JP3261054B2 - 回転式オゾン発生装置 - Google Patents
回転式オゾン発生装置Info
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Description
極に高電圧をかけて、両電極間に放電を発生させてオゾ
ンを取り出すようにした回転式オゾン発生装置に関する
ものであり、好適には脱臭装置や殺菌装置として用いら
れる。さらに、本発明は、庫内の脱臭・殺菌および乾燥
が必要な場合に用いられる庫内乾燥兼オゾン発生装置に
係り、かかる装置は例えば、食器や包丁、まな板等の殺
菌・乾燥、病院における白衣の殺菌・乾燥、病院等にお
ける下駄箱やスキ−靴の乾燥室における靴の乾燥・脱臭
・殺菌に用いられる。もっとも、本発明に係る装置の用
途はこれらに限定されるものではない。
転羽根を導体で形成すると共に回転羽根を収容する回転
羽根ケ−スの内周面の少なくとも一部を導体で形成し、
回転羽根の回転軸の一端部から高電圧をかけて回転羽根
の周面を回転電極とすると共に、回転羽根ケ−スの導体
を固定電極とし、両電極間に放電を生じさせてオゾンを
回転羽根ケ−スの排出口から取り出すようにしたものが
提案されている(特開昭63−218503号)。
全体をコンパクト化できる点において有用であるが、オ
ゾン化空気取入口と処理空気の取入口が同一であること
から、電極に汚れが付着して、それがオゾン発生の不安
定要因となる、さらに、硫化水素ガスやアンモニアガス
等の腐食性ガス(一般に金属を腐食しやすいガスをい
う)が多い場所で使用するとオゾン発生量が著しく低下
する、また、使用に際して短時間でオ−バ−ホ−ルをし
なければならない、というような不具合があった。
を殺菌・脱臭あるいは乾燥したい場合がある。例えば、
食品工場における食器、包丁、まな板等は洗浄後、乾燥
させる必要があると共に、衛生面の点からこれらを殺菌
する必要がある。殺菌手段としてはオゾン発生器を用い
ることが考えられるが、オゾン発生装置と乾燥装置とを
備えるとするならば、装置が嵩ばると共に、全体として
の部品点数も多くなってしまっていた。
うな従来の回転式オゾン発生装置における不具合を解消
するべく創案されたものであって、オゾンの発生効率が
良好な回転式オゾン発生装置を提供することを目的とす
るものである。
するオゾン発生装置を提供することで、コンパクトな装
置で省スペ−ス化に寄与するものでありながら、庫内の
乾燥および殺菌・脱臭等を行うことにある。
本発明が採用した第一の技術手段は、固定電極と回転電
極とを対向させて配設し、前記両電極間に高電圧を印加
し、電極間の放電空間に供給される空気からオゾンを生
成させる回転式オゾン発生装置において、前記装置は第
1空気取入口と第2空気取入口を有し、ファンケ−シン
グに内装された吸引ファンで前記取入口よりファンケ−
シング内に空気を吸入するに、固定電極を構成する筒体
の一端側に設けた第1空気取入口から吸入した1次空気
を前記電極間でオゾン化させ、発生したオゾンをファン
ケ−シングに向かって漸次開口を縮径した加速供給部を
介して吸入し、かつ前記筒体の他端側とファンケ−シン
グとの連結部位の全方位に設けた第2空気取入口から吸
入される2次空気と混合させてファンケ−シングに設け
た排出口から排出させるようにしたことを特徴とするも
のである。
ン化空気(1次空気)と処理空気(2次空気)を別途の
取入口から吸入するようにしたので、オゾンを発生させ
るのに使用する1次空気を事前に清浄化して効率よくオ
ゾンを発生させ、発生したオゾンを別の取入口から吸入
した2次空気と混合させて2次空気を脱臭して排出口か
ら排出させることができる。また同時に、2次空気の導
入によりオゾンを稀釈して排出口から排出することがで
きるので、1次空気より発生した比較的濃度の高いオゾ
ンが機械や人体に悪影響を与えることがない。
成する筒体に回転電極を構成する回転子を内装し、該回
転子とファンケ−シングに内装された吸引ファンとを導
電回転軸を介してモ−タに連結し、前記筒体の一端側を
空気清浄フィルタ−を充填した第1空気取入口に連通さ
せると共に、他端側をファンケ−シングに向かって漸次
開口を縮径した加速供給部を介してファンケ−シング内
に連通させ、筒体の他端側とファンケ−シングとの連結
部位の全方位に第2空気取入口を設けたことを特徴とす
るものである。
充填されているので、オゾン化空気を事前に清浄するこ
とができ、塵や埃で電極が汚れたりすることがない。空
気清浄フィルタ−として、空気清浄兼腐食性ガス吸着フ
ィルタ−を採用すれば、腐食性ガスによりオゾンの発生
効率が悪くなるようなことがない。
電極と回転電極とを対向させて配設し、前記両電極間に
高電圧を印加し、電極間の放電空間に供給される空気か
らオゾンを生成させる回転式オゾン発生装置において、
前記装置は第1空気取入口と第2空気取入口を有し、フ
ァンケ−シングに内装された吸引ファンで前記取入口よ
り庫内空間の空気を吸入するに、第1空気取入口から吸
入した1次空気を前記電極間でオゾン化させ、発生した
オゾンを第2空気取入口から吸入される2次空気と共に
ファンケ−シングに設けた排出口から排出させるように
すると共に、該排出口と庫内空間とをヒ−タを介して連
通させたことを特徴とするものであり、好ましくは、該
第2空気取入口をダクトを介して庫内空間と連通させる
ことで、ヒ−タ運転時には吸引ファンによって吸引され
る2次空気がヒ−タによって暖められて庫内空間に供給
されるようにし、高電圧の印加時には第1空気取入口か
ら吸入した1次空気を前記電極間でオゾン化させ、発生
したオゾンを第2空気取入口から吸入される2次空気と
共に該排出口から排出させるようにしたことを特徴とす
るものである。
内空間の空気をヒ−タに供給することができ、ヒ−タで
暖められて乾燥された空気は再び庫内空間に排出され、
これを繰り返すことで室内空間の空気を乾燥させること
ができる。ヒ−タの運転と高電圧の印加とは切替操作自
在に構成するのがよく、例えば、1時間ヒ−タを運転さ
せた後、高電圧を印加してオゾンを発生させるのがよ
い。装置には温度センサ−を設けて庫内空気を所定温度
に維持するようにするのがよく、また、高電圧印加は所
定時間を存して断続的に行うのがよい。もっとも、高電
圧印加とヒ−タの運転を同時に行うことを除外するもの
ではない。
置の基本的構成は、従来の装置と同様であって、固定電
極を構成する筒体1に回転電極を構成する回転子2を内
装し、対向する両電極間に高電圧を印加して、電極間に
コロナ放電を発生させ、放電空間に吸入した空気を導入
してオゾンを発生させるようにしている。
ッコファン4を内装するファンケ−シングであって、フ
ァンケ−シング3は、両端面を有する略短筒状の本体か
らなり、一側の端面3aを円形状に切り欠いて筒体1に
連通させ、他側の端面3bにはプレ−ト5を介してモ−
タ6を内装するモ−タケ−シング7が図示しない螺子で
装着されている。ファンケ−シング3の本体の周面の所
望部位を突出させると共に開口状として排出口8が形成
されており、シロッコファン4の回転に伴って空気を吸
入してオゾンを発生させ、発生したオゾンを別途吸入し
た処理空気と混合させて排出口8から排出させるように
なっている。
周壁に設けた導電性の固定電極1bと、固定電極を覆う
筒状のセラミックス製の誘電体1cとから構成される。
外部ケ−シング1aには高電圧供給電線9aの挿入部1
dが突成されており、挿入部1dの内周面には螺子が刻
設してあり、該電線9aの先端に装着した給電子10a
を螺合させて固定電極1bに接続するようになってい
る。一方、筒体1の空洞部に収納されている回転子2
は、導電性の高いステンレス等の部材を円筒状に形成し
てなり、後述するように導電性の回転軸11を介して電
力を供給することで回転電極として機能するようになっ
ている。
は、その一端を第1空気取入口に連通させると共に、他
端をファンケ−シング3内に連通させてある。筒体1の
一端側には、筒体よりも大径の短筒状部材12が設けて
あり、短筒状部材12の開口が第1空気取入口12aを
形成しており、かかる取入口12aから1次空気aを吸
入して両電極間でオゾン化させるようにしている。第1
空気取入口12aには空気清浄兼腐食性ガスを吸着する
フィルタ−13が充填されており、事前にオゾン化させ
る空気を清浄すると共に硫化水素ガスやアンモニアガス
等の腐食性ガスを吸着除去するようにしている。フィル
タ−13の材料、構成は、特には限定されず、公知のあ
るいは将来開発される空気を清浄する材料であればよ
い。好ましくは、腐食性ガスを良好に吸着できるもので
あればよく、例えば、通常の空気清浄フィルタ−に触媒
等を利用した吸着剤を添加したものが用いられる。
シング3の一端面3aとを連結する連結体14が装着さ
れている。連結体14は、大小径の異なる二つのリング
状の装着部14a、14bを対向させ、両装着部を周方
向に適宜間隔を存して複数の連結片14cで連結して構
成され、前記連結片14cの間の空間が第2空気取入口
15を形成するようになっている。小径の装着部14a
は筒体1の他端側に、大径の装着部14bはファンケ−
シング3の一端面3aの円形の切欠きの周囲に、それぞ
れ図示しない螺子で装着されている。第2空気取入口1
5から吸入される2次空気bは処理空気であって、ファ
ンケ−シング3内で発生したオゾンと混合されることで
脱臭されて排出される。また、2次空気bはオゾンを稀
釈する機能も有する。実施例では、筒体1と連結体14
とを別体で構成したものを示したが、要は、筒体1の他
端側とファンケ−シング3との連結部位に第2空気取入
口15が設けてあればよく、筒体1と連結体14とを一
体的に形成してもよい。また、第2空気取入口の周囲に
所望の開口を有するカバ−を回転自在に設け、カバ−を
回転させることで吸引される2次空気の量を調節し、も
って排出されるオゾンの濃度を調節可能としてもよい。
発生したオゾンをファンケ−シング3内に供給する加速
供給部16が設けてあり、加速供給部16は1次空気a
及び発生したオゾンの加速器として機能する。供給部1
6は、略截頭円錐状に形成され、大径の一端側16aを
筒体1の他端と連結体14の装着部14aとの間に挾持
させて取り付けてあり、一端側からファンケ−シング3
に向かって漸次径が縮小していき、小径の他端側を若干
拡開して開口16bを形成し、かかる開口16bをファ
ンケ−シング3の一端面3aの切欠きを介してケ−シン
グ3内に臨ませてある。供給部16の開口16bの位置
は、側面視において、ケ−シング3の一端面3aと略同
一線上にまで延出されており、シロッコファン4による
第1空気取入口12aからの1次空気aの吸引を良好に
している。
に連結する導電回転軸11が筒状体11aを介して連結
されており、モ−タ6の回転に連動してシロッコファン
4が回転するようになっている。回転軸11の一端はフ
ァンケ−シング3の他端面3bを貫通させてモ−タ6に
連結しており、他端はシロッコファン4の側面4aを貫
設させると共に、前記供給部16内を挿通して、筒体1
内部まで延出し、その先端は回転子2に連結されてお
り、モ−タ6の回転に連動して回転子2が回転するよう
になっている。
に近接する部位には、高電圧供給電線9bを挿入させる
開口部7aが設けてあり、電線9bの先端にはスプリン
グによって付勢されたカ−ボンからなる給電子10bが
装着されている。給電子10bは図示しない保護ケ−ス
内で下方に向けて配設されており、その先端を導電回転
軸11に接触させることで、回転軸11を介して高電圧
供給電線9bから供給される電力を回転電極2に供給す
るようになっている。
置において、いま、モ−タ6を駆動させると共に、回転
電極と固定電極間に高電圧を印加すると、シコッロファ
ン4の回転に伴い、第1空気取入口12a及び第2空気
取入口15から空気が吸入されるが、第1空気取入口1
2aより吸入されるオゾン化空気(1次空気a)は、腐
食性ガスや埃を吸着するフィルタ−13によって清浄化
された後、両電極間の放電空間に導入されるので、塵や
埃により電極が汚れたりすることが可及的に防止され、
また、オゾンの発生効率も良好である。
は、ファンケ−シング3内部近傍まで延出する供給部1
6を介してファンケ−シング3内に連通しているので、
1次空気より発生したオゾンが第2空気取入口15から
逃げることを防止している。また、発生したオゾンは縮
径する加速供給部16を介してファンケ−シング3へと
供給されるので、シロッコファン4の回転に伴い第2空
気取入口15より吸入された2次空気との混合が促進さ
れ、ファンケ−シング3内に導入されたオゾンは、第2
空気取入口15から導入された2次空気bの流れに巻き
込まれて混合され、2次空気bを脱臭しながら、併せて
2次空気bに稀釈されながら、2次空気bと一緒に排出
口8から排出される。
概略図であって、第2空気取入口15はダクト15aを
介して庫内空間Sに連通していると共に、ファンケ−シ
ング3に設けた排出口8はヒ−タ17を内装したヒ−タ
ケ−シング18に連通してあり、ヒ−タケ−シング18
はダクト18aを介して庫内空間Sに連通している。庫
内空間Sには、乾燥、殺菌・脱臭される対象物、例えば
図示しない食器類や包丁、まな板、あるいは靴等の履
物、あるいは白衣等の衣類が収容されるようになってい
る。
と、吸引ファン4の回転によってダクト15aから庫内
空気を吸入し、ヒ−タ17によって該空気を暖めかつ乾
燥させることでダクト18aより庫内に排出するように
なっており、これを連続的に行うことで庫内空間を乾燥
させることができる。ダクト18aを庫内下方部位まで
延出させると効率よく庫内空気を循環させることができ
る。
に高電圧を印加すると、第1空気取入口12aから吸入
した1次空気は電極間でオゾン化され、発生したオゾン
は庫内空間に連通するダクト15a(第2空気取入口1
5)から吸入される2次空気と共にファンケ−シング3
に設けた排出口8からヒ−タケ−シング18に導入さ
れ、ヒ−タ17が運転されていなければ、暖められるこ
となくそのままダクト18aより庫内に排出される。
圧発生器19による高電圧の印加、ヒ−タ17の運転は
制御部20によって制御されており、予め設定された装
置の運転方法に従って運転されるようになっている。ま
た、ダクト15aには温度センサ−21が設けてあり、
予め設定した温度(例えば40℃)を維持するようにヒ
−タ17が制御運転される。
の運転について説明すると、予め乾燥時間(例えば1時
間、2時間、3時間のように)を設定することにより、
所定時間経過後には自動的にヒ−タ17への通電が遮断
され、電極間に高電圧が印加されるようになっている。
高電圧の印加についても予め所定時間毎に所定時間行う
ように設定されている(例えば、30分間隔で5分間電
圧を印加する。)。また、ヒ−タ17による乾燥フェ−
ズとオゾン発生による殺菌フェ−ズとを単発で行うか、
あるいは数回繰り返して行うかについても予め設定す
る。
チをONとすると、まず、吸引ァン4とヒ−タ17が設
定時間運転される。ヒ−タ17については温度センサ−
21によって所定温度を維持するように断続的に運転さ
れることとなる。設定時間経過後はヒ−タ17がOFF
となり(ファン4については原則として運転し続け
る)、高電圧の印加により所定時間オゾンが発生するこ
となる。
体1の他端側とファンケ−シング3との連結部位に設け
られ、第2空気取入口15を被覆するようになってい
る。図4(a)はダクト15aの正面図、(b)は側面
図、(c)は背面図、(d)は底面図であって、短筒状
の本体の一端側の正面壁に形成した開口部15bが筒体
1を挿通させることで本体が第2空気取入口15を被覆
するようになっており、開口状の他端側15cファンケ
−シング3側に装着されるようになっている。本体の下
端側には開口部15dが形成されており、該開口部15
cが庫内空間Sに連通するように配設される。尚、ダク
ト15aは耐熱、耐オゾン性のゴムから構成される。
させて配設し、前記両電極間に高電圧を印加し、電極間
の放電空間に供給される空気からオゾンを生成させる回
転式オゾン発生装置において、前記装置は第1空気取入
口と第2空気取入口を有し、ファンケ−シングに内装さ
れた吸引ファンで前記取入口よりファンケ−シング内に
空気を吸入するに、固定電極を構成する筒体の一端側に
設けた第1空気取入口から吸入した1次空気を前記電極
間でオゾン化させ、発生したオゾンをファンケ−シング
に向かって漸次開口を縮径した加速供給部を介して吸入
し、 かつ前記筒体の他端側とファンケ−シングとの連結
部位の全方位に設けた第2空気取入口から吸入される2
次空気と混合させてファンケ−シングに設けた排出口か
ら排出させるようにしたから、第1空気取入口に空気清
浄フィルタ−を充填してオゾン化空気を事前に清浄する
ことができ、塵や埃で電極が汚れたり、腐食性ガスによ
りオゾンの発生効率が悪くなるようなことがない。そし
て、1次空気から良好に生成されたオゾンは、勢いよく
ファンケ−ス内に吸入されて2次空気との混合が促進さ
れ、2次空気を脱臭しながら排出口より排出される。処
理空気は2次空気としてオゾン化空気とは別途積極的に
取り込まれるので、脱臭等の処理効率がよい。
ァンをオゾン発生および庫内空気の乾燥の双方に兼用と
したので、コンパクトな構成でありながら、庫内の乾燥
および殺菌・脱臭等を行うことができる。
図である。
す、図1の概略断面図である。
る。
グ 4 吸引ファン 6 モ−タ 8 排出口 10a 給電子
10b 給電子 11 導電回転軸12a 第1空気取入
口 14 連結体 14c 連結片 15 第2空気取入口
16 加速供給部 17 ヒ−タ a 1次空気 b 2次空
気 S 庫内空間
Claims (4)
- 【請求項1】固定電極と回転電極とを対向させて配設
し、前記両電極間に高電圧を印加し、電極間の放電空間
に供給される空気からオゾンを生成させる回転式オゾン
発生装置において、前記装置は第1空気取入口と第2空
気取入口を有し、ファンケ−シングに内装された吸引フ
ァンで前記取入口よりファンケ−シング内に空気を吸入
するに、固定電極を構成する筒体の一端側に設けた第1
空気取入口から吸入した1次空気を前記電極間でオゾン
化させ、発生したオゾンをファンケ−シングに向かって
漸次開口を縮径した加速供給部を介して吸入し、かつ前
記筒体の他端側とファンケ−シングとの連結部位の全方
位に設けた第2空気取入口から吸入される2次空気と混
合させてファンケ−シングに設けた排出口から排出させ
るようにしたことを特徴とする回転式オゾン発生装置。 - 【請求項2】固定電極と回転電極とを対向させて配設
し、前記両電極間に高電圧を印加し、電極間の放電空間
に供給される空気からオゾンを生成させる回転式オゾン
発生装置において、前記装置は第1空気取入口と第2空
気取入口を有し、ファンケ−シングに内装された吸引フ
ァンで前記取入口より庫内空間の空気を吸入するに、第
1空気取入口から吸入した1次空気を前記電極間でオゾ
ン化させ、発生したオゾンを第2空気取入口から吸入さ
れる2次空気と混合させてファンケ−シングに設けた排
出口から排出させるようにすると共に、該排出口と庫内
空間とをヒ−タを介して連通させたことを特徴とする回
転式オゾン発生装置。 - 【請求項3】第2空気取入口をダクトを介して庫内空間
と連通させて、ヒ−タ運転時には吸引ファンによって該
第2空気取入口より吸引される庫内空気がヒ−タによっ
て暖められて庫内空間に供給されるようにし、高電圧の
印加時には第1空気取入口から吸入した1次空気を前記
電極間でオゾン化させ、発生したオゾンを第2空気取入
口から吸入される庫内空気と共に該排出口から庫内空間
に排出させるようにしたことを特徴とする請求項2に記
載の回転式オゾン発生装置。 - 【請求項4】固定電極を構成する筒体に回転電極を構成
する回転子を内装し、該回転子とファンケ−シングに内
装された吸引ファンとを導電回転軸を介してモ−タに連
結し、前記筒体の一端側を空気清浄フィルタ−を充填し
た第1空気取入口に連通させると共に、他端側をファン
ケ−シングに向かって漸次開口を縮径した加速供給部を
介してファンケ−シング内に連通させ、筒体の他端側と
ファンケ−シングとの連結部位の全方位に第2空気取入
口を設けたことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに
記載の回転式オゾン発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33763196A JP3261054B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-12-03 | 回転式オゾン発生装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8319996 | 1996-03-12 | ||
JP8-83199 | 1996-03-12 | ||
JP33763196A JP3261054B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-12-03 | 回転式オゾン発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09301703A JPH09301703A (ja) | 1997-11-25 |
JP3261054B2 true JP3261054B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=26424260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33763196A Expired - Lifetime JP3261054B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-12-03 | 回転式オゾン発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3261054B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5085441B2 (ja) * | 2008-06-24 | 2012-11-28 | 株式会社神戸製鋼所 | オゾン発生装置及びオゾン発生方法 |
-
1996
- 1996-12-03 JP JP33763196A patent/JP3261054B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09301703A (ja) | 1997-11-25 |
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Legal Events
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