JP2007136622A - 研磨装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
大きなあるいは長尺のプラスチックや金属製品の均一にかつ短時間で研磨することができる研磨装置の提供
【解決手段】
ワークを水平方向に公転及び自転させて研磨槽内のメディアの旋回流動を生じさせ研磨槽内のメディア密度を均一化させるとともに、ワークをメディア内にて上下運動させてワークとメディアの接触頻度を飛躍的に向上させ、ワーク表面を短時間に平均化して研磨する装置。
【選択図】 図2
Description
請求項1の発明は、メディアを収納する研磨槽と、該研磨槽内に位置し、水平方向に延びる回転中心線を持ち該回転中心線より遠心方向に所定位置離れたワークを把持するワークホルダーを持つ回転ヘッドと、該回転ヘッドを回転駆動する駆動手段とを有することを特徴とする研磨装置である。
請求項2の発明は、請求項1の発明を具体化したものである。すなわち、メディアを収納する研磨槽と、該研磨槽内に位置し、水平方向に延びる公転軸と、該公転軸に固定される回転体と、該回転体の遠心方向に所定位置離れ該公転軸に平行に固定される自転軸と該自転軸に固定されるワークを把持するワークホルダーと、該公転軸および自転軸を駆動する駆動手段と、を有することを特徴とする研磨装置である。
ワークホルダーに取り付けられたワークは公転すると同時に自転している。そのワークの動きにより、メディアは旋回流動を生じつつ研磨槽内にてメディアは均一の密度を維持するようになる。またワークは公転及び自転しているためメディアとの接触頻度が格段と向上し研磨時間が短縮される。
回転体に固定される自転軸は複数あることが望ましく回転体の遠心方向に均等に配置することが必要である。回転体の偏心を避け公転を円滑にするためである。
自転軸の代わりに一方にはバランサーを付けてもよい。
さらに公転軸と自転軸は同方向の回転(以下正転という。)とすることもでき反対方向の回転(以下逆転という。)にすることもできる。ワークに突起物がある場合メディアのながれる方向により強く当たる箇所と、弱く当たる箇所ができるため正転と逆転の二つの運動が必要になる。
ワークやメディアの種類によっては、1つの駆動源では回転強度が弱い場合もあるためである。またワークの形状やメディアの種類によって公転軸と自転軸の駆動源を別々にしてそれぞれ独自に回転数や回転時間を変える必要があるためでもある。
請求項4の発明は、研磨槽内において前記公転軸及び自転軸が連動して上下運動する請求項2乃至3のいずれかに記載の研磨装置である。
研磨槽内でワークを上下運動させることにより、よりメディアの旋回流動をより効率よく生じさせメディアの密度を均一にすることができ、さらにワークの研磨効率を向上させるためである。
「連動して」としたのは、公転軸および自転軸が公転、自転しつつ研磨槽内で上下運動をすることを表現するものである。
上下運動の駆動源は、駆動モーターあるいは圧縮空気等を用いることができる。
ワークの取り付け、取り外しのためである。研磨槽の外部においてワークホルダーにワークが取り付けられる。そして公転軸および自転軸が公転及び自転し始めワークは研磨槽のメディア内にスムーズに沈んでいくことができる。該移動手段は手動あるいは自動いずれの手段でもよい。研磨終了後、ワークは研磨槽より引き上げられワークの回転は止まり、ワークがワークホルダーより取り外される。
本研磨装置はワークを公転、自転させながら研磨槽内のメディアを旋回流動させ研磨槽内のメディア密度を均一化してワークを平均的にかつ短時間に研磨する方法である。したがって、メディアの密度を均一化するためには研磨槽の底部はメディアの旋回流動を起こしやすくするなだらかな弧状であることが望ましい。本発明では、回転体は風車の羽ように公転しその周辺部にあるワークも自転軸により自転しながらもこの回転体に従い公転しているためである。
研磨槽の上にある公転軸に固定された回転体の遠心方向の自転軸に固定されたワークホルダー5にワーク6を取り付け、公転軸および自転軸を回転させながらメディア8の収納された研磨槽1にワークを送入する。研磨槽1に入ったワークは公転軸の上下運動によりメディア内にて振幅が短い上下の繰り返し運動をする。これが本発明の基本構成である。
ワークは筒状のものが多く、その内筒の内側をチャックで押圧して固定するワークホルダーが多く使用される。さらにワークの突起物に孔がある場合にはこの孔にもチャックがされてワークの把持を確実なものにしている。ワークが把持されたワークホルダーが自転軸に固定される。駆動源としてインバーター制御によるギアードモーター4を使用している。公転軸及び自転軸がゆっくり回転し始めワークが研磨槽のメディア内に沈んでいく。ワークがメディア内に沈んだ後、公転軸及び自転軸は所定の回転数となり、研磨槽の底部は弧状となっていて、メディアの旋回流動が始まる。そして研磨槽内においてメディアは均一な密度となり、ワークの公転及び自転によりワークは平均化して短時間に研磨される。
垂直型研磨法では公転の回転数を50rpm自転の回転数を100rpmとした。水平型研磨法も垂直型研磨法と同じく公転は50rpm自転を100rpmとした。
垂直法での光沢メディアを用いた研磨結果は表1のようになった。さらに垂直法での切削メディアを用いた研磨結果は表2のようになった。
垂直型研磨法ではワークのエリアにより研磨あるいは研削の結果が異なってくることが表1及び2より明らかである。しかし、本発明である水平型研磨法では光沢メディアを使用したときは3分の研磨時間でワーク全体の光沢は十分に生じ前工程の研磨跡は残らずさらに突起物の変形もなかった。また、水平型研磨法で研削メディアを用いたときには、研磨時間5分で良好な研削ができ前工程の研磨跡は残らず突起物の形状は崩れていなかった。
Claims (6)
- メディアを収納する研磨槽と、該研磨槽内に位置し、水平方向に延びる回転中心線を持ち該回転中心線より遠心方向に所定位置離れたワークを把持するワークホルダーを持つ回転ヘッドと、該回転ヘッドを回転駆動する駆動手段と、を有することを特徴とする研磨装置。
- メディアを収納する研磨槽と、該研磨槽内に位置し水平方向に延びる公転軸と、該公転軸に固定される回転体と、該回転体の遠心方向に所定位置離れ該公転軸に平行に固定される自転軸と、該自転軸に固定されるワークを把持するワークホルダーと、該公転軸および自転軸を駆動する駆動手段と、を有することを特徴とする研磨装置。
- 前記駆動手段が前記公転軸および前記自転軸をそれぞれ独立して駆動するための複数の駆動源からなる請求項2の研磨装置。
- 研磨槽内において前記公転軸及び自転軸が連動して上下運動する請求項2乃至3のいずれかに記載の研磨装置。
- 前記公転軸と公転軸に固定された回転体を研磨槽内外に移動させる移動手段を持つ請求項2乃至4のいずれかに記載の研磨装置。
- 前記研磨槽は、前記公転軸中心線と平行な断面弧状の底面をもつ前記メディアを収納する請求項2乃至5のいずれかに記載の研磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005335227A JP2007136622A (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005335227A JP2007136622A (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 研磨装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007136622A true JP2007136622A (ja) | 2007-06-07 |
Family
ID=38200086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005335227A Pending JP2007136622A (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 研磨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007136622A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009043574A1 (de) * | 2009-09-30 | 2011-03-31 | Otec Präzisionsfinish GmbH | Verfahren und Vorrichtung zur Oberflächenbearbeitung von Werkstücken mittels Schleif- oder Poliergranulat |
CN110842661A (zh) * | 2019-12-10 | 2020-02-28 | 沈阳航空航天大学 | 一种刀具钝化测量一体装置及其使用方法 |
CN111283542A (zh) * | 2020-03-11 | 2020-06-16 | 珠海东荣金属制品有限公司 | 抛光装置 |
-
2005
- 2005-11-21 JP JP2005335227A patent/JP2007136622A/ja active Pending
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DE102009043574A1 (de) * | 2009-09-30 | 2011-03-31 | Otec Präzisionsfinish GmbH | Verfahren und Vorrichtung zur Oberflächenbearbeitung von Werkstücken mittels Schleif- oder Poliergranulat |
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