JPH05256170A - 内燃機関のスロットル弁制御装置 - Google Patents

内燃機関のスロットル弁制御装置

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Publication number
JPH05256170A
JPH05256170A JP4053737A JP5373792A JPH05256170A JP H05256170 A JPH05256170 A JP H05256170A JP 4053737 A JP4053737 A JP 4053737A JP 5373792 A JP5373792 A JP 5373792A JP H05256170 A JPH05256170 A JP H05256170A
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JP
Japan
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throttle valve
accelerator pedal
throttle
accelerator
obstacle
Prior art date
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Application number
JP4053737A
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English (en)
Inventor
Ichiro Hosoya
伊知郎 細谷
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH05256170A publication Critical patent/JPH05256170A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • F02D2011/101Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles
    • F02D2011/102Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles at least one throttle being moved only by an electric actuator

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】アクセルペダルの踏み間違いを的確に判断して
スロットル弁を閉じると共に、運転者の加速意図を踏み
間違いと誤判断することを防止する。 【構成】自動車のエンジンに設けられたスロットル弁4
を開閉させるアクチュエータ5を設ける。運転者により
操作されるアクセルペダルのアクセル開度を検出するア
クセルセンサ8等のセンサを設ける。前方障害物を検出
するレーザセンサ10を設ける。コントローラ12は、
各センサ8,10からの信号に基づき、前方障害物が有
りかつアクセルペダルが大きく踏み込まれるという非加
速条件が成立したときに、アクセルペダルの踏み間違い
であると判断して、スロットル弁4を強制的に閉じるべ
くアクチュエータ5を駆動制御する。従って、アクセル
ペダルが大きく踏み込まれたときに、スロットル弁4
は、前方障害物が無いかぎり強制的に閉じられることは
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車等に搭載される
内燃機関に係り、詳しくはアクセルペダルの踏み間違い
に対処しながらスロットル弁を開閉制御するようにした
スロットル弁制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車がアイドリング状態で停止
しているとき等には、何かにあわてた運転者がアクセル
ペダルをブレーキペダルと踏み間違えるといった誤操作
を起こす可能性があった。そこで、この誤操作に対処す
るために、特開昭61−190134号公報に開示され
た技術では、アクセルペダルの踏力または踏み込み速度
が所定の検出レベルを越えたときに、エンジンに供給さ
れるべき燃料、吸気及び点火パルスのうち少なくとも一
つの供給を、自動車の走行が不能となる状態まで低減さ
せるようにしている。つまり、アクセルペダルが誤操作
されたときには、それを判断してエンジンを強制的に非
作動の状態に戻すことが行われている。
【0003】一方、近年では、電子制御スロットルの技
術が種々提案されている。電子制御スロットルとは、ス
テップモータ等のアクチュエータによって開閉されるリ
ンクレスタイプのスロットル弁である。そして、そのコ
ントローラにおいて、運転者により操作されるアクセル
ペダルの操作量等から内燃機関の出力特性を考慮した最
適なスロットル開度が決定され、そのスロットル開度に
基づいてアクチュエータが駆動制御されることによりス
ロットル弁が開閉されるようになっている。
【0004】従って、このような電子制御スロットルの
技術にも前記公報の技術を適用することが望まれてい
る。つまり、アクセルペダルの誤操作に対処し得るよう
に電子制御スロットルを制御することが必要となってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記公報の
技術では、単にアクセルペダルの踏力または踏み込み速
度に基づいてアクセルペダルの踏み間違いが判断される
だけであった。そのため、運転者がエンジンの加速等を
意図してアクセルペダルを急に踏み込んだ場合にも、踏
み間違いが誤って判断されるおそれがあった。そして、
その場合にはスロットル弁が急に閉じられることになり
ドライバビリティの点で問題があった。
【0006】一方、電子制御スロットルを用いた場合に
は、アクセルペダルの操作量を検出するセンサの万が一
の故障に起因して、アクセルペダルが踏まれていないに
もかかわらず操作量が検出されるおそれが考えられる。
そして、その場合には、スロットル弁が開かれて加速す
るという問題であった。
【0007】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、運転者がアクセルペダルを踏み間違えた
ときに、自動車の進行方向に障害物の有ることをスロッ
トル弁を全閉とすべき条件として加えることに着目して
なされたものであって、その目的は、アクセルペダルの
踏み間違いを的確に判断してスロットル弁を全閉にする
ことが可能で、しかも運転者に加速意図のある場合に
は、アクセルペダルの踏み間違いの誤判断を防止してス
ロットル弁を開かせることの可能な内燃機関のスロット
ル弁制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明においては、図1に示すように、自動車に
搭載された内燃機関M1の吸気系M2に設けられたスロ
ットル弁M3と、そのスロットル弁M3を開閉させるた
めに駆動制御されるアクチュエータM4と、運転者によ
り踏み込み操作されるアクセルペダルM5の操作量を検
出するアクセル操作量検出手段M6と、少なくともその
アクセル操作量検出手段M6の検出結果から決定される
スロットル開度に基づきスロットル弁M3を開閉させる
べくアクチュエータM4を駆動制御するスロットル弁制
御手段M7と、自動車の進行方向における障害物の存在
を検出する障害物検出手段M8と、運転者によるアクセ
ルペダルM5の踏み間違いを検出する誤操作検出手段M
9と、障害物検出手段M8及び誤操作検出手段M9の両
検出結果に基づき、進行方向に障害物が有りかつアクセ
ルペダルM5に踏み間違いが有るという非加速条件の成
立を判断する非加速条件判断手段M10と、その非加速
条件判断手段M10により非加速条件の成立が判断され
たときに、スロットル弁制御手段M7とは別にスロット
ル弁M3を強制的に閉じるようにするスロットル弁閉じ
駆動手段M11とを備えている。
【0009】
【作用】上記発明の構成によれば、図1に示すように、
内燃機関M1の運転時には、アクセル操作量検出手段M
6により、運転者に操作されるアクセルペダルM5の操
作量が検出される。そして、スロットル弁制御手段M7
において、少なくともアクセル操作量検出手段M6の検
出結果に基づき、スロットル開度が決定され、そのスロ
ットル開度に基づいてアクチュエータM4が駆動制御さ
れてスロットル弁M3が開閉される。又、その作用によ
って内燃機関M1の出力が調節される。
【0010】一方、運転者によるアクセルペダルM5の
踏み間違い、即ちアクセルペダルM5をブレーキペダル
と踏み間違えるといった誤操作は、誤操作検出手段M9
により検出される。又、内燃機関M1の運転時には、障
害物検出手段M8により、自動車の進行方向における障
害物の存在が検出される。更に、その障害物の検出結果
と前記誤操作の検出結果とに基づき、非加速条件判断手
段M10において、進行方向に障害物が有りかつアクセ
ルペダルM5に踏み間違いが有るという非加速条件が成
立しているか否かが判断される。そして、その非加速条
件の成立が判断されたときに、スロットル弁閉じ駆動手
段M11により、スロットル弁制御手段M7とは別にス
ロットル弁M3が強制的に閉じられる。
【0011】従って、スロットル弁M3は非加速条件が
成立したときに閉じられるのであって、進行方向に障害
物が有ること及びアクセルペダルM5に踏み間違いが有
ることのうち少なくとも一方が非加速条件として成立し
ない場合に強制的に閉じられることはない。
【0012】
【実施例】
(第1実施例)以下、この発明における内燃機関のスロ
ットル弁制御装置を具体化した第1実施例を図2〜図5
に基づいて詳細に説明する。
【0013】図2はこの実施例における内燃機関のスロ
ットル弁制御装置を説明する概略構成図であり、図3は
その電気的構成等を説明する図である。自動車1に搭載
された内燃機関としてのガソリンエンジン2は、吸気系
を構成する吸気通路3を備えている。吸気通路3の途中
には、電子制御スロットルを構成するリンクレスタイプ
のスロットル弁4が設けられている。即ち、このスロッ
トル弁4は、その近傍に設けられたステップモータ等よ
りなるスロットルアクチュエータ5に連結され、同アク
チュエータ5の作動によって開閉されるようになってい
る。そして、スロットル弁4が開閉されることにより、
吸気通路3を通じてエンジン2の燃焼室へ供給される空
気量が調節され、それによってエンジン2の出力が制御
される。尚、この実施例において、スロットルアクチュ
エータ5はスロットル弁4を強制的に閉じるためのスロ
ットル弁閉じ駆動手段を兼ねている。
【0014】この実施例では、エンジン1の出力を運転
者の操作によって任意に制御する通常スロットル制御の
他に、図示しない自動変速機の変速ショックを和らげる
ためにスロットル弁4を開かせる変速時スロットル制
御、トラクションコントロール(TRC)及びクルーズ
コントロール等の各種制御が行われるようになってい
る。併せて、この実施例では、自動車1の進行方向(前
方)に障害物があるか否かを監視する前方物監視制御を
行うようになっている。そのために、スロットル弁4の
近傍には、その実際の開度、即ちスロットル開度TAを
検出するスロットルセンサ6が設けられている。一方、
自動車1の運転席には、エンジン2の出力を任意に制御
するために運転者によって操作されるアクセルペダル7
が設けられている。又、アクセルペダル7の近傍には、
その操作量、即ちアクセル開度ACCPを検出するアク
セル操作量検出手段としてのアクセルセンサ8が設けら
れている。このアクセルセンサ8は、アクセル開度AC
CPの信号を出力すると共に、アクセルペダル7が操作
されていないときのみオンされるアイドル接点によりア
イドル信号ACIDLを出力するようになっている。併
せて、このアクセルセンサ8は、運転者によるアクセル
ペダル7の踏み間違い、即ちアクセルペダル7を図示し
ないブレーキペダルと踏み間違えるといった誤操作を検
出する誤操作検出手段を兼ねている。同じく、運転席に
設けられた図示しないコンビネーションメータには、自
動車1の速度、即ち車速SPを検出してその信号を出力
する車速センサ9が設けられている。この車速センサ9
は、エンジン2に駆動連結された図示しないトランスミ
ッションの被動ギヤからメータケーブルを介して取り出
された回転を、車速SPに比例したパルス信号として出
力するタイプのものである。又、自動車1のフロント側
には、前方における他の自動車等の障害物の存在を検出
し、その前方障害物との間の距離相当の車間信号LXS
を出力する障害物検出手段としてのレーザセンサ10が
設けられている。このレーザセンサ10は、レーザ光を
前方障害物に照射してその反射光を受けることにより、
前方障害物の存在と障害物までの距離を検出するように
なっている。併せて、レーザセンサ10により障害物が
検出されたときに必要に応じてそのことを運転者に報知
すべく、運転席のコンビネーションメータにはブザー及
びランプよりなる警報器11が設けられている。
【0015】又、この実施例では、前述した通常スロッ
トル制御及び前方物監視制御を実行するために、スロッ
トル弁制御手段及び非加速条件判断手段を構成するスロ
ットルコントローラ12が設けられている。このスロッ
トルコントローラ12には、前述したスロットルアクチ
ュエータ5、スロットルセンサ6、アクセルセンサ8、
車速セン9、レーザセンサ10及び警報器11等がそれ
ぞれ接続されている。そして、スロットルコントローラ
12は、それら各センサ6,8〜10からの信号に基づ
いてスロットルアクチュエータ5及び警報器11を好適
に駆動制御するようになっている。
【0016】次に、スロットルコントローラ12の構成
について詳しく説明する。このスロットルコントローラ
12は、通常スロットル制御等を司るスロットルコンピ
ュータ13と、前方障害物の監視制御を司る前方物監視
コンピュータ14と、スロットルコンピュータ13から
の出力信号に基づいてスロットル弁4を開閉制御すべく
スロットルアクチュエータ5へ必要な制御信号を出力す
る制御回路15等とにより構成されている。
【0017】スロットルコンピュータ13及び前方物監
視コンピュータ14のそれぞれは、各種信号を入出力す
る入出力インターフェイス、その入力信号に基づいて所
定の演算・制御を実行する中央処理装置(CPU)、そ
のCPUでの演算結果等を記憶する各種メモリ等を備え
たマイクロコンピュータにより構成されている。スロッ
トルコンピュータ13はアクセルセンサ8、車速センサ
9及びスロットルセンサ6から出力される各信号をそれ
ぞれ入力すると共に、その他の制御を司る各コントロー
ラからのスロットル弁4を開かせるべき開き要求信号等
を入力する。スロットルコンピュータ13はそれら入力
信号に基づいて通常スロットル制御のための演算を実行
し、その演算結果のうちスロットル弁4を開閉させるた
めの開閉信号OCSを制御回路15へ出力する。又、同
コンピュータ13は、その演算結果のうちスロットル弁
4を強制的に閉じるための閉弁信号CLSを制御回路1
5のアウトプットイネーブル端子へ出力する。
【0018】一方、前方物監視コンピュータ14は車速
センサ9及びレーザセンサ10から出力される信号をそ
れぞれ入力する。又、前方物監視コンピュータ14はそ
れら入力信号に基づき前方障害物の存在に係わる判断の
ための演算を実行する。又、同コンピュータ14はその
演算結果の信号をスロットルコンピュータ13へ出力す
ると共に、警報器11を駆動させるための信号を必要に
応じて出力する。
【0019】そして、制御回路15では、スロットルコ
ンピュータ13からの開閉信号OCSに基づき、スロッ
トル弁4を開閉制御するための制御信号をスロットルア
クチュエータ5へ出力する。一方、制御回路15では、
スロットルコンピュータ13からの閉弁信号CLSを受
けたときに、その閉弁信号CLSを開弁信号OPSに対
して優先させて、スロットル弁4を強制的に閉じるため
の制御信号をスロットルアクチュエータ5へ出力する。
【0020】ここで、前方物監視コンピュータ14によ
り実行される「監視処理ルーチン」を図4に示すフロー
チャートに従って説明する。所定の時間間隔毎に処理が
このルーチンへ移行すると、先ずステップ101におい
て、車速センサ9及びレーザセンサ10からの信号に基
づき、車速SP及び車間信号LXSをそれぞれ読み込
む。
【0021】次に、ステップ102において、車間信号
LXSの入力が有ったか否かを判断する。即ち、自動車
1の前方に障害物が有るか否かを判断する。そして、車
間信号LXSの入力が無い場合には、前方に障害物が無
いものとして、ステップ103において、障害物検出フ
ラグXFを「0」にクリアし、その後の処理を一旦終了
する。
【0022】一方、ステップ102において、車間信号
LXSの入力が有る場合には、前方に障害物が有るもの
として、ステップ104において、障害物検出フラグX
Fを「1」にセットする。次に、ステップ105におい
て、車間信号LXSに基づいてそのときの障害物までの
実車間距離LXを算出する。又、ステップ106におい
て、車間信号LXS及び車速SPに基づき、必要車間距
離LOを算出する。即ち、必要車間距離LOとは、スロ
ットル弁4を全閉に戻してから前方障害物との間である
程度の距離を確保するのに必要な距離であり、予め定め
られた計算式に従って求められる。
【0023】そして、ステップ107において、実車間
距離LXが必要車間距離LOを下回っているか否か、即
ち前方障害物との距離が近すぎるか否かを判断する。こ
こで、実車間距離LXが必要車間距離LOを下回ってい
ない場合には、前方障害物との間の距離が充分であるも
のとして、そのままその後の処理を一旦終了する。
【0024】これに対し、ステップ107において、実
車間距離LXが必要車間距離LOを下回っている場合に
は、前方障害物との間の距離が近過ぎるものとして、ス
テップ108において、警報器11を駆動させ、その後
の処理を一旦終了する。
【0025】従って、前方障害物がある場合には、障害
物検出フラグXFが「1」となり、しかも、その前方障
害物との間の実車間距離LXが近過ぎる場合には、警報
器11が駆動されて前方障害物との距離の近過ぎること
が運転者に報知される。
【0026】次に、スロットルコンピュータ13により
実行される、アクセルペダル7の踏み間違いに対処する
ための「誤操作処理ルーチン」を図5に示すフローチャ
ートに従って説明する。
【0027】所定の時間間隔毎に処理がこのルーチンへ
移行すると、先ずステップ201において、アクセルセ
ンサ8及び車速センサ9からの信号に基づき、アクセル
開度ACCP、アイドル信号ACIDL及び車速SPを
それぞれ読み込む。これと同時に、前方物監視コンピュ
ータ14から、障害物検出フラグXF及び実車間距離L
Xをそれぞれ読み込む。
【0028】続いて、ステップ202において、障害物
検出フラグXFが「1」であるか否かを判断する。そし
て、障害物検出フラグXFが「1」でない場合には、前
方障害物が無いものとして、そのままその後の処理を一
旦終了する。又、障害物検出フラグXFが「1」の場合
には、前方障害物が有るものとして、ステップ203へ
移行する。
【0029】ステップ203においては、今回読み込ま
れた車速SPが「9km/h」よりも小さいか否かを判
断する。そして、車速SPが「9km/h」よりも小さ
くない場合には、既に充分な速度で走行しているものと
して、そのままその後の処理を一旦終了する。又、車速
SPが「9km/h」よりも小さい場合には、低速走行
であるものとして、ステップ204へ移行する。
【0030】ステップ204においては、今回読み込ま
れたアイドル信号ACIDLが「オン」であるか否かを
判断する。ここで、アイドル信号ACIDLが「オン」
でない場合には、スロットル弁4が既にある程度開いて
いるものとして、そのままその後の処理を一旦終了す
る。又、アイドル信号ACIDLが「オン」の場合に
は、スロットル弁4が閉じているものとして、ステップ
205へ移行する。
【0031】そして、ステップ205においては、今回
読み込まれた実車間距離LXが、予め定められた基準値
αよりも小さいか否かを判断する。ここで、実車間距離
LXが基準値αよりも小さくない場合には、自車と前方
障害物との間に充分な距離があるものとして、そのまま
その後の処理を一旦終了する。又、実車間距離LXが基
準値αよりも小さい場合には、自車と前方障害物との距
離が近過ぎるものとして、ステップ206へ移行する。
【0032】ステップ206においては、今回読み込ま
れたアクセル開度ACCPを含めて、そのなまし値、即
ち多少の変動を抑えるために求められる、なましアクセ
ル開度ACCPAを算出する。
【0033】次に、ステップ207において、そのなま
しアクセル開度ACCPAが大きい値のまま継続してい
るか否かを判断する。この実施例では、「50mse
c」の間でなましアクセル開度ACCPAが大きい値の
まま小さくならない否かが判断される。ここで、なまし
アクセル開度ACCPAが大きい値のまま継続していな
い場合には、アクセルペダル7の踏み間違えがないもの
として、そのままその後の処理を一旦終了する。
【0034】一方、ステップ207において、なましア
クセル開度ACCPAが大きい値のまま継続している場
合には、障害物が近いにもかかわらずアクセルペダル7
が大きく踏み込まれているか、アクセルペダル7が踏み
間違えられたものとしてステップ208へ移行する。そ
して、ステップ208においては、アクセルペダル7の
踏み間違いに対処すべく、スロットル弁4を直ちに閉じ
るためにスロットルアクチュエータ5を駆動制御し、そ
の後の処理を一旦終了する。
【0035】従って、例えば、自動車1がアイドリング
状態で停止しているとき、前方障害物に対する実車間距
離LXが必要以上に近過ぎる場合には、運転者がブレー
キペダルと間違えてアクセルペダル7を大きく踏み込む
と、アクセルペダル7の踏み間違いと判断される。そし
て、その踏み間違いに対処するためにスロットル弁4が
開かれることなく強制的に全閉となり、エンジン2が非
作動の状態となる。
【0036】以上説明したように、この実施例のスロッ
トル弁制御装置によれば、自動車1の前方の障害物まで
の距離が充分な場合、或いは前方に障害物がない場合に
おいて、エンジン1の運転時にアクセルペダル7が操作
されたとする。このとき、運転者からスロットル弁4を
開くべき開き要求があったものとして、そのときのアク
セル開度ACCP等から決定されるスロットル開度に基
づいてスロットルアクチュエータ5が駆動制御され、ス
ロットル弁4が開閉される。そして、その作用によって
エンジン2の出力が運転者の意図を反映して任意に調節
される。或いは、その他の制御のコントローラからスロ
ットル弁4の開き要求、閉じ要求があった場合には、そ
れらの要求に応じてスロットルアクチュエータ5が駆動
制御され、スロットル弁4が開閉される。そして、その
作用によって他の制御のコントローラからの開き要求、
閉じ要求に応じてエンジン2の出力が調節される。
【0037】一方、エンジン2の運転時には、レーザセ
ンサ10の検出に基づき、自動車1の前方における障害
物の有無とその障害物との間の距離が充分であるか否か
が判断される。同じく、エンジン2の運転時には、アク
セルセンサ8の検出に基づくアクセル開度ACCPの変
化から、アクセルペダル7をブレーキペダルと踏み間違
えるといった誤操作が判断される。そして、その前方障
害物との間の距離が充分でなく、かつその時にアクセル
ペダル7の踏み間違いが有った場合に、エンジン2を加
速すべきでない非加速条件の成立と判断される。そし
て、そのときにスロットルアクチュエータ5が駆動制御
されてスロットル弁4が強制的に閉じられる。
【0038】従って、自動車1の前方に障害物が有りか
つアクセルペダル7が踏み間違えられたときには、スロ
ットル弁4を閉じるべき条件であるとして、スロットル
弁4が強制的に閉じられ、アクセルペダル7の踏み間違
いを的確に判断してスロットル弁4を全閉にすることが
できる。例えば、渋滞によって路上で自動車1が停止し
ている場合には、アクセルセンサ8からのアイドル信号
ACIDLが「オン」であり、前方の他の自動車がレー
ザセンサ10により検出され、しかも他の自動車との実
車間距離LXが小さいものとなる。よって、この場合に
アクセルペダル7が大きく踏み込まれると、アクセルペ
ダル7の踏み間違いであるか、或いは前方に他の自動車
1があるにもかかわらずアクセルペダル7が大きく踏み
込まれたものとして、スロットル弁4が確実に閉じられ
て開かれることはない。
【0039】ところで、アクセルセンサ8が万が一故障
した場合には、アクセルペダル7が踏まれていないにも
かかわらず、同センサ8から大きな値のアクセル開度A
CCPの信号が継続して出力されるおそれが考えられ
る。しかし、この実施例では、前方障害物が近いこと
と、なましアクセル開度ACCPAの大きい値が継続す
ることとが両立した場合に、スロットル弁4が強制的に
閉じられる。従って、前方障害物がある場合には、アク
セルセンサ8の故障に対処してスロットル弁4を確実に
閉じることができる。
【0040】一方、この実施例において、スロットル弁
4は、前述した非加速条件が成立したときに限って強制
的に閉じられるものであり、前方障害物が無い場合、或
いは前方障害物との間の距離が充分な場合には、アクセ
ルペダル7が大きく踏み続けられても、閉じられること
はない。そのため、前方障害物に問題がない場合に限っ
て、運転者にエンジン2の加速意図がある場合には、ア
クルセペダル7が急に大きく踏み込まれても、アクセル
ペダル7の踏み間違いの誤判断を防止することができ、
運転者の意図を反映してスロットル弁4を的確に開かせ
ることができる。よって、必要に応じて自動車1に急加
速、急発進を行わせることができる。
【0041】又、この実施例では、スロットルコンピュ
ータ13にその他の制御コントローラからの開き要求信
号を入力している。従って、クセルペダル7が踏まれて
いないときに前方障害物に問題がない場合には、その他
の制御のコントローラからの開き要求があるときに、そ
の要求に応じてスロットル弁4を開くことができる。例
えば、アクセルペダル7が踏まれていない場合に、変速
時スロットル制御のコントローラからの開き要求に応じ
てスロットル弁4を開くことができ、高速走行時等にお
ける自動変速機の変速ショックを和らげることができ
る。
【0042】(第2実施例)次に、この発明における内
燃機関のスロットル弁制御装置を具体化した第2実施例
について説明する。尚、この第2実施例を含む以下に説
明する各実施例において、前記第1実施例と同一の部材
等については同一の符号を付して説明を省略し、特に異
なった点についてのみ説明する。
【0043】前記第1実施例では、アクセルペダル7の
踏み間違いに対処するための処理として、図5に示すよ
うなフローチャートの「誤操作処理ルーチン」を用いた
が、図6に示すようなフローチャートの「誤操作処理ル
ーチン」を用いることもできる。
【0044】即ち、スロットルコンピュータ13の処理
がこのルーチンへ移行すると、先ずステップ301にお
いて、実車間距離LX及びアクセル開度ACCPをそれ
ぞれ読み込む。次に、ステップ302において、実車間
距離LXが基準値αよりも小さいか否かを判断する。こ
こで、実車間距離LXが基準値αよりも小さくない場合
には、自車と前方障害物との距離が充分であるものとし
て、そのままその後の処理を一旦終了する。又、実車間
距離LXが基準値αよりも小さい場合には、自車と前方
障害物との距離が近過ぎるものとして、ステップ303
へ移行する。
【0045】ステップ303においては、今回読み込ま
れたアクセル開度ACCPと前回読み込まれたアクセル
開度ACCPとの差をアクセルペダル7の踏み込み速度
に相当するアクセル変化分ΔACCPとして算出する。
そして、ステップ304において、そのアクセル変化分
ΔACCPが予め定められた基準値βを上回っているか
否かを判断する。ここで、アクセル変化分ΔACCPが
基準値βを上回っていない場合には、アクセルペダル7
の踏み間違いでないものとして、そのままその後の処理
を一旦終了する。これに対し、アクセル変化分ΔACC
Pが基準値βを上回っている場合には、アクセルペダル
7の踏み間違いであるとして、ステップ305におい
て、アクセルペダル7の誤操作に対処すべく、スロット
ル弁4を直ちに閉じるためにスロットルアクチュエータ
5を駆動制御し、その後の処理を一旦終了する。
【0046】従って、この実施例においても、前記第1
実施例とほぼ同様の作用及び効果を得ることができる。
即ち、前方障害物との距離が近過ぎる場合に、運転者が
ブレーキペダルと間違えてアクセルペダル7を急に踏み
込むと、アクセルペダル7の踏み間違いと判断される。
そして、その踏み間違いに対処するためにスロットル弁
4が閉じられる。つまり、アクセルペダル7の踏み間違
いを的確に判断してスロットル弁4を全閉にすることが
できる。
【0047】一方、前方障害物が無い場合、或いは前方
障害物との間の距離が充分な場合には、アクセルペダル
7が急に踏み込まれても、スロットル弁4が閉じられる
ことはない。そのため、前方障害物に問題がない場合に
限って、運転者にエンジン2の加速意図がある場合に
は、アクルセペダル7が急に踏み込まれても、アクセル
ペダル7の踏み間違いと誤判断されることを防止するこ
とができる。よって、運転者の意図を反映してスロット
ル弁4を的確に開かせることができる。
【0048】(第3実施例)次に、この発明における内
燃機関のスロットル弁制御装置を具体化した第3実施例
について、図7に示すフローチャートの「誤操作処理ル
ーチン」に従って説明する。
【0049】即ち、スロットルコンピュータ13の処理
がこのルーチンへ移行すると、先ずステップ401にお
いて、実車間距離LX及びアクセル開度ACCPをそれ
ぞれ読み込む。続いて、ステップ402においては、今
回読み込まれた実車間距離LXと前回読み込まれた実車
間距離LXとの差を距離変化分ΔLXとして算出する。
そして、ステップ403において、その距離変化分ΔL
Xが徐々に減少しているか否かを判断する。ここで、距
離変化分ΔLXが徐々に減少していない場合には、自車
と前方障害物との間に問題がないものとして、そのまま
その後の処理を一旦終了する。又、距離変化分ΔLXが
徐々に減少している場合には、自車と前方障害物とが徐
々に近づきつつあるものとして、ステップ404へ移行
する。
【0050】ステップ404においては、アクセルペダ
ル7の踏み込み速度に相当するアクセル変化分ΔACC
Pとして算出する。そして、ステップ405において、
そのアクセル変化分ΔACCPが基準値βを上回ってい
るか否かを判断する。ここで、アクセル変化分ΔACC
Pが基準値βを上回っていない場合には、アクセルペダ
ル7の踏み間違いではないものとして、そのままその後
の処理を一旦終了する。これに対し、アクセル変化分Δ
ACCPが基準値βを上回っている場合には、アクセル
ペダル7の踏み間違いであるとして、ステップ406に
おいて、アクセルペダル7の誤操作に対処すべく、スロ
ットル弁4を直ちに閉じるためにスロットルアクチュエ
ータ5を駆動制御し、その後の処理を一旦終了する。
【0051】従って、この実施例においても、前記第1
実施例とほぼ同様の作用及び効果を得ることができる。 (第4実施例)次に、この発明における内燃機関のスロ
ットル弁制御装置を具体化した第4実施例について、図
8に示すフローチャートの「誤操作処理ルーチン」に従
って説明する。
【0052】即ち、スロットルコンピュータ13の処理
がこのルーチンへ移行すると、先ずステップ501にお
いて、実車間距離LX及びアクセル開度ACCPをそれ
ぞれ読み込む。続いて、ステップ502において、実車
間距離LXが基準値αよりも小さいか否かを判断する。
ここで、実車間距離LXが基準値αよりも小さくない場
合には、自車と前方障害物との距離が充分であるものと
して、そのままその後の処理を一旦終了する。又、実車
間距離LXが基準値αよりも小さい場合には、自車と前
方障害物との距離が近過ぎるものとしてステップ503
へ移行する。
【0053】そして、ステップ503においては、アク
セル開度ACCPが大きな値のまま継続しているか否か
を判断する。アクセル開度ACCPが大きな値を継続し
ていない場合には、アクセルペダル7の踏み間違いでは
ないものとして、そのままその後の処理を一旦終了す
る。これに対し、アクセル開度ACCPが大きな値のま
ま継続している場合には、アクセルペダル7の踏み間違
いであるとして、ステップ504において、アクセルペ
ダル7の誤操作に対処すべく、スロットル弁4を直ちに
閉じるためにスロットルアクチュエータ5を駆動制御
し、その後の処理を一旦終了する。
【0054】従って、この実施例においても、前記第1
実施例とほぼ同様の作用及び効果を得ることができる。 (第5実施例)次に、この発明における内燃機関のスロ
ットル弁制御装置を具体化した第5実施例について、図
9に示すフローチャートの「誤操作処理ルーチン」に従
って説明する。
【0055】即ち、スロットルコンピュータ13の処理
がこのルーチンへ移行すると、先ずステップ601にお
いて、実車間距離LX及びアクセル開度ACCPをそれ
ぞれ読み込む。続いて、ステップ602においては、距
離変化分ΔLXを算出する。そして、ステップ603に
おいて、距離変化分ΔLXが徐々に減少しているか否か
を判断する。ここで、距離変化分ΔLXが徐々に減少し
ていない場合には、自車と前方障害物との間に問題がな
いものとして、そのままその後の処理を一旦終了する。
又、距離変化分ΔLXが徐々に減少している場合には、
自車と前方障害物とが徐々に近づきつつあるものとし
て、ステップ604へ移行する。
【0056】そして、ステップ604においては、アク
セル開度ACCPが大きな値のまま継続しているか否か
を判断する。ここで、アクセル開度ACCPが大きな値
のまま継続していない場合には、アクセルペダル7の踏
み間違いではないものとして、そのままその後の処理を
一旦終了する。これに対し、アクセル開度ACCPが大
きな値のまま継続している場合には、アクセルペダル7
の踏み間違いであるとして、ステップ605において、
アクセルペダル7の誤操作に対処すべく、スロットル弁
4を直ちに閉じるためにスロットルアクチュエータ5を
駆動制御し、その後の処理を一旦終了する。
【0057】従って、この実施例においても、前記第1
実施例とほぼ同様の作用及び効果を得ることができる。
尚、この発明は前記各実施例に限定されるものではな
く、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部を適宜に
変更して次のように実施することもできる。
【0058】(1)前記第1実施例では、前方の障害物
との実車間距離LXが基準値αよりも小さくなって、ア
クセル開度ACCPが大きい値のままで継続したときに
アクセルペダル7の踏み間違いであると判断してスロッ
トル弁4を強制的に閉じるようにしたが、判断の基準と
なるアクセル開度ACCPの大きさを、実車間距離LX
の大きさに応じて重み付けして判断するようにしてもよ
い。例えば、実車間距離LXが大きければアクセル開度
ACCPの判断基準値を大きくし、実車間距離LXが小
さければアクセル開度ACCPの判断基準値を小さくす
るようにしてもよい。
【0059】(2)前記各実施例では、スロットルアク
チュエータ5をスロットル弁4を強制的に閉じるための
スロットル弁閉じ駆動手段として兼用したが、スロット
ルアクチュエータ5とは別にリターンスプリングをスロ
ットル弁閉じ駆動手段として設けることもできる。
【0060】(3)前記各実施例では、自動車1のフロ
ント側にレーザセンサ10を設けたが、自動車の後退運
転を考慮してそのリア側にレーザセンサを設けたり、或
いは自動車のフロット側及びリア側の両方にレーザセン
サを設けたりしてもよい。
【0061】(4)前記各実施例では、障害物検出手段
としてレーザセンサ10を設けたが、これに限定される
ものではなく、超音波センサ等の他のセンサを設けるこ
ともできる。
【0062】(5)前記各実施例では、アクセルセンサ
8を誤操作検出手段として兼用したが、アクセルセンサ
8とは別に、アクセルペダル7の踏力を検出する圧力ス
イッチを誤操作検出手段として設けてもよい。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、自動車の進行方向に障害物が有りかつアクセルペダ
ルに踏み間違いが有るという非加速条件が成立したとき
に、スロットル弁を強制的に閉じるようにしているの
で、その非加速条件の少なくとも一方が成立しないとき
にスロットル弁が強制的に閉じられることがなく、進行
方向に障害物があるようなときにアクセルペダルが踏み
間違えられた場合には、そのことを的確に判断してスロ
ットル弁を全閉にすることができる。しかも、運転者に
加速意図のある場合には、アクセルペダルの踏み間違い
の誤判断を防止することができ、もってスロットル弁を
的確に開かせることができるという優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本的な概念構成を説明する概念構
成図である。
【図2】この発明を具体化した第1実施例における内燃
機関のスロットル弁制御装置を説明する概略構成図であ
る。
【図3】第1実施例において、スロットルコントローラ
等の電気的構成を説明する図である。
【図4】第1実施例において、前方物監視コンピュータ
により実行される「監視処理ルーチン」を説明するフロ
ーチャートである。
【図5】第1実施例において、スロットルコンピュータ
により実行される「誤操作処理ルーチン」を説明するフ
ローチャートである。
【図6】この発明を具体化した第2実施例において、ス
ロットルコンピュータにより実行される「誤操作処理ル
ーチン」を説明するフローチャートである。
【図7】この発明を具体化した第3実施例において、ス
ロットルコンピュータにより実行される「誤操作処理ル
ーチン」を説明するフローチャートである。
【図8】この発明を具体化した第4実施例において、ス
ロットルコンピュータにより実行される「誤操作処理ル
ーチン」を説明するフローチャートである。
【図9】この発明を具体化した第5実施例において、ス
ロットルコンピュータにより実行される「誤操作処理ル
ーチン」を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…自動車、2…内燃機関としてのエンジン、3…吸気
系を構成する吸気通路、4…スロットル弁、5…スロッ
トルアクチュエータ、7…アクセルペダル、8…アクセ
ル操作量検出手段及び誤操作検出手段を構成するアクセ
ルセンサ、10…障害物検出手段を構成するレーザセン
サ、13…スロットル弁制御手段及び非加速条件判断手
段を構成するスロットルコントローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に搭載された内燃機関の吸気系に
    設けられたスロットル弁と、 前記スロットル弁を開閉させるために駆動制御されるア
    クチュエータと、 運転者により踏み込み操作されるアクセルペダルの操作
    量を検出するアクセル操作量検出手段と、 少なくとも前記アクセル操作量検出手段の検出結果から
    決定されるスロットル開度に基づき、前記スロットル弁
    を開閉させるべく前記アクチュエータを駆動制御するス
    ロットル弁制御手段と、 前記自動車の進行方向における障害物の存在を検出する
    障害物検出手段と、 運転者による前記アクセルペダルの踏み間違いを検出す
    る誤操作検出手段と、 前記障害物検出手段及び前記誤操作検出手段の両検出結
    果に基づき、進行方向に障害物が有りかつ前記アクセル
    ペダルに踏み間違いが有るという非加速条件の成立を判
    断する非加速条件判断手段と、 前記非加速条件判断手段により前記非加速条件の成立が
    判断されたときに、前記スロットル弁制御手段とは別に
    前記スロットル弁を強制的に閉じるようにするスロット
    ル弁閉じ駆動手段とを備えたことを特徴とする内燃機関
    のスロットル弁制御装置。
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