JP4561333B2 - 運転者の制御依存度検出装置、及びそれを備えた車両の減速制御装置 - Google Patents

運転者の制御依存度検出装置、及びそれを備えた車両の減速制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4561333B2
JP4561333B2 JP2004343016A JP2004343016A JP4561333B2 JP 4561333 B2 JP4561333 B2 JP 4561333B2 JP 2004343016 A JP2004343016 A JP 2004343016A JP 2004343016 A JP2004343016 A JP 2004343016A JP 4561333 B2 JP4561333 B2 JP 4561333B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver
vehicle
control
deceleration
deceleration control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004343016A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006151126A (ja
Inventor
一之 椎葉
邦裕 岩月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2004343016A priority Critical patent/JP4561333B2/ja
Publication of JP2006151126A publication Critical patent/JP2006151126A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4561333B2 publication Critical patent/JP4561333B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

本発明は、自車と前方車両との車間距離に基づいて行われる車両の減速制御に対して、運転者が過度に依存していることを検出する運転者の制御依存度検出装置、及びそれを備えた車両の減速制御装置に関する。
特開平11−115545号公報(特許文献1)には、道路情報と車間距離に基づいて減速の必要性の程度を判断する減速要求度判定手段と、減速操作の開始を検出する減速操作検出手段と、減速操作の開始の検出に基づき、判定された減速要求度に応じて制御量を決定し、この決定された制御量の調整を行う制御量調整手段とを有する車両制御装置の技術が開示されている。
特開平11−115545号公報
前方車両と自車との位置関係を適切にするために自車に減速度を与える減速制御において、減速制御によって自車に与える減速度を大きくすればするほど、減速制御によって対応可能な領域(車間距離が非常に短い、相対車速が非常に大きい、アクセルOFFするタイミングが非常に遅い場合など)が広がるので、運転者の利便性は向上する。
しかしながら、減速制御によって自車に与える減速度の大きさ、即ち、減速制御の効果が上がるほど、運転者は減速制御に頼る傾向にあり、減速制御に過度に依存した場合には、運転操作に対する集中度が低下する可能性がある。
運転者が減速制御に対して過度に依存していることが検出できることが望まれている。
本発明の目的は、運転者が車両の減速制御に対して過度に依存していることを検出することが可能な運転者の制御依存度検出装置、及びそれを備えた車両の減速制御装置を提供することである。
本発明の運転者の制御依存度検出装置は、車両と前記車両の前方の前車との位置関係を適正にするために前記車両の運転者の減速意思が検出されたときに前記前車と前記車両との位置関係に応じて行われる前記車両の減速制御に対して、前記運転者が過度に依存していることを検出する運転者の制御依存度検出装置であって、前記運転者の減速意思が検出された時点における前記前車と前記車両との位置関係に基づく衝突の可能性を推定する推定部と、前記推定された前記運転者の減速意思が検出された時点における前記前車と前記車両との位置関係に基づく衝突の可能性を示すデータを記憶する記憶部と、前記記憶されたデータを参照して、前記推定された前記運転者の減速意思が検出された時点における前記前車と前記車両との位置関係に基づく衝突の可能性が増大傾向にあるときに、前記減速制御に対して前記運転者が過度に依存していることを検出する検出部とを備えている。
本発明の運転者の制御依存度検出装置において、前記検出部は、前記推定された衝突の可能性が増大し、かつ、前記推定された衝突の可能性が設定値を超えたときに、前記減速制御に対して前記運転者が過度に依存していることを検出することを特徴としている。
本発明の運転者の制御依存度検出装置において、更に、前記車両の運転者を識別する運転者識別部を備え、前記記憶部は、前記運転者毎に前記推定された衝突の可能性を示すデータを記憶し、前記検出部は、前記運転者毎に記憶されたデータを参照して、前記推定された衝突の可能性が増大したときに、前記減速制御に対して前記運転者が過度に依存していることを検出することを特徴としている。
本発明の運転者の制御依存度検出装置において、前記減速制御に対して前記運転者が過度に依存していることが検出されたときには、警報を含む報知手段を使って、前記減速制御に対して前記運転者が過度に依存していることが報知されることを特徴としている。
本発明の車両の減速制御装置は、上記本発明の運転者の制御依存度検出装置を備え、前記車両と前記車両の前方の前車との位置関係を適正にするために前記車両の運転者の減速意思が検出されたときに前記前車と前記車両との位置関係に応じて前記車両の減速制御を行う車両の減速制御装置であって、前記減速制御に対して前記運転者が過度に依存していることが検出されたときには、前記減速制御に対して前記運転者が過度に依存していることが検出されないときに比べて、前記減速制御により付与される減速度が小さな値に設定されることを特徴としている。
本発明の運転者の制御依存度検出装置によれば、運転者が車両の減速制御に対して過度に依存していることを検出することが可能となる。
以下、図1から図4を参照して、本発明の運転者の制御依存度検出装置を備えた車両の減速制御装置の一実施形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1実施形態)
本実施形態は、前方走行中の車両(前車)との位置関係を適正にするために、運転者の減速意思(アクセルOFF操作など)に応答して、減速制御を行なう車両の減速制御装置であって、運転者が減速制御に過度に頼っている又は頼りつつある状態であると判定される場合には、その状態が是正されるように、その状態であることが運転者に報知される。
以下、運転者が減速制御に過度に頼っている又は頼りつつある状態を、単に、運転者が減速制御に過度に頼っている状態と表記することがある。
ここで、前車との位置関係を適正にする減速制御には、追従走行(追従制御の他、何らかの理由により前方車両との車間距離が所定値以下になっている場合を含む)が行われている場合における、車間距離制御や、一時的に前方車両との車間距離が小さくなった場合に行われる衝突防止制御が含まれる。以下では、追従制御の場合を例に説明する。
上述したように、車両の減速制御の効果、即ち、減速制御によって車両に与える減速度の大きさを上げて、減速制御によって対応できる領域(車間距離が非常に短い、相対車速が非常に大きい、アクセルOFFするタイミングが非常に遅い場合など)を拡大させればさせるほど、運転者の利便性は向上するため、運転者は、運転操作を減速制御に過度に頼ってしまい、その結果、運転操作に対する集中度が低下する可能性がある。このことから、従来は、減速制御の効果(運転者の利便性)の向上と、運転者の減速制御に対する過度の依存防止は両立しないという課題があり、減速制御の効果(自車に付与する減速度の量を大きくすること)を十分に高めることができなかった。
本実施形態では、運転者のアクセルOFF操作に基づいて行われる前車との位置関係を適正にする減速制御において、減速制御が複数回行われたときに、その複数回の減速制御のそれぞれの運転者のアクセルOFF操作時の衝突時間(車間距離/相対車速)を記憶して、その衝突時間が減少傾向かつ所定値以下になった場合に、運転者は、減速制御に過度に頼っている状態であると判断し、減速制御の制御量を減少させる。これにより、運転者が減速制御に過度に頼っている状態であることが運転者に報知され、その状態を運転者が是正するように導くことができる。このことから、減速制御の効果の向上と運転者の制御への過度の依存防止を両立させることができる。
本実施形態の構成としては、以下に詳述するように、ミリ波レーダーによる車間距離センサ等、前車との車間距離、相対車速及び前車の加速度を計測又は算出する手段と、運転者の減速操作(アクセル戻し又はアイドル接点ON)を検出する手段と、前車と自車の関係に基づいて自車の加速度(減速度)を目標減速度に制御可能な手段と、自車を誰が運転しているかの運転者の識別が可能な手段が前提となる。
上記において、自車の加速度を目標減速度に制御可能な手段としては、ブレーキ又は回生ブレーキ(以下、単にブレーキという)を制御するブレーキ制御装置、自動変速機(AT、CVT、ハイブリッド車に搭載されたAT、MMT(自動変速モード付きマニュアルトランスミッション))の変速を制御する変速制御装置、又は、ブレーキ及び自動変速機を協調制御する協調制御装置を用いることができる。以下の例では、自車の加速度を目標減速度に制御可能な手段は、ブレーキ制御装置であるとして説明する。
図2において、符号10は自動変速機、40はエンジン、200はブレーキ装置である。自動変速機10は、電磁弁121a、121b、121cへの通電/非通電により油圧が制御されて6段変速が可能である。図2では、3つの電磁弁121a、121b、121cが図示されるが、電磁弁の数は3に限定されない。電磁弁121a、121b、121cは、制御回路130からの信号によって駆動される。
スロットル開度センサ114は、エンジン40の吸気通路41内に配置されたスロットルバルブ43の開度を検出する。エンジン回転数センサ116は、エンジン40の回転数を検出する。車速センサ122は、車速に比例する自動変速機10の出力軸120cの回転数を検出する。シフトポジションセンサ123は、シフトポジションを検出する。パターンセレクトスイッチ117は、変速パターンを指示する際に使用される。
加速度センサ90は、車両の減速度(減速加速度)を検出する。車間距離計測部100は、車両前部に搭載されたレーザーレーダーセンサ又はミリ波レーダーセンサなどのセンサを有し、前車との車間距離を計測する。相対車速計測部115は、ミリ波レーダーセンサなどのセンサを有し、前車と自車の相対車速を直接計測することができる。ここで、相対車速とは、(自車速−前車速)である。車間距離計測部100と相対車速計測部115は、単一の(同一の)ミリ波レーダーにより構成される。運転者識別部118は、車両を運転しているのが誰であるのかを識別する。運転者識別部118は、例えば、車室内に備えられた室内カメラで誰が運転しているかを判断してもよいし、運転者が使用している車両の鍵や、シートポジションのメモリ設定に基づいて、運転者が誰であるかを判断してもよい。また、運転者識別部118は、上記の組合わせにより運転者を特定してもよい。
制御回路130は、スロットル開度センサ114、エンジン回転数センサ116、車速センサ122、シフトポジションセンサ123、加速度センサ90の各検出結果を示す信号を入力し、また、パターンセレクトスイッチ117のスイッチング状態を示す信号を入力し、また、車間距離計測部100及び相対車速計測部115のそれぞれによる計測結果を示す信号を入力し、また、運転者識別部118による判断結果を示す信号を入力する。
制御回路130は、周知のマイクロコンピュータによって構成され、CPU131、RAM132、ROM133、入力ポート134、出力ポート135、コモンバス136、衝突時間記憶部137、及び警報音生成部139を備えている。入力ポート134には、上述の各センサ114、116、122、123、90からの信号、上述のスイッチ117からの信号、車間距離計測部100、相対車速計測部115及び運転者識別部118のそれぞれからの信号が入力される。出力ポート135には、電磁弁駆動部138a、138b、138c、警報音生成部139及びブレーキ制御回路230へのブレーキ制動力信号線L10が接続されている。ブレーキ制動力信号線L10では、ブレーキ制動力信号SG1が伝達される。
ROM133には、予め図1のフローチャートに示す動作(制御ステップ)が記述されたプログラムと、図3に示す追従制御許可領域を示すマップと、図4に示す目標減速Gマップが格納されているとともに、自動変速機10のギヤ段を変速するための変速マップ及び変速制御の動作(図示せず)が格納されている。制御回路130は、入力した各種制御条件に基づいて、自動変速機10の変速を行う。
ブレーキ装置200は、制御回路130からブレーキ制動力信号SG1を入力するブレーキ制御回路230によって制御されて、車両を制動する。ブレーキ装置200は、油圧制御回路220と、車両の車輪204、205、206、207に各々設けられる制動装置208、209、210、211とを備えている。各制動装置208、209、210、211は、油圧制御回路220によって制動油圧が制御されることにより、対応する車輪204、205、206、207の制動力を制御する。油圧制御回路220は、ブレーキ制御回路230により、制御される。
油圧制御回路220は、ブレーキ制御信号SG2に基づいて、各制動装置208、209、210、211に供給する制動油圧を制御することで、ブレーキ制御を行う。ブレーキ制御信号SG2は、ブレーキ制動力信号SG1に基づいて、ブレーキ制御回路230により生成される。ブレーキ制動力信号SG1は、自動変速機10の制御回路130から出力され、ブレーキ制御回路230に入力される。ブレーキ制御の際に車両に与えられるブレーキ力は、ブレーキ制動力信号SG1に含まれる各種データに基づいてブレーキ制御回路230により生成される、ブレーキ制御信号SG2によって定められる。
ブレーキ制御回路230は、周知のマイクロコンピュータによって構成され、CPU231、RAM232、ROM233、入力ポート234、出力ポート235、及びコモンバス236を備えている。出力ポート235には、油圧制御回路220が接続されている。ROM233には、ブレーキ制動力信号SG1に含まれる各種データに基づいて、ブレーキ制御信号SG2を生成する際の動作が格納されている。ブレーキ制御回路230は、入力した各制御条件に基づいて、ブレーキ装置200の制御(ブレーキ制御)を行う。
図1及び図2を参照して、本実施形態の動作を説明する。
本実施形態では、同じ運転者により減速制御が複数回行われた場合に、その減速制御のトリガとなる追従制御許可領域内でのアクセルOFF操作が複数回行われた際の衝突時間をそれぞれ記憶し、それらの衝突時間の推移に基づいて、その運転者が運転操作を減速制御に過度に頼っている状態であることが検出される。
[ステップS1]
まず、図1のステップS1に示すように、制御回路130では、運転者識別部118から入力した信号に基づいて、車両の運転者が誰であるかが特定される。その運転者を特定するためのデータは、衝突時間記憶部137に記憶される。
以下に述べるように、ステップS4〜ステップS9において扱われる衝突時間は、同じ運転者がアクセルOFF操作を行ったときの衝突時間が対象となる。車間距離のとり方は、運転者によって異なる。元々小さな車間距離で走行する運転者は、その運転操作を減速制御に頼っているわけではない。当然のことながら、運転者が減速制御に過度に依存している状態の検出に際しては、同じ運転者によるアクセルOFF操作のタイミングの変化に基づいて、その検出が行われる必要があり、異なる運転者によるアクセルOFF操作のタイミングに関する情報は、対象外とされる。このように、運転者毎にアクセルOFFタイミングの情報を管理する必要があることから、ステップS1において、運転者の識別が行われる。ステップS1の次にステップS2が行われる
[ステップS2]
ステップS2では、制御回路130により、車両が追従制御の許可領域内か否かが判定される。本実施形態では、図3に示すように、衝突時間(=車間距離/相対車速)が所定値以内であるか否かにより判定される。車間距離計測部100と共に相対車速計測部115を構成するミリ波レーダーにより、車間距離及び相対車速が直接計測される。
図3に示すように、相対車速が大きい場合、又は、車間距離が小さい場合には、追従制御の許可領域に入るようになっている。ステップS2の結果、車両が追従制御の許可領域内であると判定されれば(ステップS2−Y)、ステップS3に進み、そうでない場合(ステップS2−N)には、本実施形態による減速制御が終了した後(ステップS13)、本制御フローはリターンされる。
上記ステップS2では、追従制御の許可領域内であるか否かが衝突時間に基づいて判定されたが、衝突時間に代えて、車間時間や車間距離によって判定されることもできる。
[ステップS3]
ステップS3では、制御回路130により、スロットル開度センサ114からの信号に基づいて、アクセルがOFFの状態(アクセル開度が全閉の状態)か否かが判定される。運転者の減速意思がアイドル接点ON(=アクセルOFF)として判断される。ステップS3の結果、アクセルがOFFの状態であると判定されれば、ステップS4に進む。ステップS4から車両の追従制御が開始される。一方、アクセルがOFFの状態であると判定されなければ、本実施形態による減速制御が終了した後(ステップS13)、本制御フローはリターンされる。なお、上記ステップS3では、アイドル接点ON(アクセル開度が全閉の状態)の状態であるか否かが判定されたが、これに代えて、アクセル戻し操作(アクセル開度が全閉になる前の状態を含む)の有無が判定されることができる。
[ステップS4]
ステップS4では、制御回路130により、目標減速度が求められる。目標減速度は、自車に対してその目標減速度に基づく減速制御が行われたときに、前車との関係が目標の車間距離や相対車速になるような値(減速加速度)として求められる。目標減速度を示す信号は、ブレーキ制動力信号SG1として、制御回路130からブレーキ制動力信号線L10を介してブレーキ制御回路230に出力される。
目標減速度は、予めROM133に記憶された目標減速度マップ(図4)を参照して求められる。図4に示すように、目標減速度は、自車と前車との相対車速[km/h]と車間時間[sec]に基づいて求められる。なお、ここで、車間時間は、上記の通り、車間距離/自車速である。
図4において、例えば、相対車速が20[km/h]であって、車間時間が1.0[sec]であるときの目標減速度は−0.2(G)である。自車と前車との関係が安全な相対車速や車間距離に近づく程、目標減速度は、小さな値として(減速しないように)設定される。即ち、目標減速度は、自車と前車との距離が十分に確保される程、図4の目標減速度マップの右上側の小さな値として求められ、自車と前車とが接近している程、同目標減速度マップの左下側の大きな値として求められる。ステップS4の次に、ステップS5が実行される。
[ステップS5]
ステップS5では、制御回路130により、衝突時間が記録される。即ち、アクセルOFF操作(ステップS3−Y)が行われた時点での衝突時間が運転者毎に衝突時間記憶部137に記録される。上記のように、衝突時間は、(車間距離/相対車速)であることから、前車との衝突の可能性を示すパラメータであるといえる。ステップS5の次にステップS6が行われる。
[ステップS6]
ステップS6では、制御回路130により、カウンタNの操作が行われる。本実施形態の追従制御が行われる毎に1ずつカウンタ数を増加させる。ステップS6の次にステップS7が行われる。
[ステップS7]
ステップS7では、制御回路130により、カウンタNが予め設定された所定値よりも大きいか否かが判断される。所定値は、例えば50に設定される。追従制御の作動回数が所定値を超えていれば(ステップS7−Y)、ステップS8に進む。一方、ステップS7において、カウンタNが所定値を超えていないと判定された場合(ステップS7−N)には、ステップS12に進み、自車の減速度が上記ステップS4で求められた目標減速度となるような制動力(減速度)が付与される。
[ステップS8]
ステップS8において、制御回路130では、衝突時間が減少傾向であるか否かが判定される。上記ステップS5で衝突時間記憶部137に記録された衝突時間に関して、上記所定値(上記例では50)の回数分の移動平均を算出し、その衝突時間の移動平均が減少傾向であるか否かが判定される。衝突時間(の移動平均)が減少傾向であることは、前車との衝突の可能性が相対的に大きい状態になるまで、アクセルがOFFにされない(運転者が減速の意思を持たない)ことを意味しており、即ち、運転者が運転操作を減速制御に頼っていることを表している。
ステップS8の結果、衝突時間が減少傾向にあると判定された場合(ステップS8−Y)には、ステップS9に進む。一方、衝突時間が減少傾向にあると判定されない場合(ステップS8−N)には、ステップS12に進み、自車の減速度が上記ステップS4で求められた目標減速度となるような制動力(減速度)が付与される。
[ステップS9]
ステップS9では、制御回路130により、上記ステップS8で求めた衝突時間の移動平均が予め設定された設定値よりも小さいか否かが判定される。この設定値は、上記ステップS2において追従制御の許可領域内にいるか否かの判断に使用された基準値よりも小さい値に設定される。衝突時間の移動平均が設定値よりも小さいと判定された場合(ステップS9−Y)には、運転者は、減速制御に過度に依存している状態であると判断されて、ステップS10に進む。一方、衝突時間の移動平均が設定値よりも小さいと判定されない場合(ステップS9−N)には、ステップS12に進み、自車の減速度が上記ステップS4で求められた目標減速度となるような制動力(減速度)が付与される。
[ステップS10]
ステップS10において、制御回路130は、目標減速度を、上記ステップS4で求められた目標減速度よりも小さな値に変更する。このように目標減速度が上記ステップS4で求められた値よりも小さな値に変更された上で(ステップS10)、後述するように、自車の減速度が、その変更後の目標減速度となるように減速制御が行われる(ステップS12)。この場合、運転者は、それまでに比べて減速制御の制御量が減少したことを感じ、自分が運転操作を減速制御に過度に頼っていることを認識する。
ここで、ステップS10において、目標減速度を上記ステップS4で求められた値から小さな値に変更させる際の減少量は、減速制御の制御量が突然減ることで運転者が危険を感じない程度の少ない値とされる。ステップS10の次に、ステップS11が行われる。
[ステップS11]
ステップS11において、制御回路130は、上記カウンタNをクリアする。ステップS11の次に、ステップS12が行われる。
[ステップS12]
ステップS12では、ブレーキ制御回路230により、ブレーキ制御が開始される。即ち、車両の減速度が目標減速度となるように、ブレーキ力を付与する。この場合、目標減速度まで、ブレーキ力を予め決められていた所定の勾配で増加させることができる(スウィープ制御)。車両の減速度は、加速度センサ90により計測される。
ステップS12において、ブレーキ制御回路230は、制御回路130から入力したブレーキ制動力信号SG1に基づいて、ブレーキ制御信号SG2を生成し、そのブレーキ制御信号SG2を油圧制御回路220に出力する。上述の通り、油圧制御回路220は、ブレーキ制御信号SG2に基づいて、制動装置208、209、210、211に供給する油圧を制御することで、ブレーキ制御信号SG2に含まれる指示通りのブレーキ力を発生させる。
上記のように、所定の勾配でブレーキ力を増加させる方法に代えて、車両の現在の減速度が目標減速度となるように、車両の現在の減速度と目標減速度との偏差に基づいて、車両に与えるブレーキ力のフィードバック制御を行うことができる。この場合、ブレーキ制御量が急激に変化しないように、ブレーキ制御量の変化率に制限を設けることができる。また、目標減速度の値に対して、なまし処理を行う等の方法により、スムーズに減速制御が行われるようにすることができる。ステップS12の次には、本制御フローはリターンされる。
上記のように、通常時、即ち、運転者が運転操作を減速制御に過度に頼っている状態であると判定されない場合(ステップS7−N、ステップS8−N、又はステップS9−N)には、自車の減速度が上記ステップS4で求められた目標減速度となるようなブレーキ力が付与される。一方、運転者が運転操作を減速制御に過度に頼っている状態であると判定された場合(ステップS7−Y、ステップS8−Y、かつステップS9−Y)には、自車の減速度が、上記ステップS4で求められた目標減速度よりも小さな値に変更された目標減速度となるようなブレーキ力が付与される。
本実施形態では、運転者が誰であるかが識別され(ステップS1)、運転者毎に減速制御開始時(アクセルOFF時)の衝突時間が車両に搭載されているECUに記憶される。運転者毎に記録された衝突時間の推移がモニタされ、衝突時間が減少傾向(ステップS8−Y)かつ設定値未満(ステップS9−Y)であった場合には、その運転者は、減速制御に過度に頼っていると判断されて、減速制御の制御量(本例では、ブレーキ制動量、他の例ではダウンシフト量であってもよい)が減少するように制御される(ステップS10、ステップS12)。これにより、減速制御の効果(運転者の利便性)と、運転者の減速制御への過度の依存抑制を両立させることができる。
(第1実施形態の第1変形例)
上記第1実施形態では、運転者が、減速制御に過度に依存している状態であると判断された場合(ステップS9−Y)に、減速制御の制御量が減少するような制御が行われた(ステップS10、ステップS12)。これに代えて、本変形例では、運転者が、減速制御に過度に依存している状態であると判断された場合(ステップS9−Y)に、運転者に対して、警報を出して、運転者が減速制御に過度に依存している状態であることを報知する。
即ち、本変形例では、運転者が減速制御に過度に依存している状態であると判断された場合(ステップS9−Y)に、警報音生成部139により、警報音が生成され、その警報音は、スピーカ140を介して運転者に対して出力される。更に、警報音に代えて、振動や警報ランプ等の報知手段により、運転者が減速制御に過度に依存している状態であることが報知されることができる。
(第1実施形態の第2変形例)
上記図1の制御フローでは、一旦、衝突時間が減少傾向であり(ステップS8−Y)、かつ、衝突時間が設定値未満である(ステップS9−Y)ときに、目標減速度が上記ステップS4で求められた値よりも小さな値に変更された上で(ステップS10)、車両の減速度が、その変更後の目標減速度となるように減速制御の制御量が制御される(ステップS12)。
上記図1では、その後の制御フローのサイクル(減速制御時)において、運転者がアクセルOFF操作タイミングを早めて、衝突時間の移動平均の傾向が減少傾向ではなくなった場合には、ステップS8で否定的に判定されて(運転者が減速制御に過度に依存している状態ではないと判定されて)、車両の減速度が上記ステップS4で求められた目標減速度のままの値となるように減速制御が行われる(ステップS12)。
このように、図1のフローでは、衝突時間の減少傾向が無くなると(ステップS8−N)、衝突時間が上記設定値以上に回復したか否か(ステップS9)とは無関係に、減速制御の制御量が上記通常時のものに復帰することになるため(ステップS8−N→ステップS12)、運転者は、自分はもはや減速制御に過度に依存している状態ではないと感じる場合が考えられる。
そこで、本変形例では、制御フローは図示しないが、衝突時間の減少傾向は無くなったが(ステップS8−Nに対応)、まだ衝突時間が上記設定値以上には戻っていない場合(ステップS9−Yに対応)には、引き続き、目標減速度を上記ステップS4で求められた値よりも小さな値にした上で(ステップS10に対応)、減速制御が行われる(ステップS12に対応)。ここで、目標減速度を上記ステップS4で求められた値よりも減少させる場合の減少量は、衝突時間の減少傾向が無くなっている場合には、減少傾向にあった場合(減少傾向が無くなる前)に比べて少なくすることができる。
このように、本変形例では、衝突時間の減少傾向が無くなったのみならず、衝突時間が上記設定値以上に戻って初めて、減速制御の制御量が上記通常時のものに復帰する構成にする。これにより、衝突時間の減少傾向は無くなったが、まだ衝突時間が上記設定値以上には戻っていない場合には、運転者に対して、減速制御に過度に頼っている状態が継続している状況を伝えることができる。
(第1実施形態の第3変形例)
上記第1実施形態において、運転者が減速制御に過度に頼っている状態であるか否かの判定に際しては、衝突時間のパラメータが用いられた(上記ステップS8及びステップS9)。その判定に際して用いられるパラメータは、衝突時間に限定されることはない。アクセルをOFFにする(減速制御を開始させる)タイミングを表すパラメータであれば、他のパラメータであっても、減速制御への依存度合いが判定可能である。即ち、アクセルをOFFにするタイミングが遅れる傾向にあれば、前車との衝突の可能性は高まっている状況にもかかわらず、運転者が減速の意思を持っていないことを意味しているので、減速制御に過度に依存している状態であると判断可能である。
例えば、アクセルをOFFにするタイミングを表すパラメータとして、アクセルがOFFにされたときの車間時間を使用することができる。ここで、車間時間(=車間距離/相対車速)には、衝突時間(=車間距離/相対車速)と異なり、前車の車速のパラメータが含まれないため、前車の車速毎(例えば10km/h)にアクセルOFF時の車間時間を記憶すれば、上記と同様に、前車との衝突の可能性を示すパラメータとなり、運転者の減速制御への依存度合いを判断することができる。
(第1実施形態の第4変形例)
上記第1実施形態では、運転者が誰であるかが識別され(ステップS1)、その識別結果に基づいて、運転者毎のアクセルOFF操作時の衝突時間が記録されて、その記録結果に基づいて、その運転者が減速制御に過度に依存しているか否かが判定された。
本変形例では、運転者が誰であるかの識別(ステップS1)が省略され、車両のイグニッションスイッチがONにされてからOFFにされるまでの間は、同一の運転者によって運転されるとの推定に基づいて、イグニッションがONにされてからOFFにされるまでの追従制御の許可領域内でのアクセルOFF時の衝突時間が記録され、その記録結果に基づいて、その運転者が減速制御に過度に依存しているか否かが判定されることができる。
なお、上記第1〜第4変形例は適宜組合わせることが可能である。
また、上記において、上記ブレーキ制御は、上記ブレーキに代えて、回生ブレーキや排気ブレーキなどの他の、車両に制動力を生じさせる制動装置を用いても可能である。また、上記では、自車の加速度を目標減速度に制御可能な手段として、ブレーキ制御装置を用いた例について説明したが、ブレーキ制御装置に代えて、変速制御装置が用いられることができる。または、自車の加速度を目標減速度に制御可能な手段として、ブレーキ及び変速機を協調制御する協調制御装置が用いられることができる。なお、本実施形態では、減速度と加速度という表現が両方使用されるが、実質的には同一のものを指していることは言うまでもない。更に、上記においては、車両が減速すべき量を示す減速度は、減速加速度(G)を用いて説明したが、減速トルクをベースに制御を行うことも可能である。
本発明の車両の減速制御装置の第1実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の車両の減速制御装置の第1実施形態の概略構成図である。 本発明の車両の減速制御装置の第1実施形態の追従制御許可領域を示す図である。 本発明の車両の減速制御装置の第1実施形態における目標減速度マップを示す図である。
符号の説明
10 自動変速機
40 エンジン
90 加速度センサ
95 ナビゲーションシステム装置
100 車間距離計測部
114 スロットル開度センサ
115 相対車速計測部
116 エンジン回転数センサ
117 パターンセレクトスイッチ
118 運転者識別部
122 車速センサ
123 シフトポジションセンサ
130 制御回路
131 CPU
133 ROM
137 衝突時間記憶部
139 警報音生成部
140 スピーカ
200 ブレーキ装置
230 ブレーキ制御回路
L10 ブレーキ制動力信号線
SG1 ブレーキ制動力信号
SG2 ブレーキ制御信号

Claims (5)

  1. 車両と前記車両の前方の前車との位置関係を適正にするために前記車両の運転者の減速意思が検出されたときに前記前車と前記車両との位置関係に応じて行われる前記車両の減速制御に対して、前記運転者が過度に依存していることを検出する運転者の制御依存度検出装置であって、
    前記運転者の減速意思が検出された時点における前記前車と前記車両との位置関係に基づく衝突の可能性を推定する推定部と、
    前記推定された前記運転者の減速意思が検出された時点における前記前車と前記車両との位置関係に基づく衝突の可能性を示すデータを記憶する記憶部と、
    前記記憶されたデータを参照して、前記推定された前記運転者の減速意思が検出された時点における前記前車と前記車両との位置関係に基づく衝突の可能性が増大傾向にあるときに、前記減速制御に対して前記運転者が過度に依存していることを検出する検出部と
    を備えたことを特徴とする運転者の制御依存度検出装置。
  2. 請求項1記載の運転者の制御依存度検出装置において、
    前記検出部は、前記推定された衝突の可能性が増大し、かつ、前記推定された衝突の可能性が設定値を超えたときに、前記減速制御に対して前記運転者が過度に依存していることを検出する
    ことを特徴とする運転者の制御依存度検出装置。
  3. 請求項1または2に記載の運転者の制御依存度検出装置において、
    更に、
    前記車両の運転者を識別する運転者識別部を備え、
    前記記憶部は、前記運転者毎に前記推定された衝突の可能性を示すデータを記憶し、
    前記検出部は、前記運転者毎に記憶されたデータを参照して、前記推定された衝突の可能性が増大したときに、前記減速制御に対して前記運転者が過度に依存していることを検出する
    ことを特徴とする運転者の制御依存度検出装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の運転者の制御依存度検出装置において、
    前記減速制御に対して前記運転者が過度に依存していることが検出されたときには、警報を含む報知手段を使って、前記減速制御に対して前記運転者が過度に依存していることが報知される
    ことを特徴とする運転者の制御依存度検出装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の運転者の制御依存度検出装置を備え、前記車両と前記車両の前方の前車との位置関係を適正にするために前記車両の運転者の減速意思が検出されたときに前記前車と前記車両との位置関係に応じて前記車両の減速制御を行う車両の減速制御装置であって、
    前記減速制御に対して前記運転者が過度に依存していることが検出されたときには、前記減速制御に対して前記運転者が過度に依存していることが検出されないときに比べて、前記減速制御により付与される減速度が小さな値に設定される
    ことを特徴とする車両の減速制御装置。
JP2004343016A 2004-11-26 2004-11-26 運転者の制御依存度検出装置、及びそれを備えた車両の減速制御装置 Expired - Fee Related JP4561333B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004343016A JP4561333B2 (ja) 2004-11-26 2004-11-26 運転者の制御依存度検出装置、及びそれを備えた車両の減速制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004343016A JP4561333B2 (ja) 2004-11-26 2004-11-26 運転者の制御依存度検出装置、及びそれを備えた車両の減速制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006151126A JP2006151126A (ja) 2006-06-15
JP4561333B2 true JP4561333B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=36629934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004343016A Expired - Fee Related JP4561333B2 (ja) 2004-11-26 2004-11-26 運転者の制御依存度検出装置、及びそれを備えた車両の減速制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4561333B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009220630A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Fuji Heavy Ind Ltd 車両の走行制御装置
DE112009004706T5 (de) 2009-04-27 2012-09-13 Toyota Jidosha K.K. Fahrassistenzvorrichtung
JP5590052B2 (ja) * 2012-01-30 2014-09-17 株式会社デンソー 車両制御装置
JP5874611B2 (ja) * 2012-11-13 2016-03-02 トヨタ自動車株式会社 運転支援装置及び運転支援方法
US20210162967A1 (en) * 2018-04-19 2021-06-03 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Vehicle control device

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004090789A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Mitsubishi Motors Corp 運転支援装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004090789A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Mitsubishi Motors Corp 運転支援装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006151126A (ja) 2006-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4265592B2 (ja) 車両の減速制御装置
JP4600174B2 (ja) 走行支援装置及び走行支援方法
JP3838048B2 (ja) 車両用走行制御装置
US9415774B2 (en) Vehicle control apparatus including an obstacle detection device
EP3459820B1 (en) Driving support device
US20140240115A1 (en) Driving assistance system for vehicle
JPH0776237A (ja) 自動車の走行制御装置
KR101745152B1 (ko) 전자동 주차 시스템 및 그 동작 방법
CN110203201B (zh) 驱动力控制装置
JPH1076965A (ja) 車両用走行制御装置
JP4840427B2 (ja) 車両制御装置
JP4424387B2 (ja) 走行制御装置
JP2008273252A (ja) 車両用駆動力制御装置
JPH05256170A (ja) 内燃機関のスロットル弁制御装置
JP4561333B2 (ja) 運転者の制御依存度検出装置、及びそれを備えた車両の減速制御装置
JP3863672B2 (ja) 車両用走行制御装置
JP2006224882A (ja) 車両の減速制御装置
US20010044692A1 (en) Inter-vehicle distance control apparatus and a recording medium for the same
JPH10269495A (ja) 車両の走行補助装置
JP3107004B2 (ja) 車間制御装置および記録媒体
JP2006071084A (ja) 車両用駆動力制御装置
JP2021112983A (ja) 運転支援装置
JP2021115980A (ja) 運転支援装置、車両、及び運転支援方法
JP3605259B2 (ja) 車両用走行制御装置
JP2006123631A (ja) 車両の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100719

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees