JP2010188899A - 運転操作支援装置及び運転操作支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】回避制御に対し運転者が感じる違和感を低減する。
【解決手段】車両制御コントローラ14が、制動力制御を開始した後の運転者のアクセルペダルの誤操作を検出し、運転者のアクセルペダルの誤操作が検出された場合、運転者のアクセルペダル操作を抑制する。これにより、加速意図がない運転者のアクセルペダル走査を抑制できるので、回避制御に対して運転者が感じる違和感を低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、障害物との接触を回避するべく運転者が行う車両操作を支援する運転操作支援装置及び運転操作支援方法に関する。
従来より、アクセルペダルの操作量を検出する検出手段を備え、アクセルペダルの操作量の増加が検出された場合、物体検知に伴う車両の制動力制御を中止する車両制御装置が知られている。
特開平11−202049号公報
車両制御装置が作動することによって強い制動力制御が発生した場合、加速意図が無いにも係わらず運転者が反射的にアクセルペダルを操作するアクセルペダルの誤操作が発生することがある。しかしながら従来の車両制御装置はこのようなアクセルペダルの誤操作を考慮して構成されていないために、アクセルペダルの誤操作であってもアクセルペダルの操作量が増加することによって制動力制御が中止されることにより、自車両が障害物と接触することを回避するための回避制御に対し運転者が違和感を感じる可能性がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は回避制御に対し運転者が感じる違和感を低減可能な運転操作支援装置及び運転操作支援方法を提供することにある。
本発明に係る運転操作支援装置及び運転操作支援方法は、制動力制御を開始した後の運転者のアクセルペダルの誤操作を検出し、運転者のアクセルペダルの誤操作が検出された場合、運転者のアクセルペダル操作を抑制する。
本発明に係る運転操作支援装置及び運転操作支援方法によれば、加速意図が無い運転者のアクセルペダル操作を抑制できるので、回避制御に対し運転者が感じる違和感を低減できる。
本発明の第1の実施形態となる運転操作支援装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す運転操作支援装置の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態となる運転操作支援処理の流れを示すフローチャート図である。 図3に示すステップS4の処理を説明するための目標制動力と操作制動力の時間変化を示す図である。 本発明の第2の実施形態となる運転操作支援処理の流れを示すフローチャート図である。 図5に示すステップS25の処理を説明するための目標制動力と操作制動力の時間変化を示す図である。 本発明の第3の実施形態となる運転操作支援処理の流れを示すフローチャート図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態となる運転操作支援装置及びその動作(運転操作支援方法)について説明する。
〔運転操作支援装置の構成〕
始めに、図1,図2を参照して、本発明の実施形態となる運転操作支援装置の構成について説明する。
本発明の実施形態となる運転操作支援装置は、図1に示すように、車両1に搭載され、レーダ2,撮影装置3,画像処理装置4,ヨーレートセンサ5,横G・前後Gセンサ6,車輪速センサ7,操舵角センサ8,アクセルペダルセンサ9,マスタシリンダセンサ10,ブレーキペダルセンサ11,ブレーキアクチュエータ12,操舵アクチュエータ13,及び車両制御コントローラ14を主な構成要素として備える。
レーダ2は、車両1の前方にレーザ光を照射し、レーザ光が照射された物体からの反射光を受光系で受光し、レーザ発射時点と反射光の受光時点との間の時間差を検出することにより、障害物の有無,車両1と障害物との間の距離や障害物の位置を測定する。レーダ2は、測定結果を車両制御コントローラ14に入力する。撮影装置3は、車両1の前部に設けられ、車両1前方の画像を撮影して画像処理装置4に出力する。画像処理装置4は、撮影装置3により撮影された画像に対し画像処理を施すことにより周囲車両や道路環境等の車両1の外界環境情報を検出し、検出結果を車両制御コントローラ14に入力する。レーザ2,撮影装置3,及び画像処理装置4は、図2に示す本発明に係る外界環境検出手段21として機能する。
ヨーレートセンサ5は、車両1に発生するヨーレートを検出し、検出値を車両制御コントローラ14に入力する。横G・前後Gセンサ6は、車両1に発生する横加速度G(横G)と前後加速度G(前後G)を検出し、検出値を車両制御コントローラ14に入力する。車輪速センサ7は、車両1の各車輪の回転速度(車輪速度)を検出し、検出値を車両制御コントローラ14に入力する。ヨーレートセンサ5,横G・前後Gセンサ6,及び車輪速センサ7は、図2に示す本発明に係る自車両状態検出手段22として機能する。
操舵角センサ8は、車両1のステアリングの操舵角を検出し、検出値を車両制御コントローラ14に入力する。アクセルペダルセンサ9は、車両1のアクセルペダルの踏み込み量を検出し、検出値を車両制御コントローラ14に入力する。マスタシリンダセンサ10は、車両1のマスタシリンダがホイールシリンダに供給する制動液圧を検出し、検出値を車両制御コントローラ14に入力する。マスタシリンダはブレーキペダルの踏み込み量に応じて制動液圧を昇圧する。ブレーキペダルセンサ11は、車両1のブレーキペダルの踏み込み量を検出し、検出値を車両制御コントローラ14に入力する。操舵角センサ8,アクセルペダルセンサ9,マスタシリンダセンサ10,及びブレーキペダルセンサ11は、図2に示す本発明に係る運転者操作検出手段24として機能する。
ブレーキアクチュエータ12は、車両1のホイールシリンダに供給される制動液圧を制御することにより、車両1に制動力を発生させて車両1の制動動作を行う。操舵アクチュエータ13は、車両1のステアリングの操舵角を制御することにより、車両1に横力を発生させて車両1の操舵動作を行う。ブレーキアクチュエータ12及び操舵アクチュエータ13は図2に示す本発明に係る回避制御手段27として機能する。
車両制御コントローラ14は、マイクロコンピュータにより構成され、レーダ2,画像処理装置4,ヨーレートセンサ5,横G・前後Gセンサ6,車輪速センサ7,操舵角センサ8,アクセルペダルセンサ9,マスタシリンダセンサ10,及びブレーキペダルセンサ11から入力された情報に基づきブレーキアクチュエータ12及び操舵アクチュエータ13の動作を制御する。また車両制御コントローラ14はアクセルペダルの開度を調整することができる。車両制御コントローラ14は、内部のCPUが制御プログラムを実行することにより、図2に示す本発明に係る緊急回避状況検出手段23,アクセル誤操作検出手段25,及びアクセル操作抑制手段26として機能する。
〔運転操作支援処理〕
このような構成を有する運転操作支援装置では、車両制御コントローラ14が以下に示す運転操作支援処理を実行することにより、回避制御に対し運転者が感じる違和感を低減する。以下、図3,図5,及び図7に示すフローチャートを参照して、本発明の第1,第2,及び第3の実施形態となる運転操作支援処理を実行する際の車両制御コントローラ14の動作について説明する。
〔第1の実施形態〕
始めに、図3に示すフローチャートを参照して、本発明の第1の実施形態となる運転操作支援処理を実行する際の車両制御コントローラ14の動作について説明する。
図3に示すフローチャートは、車両1のイグニッションスイッチがオフ状態からオン状態に切り替えられたタイミングで開始となり、運転操作支援処理はステップS1の処理に進む。
ステップS1の処理では、車両制御コントローラ14が、レーダ2と画像処理装置4からの入力情報を利用して車両1が走行可能な領域(以下“走行路”と表記)に存在する障害物を検出する。なお障害物の検出方法は本願発明の出願時点で既に公知であるので詳細な説明を省略する。障害物の検出方法の詳細については例えば特開2000−207693号公報を参照されたい。そして車両制御コントローラ14は、障害物の位置情報,画像処理装置4により検出された車両1の外界環境情報,及び車輪速センサ7により検出された車両1の速度に基づいて、現時点において車両1が障害物との接触を回避するための緊急回避行動を実行するべきであるか否かを判定する。具体的には車両制御コントローラ14は、車両1の速度と障害物の位置情報とに基づいて車両1が障害物が存在する位置に到達する時間を算出し、算出された時間が所定時間(例えば2秒)以下であるか否かに基づいて緊急回避行動を実行するべきであるか否かを判別する。判別の結果、算出された時間が所定時間以下である場合、車両制御コントローラ14は、緊急回避行動を実行する必要性があると判断し、運転操作支援処理をステップS2の処理に進める。
ステップS2の処理では、車両制御コントローラ14が、ステップS1の処理により検出された障害物との接触を回避するための車両1の目標制動力Bsを算出し、算出された目標制動力Bsとなるようにブレーキアクチュエータ12を制御する。これにより、ステップS2の処理は完了し、運転操作支援処理はステップS3の処理に進む。
ステップS3の処理では、車両制御コントローラ14が、ブレーキペダルセンサ11を介して車両1の運転者のブレーキペダル操作による制動力制御開始後の操作制動力Bdを検出する。これにより、ステップS3の処理は完了し、運転操作支援処理はステップS4の処理に進む。
ステップS4の処理では、車両制御コントローラ14が、ステップS2の処理により算出された目標制動力BsとステップS3の処理により検出された操作制動力Bdの偏差が所定値B0以上であるか否かを判別する。判別の結果、図4(b)に示すように偏差が所定値B0未満である場合、車両制御コントローラ14は運転操作支援処理をステップS6の処理に進める。一方、図4(a)に示すように偏差が所定値B0以上である場合には、車両制御コントローラ14は運転操作支援処理をステップS5の処理に進める。ここで所定値B0が、運転者のアクセル誤操作時に相当する第一偏差に相当する。
ステップS5の処理では、車両制御コントローラ14が、制動力制御開始後に運転者がアクセルペダルを誤操作したか否かを示すアクセル誤操作フラグの値を1に設定する。本実施形態では、アクセル誤操作フラグの値が0の状態は運転者によるアクセルペダルの誤操作が検出されていない状態、アクセル誤操作フラグの値が1の状態は運転者によるアクセルペダルの誤操作が検出された状態を示す。またアクセル誤操作フラグの値は制動力制御開始時に0にリセットされる。これにより、ステップS5の処理は完了し、運転操作支援処理はステップS6の処理に進む。
ステップS6の処理では、車両制御コントローラ14が、アクセルペダルセンサ9を介して車両1の運転者によるアクセルペダルの操作が検出されたか否かを判別する。判別の結果、アクセルペダルの操作が検出されていない場合、車両制御コントローラ14は運転操作支援処理をステップS10の処理に進める。一方、アクセルペダルの操作が検出された場合には、車両制御コントローラ14は運転操作支援処理をステップS7の処理に進める。
ステップS7の処理では、車両制御コントローラ14が、アクセル誤操作フラグの値が1であるか否かを判別する。判別の結果、アクセル誤操作フラグの値が0である場合、車両制御コントローラ14は運転操作支援処理をステップS10の処理に進める。一方、アクセル誤操作フラグの値が1である場合には、車両制御コントローラ14は運転操作支援処理をステップS8の処理に進める。
ステップS8の処理では、車両制御コントローラ14が、制動力制御開始後に運転者が行ったアクセルペダルの操作は誤操作であると判定する。これにより、ステップS8の処理は完了し、運転操作支援処理はステップS9の処理に進む。
ステップS9の処理では、車両制御コントローラ14が、アクセルペダルの開度を制御することにより、運転者のアクセルペダル操作を抑制する。これにより、ステップS9の処理は完了し、運転操作支援処理はステップS10の処理に進む。
ステップS10の処理では、車両制御コントローラ14が、車輪速7を介して車両1の速度(車速)Vが0であるか否かを判別する。判別の結果、車速Vが0でない場合、車両制御コントローラ14は運転操作支援処理をステップS3の処理に戻す。一方、車速Vが0である場合には、車両制御コントローラ14は一連の運転操作支援処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、本発明の第1の実施形態となる運転操作支援処理によれば、車両制御コントローラ14が、制動力制御を開始した後の運転者のアクセルペダルの誤操作を検出し、運転者のアクセルペダルの誤操作が検出された場合、運転者のアクセルペダル操作を抑制する。このような構成によれば、加速意図がない運転者のアクセルペダル操作を抑制できるので、回避制御に対して運転者が感じる違和感を低減することができる。
また本発明の第1の実施形態となる運転操作支援処理によれば、車両制御コントローラ14が、障害物との接触を回避するための車両1の目標制動力Bsと車両1の運転者のブレーキペダル操作による制動力制御開始後の操作制動力Bdの偏差が所定値B0以上であるか否かに基づいて運転者のアクセルペダルの誤操作を検出するので、ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違い等、運転者の反射的な反応によるアクセルペダルの誤操作を抑制することができる。
〔第2の実施形態〕
次に、図5に示すフローチャートを参照して、本発明の第2の実施形態となる運転操作支援処理を実行する際の車両制御コントローラ14の動作について説明する。
図5に示すフローチャートは、車両1のイグニッションスイッチがオフ状態からオン状態に切り替えられたタイミングで開始となり、運転操作支援処理はステップS21の処理に進む。なおステップS21〜ステップS23の処理は図3に示すステップS1〜ステップS3の処理と同じ内容であるので、以下ではその説明を省略し、ステップS24の処理から説明を始める。
ステップS24の処理では、車両制御コントローラ14が、ステップS22の処理により算出された目標制動力BsとステップS23の処理により検出された操作制動力Bdの偏差が所定値B0以上であるか否かを判別する。判別の結果、偏差が所定値B0未満である場合、車両制御コントローラ14は運転操作支援処理をステップS25の処理に進める。一方、偏差が所定値B0以上である場合には、車両制御コントローラ14は運転操作支援処理をステップS26の処理に進める。
ステップS25の処理では、車両制御コントローラ14が、ステップS24の処理により算出された偏差が所定時間t1以上であるか否かを判別する。判別の結果、図6(a)に示すように偏差が所定時間t1以上(図6(a)に示す例では偏差は時間ta(<所定時間t1)だけ所定値B0未満)でなかった場合、車両制御コントローラ14は運転操作支援処理をステップS26の処理に進める。一方、図6(b)に示すように偏差が所定時間t1以上(図6(b)に示す例では偏差は時間tb(>所定時間t1)のあいだ所定値B0未満)である場合には、車両制御コントローラ14は運転操作支援処理をステップS27の処理に進める。なおステップS26〜ステップS31の処理は図3に示すステップS5〜ステップS10の処理と同じ内容であるので、以下ではその説明を省略する。ここで、所定値B0が運転者のブレーキペダル操作が正常な意思による場合に相当する第二偏差に相当し、 所定時間t1が運転者のブレーキペダル操作が正常な意思による場合に相当する時間に相当する。
以上の説明から明らかなように、本発明の第2の実施形態となる運転操作支援処理によれば、車両制御コントローラ14が、障害物との接触を回避するための車両1の目標制動力Bsと車両1の運転者のブレーキペダル操作による制動力制御開始後の操作制動力Bdの偏差が所定時間t1以上所定値B0未満であるか否かに基づいて運転者のアクセルペダルの誤操作を検出するので、上記第1の実施形態となる運転操作支援処理による効果に加えて、ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違い等、運転者の反射的な反応によるアクセルペダルの誤操作を抑制できるという効果が得られる。
〔第3の実施形態〕
最後に、図7に示すフローチャートを参照して、本発明の第3の実施形態となる運転操作支援処理を実行する際の車両制御コントローラ14の動作について説明する。
図7に示すフローチャートは、車両1のイグニッションスイッチがオフ状態からオン状態に切り替えられたタイミングで開始となり、運転操作支援処理はステップS41の処理に進む。なおステップS41〜ステップS50の処理は図5に示すステップS21〜ステップS30の処理と同じ内容であるので、以下ではその説明を省略し、ステップS51の処理についてのみ説明する。
ステップS51の処理では、車両制御コントローラ14が、障害物に対する回避動作が完了したか否かを判別する。具体的には、車両制御コントローラ14は、操舵制御による回避制御が作動した状況下で、障害物の位置及び道路逸脱と判定される車幅方向の境界線に対し車両1のヨー角又はヨーレートが近付かない状態に達しているか否かを判別することにより、障害物に対する回避動作が完了したか否かを判別する。そして判別の結果、障害物の位置及び道路逸脱と判定される車幅方向の境界線に対し車両1のヨー角又はヨーレートが近付かない状態に達している場合、車両コントローラ14は、障害物に対する回避動作が完了したと判断し、一連の運転操作支援処理を終了する。一方、障害物の位置及び道路逸脱と判定される車幅方向の境界線に対し車両1のヨー角又はヨーレートが近付かない状態に達していない場合には、車両コントローラ14は、障害物に対する回避動作が完了していないと判断し、運転操作支援処理をステップS43の処理に戻す。
以上の説明から明らかなように、本発明の第3の実施形態となる運転操作支援処理によれば、車両制御コントローラ14が、操舵制御による回避制御が作動した状況で回避動作が完了したか否かを判定し、回避動作が完了したと判定された時点より前に検出されたアクセルペダル操作を誤操作と判定する。このような構成によれば、障害物を回避したのにも係わらずアクセルペダルの操作が抑制されることがないので、回避制御に対して感じる運転者の違和感をより低減することができる。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち上記実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
1:運転操作支援装置
2:レーダ
3:撮影装置
4:画像処理装置
5:ヨーレートセンサ
6:横G・前後Gセンサ
7:車輪速センサ
8:操舵角センサ
9:アクセルペダルセンサ
10:マスタシリンダセンサ
11:ブレーキペダルセンサ
12:ブレーキアクチュエータ
13:操舵アクチュエータ
14:車両制御コントローラ
21:外界環境検出手段
22:自車両状態検出手段
23:緊急回避状況検出手段
24:運転者操作検出手段
25:アクセル誤操作検出手段
26:アクセル操作抑制手段
27:回避制御手段

Claims (7)

  1. 自車両周囲に存在する障害物を含む自車両の外界環境に関する情報を検出する外界環境検出手段と、
    自車両の走行状態を検出する自車両状態検出手段と、
    前記外界環境検出手段により検出された外界環境に関する情報と前記自車両状態検出手段により検出された自車両の走行状態とに基づいて、前記外界環境検出手段により検出された障害物に自車両が接触することを回避するための回避制御を実行するべきか否かを判定する回避状況検出手段と、
    前記回避状況検出手段が前記回避制御を実行するべきであると判定した場合、前記外界環境検出手段により検出された障害物に自車両が接触することを回避するように自車両の少なくとも制動力を制御する回避制御手段と、
    前記自車両の運転者の車両操作を検出する運転者操作検出手段と、
    前記回避制御手段が制動力制御を開始した後の運転者のアクセルペダルの誤操作を、前記運転者操作検出手段により検出された運転者の車両操作に基づいて検出するアクセル誤操作検出手段と、
    前記アクセル誤操作検出手段により運転者のアクセルペダルの誤操作が検出された場合、運転者のアクセルペダル操作を抑制するアクセル操作抑制手段と
    を備えることを特徴とする運転操作支援装置。
  2. 請求項1に記載の運転操作支援装置において、
    前記回避制御手段の目標制動力と前記運転者のブレーキペダル操作による操作制動力とを比較する制動力比較手段を備え、前記アクセル誤操作検出手段は、当該制動力比較手段の比較結果に基づいて、前記運転者のアクセルペダルの誤操作を検出することを特徴とする運転操作支援装置。
  3. 請求項2に記載の運転操作支援装置において、
    前記アクセル誤操作検出手段は、前記回避制御手段の目標制動力と前記運転者のブレーキペダル操作による操作制動力の偏差が運転者のアクセル誤操作時に相当する第一偏差以上である場合、前記回避制御手段が制動力制御を開始した後に検出されたアクセルペダル操作を誤操作と判定することを特徴とする運転操作支援装置。
  4. 請求項3に記載の運転操作支援装置において、
    前記アクセル誤操作検出手段は、前記回避制御手段の目標制動力と前記運転者のブレーキペダル操作による操作制動力の偏差が運転者のブレーキペダル操作が正常な意思による場合に相当する第二偏差未満である状態が、運転者のブレーキペダル操作が正常な意思による場合に相当する時間以上継続しない場合、前記回避制御手段が制動力制御を開始した後に検出されたアクセルペダル操作を誤操作と判定することを特徴とする運転操作支援装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のうち、いずれか1項に記載の運転操作支援装置において、
    前記回避制御手段は、制動力制御と操舵制御により前記外界環境検出手段により検出された障害物に自車両が接触することを回避するように自車両を制御し、操舵制御による回避制御が作動した状況で回避動作が完了したか否かを判定する判定手段を備え、前記アクセル誤操作検出手段は、前記判定手段により回避動作が完了したと判定された時点より前に検出されたアクセルペダル操作を誤操作と判定することを特徴とする運転操作支援装置。
  6. 請求項5に記載の運転操作支援装置において、
    前記判定手段は、前記障害物の位置及び道路逸脱と判定される車幅方向の境界線に対して自車両のヨー角又はヨーレートが近付かない状態に達した時点を回避動作が完了した時点と判定することを特徴とする運転操作支援装置。
  7. 自車両周囲に存在する障害物を含む自車両の外界環境に関する情報と自車両の走行状態とに基づいて、障害物に自車両が接触することを回避するための回避制御を実行するべきか否かを判定する処理と、
    前記回避制御を実行するべきであると判定された場合、前記障害物に自車両が接触することを回避するように自車両の少なくとも制動力を制御する処理と、
    制動力制御を開始した後の運転者のアクセルペダルの誤操作を、前記自車両の運転者の車両操作に基づいて検出する処理と、
    運転者のアクセルペダルの誤操作が検出された場合、運転者のアクセルペダル操作を抑制する処理と
    を有することを特徴とする運転操作支援方法。
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