JP2910141B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭用の食器洗浄機に関する。
従来の技術 従来、この種の食器洗浄機は、第4図および第5図に
示すように構成されている。すなわち、第4図に示すよ
うに、予め洗剤が投入された洗浄槽1内に一定量の水が
供給されると洗浄ポンプ2が始動され、洗浄水がフィル
タ3を通し洗浄ポンプ2に吸入され、加圧されてノズル
4から噴射される。そして、ノズル4から噴射された洗
浄水は、食器かご5上に載せられた食器6にあって食器
6を洗浄した後に洗浄槽1の底部に溜り、再び洗浄ポン
プ2に吸入され洗浄槽1内を循環する。このとき、ヒー
タ7により洗浄水を加熱昇温している。また、食器6に
付着していた残菜は洗い落とされて、洗浄水が洗浄ポン
プ2に吸入される際に洗浄水とともに流れフィルタ3に
捕捉される。洗浄終了後、排水ポンプ(図示せず)によ
り洗浄水は機外へ排出される。その後、再び、一定量の
水が洗浄槽1内に供給されて洗浄時と同様にすすぎ洗い
が行われ、すすぎ洗い終了後再び排水が行われる。この
すすぎ行程を数回くり返して、つぎにヒータ7を断続通
電した状態で乾燥用の送風ファン8により機外の空気を
吸気口9から洗浄槽1内に導入し、洗浄槽1内の湿った
空気を排気口経路口10aを介し第5図に示す排気口10よ
り機外へ排出して、洗浄槽1内部と食器6を乾燥させて
全行程が終了する。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、食品で汚染された食器6
を洗うと、洗浄中は食品の混合した不快な臭いが室内に
立ち込めるといったことが起こり、さらに臭気の強い魚
で汚染された食器を洗うときは、乾燥行程でも洗浄槽1
内の魚臭が水蒸気とともに室内に放出され不快になると
いったことがあった。
つまり、洗浄中は洗浄水を加熱昇温しているので、排
気口10から洗剤と食品の混合臭気が水蒸気とともに室内
に漏れ出てくる。さらに、臭気の強いさば、いわし、さ
んまなどの青魚で汚染された食器を洗浄すると、魚油が
食器洗浄機の内壁やプラスチック部品などに吸着されて
いて、乾燥行程に移行したとき沸点の低い臭気成分が洗
浄槽1内の加熱水蒸気とともに送風ファン8により室内
に排出されて室内に悪臭が拡散し、不快に感じるもので
あった。
そこで、本発明は食器洗浄機の排気中に含まれる被洗
浄物の臭気を脱臭してから室内に排気することを第一の
目的としている。第二の目的は脱臭装置に結露すること
を防止することにある。
課題を解決するための手段 上記の第一の目的を達成するために本発明は、洗浄槽
とそれぞれ連通した吸気口および排気口と、前記洗浄槽
内に吸気口を介して外気を送り込む送風ファンを、洗浄
槽を介して吸気口と排気口とを連通する送風経路に配設
し、前記送風経路の一部である排気口と洗浄槽とを連通
する送風経路の途中にダンパーを介して前記送風経路と
連通する分岐送風経路を設け、この分岐送風経路に高圧
セラミック放電体を配設し、前記排気口には、オゾン分
解触媒を配置し、乾燥行程時に送風機を駆動するもので
ある。
また、第2の目的を達成するために、高圧セラミック
放電体の電極裏面側に発熱体を設けたものである。
作用 上記構成によれば、洗浄行程、加熱すすぎ行程、乾燥
行程のなかで、送風ファンを駆動していない洗浄行程お
よび加熱すすぎ行程のときは、オゾン供給経路が高湿度
雰囲気となることを防止するために、洗浄槽から排気口
に通じる経路途中に配したダンパーで遮断する。この結
果、湿気がオゾン供給経路に侵入し、高圧セラミック放
電体に結露し、高圧セラミック放電体の放電不良が生ず
ることを防止する。送風ファンの運転時は風圧により回
動自在のダンパを開き、高圧セラミック放電体で発生し
たオゾンと食器洗浄機内の臭気を含む水蒸気と空気を洗
浄槽から排気口に通じる経路で混合して反応させ、臭気
成分をオゾンにより酸化分解する。さらに、未反応の余
剰オゾンはオゾン分解触媒により酸素と活性酸素に分解
されるが、この分解反応の際、触媒表面に生成する活性
酸素により未反応の臭気成分が完全に酸化分解されるも
のである。また、食器洗浄中でオゾンを供給していない
ときには排気口に配置されたオゾン分解触媒に臭気成分
は吸着され、乾燥行程で再びオゾンが供給されたときに
オゾン分解触媒上で分解されるものである。この結果、
脱臭された蒸気と空気が排気されることとなり、室内に
不快な臭気を飛散させることはない。
また、食器洗浄機に備えた高圧セラミック放電体の電
極裏面側に発熱体を設け、高圧セラミック放電体の電極
温度が食器洗浄機運転中は洗浄槽内温度以上の温度にな
るように加熱する。
この結果、洗浄槽内から侵入してきた高温の湿気と高
圧セラミック放電体電極表面との温度差から生じる結露
を防止することとなり、結露による絶縁低下による放電
不良を防止でき、湿度変化に関係なく、安定した放電が
得られ、一定のオゾン発生量が達成できるものである。
実 施 例 実施例を第1図および第2図で説明する。松下電器産
業株式会社製食器洗浄機NP−5600の排気口10に容積100m
lのハニカム状活性炭11(武田製薬株式会社製粒状白鷺R
GOC4/8−2)を配置し、吸気経路9aの途中に設けられた
送風ファン8の送風経路9aを2経路に分岐し一方は洗浄
槽1に連通させ、他の一方はオゾン供給経路12に連通さ
せる。洗浄槽1へ連通した送風経路は、洗浄槽1から排
気口経路口10aを介し、排気口10への経路途中にあるオ
ゾン混合部16に連通するオゾン供給部12の端部に配置さ
れた回動自在のダンパ13を介して排気口10に連通してい
る。前記ダンパ13と送風ファン8の間のオゾン供給経路
12にオゾン発生量が8mgO3/h(25℃,60%RH)となる高圧
セラミック放電体14を配置している。
つぎに、この実施例の動作を第1図,第2図および第
4図を用いて説明する。乾燥行程では、洗浄槽1内と食
器6がヒータ7により加熱昇温されるとともに、送風フ
ァン8により湿度の低い機外空気を吸気口9から洗浄槽
1内に取り入れ、洗浄槽1内の蒸気を第2図に示される
排気口経路口10aを介し、第1図、第2図に示される排
気口部10に装着されているハニカム状活性炭11を通り機
外に排気している。同時に、高圧セラミック放電体を配
置している送風ファン8から分岐されたもう一方の分岐
送風経路からは、オゾン供給経路12とオゾン供給経路12
の端部に配置されたダンパ13を通って、濃度0.5ppmの濃
度のオゾンガスを含む空気が洗浄槽1から排気口10へ通
じる経路に供給される。フィルタ3に捕捉された残菜や
食器洗浄機のプラスチック部品などに吸着されている沸
点の低い臭気成分、すなわち、蒸気に含まれている被洗
浄物の臭気が洗浄槽1から排気口10へ通じる経路のオゾ
ン混合部16で前記オゾンガスと反応して臭気成分は酸化
分解されるとともに、余剰オゾンは排気口10に配置され
ているハニカム状活性炭11の表面で酸素(O2)と活性酸
素(O・)に分解される。このとき、未反応の臭気成分
は前記活性酸素により完全に分解される。
また、オゾンを供給していない洗浄行程では排気口10
に配置しているハニカム状活性炭11の表面に臭気成分が
吸着されるものである。
なお、高圧セラミック放電体14は湿度の高い雰囲気で
は放電が不安定になったり、放電不良に陥りやすい。こ
のため、オゾンを供給しないときはオゾン供給経路12を
ダンパ13の自重で遮蔽することにより高圧セラミック放
電体14部への湿気の侵入を防止するものである。また、
オゾン供給時はオゾン供給路との当接面よりも大きなダ
ンパ13を洗浄槽1内からの排気風圧とオゾン供給路の風
圧とにより回動して開くものである。
この結果、臭気の強い青魚などて汚染された食器を洗
浄したときでも食器洗浄機の排気口10からは脱臭された
無臭の空気を室内に排気することとなり、室内に不快な
臭気を飛散させることはない。
なお、ハニカム状活性炭11のかわりにマンガン・チタ
ン系のオゾン分解触媒を使用しても同等の効果が得られ
ることは言うまでもない。
第3図の実施例は高圧セラミック放電体14の電極裏面
側に15Ω2Wの抵抗体15を固着している。
この実施例の動作を説明すると、乾燥行程の前行程で
ある加熱すすぎ開始と同時に抵抗体15にDC3.5Vを印加し
て通電し、電極を加熱する。このとき、洗浄槽1内のす
すぎ水はヒータ7により70℃まで除去に加熱されるが、
洗浄槽1内で発生する蒸気はダンパ13の隙間からと送風
ファン8を介する方から徐々に高圧セラミック放電体14
を配置してくる送風経路に逆流してくる。しかし、前記
抵抗体15によって高圧セラミック放電体14は70℃以上に
加熱されており、絶縁低下を起こすような結露を生ずる
ことなく安定した放電を維持することができる。
この結果、脱臭に必要なオゾンを洗浄槽1から排気口
10へ通じる経路に安定して供給することとなり、臭気成
分を分解することができる。
なお、本発明の抵抗体のかわりに面ヒータを配置した
り、抵抗体を印刷しても同等の効果が得られることは言
うまでもない。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明は臭
気の強い食品により汚染された食器を洗浄しても、乾燥
中は蒸気に含まれる臭気成分を洗浄槽から排気口へ通じ
る経路でオゾンガスが酸化分解し、未反応余剰オゾンは
オゾン分解触媒が酸素に分解する。また、オゾンガスを
供給していないときは臭気成分をオゾン分解触媒が吸着
するので、不快な臭気を室内に飛散させることもなく、
かつ、安全である。
さらに、高圧セラミック放電体電極裏面側に発熱体を
設けることにより、洗浄槽内の湿気が逆流してきたとき
に高圧セラミック放電体電極表面との温度差で結露を生
じ、放電が不安定となったり、放電不良となり所定濃度
のオゾンが発生しなくなることを防止できるものであ
る。この結果、ダンパのシールが不完全であっても高圧
セラミック放電体の絶縁性を保護しているので、臭気成
分を完全にオゾン分解できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明の一実施例の食器洗浄機の要部斜
視図、第1図(B)は同要部背面図、第2図はオゾン供
給とオゾン反応およびオゾンにより臭気を分解する部分
の要部縦断面図、第3図は発熱体を配置した高圧セラミ
ック放電体の側面図、第4図は従来の食器洗浄機の縦断
面図、第5図は同食器洗浄機の正面斜視図である。 1……洗浄槽、8……送風ファン、9……吸気口、9a…
…吸気経路、10……排気口、11……ハニカム状活性炭、
12……オゾン供給経路、13……ダンパ、14……高圧セラ
ミック放電体、15……抵抗体、16……オゾン混合部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−1210(JP,A) 特開 平2−92327(JP,A) 特開 平1−203882(JP,A) 特開 平3−126422(JP,A) 特開 平1−293835(JP,A) 特開 昭63−139525(JP,A) 特開 昭63−105734(JP,A) 特開 平3−143419(JP,A) 特開 昭62−64329(JP,A) 特開 昭59−14833(JP,A) 実開 平1−101469(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 15/42,15/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄槽とそれぞれ連通した吸気口および排
    気口と、前記洗浄槽内に吸気口を介して外気を送り込む
    送風ファンを、洗浄槽を介して吸気口と排気口とを連通
    する送風経路に配設し、前記送風経路の一部である排気
    口と洗浄槽とを連通する送風経路の途中にダンパーを介
    して前記送風経路と連通する分岐送風経路を設け、この
    分岐送風経路に高圧セラミック放電体を配設し、前記排
    気口には、オゾン分解触媒を配置し、乾燥行程時に送風
    機を駆動する食器洗浄機。
  2. 【請求項2】高圧セラミック放電体の電極裏面側に発熱
    体を設けた請求項1記載の食器洗浄機。
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TW200916042A (en) 2007-10-11 2009-04-16 Panasonic Corp Dish washing/drying machine
JP4530085B2 (ja) * 2008-08-28 2010-08-25 パナソニック株式会社 食器洗い乾燥機
JP4924571B2 (ja) * 2008-08-28 2012-04-25 パナソニック株式会社 食器洗い乾燥機

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