JPH05256119A - ブローバイガス還元装置 - Google Patents

ブローバイガス還元装置

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Publication number
JPH05256119A
JPH05256119A JP5352392A JP5352392A JPH05256119A JP H05256119 A JPH05256119 A JP H05256119A JP 5352392 A JP5352392 A JP 5352392A JP 5352392 A JP5352392 A JP 5352392A JP H05256119 A JPH05256119 A JP H05256119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blow
valve
gas
passage
surge tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5352392A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Taga
尊孝 多賀
Satomi Wada
里美 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP5352392A priority Critical patent/JPH05256119A/ja
Publication of JPH05256119A publication Critical patent/JPH05256119A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブローバイガス中の水分によるブローバイバ
ルブやチョークバルブの氷結を防止する。 【構成】 ブローバイガスはブローバイバルブ6からブ
ローバイサージタンク16とブローバイガス通路8を通
って吸気系9のチョークバルブ13の上流に流れる。ブ
ローバイガスはブローバイサージタンク16で脈動が低
減されるとともに流速が小さくなり、ブローバイガスに
含まれている水分がブローバイサージタンク16の下部
に沈降する。沈降した水分は、吸気通路12のパージポ
ート18に連通するドレイン通路17を通じてパージさ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関のブローバイガ
ス還元装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のクランクケースと吸気系のエ
アクリーナ上流とをブローバイガス通路で連結するとと
もに、このブローバイガス通路の途中に設定圧になると
開弁する一方向性チェックバルブ(ブローバイバルブ)
を設けたブローバイガス還元装置が公知である(実開昭
58−81312号公報)。
【0003】又、ブローバイガス通路の途中に水分離タ
ンクを設け、ブローバイガス中のミスト状の水分が沈降
して水分離タンクの底に溜まるようにしたブローバイガ
ス還元装置が公知で、水分離タンクの底には盲蓋が設け
てある(特開昭59−105913号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうち前
者は、ブローバイガス中に含まれる水分がブローバイバ
ルブやキャブレータのチョークバルブに付着するため、
この状態で低温放置しておくと、ブローバイバルブやチ
ョークバルブが氷結する。
【0005】ブローバイバルブが氷結すると、オイルレ
ベルゲージからオイルが吹き出すという問題点が生じ、
又、チョークバルブが氷結すると、チョークバルブが全
開のままで閉じなくなるため、低温始動不良の問題が発
生する。
【0006】従来技術のうち後者は、ブローバイガス中
に含まれる水分がチョークバルブには付着することは抑
制されるものの、ブローバイバルブに付着して氷結する
という問題点は残されている。
【0007】そこで本発明はこれらの問題点を解消し
て、ブローバイバルブやチョークバルブが氷結しないブ
ローバイガス還元装置を提供することを第1の目的とす
る。又、本発明の第2の目的はアイドル時の空燃比に悪
影響せず、アイドル安定性を悪化させないで第1の目的
を達成するブローバイガス還元装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の第1発明は、ブローバイバルブと吸
気系との間を連通するブローバイ通路にブローバイサー
ジタンクを設けるとともに、ブローバイサージタンクの
下部を吸気通路のチョークバルブ下流に連通したドレイ
ン通路を設けた。
【0009】又、上記第2の目的を達成するために、本
発明の第2発明は前記第1発明に加えるに、ドレイン通
路の一端を吸気通路のスロットルバルブ上流に開口する
パージポートに連通した。
【0010】
【作用】ブローバイガスの脈動がブローバイサージタン
クで抑制されると共にブローバイガスの流速も小さくな
って、ブローバイガスに含まれる水分がブローバイサー
ジタンクの下部に溜まる。
【0011】溜まった水分はドレイン通路を経て吸気通
路のチョークバルブ下流に吸引される。又、ドレイン通
路を経てチョークバルブ下流に吸引されるため、ブロー
バイバルブに水分が付着するのを積極的に防止する。
【0012】こうして、ブローバイバルブとチョークバ
ルブへの水分の付着を防止する。又、第2発明では、更
にアイドル状態でスロットルバルブが閉じていてドレイ
ン通路によるパージをしないため、混合気のリーン化に
伴うアイドル安定性悪化が防止される。
【0013】
【実施例】図1の実施例において、1は内燃機関本体
で、水平ピストン2を備えている。3はクランクケー
ス、4はオイルパン、5はオイルセパレータ、6は一定
以上の内圧で開く一方向チェックバルブの機能を備えた
ブローバイバルブ、7はブローバイバルブ6をバイパス
してブローバイガスを流すためのバイパス孔、8はブロ
ーバイバルブ6の出口を吸気系9のチョークバルブ上流
に連通するブローバイガス通路(ブローバイホース)、
9Aはキャブレタである。
【0014】10はエアクリーナ、11はエアコネク
タ、12は吸気通路、13はチョークバルブ、14はス
ロットルバルブ、15はインテークマニホールドで、新
気は白い矢印のように流れる。
【0015】16はブローバイガス通路8の途中に設け
たブローバイサージタンクで、その下部はドレイン通路
17を介して、チョークバルブ13の下流でスロットル
バルブ14の上流に開口したパージポート18に連通し
ている。そして、ブローバイガスは図の黒い矢印のよう
に流れる。
【0016】19はエキゾーストマニホールドである。
ブローバイバルブ6の全開時の開面積をS1、バイパス
孔7の開口面積をS2、ブローバイガス通路(ブローバ
イホース)8の通路面積をS3、パージポート17の開
口面積をS4とすると、これらの面積の相互関係は、S1
+S2<S3+S 4で、かつS3>S4の関係に定めてあ
る。
【0017】上記実施例で、ブローバイバルブの出口を
出て流れるブローバイガスはブローバイサージタンク1
6で脈動が低減される共に流速が小さくなるため、ブロ
ーバイガスに含まれる水分がブローバイサージタンク1
6の下部に沈降し、パージポート18の負圧に吸引され
てドレイン通路17を経て吸気通路12へと流れる。水
分を分離されたブローバイガスはブローバイガス通路8
を通って吸気系のチョークバルブ13上流へと流れる。
【0018】なお、パージポート18はスロットルバル
ブ14の上流に設けてあるため、スロットルバルブが閉
じているアイドリング時にはパージしない。そのため、
アイドル時に混合気がリーン化してアイドル安定性が悪
化する虞れはない。
【0019】又、ブローバイバルブやチョークバルブ及
びチョークシャフト等への水分の付着が防止されるの
で、ブローバイバルブやチョークバルブ等を特別に加熱
しなくても氷結を防止できる。
【0020】
【発明の効果】本発明のブローバイガス還元装置は上述
のように構成されているので、ブローバイガス中の水分
によるブローバイバルブやチョークバルブの氷結を防止
できる。
【0021】又、ドレイン通路をスロットルバルブ上流
のパージポートに連通したものでは、上記氷結防止効果
に加えてアイドル運転時の混合気のリーン化に伴うアイ
ドル安定性悪化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例とその要部を示す断面図。
【符号の説明】
6 ブローバイバルブ 8 ブローバイガス通路 9 吸気系 12 吸気通路 13 チョークバルブ 14 スロットルバルブ 16 ブローバイサージタンク 17 ドレイン通路 18 パージポート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブローバイバルブと吸気系との間を連通
    するブローバイ通路にブローバイサージタンクを設ける
    とともに、ブローバイサージタンクの下部を吸気通路の
    チョークバルブ下流に連通したドレイン通路を設けたブ
    ローバイガス還元装置。
  2. 【請求項2】 ドレイン通路の一端を吸気通路のスロッ
    トルバルブ上流に開口するパージポートに連通した請求
    項1のブローバイガス還元装置。
JP5352392A 1992-03-12 1992-03-12 ブローバイガス還元装置 Pending JPH05256119A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5352392A JPH05256119A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 ブローバイガス還元装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5352392A JPH05256119A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 ブローバイガス還元装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05256119A true JPH05256119A (ja) 1993-10-05

Family

ID=12945182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5352392A Pending JPH05256119A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 ブローバイガス還元装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05256119A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101400528B1 (ko) * 2008-11-28 2014-05-28 현대자동차주식회사 엔진용 크랭크케이스 배출가스 제어장치의 결빙방지장치

Cited By (1)

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KR101400528B1 (ko) * 2008-11-28 2014-05-28 현대자동차주식회사 엔진용 크랭크케이스 배출가스 제어장치의 결빙방지장치

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