JP3247331B2 - 支保用セグメントによる支保体の形成方法 - Google Patents
支保用セグメントによる支保体の形成方法Info
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- JP3247331B2 JP3247331B2 JP36446097A JP36446097A JP3247331B2 JP 3247331 B2 JP3247331 B2 JP 3247331B2 JP 36446097 A JP36446097 A JP 36446097A JP 36446097 A JP36446097 A JP 36446097A JP 3247331 B2 JP3247331 B2 JP 3247331B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル掘削機に
よって掘削された崩壊性の高い岩盤掘削壁面を支保する
ための支保体の形成方法に関するものである。
よって掘削された崩壊性の高い岩盤掘削壁面を支保する
ための支保体の形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トンネル掘削機によってトンネルを掘進
する場合、トンネル掘削壁面が肌落ちしたり、崩落する
ことがあり、このため、従来からトンネル掘削機の後方
において、トンネル掘削壁面に沿ってH形鋼からなるリ
ング状支保体を組み立てると共に前後に隣接するリング
状支保体間にエキスパンドメタルもしくは金網等の覆工
部材を張設し、この覆工部材によってトンネル内にトン
ネル掘削壁面から緩んだ岩盤が崩落するのを防止した支
保体を形成している。
する場合、トンネル掘削壁面が肌落ちしたり、崩落する
ことがあり、このため、従来からトンネル掘削機の後方
において、トンネル掘削壁面に沿ってH形鋼からなるリ
ング状支保体を組み立てると共に前後に隣接するリング
状支保体間にエキスパンドメタルもしくは金網等の覆工
部材を張設し、この覆工部材によってトンネル内にトン
ネル掘削壁面から緩んだ岩盤が崩落するのを防止した支
保体を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな支保体の組立手段によれば、支保体の組み立てをト
ンネル掘削機の後方において行うものであるから、リン
グ状支保体部材の組立時や覆工部材の張設時に岩盤がト
ンネル内に崩落する虞れがあって極めて危険であると共
に作業が円滑に行えなくなるという問題点がある。この
ため、トンネル掘削機のスキンプレート内で、トンネル
周方向に円弧状に彎曲した複数個の矩形状セグメントを
組立てゝリング状の支保体を形成したのち、このリング
状支保体をトンネル掘削機の掘進に従って順次、トンネ
ル掘削壁面側に送り出すことが行われているが、トンネ
ル掘削機のスキンプレート内で組立てられたリング状支
保体はトンネル掘削壁面よりも小径であるために、トン
ネル壁面側に送り出した時に該支保体とトンネル掘削壁
面との間に隙間が生じてトンネル掘削壁面を支持できな
い状態となり、岩盤の崩落を許容することになる。
うな支保体の組立手段によれば、支保体の組み立てをト
ンネル掘削機の後方において行うものであるから、リン
グ状支保体部材の組立時や覆工部材の張設時に岩盤がト
ンネル内に崩落する虞れがあって極めて危険であると共
に作業が円滑に行えなくなるという問題点がある。この
ため、トンネル掘削機のスキンプレート内で、トンネル
周方向に円弧状に彎曲した複数個の矩形状セグメントを
組立てゝリング状の支保体を形成したのち、このリング
状支保体をトンネル掘削機の掘進に従って順次、トンネ
ル掘削壁面側に送り出すことが行われているが、トンネ
ル掘削機のスキンプレート内で組立てられたリング状支
保体はトンネル掘削壁面よりも小径であるために、トン
ネル壁面側に送り出した時に該支保体とトンネル掘削壁
面との間に隙間が生じてトンネル掘削壁面を支持できな
い状態となり、岩盤の崩落を許容することになる。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところはトンネル掘削機のス
キンプレート内で組立てたリング状支保体を岩盤の緩み
部分からの崩落や肌落ちを確実に防止しながらトンネル
掘削壁面側に送り出すことができる支保体の形成方法を
提供するにある。
たもので、その目的とするところはトンネル掘削機のス
キンプレート内で組立てたリング状支保体を岩盤の緩み
部分からの崩落や肌落ちを確実に防止しながらトンネル
掘削壁面側に送り出すことができる支保体の形成方法を
提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1に係る支保工の形成方法は、少なく
とも上半部にスキンプレートを有するトンネル掘削機に
より掘削したトンネル の支保体形成方法であって、上記
スキンプレートの後端部内で、矩形状湾曲板らなる複数
個のセグメントを、各セグメントの後端側の湾曲縁外周
面に突設している湾曲突条部をスキンプレートから後方
に突出させ、且つ該湾曲突条部の前端面をスキンプレー
トの後端面に係合させると共にその外周端面をトンネル
掘削壁面に当接させた状態にして順次スキンプレートの
周方向に組立てることによりリング状の支保体を形成
し、しかるのち、このリング状支保工を上記トンネル掘
削機の掘進に伴い上記トンネル掘削機の後方に相対的に
送り出して該リング状支保工の外周面とトンネル掘削壁
面との空間部に固化材を充填することを特徴としてい
る。
に本発明の請求項1に係る支保工の形成方法は、少なく
とも上半部にスキンプレートを有するトンネル掘削機に
より掘削したトンネル の支保体形成方法であって、上記
スキンプレートの後端部内で、矩形状湾曲板らなる複数
個のセグメントを、各セグメントの後端側の湾曲縁外周
面に突設している湾曲突条部をスキンプレートから後方
に突出させ、且つ該湾曲突条部の前端面をスキンプレー
トの後端面に係合させると共にその外周端面をトンネル
掘削壁面に当接させた状態にして順次スキンプレートの
周方向に組立てることによりリング状の支保体を形成
し、しかるのち、このリング状支保工を上記トンネル掘
削機の掘進に伴い上記トンネル掘削機の後方に相対的に
送り出して該リング状支保工の外周面とトンネル掘削壁
面との空間部に固化材を充填することを特徴としてい
る。
【0006】また、請求項2に係る支保工の形成方法
は、少なくとも上半部にスキンプレートを有するトンネ
ル掘削機により掘削したトンネルの支保体形成方法であ
って、トンネル掘削機のスキンプレートの後部に、後端
がスキンプレートの後端面から後方に開口しているトン
ネル長さ方向に長いスリットを周方向に所定間隔毎に穿
設しておき、このトンネル掘削機の上記スキンプレート
内で矩形湾曲板からなる複数個のセグメントを、各セグ
メントの直状端縁部外周面に突設してなる突条部をスキ
ンプレートの上記スリットに嵌入した状態にしてリング
状の支保工を組立て、しかるのち、このリング状支保工
を上記トンネル掘削機の掘進に伴いトンネル掘削機の後
方に相対的に送り出して該リング状支保工の外周面とト
ンネル掘削壁面との空間部に固化材を充填することを特
徴とするものである。
は、少なくとも上半部にスキンプレートを有するトンネ
ル掘削機により掘削したトンネルの支保体形成方法であ
って、トンネル掘削機のスキンプレートの後部に、後端
がスキンプレートの後端面から後方に開口しているトン
ネル長さ方向に長いスリットを周方向に所定間隔毎に穿
設しておき、このトンネル掘削機の上記スキンプレート
内で矩形湾曲板からなる複数個のセグメントを、各セグ
メントの直状端縁部外周面に突設してなる突条部をスキ
ンプレートの上記スリットに嵌入した状態にしてリング
状の支保工を組立て、しかるのち、このリング状支保工
を上記トンネル掘削機の掘進に伴いトンネル掘削機の後
方に相対的に送り出して該リング状支保工の外周面とト
ンネル掘削壁面との空間部に固化材を充填することを特
徴とするものである。
【0007】
【作用】支保用セグメントは、トンネル掘削機のスキン
プレート内において複数個、互いに接合する直状端縁部
の端面同士を連結することによってリング状の支保体に
組立てられる。この際、請求項1に記載のセグメントの
場合には、そのセグメント主体の一方の湾曲縁外周面に
突設している突条部をスキンプレートの後端から後方に
突出させ、該突条部の円弧状に湾曲した外周端面をトン
ネル掘削壁面に当接させた状態にして組立てる。そうす
ると、支保体を形成した全てのセグメントの突条部が円
環状に連なってその外周端面でスキンプレート直後のト
ンネル掘削壁面を支持した状態となる。この状態にして
トンネル掘削機を掘進させ、掘削されたトンネル掘削壁
面に該リング状支保体を送り出すと、突条部によって常
にトンネル掘削壁面からの岩盤の崩落を防止しながら支
保体がトンネル掘削壁面側に移動する。この支保体をト
ンネル掘削壁面に送り出したのち、該支保体の外周面と
トンネル掘削壁面との間の空隙部に固化材を充填する。
プレート内において複数個、互いに接合する直状端縁部
の端面同士を連結することによってリング状の支保体に
組立てられる。この際、請求項1に記載のセグメントの
場合には、そのセグメント主体の一方の湾曲縁外周面に
突設している突条部をスキンプレートの後端から後方に
突出させ、該突条部の円弧状に湾曲した外周端面をトン
ネル掘削壁面に当接させた状態にして組立てる。そうす
ると、支保体を形成した全てのセグメントの突条部が円
環状に連なってその外周端面でスキンプレート直後のト
ンネル掘削壁面を支持した状態となる。この状態にして
トンネル掘削機を掘進させ、掘削されたトンネル掘削壁
面に該リング状支保体を送り出すと、突条部によって常
にトンネル掘削壁面からの岩盤の崩落を防止しながら支
保体がトンネル掘削壁面側に移動する。この支保体をト
ンネル掘削壁面に送り出したのち、該支保体の外周面と
トンネル掘削壁面との間の空隙部に固化材を充填する。
【0008】また、円弧状に湾曲した矩形状湾曲板から
なるセグメント主体の直状端縁部の外周面に一定高さの
突条部を突設している支保用セグメントによる支保体の
形成方法においては、請求項2に記載したように、後部
に、後端がスキンプレートの後端面から後方に開口して
いるトンネル長さ方向に長いスリットを周方向に所定間
隔毎に穿設してなるスキンプレートを備えたトンネル掘
削機を用い、このトンネル掘削機のスキンプレート内で
上記セグメントを複数個、各セグメントの直状端縁部外
周面に突設している突条部をスキンプレートの上記スリ
ットに嵌入した状態にし且つ互いに接合する直状端縁部
の端面同士を連結することによってリング状の支保体を
組立てる。この際、後端側の湾曲縁外周面にも突条部を
突設している場合には、該突条部を請求項1に記載のセ
グメントと同様にスキンプレートの後端から後方に突出
させ、該突条部の円弧状に湾曲した外周端面をトンネル
掘削壁面に当接させた状態にする。
なるセグメント主体の直状端縁部の外周面に一定高さの
突条部を突設している支保用セグメントによる支保体の
形成方法においては、請求項2に記載したように、後部
に、後端がスキンプレートの後端面から後方に開口して
いるトンネル長さ方向に長いスリットを周方向に所定間
隔毎に穿設してなるスキンプレートを備えたトンネル掘
削機を用い、このトンネル掘削機のスキンプレート内で
上記セグメントを複数個、各セグメントの直状端縁部外
周面に突設している突条部をスキンプレートの上記スリ
ットに嵌入した状態にし且つ互いに接合する直状端縁部
の端面同士を連結することによってリング状の支保体を
組立てる。この際、後端側の湾曲縁外周面にも突条部を
突設している場合には、該突条部を請求項1に記載のセ
グメントと同様にスキンプレートの後端から後方に突出
させ、該突条部の円弧状に湾曲した外周端面をトンネル
掘削壁面に当接させた状態にする。
【0009】この状態にして、トンネル掘削機を掘進さ
せ、掘削されたトンネル掘削壁面に該リング状支保体を
トンネル掘削機の掘進に従って相対的に送り出すと、ス
キンプレートのスリット内に嵌入している各セグメント
の直状突条部はスキンプレートの外周方のトンネル掘削
壁面に摺接して該掘削壁面からの岩盤の崩落を抑制しな
からスリット内から後方に抜け出し、該突条部によって
スキンプレート後方のトンネル掘削壁面を支持した状態
にすることができる。こうして、トンネル掘削壁面側に
送り出されたリング状支保体の外周面とトンネル掘削壁
面との間の空隙部に固化材を充填する。
せ、掘削されたトンネル掘削壁面に該リング状支保体を
トンネル掘削機の掘進に従って相対的に送り出すと、ス
キンプレートのスリット内に嵌入している各セグメント
の直状突条部はスキンプレートの外周方のトンネル掘削
壁面に摺接して該掘削壁面からの岩盤の崩落を抑制しな
からスリット内から後方に抜け出し、該突条部によって
スキンプレート後方のトンネル掘削壁面を支持した状態
にすることができる。こうして、トンネル掘削壁面側に
送り出されたリング状支保体の外周面とトンネル掘削壁
面との間の空隙部に固化材を充填する。
【0010】なお、スキンプレート内で組立てられた上
記リング状支保体は、スキンプレートから後方に送り出
す際に、その後端面を既にスキンプレート後方のトンネ
ル掘削壁面に形成されているリング状支保体の前端面に
当接させた状態で送り出され、送り出したのち一体に連
結されてトンネル掘削壁面を全長に亘って支保する一連
の支保体を形成するものである。
記リング状支保体は、スキンプレートから後方に送り出
す際に、その後端面を既にスキンプレート後方のトンネ
ル掘削壁面に形成されているリング状支保体の前端面に
当接させた状態で送り出され、送り出したのち一体に連
結されてトンネル掘削壁面を全長に亘って支保する一連
の支保体を形成するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の具体的な実施の形
態を図面について説明すると、図1は強化コンクリート
(RC)製のセグメント、図2は鋼板製セグメントであ
って、いずれのセグメントS1もトンネルの周方向に円弧
状に湾曲した矩形状湾曲板からなるセグメント主体1の
後端側の湾曲縁外周面にトンネル掘削壁面10に当接させ
る一定高さ(後述するトンネル掘削機のスキンプレート
11の厚みに略等しい高さ)の湾曲突条部2を該セグメン
ト主体1のトンネル長さ方向に平行な直状端面の後端間
に亘って突設してあり、このセグメント主体1の中央部
には固化材注入孔3を内外周面間に亘って貫設している
と共にRC製セグメントの場合にはその四方端面にボル
ト・ナットによる連結用ボックス4が一体に設けられて
あり、鋼板製セグメントの場合には四方縁辺部にセグメ
ント主体1の内外周面間に亘って貫通した孔に合致させ
て埋込ボルト4'を設けてなるものである。
態を図面について説明すると、図1は強化コンクリート
(RC)製のセグメント、図2は鋼板製セグメントであ
って、いずれのセグメントS1もトンネルの周方向に円弧
状に湾曲した矩形状湾曲板からなるセグメント主体1の
後端側の湾曲縁外周面にトンネル掘削壁面10に当接させ
る一定高さ(後述するトンネル掘削機のスキンプレート
11の厚みに略等しい高さ)の湾曲突条部2を該セグメン
ト主体1のトンネル長さ方向に平行な直状端面の後端間
に亘って突設してあり、このセグメント主体1の中央部
には固化材注入孔3を内外周面間に亘って貫設している
と共にRC製セグメントの場合にはその四方端面にボル
ト・ナットによる連結用ボックス4が一体に設けられて
あり、鋼板製セグメントの場合には四方縁辺部にセグメ
ント主体1の内外周面間に亘って貫通した孔に合致させ
て埋込ボルト4'を設けてなるものである。
【0012】図3、図4は本発明の支保形成方法に用い
るセグメントの別な実施例を示すもので、図3は強化コ
ンクリート(RC)製のセグメント、図4は鋼板製セグ
メントであって、いずれのセグメントS2もトンネルの周
方向に円弧状に湾曲した矩形状湾曲板からなるセグメン
ト主体1において、トンネル長さ方向に平行な両端側の
直状端縁部の外周面にトンネル掘削壁面に当接させる一
定高さ(後述するトンネル掘削機のスキンプレート11の
厚みに略等しい高さ)の直状突条部5、5を突設してな
るものである。固化材注入孔3等のその他の構造は上記
図1、図2に示したセグメントと同一であるので同一部
分に同一番号を付してその説明を省略する。
るセグメントの別な実施例を示すもので、図3は強化コ
ンクリート(RC)製のセグメント、図4は鋼板製セグ
メントであって、いずれのセグメントS2もトンネルの周
方向に円弧状に湾曲した矩形状湾曲板からなるセグメン
ト主体1において、トンネル長さ方向に平行な両端側の
直状端縁部の外周面にトンネル掘削壁面に当接させる一
定高さ(後述するトンネル掘削機のスキンプレート11の
厚みに略等しい高さ)の直状突条部5、5を突設してな
るものである。固化材注入孔3等のその他の構造は上記
図1、図2に示したセグメントと同一であるので同一部
分に同一番号を付してその説明を省略する。
【0013】図5、図6は本発明の支保形成方法に用い
るセグメントの更に別な実施例を示すもので、図3は強
化コンクリート(RC)製のセグメント、図4は鋼板製
セグメントであって、いずれのセグメントS3もトンネル
の周方向に円弧状に湾曲した矩形状湾曲板からなるセグ
メント主体1の後端側の湾曲縁外周面に上記図1、図2
に示したセグメントと同様に、トンネル掘削壁面10に当
接させる一定高さ(後述するトンネル掘削機のスキンプ
レート11の厚みに略等しい高さ)の湾曲突条部2を該セ
グメント主体1のトンネル長さ方向に平行な直状端面の
後端間に亘って突設していると共に、トンネル長さ方向
に平行な両端側の直状端縁部の外周面に上記湾曲突条部
2と同一高さで且つ該湾曲突条部2の端部に直角に連な
ってトンネル掘削壁面に当接させる直状突条部5、5を
突設してなるものである。固化材注入孔3等のその他の
構造は上記図1〜図4に示したセグメントと同一である
ので、同一部分に同一番号を付してその説明を省略す
る。なお、このセグメントS3においては、上記直状突条
部5はセグメント主体1のいずれか一方の直状端面側に
のみ設けておいてもよい。
るセグメントの更に別な実施例を示すもので、図3は強
化コンクリート(RC)製のセグメント、図4は鋼板製
セグメントであって、いずれのセグメントS3もトンネル
の周方向に円弧状に湾曲した矩形状湾曲板からなるセグ
メント主体1の後端側の湾曲縁外周面に上記図1、図2
に示したセグメントと同様に、トンネル掘削壁面10に当
接させる一定高さ(後述するトンネル掘削機のスキンプ
レート11の厚みに略等しい高さ)の湾曲突条部2を該セ
グメント主体1のトンネル長さ方向に平行な直状端面の
後端間に亘って突設していると共に、トンネル長さ方向
に平行な両端側の直状端縁部の外周面に上記湾曲突条部
2と同一高さで且つ該湾曲突条部2の端部に直角に連な
ってトンネル掘削壁面に当接させる直状突条部5、5を
突設してなるものである。固化材注入孔3等のその他の
構造は上記図1〜図4に示したセグメントと同一である
ので、同一部分に同一番号を付してその説明を省略す
る。なお、このセグメントS3においては、上記直状突条
部5はセグメント主体1のいずれか一方の直状端面側に
のみ設けておいてもよい。
【0014】なお、上記セグメントS1〜S3の湾曲方向の
長さは、トンネル掘削壁面10を周方向に複数分割した長
さに形成されていると共に前後円弧状湾曲端面は垂直な
平坦面に形成され、両側直状端面はトンネル中心に向か
う平坦な面に形成されてあり、これらの円弧状湾曲端面
と直状端面とに上記湾曲突条部2の後端面と直状突条部
5の外側端面とが面一に連続しているものである。
長さは、トンネル掘削壁面10を周方向に複数分割した長
さに形成されていると共に前後円弧状湾曲端面は垂直な
平坦面に形成され、両側直状端面はトンネル中心に向か
う平坦な面に形成されてあり、これらの円弧状湾曲端面
と直状端面とに上記湾曲突条部2の後端面と直状突条部
5の外側端面とが面一に連続しているものである。
【0015】図7〜図9は上記セグメントS1〜S3、特
に、図3、図4に示したセグメントS2又は図5、図6に
示したセグメントS3によってリング状の支保体Aを組み
立てたのち、トンネル掘削壁面10に送り出して該トンネ
ル掘削壁面10を支保するのに適したトンネル掘削機Bを
示すもので、このトンネル掘削機Bにおける一定長さを
有する円筒形状のスキンプレート11の後部には、後端が
スキンプレートの後端面から後方に開口しているトンネ
ル長さ方向に長いスリット12を上記セグメントS1〜S3の
円弧長と同一間隔毎に周方向に穿設している。このスリ
ット12とスキンプレート11の内外周面間に貫通している
と共にその長さはセグメントS1〜S3のトンネル長さ方向
の幅に略等しくしている。
に、図3、図4に示したセグメントS2又は図5、図6に
示したセグメントS3によってリング状の支保体Aを組み
立てたのち、トンネル掘削壁面10に送り出して該トンネ
ル掘削壁面10を支保するのに適したトンネル掘削機Bを
示すもので、このトンネル掘削機Bにおける一定長さを
有する円筒形状のスキンプレート11の後部には、後端が
スキンプレートの後端面から後方に開口しているトンネ
ル長さ方向に長いスリット12を上記セグメントS1〜S3の
円弧長と同一間隔毎に周方向に穿設している。このスリ
ット12とスキンプレート11の内外周面間に貫通している
と共にその長さはセグメントS1〜S3のトンネル長さ方向
の幅に略等しくしている。
【0016】トンネル掘削機Bは上記スキンプレート11
の前端開口部に一体に設けている隔壁13と、この隔壁13
の前面に固着した支持部材14に回転自在に支持され且つ
該支持部材14内に装着している駆動モータ(図示せず)
によって回転駆動させられるカッタ板15と、上記隔壁13
の後端中央部にその先端を一体的に固着して上記スキン
プレート11の中央空間部を通じて該スキンプレート11の
後端から後方に水平状に延出しているビーム体16と、支
持部材14の上下左右に一体的に装着された伸縮自在なフ
ロンドグリッパ17と、ビーム体16の下面に沿って摺動自
在に配設されたリアグリッパ18と、隔離13の中央両側部
とリアグリッパ18間を連結した左右推進ジャッキ19と、
図9に示すように、上記ビーム体16に前後摺動自在に被
嵌している前側摺動枠20の上面と両側面とに一体に装着
した保持ジャッキ21とから構成されている。
の前端開口部に一体に設けている隔壁13と、この隔壁13
の前面に固着した支持部材14に回転自在に支持され且つ
該支持部材14内に装着している駆動モータ(図示せず)
によって回転駆動させられるカッタ板15と、上記隔壁13
の後端中央部にその先端を一体的に固着して上記スキン
プレート11の中央空間部を通じて該スキンプレート11の
後端から後方に水平状に延出しているビーム体16と、支
持部材14の上下左右に一体的に装着された伸縮自在なフ
ロンドグリッパ17と、ビーム体16の下面に沿って摺動自
在に配設されたリアグリッパ18と、隔離13の中央両側部
とリアグリッパ18間を連結した左右推進ジャッキ19と、
図9に示すように、上記ビーム体16に前後摺動自在に被
嵌している前側摺動枠20の上面と両側面とに一体に装着
した保持ジャッキ21とから構成されている。
【0017】なお、上記リアグリッパ18は、ビーム体16
の後部に摺動自在に被嵌した後側摺動枠23の両側端面に
水平方向に向かって伸縮自在に装着されている。また、
前側摺動枠20は人手によって前後摺動操作を行ってもよ
いが、ジャッキ( 図示せず)により前後動させるように
構成しておくことが好ましい。なお、カッタ板13によっ
て掘削された土砂はコンベア(図示せず)等の適宜な搬
出手段によって後方に排出される。
の後部に摺動自在に被嵌した後側摺動枠23の両側端面に
水平方向に向かって伸縮自在に装着されている。また、
前側摺動枠20は人手によって前後摺動操作を行ってもよ
いが、ジャッキ( 図示せず)により前後動させるように
構成しておくことが好ましい。なお、カッタ板13によっ
て掘削された土砂はコンベア(図示せず)等の適宜な搬
出手段によって後方に排出される。
【0018】このように構成したトンネル掘削機10のス
キンプレート11の後端部内において図1、図2に示すよ
うなセグメントS1を複数個、組み合わせてリング状支保
体Aを形成する場合、各セグメントS1におけるセグメン
ト主体1の後端に外径方向に向かって突設している湾曲
突条部2をスキンプレート11から後方に突出させ、且つ
該湾曲突条部2の前端面を図7に示すように、スキンプ
レート11の後端面に係合させた状態にすると共に後端面
を既にトンネル掘削壁面10を支保しているリング状支保
工A'の前端面に当接させた状態にして順次、スキンプレ
ート11の周方向に組立て、互いに接合する直状端面同士
をボルト・ナットにより仮止めしてリング状支保体Aを
形成すると共に既設の上記リング状支保体A'の前端面に
該リング状支保体Aの後端面をボルト・ナットにより仮
止めしておく。
キンプレート11の後端部内において図1、図2に示すよ
うなセグメントS1を複数個、組み合わせてリング状支保
体Aを形成する場合、各セグメントS1におけるセグメン
ト主体1の後端に外径方向に向かって突設している湾曲
突条部2をスキンプレート11から後方に突出させ、且つ
該湾曲突条部2の前端面を図7に示すように、スキンプ
レート11の後端面に係合させた状態にすると共に後端面
を既にトンネル掘削壁面10を支保しているリング状支保
工A'の前端面に当接させた状態にして順次、スキンプレ
ート11の周方向に組立て、互いに接合する直状端面同士
をボルト・ナットにより仮止めしてリング状支保体Aを
形成すると共に既設の上記リング状支保体A'の前端面に
該リング状支保体Aの後端面をボルト・ナットにより仮
止めしておく。
【0019】ボルト・ナットによる上記セグメント同士
の連結は、セグメントがRC製の場合には、図11に示す
ようにセグメント同士の接合面において互いに対向する
連結用ボックス4、4間をボルト・ナット7により連結
するものであり、セグメントが鋼板製の場合には図12に
示すように、セグメント同士の接合部において、両セグ
メントの内周面間に連結板8を添設し、この連結板8に
穿設している孔を通じて埋込みボルト4'にナット7'を螺
合させることにより行う。
の連結は、セグメントがRC製の場合には、図11に示す
ようにセグメント同士の接合面において互いに対向する
連結用ボックス4、4間をボルト・ナット7により連結
するものであり、セグメントが鋼板製の場合には図12に
示すように、セグメント同士の接合部において、両セグ
メントの内周面間に連結板8を添設し、この連結板8に
穿設している孔を通じて埋込みボルト4'にナット7'を螺
合させることにより行う。
【0020】上記のようにリング状支保体Aを形成する
と、各セグメント主体1の上記湾曲突条部2がトンネル
掘削壁面10に沿って連続して円環状の湾曲突条部を形成
すると共に該湾曲突条部2の外周端面(先端面)がスキ
ンプレート直後のトンネル掘削壁面10に当接し、この掘
削壁面10からの岩盤の崩落を阻止した状態となる。この
リング状支保体Aの形成後、前側摺動枠20に装着してい
る上部及び両側の保持ジャッキ21を伸長させてそれらの
先端面をリング状支保体Aの内周面に押圧させることに
よりリング状支保体Aを保持する。
と、各セグメント主体1の上記湾曲突条部2がトンネル
掘削壁面10に沿って連続して円環状の湾曲突条部を形成
すると共に該湾曲突条部2の外周端面(先端面)がスキ
ンプレート直後のトンネル掘削壁面10に当接し、この掘
削壁面10からの岩盤の崩落を阻止した状態となる。この
リング状支保体Aの形成後、前側摺動枠20に装着してい
る上部及び両側の保持ジャッキ21を伸長させてそれらの
先端面をリング状支保体Aの内周面に押圧させることに
よりリング状支保体Aを保持する。
【0021】次いで、トンネル掘削機Bを掘進させる
と、その掘進に従ってスキンプレート11内のリング状支
保体Aが該湾曲突条部2によって常にトンネル掘削壁面
10からの岩盤の崩落を防止しながら後方のトンネル掘削
壁面10側に送り出され、トンネル掘削機Bがリング状支
保体Aの前後幅に等しいスパン分のトンネル掘削を行っ
た時には、該リング状支保体全体がスキンプレート後方
のトンネル掘削壁面10に送り出された状態となる。
と、その掘進に従ってスキンプレート11内のリング状支
保体Aが該湾曲突条部2によって常にトンネル掘削壁面
10からの岩盤の崩落を防止しながら後方のトンネル掘削
壁面10側に送り出され、トンネル掘削機Bがリング状支
保体Aの前後幅に等しいスパン分のトンネル掘削を行っ
た時には、該リング状支保体全体がスキンプレート後方
のトンネル掘削壁面10に送り出された状態となる。
【0022】この状態にしたのち、既設のリング状支保
体A'と送り出したリング状支保体Aとの前後接合面、及
び、送り出したリング状支保体Aの互いに接合したセグ
メント主体1、1の直状端面同士をボルト・ナットによ
って強固に締結する一方、前側摺動枠20に装着している
保持ジャッキ21を収縮させて該前側摺動枠20をスキンプ
レート11内側に前進させ、スキンプレート11内で組立て
られた次のリング状支保体の保持を行う。
体A'と送り出したリング状支保体Aとの前後接合面、及
び、送り出したリング状支保体Aの互いに接合したセグ
メント主体1、1の直状端面同士をボルト・ナットによ
って強固に締結する一方、前側摺動枠20に装着している
保持ジャッキ21を収縮させて該前側摺動枠20をスキンプ
レート11内側に前進させ、スキンプレート11内で組立て
られた次のリング状支保体の保持を行う。
【0023】一方、トンネル掘削壁面10側に送り出した
上記リング状支保体Aと既設のリング状支保体A'と送り
出したリング状支保体Aとの対向する円環状湾曲突条部
の対向端面間における該リング状支保体Aの外周面とト
ンネル掘削壁面10との間の空隙部6にトンネル内側から
固化材注入孔3を通じて固化材であるコンクリートCを
充填し、該コンクリートCの硬化によってトンネル掘削
壁面10を支保した支保体Aを形成するものである。な
お、この支保体Aの形成方法によれば、上記トンネル掘
削機Bのスキンプレート11にはスリット12が設けられて
いなくても支保体Aの施工を行うことができる。
上記リング状支保体Aと既設のリング状支保体A'と送り
出したリング状支保体Aとの対向する円環状湾曲突条部
の対向端面間における該リング状支保体Aの外周面とト
ンネル掘削壁面10との間の空隙部6にトンネル内側から
固化材注入孔3を通じて固化材であるコンクリートCを
充填し、該コンクリートCの硬化によってトンネル掘削
壁面10を支保した支保体Aを形成するものである。な
お、この支保体Aの形成方法によれば、上記トンネル掘
削機Bのスキンプレート11にはスリット12が設けられて
いなくても支保体Aの施工を行うことができる。
【0024】次に、図3、図4に示すようなセグメント
S1を複数個、組み合わせてリング状支保体(図示せず)
を形成する場合、各セグメントS2におけるセグメント主
体1の直状突条部5、5を上記トンネル掘削機Bのスキ
ンプレート11に設けているスリット12に嵌入させてその
先端面をスキンプレート外周面が接しているトンネル掘
削壁面10に接した状態にしながら順次、スキンプレート
11の周方向に組立て、互いに接合する直状端面同士をボ
ルト・ナットにより仮止めしてリング状支保体を形成す
ると共に既設の上記リング状支保体A'の前端面に該リン
グ状支保体の後端面をボルト・ナットにより仮止めして
おく。
S1を複数個、組み合わせてリング状支保体(図示せず)
を形成する場合、各セグメントS2におけるセグメント主
体1の直状突条部5、5を上記トンネル掘削機Bのスキ
ンプレート11に設けているスリット12に嵌入させてその
先端面をスキンプレート外周面が接しているトンネル掘
削壁面10に接した状態にしながら順次、スキンプレート
11の周方向に組立て、互いに接合する直状端面同士をボ
ルト・ナットにより仮止めしてリング状支保体を形成す
ると共に既設の上記リング状支保体A'の前端面に該リン
グ状支保体の後端面をボルト・ナットにより仮止めして
おく。
【0025】このリング状支保体を前側摺動枠20に装着
している上部及び両側の保持ジャッキ21により保持させ
たのち、トンネル掘削機Bを掘進させると、その掘進に
従ってスキンプレート11内のリング状支保体がその直状
突条部5を常にトンネル掘削壁面10に摺接させて岩盤の
崩落を防止しながらトンネル掘削壁面10をガイドとして
後方のトンネル掘削壁面10側に送り出される。
している上部及び両側の保持ジャッキ21により保持させ
たのち、トンネル掘削機Bを掘進させると、その掘進に
従ってスキンプレート11内のリング状支保体がその直状
突条部5を常にトンネル掘削壁面10に摺接させて岩盤の
崩落を防止しながらトンネル掘削壁面10をガイドとして
後方のトンネル掘削壁面10側に送り出される。
【0026】リング状支保体を形成した各セグメントS2
の上記直状突条部5がスキンプレート11のスリット12か
ら送り出されて該リング状支保体がスキンプレート後方
のトンネル掘削壁面10に配設された状態になると、上述
したように、周方向の連結したセグメントS2同士の接合
端面同士をボルト・ナットによって強固に締結すると共
に該リング状支保体と既設のリング状支保体A'との前後
接合端面同士をボルト・ナットによって強固に締結し、
固化材注入孔3を通じて該リング状支保体の外周面とト
ンネル掘削壁面10との間の空隙部6にトンネル内側から
コンクリートCを充填し、該コンクリートCの硬化によ
ってトンネル掘削壁面10を支保した支保体Aを形成する
ものである。その他の支保体形成方法については上記実
施例と同様である。
の上記直状突条部5がスキンプレート11のスリット12か
ら送り出されて該リング状支保体がスキンプレート後方
のトンネル掘削壁面10に配設された状態になると、上述
したように、周方向の連結したセグメントS2同士の接合
端面同士をボルト・ナットによって強固に締結すると共
に該リング状支保体と既設のリング状支保体A'との前後
接合端面同士をボルト・ナットによって強固に締結し、
固化材注入孔3を通じて該リング状支保体の外周面とト
ンネル掘削壁面10との間の空隙部6にトンネル内側から
コンクリートCを充填し、該コンクリートCの硬化によ
ってトンネル掘削壁面10を支保した支保体Aを形成する
ものである。その他の支保体形成方法については上記実
施例と同様である。
【0027】次に、図5、図6に示すようなセグメント
S3を複数個、組み合わせてリング状支保体(図示せず)
を形成する場合について説明する。この形成方法は上記
図1、図2に示したセグメントS1と図3、図4に示した
セグメントS2とによるリング状支保体の形成態様を組み
合わせた方法を採用している。
S3を複数個、組み合わせてリング状支保体(図示せず)
を形成する場合について説明する。この形成方法は上記
図1、図2に示したセグメントS1と図3、図4に示した
セグメントS2とによるリング状支保体の形成態様を組み
合わせた方法を採用している。
【0028】即ち、各セグメントS3におけるセグメント
主体1の後端に外径方向に向かって突設している湾曲突
条部2をスキンプレート11から後方に突出させ、且つ該
湾曲突条部2の前端面を図7に示すように、スキンプレ
ート11の後端面に係合させた状態にすると共に各セグメ
ントS3におけるセグメント主体1の両側端に外径方向に
突出している直状突条部5、5を図8に示すように、上
記トンネル掘削機Bのスキンプレート11に設けているス
リット12に嵌入させてその先端面をスキンプレート外周
面が接しているトンネル掘削壁面10に接した状態にす
る。
主体1の後端に外径方向に向かって突設している湾曲突
条部2をスキンプレート11から後方に突出させ、且つ該
湾曲突条部2の前端面を図7に示すように、スキンプレ
ート11の後端面に係合させた状態にすると共に各セグメ
ントS3におけるセグメント主体1の両側端に外径方向に
突出している直状突条部5、5を図8に示すように、上
記トンネル掘削機Bのスキンプレート11に設けているス
リット12に嵌入させてその先端面をスキンプレート外周
面が接しているトンネル掘削壁面10に接した状態にす
る。
【0029】この状態にしながらセグメントS3を順次、
スキンプレート11の周方向に組立てゝ互いに接合する直
状端面同士をボルト・ナットにより仮止めしてリング状
支保体Aを形成すると共に既設の上記リング状支保体A'
の前端面に該リング状支保体Aの後端面をボルト・ナッ
トにより仮止めしておく。
スキンプレート11の周方向に組立てゝ互いに接合する直
状端面同士をボルト・ナットにより仮止めしてリング状
支保体Aを形成すると共に既設の上記リング状支保体A'
の前端面に該リング状支保体Aの後端面をボルト・ナッ
トにより仮止めしておく。
【0030】こうして、トンネル掘削機Bのスキンプレ
ート11内で組立てたリング状支保体Aは、上記図1〜図
4で示したリング状支保体と同様に、前側摺動枠20に装
着している上部及び両側の保持ジャッキ21によって保持
され、円環状に連なる湾曲突条部2とスキンプレート11
のスリット12に挿嵌している直状突条部5とをトンネル
掘削壁面10に摺接させた岩盤の崩落を防止しながらトン
ネル掘削機Bの掘進に従ってスキンプレート11内から該
スキンプレート11の後方に送り出される。
ート11内で組立てたリング状支保体Aは、上記図1〜図
4で示したリング状支保体と同様に、前側摺動枠20に装
着している上部及び両側の保持ジャッキ21によって保持
され、円環状に連なる湾曲突条部2とスキンプレート11
のスリット12に挿嵌している直状突条部5とをトンネル
掘削壁面10に摺接させた岩盤の崩落を防止しながらトン
ネル掘削機Bの掘進に従ってスキンプレート11内から該
スキンプレート11の後方に送り出される。
【0031】しかるのち、上述したように、周方向の連
結したセグメントS3同士の接合端面同士をボルト・ナッ
トによって強固に締結すると共に該リング状支保体Aと
既設のリング状支保体A'との前後接合端面同士をボルト
・ナットによって強固に締結し、固化材注入孔3を通じ
て該リング状支保体の外周面とトンネル掘削壁面10との
間の空隙部6にトンネル内側からコンクリートCを充填
し、該コンクリートCの硬化によってトンネル掘削壁面
10を支保した支保体Aを形成するものである。その他の
支保体形成方法については上記実施例と同様であるので
その説明を省略する。
結したセグメントS3同士の接合端面同士をボルト・ナッ
トによって強固に締結すると共に該リング状支保体Aと
既設のリング状支保体A'との前後接合端面同士をボルト
・ナットによって強固に締結し、固化材注入孔3を通じ
て該リング状支保体の外周面とトンネル掘削壁面10との
間の空隙部6にトンネル内側からコンクリートCを充填
し、該コンクリートCの硬化によってトンネル掘削壁面
10を支保した支保体Aを形成するものである。その他の
支保体形成方法については上記実施例と同様であるので
その説明を省略する。
【0032】トンネル掘削機Bによるトンネルの掘進
は、そのリアグリッパ18、18をトンネル掘削壁面Tを支
保したリング状支保体A'の両側面に圧着させたのち、推
進ジャッキ19を伸長させることによりリアグリッパ18を
介してリング状支保体A'に反力を支持させた状態でフロ
ントグリッパ17を掘削壁面10に摺接させながらローラカ
ッタを突設しているカッタ板15により掘進させていく。
一定長のトンネルの掘削後、フロントグリッパ17をトン
ネル掘削壁面10に強く圧着させた状態にすると共リアグ
リッパ18を収縮させたのち、推進ジャッキ19を収縮させ
てビーム体16に沿って該リアグリッパ18を次の圧着位置
まで前進させるものである。
は、そのリアグリッパ18、18をトンネル掘削壁面Tを支
保したリング状支保体A'の両側面に圧着させたのち、推
進ジャッキ19を伸長させることによりリアグリッパ18を
介してリング状支保体A'に反力を支持させた状態でフロ
ントグリッパ17を掘削壁面10に摺接させながらローラカ
ッタを突設しているカッタ板15により掘進させていく。
一定長のトンネルの掘削後、フロントグリッパ17をトン
ネル掘削壁面10に強く圧着させた状態にすると共リアグ
リッパ18を収縮させたのち、推進ジャッキ19を収縮させ
てビーム体16に沿って該リアグリッパ18を次の圧着位置
まで前進させるものである。
【0033】なお、上記の実施形態においては、トンネ
ル掘削機Bのスキンプレート11として全周に亘ってトン
ネル掘削壁面10に摺接する円筒形状のものを用いている
が、本発明はこれに限定されることなく半円筒形状等の
ように少なくとも上半部のみからなるスキンプレートで
あってもよい。
ル掘削機Bのスキンプレート11として全周に亘ってトン
ネル掘削壁面10に摺接する円筒形状のものを用いている
が、本発明はこれに限定されることなく半円筒形状等の
ように少なくとも上半部のみからなるスキンプレートで
あってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に係る支
保体の形成方法によれば、円弧状に湾曲した矩形状湾曲
板からなるセグメント主体の一方の湾曲縁外周面に一定
高さの突条部を突設しているので、この湾曲突条部をト
ンネル掘削機のスキンプレートの後端から後方に突出さ
せた状態にすることによってスキンプレート内で複数個
のセグメントの組立てによるリング状支保体を能率よく
形成することができると共に、スキンプレートの後端か
ら突出している上記湾曲突条部の先端外周端面によりト
ンネル掘削壁面を確実に支持した状態にすることができ
る。
保体の形成方法によれば、円弧状に湾曲した矩形状湾曲
板からなるセグメント主体の一方の湾曲縁外周面に一定
高さの突条部を突設しているので、この湾曲突条部をト
ンネル掘削機のスキンプレートの後端から後方に突出さ
せた状態にすることによってスキンプレート内で複数個
のセグメントの組立てによるリング状支保体を能率よく
形成することができると共に、スキンプレートの後端か
ら突出している上記湾曲突条部の先端外周端面によりト
ンネル掘削壁面を確実に支持した状態にすることができ
る。
【0035】さらに、形成したリング状支保体をスキン
プレート内からトンネル掘削壁面側に送り出す際におい
ても、その送り出し開始時から終了時に至るまで上記湾
曲突条部によってトンネル掘削壁面を支持して該トンネ
ル掘削壁面からの岩盤の崩落を確実に防止することがで
き、作業の安全性との能率のよい作業性を確保し得るも
のである。また、トンネル掘削壁面にリング状支保体が
施工されたのち、このリング状支保体とトンネル掘削壁
面との間の空隙部にコンクリート等の固化材を充填する
ことによって強固なトンネル支保構造体を構築すること
ができる。
プレート内からトンネル掘削壁面側に送り出す際におい
ても、その送り出し開始時から終了時に至るまで上記湾
曲突条部によってトンネル掘削壁面を支持して該トンネ
ル掘削壁面からの岩盤の崩落を確実に防止することがで
き、作業の安全性との能率のよい作業性を確保し得るも
のである。また、トンネル掘削壁面にリング状支保体が
施工されたのち、このリング状支保体とトンネル掘削壁
面との間の空隙部にコンクリート等の固化材を充填する
ことによって強固なトンネル支保構造体を構築すること
ができる。
【0036】請求項2に係る支保体の形成方法によれ
ば、円弧状に湾曲した矩形状湾曲板からなるセグメント
主体の直状端縁部の外周面に一定高さの突条部を突設し
てなる支保用セグメントを用いてその直状突条部をトン
ネル掘削機のスキンプレートの後端部に穿設しているス
リットに挿嵌させるので、スキンプレート内で複数個の
セグメントの組立てによるリング状支保体を能率よく形
成することができると共に、スリットに嵌入した上記直
状突条部によってトンネル掘削壁面を支持した状態にす
ることができる。
ば、円弧状に湾曲した矩形状湾曲板からなるセグメント
主体の直状端縁部の外周面に一定高さの突条部を突設し
てなる支保用セグメントを用いてその直状突条部をトン
ネル掘削機のスキンプレートの後端部に穿設しているス
リットに挿嵌させるので、スキンプレート内で複数個の
セグメントの組立てによるリング状支保体を能率よく形
成することができると共に、スリットに嵌入した上記直
状突条部によってトンネル掘削壁面を支持した状態にす
ることができる。
【0037】さらに、このリング状支保体をスキンプレ
ート内からトンネル掘削壁面側に送り出す際において
は、その送り出し開始時から終了時に至るまで上記直状
突条部によってトンネル掘削壁面を支持して該トンネル
掘削壁面からの岩盤の崩落を確実に防止することができ
る。また、トンネル掘削壁面にリング状支保体が施工さ
れたのち、このリング状支保体とトンネル掘削壁面との
間の空隙部にコンクリート等の固化材を充填することに
よって強固なトンネル支保構造体を構築することができ
る。
ート内からトンネル掘削壁面側に送り出す際において
は、その送り出し開始時から終了時に至るまで上記直状
突条部によってトンネル掘削壁面を支持して該トンネル
掘削壁面からの岩盤の崩落を確実に防止することができ
る。また、トンネル掘削壁面にリング状支保体が施工さ
れたのち、このリング状支保体とトンネル掘削壁面との
間の空隙部にコンクリート等の固化材を充填することに
よって強固なトンネル支保構造体を構築することができ
る。
【図1】本発明の支保体形成方法に用いるRC製セグメ
ントの斜視図、
ントの斜視図、
【図2】本発明の支保体形成方法に用いる鋼板製セグメ
ントの斜視図、
ントの斜視図、
【図3】本発明の支保体形成方法に用いる別なRC製セ
グメントの斜視図、
グメントの斜視図、
【図4】本発明の支保体形成方法に用いる別な鋼板製セ
グメントの斜視図、
グメントの斜視図、
【図5】本発明の支保体形成方法に用いるさらに別なR
C製セグメントの斜視図、
C製セグメントの斜視図、
【図6】本発明の支保体形成方法に用いるさらに別な鋼
板製セグメントの斜視図、
板製セグメントの斜視図、
【図7】リング状支保体を施工しているトンネル掘削機
の簡略縦断側面図、
の簡略縦断側面図、
【図8】その簡略側面図、
【図9】図7におけるX−X線縦断面図、
【図10】図7におけるY−Y線縦断面図、
【図11】RC製セグメント同士の連結状態を示す縦断
正面図、
正面図、
【図12】鋼板製セグメント同士の連結状態を示す縦断
正面図。
正面図。
1 セグメント主体 2 湾曲突条部 3 固化材注入孔 5 直状突条部 6 空隙部 10 トンネル掘削壁面 S1〜S3 セグメント A リング状支保体 B トンネル掘削機 11 スキンプレート 12 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/08 E21D 9/10 E21D 11/00
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも上半部にスキンプレートを有
するトンネル掘削機により掘削したトンネルの支保体形
成方法であって、上記スキンプレートの後端部内で、矩
形状湾曲板らなる複数個のセグメントを、各セグメント
の後端側の湾曲縁外周面に突設している湾曲突条部をス
キンプレートから後方に突出させ、且つ該湾曲突条部の
前端面をスキンプレートの後端面に係合させると共にそ
の外周端面をトンネル掘削壁面に当接させた状態にして
順次スキンプレートの周方向に組立てることによりリン
グ状の支保体を形成し、しかるのち、このリング状支保
工を上記トンネル掘削機の掘進に伴い上記トンネル掘削
機の後方に相対的に送り出して該リング状支保工の外周
面とトンネル掘削壁面との空間部に固化材を充填するこ
とを特徴とする支保用セグメントによる支保工の形成方
法。 - 【請求項2】 少なくとも上半部にスキンプレートを有
するトンネル掘削機により掘削したトンネルの支保体形
成方法であって、トンネル掘削機のスキンプレートの後
部に、後端がスキンプレートの後端面から後方に開口し
ているトンネル長さ方向に長いスリットを周方向に所定
間隔毎に穿設しておき、このトンネル掘削機の上記スキ
ンプレート内で矩形湾曲板からなる複数個のセグメント
を、各セグメントの直状端縁部外周面に突設してなる突
条部をスキンプレートの上記スリットに嵌入した状態に
してリング状の支保工を組立て、しかるのち、このリン
グ状支保工を上記トンネル掘削機の掘進に伴い上記トン
ネル掘削機の後方に相対的に送り出して該リング状支保
工の外周面とトンネル掘削壁面との空間部に固化材を充
填することを特徴とする支保用セグメントによる支保工
の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36446097A JP3247331B2 (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 支保用セグメントによる支保体の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36446097A JP3247331B2 (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 支保用セグメントによる支保体の形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11182190A JPH11182190A (ja) | 1999-07-06 |
| JP3247331B2 true JP3247331B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=18481869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36446097A Expired - Fee Related JP3247331B2 (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | 支保用セグメントによる支保体の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3247331B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4730610B2 (ja) * | 2006-06-20 | 2011-07-20 | 清水建設株式会社 | トンネル掘削工法及びトンネルライナ |
| KR102198908B1 (ko) * | 2019-02-19 | 2021-01-05 | 동의대학교 산학협력단 | 터널 지보재 및 이를 이용한 터널 지보재 시공방법 |
| CN115012403B (zh) * | 2022-06-27 | 2024-11-15 | 中煤长江基础建设有限公司 | 灌注桩的孔壁处理装置及方法 |
-
1997
- 1997-12-17 JP JP36446097A patent/JP3247331B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH11182190A (ja) | 1999-07-06 |
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