JPH05256098A - 大断面地中構造物の構築方法及び該構造物の構築に用いる分割ブロック及び掘削機 - Google Patents

大断面地中構造物の構築方法及び該構造物の構築に用いる分割ブロック及び掘削機

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JPH05256098A
JPH05256098A JP4089678A JP8967892A JPH05256098A JP H05256098 A JPH05256098 A JP H05256098A JP 4089678 A JP4089678 A JP 4089678A JP 8967892 A JP8967892 A JP 8967892A JP H05256098 A JPH05256098 A JP H05256098A
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JP
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arch
excavator
shape
block
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JP4089678A
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Sakae Nakai
栄 中井
Tatsuo Ito
達男 伊藤
Kiyoshi Matsushita
清 松下
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Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Publication date
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  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】大断面地中構造物を、効率的、経済的に構築す
る。 【構成】サイロット部9A、9Bを構築し、掘削機10
のガイド部13を、既設のアーチ帯3のアーチ部材1の
凹部1aと係合させて、サイロット部間を往復させる形
で、地山20を掘削し、該掘削機10の後方に掘削形成
されたアーチ型空洞6に、新たなアーチ部材1を、アー
チ帯3のアーチ部材1の凹部1aと新たなアーチ部材1
の凸部1bを係合させる形で建て込み、更なるアーチ帯
3を構築し、これら構築されたアーチ帯3の内側の地山
20である中央部7の掘削を行う。構築されたアーチ帯
3を、トンネル5の本体構造として利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トンネル、巨大な地下
空間等の大断面地中構造物の構築方法及び該構造物の構
築に用いる分割ブロック及び掘削機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地中構造物の構築に際して、アー
チ部分を先行施工することが一般的に行われている。即
ち、アーチ部分を先行して施工することによって、アー
チ部分の内側の地山の掘削に際して、天盤崩落、切羽崩
壊を有効に防止することが出来る。例えば、プレライニ
ング工法、フォアパイリング工法(NATM工法におけ
る補助工法)、シールド先行方法(ブレードによる地山
差込方式)等、種々の施工法が試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これ等の工法
は、補助工法であり、アーチ部分自体を本体構造として
利用することが出来ず、また、大断面になると、アーチ
部分が強度不足となり、実現は困難と思われる。また、
大断面施工法として、パイプルーフ状に小型トンネルを
連結施工する方法が提案されているが、アーチ部材の構
造体の強度計算が困難であり、施工、経済性等に難点が
ある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、先行して施工
されるアーチ部分の強度が高く、効率的、経済的に施工
することが出来る大断面地中構造物の構築方法及び該構
造物の構築に用いる分割ブロック及び掘削機を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のうち第1
の発明は、構築すべき構造物(5)のアーチ部(5a)
のアーチ形状に対応して、その軸心方向の形状を円弧状
に形成した分割ブロック(1、1A、1B)を有し、該
分割ブロックの前記構造物の構築方向に対応する第1の
側面(1d、1Ad、1Bd)に、前記アーチ部の形状
に対応して円弧状に伸延する形で、第1の係合部(1
a、1Aa、1Ba)を設け、前記第1の側面に背向す
る第2の側面(1e、1Ae、1Be)に、前記第1の
係合部と係合し得る第2の係合部(1b、1Ab、1B
b)を設け、また、地山(20)を掘削し得る掘削機
(10、10A)を有し、該掘削機の外殻(11、11
A)を、その軸心方向の形状を前記分割ブロックの形状
に対応させて円弧状に形成し、かつ該外殻の前記構造物
構築方向に対応する側面(11a、11Aa)に、前記
分割ブロックの第1の係合部と係合し得る案内部(1
3、13A)を設け、前記構築すべき構造物のアーチ部
の両端に対応する地山中に、それぞれサイロット(9
A、9B)を構築し、前記サイロット間に、前記掘削機
を掘進させると共に、該掘削機の後方に前記分割ブロッ
クを前記第1の係合部と第2の係合部のそれぞれが整合
する形で、直列に建て込みアーチブロック(3、3A)
を構築し、前記アーチブロック構築後、前記掘削機を、
該掘削機の案内部と、前記アーチブロックに建て込まれ
た分割ブロックの第1の係合部とを係合させて、第1の
係合部をガイドとして、前記サイロット間を掘進させる
と共に、該掘削機の後方に前記分割ブロックを、該分割
ブロックの前記第2の係合部を前記アーチブロックの分
割ブロックの第1の係合部とを係合させて、該第1の係
合部をガイドとして、直列に建て込み、前記アーチブロ
ックに隣接して新たなアーチブロックを構築し、これら
構築されたアーチブロックの内側部分の地山を掘削する
ようにして構成される。
【0006】また、本発明のうち第2の発明は、構築物
(5)を形成し得る分割ブロック(1、1A、1B)に
おいて、該分割ブロックを、前記構造物のアーチ部(5
a)のアーチ形状に対応して、その軸心方向の形状を円
弧状に形成し、該分割ブロックの前記構造物の構築方向
に対応する第1の側面(1d、1Ad、1Bd)に、前
記アーチ部の形状に対応して円弧状に伸延する形で、第
1の係合部(1a、1Aa、1Ba)を設け、前記第1
の側面に背向する第2の側面(1e、1Ae、1Be)
に、前記第1の係合部と係合し得る第2の係合部(1
b、1Ab、1Bb)を設けて構成される。
【0007】更に、本発明のうち第3の発明は、地山を
掘削し得る掘削機において、外殻(11、11A)を有
し、該外殻を、構築すべき構造物(5)のアーチ部(5
a)のアーチ形状に対応して、その軸心方向の形状を円
弧状に形成し、該外殻の前記構造物の構築方向に対応す
る側面(11a、11Aa)に、該構造物の構築に用い
る分割ブロックと係合し得る案内部(13、13A)を
設けて構成される。
【0008】なお、( )内の番号等は、図面における
対応する要素を示す、便宜的なものであり、従って、本
記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以
下の「作用」の欄についても同様である。
【0009】
【作用】上記した構成により、本発明は、掘削機(1
0、10A)が、アーチブロック(3、3A)に建て込
まれた分割ブロック(1、1A、1B)の第1の係合部
(1a、1Aa、1Ba)に案内される形で、構造物
(5)のアーチ部(5a)のアーチ形状に対応して正確
に掘削し得るように作用する。また、複数の分割ブロッ
ク(1、1A、1B)を、ボルト等の締結器具を使用せ
ずに組み立てて、一体化し得るように作用する。更に、
分割ブロック(1、1A、1B)を、構造物(5)のア
ーチ部(5a)のアーチ形状に掘削した地山中に、該ア
ーチ形状に沿って建て込めるように作用する。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づき、本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明による大断面地中構造物の構築方
法の一実施例を示す正面図、図2は、図1を側面方向か
ら投影した断面図、図3は、図1に示した大断面地中構
造物の構築方法に使用されるアーチ部材の斜視図、図4
は、図1に示した大断面地中構造物の構築方法に使用さ
れる掘削機の一実施例を示す斜視図、図5は、図4に示
した掘削機の正面図、図6は、図4に示した掘削機の別
の例を示す掘削機の正面図、図7は、本発明による大断
面地中構造物の構築方法に使用されるアーチ部材の断面
図であり、(a)は、図1に示したアーチ部材の断面図
である。(b)は、別のアーチ部材の断面図である。
(c)は、更に別のアーチ部材の断面図である。図8
は、図7(b)に示したアーチ部材の斜視図である。
【0011】大断面地中構造物の構築方法に使用される
アーチ部材1は、図3に示すように、直径Dの円筒形状
の鉄筋コンクリートプレキャスト部材によって、荷重条
件に対応した所定の強度(大きな強度)を有する形で形
成され、また、アーチ部材1は、該アーチ部材1の軸心
方向の形状を構築すべきトンネル5のアーチ部5aの形
状に対応した円弧状に長さLに分割される形で形成され
ている。即ち、アーチ部材1は、その軸心方向の形状を
トンネル5のアーチ部5aの曲率半径Rと同じ曲率半径
Rで形成されており、アーチ部5aの全長を複数個に分
割して長さLの円弧状に形成されている。また、アーチ
部材1内の中央部には、中空部1cがアーチ部材1に沿
ってその軸心方向に円弧状に貫通する形で設けられてお
り、アーチ部材1のトンネル構築方向(矢印A方向)に
対応する側面1dには、凹部1aがアーチ部材1の形状
に対応した円弧状に部材の軸心方向に伸延する形で形成
されている。また、側面1dとは背向するアーチ部材1
のトンネル構築方向(矢印B方向)に対応する側面1e
には、凹部1aと係合し得る凸部1bがアーチ部材1の
形状に対応した円弧状に部材の軸心方向に伸延する形で
形成されている。尚、アーチ部材1の凹部1aと凸部1
bは、他の(前後の)アーチ部材1の凸部1b又は凹部
1aと係合することが出来れば、どのような形状に構成
してもよい。
【0012】また、大断面地中構造物の構築方法に使用
される掘削機10は、図4に示すように、アーチ部材1
の形状に対応してその軸心方向の形状を円弧状に形成さ
れた外殻11を有している。即ち、外殻11は、略直径
Dの円筒形状で、その軸心方向の形状を構築すべきトン
ネル5のアーチ部5aの形状に対応した曲率半径Rで円
弧状に形成されている。また、外殻11の前方には、カ
ッタ12が矢印P方向に回転する形で設けられており、
カッタ12には、図1に示す回転駆動自在なモータ10
aが接続されている。また、外殻11のトンネル構築方
向(矢印A、B方向)に対応する側面11aには、凸部
形状のガイド13が外殻11の形状に対応して円弧状に
伸延する形で着脱自在に設けられている。即ち、ガイド
13は、アーチ部材1の凹部1aと係合し得る形で形成
されており、掘進機10は、既設のアーチ部材1の凹部
1aに案内される形で掘進する。なお、ガイド13は、
アーチ部材1の凹部1aと係合することが出来れば、ど
のような形状に構成しても良い。また、ガイド13は、
図4に示すように片側だけでなく両側に設けても良い
し、更に、着脱自在とせずに、外殻11内部に格納し得
る形としても良い。
【0013】そして、大断面のアーチ状のトンネル5を
構築するに際しては、まず、図1左右両側の地山20を
従来工法によって掘削して、小型のトンネルを構築する
形で、サイロット部9A、9Bを構築すべきトンネル5
の全長に亙り施工する。サイロット部9A、9B内部に
は、それぞれアーチ状のトンネル5のアーチに加わる荷
重を支持し得る形で、コンクリート等から成る基礎工
2、2をサイロット部9A、9B全長に亙り構築する。
次に、アーチ部材1の建て込みを開始する最初の部分に
は、図1に示すような構築すべきアーチ形状に、アーチ
部材1を建て込む。そして、図4に示す掘削機10を、
図1に示す走行駆動自在な移動架台17等に積載して、
例えばサイロット部9A内部の、掘進を開始すべき掘進
位置に、前記アーチ部材1をアーチ状に建て込んだ最初
のアーチ帯3のアーチ部材1の凹部1aと係合し得る形
で設置する。このとき、油圧ジャッキ等から成る元押し
ジャッキ15も、図1に示すように、前記掘進位置に、
基礎工2から反力を取る形で、掘削機10を推進し得る
形で設置する。そして、掘削機10のモータ10aを回
転駆動させてカッタ12を回転させ、元押しジャッキ1
5を適宜突出後退させて、前記アーチ状に建て込んだ既
設のアーチ帯3のアーチ部材1の凹部1aと係合する形
でカッタ12を地山20に当接させて、掘削機10によ
り地山20の掘削を開始する。すると、掘削機10は、
既設のアーチ帯3のアーチ部材1の凹部1aに案内され
る形で、地山20を掘進するので、前記既設のアーチ部
材1の側方には、該既設のアーチ帯3に沿って、アーチ
部材1の直径D相当のアーチ状のアーチ型空洞6が形成
される。
【0014】そして、元押しジャッキ15を、1個のア
ーチ部材1の長さLに相当するだけ突出して掘削機10
により掘進し、地山20中の既設のアーチ帯3の側方
に、該既設のアーチ帯3に沿って、アーチ部材1の直径
D相当のアーチ型空洞6をアーチ部材1の長さLだけ形
成したら、掘削機10のモータ10aを停止させてカッ
タ12を停止し、掘進を止める。次に、元押しジャッキ
15を後退させて、元押しジャッキ15と掘削機10の
間に、1個の新たなアーチ部材1を、該新たなアーチ部
材1の凸部1bが前記アーチ状に建て込んだ既設のアー
チ帯3のアーチ部材1の凹部1aと係合し得る形で、設
置する。そして、元押しジャッキ15を適宜突出させ
て、新たなアーチ部材1を掘削機10の後端に当接させ
る。そして、再び、掘削機10のカッタ12を回転させ
ると共に、更に元押しジャッキ15を突出させて、新た
なアーチ部材1の凸部1b及び掘削機10のガイド13
を、前記既設のアーチ帯3のアーチ部材1の凹部1aと
係合する形で掘削機10による地山20の掘削を開始す
る。すると、掘削機10は、新たなアーチ部材1を介し
て元押しジャッキ15から推進力を得る形で、掘進す
る。また、新たなアーチ部材1は、元押しジャッキ15
から押されて、掘削機10によりすでに掘削されたアー
チ型空洞6に、掘削機10の後方に直列に続く形で挿入
される。このとき、新たなアーチ部材1は、構築すべき
トンネル5のアーチ部5aの形状に対応した円弧状に形
成されているので、アーチ型空洞6のアーチ形状に沿っ
て建て込むことにより、小さい推力で建て込むことがで
きるばかりか、正確にアーチ形状を形成することができ
る。また、掘削機10の掘進に伴い生じるズリは、掘削
機10の後方に続くアーチ部材1の中空部1cを通し
て、外部に排出することができる。
【0015】そして、また、元押しジャッキ15を、長
さLに相当するだけ突出して掘削機10により、地山2
0中の既設のアーチ帯3の側方に、該既設のアーチ帯3
に沿って、更にアーチ部材1の直径D相当のアーチ型空
洞6をアーチ部材1の長さLだけ形成したら、掘削機1
0のカッタ12を停止し、掘進を止める。次に、元押し
ジャッキ15を後退させて、元押しジャッキ15と掘削
機10の間に、更に1個の新たなアーチ部材1を、該新
たなアーチ部材1の凸部1bが前記アーチ状に建て込ん
だ既設のアーチ帯3のアーチ部材1の凹部1aと係合し
得る形で、設置する。そして、元押しジャッキ15を適
宜突出させて、新たなアーチ部材1を掘削機10の後端
に当接させて、再び、掘削機10のカッタ12を回転さ
せると共に、更に元押しジャッキ15を突出させて、新
たなアーチ部材1の凸部1b、先に挿入したアーチ部材
1の凸部1b及び掘削機10のガイド13を、前記既設
のアーチ帯3のアーチ部材1の凹部1aと係合する形で
掘削機10による地山20の掘削を開始する。すると、
掘削機10は、新たなアーチ部材1及び先に挿入したア
ーチ部材1を介して元押しジャッキ15から推進力を得
る形で、掘進する。また、新たなアーチ部材1は、元押
しジャッキ15から押されて、掘削機10によりすでに
掘削されたアーチ型空洞6に、掘削機10の直ぐ後方の
先に挿入したアーチ部材1に、更に後方に直列に続く形
で挿入される。このとき、掘削機10の掘進に伴い生じ
るズリは、掘削機10の後方に続くこれらアーチ部材
1、1の中空部1c、1cを通って、外部に排出するこ
とができる。このように、掘削機1を、元押しジャッキ
15のストローク分だけ、推進させて、アーチ状に構築
すべき新たなアーチ部材1を1個ずつ追加しながら、地
山20の掘進と新たなアーチ部材1の建て込みを、サイ
ロット部9B側に到達するまで実施して、新たなアーチ
帯3を構築する。
【0016】ところで、サイロット部9B側において
も、掘進してきた掘削機10を受け取ることができるよ
うに、図1に示す走行駆動自在な移動架台17を、サイ
ロット部9B内部の、掘進が終了するであろう終了位
置、即ち、前記アーチ状に建て込んだ既設のアーチ部材
1の側方に設置しておく。そして、掘削機1がサイロッ
ト部9B側に到達したら、掘削機10は移動架台17で
受けて、移動架台17上で掘削機10を、サイロット部
9A側に向けて掘進し得るように、180゜反転させ
る。このとき、掘削機10のガイド13は、反対側に着
け換える。すると、掘削機10は、サイロット部9A側
からサイロット部9B側に向けて建て込んできたアーチ
部材1の凹部1aに係合し案内される形で、サイロット
部9A側に向けて掘進することができる。そこで、前述
したように、掘削機10を、該アーチ部材1を建て込ん
で構築したアーチ帯3のアーチ部材1の凹部1aと係合
し得る形で設置し、また、元押しジャッキ15も、図1
に示すように、基礎工2から反力を取る形で、掘削機1
0を推進し得る形で設置する。そして、掘削機10のモ
ータ10aを回転駆動させてカッタ12を回転させ、元
押しジャッキ15を適宜突出後退させて、前記アーチ帯
3のアーチ部材1の凹部1aと係合する形でカッタ12
を地山20に当接させて、掘削機10により地山20の
掘削を開始する。すると、掘削機10は、凹部1aに案
内される形で、地山20を掘進するので、前記建て込ん
できたアーチ帯3の側方には、該アーチ帯3に沿って、
アーチ部材1の直径D相当のアーチ型空洞6が形成され
ていく。従って、前述のように、掘削機1を、元押しジ
ャッキ15のストローク分だけ、推進させて、アーチ状
に構築すべき新たなアーチ部材1を1個ずつ追加しなが
ら、地山20の掘進と新たなアーチ部材1の建て込み
を、サイロット部9A側に到達するまで実施していく。
【0017】以上のように、掘削機1を、元押しジャッ
キ15のストローク分だけ、推進させて、サイロット部
9A側からサイロット部9B側、サイロット部9B側か
らサイロット部9A側に向けて、交互に地山の掘削、ア
ーチ部材1の建て込みを繰り返すことにより、地山20
中にアーチ状のアーチ帯3を構築し、これらアーチ帯3
間には、モルタル等を裏込めして、地山20中にトンネ
ル5のアーチ部5aを形成する。次に、このように構築
されたサイロット部9A、9B利用して、アーチ部材1
で、トンネル5のアーチ部5aを形成したら、図2に示
すように、アーチ部5aとなるアーチ状に構築したアー
チ帯3の下方の地山20、即ち、トンネル5の中央部7
の内、構築完了したアーチ帯3の内側部分の地山20を
掘削し、トンネル5のアーチ部5aを露出させる。な
お、アーチ部材1によるアーチ部5aの構築は、トンネ
ル5の中央部7の掘削に対して、数十メートル先行して
行う。
【0018】ところで、アーチ部材1を組み立てるに際
しては、図3に示すように、既に設置されたアーチ部材
1の凹部1aに、新たに設置するアーチ部材1の凸部1
bを嵌入させ、各アーチ部材1をその接続面1f部分が
互いに隣接しないように千鳥型に配列する形で行う。従
って、各アーチ部材1に作用する曲げ、剪断力を、凹部
1aと凸部1bを介して均等に負担することが出来る。
即ち、各アーチ部材1を組み立てるに際しては、アーチ
部材1同士をボルト等の締結器具を介して接合しなくて
も、各アーチ部材1を凹部1a、凸部1bを介して容易
に一体化することが出来るばかりか、アーチ部のアーチ
形状に対応して正確に建て込むことができる。また、掘
削機10により先行して地山20を掘削することによ
り、従来工法のような矢板等の補助的な部材ではなく、
所定の強度を有する(強度の大きな)アーチ部材1を、
図2に示すように、中央部7の掘削に先行して地山20
中に設置することが出来る。尚、アーチ構造であるの
で、アーチ部材1に作用する力は、圧縮力が支配的であ
り、曲げ、剪断力は比較的小さい。
【0019】また、アーチ部材1は強度発現の完了した
プレキャスト部材によって構築されているので、アーチ
型空洞6を掘削するに際して、掘削機10は、掘削機1
0の後方に設置したアーチ部材1から反力を取りながら
前進することが出来る。
【0020】トンネル5の中央部7を掘削するに際して
は、アーチ部5aには、矢板等の補助的な部材ではな
く、所定の強度を有する(強度の大きな)アーチ部材1
が設置されている(覆工が構築されている)ので、大断
面であってもアーチ部5aが強度不足となることはな
く、天井崩落、切羽21の崩壊を防止することが出来
る。また、掘削断面内には障害物もない。従って、効率
的に施工を行うことが出来る。また、トンネル5の中央
部7の掘削と並行して、必要なインバート施工を行う。
【0021】そして、前述のようにアーチ部5aに設置
されたアーチ部材1を、トンネル5の本体構造として、
そのまま利用する。従って、経済的に施工を行うことが
出来る。尚、必要に応じて、アーチ部5aに設置された
アーチ部材1の内側に、二次覆工を施工することも可能
である。
【0022】尚、上述の実施例においては、トンネル5
の構築について述べたが、本発明は、トンネル以外に
も、地中発電所、石油備蓄基地等の巨大な地下空間の構
築に利用することが出来る。
【0023】また、上述の実施例においては、アーチ部
材1は、図7(a)に示すように、円形断面としたが、
アーチ部材1は、互いに係合し得る凹部1aと凸部1b
をアーチ状に形成し得る形で設けていれば良く、例え
ば、図7(b)に示すように、矩形断面のアーチ部材1
Aでも良いし、また、図7(c)に示すように、楕円形
断面のアーチ部材1Bでも良い。ただし、この場合、掘
削機は、それぞれのアーチ部材の断面形状に対応する掘
削断面を有するものが好ましく、例えば、図7(b)に
示すように、矩形断面のアーチ部材1Aを用いて、トン
ネルを構築する場合は、図6に示すような掘削機10A
が望ましい。
【0024】即ち、掘削機10Aは、図7(b)に示す
矩形断面のアーチ部材1Aと略同等な矩形断面を有する
矩形断面の外殻11Aを有しており、外殻11Aの側面
11Aaには、凸部形状のガイド13Aが外殻11の外
形に対応して、円弧状に掘進方向に伸延した形で着脱自
在に設けられている。また、外殻11Aの前方には、回
転自在なカッタ12Aが設けられており、カッタ12A
は、矩形状の掘削線VLに沿って、カッタ12Aを回転
させがら矩形状に移動駆動し得る形で設けられている。
即ち、カッタ12Aは、カッタ12Aを回転させると共
に、掘削線VLに沿って移動駆動することにより、地山
20を矩形断面状に掘削することができる。従って、図
7(b)に示す矩形断面のアーチ部材1Aを挿入し得る
アーチ型空洞を地山20中に掘削することができ、例え
ば、アーチ部材1Aとして、図8に示すような、高さ
H、ピッチP、長さLの矩形断面のアーチ部材1Aを用
いると、トンネル5Aを構築することができる。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のうち第
1の発明は、構築すべきトンネル5等の構造物のアーチ
部5a等のアーチ部のアーチ形状に対応して、その軸心
方向の形状を円弧状に形成したアーチ部材1、1A、1
B等の分割ブロックを有し、該分割ブロックの前記構造
物の構築方向に対応する側面1d、1Ad、1Bd等の
第1の側面に、前記アーチ部の形状に対応して円弧状に
伸延する形で、凹部1a、1Aa、1Ba等の第1の係
合部を設け、前記第1の側面に背向する側面1e、1A
e、1Be等の第2の側面に、前記第1の係合部と係合
し得る凸部1b、1Ab、1Bb等の第2の係合部を設
け、また、地山20を掘削し得る掘削機10、10A等
の掘削機を有し、該掘削機の外殻11、11A等の外殻
を、その軸心方向の形状を前記分割ブロックの形状に対
応させて円弧状に形成し、かつ該外殻の前記構造物構築
方向に対応する側面11a、11Aa等の側面に、前記
分割ブロックの第1の係合部と係合し得るガイド部1
3、13A等の案内部を設け、前記構築すべき構造物の
アーチ部の両端に対応する地山中に、それぞれサイロッ
ト部9A、9B等のサイロットを構築し、前記サイロッ
ト間に、前記掘削機を掘進させると共に、該掘削機の後
方に前記分割ブロックを前記第1の係合部と第2の係合
部のそれぞれが整合する形で、直列に建て込みアーチ帯
3、3A等のアーチブロックを構築し、前記アーチブロ
ック構築後、前記掘削機を、該掘削機の案内部と、前記
アーチブロックに建て込まれた分割ブロックの第1の係
合部とを係合させて、第1の係合部をガイドとして、前
記サイロット間を掘進させると共に、該掘削機の後方に
前記分割ブロックを、該分割ブロックの前記第2の係合
部を前記アーチブロックの分割ブロックの第1の係合部
とを係合させて、該第1の係合部をガイドとして、直列
に建て込み、前記アーチブロックに隣接して新たなアー
チブロックを構築し、これら構築されたアーチブロック
の内側部分の地山を掘削するようにして構成したので、
【0026】大断面地中構造物を、効率的、経済的に施
工することが出来る。即ち、掘削機が、該掘削機の案内
部が分割ブロックの第1の係合部に案内される形で、構
造物のアーチ部のアーチ形状に対応して正確に掘削する
ことができる。また、第1及び第2の係合部が互いに係
合することにより、複数の分割ブロックを、ボルト等の
締結器具を使用せずに組み立てて、一体化することが出
来ると共に、アーチ部のアーチ形状に対応して正確に建
て込むことができる。また、掘削機により地山20を先
行して掘削することにより、分割ブロックとして、鉄筋
コンクリートプレキャスト部材等の所定の強度を有する
(強度の大きな)部材を、先行して地山中に設置するこ
とが出来る。従って、設置された分割ブロックの内側部
分(中央部7)の地山20を掘削するに際して、掘削す
べき断面が大断面であっても、分割ブロックの設置され
たアーチブロックが強度不足となることはなく、天井崩
落、切羽崩壊を防止することが出来、効率的に施工を行
うことが出来る。更に、先行して設置された分割ブロッ
クを、中央部7の地山20を掘削する際の補助手段とし
てだけではなく、大断面地中構造物の本体構造としても
利用することが出来るので、経済的に施工することが出
来る。
【0027】また、本発明のうち第2の発明は、トンネ
ル5等の構造物を形成し得るアーチ部材1、1A、1B
等の分割ブロックにおいて、該分割ブロックを、前記構
造物のアーチ部5a等のアーチ部のアーチ形状に対応し
て、その軸心方向の形状を円弧状に形成し、該分割ブロ
ックの前記構造物の構築方向に対応する側面1d、1A
d、1Bd等の第1の側面に、前記アーチ部の形状に対
応して円弧状に伸延する形で、凹部1a、1Aa、1B
a等の第1の係合部を設け、前記第1の側面に背向する
側面1e、1Ae、1Be等の第2の側面に、前記第1
の係合部と係合し得る凸部1b、1Ab、1Bb等の第
2の係合部を設けて構成したので、第1及び第2の係合
部が互いに係合することにより、複数の分割ブロック
を、ボルト等の締結器具を使用せずに組み立てて、一体
化することが出来ると共に、アーチ部のアーチ形状に対
応して正確に建て込むことができる。また、分割ブロッ
クを、構築すべき構築物のアーチ部のアーチ形状に掘削
された地山中に建て込む際に、該アーチ形状に沿って建
て込むことにより、小さい推進力で建て込むことができ
る。
【0028】更に、本発明のうち第3の発明は、地山を
掘削し得る掘削機において、外殻11、11A等の外殻
を有し、該外殻を、構築すべきトンネル5等の構造物の
アーチ部5a等のアーチ部のアーチ形状に対応して、そ
の軸心方向の形状を円弧状に形成し、該外殻の前記構造
物の構築方向に対応する側面11a、11Aa等の側面
に、該構造物の構築に用いる分割ブロックと係合し得る
ガイド13、13A等の案内部を設けて構成したので、
案内部が分割ブロックに案内される形で、構造物のアー
チ部のアーチ形状に対応して正確に掘削することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による大断面地中構造物の構築
方法の一実施例を示す正面図である。
【図2】図2は、図1を側面方向から投影した断面図で
ある。
【図3】図3は、図1に示した大断面地中構造物の構築
方法に使用されるアーチ部材の斜視図である。
【図4】図4は、図1に示した大断面地中構造物の構築
方法に使用される掘削機の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図5】図5は、図4に示した掘削機の正面図である。
【図6】図6は、図4に示した掘削機の別の例を示す掘
削機の正面図である。
【図7】図7は、本発明による大断面地中構造物の構築
方法に使用されるアーチ部材の断面図であり、(a)
は、図1に示したアーチ部材の断面図である。(b)
は、別のアーチ部材の断面図である。(c)は、更に別
のアーチ部材の断面図である。
【図8】図8は、図7(b)に示したアーチ部材の斜視
図である。
【符号の説明】
1、1A、1B……分割ブロック(アーチ部材) 1a、1Aa、1Ba……第1の係合部(凹部) 1b、1Ab、1Bb……第2の係合部(凸部) 1d、1Ad、1Bd……第1の側面(側面) 1e、1Ae、1Be……第2の側面(側面) 3、3A……アーチブロック(アーチ帯) 5……構造物(トンネル) 5a……アーチ部(アーチ部) 9A、9B……サイロット(サイロット部) 10、10A……掘削機(掘削機) 11、11A……外殻(外殻) 11a、11Aa……側面(側面) 13、13A……案内部(ガイド) 20……地山

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構築すべき構造物のアーチ部のアーチ形
    状に対応して、その軸心方向の形状を円弧状に形成した
    分割ブロックを有し、 該分割ブロックの前記構造物の構築方向に対応する第1
    の側面に、前記アーチ部の形状に対応して円弧状に伸延
    する形で、第1の係合部を設け、 前記第1の側面に背向する第2の側面に、前記第1の係
    合部と係合し得る第2の係合部を設け、 また、地山を掘削し得る掘削機を有し、 該掘削機の外殻を、その軸心方向の形状を前記分割ブロ
    ックの形状に対応させて円弧状に形成し、かつ該外殻の
    前記構造物構築方向に対応する側面に、前記分割ブロッ
    クの第1の係合部と係合し得る案内部を設け、 前記構築すべき構造物のアーチ部の両端に対応する地山
    中に、それぞれサイロットを構築し、 前記サイロット間に、前記掘削機を掘進させると共に、
    該掘削機の後方に前記分割ブロックを前記第1の係合部
    と第2の係合部のそれぞれが整合する形で、直列に建て
    込みアーチブロックを構築し、 前記アーチブロック構築後、前記掘削機を、該掘削機の
    案内部と、前記アーチブロックに建て込まれた分割ブロ
    ックの第1の係合部とを係合させて、第1の係合部をガ
    イドとして、前記サイロット間を掘進させると共に、該
    掘削機の後方に前記分割ブロックを、該分割ブロックの
    前記第2の係合部を前記アーチブロックの分割ブロック
    の第1の係合部とを係合させて、該第1の係合部をガイ
    ドとして、直列に建て込み、前記アーチブロックに隣接
    して新たなアーチブロックを構築し、 これら構築されたアーチブロックの内側部分の地山を掘
    削するようにして構成した大断面地中構造物の構築方
    法。
  2. 【請求項2】 構築物を形成し得る分割ブロックにおい
    て、 該分割ブロックを、前記構造物のアーチ部のアーチ形状
    に対応して、その軸心方向の形状を円弧状に形成し、 該分割ブロックの前記構造物の構築方向に対応する第1
    の側面に、前記アーチ部の形状に対応して円弧状に伸延
    する形で、第1の係合部を設け、 前記第1の側面に背向する第2の側面に、前記第1の係
    合部と係合し得る第2の係合部を設けて構成した大断面
    地中構造物の構築に用いる分割ブロック。
  3. 【請求項3】 地山を掘削し得る掘削機において、 外殻を有し、 該外殻を、構築すべき構造物のアーチ部のアーチ形状に
    対応して、その軸心方向の形状を円弧状に形成し、 該外殻の前記構造物の構築方向に対応する側面に、該構
    造物の構築に用いる分割ブロックと係合し得る案内部を
    設けて構成した大断面地中構造物の構築に用いる掘削
    機。
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