JPH05255963A - 便座装置 - Google Patents

便座装置

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Publication number
JPH05255963A
JPH05255963A JP5113092A JP5113092A JPH05255963A JP H05255963 A JPH05255963 A JP H05255963A JP 5113092 A JP5113092 A JP 5113092A JP 5113092 A JP5113092 A JP 5113092A JP H05255963 A JPH05255963 A JP H05255963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot
passage
air
warm air
toilet seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5113092A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Sugano
忠男 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5113092A priority Critical patent/JPH05255963A/ja
Publication of JPH05255963A publication Critical patent/JPH05255963A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 温風による乾燥時間を短縮し、温風ヒーター
の消費電力を節約する。 【構成】 人体の局部を洗浄する洗浄手段4と、洗浄水
で濡れた人体の尻部を温風で乾かす温風発生手段12を
設け、温風発生手段12に連通する温風通路9と吸い込
み通路11をバイパス通路17及びバイパス通路20で
連結し、温風通路9の先端に温風吹き出し口8、吸い込
み通路10の先端には吸い込み口10を便座1内に対向
して設けた構成とし、洗浄手段4を作動させた後、温風
発生手段12を作動させ、温風吹き出し口8から温風が
局部に向かって噴出する。同時に人体の前方に設置した
吸い込み口10から温風を吸い込む。次に、通路切り替
え手段18,19,21,22の作動によって吸い込み
口10から温風を吹き出し、温風吹き出し口8で吸い込
むため、温風は人体の後部と前部へ交互に供給され、広
範囲に尻部を短時間で乾燥させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は便器上に設置された便座
に座って人体の局部を洗浄、乾燥させる便座装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の便座装置は図5に示すよ
うに便座装置本体Aに温風吹き出し口Bを設け、局部洗
浄後、便座に座った人の後方から温風を尻部に当て、乾
燥するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では温風吹き出し口が便座の後方にあるため人体
の後方は比較的乾燥するが前方は温風が十分に到達しな
いため温風熱の伝達が悪く、水滴がのこったり乾燥時間
が長くなるという課題があった。又、乾燥時間を短縮す
るため温風量を多くすれば、便器と便座の隙間から人体
に付着した水滴や温風が便器外へ逃げるため水滴が衣服
に付着したり、温風の有効利用がなされていないという
課題があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、温風
乾燥時間を短縮し、温風を有効に使用し、ヒーターの消
費電力を節約することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、便座に座った人体の局部に洗浄水を放出して
洗浄する洗浄手段と、洗浄水で濡れた人体の尻部を温風
で乾かす温風発生手段と、温風発生手段に連通した温風
通路及び吸い込み通路と、温風通路と吸い込み通路を連
結するバイパス通路を開閉し、温風通路を吸い込み通路
に、吸い込み通路を温風通路にそれぞれ切り替える通路
切り替え手段とを備え、温風通路の先端に温風吹き出し
口、吸い込み通路先端には吸い込み口を便座内で対向し
て設けた構成としたものである。
【0006】
【作用】本発明は上記構成によって温風発生手段を作動
させれば温風吹き出し口から温風が局部に向かって噴出
する。局部に付着した水滴は温風の流れによって分散
し、温風の熱によって蒸発する。同時に人体の前方に設
置した吸い込み口から温風を吸い込むため温風は人体の
後部はもとより、前方にまで到達し、広範囲に尻部を乾
燥させることができる。さらにバイパス通路の切り替え
手段を作動させることによって今度は逆に吸い込み口か
ら温風を噴き出し、吹き出し口から温風を吸い込むこと
ができる。このように複数個の通路切り替え手段を作動
させることによって局部に対して前後から温風を与える
ことができる。さらに、吹き出し口と吸い込み口によっ
て温風の流れが規制されるため局部に付着した洗浄水の
水滴が便座外へ飛散することがないので衣服が汚れな
い。さらに、吸い込み口によって回収した温風は、温風
発生手段へ導入した時点でもまだ熱量を保有しているた
め温風発生手段において温風へ与える熱量は、少量でも
温風を適温にすることができるので温風発生手段の熱源
(ヒーター等)の消費電力を節約することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図1、図2、図3、図
4を参照して説明する。
【0008】図1、図2、図3、図4において、1は便
器2上に設置される便座、3は便器内を洗浄する水を貯
えるロータンク、4は便座1に座った人の被洗浄部の洗
浄手段として洗浄水を放出する洗浄ノズル、5はロータ
ンク2内に組み込まれたボールタップであり、ロータン
ク3内の水量を一定に保つものである。6は洗浄水を貯
え適温に加熱する温水タンクであり、温水加熱用のヒー
ターが組み込まれている。7はロータンク3内の水を吸
引し、温水タンク6に圧送するとともに温水タンク6内
の湯をノズル4に圧送して洗浄水を放出させるポンプで
あり、駆動源としてモーターを内蔵している。8は洗浄
水で濡れた被洗浄部を乾燥させるべく、便座1に座った
人体の後方から局部に臨んで温風を噴出する温風吹き出
し口、9は温風通路、10は便座1に内蔵された吸い込
み口であり、温風吹き出し口8に対向して設け、便座に
座った人体の前方から温風を吸い込む。11は便座1に
内蔵された吸い込み通路、12は温風発生手段であり、
温風通路9から温風吹き出し口7へ温風を送るファン1
3、ファン13を駆動するモーター14、ファン13か
らの送風を適温に加熱する温風ヒーター15等からな
る。16は前記の各機能及び各種制御、操作、表示手段
を収納するケースである。17は温風通路9及び吸い込
み通路11を連結したバイパス通路Aであり、18は通
路切り替え手段A、19は通路切り替え手段AAであ
る。20は同様に温風通路9及び吸い込み通路11を連
結したバイパス通路Bであり、21は通路切り替え手段
B、22は通路切り替え手段BBである。
【0009】図1、図2に示す上記構成において、人が
便座1に座り、洗浄ノズル4から洗浄水を放出して局部
を洗浄する。次にバイパス通路A17の通路切り替え手
段A18及び通路切り替え手段AA19でバイパス通路
A17を閉じ、バイパス通路B20の通路切り替え手段
B21及び通路切り替え手段BB22でバイパス通路B
20を閉じ、ファン13、温風ヒーター15を作動させ
れば温風通路9を通過し、温風吹き出し口7から温風が
局部に向かって噴出する。局部に付着した水滴は温風の
流れによって分散し、温風の熱によって蒸発する。同時
に人体の前方に設置した吸い込み口10から温風を吸い
込むため温風は人体の後部はもとより、前方にまで到達
し、広範囲に尻部を乾燥させることができる。又、吹き
出し口7と吸い込み口10によって温風の流れが規制さ
れるため局部に付着した洗浄水の水滴が便座1外へ飛散
することがないので衣服が汚れない。さらに、吸い込み
口10によって回収した温風は温風発生手段へ導入した
時点はまだ熱量を保有しているため温風ヒーター15か
ら温風へ与える熱量は少量でも適温にすることができる
ので温風ヒーター15の消費電力を節約することができ
る。
【0010】次に図3、図4において、バイパス通路A
17の通路切り替え手段A18及び通路切り替え手段A
A19でバイパス通路A17を開放し、バイパス通路B
20の通路切り替え手段B21及び通路切り替え手段B
B22でバイパス通路B20を開放し、ファン13、温
風ヒーター15を作動させれば温風はバイパス通路17
を通過し、吸い込み通路11を経て吸い込み口10から
局部へ向かって流れ、温風吹き出し口7へ吸い込まれ
る。
【0011】このように通路切り替え手段を作動させる
ことによって人体の後方と前方から交互に温風を流せば
局部に対して広範囲に温風が到達し、局部の乾燥を短時
間で行うことができる。特に前方からの温風はビデ洗浄
後の乾燥に効果的である。
【0012】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
本発明の便座装置によれば、下記の効果を奏する。 (1)乾燥手段の温風吹き出し口と吸い込み口を対向し
て設け、通路切り替え手段を作動させることによって人
体の後方と前方から交互に温風を流すことができるの
で、局部に対して広範囲に温風が到達し、局部の乾燥を
短時間で行うことができる。 (2)温風吹き出し口と吸い込み口を対向して設け、温
風の流れを規制しているため、温風が便座外へ流れるこ
とが少なくなり、水滴の飛散で衣類を汚すことがない。 (3)吹き出した温風は吸い込んで回収するため、乾燥
手段へ入る空気は比較的温度が高いので熱源である温風
ヒーターの容量を少なくすることが可能となり、消費電
力を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における便座装置の平面断面
【図2】図1のC−C断面図
【図3】本発明の一実施例における通路切り替え手段作
動時の便座装置の平面断面図
【図4】図3のC−C断面図
【図5】従来の便座装置の設置状態の斜視図
【符号の説明】
1 便座 4 ノズル 8 温風吹き出し口 9 温風通路 10 吸い込み口 11 吸い込み通路 12 温風発生手段 17 バイパス通路A 18 通路切り替え手段A 19 通路切り替え手段AA 20 バイパス通路B 21 通路切り替え手段B 22 通路切り替え手段BB

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便座に座った人体の局部を洗浄する洗浄手
    段と、前記洗浄手段の洗浄水で濡れた人体の尻部を温風
    で乾かす温風発生手段と、前記温風発生手段に連通した
    温風通路及び吸い込み通路と、前記温風通路と吸い込み
    通路を連結するバイパス通路を開閉し、前記温風通路を
    吸い込み通路に、前記吸い込み通路を温風通路にそれぞ
    れ切り替える通路切り替え手段とを備え、前記温風通路
    の先端に温風吹き出し口、吸い込み通路先端には吸い込
    み口を便座内で対向して設けた便座装置。
JP5113092A 1992-03-10 1992-03-10 便座装置 Pending JPH05255963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5113092A JPH05255963A (ja) 1992-03-10 1992-03-10 便座装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5113092A JPH05255963A (ja) 1992-03-10 1992-03-10 便座装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05255963A true JPH05255963A (ja) 1993-10-05

Family

ID=12878235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5113092A Pending JPH05255963A (ja) 1992-03-10 1992-03-10 便座装置

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JP (1) JPH05255963A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5706525A (en) * 1993-09-13 1998-01-13 Colivier Pty Ltd Toilet seat

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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