JPH05256168A - 圧縮圧力可変二サイクルエンジン - Google Patents
圧縮圧力可変二サイクルエンジンInfo
- Publication number
- JPH05256168A JPH05256168A JP8662392A JP8662392A JPH05256168A JP H05256168 A JPH05256168 A JP H05256168A JP 8662392 A JP8662392 A JP 8662392A JP 8662392 A JP8662392 A JP 8662392A JP H05256168 A JPH05256168 A JP H05256168A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- compression pressure
- combustion chamber
- chamber
- air hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリンダーヘッドに副室を設けて燃焼室と通
気孔で連結し、通気孔をバルブで開閉することによっ
て、燃焼室の圧縮圧力を可変することができ、エンジン
のパワーピークより高速側の出力をワイドにできる圧縮
圧力可変二サイクルエンジンを得ること。 【構成】 シリンダーヘッド2に円筒形の副室5を設け
て燃焼室3と通気孔6で連結し、副室5内に断面半円形
の回動バルブ7を軸支して通気孔6を開閉し、エンジン
のパワーピークの回転時から高回転域で、通気孔6を開
くようにしたこと。
気孔で連結し、通気孔をバルブで開閉することによっ
て、燃焼室の圧縮圧力を可変することができ、エンジン
のパワーピークより高速側の出力をワイドにできる圧縮
圧力可変二サイクルエンジンを得ること。 【構成】 シリンダーヘッド2に円筒形の副室5を設け
て燃焼室3と通気孔6で連結し、副室5内に断面半円形
の回動バルブ7を軸支して通気孔6を開閉し、エンジン
のパワーピークの回転時から高回転域で、通気孔6を開
くようにしたこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧縮圧力可変二サイ
クルエンジンに関する。
クルエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、二サイクルエンジンは、シリン
ダーヘッドの燃焼室の容積が一定である。そして、低速
回転域の出力アップを図ろうとすると、高回転域の出力
が低下するなど、低速も高速も満足するようにはできな
い。それで、シリンダーヘッドをシリンダーバレルと共
に上下させて、燃焼室での圧縮圧力を可変しようとした
ものがある。
ダーヘッドの燃焼室の容積が一定である。そして、低速
回転域の出力アップを図ろうとすると、高回転域の出力
が低下するなど、低速も高速も満足するようにはできな
い。それで、シリンダーヘッドをシリンダーバレルと共
に上下させて、燃焼室での圧縮圧力を可変しようとした
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シリンダーヘッドをシ
リンダーバレルと共に上下して、燃焼室の圧縮圧力を可
変するものは、装置自体が大きくなり、可動部分の重量
も重く、高圧高温の場所であるので、運転中に操作する
のが大変で、大幅にコスト高になる不都合がある。
リンダーバレルと共に上下して、燃焼室の圧縮圧力を可
変するものは、装置自体が大きくなり、可動部分の重量
も重く、高圧高温の場所であるので、運転中に操作する
のが大変で、大幅にコスト高になる不都合がある。
【0004】かかる点に鑑み、この発明は、シリンダー
ヘッドに副室を設けて燃焼室と通気孔で連結し、通気孔
をバルブで開閉することによって、燃焼室の圧縮圧力を
可変することができ、エンジンのパワーピークより高速
側の出力をワイドにできる圧縮圧力可変二サイクルエン
ジンを得ることを目的とする。
ヘッドに副室を設けて燃焼室と通気孔で連結し、通気孔
をバルブで開閉することによって、燃焼室の圧縮圧力を
可変することができ、エンジンのパワーピークより高速
側の出力をワイドにできる圧縮圧力可変二サイクルエン
ジンを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の圧縮圧力可変二サイクルエンジンは、シ
リンダーヘッドに円筒形の副室を設けて燃焼室と通気孔
で連結し、副室内に断面半円形の回動バルブを軸支して
通気孔を開閉し、エンジンのパワーピークの回転時から
高回転域で、通気孔を開くようにしたことにある。
に、この発明の圧縮圧力可変二サイクルエンジンは、シ
リンダーヘッドに円筒形の副室を設けて燃焼室と通気孔
で連結し、副室内に断面半円形の回動バルブを軸支して
通気孔を開閉し、エンジンのパワーピークの回転時から
高回転域で、通気孔を開くようにしたことにある。
【0006】
【作用】エンジンがパワーピークに達するまでの回転範
囲では、通気孔が閉じていて、燃焼室だけの圧縮圧力で
運転される。エンジンのパワーピーク回転数から高回転
側は、回動バルブが徐々に回動して通気孔が開いて副室
が燃焼室の容積に加わって、圧縮圧力を下げることがで
きる。出力カーブがパワーピークを過ぎている部分であ
るので、回転が上昇するのに伴って出力が低下するが、
出力低下のカーブをなだらかにして、ワイドな出力カー
ブにすることができる。
囲では、通気孔が閉じていて、燃焼室だけの圧縮圧力で
運転される。エンジンのパワーピーク回転数から高回転
側は、回動バルブが徐々に回動して通気孔が開いて副室
が燃焼室の容積に加わって、圧縮圧力を下げることがで
きる。出力カーブがパワーピークを過ぎている部分であ
るので、回転が上昇するのに伴って出力が低下するが、
出力低下のカーブをなだらかにして、ワイドな出力カー
ブにすることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図4によっ
て説明する。二サイクルエンジンのシリンダーブロック
1の上側には、シリンダーヘッド2が取付けられ、シリ
ンダーヘッド2の内側は、ドーム状の燃焼室3にしてあ
り、中央に点火栓4が螺着される。シリンダーヘッド2
には、円筒形の副室5を設けて、通気孔6で燃焼室3に
連通される。副室5内には、断面半円形の回動バルブ7
を軸支し、回動バルブ7の回動で通気孔6を開閉する。
て説明する。二サイクルエンジンのシリンダーブロック
1の上側には、シリンダーヘッド2が取付けられ、シリ
ンダーヘッド2の内側は、ドーム状の燃焼室3にしてあ
り、中央に点火栓4が螺着される。シリンダーヘッド2
には、円筒形の副室5を設けて、通気孔6で燃焼室3に
連通される。副室5内には、断面半円形の回動バルブ7
を軸支し、回動バルブ7の回動で通気孔6を開閉する。
【0008】回動バルブ7は、駆動モーター8で駆動ベ
ルト9を介して、回動操作するようにしてあり、駆動モ
ーター8はコントロールユニット10でコントロールす
る。回動バルブ7は、エンジンの出力がパワーピークP
Mを過ぎて高回転になる部分から、回動して通気孔6が
開く時期を図3にOPで示す。
ルト9を介して、回動操作するようにしてあり、駆動モ
ーター8はコントロールユニット10でコントロールす
る。回動バルブ7は、エンジンの出力がパワーピークP
Mを過ぎて高回転になる部分から、回動して通気孔6が
開く時期を図3にOPで示す。
【0009】エンジンがパワーピークPMに達するまで
は、通気孔6が閉じていて、燃焼室3だけの圧縮圧力で
運転される。エンジンがパワーピークPMを過ぎると、
回動バルブ7が回動して、通気孔6が開き、副室5が燃
焼室3に通じて、圧縮圧力を下げる、これによって、図
3に示すように、パワーピークPMを過ぎた高回転域
で、点線で示す出力カーブを実線で示すようにできて、
出力低下のカーブをなだらかにして、ワイドな出力カー
ブにすることができる。
は、通気孔6が閉じていて、燃焼室3だけの圧縮圧力で
運転される。エンジンがパワーピークPMを過ぎると、
回動バルブ7が回動して、通気孔6が開き、副室5が燃
焼室3に通じて、圧縮圧力を下げる、これによって、図
3に示すように、パワーピークPMを過ぎた高回転域
で、点線で示す出力カーブを実線で示すようにできて、
出力低下のカーブをなだらかにして、ワイドな出力カー
ブにすることができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は上述の
ように構成したので、エンジンがパワーピークPMを過
ぎた時点で、副室5を燃焼室3に通じさせ、圧縮圧力を
下げて、出力低下のカーブをなだらかにして、ワイドな
出力カーブにすることができる。そして、副室5は小さ
くてよく、回動バルブ7も小型でコントロールが容易に
できる。又、高速部分のデトネーションが防止できて、
燃焼が安定する。
ように構成したので、エンジンがパワーピークPMを過
ぎた時点で、副室5を燃焼室3に通じさせ、圧縮圧力を
下げて、出力低下のカーブをなだらかにして、ワイドな
出力カーブにすることができる。そして、副室5は小さ
くてよく、回動バルブ7も小型でコントロールが容易に
できる。又、高速部分のデトネーションが防止できて、
燃焼が安定する。
【図1】本発明の実施例を示すシリンダーブロックとシ
リンダーヘッドの縦断側面図である。
リンダーヘッドの縦断側面図である。
【図2】本発明の実施例を示す回動バルブの斜視図であ
る。
る。
【図3】本発明の実施例を示すエンジンの出力曲線図で
ある。
ある。
【図4】本発明の実施例を示す全体側面図である。
2 シリンダーヘッド 3 燃焼室 5 副室 6 通気孔 7 回動バルブ
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダーヘッドに円筒形の副室を設け
て燃焼室と通気孔で連結し、副室内に断面半円形の回動
バルブを軸支して通気孔を開閉し、エンジンのパワーピ
ークの回転時から高回転域で、通気孔を開くようにした
ことを特徴とする圧縮圧力可変二サイクルエンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8662392A JPH05256168A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 圧縮圧力可変二サイクルエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8662392A JPH05256168A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 圧縮圧力可変二サイクルエンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05256168A true JPH05256168A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=13892155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8662392A Pending JPH05256168A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 圧縮圧力可変二サイクルエンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05256168A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009136614A1 (ja) * | 2008-05-04 | 2009-11-12 | Yaoita Yasuhito | 摺動可能な弁を持つエンジン |
JP2011214531A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Honda Motor Co Ltd | 副室付き内燃機関 |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP8662392A patent/JPH05256168A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009136614A1 (ja) * | 2008-05-04 | 2009-11-12 | Yaoita Yasuhito | 摺動可能な弁を持つエンジン |
US8286597B2 (en) | 2008-05-04 | 2012-10-16 | Yasuhito Yaoita | Engine with a slidable valve |
JP2011214531A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Honda Motor Co Ltd | 副室付き内燃機関 |
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