JPS6322043Y2 - - Google Patents

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JPS6322043Y2
JPS6322043Y2 JP5863080U JP5863080U JPS6322043Y2 JP S6322043 Y2 JPS6322043 Y2 JP S6322043Y2 JP 5863080 U JP5863080 U JP 5863080U JP 5863080 U JP5863080 U JP 5863080U JP S6322043 Y2 JPS6322043 Y2 JP S6322043Y2
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JP
Japan
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shaft
barrel
fixed
barrel tank
main
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JP5863080U
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JPS56109856U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主軸の回転断続装置を具えた遊星
旋回式加工機に関するものである。
従来、ターレツトにバレル槽を取付け、ターレ
ツトを高速回転すると共に、バレル槽をその軸の
周りに自転させ、バレル槽内にメデイア、化学薬
品(コンパウンド)、水などと共に工作物を装入
し、工作物の表面を仕上げる遊星旋回式加工機
は、加工能率が良いので広く用いられている。こ
のような加工機においては、メインプーリーと主
軸及びターレツトは固定されており、メインプー
リーを回転すれば、ターレツトも回転する構造で
あつた。然るに停止時におけるバレル槽の微動、
又は主軸が水平の型の加工機の内容物排出時の停
止位置における内容物の排出など、メインプーリ
ーとバレル槽軸とを別々に回転する必要が起る。
この考案は、メインプーリーと主軸との間に電
磁クラツチを設け、電磁クラツチの電流を断続す
ることによつて、主軸とメインプーリーとの接合
を断続するようにしたので、上記の欠点を解消
し、理想的な主軸の回転断続装置を具えた遊星旋
回式加工機を得ることに成功したのである。
即ちこの考案によれば、加工機の本体架構に主
軸を回転自在に架設し、前記主軸にターレツトを
固定すると共に、前記ターレツトの外周部にバレ
ル槽回転軸を自転可能に架設し、前記主軸の一端
部に電磁クラツチを固定すると共に、該電磁クラ
ツチに対向して、メインプーリーと回転方向を拘
束したクラツチ板を回転自在に、かつ軸方向移動
可能に嵌装する。この場合において、クラツチ板
を軸方向に拘束し、電磁クラツチを軸方向移動可
能にすることもできる。前記における主軸は、架
構へ垂直のみならず、水平に架設することもでき
る。
いまこの考案の装置の詳細を添付の図によつて
説明すれば、次の通りである。
第1図及び第2図において、所定間隔をおいて
対向させた上方架構2及び下方架構3を多数の支
柱(図には示していない)で支持して構成した空
間には、中心軸1が架構2及び架構3上の支持台
4に固定した上下部の軸受5,6に支持され、回
転可能のように垂直に取付けてある。中心軸1の
上端には、メインプーリー7が回転可能に取付け
てあり、更に中央部には、ターレツト8が水平に
固定してある。ターレツト8には複数箇(図には
4箇の場合を示す)の中空軸9が回転可能のよう
に縦に取付けてある。即ち、ターレツト8には軸
受10が固定してあり、軸受10内には中空軸9
が回転可能のように取付けられている。中空軸9
の下方には、バレル受台11がキー12などの方
法によつて固定されており、上方には鎖車13が
取付けてある。この中空軸9の内部には、バレル
軸14が回転可能のように取付けてあり、バレル
軸14の上方にはバレル槽クランプ用クラツチ1
5が固定してあり、下方にねじ孔を有し、このね
じ孔に対してはチヤツク16の上方に固定したね
じが嵌合するようになつている。チヤツク16は
内筒17の内部に嵌合するようになつており、キ
ー12aの作用によつて回転は阻止されている
が、摺動可能のようになつている。また下部に切
り欠きを有し、その内にボール18を移動可能の
ように取付け、チヤツク16の上昇位置において
は、内筒17と底板19の中心に固定したバレル
槽取付軸20の凹部との間にボール18を介在さ
せ、底板19をバレル受台11に固定するように
なつている。
クランプ用クラツチ15を回転することによつ
て、バレル軸14が回転されるとチヤツク16は
下降し、ボール18は内筒17の下部に設けられ
た切り欠き部に嵌合し、バレル槽取付軸20の拘
止を解き、底板19とバレル受台11とは分離す
る。従つて前記のように、底板19に固定したバ
レル槽21は、加工機本体より分離される。更
に、クランプ用クラツチ15を上記と逆回転する
ことによつて、バレル槽21はバレル受台11に
密着され、バレル受台11の下面とバレル槽21
の上面の双方、又は一方に被覆したゴム、又は合
成樹脂のパツキング22によつて、両者の気密及
び水密が保たれる。
上記のように、中空軸9と、バレル軸14と、
バレル受台11および底板19とによりバレル槽
回転軸が構成されている。
このバレル槽回転軸の一部を構成する底板19
には、フランジ23を溶接などの方法によつて固
定し、内部に位置決めガイドである尖軸24を固
定する。尖軸24の両端はテーパーが付してあ
り、上方はバレル受台11の下方に固定したフラ
ンジ31の孔に嵌合しうるようになつており、別
装のバレル槽内容物整備装置の一端インデツクス
テーブル25に設けた外部位置決め部である同様
な孔26に嵌合しうるようになつている。この尖
軸24は両者の孔に嵌合するとき、底板19の位
置が少しずれていても尖軸24の一部が孔にかか
つておれば、ターレツト8を回転してバレル槽対
バレル受台11、及びバレル槽対インデツクステ
ーブル25の相対位置を一定ならしめバレル槽2
1の停止位置を一定とし、バレル加工機へのバレ
ル槽21の装着時には、バレル受台11への装着
を確実にし、バレル槽21をバレル加工機より離
脱したときは、内容物整備装置への装着とその位
置を確実にし、バレル槽内容物の排出、装入を確
実に行えるようになつている。
更に、上記軸受5にはスプロケツトホイール2
7が固定してあり、前記の鎖車13との間にはチ
エイン28を掛け、中空軸9を回転できるように
なつている。メインプーリー7にはクラツチ板2
9が固定してあり、電磁クラツチ30に電流を通
じるとクラツチ板29は電磁クラツチ30と結合
し、メインプーリー7の回転と共に、中心軸1が
回転するようになつており、第1図に示すように
クラツチ板29が離脱するとメインプーリー7に
関係なく、中心軸1が回転できるようになつてい
る。
メインプーリー7は主動電機(図示してない)
によつて高速回転され、その高速回転によつてバ
レル槽21はターレツト8と共に公転すると同時
に、スプロケツトホイール27、鎖車13、チエ
イン28の作用によつて中空軸9の周りに自転を
行い、両者によつて起る大きな遠心力がバレル槽
内容物に作用し、工作物に対し、研摩、粉砕、撹
拌、混合、化学操作など目的とする操作が急速に
行われる。特に研摩の場合には、バレル槽を多角
形にすると加工能率、仕上面あらさとも良好であ
ることが、特許第759004号によつて解明されてい
る。
以上述べた機構に基づき、この考案の装置の動
作を説明すれば、次の通りである。内容物を装入
したバレル槽2を装着した状態において、電磁ク
ラツチ30に電流を通じ、メインプーリー7と主
軸1とを結合状態とし、主電動機を回転すればバ
レル槽21はターレツト8に固定されて公転する
と共に、中空軸9の周りに自転を行い、内容物に
研摩、粉砕、撹拌、混合、化学操作などの加工を
行う。規定の加工時間はタイマーによつて規正
し、その時間が経過したならば、主電動機を停止
し、別装の微動装置によつて主軸1を微速回転
し、バレル槽を規定板に停止させる。
ついでインデツクステーブル25を上昇させれ
ば、尖軸24のテーパー部の先端は孔26の内面
に接触する。この状態で電磁クラツチ30の電流
を切れば、メインプーリー7と主軸1との結合は
離脱し、バレル槽21の離脱時に、尖軸24と孔
26との間に軸の不一致があつても、ターレツト
8は回転し、定位置決めを自動的、かつ確実に行
うことができる。またバレル槽21をバレル受台
11に装着するときも、バレル受台11に装着し
たフランジ31の孔が同様の作用をし、バレル槽
21をバレル受台11に対して定位置決めを自動
的に行うことができる。
以上述べたようにこの考案によれば、遊星旋回
式加工機において、主軸に電磁クラツチを装着
し、主電動機の停止後、主軸に従つてバレル槽を
自由に回転できるようにしたので、適当なガイド
を用いることによつて、自動的、又は手動的、か
つ精密にバレル槽を定位置に移動回転させること
ができる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の一部切断正面図、
第2図は同じく平面図である。 1……中心軸、2,3……架構、4……支持
台、5,6……軸受、7……メインプーリー、8
……ターレツト、9……中空軸、10……軸受、
11……バレル受台、12,12a……キー、1
3……鎖車、14……バレル軸、15……クラツ
チ、16……チヤツク、17……内筒、18……
ボール、19……底板、20……バレル槽取付
軸、21……バレル槽、22……パツキング、2
3……フランジ、24……尖軸、25……インデ
ツクステブール、26……孔、27……スプロケ
ツトホイール、28……チエイン、29……クラ
ツチ板、30……電磁クラツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 主軸に固定したターレツトの外周部に、バレル
    槽回転軸を自転可能に架設し、前記バレル槽内に
    メデイアと共に工作物を装入し、工作物の表面を
    加工する遊星旋回式加工機において、 前記ターレツトを固定した主軸の一端部に電磁
    クラツチを固定し、前記主軸にクラツチ板付のメ
    インプーリーを回転可能に取付け、前記クラツチ
    板と前記電磁クラツチとを回転力断接可能に対向
    させてなる主軸の回転断続装置を具え、バレル槽
    回転軸には、外部位置決め部と係止する位置決め
    ガイドを連設した遊星旋回式加工機。
JP5863080U 1980-04-28 1980-04-28 Expired JPS6322043Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5863080U JPS6322043Y2 (ja) 1980-04-28 1980-04-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5863080U JPS6322043Y2 (ja) 1980-04-28 1980-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56109856U JPS56109856U (ja) 1981-08-25
JPS6322043Y2 true JPS6322043Y2 (ja) 1988-06-17

Family

ID=29653108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5863080U Expired JPS6322043Y2 (ja) 1980-04-28 1980-04-28

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JPS56109856U (ja) 1981-08-25

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