JPH05255227A - ポリイソシアネートの製造方法 - Google Patents
ポリイソシアネートの製造方法Info
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- JPH05255227A JPH05255227A JP4326289A JP32628992A JPH05255227A JP H05255227 A JPH05255227 A JP H05255227A JP 4326289 A JP4326289 A JP 4326289A JP 32628992 A JP32628992 A JP 32628992A JP H05255227 A JPH05255227 A JP H05255227A
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- boiling point
- sump
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C263/00—Preparation of derivatives of isocyanic acid
- C07C263/04—Preparation of derivatives of isocyanic acid from or via carbamates or carbamoyl halides
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- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 ポリイソシアネートに対応するN−置換カル
バミン酸エステルの熱分解によるポリイソシアネートの
触媒フリーの連続製造法につき開示し、不活性な高沸点
溶剤における5〜90重量%溶液としての分解すべきカ
ルバミン酸エステルを100〜400℃の温度まで加熱
し、次いで膨張と共に副流として蒸留塔(4)中に導入
し、その液溜めにて0.001〜5バールの圧力および
150〜400℃の温度を維持して高沸点溶剤を液溜め
内で沸とう状態に保ち、同時に分解生成物を連続的かつ
選択的に蒸留塔の頂部で凝縮させる。必要に応じ不純物
を含有する高沸点溶剤を液溜め出口を介し、カルバミン
酸エステル用の溶剤として蒸留塔に導入された高沸点溶
剤の量にほぼ相当する量で連続的に除去する。 【効果】 イソシアネートの副反応が著しく抑制されて
高い純度と90%より高い最終生成物(ポリイソシアネ
ート)の収率とが得られる。
バミン酸エステルの熱分解によるポリイソシアネートの
触媒フリーの連続製造法につき開示し、不活性な高沸点
溶剤における5〜90重量%溶液としての分解すべきカ
ルバミン酸エステルを100〜400℃の温度まで加熱
し、次いで膨張と共に副流として蒸留塔(4)中に導入
し、その液溜めにて0.001〜5バールの圧力および
150〜400℃の温度を維持して高沸点溶剤を液溜め
内で沸とう状態に保ち、同時に分解生成物を連続的かつ
選択的に蒸留塔の頂部で凝縮させる。必要に応じ不純物
を含有する高沸点溶剤を液溜め出口を介し、カルバミン
酸エステル用の溶剤として蒸留塔に導入された高沸点溶
剤の量にほぼ相当する量で連続的に除去する。 【効果】 イソシアネートの副反応が著しく抑制されて
高い純度と90%より高い最終生成物(ポリイソシアネ
ート)の収率とが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基礎とするカルバミン
酸エステルの熱分解による有機ポリイソシアネート、よ
り詳細にはジイソシアネートの新規な連続製造法に関す
るものである。
酸エステルの熱分解による有機ポリイソシアネート、よ
り詳細にはジイソシアネートの新規な連続製造法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】N−置換ウレタンはイソシアネートとア
ルコールとに分解しうることが永年にわたり知られてい
る〔H.シッフ、Ber.Dtsch.Chem.Ge
s.第3巻、第649頁(1870);A.W.ホフマ
ン、Ber.Dtsch.Chem.Ges.第3巻、
第653頁(1870)〕。最近、分解反応はカルバミ
ン酸エステル用の高沸点溶剤の存在下に種々の利点を持
って行ないうることが見出された。たとえば米国特許第
3,919,278号公報は、蒸留塔を装着した分解反
応器における芳香族ポリイソシアネートの製造方法を記
載しており、ここでは問題とする種類の助溶剤とキャリ
ヤガスとを用いて、分解反応の際に生成した分解生成物
の反応混合物からの除去を向上させる。米国特許第3,
962,362号公報も同様な方法を記載している。こ
れら両方法は比較的低い収率をもたらし、これは恐らく
分解生成物として生ずるポリイソシアネートを分解媒体
から分離するのが困難であるという事実に起因する。恐
らく、この理由からドイツ公開公報第2530001号
によれば分解媒体を別途の後処理にかけて、そこに存在
するジイソシアネートを回収する。
ルコールとに分解しうることが永年にわたり知られてい
る〔H.シッフ、Ber.Dtsch.Chem.Ge
s.第3巻、第649頁(1870);A.W.ホフマ
ン、Ber.Dtsch.Chem.Ges.第3巻、
第653頁(1870)〕。最近、分解反応はカルバミ
ン酸エステル用の高沸点溶剤の存在下に種々の利点を持
って行ないうることが見出された。たとえば米国特許第
3,919,278号公報は、蒸留塔を装着した分解反
応器における芳香族ポリイソシアネートの製造方法を記
載しており、ここでは問題とする種類の助溶剤とキャリ
ヤガスとを用いて、分解反応の際に生成した分解生成物
の反応混合物からの除去を向上させる。米国特許第3,
962,362号公報も同様な方法を記載している。こ
れら両方法は比較的低い収率をもたらし、これは恐らく
分解生成物として生ずるポリイソシアネートを分解媒体
から分離するのが困難であるという事実に起因する。恐
らく、この理由からドイツ公開公報第2530001号
によれば分解媒体を別途の後処理にかけて、そこに存在
するジイソシアネートを回収する。
【0003】触媒の不存在下に行なわれるこれら方法の
他に、種々の触媒を用いて収率を増大させうると思われ
る方法も存在する。該当する刊行物はたとえば米国特許
第3,919,279号公報、ドイツ公開公報第2,6
35,490号、ドイツ公開公報第2,942,543
号またはヨーロッパ特許出願第0,323,514号で
ある。触媒の使用は触媒フリーの方法と比較して或る種
の欠点を伴うことも明らかである。たとえば微量の触媒
は、最終生成物に入り込んでその性質に悪影響を与えな
いよう完全に防止することができない。さらに、助溶剤
の後処理は触媒の存在により複雑化する。
他に、種々の触媒を用いて収率を増大させうると思われ
る方法も存在する。該当する刊行物はたとえば米国特許
第3,919,279号公報、ドイツ公開公報第2,6
35,490号、ドイツ公開公報第2,942,543
号またはヨーロッパ特許出願第0,323,514号で
ある。触媒の使用は触媒フリーの方法と比較して或る種
の欠点を伴うことも明らかである。たとえば微量の触媒
は、最終生成物に入り込んでその性質に悪影響を与えな
いよう完全に防止することができない。さらに、助溶剤
の後処理は触媒の存在により複雑化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、触媒の不存在下に高収率でジイソシアネートを容
易に連続製造しうるような、対応カルバミン酸エステル
の分解による有機ポリイソシアネート(より詳細にはジ
イソシアネート)の新規な製造方法を提供することにあ
る。
題は、触媒の不存在下に高収率でジイソシアネートを容
易に連続製造しうるような、対応カルバミン酸エステル
の分解による有機ポリイソシアネート(より詳細にはジ
イソシアネート)の新規な製造方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下詳細に
説明する本発明により解決される。本発明は、分解反応
器として作用する液溜め加熱の蒸留塔にて150〜40
0℃でポリイソシアネートに対応するN−置換カルバミ
ン酸エステルを熱分解し、次いで分解生成物を2つのフ
ラクションに分離することによる、ポリイソシアネート
の触媒フリーの連続製造法に関するものである。フラク
ションIは主としてイソシアネート成分よりなり、フラ
クションIIは主としてカルバミン酸エステルのアルコー
ル成分よりなる。分解反応は、カルバミン酸エステル用
の溶剤であり、カルバミン酸エステルおよび分解生成物
に対し不活性であり、蒸留塔の液溜めに存在する圧力お
よび温度条件の下で沸とうし、かつ生成ポリイソシアネ
ートの沸点より少なくとも10℃高い前記圧力条件下の
沸点を有する高沸点溶剤(high boiler)の
存在下で行なわれる。この方法は、5〜90重量%溶液
の形態である分解すべきカルバミン酸エステルを分解圧
力より高く100〜400℃の温度まで(ただしポリウ
レタンの融点より高く)加熱し、次いで膨張させながら
副流として蒸留塔4に導入し、塔の液溜めにて0.00
1〜5バールの圧力(分解圧力)および150〜400
℃の温度を維持して高沸点溶剤を液溜めにて沸とう状態
に保つことを特徴とする。分解生成物を同時に蒸留塔の
頂部にてフラクションIおよびIIとして連続的かつ選択
的に凝縮させる一方、必要に応じ不純物を含有する高沸
点溶剤を液溜め出口を介しカルバミン酸エステル用の溶
剤として蒸留塔に導入された高沸点溶剤の量に実質的に
相当する量だけ連続除去する。
説明する本発明により解決される。本発明は、分解反応
器として作用する液溜め加熱の蒸留塔にて150〜40
0℃でポリイソシアネートに対応するN−置換カルバミ
ン酸エステルを熱分解し、次いで分解生成物を2つのフ
ラクションに分離することによる、ポリイソシアネート
の触媒フリーの連続製造法に関するものである。フラク
ションIは主としてイソシアネート成分よりなり、フラ
クションIIは主としてカルバミン酸エステルのアルコー
ル成分よりなる。分解反応は、カルバミン酸エステル用
の溶剤であり、カルバミン酸エステルおよび分解生成物
に対し不活性であり、蒸留塔の液溜めに存在する圧力お
よび温度条件の下で沸とうし、かつ生成ポリイソシアネ
ートの沸点より少なくとも10℃高い前記圧力条件下の
沸点を有する高沸点溶剤(high boiler)の
存在下で行なわれる。この方法は、5〜90重量%溶液
の形態である分解すべきカルバミン酸エステルを分解圧
力より高く100〜400℃の温度まで(ただしポリウ
レタンの融点より高く)加熱し、次いで膨張させながら
副流として蒸留塔4に導入し、塔の液溜めにて0.00
1〜5バールの圧力(分解圧力)および150〜400
℃の温度を維持して高沸点溶剤を液溜めにて沸とう状態
に保つことを特徴とする。分解生成物を同時に蒸留塔の
頂部にてフラクションIおよびIIとして連続的かつ選択
的に凝縮させる一方、必要に応じ不純物を含有する高沸
点溶剤を液溜め出口を介しカルバミン酸エステル用の溶
剤として蒸留塔に導入された高沸点溶剤の量に実質的に
相当する量だけ連続除去する。
【0006】この方法は、たとえば図面(図1)に示し
た装置で行なうことができる。図面において、参照符号
はそれぞれ次の構成部分を意味する。(1)は分解すべ
きカルバミン酸エステル用の加熱貯蔵タンクであり、
(2)はこの溶液用の加熱計量ポンプであり、(3)は
分解すべきカルバミン酸エステルの溶液を予熱するため
の熱交換器であり、(4)は分解反応器として作用する
蒸留塔であり、(5)は分留管であり、(6)は凝縮器
であり、(7)はたとえば循環ヒーターとしての液溜め
加熱システムであり、(8)は液溜め排液タンクであ
り、(9)はポリイソシアネートフラクションI用の貯
蔵タンクであり、(10)は冷却システムを設けたアル
コールフラクションII用の貯蔵タンクであり、(11)
は減圧ポンプである。
た装置で行なうことができる。図面において、参照符号
はそれぞれ次の構成部分を意味する。(1)は分解すべ
きカルバミン酸エステル用の加熱貯蔵タンクであり、
(2)はこの溶液用の加熱計量ポンプであり、(3)は
分解すべきカルバミン酸エステルの溶液を予熱するため
の熱交換器であり、(4)は分解反応器として作用する
蒸留塔であり、(5)は分留管であり、(6)は凝縮器
であり、(7)はたとえば循環ヒーターとしての液溜め
加熱システムであり、(8)は液溜め排液タンクであ
り、(9)はポリイソシアネートフラクションI用の貯
蔵タンクであり、(10)は冷却システムを設けたアル
コールフラクションII用の貯蔵タンクであり、(11)
は減圧ポンプである。
【0007】本発明の方法に使用するカルバミン酸エス
テルは、一般式 R1(NHCOOR2)n 〔式中、R1 は全部で約4〜12個の炭素原子を有しか
つ必要に応じ不活性置換基を有する脂肪族炭化水素基;
全部で約6〜15の炭素原子を有しかつ必要に応じ不活
性置換基を有する脂環式炭化水素基;全部で約7〜10
個の炭素原子を有しかつ必要に応じ不活性置換基を有す
る芳香脂肪族炭化水素基;または全部で約6〜15個の
炭素原子を有しかつ必要に応じ不活性置換基を有する芳
香族炭化水素基であり;R2 は約1〜20個の炭素原子
を有する脂肪族炭化水素基;約5〜15個の炭素原子を
有する脂環式炭化水素基;または約6〜15個の炭素原
子を有する芳香族炭化水素基であり;nは2〜5の整数
である〕に対応する化合物である。
テルは、一般式 R1(NHCOOR2)n 〔式中、R1 は全部で約4〜12個の炭素原子を有しか
つ必要に応じ不活性置換基を有する脂肪族炭化水素基;
全部で約6〜15の炭素原子を有しかつ必要に応じ不活
性置換基を有する脂環式炭化水素基;全部で約7〜10
個の炭素原子を有しかつ必要に応じ不活性置換基を有す
る芳香脂肪族炭化水素基;または全部で約6〜15個の
炭素原子を有しかつ必要に応じ不活性置換基を有する芳
香族炭化水素基であり;R2 は約1〜20個の炭素原子
を有する脂肪族炭化水素基;約5〜15個の炭素原子を
有する脂環式炭化水素基;または約6〜15個の炭素原
子を有する芳香族炭化水素基であり;nは2〜5の整数
である〕に対応する化合物である。
【0008】本発明の方法に好適に使用されるカルバミ
ン酸エステルは、上記式においてR1 が全部で4〜12
個(より好ましくは5〜10個)の炭素原子を有する脂
肪族炭化水素基;6〜15個の炭素原子を有する脂環式
炭化水素基;キシリレン基または全部で6〜15個の炭
素原子を有しかつ必要に応じメチル置換基および/また
はメチレン架橋を有する芳香族炭化水素基であり;R2
が1〜6個(より好ましくは1〜4個)の炭素原子を有
する脂肪族炭化水素基;シクロヘキシル基;またはフェ
ニル基であり;nが2〜4の整数であるような化合物で
ある。
ン酸エステルは、上記式においてR1 が全部で4〜12
個(より好ましくは5〜10個)の炭素原子を有する脂
肪族炭化水素基;6〜15個の炭素原子を有する脂環式
炭化水素基;キシリレン基または全部で6〜15個の炭
素原子を有しかつ必要に応じメチル置換基および/また
はメチレン架橋を有する芳香族炭化水素基であり;R2
が1〜6個(より好ましくは1〜4個)の炭素原子を有
する脂肪族炭化水素基;シクロヘキシル基;またはフェ
ニル基であり;nが2〜4の整数であるような化合物で
ある。
【0009】しかしながら、本明細書においてカルバミ
ン酸エステルを基礎とするポリイソシアネートR1(NC
O)n は分解条件下(すなわち塔4の液溜めにおける圧
力条件下)で特定のアルコールR2 OHの沸点より少な
くとも10℃、好ましくは特定アルコールR2 OHの沸
点より少なくとも40℃低いまたは高い沸点を有するこ
とが重要である。一般にポリイソシアネートはアルコー
ルより高い沸点を有し、分留管5の下端部でフラクショ
ンIとして蓄積する。ポリイソシアネートがアルコール
より低い沸点を有する反対の場合は、アルコール成分II
が下側フラクションとして蓄積すると共にポリイソシア
ネート成分Iが上側フラクションとして蓄積することは
勿論である。本発明の方法に特に好適なカルバミン酸エ
ステルは一般式 R1(NHCOOR2)2 〔式中、R1 は1,6−ジイソシアナトヘキサン、1−
イソシアナト−3,3,5−トリメチル−5−イソシア
ナトメチルシクロヘキサン、2,4−ジイソシアナトト
ルエン、2,6−ジイソシアナトトルエン、2,2′
−,2,4′−もしくは4,4′−ジイソシアナトジフ
ェニルメタン、2,4′−もしくは4,4′−ジイソシ
アナトジシクロヘキシルメタンもしくは1,5−ジイソ
シアナトナフタレンのイソシアネート基を結合する炭化
水素基であり、R2 はC1-4 アルキル基である〕に対応
するものである。
ン酸エステルを基礎とするポリイソシアネートR1(NC
O)n は分解条件下(すなわち塔4の液溜めにおける圧
力条件下)で特定のアルコールR2 OHの沸点より少な
くとも10℃、好ましくは特定アルコールR2 OHの沸
点より少なくとも40℃低いまたは高い沸点を有するこ
とが重要である。一般にポリイソシアネートはアルコー
ルより高い沸点を有し、分留管5の下端部でフラクショ
ンIとして蓄積する。ポリイソシアネートがアルコール
より低い沸点を有する反対の場合は、アルコール成分II
が下側フラクションとして蓄積すると共にポリイソシア
ネート成分Iが上側フラクションとして蓄積することは
勿論である。本発明の方法に特に好適なカルバミン酸エ
ステルは一般式 R1(NHCOOR2)2 〔式中、R1 は1,6−ジイソシアナトヘキサン、1−
イソシアナト−3,3,5−トリメチル−5−イソシア
ナトメチルシクロヘキサン、2,4−ジイソシアナトト
ルエン、2,6−ジイソシアナトトルエン、2,2′
−,2,4′−もしくは4,4′−ジイソシアナトジフ
ェニルメタン、2,4′−もしくは4,4′−ジイソシ
アナトジシクロヘキシルメタンもしくは1,5−ジイソ
シアナトナフタレンのイソシアネート基を結合する炭化
水素基であり、R2 はC1-4 アルキル基である〕に対応
するものである。
【0010】適するカルバミン酸エステルの例は次のも
のである:1−(ブトキシカルボニルアミノ)−3,
3,5−トリメチル−5−(ブトキシカルボニルアミノ
メチル)−シクロヘキサン、1−(メトキシカルボニル
アミン)−3,3,5−トリメチル−5−(メトキシカ
ルボニルアミノメチル)−シクロヘキサン、1−メチル
−2,4−ビス−(メトキシカルボニルアミノ)−ベン
ゼン、1−メチル−2,6−ビス−(メトキシカルボニ
ルアミノ)−ベンゼン、1−メチル−2,4−ビス−
(ブトキシカルボニルアミノ)−ベンゼン、1−メチル
−2,6−ビス−(ブトキシカルボニルアミノ)−ベン
ゼン、1,10−ビス−(メトキシカルボニルアミノ)
−デカン、1,12−ビス−(ブトキシカルボニルアミ
ノ)−ドデカン、1,12−ビス−(メトキシカルボニ
ルアミノ)−ドデカン、1,12−ビス−(フェノキシ
カルボニルアミノ)−ドデカン、1,3−ビス−(エト
キシカルボニルアミノメチル)−ベンゼン、1,3−ビ
ス−(メトキシカルボニルアミノ)−ベンゼン、1,3
−ビス−〔(メトキシカルボニルアミノ)−メチル〕−
ベンゼン、1,3,6−トリス−(メトキシカルボニル
アミノ)−ヘキサン、1,3,6−トリス−(フェノキ
シカルボニルアミノ)−ヘキサン、1,4−ビス−(エ
トキシカルボニルアミノ)−ブタン、
のである:1−(ブトキシカルボニルアミノ)−3,
3,5−トリメチル−5−(ブトキシカルボニルアミノ
メチル)−シクロヘキサン、1−(メトキシカルボニル
アミン)−3,3,5−トリメチル−5−(メトキシカ
ルボニルアミノメチル)−シクロヘキサン、1−メチル
−2,4−ビス−(メトキシカルボニルアミノ)−ベン
ゼン、1−メチル−2,6−ビス−(メトキシカルボニ
ルアミノ)−ベンゼン、1−メチル−2,4−ビス−
(ブトキシカルボニルアミノ)−ベンゼン、1−メチル
−2,6−ビス−(ブトキシカルボニルアミノ)−ベン
ゼン、1,10−ビス−(メトキシカルボニルアミノ)
−デカン、1,12−ビス−(ブトキシカルボニルアミ
ノ)−ドデカン、1,12−ビス−(メトキシカルボニ
ルアミノ)−ドデカン、1,12−ビス−(フェノキシ
カルボニルアミノ)−ドデカン、1,3−ビス−(エト
キシカルボニルアミノメチル)−ベンゼン、1,3−ビ
ス−(メトキシカルボニルアミノ)−ベンゼン、1,3
−ビス−〔(メトキシカルボニルアミノ)−メチル〕−
ベンゼン、1,3,6−トリス−(メトキシカルボニル
アミノ)−ヘキサン、1,3,6−トリス−(フェノキ
シカルボニルアミノ)−ヘキサン、1,4−ビス−(エ
トキシカルボニルアミノ)−ブタン、
【0011】1,4−ビス−(エトキシカルボニルアミ
ノ)−シクロヘキサン、1,5−ビス−(ブトキシカル
ボニルアミノ)−ナフタレン、1,6−ビス−(メトキ
シカルボニルアミノ)−ヘキサン、1,6−ビス−(エ
トキシカルボニルアミノ)−ヘキサン、1,6−ビス−
(ブトキシカルボニルアミノ)−ヘキサン、1,5−ビ
ス−(メトキシカルボニルアミノ)−ペンタン、1,6
−ビス−(メトキシメチルカルボニルアミノ)−ヘキサ
ン、1,8−ビス−(エトキシカルボニルアミノ)−オ
クタン、1,8−ビス−(フェノキシカルボニルアミ
ノ)−4−(フェノキシカルボニルアミノメチル)−オ
クタン、2,2′−ビス−(4−プロポキシカルボニル
アミノフェニル)−プロパン、2,4′−ビス−(エト
キシカルボニルアミノ)−ジフェニルメタン、2,4−
ビス−(メトキシカルボニルアミノ)−シクロヘキサ
ン、4,4′−ビス−(エトキシカルボニルアミノ)−
ジシクロヘキサンメタン、2,4′−ビス−(エトキシ
カルボニルアミノ)−ジフェニルメタン、4,4′−ビ
ス−(メトキシカルボニルアミノ)−2,2′−ジシク
ロヘキシルプロパン、4,4′−ビス−(メトキシカル
ボニルアミノ)−ビフェニル、4,4′−ビス−(ブト
キシカルボニルアミノ)−2,2′−ジシクロヘキシル
プロパン、4,4′−ビス−(フェノキシカルボニルア
ミノ)−ジシクロヘキシルメタン、および4,4′−ビ
ス−(フェノキシカルボニルアミノ)−ジフェニルメタ
ン。
ノ)−シクロヘキサン、1,5−ビス−(ブトキシカル
ボニルアミノ)−ナフタレン、1,6−ビス−(メトキ
シカルボニルアミノ)−ヘキサン、1,6−ビス−(エ
トキシカルボニルアミノ)−ヘキサン、1,6−ビス−
(ブトキシカルボニルアミノ)−ヘキサン、1,5−ビ
ス−(メトキシカルボニルアミノ)−ペンタン、1,6
−ビス−(メトキシメチルカルボニルアミノ)−ヘキサ
ン、1,8−ビス−(エトキシカルボニルアミノ)−オ
クタン、1,8−ビス−(フェノキシカルボニルアミ
ノ)−4−(フェノキシカルボニルアミノメチル)−オ
クタン、2,2′−ビス−(4−プロポキシカルボニル
アミノフェニル)−プロパン、2,4′−ビス−(エト
キシカルボニルアミノ)−ジフェニルメタン、2,4−
ビス−(メトキシカルボニルアミノ)−シクロヘキサ
ン、4,4′−ビス−(エトキシカルボニルアミノ)−
ジシクロヘキサンメタン、2,4′−ビス−(エトキシ
カルボニルアミノ)−ジフェニルメタン、4,4′−ビ
ス−(メトキシカルボニルアミノ)−2,2′−ジシク
ロヘキシルプロパン、4,4′−ビス−(メトキシカル
ボニルアミノ)−ビフェニル、4,4′−ビス−(ブト
キシカルボニルアミノ)−2,2′−ジシクロヘキシル
プロパン、4,4′−ビス−(フェノキシカルボニルア
ミノ)−ジシクロヘキシルメタン、および4,4′−ビ
ス−(フェノキシカルボニルアミノ)−ジフェニルメタ
ン。
【0012】上記の「ブトキシ基」は常にn−ブトキシ
基である。本発明の方法を実施するのに適する高沸点溶
剤は、蒸留塔4の液溜めに存在する圧力条件下にて分解
すべきカルバミン酸エステルを基礎とするイソシアネー
トおよびアルコールの沸点より少なくとも10℃(好ま
しくは少なくとも40℃)高い沸点を有し、さらに次の
要件を満たす液体もしくは固体である: (a)出発物質として使用するカルバミン酸エステルと
分解条件下に副反応生成物として生成するイソシアネー
ト誘導体との両者を実質的に溶解せねばならず、(b)
分解条件下で高い熱安定性を示さねばならず、(c)使
用するカルバミン酸エステルと、生成するイソシアネー
トとに対しほぼ化学的に不活性でなければならず、
(d)分解条件下で実質的に蒸留できねばならず、
(e)蒸留により副反応生成物から実質的に除去できね
ばならず、(f)実質的に循環できねばならない。
基である。本発明の方法を実施するのに適する高沸点溶
剤は、蒸留塔4の液溜めに存在する圧力条件下にて分解
すべきカルバミン酸エステルを基礎とするイソシアネー
トおよびアルコールの沸点より少なくとも10℃(好ま
しくは少なくとも40℃)高い沸点を有し、さらに次の
要件を満たす液体もしくは固体である: (a)出発物質として使用するカルバミン酸エステルと
分解条件下に副反応生成物として生成するイソシアネー
ト誘導体との両者を実質的に溶解せねばならず、(b)
分解条件下で高い熱安定性を示さねばならず、(c)使
用するカルバミン酸エステルと、生成するイソシアネー
トとに対しほぼ化学的に不活性でなければならず、
(d)分解条件下で実質的に蒸留できねばならず、
(e)蒸留により副反応生成物から実質的に除去できね
ばならず、(f)実質的に循環できねばならない。
【0013】これら要件に一致して、米国特許第3,9
19,278号(参考のためここに引用する)に挙げた
炭化水素が本発明の目的に適する高沸点溶剤の例であ
る。他の適する高沸点溶剤はたとえば各種の異性体ベン
ジルトルエン、テルフェニル、(アル)アルキル基中に
約1〜10個の炭素原子を有するフタル酸ジ(アル)ア
ルキルエステル、o−燐酸トリ(アル)アルキルエステ
ルまたはこれら化合物の混合物である。工業級ジベンジ
ルトルエン、ベンジルn−ブチルフタレートもしくは工
業級テルフェニルが特に好適である。本発明の方法を実
際に用いる場合、例として挙げた高沸点溶剤の1種また
はその混合物におけるカルバミン酸エステルの約5〜9
0重量%溶液(好ましくは約50〜80重量%溶液)が
用いられる。これら溶液を分解圧力よりも高い圧力、好
ましくは3〜100バールの範囲の圧力下で熱交換器3
にて約100〜400℃(好ましくは100〜300
℃)の温度まで加熱し、液溜めが加熱された分解塔へ連
続導入するか或いは副流として膨張させる。分解塔に導
入する箇所は好ましくはその下側半分に位置するが、液
溜めの上方である。
19,278号(参考のためここに引用する)に挙げた
炭化水素が本発明の目的に適する高沸点溶剤の例であ
る。他の適する高沸点溶剤はたとえば各種の異性体ベン
ジルトルエン、テルフェニル、(アル)アルキル基中に
約1〜10個の炭素原子を有するフタル酸ジ(アル)ア
ルキルエステル、o−燐酸トリ(アル)アルキルエステ
ルまたはこれら化合物の混合物である。工業級ジベンジ
ルトルエン、ベンジルn−ブチルフタレートもしくは工
業級テルフェニルが特に好適である。本発明の方法を実
際に用いる場合、例として挙げた高沸点溶剤の1種また
はその混合物におけるカルバミン酸エステルの約5〜9
0重量%溶液(好ましくは約50〜80重量%溶液)が
用いられる。これら溶液を分解圧力よりも高い圧力、好
ましくは3〜100バールの範囲の圧力下で熱交換器3
にて約100〜400℃(好ましくは100〜300
℃)の温度まで加熱し、液溜めが加熱された分解塔へ連
続導入するか或いは副流として膨張させる。分解塔に導
入する箇所は好ましくはその下側半分に位置するが、液
溜めの上方である。
【0014】本発明の方法に適する分解塔は、種々の形
態の慣用の蒸留塔に相当し、種々異なる設計とすること
ができる。この塔には各種の充填部材(たとえばラシッ
ヒリングまたは金属もしくはガラスの布パック)を充填
することができ、或いは分離プレート(たとえばバブル
プレート)を内蔵することもできる。蒸留塔は、分解塔
に導入されたカルバミン酸エステルを均一分散させると
共に気体/液体生成物/高沸点溶剤を蒸留塔から除去し
うるように操作しうるものでなければならない。副流を
適する装置(たとえばノズルもしくは圧力保持弁として
の装置)を介して導入する。蒸留塔の液溜めにて本発明
の方法を行ないながら測定される圧力は約0.001〜
5バールの範囲、好ましくは約10〜500ミリバール
の範囲である。蒸留塔の液溜めにおける温度は150〜
400℃の範囲、好ましくは200〜300℃の範囲で
ある。温度および圧力の条件は、用いる高沸点溶剤が液
溜め内で沸とうすると共にカルバミン酸エステルの連続
消費が塔内で副流を導入した点より上方向で生ずるよう
に調整される。
態の慣用の蒸留塔に相当し、種々異なる設計とすること
ができる。この塔には各種の充填部材(たとえばラシッ
ヒリングまたは金属もしくはガラスの布パック)を充填
することができ、或いは分離プレート(たとえばバブル
プレート)を内蔵することもできる。蒸留塔は、分解塔
に導入されたカルバミン酸エステルを均一分散させると
共に気体/液体生成物/高沸点溶剤を蒸留塔から除去し
うるように操作しうるものでなければならない。副流を
適する装置(たとえばノズルもしくは圧力保持弁として
の装置)を介して導入する。蒸留塔の液溜めにて本発明
の方法を行ないながら測定される圧力は約0.001〜
5バールの範囲、好ましくは約10〜500ミリバール
の範囲である。蒸留塔の液溜めにおける温度は150〜
400℃の範囲、好ましくは200〜300℃の範囲で
ある。温度および圧力の条件は、用いる高沸点溶剤が液
溜め内で沸とうすると共にカルバミン酸エステルの連続
消費が塔内で副流を導入した点より上方向で生ずるよう
に調整される。
【0015】分解生成物は蒸留塔の頂部で選択的に凝縮
し、高沸点を有するポリイソシアネートは一般に分留管
5で凝縮してフラクションIとして手段9に回収される
一方、低沸点を有するアルコール成分は凝縮器6でのみ
凝縮すると共にフラクションIIとしてタンク10に回収
される。必要ならば、フラクションIおよび/またはII
に蒸留による後処理にかけうることは勿論である。特
に、フラクションIからは同伴の高沸点溶剤を除去し
て、これを蒸留残渣として回収することができ、さらに
出発溶液の製造に再使用することができる。一般に、フ
ラクションIおよびIIの少なくとも90%はポリイソシ
アネートR1(NCO)n およびアルコールR2 OHより
それぞれなっている。
し、高沸点を有するポリイソシアネートは一般に分留管
5で凝縮してフラクションIとして手段9に回収される
一方、低沸点を有するアルコール成分は凝縮器6でのみ
凝縮すると共にフラクションIIとしてタンク10に回収
される。必要ならば、フラクションIおよび/またはII
に蒸留による後処理にかけうることは勿論である。特
に、フラクションIからは同伴の高沸点溶剤を除去し
て、これを蒸留残渣として回収することができ、さらに
出発溶液の製造に再使用することができる。一般に、フ
ラクションIおよびIIの少なくとも90%はポリイソシ
アネートR1(NCO)n およびアルコールR2 OHより
それぞれなっている。
【0016】同時に、高沸点溶剤はたとえば液溜めオー
バーフローとして連続除去され、その量はカルバミン酸
溶液と共に導入された高沸点溶剤の量にほぼ一致する。
さらに、液溜め出口を介し(すなわち液溜めオーバーフ
ローを介し)除去されかつたとえば液溜め排液タンク8
に回収される高沸点溶剤は少量の低揮発性の副反応生成
物を含有し、多くの場合蒸留により除去された高沸点溶
剤を再使用する前に後処理することが推奨される。本発
明による方法の格別の利点は、分解反応の際に生成する
ポリイソシアネートが反応帯域からガス状態で急速除去
されると共に蒸留により精製され、かつ極く僅かしか熱
に露出されないことである。その結果、それ自体公知の
イソシアネートの副反応が著しく抑制されて高い純度と
90%より高い最終生成物(ポリイソシアネート)の収
率とが得られる。
バーフローとして連続除去され、その量はカルバミン酸
溶液と共に導入された高沸点溶剤の量にほぼ一致する。
さらに、液溜め出口を介し(すなわち液溜めオーバーフ
ローを介し)除去されかつたとえば液溜め排液タンク8
に回収される高沸点溶剤は少量の低揮発性の副反応生成
物を含有し、多くの場合蒸留により除去された高沸点溶
剤を再使用する前に後処理することが推奨される。本発
明による方法の格別の利点は、分解反応の際に生成する
ポリイソシアネートが反応帯域からガス状態で急速除去
されると共に蒸留により精製され、かつ極く僅かしか熱
に露出されないことである。その結果、それ自体公知の
イソシアネートの副反応が著しく抑制されて高い純度と
90%より高い最終生成物(ポリイソシアネート)の収
率とが得られる。
【0017】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明し、
ここで%は全て重量による。実施例1〜9 装置の説明(図面参照) 直径25mmかつ有効長さ400mmを有すると共に、
ガラスラシッヒリング(6×6mm)を充填したガラス
製の減圧二重ジャケットカラムを分解塔4として使用し
た。カルバミン酸エステルの溶液を、加熱ポンプ2と圧
力保持弁(図示せず)により5バールに調整された熱交
換器3を介し塔の下半分に導入した。高沸点溶剤と副反
応生成物とを塔液溜めからオーバーフローによって除去
した。分解生成物を、塔の頂部にて分留管5の下かつ分
留管と凝縮器6との間の着脱自在なプレートを介して除
去した。全ての実施例において、アルコールは生成する
ジイソシアネートよりも低い沸点を有した。
ここで%は全て重量による。実施例1〜9 装置の説明(図面参照) 直径25mmかつ有効長さ400mmを有すると共に、
ガラスラシッヒリング(6×6mm)を充填したガラス
製の減圧二重ジャケットカラムを分解塔4として使用し
た。カルバミン酸エステルの溶液を、加熱ポンプ2と圧
力保持弁(図示せず)により5バールに調整された熱交
換器3を介し塔の下半分に導入した。高沸点溶剤と副反
応生成物とを塔液溜めからオーバーフローによって除去
した。分解生成物を、塔の頂部にて分留管5の下かつ分
留管と凝縮器6との間の着脱自在なプレートを介して除
去した。全ての実施例において、アルコールは生成する
ジイソシアネートよりも低い沸点を有した。
【0018】手順:反応条件、最終生成物の分析データ
および収率を下表に示す。この方法を実施するには、塔
の液溜めに100gの高沸点溶剤を充填する。次いで、
高沸点溶剤を対応の減圧下にて分解温度まで加熱する。
高沸点溶剤における600gのビスウレタンの溶液を分
解塔に6時間かけて導入する。4時間の操作時間の後、
塔は平衡状態となる。次いで、フラクションIを下側の
着脱自在なプレートにて除去する一方、フラクションII
を上側の着脱自在なプレートにて除去する。収率は、フ
ラクションIに存在するジイソシアネートに基づく。分
析は、超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)によっ
て行なった。
および収率を下表に示す。この方法を実施するには、塔
の液溜めに100gの高沸点溶剤を充填する。次いで、
高沸点溶剤を対応の減圧下にて分解温度まで加熱する。
高沸点溶剤における600gのビスウレタンの溶液を分
解塔に6時間かけて導入する。4時間の操作時間の後、
塔は平衡状態となる。次いで、フラクションIを下側の
着脱自在なプレートにて除去する一方、フラクションII
を上側の着脱自在なプレートにて除去する。収率は、フ
ラクションIに存在するジイソシアネートに基づく。分
析は、超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)によっ
て行なった。
【0019】記号: カルバミン酸エステル: MIPDU:1−(メトキシカルボニルアミノ)−3,
3,5−トリメチル−5−(メトキシカルボニルアミノ
メチル)−シクロヘキサン MHDU: 1,6−ビス−(メトキシカルボニルアミ
ノ)−ヘキサン BHDU: 1,6−ビス−(n−ブトキシカルボニル
アミノ)−ヘキサン MTDU: 1−メチル−2,4−ビス−(メトキシカ
ルボニルアミノ)−ベンゼン
3,5−トリメチル−5−(メトキシカルボニルアミノ
メチル)−シクロヘキサン MHDU: 1,6−ビス−(メトキシカルボニルアミ
ノ)−ヘキサン BHDU: 1,6−ビス−(n−ブトキシカルボニル
アミノ)−ヘキサン MTDU: 1−メチル−2,4−ビス−(メトキシカ
ルボニルアミノ)−ベンゼン
【0020】高沸点溶剤: DBT:ジベンジルトルエン(工業級異性体混合物) BBP:ベンジルn−ブチルフタレート TER:工業級・テルフェニル モノイソシアネート:ウレタン基とイソシアネート基と
を有する部分分解した中間生成物。
を有する部分分解した中間生成物。
【0021】
【表1】
【0022】以上、本発明を例示の目的で詳細に説明し
たが、この詳細は単に例示の目的に過ぎず、本発明の思
想および範囲を逸脱することなく多くの改変をなしうる
ことが当業者には了解されよう。以下、本発明の実施態
様を要約すれば次の通りである: 1. (a)高沸点溶剤におけるポリイソシアネートに
対応するカルバミン酸エステルの5〜90重量%溶液を
分解圧力より高く100〜400℃かつポリウレタンの
融点より高い温度まで加熱し、前記高沸点溶剤は(1)
カルバミン酸エステル用の溶剤であり、(2)カルバミ
ン酸エステルおよび分解生成物に対し不活性であり、
(3)蒸留塔の液溜めに存在する圧力および温度条件の
下で沸とうし、(4)生成されるポリイソシアネートの
沸点よりも少なくとも10℃高い前記圧力条件下での沸
点を有し、 (b)次いで前記溶液を液溜めが加熱された蒸留塔に副
流として導入し、前記蒸留塔は分解反応器として作用
し、 (c)0.001〜5バールの圧力および150〜40
0℃の温度を液溜め内に維持して高沸点溶剤が沸とうし
続けるよう確保し、 (d)同時に分解生成物を連続的かつ選択的に蒸留塔の
頂部で2つの別々のフラクションまで凝縮させ、 (e)次いで前記各フラクションを主としてイソシアネ
ート成分よりなるフラクションIと、主としてカルバミ
ン酸エステルのアルコール成分よりなるフラクションII
とに分離し、 (f)高沸点溶剤を液溜め出口を介し、カルバミン酸エ
ステル用の溶剤として蒸留塔に導入された高沸点溶剤の
量に実質的に対応する量だけ連続除去することを特徴と
する熱分解によるポリイソシアネートの触媒フリーの連
続製造法。
たが、この詳細は単に例示の目的に過ぎず、本発明の思
想および範囲を逸脱することなく多くの改変をなしうる
ことが当業者には了解されよう。以下、本発明の実施態
様を要約すれば次の通りである: 1. (a)高沸点溶剤におけるポリイソシアネートに
対応するカルバミン酸エステルの5〜90重量%溶液を
分解圧力より高く100〜400℃かつポリウレタンの
融点より高い温度まで加熱し、前記高沸点溶剤は(1)
カルバミン酸エステル用の溶剤であり、(2)カルバミ
ン酸エステルおよび分解生成物に対し不活性であり、
(3)蒸留塔の液溜めに存在する圧力および温度条件の
下で沸とうし、(4)生成されるポリイソシアネートの
沸点よりも少なくとも10℃高い前記圧力条件下での沸
点を有し、 (b)次いで前記溶液を液溜めが加熱された蒸留塔に副
流として導入し、前記蒸留塔は分解反応器として作用
し、 (c)0.001〜5バールの圧力および150〜40
0℃の温度を液溜め内に維持して高沸点溶剤が沸とうし
続けるよう確保し、 (d)同時に分解生成物を連続的かつ選択的に蒸留塔の
頂部で2つの別々のフラクションまで凝縮させ、 (e)次いで前記各フラクションを主としてイソシアネ
ート成分よりなるフラクションIと、主としてカルバミ
ン酸エステルのアルコール成分よりなるフラクションII
とに分離し、 (f)高沸点溶剤を液溜め出口を介し、カルバミン酸エ
ステル用の溶剤として蒸留塔に導入された高沸点溶剤の
量に実質的に対応する量だけ連続除去することを特徴と
する熱分解によるポリイソシアネートの触媒フリーの連
続製造法。
【0023】2. フラクションIおよびIIを別々に精
密蒸留にかけると共に、蒸留残渣を蒸留塔に導入される
カルバミン酸エステル溶液と一緒に蒸留塔に戻す上記第
1項に記載の方法。 3. 液溜め流出液を蒸留により後処理し、蒸留液とし
て蓄積する高沸点溶剤を分解すべきカルバミン酸エステ
ル用の溶剤として再使用することを特徴とする上記第1
項に記載の方法。
密蒸留にかけると共に、蒸留残渣を蒸留塔に導入される
カルバミン酸エステル溶液と一緒に蒸留塔に戻す上記第
1項に記載の方法。 3. 液溜め流出液を蒸留により後処理し、蒸留液とし
て蓄積する高沸点溶剤を分解すべきカルバミン酸エステ
ル用の溶剤として再使用することを特徴とする上記第1
項に記載の方法。
【0024】4. 式: R1(NHCOOR2)2 〔式中、R1 は1,6−ジイソシアナトヘキサン、1−
イソシアナト−3,3,5−トリメチル−5−イソシア
ナトメチルシクロヘキサン、2,4−ジイソシアナトト
ルエン、2,6−ジイソシアナトトルエン、2,2′
−,2,4′−もしくは4,4′−ジイソシアナトジフ
ェニルメタン、2,4′−もしくは4,4′−ジイソシ
アナトジシクロヘキシルメタンまたは1,5−ジイソシ
アナトナフタレンのイソシアネート基を結合する炭化水
素基であり、R2 はC1-4 アルキル基である〕に対応す
る少なくとも1種の化合物をカルバミン酸エステルとし
て使用する上記第1項に記載の方法。
イソシアナト−3,3,5−トリメチル−5−イソシア
ナトメチルシクロヘキサン、2,4−ジイソシアナトト
ルエン、2,6−ジイソシアナトトルエン、2,2′
−,2,4′−もしくは4,4′−ジイソシアナトジフ
ェニルメタン、2,4′−もしくは4,4′−ジイソシ
アナトジシクロヘキシルメタンまたは1,5−ジイソシ
アナトナフタレンのイソシアネート基を結合する炭化水
素基であり、R2 はC1-4 アルキル基である〕に対応す
る少なくとも1種の化合物をカルバミン酸エステルとし
て使用する上記第1項に記載の方法。
【0025】5. 1,6−ジイソシアナトヘキサン、
1−イソシアナト−3,3,5−トリメチル−5−イソ
シアナトメチルシクロヘキサン、2,4−ジイソシアナ
トトルエンまたはこれらと2,6−ジイソシアナトトル
エンとの混合物のアルキル基中に1〜4個の炭素原子を
有するビス−O−アルキルウレタンをカルバミン酸エス
テルとして使用する上記第1項に記載の方法。 6. C1-10(アル)アルキル基を有するベンジルトル
エン、テルフェニル、フタル酸ジ(アル)アルキルエス
テルもしくはo−燐酸ジ(アル)トリアルキルエステル
を高沸点溶剤として使用することを特徴とする上記第1
項に記載の方法。
1−イソシアナト−3,3,5−トリメチル−5−イソ
シアナトメチルシクロヘキサン、2,4−ジイソシアナ
トトルエンまたはこれらと2,6−ジイソシアナトトル
エンとの混合物のアルキル基中に1〜4個の炭素原子を
有するビス−O−アルキルウレタンをカルバミン酸エス
テルとして使用する上記第1項に記載の方法。 6. C1-10(アル)アルキル基を有するベンジルトル
エン、テルフェニル、フタル酸ジ(アル)アルキルエス
テルもしくはo−燐酸ジ(アル)トリアルキルエステル
を高沸点溶剤として使用することを特徴とする上記第1
項に記載の方法。
【図1】本発明の方法を実施するための工程流れ図であ
る。
る。
1 カルバミン酸エステル用の加熱貯蔵タンク 2 加熱型計量ポンプ 3 熱交換器 4 蒸留塔 5 分留管 6 凝縮器 7 液溜め加熱システム 8 液溜め排液タンク 9 フラクションI用の貯蔵タンク 10 フラクションII用の貯蔵タンク 11 減圧ポンプ
フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ヨアヒム・ヘンニグ ドイツ連邦共和国デイー5090 レーフエル クーゼン、ザールブリユツケル・シユトラ ーセ 42
Claims (1)
- 【請求項1】 (a)高沸点溶剤におけるポリイソシア
ネートに対応するカルバミン酸エステルの5〜90重量
%溶液を分解圧力より高く100〜400℃かつポリウ
レタンの融点より高い温度まで加熱し、前記高沸点溶剤
は(1)カルバミン酸エステル用の溶剤であり、(2)
カルバミン酸エステルおよび分解生成物に対し不活性で
あり、(3)蒸留塔の液溜めに存在する圧力および温度
条件の下で沸とうし、(4)生成されるポリイソシアネ
ートの沸点よりも少なくとも10℃高い前記圧力条件下
での沸点を有し、 (b)次いで前記溶液を液溜めが加熱された蒸留塔に副
流として導入し、前記蒸留塔は分解反応器として作用
し、 (c)0.001〜5バールの圧力および150〜40
0℃の温度を液溜め内に維持して高沸点溶剤が沸とうし
続けるよう確保し、 (d)同時に分解生成物を連続的かつ選択的に蒸留塔の
頂部で2つの別々のフラクションまで凝縮させ、 (e)次いで前記各フラクションを主としてイソシアネ
ート成分よりなるフラクションIと、主としてカルバミ
ン酸エステルのアルコール成分よりなるフラクションII
とに分離し、 (f)高沸点溶剤を液溜め出口を介し、カルバミン酸エ
ステル用の溶剤として蒸留塔に導入された高沸点溶剤の
量に実質的に対応する量だけ連続除去することを特徴と
する熱分解によるポリイソシアネートの触媒フリーの連
続製造法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4137428.2 | 1991-11-14 | ||
DE4137428A DE4137428A1 (de) | 1991-11-14 | 1991-11-14 | Verfahren zur herstellung von polyisocyanaten |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05255227A true JPH05255227A (ja) | 1993-10-05 |
JP3274514B2 JP3274514B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=6444776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32628992A Expired - Fee Related JP3274514B2 (ja) | 1991-11-14 | 1992-11-12 | ポリイソシアネートの製造方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5284969A (ja) |
EP (1) | EP0542106B1 (ja) |
JP (1) | JP3274514B2 (ja) |
CA (1) | CA2082786C (ja) |
DE (2) | DE4137428A1 (ja) |
ES (1) | ES2083652T3 (ja) |
MX (1) | MX9206304A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014163017A1 (ja) * | 2013-04-03 | 2014-10-09 | 三井化学株式会社 | キシリレンジイソシアネートの製造方法およびキシリレンジイソシアネートの製造装置 |
JP2019199427A (ja) * | 2018-05-15 | 2019-11-21 | 旭化成株式会社 | イソシアネートの製造方法 |
WO2023080257A1 (ja) | 2021-11-08 | 2023-05-11 | 旭化成株式会社 | イソシアネート化合物の製造方法、カルバメート化合物の製造方法、アミン化合物の回収方法、イソシアネート組成物 |
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---|---|---|---|---|
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DE59705128D1 (de) * | 1996-03-15 | 2001-12-06 | Bayer Ag | Verfahren zur thermischen Spaltung von Carbamidsäureestern |
DE19813107A1 (de) | 1998-03-25 | 1999-09-30 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Polyurethanschaumstoffen |
DE19907648A1 (de) * | 1999-02-23 | 2000-08-24 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Isocyanaten durch Spaltung von Urethanen |
CN1186317C (zh) | 2000-02-29 | 2005-01-26 | 亨茨曼国际有限公司 | 制备有机多异氰酸酯的方法 |
DE10111645A1 (de) * | 2001-03-10 | 2002-09-19 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von organischen Polyisocyanaten |
EP2011782A1 (en) * | 2007-07-02 | 2009-01-07 | Huntsman International Llc | Process for the synthesis of carbamates using co2 |
CN101531619B (zh) * | 2009-04-21 | 2013-04-03 | 山东润兴化工科技有限公司 | 一种氨基烷酸酯热解制备异氰酸酯的装置 |
CN101870665B (zh) * | 2010-05-18 | 2014-04-30 | 中国科学院过程工程研究所 | 用于氨基甲酸酯热解反应的气液固三相逆流反应装置及其方法 |
CN103140473B (zh) | 2010-10-04 | 2016-06-01 | 旭化成株式会社 | 分离方法和异氰酸酯的制造方法 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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