽を10〜50rpmの速度で
回転させるもので、これによりメデイアは第2図
に示したように研摩槽の上部に持ち上げられて斜
め方向に流下するという、メデイアの流動態様と
して偏研摩を生じさせ難い流動を繰り返す。 そして、研摩槽の回転によりこのように良好な
メデイアの流動を維持した状態において、上述し
たように被研摩物(或いはスピンドル)を10〜
80rpmの速度で公転させることにより、メデイア
が効果的に攪拌され、被研摩物の外面に効果的な
圧力をもつて接触するので、被研摩物の外面が良
好に研摩される。 この場合、公転速度が10rpmより遅いと、メデ
イアの流動割合が低く、研摩力が著しく低下し、
公転速度が80rpmより早いとバレル中のメデイア
流動層に乱流が生じて研摩力が低下する上、被研
摩物によつては曲がつたり、折れたり、脱落した
り等する場合がある。 しかも、本発明においては、被研摩物(或いは
スピンドル)は公転かつ自転するので、被研摩物
(或いはスピンドル)の連結軸(研摩槽の中心軸
線)に対する相対位置が経時的に変化し、このた
め被研摩物に対する流動メデイアの接触状態に偏
向がなく、従つて被研摩物の外面がいずれの部分
も均等に研摩され、研摩むら等が生じる不都合が
ない。かつ、このようにメデイアが被研摩物の外
面全面に同時にしかも均一に接触するので、研摩
時間が短くなり、効率的な研摩が行われ、被研摩
物が長大なものであつても、その外面を能率よく
均等に研摩することができる。 この場合、自転速度は上述したように20〜
450rpmとするもので、自転速度が20rpmより遅
いと研摩力が低下し、仕上り時間が長時間にな
り、450rpmより早いとメデイア流動層を攪拌し
すぎて均一な研摩面が得られず、しかも研摩力が
低いものである。 従つて、本発明装置によれば、研摩槽の回転数
を制御すると同時に、被研摩物(或いはスピンド
ル)の公転、自転数を選定したことにより、後述
する実験例に示したように被研摩物外面が効率よ
く均一に研摩できるものである。 また、本発明の装置は、横型筒状の研摩槽の両
側板中央部に取り付けた軸受箱内の軸受にそれぞ
れ主従の回転軸を回転可能に支承させると共に、
これら主従の回転軸を支持台に固定した軸受に回
転可能に支承させるようにしたので、研摩槽がが
たつくような不都合なく水平方向に回転可能に支
持され、かついずれかの軸受箱に回転駆動源を連
結し、この軸受箱を介して研摩槽を回転させるの
で、研摩槽がスムーズに、しかも主従の回転軸の
回転とは確実に切り離されて独立に回転する。ま
た、上記のように主回転軸と対向して従回転軸を
配設し、かつこれら主従の回転軸にそれぞれ支持
体を取り付けると共に、両支持体間を連結軸によ
つて連結したので、主回転軸を回転させることに
より、連結軸を介して従回転軸が一体に回転し、
主回転軸ががたつくことなくスムーズに回転し、
従つて支持体、更にこれに自転軸を介して取り付
けられた被研摩物(又はスピンドル)ががたつく
ことなくスムーズに公転する。更に、主回転軸は
円筒状に形成され、軸受を介してこの内部に固定
軸が配設され、この固定軸の研摩槽内突出先部に
取り付けられた固定ギアに自転軸に取り付けられ
た遊星ギアを噛合させているので、自転機構が研
摩槽内に配置され、コンパクト化されている上、
このように固定ギアに噛合する遊星ギアを取り付
けた自転軸に対向して他方の支持体にも自転軸が
回転自在に配設され、これら自転軸間に被研摩物
(又はスピンドル)が配置されるので、その自転
もスムーズである。 従つて、本発明装置は、研摩槽の回転及び被研
摩物(又はスピンドル)の公転、自転がスムーズ
で、早い速度で被研摩物(又はスピンドル)を公
転、自転させても装置に偏力が生じ難く、研摩処
理も装置にがたつきがなく良好に行われると共
に、上述した本発明装置の構成から明らかなよう
に、装置がコンパクトである。 以下、本発明の一実施例につき図面を参照して
説明する。 実施例 第1図は本発明装置の一例を示すもので、図中
1は基台であり、この基台1上には2基の支持台
2,3が互いに所定間隔離間して固定されてい
る。一方の支持台2には、水平方向に沿つて配置
した円筒状の主回転軸4がこの支持台2に固定さ
れた2個の軸受5,5により回転可能に支承され
ていると共に、他方の支持台3には前記主回転軸
4と対向して円柱状の従回転軸6が水平方向に沿
つて配置された状態で2個の軸受7,7により回
転可能に支承されている。 8は両端面が閉塞した八角筒状の横型バレル研
摩槽で、この研摩槽8の両側板8a,8aの中央
部に形成した軸受箱取付孔9,9にはそれぞれ軸
受箱10,10が嵌入固着され、これら軸受箱1
0,10はその内部に収容した軸受11,11を
介して前記主回転軸4及び従回転軸6の先部側に
それぞれこれら両軸4,6に対して回転可能に取
付けられており、前記軸受箱10,10の回転に
よりこれと一体に前記研摩槽が回転し得るように
なつている。なお、図示していないが、前記研摩
槽の外周壁8bの一部は取りはずし可能に形成さ
れており、外周壁の8bの一部を取りはずすこと
により、被研摩物を研摩槽8から出し入れし得る
ようになつている。 前記主回転軸4の前記研摩槽8内に突出する先
端部には、中空略円板状の被研摩物支持体12が
固着されていると共に、主回転軸4内には、基端
部が前記一方の支持台2に固定された固定枠13
に固定され、先端部が前記被研摩物支持体12内
に突出する固定軸14が配設されている。ここ
で、前記主回転軸4と固定軸14との間には軸受
15,15が配設され、これにより主回転軸4が
固定軸14に対し回転し得るようになつている。 この固定軸14の前記支持体12内に突出する
先端部にはリング状の固定ギア16が固定されて
いる。また、前記支持体12内には、周方向に沿
つて互いに所定間隔離間する複数個(図面におい
ては2個)の主自転軸17,17が配設され、軸
受18,18により回転可能に支承されていると
共に、これら自転軸17,17にはリング状の遊
星ギア19,19がそれぞれ固定され、これら遊
星ギア19,19はそれぞれ前記固定ギア16と
噛合されている。なお、前記自転軸17,17の
先端部は前記支持体12の側壁を貫通して外部に
突出し、その先端に治具体20,20が固定され
ている。 更に、前記従回転軸6の研摩槽8内に突出する
先端部には円板状の被研摩物支持体21が固着さ
れていると共に、この支持体21の中心部は前記
一方の支持体12の中心部と互に連結軸22によ
つて連結され、一方の支持体12が回転するとこ
れと一体に他方の支持体21が回転し得るように
なつている。また、この他方の支持体21には、
周方向に沿つて互いに所定間隔離間する複数個
(図面においては2個)の取付孔23,23が穿
設され、これら取付孔23,23に有底円筒状の
従自転軸保持体24,24が嵌入固着されてい
る。そして、これら保持体24,24内には軸受
25,25により回転可能に支承された従自転軸
26,26が配設されており、これら従自転軸2
6,26の先端部には前記保持体24,24より
外部に突出した状態で治具体27,27がそれぞ
れ固定されている。なお、これら治具体27,2
7は前記一方の治具体20,20とそれぞれ対向
するように配置されるもので、そのために前記保
持体24,24を嵌入固着するための取付孔2
3,23穿設位置が適宜選定される。 そして、前記基台1には主回転軸回転用モータ
28が固定され、このモータ28の回転軸体に固
定されたプーリ29と前記主回転軸4の基端側に
固定されたプーリ30との間にベルト31が張設
され、前記モータ28の駆動により主回転軸4が
回転せしめられると共に、前記基台1上には更に
研摩槽回転用モータ32が固定され、このモータ
32の回転軸体に固定されたプーリ33と前記従
回転軸6に回転可能に取付けられた軸受箱10に
固定されたプーリ34との間にベルト35が張設
され、モータ32の駆動により一方の軸受箱10
が回転し、これと一体に研摩槽8が回転せしめら
れるようになつている。 ここで、上記研摩槽8の回転数は10〜50rpm、
特に15〜35rpmになるように設定され、主回転軸
4の回転は研摩槽8の回転方向と逆方向になるよ
うに、しかも回転数が10〜80rpmになるように設
定されている。更に、自転軸17,17の回転数
(自転数)は20〜450rpm、特に20〜250rpmにな
るように固定ギア16と遊星ギア19,19との
ギア比が設定されている。 次に、上記装置を用いて円筒体、円柱体等の筒
状もしくは柱状の被研摩物の外周面を研摩する方
法につき説明すると、まず研摩槽8の外周壁8b
の一部を取りはずし、被研摩物36,36を研摩
槽8に入れ、これら被研摩物36,36を治具体
20,20,27,27にそれぞれ取付け、固定
すると共に、研摩槽8内にメデイア37を研摩槽
8の容量の1/3〜1/2程度投入し、研摩槽8の取り
はずした外周壁を再度取付ける。ここで、メデイ
アとしては、有機質メデイア、特に好適には木質
メデイア、例えば木クズ、小木片、コーン、木の
実、皮、竹などの粒状、粉末状、小片状等の生地
のメデイアの表面を油脂と砥粒とで被覆したもの
が有効に用いられる。 このように準備が行われた後は、両モータ2
8,32をそれぞれ駆動させ、研摩を行うもので
ある。即ち、主回転軸回転用モータ28を駆動す
ることにより、主回転軸4が10〜80rpmの速度で
回転し、これと一体に一方の支持体12、連結軸
22、他方の支持体21、従回転軸6が回転する
と共に、これら両支持体12,21にそれぞれ取
付けられている自転軸17,17,26,26、
更にこれら自転軸17,17,26,26に治具
体20,20,27,27を介して固定している
被研摩物36,36が回転(連結軸22(研摩槽
8の中心軸線)のまわりを公転)する。更に、こ
のように主自転軸17,17が回転(公転)する
ことにより、これら主自転軸17,17に固定さ
れかつ固定ギア16に噛合している遊星ギア1
9,19が主自転軸17,17の公転につれて固
定ギア16に噛合されつつこの固定ギア16のま
わりを公転するので、これら遊星ギア19,19
が自転し、かつこれと一体に主自転軸17,17
が自転し、従つて被研摩物36,36が自転する
(速度20〜450rpm)。また、研摩槽回転用モータ
32を駆動することにより、従回転軸6に回転可
能に取付けらた軸受箱10を介して研摩槽8が10
〜50rpmの速度で上記公転方向と反対方向に回転
し、これによつてメデイア37が第2図に示す如
き研摩槽8の上部に持ち上げられ、斜め方向に流
下するという良好な流動を繰り返す。 従つて、被研摩物36,36の上記のような方
向、速度での公転及び自転並びに研摩槽8の回転
により、この研摩槽8内に投入されたメデイア3
7が効果的に攪拌、流動し、被研摩物36,36
の外周面に効果的な圧力をもつて接触するので、
被研摩物36,36の外周面が良好に研摩され
る。しかもこの場合、被研摩物36,36は上述
したような方向、速度で公転かつ自転するので、
被研摩物36,36の連結軸22(研摩槽8の中
心軸線)に対する相対位置が乾式流動研摩にとつ
て良好な状態で経時的に変化し、このため流動メ
デイア37の接触状態に偏向がなく、従つて被研
摩物36,36の外周面がいずれの部分も均等に
研摩され、研摩むら等が生じる不都合がない。か
つ、このようにメデイア37が被研摩物36,3
6の外周面全面に同時にしかも均一に接触するの
で、研摩時間が短くなり、効率的な研摩が行わ
れ、被研摩物36,36が長大なものであつて
も、その外周面を効率よく均等に研摩することが
できる。 即ち、第2図に示したように、被研摩物36の
A点は、被研摩物36の公転(図中R方向)及び
自転(図中r方向)につれて研摩槽8の中心軸線
C或いは研摩槽8の内周壁に対してその相対的位
置が漸次変化し、このように被研摩物36の外周
面は研摩槽8に対する位置が刻々変化するので、
被研摩物36の外周面に対するメデイア37の当
たり方に偏向がなくなり、(なお、メデイア37
は研摩槽8がT方向に回転するとM方向に流動す
る)、被研摩物36表面のいずれの部分に対して
もメデイア37の当たり方が平均化し、このため
第3図に示したように被研摩物36の外周面が均
等に研摩Pされる。これに対し、第4図に示した
ように、被研摩物36を自転させない場合は、こ
れを公転させたとしても、被研摩物36のA点は
研摩槽8の中心軸線C或いは研摩槽8の内周面に
対する位置に変化がないので、メデイア37が被
研摩物36の研摩槽対向面側(外側)に多く当る
反面、中心軸線対向面側(内側)に対する当たり
方が少なく、このため第5図に示したように被研
摩物36の外側が多く研摩され、内側は殆ど研摩
されない欠点を生じる。 ここで、上述したように被研摩物36,36の
公転数は10〜80rpm、自転数は20〜450rpm、特
に20〜250rpmであり、これによりメデイアの流
動がより効果的に行われ、被研摩物36,36の
外周面を短時間で効率よく、しかも均一に自動研
摩するという本発明の目的がより確実に達成され
るが、上記条件をはずれた場合は良好な研摩が達
成され難い。この場合、被研摩物36,36の公
転と研摩槽8の回転とは反対方向とすることが好
適であり、研摩槽の回転と公転とを同方向とする
と、流動メデイアと被研摩物との相対スピードが
低くなるため研摩力が全体的に低下する。 上述したようにして研摩した後は、両モータ2
8,32の駆動を停止し、研摩槽8の外周壁8b
の一部を取りはずし、被研摩物36,36を治具
体20,20,27,27から取りはずして研摩
槽8より取り出すものである。 なお、上述した実施例の装置は、研摩槽8を回
転させるものであるが、この場合研摩槽8は一方
向のみの回転とすることもでき、また特に被研摩
物36の形状が複雑な場合は所定時間間隔で正逆
回転させることができる。更に、研摩槽8、支持
体12、治具体20,27等の形状などについて
も適宜変更可能である。また、本発明装置は、被
研摩物36,36の代わりに筒状又は柱状スピン
ドルを治具体20,20,27,27により水平
方向に支持すると共に、このスピンドルに適宜な
被研摩物支持部材を取付け、この支持部材に被研
摩物(筒状物や柱状物に限られない)を取付けて
研摩を行うことができる。例えば、金属洋食器に
おいては形状の複雑な品物もあり、バフ研摩では
自動化できない部分であるが、特にスプーンの首
部や皿のコバ、フオークのつめの間などの研摩に
対しては本発明装置は有効であり、第6図及び第
7図に示したように洋食器38を内側にゴム層3
9,39を形成した2つの挟持扞40,40によ
つて挟持し、これら挟持扞40,40(スピンド
ル)を治具体20,27によつて支持して洋食器
38を研摩することができ、これにより多数の洋
食器を取り付けて能率的な研摩を行うことができ
る。その他の構成も本発明の要旨の範囲内で種々
変更して差し支えない。 次に、実験例により本発明の効果を具体的に示
す。 〔実験例〕 研摩槽容量700、研摩槽長さ1100mmの第1図
に示す如き研摩装置を用い、第6,7図に示すよ
うな状態にワークとして頭部の深さ15mm、長径45
mm、短径35mmのスプーンをスピンドルに支持し、
第1表に示す条件で乾式流動研摩を行つた。この
場合、スピンドル長さは600mmであり、1本のス
ピンドルにスプーンを100本取り付けた。また、
スプーンを取り付けたスピンドル数は2本とし
た。更に、乾式メデイアは約3mm径のコーンに混
合油脂とアルミナを付着させたものを用い、研摩
槽内にその容量の1/2を投入した。なお、研摩時
間は20分とした。
【表】 第1表の結果より、本発明によればスプーンの
凹部底面への研摩残しもなく、短時間で均一に研
摩し得ることが認められた。この場合、No.1は、
本発明の実施に係るもので、問題なくきれいに仕
上つた。また、No.2は、研摩槽回転と主回転軸と
の回転方向を同じにした結果、No.1に比べて研摩
力が弱く、反対に光沢は少くよかつたが、全体的
にはNo.1より劣るものであつた。しかし、大きな
支障はなく、研摩時間を長くとれば、より良好な
研摩仕上りとなる。 No.3、4は研摩槽の回転が遅すぎたり早すぎた
りした場合、No.5は主回転軸の回転が遅い場合
で、いずれも良好な研摩が得られなかつた。No.6
は、スピンドル回転数(自転数)を高くした場合
で、スプーンにメデイアの圧力が加わり、チヤツ
キング部分より曲がつた。また、研摩仕上がり
は、自転の高速でメデイアを飛散させ、不良であ
つた。また、No.7は主回転軸を高回転させた場合
で、これもNo.6と同じく変形した。仕上がり面も
均一ではなかつた。 発明の効果 本発明によれば、比較的長大な筒状物や柱状物
の外周面或いは筒状又は柱状スピンドルに支持さ
れた洋食器等の被研摩物を短時間で能率的に、し
かも全面均一に自動研摩することができ、特にカ
ムロール、コピー用ロール等のロールやパイプ
類、更にギア類の精密研摩のほか、一般金属のバ
フ研摩の代替等の研摩に好適に採用される。ま
た、本発明の装置は研摩槽の回転、被研摩物の公
転、自転もスムーズであり、その上コンパクトに
形成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す断面図、
第2図は本発明方法の研摩状態を説明する研摩装
置の概略断面図、第3図は本発明方法によつて研
摩された被研摩物の一例を示す断面図、第4図は
比較方法の研摩状態を説明する研摩装置の概略断
面図、第5図は比較方法によつて研摩された被研
摩物の一例を示す断面図、第6図は洋食器の取付
け方法の一例を示す断面図、第7図は同概略平面
図である。第8図は本発明装置を用いてスプーン
の研摩を行つた場合の仕上り状態を示し、Aは平
面図、Bは側面図、第9図は比較例に基いてスプ
ーンの研摩を行つた場合の仕上り状態を示し、A
は平面図、Bは側面図である。 1……基台、2……支持台、3……支持台、4
……主回転軸、5……軸受、6……従回転軸、7
……軸受、8……研摩槽、8a……両側板、8b
……外周壁、9……取付孔、10……軸受箱、1
1……軸受、12……支持体、13……固定枠、
14……固定軸、15……軸受、16……固定ギ
ア、17……主自転軸、18……軸受、19……
遊星ギア、20……治具体、21……支持体、2
2……連結軸、23……取付孔、24……保持
体、25……軸受、26……従回転軸、27……
治具体、28……主回転軸回転用モータ、29…
…プーリ、30……プーリ、31……ベルト、3
2……研摩槽回転用モータ、33……プーリ、3
4……プーリ、35……ベルト、36……被研摩
物、37……メデイア。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乾式メデイア37が投入される両端面が閉塞
    した横型筒状の研摩槽8と、この研摩槽8の両側
    板8a,8aの中央部に形成した軸受け箱取付孔
    9,9にそれぞれ固着された軸受箱10,10
    と、支持台2に固定された軸受5に回転可能に支
    承されると共に、その先部が前記一方の軸受箱1
    0内の軸受11に回転可能に支承された状態でこ
    の軸受箱10を貫通して前記研摩槽8内に突出す
    る円筒状の主回転軸4と、支持台3に固定された
    軸受7に回転可能に支承されると共に、その先端
    が前記他方の軸受箱10内の軸受11に回転可能
    に支承された状態でこの軸受箱10を貫通して前
    記研摩槽8内に突出し、前記主回転軸4の突出先
    部と対向する従回転軸6と、前記いずれかの軸受
    箱10に連結され、この軸受箱10及びこれと一
    体に前記研摩槽8を10〜50rpmの速度で回転させ
    る研摩槽回転用駆動源32と、前記主回転軸4に
    連結され、この主回転軸4を10〜80rpmの速度で
    前記研摩槽8の回転方向と反対方向に回転させる
    主回転軸回転用駆動源28と、前記両回転軸4,
    6の突出先部にそれぞれ固定され、かつそれぞれ
    互に対向する複数個の自転軸17,26が周方向
    に沿つて回転可能に取付けられた支持体12,2
    1と、これら支持体12,21間を連結する連結
    軸22と、前記主回転軸4内に一端がこの主回転
    軸4の前記突出先部より研摩槽8内に突出するよ
    うに軸受15を介して配設された固定軸14の上
    記突出先部に固定された固定ギア16と、前記一
    方の支持体12に取り付けられた自転軸17に固
    定されていると共に、前記固定ギア16に自転速
    度が20〜450rpmになるように噛合した遊星ギア
    19と、及び前記互に対向する自転軸17,26
    にそれぞれ固定され、筒状もしくは柱状の被研摩
    物36をその間に水平に支持する治具体20,2
    7とを具備し、前記両駆動源32,28をそれぞ
    れ駆動させ、前記研摩槽8を10〜50rpmの速度で
    回転させると共に、前記主回転軸4を10〜80rpm
    の速度で前記研摩槽8の回転方向と反対方向に回
    転させ、この主回転軸4の回転と一体に一方の支
    持体12、これと連結軸22を介して連結してい
    る他方の支持体21、及び従回転軸6を回転させ
    ることにより、前記被研摩物36を研摩槽8の中
    心軸線のまわりに沿つて公転させると共に、前記
    一方の支持体12の回転によつてこれに取付けら
    れた自転軸17に固定した遊星ギア19を固定ギ
    ア16に噛合させつつそのまわりに沿つて公転さ
    せることにより、前記被研摩物36を20〜
    450rpmの速度で自転させ、この公転かつ自転す
    る被研摩物36で研摩槽8内の乾式メデイア37
    を攪拌流動させると同時に、前記公転かつ自転に
    よつて前記研摩槽8の中心軸線に対する相互的位
    置を漸次変化する被研摩物36の外周面に前記流
    動する乾式メデイア37を接触させて、被研摩物
    36の外周面を研摩するよう構成したことを特徴
    とする研摩装置。 2 乾式メデイア37が投入される両端面が閉塞
    した横型筒状の研摩槽8と、この研摩槽8の両側
    板8a,8aの中央部に形成した軸受け箱取付孔
    9,9にそれぞれ固着された軸受箱10,10
    と、支持台2に固定された軸受5に回転可能に支
    承されると共に、その先部が前記一方の軸受箱1
    0内の軸受11に回転可能に支承された状態でこ
    の軸受箱10を貫通して前記研摩槽8内に突出す
    る円筒状の主回転軸4と、支持台3に固定された
    軸受7に回転可能に支承されると共に、その先端
    が前記他方の軸受箱10内の軸受11に回転可能
    に支承された状態でこの軸受箱10を貫通して前
    記研摩槽8内に突出し、前記主回転軸4の突出先
    部と対向する従回転軸6と、前記いずれかの軸受
    箱10に連結され、この軸受箱10及びこれと一
    体に前記研摩槽8を10〜50rpmの速度で回転させ
    る研摩槽回転用駆動源32と、前記主回転軸4に
    連結され、この主回転軸4を10〜80rpmの速度で
    前記研摩槽8の回転方向と反対方向に回転させる
    主回転軸回転用駆動源28と、前記両回転軸4,
    6の突出先部にそれぞれ固定され、かつそれぞれ
    互に対向する複数個の自転軸17,26が周方向
    に沿つて回転可能に取付けられた支持体12,2
    1と、これら支持体12,21間を連結する連結
    軸22と、前記主回転軸4内に一端がこの主回転
    軸4の前記突出先部より研摩槽8内に突出するよ
    うに軸受15を介して配設された固定軸14の上
    記突出先部に固定された固定ギア16と、前記一
    方の支持体12に取り付けられた自転軸17に固
    定されていると共に、前記固定ギア16に自転速
    度が20〜450rpmになるように噛合した遊星ギア
    19と、及び前記互に対向する自転軸17,26
    にそれぞれ固定され、被研摩物38を支持する筒
    状もしくは柱状のスピンドル40をその間に水平
    に支持する治具体20,27とを具備し、前記両
    駆動源32,28をそれぞれ駆動させ、前記研摩
    槽8を10〜50rpmの速度で回転させると共に、前
    記主回転軸4を10〜80rpmの速度で前記研摩槽8
    の回転方向と反対方向に回転させ、この主回転軸
    4の回転と一体に一方の支持体12、これと連結
    軸22を介して連結している他方の支持体21、
    及び従回転軸6を回転させることにより、前記ス
    ピンドル40を研摩槽8の中心軸線のまわりに沿
    つて公転させると共に、前記一方の支持体12の
    回転によつてこれに取付けられた自転軸17に固
    定した遊星ギア19を固定ギア16に噛合させつ
    つそのまわりに沿つて公転させることにより、前
    記スピンドル40を20〜450rpmの速度で自転さ
    せ、この公転かつ自転するスピンドル40で研摩
    槽8内の乾式メデイア37を攪拌流動させると同
    時に、前記公転かつ自転によつて前記研摩槽8の
    中心軸線に対する相対的位置を漸次変化するスピ
    ンドル40に支持された被研摩物38の外面に前
    記流動する乾式メデイア37を接触させて、被研
    摩物38の外面を研摩するよう構成したことを特
    徴とする研摩装置。
JP60081848A 1985-04-17 1985-04-17 筒状もしくは柱状物の外周面研摩方法及び装置 Granted JPS61241057A (ja)

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KR920003212B1 (ko) 1992-04-24

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