JPH0525561Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0525561Y2
JPH0525561Y2 JP4800788U JP4800788U JPH0525561Y2 JP H0525561 Y2 JPH0525561 Y2 JP H0525561Y2 JP 4800788 U JP4800788 U JP 4800788U JP 4800788 U JP4800788 U JP 4800788U JP H0525561 Y2 JPH0525561 Y2 JP H0525561Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum cleaner
dust collection
ozone
dust
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4800788U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01149753U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4800788U priority Critical patent/JPH0525561Y2/ja
Publication of JPH01149753U publication Critical patent/JPH01149753U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0525561Y2 publication Critical patent/JPH0525561Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Suction Cleaners (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、集塵室および(または)集塵袋内に
集塵された塵埃の脱臭殺菌を行なうオゾンを発生
するオゾン発生装置を有する電気掃除機に関する
ものである。
〈従来技術〉 従来の電気掃除機において、吸気口から吸込ま
れた塵埃は、集塵室に集積され、同時に吸込まれ
た空気は排気口から排気となつて排出される。こ
のとき、該排気中には塵埃の発生する臭気や微細
な雑菌等が含まれ、使用者等に不快感を与える。
そのため、第8図の如く、掃除機本体1の内部
に、吸気口2に連通する集塵室3と、該集塵室3
および排気口4に連通する機構室5とを有し、前
記集塵室3の内部に配され防菌処理が行なわれた
紙から成る集塵袋6と、前記集塵室3と機構室5
との間に配される脱臭フイルタ7と、前記機構室
5と排気口4との間に配される排気フイルタ8と
が設けられた電気掃除機が提供されている。ここ
で、前記脱臭フイルタ7は集塵袋6内の塵埃9か
ら発生する悪臭の成分である有機化合物を吸着し
て除去するものであり、例えば活性化炭素繊維に
より構成される。前記排気フイルタ8は集塵袋6
を通過した微細な埃を除去するものであり、例え
ば多孔質のスポンジにより構成される。図中、1
0は集塵袋6の台紙、11は電動送風機、12は
電源コード、13はコードリールである。
しかし、上記従来の電気掃除機において、防菌
処理を行なつた集塵袋6は高価なものであり、特
に使い捨てられるものであるため使用者の負担が
大きくなる。また、脱臭フイルタ7は、物理的吸
着作用により悪臭成分を除去しているため、その
効果の持続には一定の時間的限界が存在し、定期
的に交換する必要がある。しかも、脱臭フイルタ
7は集塵袋6内の塵埃9から発生した後の臭気を
除去する機能は有しているが、臭気の発生原因物
質を除去することはできないといつた問題点があ
る。
〈先願技術〉 そこで、上記問題点を解決するため、特願昭62
−203125号に記載されているように、掃除面にオ
ゾンを吹き付けるとともに、吸気と一緒にオゾン
を吸い込み、フイルタ内に集塵された塵埃の脱臭
殺菌を行うオゾン発生装置を有する電気掃除機が
提案されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記先願技術において、オゾン発生装置のオゾ
ン発生効率は、その発生電極雰囲気の湿度に強く
依存しており、湿度が上昇するとその発生率が低
下するため、脱臭殺菌作用が低下するといつた問
題点があつた。
そこで、本考案は、多湿時においてもオゾンの
発生効率が低下することを防止でき、良好な脱臭
殺菌作用を保持できる電気掃除機の提供を目的と
する。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案による問題点解決手段は、電気掃除機本
体に設けられた吸込部から電動送風機の吸気作用
により塵埃を集塵室内に吸い込み、前記電動送風
機からの排気を再び集塵室内に循環させる排気風
路を前記掃除機本体内に設けてなる電気掃除機で
あつて、前記排気通路内にオゾン発生装置の発生
電極を露出させるようにするものである。
〈作用〉 上記問題点解決手段において、オゾン発生装置
23は、空気中の酸素(O2)を利用してオゾン
(O3)を発生させ、このオゾンにより集塵室28
および(または)集塵袋21内に集塵された塵埃
22の脱臭殺菌が行なわれる。このとき、オゾン
発生装置23の発生電極24の周辺は乾燥雰囲気
となるため、多湿時においてもオゾンの発生効率
が低下することを防止でき、良好な脱臭殺菌作用
を行うことができる。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を第1図〜第7図に基
づいて説明する。第1図は本考案の一実施例を示
す電気掃除機の掃除作業中の横断平面図、第2図
は同じく電気掃除機の正面図、第3図は同じく第
2図のC−C線断面図、第4図は同じく第2図の
B−B線断面図、第5図は同じく電気掃除機の底
面図、第6図は同じく電極部の側面断面図、第7
図は同じく電気掃除機の脱臭殺菌作業中の横断平
面図である。
そして、図示の如く、本考案電気掃除機は、集
塵袋21内に集塵された塵埃22の脱臭殺菌を行
なうオゾンを発生するオゾン発生装置23を有
し、少なくとも前記オゾン発生装置23の発生電
極24を排気通路30内に露出させたものであ
る。
そして、掃除機本体Aは箱型に形成され、第1
図の如く、その内部に、吸込パイプ26が内嵌す
る吸口部27と、該吸口部27に連通する集塵室
28と、該集塵室28に連通する機構室29と、
該機構室29に連通する排気通路30と、該排気
通路30に連通しオゾン発生装置23が配される
オゾン発生室31と、電源コード32を収容する
コード収容室33とが設けられる。
前記吸口部27は、掃除機本体Aの前面からオ
ゾン発生室31を貫通して集塵室28に至る円筒
形のものであり、その前面開口35には、前記吸
込パイプ26を外した場合に該開口35を閉成す
るシヤツター36が設けられる。該シヤツター3
6は、溝37に案内されて摘み38を持つ使用者
により左右に摺動されることにより開閉するよう
構成される。39は吸込パイプ26に固定され掃
除機本体Aと係合することにより吸込パイプ26
が掃除機本体Aから抜けることを防止するクラン
プである。
前記集塵室28内には吸込パイプ26の先端か
ら吸込まれた塵埃22を捕集する紙製の集塵袋2
1が着脱自在に取付けられ、該集塵袋21の台紙
41に穿設される吸込開口42は、前記吸口部2
7の出口に配設されるパツキン43と当接してい
る。また、該集塵室28と機構室29との連通口
44には多孔質のスポンジ等により構成され微細
な埃を除去する機能を有する第一フイルタ45が
設けられる。
前記機構室29内には、吸込パイプ26の先端
から排気口47に至る空気流を形成する電動送風
機48が設けられ、該電動送風機48は、防振ゴ
ム49,50により掃除機本体Aに支持される。
また、該電動送風機48の周囲にはスポンジ等の
防音材51が貼着され、機構室29と排気通路3
0との連通口52にはスポンジ等により構成され
微細な埃を除去する機能を有する第二フイルタ5
3が設けられる。
前記排気通路30は、掃除機本体A内の後部か
ら側部にかけて形成される第3図および第4図の
如き断面縦長の長方形の管状のものであり、一端
は前記機構室29と連通し、他端は掃除機本体A
の下面に開口して前記排気口47となる。そし
て、該排気口47には、第3図の如くスポンジ等
の第三フイルタ55が設けられる。また、排気通
路30の排気口47側の端部56は、前記オゾン
発生室31に開口している。
前記オゾン発生室31は、掃除機本体A内の前
部に設けられ、その中央を前記吸口部27が貫通
し、該吸口部27の側面にはオゾン供給孔57が
穿設され、仕切壁58により通風室59と非通風
室60に仕切られる。
そして、該オゾン発生室31内に配設されるオ
ゾン発生装置23は、高電圧を発生するイグナイ
タ62と、前記発生電極24を具備した電極部
(オゾナイザ)63とから成り、前記イグナイタ
62が非通風室60に配され、前記電極部63が
通風室59に配される。そして、前記電極部63
は、第6図の如く、絶縁体の基台64の上に、通
風方向と略平行に発生電極24が貼付されて成
る。そして、該発生電極24は、セラミツク基板
65と、該セラミツク基板65の表面に配される
第一電極66と、前記セラミツク基板65の内部
に配される第二電極67とから成り、両電極6
6,67には、前記イグナイタ62からの高電圧
を印加するためのリード線68,69が接続され
る。
また、第1図の如く、前記シヤツター36が閉
成するとオンする位置に、前記イグナイタ62お
よび電動送風機48を駆動するためのオゾン発生
スイツチ70が設けられる。
前記コード収容室33は、前記機構室29の側
方に設けられ、その内部に、電源コード32を巻
取るコードリール72が軸73を中心に回動自在
に設けられる。また、前記電源コード32の先端
には第5図の如きプラグ74が取付けられる。
そして、第5図の如く、掃除機本体Aの底面の
中央前方には、キヤスタ75が軸76を中心に回
動自在に取付けられ、両側面の後部には、車輪7
7,78が回動自在に取付けられる。
第2図中、79は集塵袋21の交換用蓋であ
る。
上記構成において、まず、掃除作業中の動作を
説明する。
吸込パイプ26を吸口部27に挿入して電動送
風機48を駆動すると、吸込パイプ26から排気
通路30に至る空気流が形成され、吸込パイプ2
6から吸込まれた塵埃22は、集塵袋21に補集
される。このとき、吸込パイプ26により吸口部
27のオゾン供給孔57は塞がれているため、排
気通路30に至つた排気は全て排気口47から排
出される。
次に、脱臭殺菌作業中の動作を説明する。
掃除作業が終了すると、使用者は吸込パイプ2
6を外してシヤツター36を閉める。すると、オ
ゾン発生スイツチ70がオンとなり、オゾン発生
装置23および電動送風機48が駆動される。こ
のとき、シヤツター36が閉成されており、吸口
部27のオゾン供給孔57が開いているため、電
動送風機48から排気通路30、オゾン発生室3
1、吸口部27のオゾン供給孔57、集塵室28
内の集塵袋21を経て電動送風機48に戻る空気
流が形成され、この空気流中のオゾン発生室31
においてオゾンが発生され、集塵袋21内の塵埃
22の脱臭殺菌が行なわれる。
ところで、この空気流の循環経路において循環
空気は電動送風機48を通過するが、掃除作業の
直後は電動送風機48が高温となつているため、
該電動送風機48を通過する空気は加熱されて湿
度が低下する。よつて、オゾン発生装置23の発
生電極24の周辺は乾燥雰囲気とされるので、多
湿時においてもオゾンの発生効率が向上する。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、本考案の範囲内で上記実施例に多くの
修正および変更を加え得ることは勿論である。
例えば、ヒータを使用し、発生電極24をヒー
タに近接して配置したり、ヒータを用いて発生さ
せた熱風中に発生電極24を露出させてもよい。
また、本考案を集塵室28内に集塵袋21が設
けられていない電気掃除機に適用してもよく、オ
ゾン発生装置23の全体を排気通路30内に配設
してもよい。
〈考案の効果〉 電動送風機、排気通路、集塵室とからなる循環
経路を循環する排気は、電動送風機を通過するた
びに過熱されるとともに湿気が取り除かれるため
排気通路は十分乾燥されることになる。
本考案は、上記乾燥した排気通路内にオゾン発
生装置の発生電極を露出させているので、多湿時
においても常にオゾンの発生効率が高まり、良好
な脱臭殺菌作用を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気掃除機の
掃除作業中の横断平面図、第2図は同じく電気掃
除機の正面図、第3図は同じく第2図のC−C線
断面図、第4図は同じく第2図のB−B線断面
図、第5図は同じく電気掃除機の底面図、第6図
は同じく電極部の側面断面図、第7図は同じく電
気掃除機の脱臭殺菌作業中の横断平面図、第8図
は従来の電気掃除機を示す横断平面図である。 A……掃除機本体、21……集塵袋、22……
塵埃、23……オゾン発生装置、24……発生電
極、26……吸込パイプ、27……吸口部、28
……集塵室、30……排気通路、31……オゾン
発生室、36……シヤツター、47……排気口、
48……電動送風機、57……オゾン供給孔、6
2……イグナイタ、70……オゾン発生スイツ
チ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電気掃除機本体に設けられた吸込部から電動送
    風機の吸気作用により塵埃を集塵室内に吸い込
    み、前記電動送風機からの排気を再び集塵室内に
    循環させる排気風路を前記掃除機本体内に設けて
    なる電気掃除機であつて、 前記排気通路内にオゾン発生装置の発生電極を
    露出させたことを特徴とする電気掃除機。
JP4800788U 1988-04-08 1988-04-08 Expired - Lifetime JPH0525561Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4800788U JPH0525561Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4800788U JPH0525561Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01149753U JPH01149753U (ja) 1989-10-17
JPH0525561Y2 true JPH0525561Y2 (ja) 1993-06-28

Family

ID=31274181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4800788U Expired - Lifetime JPH0525561Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0525561Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2683434B2 (ja) * 1989-12-08 1997-11-26 株式会社テック 電気掃除機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01149753U (ja) 1989-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8627531B2 (en) Vacuum cleaner and device having ion generator
JP3577623B2 (ja) 空気清浄機
JPH0525561Y2 (ja)
JP2004275290A (ja) 空気清浄装置
JP2011143048A (ja) 電気掃除機
JP2004105410A (ja) 電気掃除機
JPH01146518A (ja) 電気掃除機
JPH0525560Y2 (ja)
JP2910141B2 (ja) 食器洗浄機
JPH0525559Y2 (ja)
JP2002320665A (ja) オゾンクリーナ
JPH0525558Y2 (ja)
KR100622546B1 (ko) 진공청소기
CN214048046U (zh) 一种具有透气通风功能的鞋箱
KR200375227Y1 (ko) 가습 기능을 갖는 공기청정기
JP2516738Y2 (ja) 屎尿用脱臭装置
JP2008132243A (ja) 電気掃除機
KR200342597Y1 (ko) 방향제를 갖는 진공청소기
JP2010017278A (ja) ヘアドライヤー
KR100219378B1 (ko) 공기 청정기를 갖는 청소기
JPH0621417Y2 (ja) 電気掃除機
JPH09308677A (ja) 脱臭殺菌装置
JPH0373118A (ja) 電気掃除機用殺菌脱臭装置
JP3261054B2 (ja) 回転式オゾン発生装置
JP2600349Y2 (ja) 芳香発生脱臭器