JPH05254673A - 給紙カセット - Google Patents
給紙カセットInfo
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- JPH05254673A JPH05254673A JP5854392A JP5854392A JPH05254673A JP H05254673 A JPH05254673 A JP H05254673A JP 5854392 A JP5854392 A JP 5854392A JP 5854392 A JP5854392 A JP 5854392A JP H05254673 A JPH05254673 A JP H05254673A
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- JP
- Japan
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- stopper
- recording paper
- recording
- cassette case
- paper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、給紙カセットに関し、カセットケ
ースのストッパーをセット位置より後方に移動可能に
し、かつ、伸縮部材をストッパーとカセットケースの後
壁との間に設けることにより、記録用紙の補充およびセ
ット等の操作性が向上でき、また、ストッパーより前側
のカセットケースの底面部に切欠を設けることにより、
記録用紙を分離爪側に先にセットでき、補充操作を大幅
に向上できる給紙カセットを提供することを目的とす
る。 【構成】 複数枚の記録用紙を収納するカセットケース
と、カセットケースの記録用紙を給紙する方向前縁部の
近傍に設けられた分離爪と、前記記録用紙を分離爪側に
押し上げる圧板と、カセットケースの後部に設けられた
ストッパーと、を備えた給紙カセットにおいて、前記カ
セットケース内の記録用紙のセット位置より後方に移動
可能に配設されたストッパーと、該ストッパーと前記カ
セットケースとの間に介装された伸縮部材と、を備える
ように構成する。
ースのストッパーをセット位置より後方に移動可能に
し、かつ、伸縮部材をストッパーとカセットケースの後
壁との間に設けることにより、記録用紙の補充およびセ
ット等の操作性が向上でき、また、ストッパーより前側
のカセットケースの底面部に切欠を設けることにより、
記録用紙を分離爪側に先にセットでき、補充操作を大幅
に向上できる給紙カセットを提供することを目的とす
る。 【構成】 複数枚の記録用紙を収納するカセットケース
と、カセットケースの記録用紙を給紙する方向前縁部の
近傍に設けられた分離爪と、前記記録用紙を分離爪側に
押し上げる圧板と、カセットケースの後部に設けられた
ストッパーと、を備えた給紙カセットにおいて、前記カ
セットケース内の記録用紙のセット位置より後方に移動
可能に配設されたストッパーと、該ストッパーと前記カ
セットケースとの間に介装された伸縮部材と、を備える
ように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は給紙カセットに関し、特
に、複数枚の記録用紙いわゆるカットシートをカセット
ケース内にセットして分離爪により給紙方向に給紙する
給紙カセットに関する。
に、複数枚の記録用紙いわゆるカットシートをカセット
ケース内にセットして分離爪により給紙方向に給紙する
給紙カセットに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の給紙カセットとしては、例えば、
図５に示すようなものがある。図５に示す給紙カセット
１は、分離爪式の給紙カセットであり、給紙カセット１
は記録用紙２を収納するカセットケース３の給紙方向の
前縁部３ａの近傍に分離爪４と、カセットケース３の後
部に設けられ記録用紙２を分離爪４に接するようにセッ
トするためのストッパー６と、を有している。７は圧板
であり、圧板７はこの後端部の支持軸８を中心に回動自
在に支持されている。
図５に示すようなものがある。図５に示す給紙カセット
１は、分離爪式の給紙カセットであり、給紙カセット１
は記録用紙２を収納するカセットケース３の給紙方向の
前縁部３ａの近傍に分離爪４と、カセットケース３の後
部に設けられ記録用紙２を分離爪４に接するようにセッ
トするためのストッパー６と、を有している。７は圧板
であり、圧板７はこの後端部の支持軸８を中心に回動自
在に支持されている。
【０００３】また、特開昭６１−１６２４３０号公報に
記載されたようなものもある。これは、ストッパー（抑
止板）の前側に記録用紙の後端部に当接するとともに、
ストッパーに背面側から支持され回動可能な当たり板を
設けたものである。
記載されたようなものもある。これは、ストッパー（抑
止板）の前側に記録用紙の後端部に当接するとともに、
ストッパーに背面側から支持され回動可能な当たり板を
設けたものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の図５に示す給紙カセットにあっては、給紙カ
セット１に記録用紙２を補充する際、分離爪４とストッ
パー６との間で逃げがなく、自由度がないため、補充作
業が難しく、かつ、補充した記録用紙２に分離爪４に折
り曲げられて、記録用紙の隅部に耳おれ等が発生し易い
という問題点がある。
うな従来の図５に示す給紙カセットにあっては、給紙カ
セット１に記録用紙２を補充する際、分離爪４とストッ
パー６との間で逃げがなく、自由度がないため、補充作
業が難しく、かつ、補充した記録用紙２に分離爪４に折
り曲げられて、記録用紙の隅部に耳おれ等が発生し易い
という問題点がある。
【０００５】また、近年、給紙カセット１は、操作性の
点より、使用者が立つフロント側から出入れするフロン
トローディングのものが増加しており、給紙カセット１
内に記録用紙２を補充する補充作業が難しい。すなわ
ち、分離爪４が手前側にあるものでは、カセットケース
３に記録用紙２を補充時に、まず、記録用紙２の後端部
２ａをカセットケース３の奥側にあるストッパー６に当
てて、記録用紙２を補充すると、記録用紙２の前端部２
ｂが分離爪４に当たり、記録用紙２を中程で折り曲げて
入れるか、または、カセットケース３を完全に複写機か
ら抜き出して、ストッパー６側から分離爪４の方向に記
録用紙２をセットしなければならず、作業性が極めて悪
いという問題点がある。
点より、使用者が立つフロント側から出入れするフロン
トローディングのものが増加しており、給紙カセット１
内に記録用紙２を補充する補充作業が難しい。すなわ
ち、分離爪４が手前側にあるものでは、カセットケース
３に記録用紙２を補充時に、まず、記録用紙２の後端部
２ａをカセットケース３の奥側にあるストッパー６に当
てて、記録用紙２を補充すると、記録用紙２の前端部２
ｂが分離爪４に当たり、記録用紙２を中程で折り曲げて
入れるか、または、カセットケース３を完全に複写機か
ら抜き出して、ストッパー６側から分離爪４の方向に記
録用紙２をセットしなければならず、作業性が極めて悪
いという問題点がある。
【０００６】また、特開昭６１−１６２４３０号記載の
ものは、給紙カセットで当り板の回動のみであるため、
逃げが少なく、記録用紙の補充時の作業性が十分良くな
らないという問題点がある。本発明はこのような従来の
課題に鑑みなされたものであり、カセットケースのスト
ッパーをセット位置より後方に移動可能にし、かつ、伸
縮部材をストッパーとカセットケースの後壁との間に設
けることにより、記録用紙の補充およびセット等の操作
性が向上でき、また、ストッパーより前側のカセットケ
ースの底面部に切欠を設けることにより、記録用紙を分
離爪側に先にセットでき、補充操作を大幅に向上できる
給紙カセットを提供することを目的とする。
ものは、給紙カセットで当り板の回動のみであるため、
逃げが少なく、記録用紙の補充時の作業性が十分良くな
らないという問題点がある。本発明はこのような従来の
課題に鑑みなされたものであり、カセットケースのスト
ッパーをセット位置より後方に移動可能にし、かつ、伸
縮部材をストッパーとカセットケースの後壁との間に設
けることにより、記録用紙の補充およびセット等の操作
性が向上でき、また、ストッパーより前側のカセットケ
ースの底面部に切欠を設けることにより、記録用紙を分
離爪側に先にセットでき、補充操作を大幅に向上できる
給紙カセットを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
複数枚の記録用紙を収納するカセットケースと、カセッ
トケースの記録用紙を給紙する方向前縁部の近傍に設け
られ、記録用紙を前端部より給紙方向に一枚づつに分離
する分離爪と、カセットケース内の記録用紙を載置する
底面上に設けられ、前記記録用紙を分離爪側に押し上げ
る圧板と、カセットケース内の給紙方向と対向する方向
のカセットケースの後部に設けられ、圧板上に載置され
る複数枚の記録用紙の後端部に当接し、記録用紙の前端
部が分離爪に接するようにセットするストッパーと、を
備えた給紙カセットにおいて、前記カセットケース内の
記録用紙の前記セット位置より後方に移動可能に配設さ
れた前記ストッパーと、該ストッパーと前記カセットケ
ースの後壁との間に介装された伸縮部材と、を備え、前
記記録用紙を補充する際に、前記記録用紙の後端部を前
記ストッパーに押し当て、ストッパーを後方に後退させ
載置後は、ストッパーが伸縮部材により前記セット位置
に復帰して記録用紙の前端部を分離爪に接触させるよう
にしたことを特徴とするものである。
複数枚の記録用紙を収納するカセットケースと、カセッ
トケースの記録用紙を給紙する方向前縁部の近傍に設け
られ、記録用紙を前端部より給紙方向に一枚づつに分離
する分離爪と、カセットケース内の記録用紙を載置する
底面上に設けられ、前記記録用紙を分離爪側に押し上げ
る圧板と、カセットケース内の給紙方向と対向する方向
のカセットケースの後部に設けられ、圧板上に載置され
る複数枚の記録用紙の後端部に当接し、記録用紙の前端
部が分離爪に接するようにセットするストッパーと、を
備えた給紙カセットにおいて、前記カセットケース内の
記録用紙の前記セット位置より後方に移動可能に配設さ
れた前記ストッパーと、該ストッパーと前記カセットケ
ースの後壁との間に介装された伸縮部材と、を備え、前
記記録用紙を補充する際に、前記記録用紙の後端部を前
記ストッパーに押し当て、ストッパーを後方に後退させ
載置後は、ストッパーが伸縮部材により前記セット位置
に復帰して記録用紙の前端部を分離爪に接触させるよう
にしたことを特徴とするものである。
【０００８】請求項２記載の発明は、複数枚の記録用紙
を収納するカセットケースと、カセットケースの記録用
紙を給紙する方向前縁部の近傍に設けられ、記録用紙を
前端部より給紙方向に一枚づつに分離する分離爪と、カ
セットケース内の記録用紙を載置する底面上に設けら
れ、記録用紙を分離爪側に押し上げる圧板と、カセット
ケース内の給紙方向と対向する方向のカセットケースの
後部に設けられ、圧板上に載置される複数枚の記録用紙
の後端部に当接し、記録用紙の前端部が分離爪に接する
ようにセットするストッパーと、を備えた給紙カセット
において、前記カセットケース内の前記ストッパーの配
設位置より前方の底面部に、前記記録用紙の後端部を前
記底面部より下側に貫通可能な切欠を設け、前記記録用
紙を補充する際に該記録用紙の後端部を切欠に通してか
ら前端部を前記分離爪の下側にセットした後、切欠に通
した後端部を引き抜いて前記ストッパーに当接させるこ
とにより、記録用紙を前記セット位置にセットして前記
前端部を分離爪に接触させるようにしたことを特徴とす
るものである。
を収納するカセットケースと、カセットケースの記録用
紙を給紙する方向前縁部の近傍に設けられ、記録用紙を
前端部より給紙方向に一枚づつに分離する分離爪と、カ
セットケース内の記録用紙を載置する底面上に設けら
れ、記録用紙を分離爪側に押し上げる圧板と、カセット
ケース内の給紙方向と対向する方向のカセットケースの
後部に設けられ、圧板上に載置される複数枚の記録用紙
の後端部に当接し、記録用紙の前端部が分離爪に接する
ようにセットするストッパーと、を備えた給紙カセット
において、前記カセットケース内の前記ストッパーの配
設位置より前方の底面部に、前記記録用紙の後端部を前
記底面部より下側に貫通可能な切欠を設け、前記記録用
紙を補充する際に該記録用紙の後端部を切欠に通してか
ら前端部を前記分離爪の下側にセットした後、切欠に通
した後端部を引き抜いて前記ストッパーに当接させるこ
とにより、記録用紙を前記セット位置にセットして前記
前端部を分離爪に接触させるようにしたことを特徴とす
るものである。
【０００９】
【作用】請求項１記載の発明では、ストッパーが伸縮部
材を圧縮させて、セット位置より後方に移動可能である
ので、記録用紙を補充時には、記録用紙の前端部をカセ
ットケースの分離爪から後方に離れて圧板上に載置され
ると、複数枚からなり束状で腰の強い、記録用紙の後端
部はストッパーの上に載り、ストッパーを伸縮部材の力
に抗って後方に押して移動させ、記録用紙の後端部を底
面上に載せる。次いで、ストッパーは伸縮部材の伸び
で、記録用紙を前方に移動させ記録用紙の前端部を分離
爪の下側の正確な位置にセットさせる。
材を圧縮させて、セット位置より後方に移動可能である
ので、記録用紙を補充時には、記録用紙の前端部をカセ
ットケースの分離爪から後方に離れて圧板上に載置され
ると、複数枚からなり束状で腰の強い、記録用紙の後端
部はストッパーの上に載り、ストッパーを伸縮部材の力
に抗って後方に押して移動させ、記録用紙の後端部を底
面上に載せる。次いで、ストッパーは伸縮部材の伸び
で、記録用紙を前方に移動させ記録用紙の前端部を分離
爪の下側の正確な位置にセットさせる。
【００１０】また、請求項２記載の発明では、カセット
ケースの底面部に切欠が設けられているので、記録用紙
の後端部を切欠から下側の外部に貫通して出し、記録用
紙の前端部を分離爪の下にセット後、後端部を折り曲げ
ながら引き抜き、ストッパーにセットする。
ケースの底面部に切欠が設けられているので、記録用紙
の後端部を切欠から下側の外部に貫通して出し、記録用
紙の前端部を分離爪の下にセット後、後端部を折り曲げ
ながら引き抜き、ストッパーにセットする。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図１は本発明の請求項１に係る給紙カセットの第１
実施例を示す図である。まず、構成について説明する。
図１（ａ）において、11は給紙カセットであり、給紙カ
セット11は、複数枚の記録用紙12を収納し、上方に開口
を有する筐状のカセットケース13と、カセットケース13
の記録用紙12を給紙する給紙方向Ａ前縁部13ａの近傍に
設けられ、記録用紙12を前端部12ａから給紙方向Ａに一
枚づつに分離する分離爪14と、カセットケース13内の記
録用紙12を載置する底面13ｂ上にカセットケース13の両
側に設けられサイドフェンス15の支持部15ａに回動自在
に支持され、前記記録用紙を分離爪14側に押し上げる圧
板16と、カセットケース13内の給紙方向Ａと対向する方
向のカセットケース13の後部13ｃに設けられ、圧板16上
に載置される複数枚の記録用紙12の後端部12ｂに当接
し、記録用紙12の前端部12ａが分離爪14に接するように
セットするストッパー17と、を備えている。
る。図１は本発明の請求項１に係る給紙カセットの第１
実施例を示す図である。まず、構成について説明する。
図１（ａ）において、11は給紙カセットであり、給紙カ
セット11は、複数枚の記録用紙12を収納し、上方に開口
を有する筐状のカセットケース13と、カセットケース13
の記録用紙12を給紙する給紙方向Ａ前縁部13ａの近傍に
設けられ、記録用紙12を前端部12ａから給紙方向Ａに一
枚づつに分離する分離爪14と、カセットケース13内の記
録用紙12を載置する底面13ｂ上にカセットケース13の両
側に設けられサイドフェンス15の支持部15ａに回動自在
に支持され、前記記録用紙を分離爪14側に押し上げる圧
板16と、カセットケース13内の給紙方向Ａと対向する方
向のカセットケース13の後部13ｃに設けられ、圧板16上
に載置される複数枚の記録用紙12の後端部12ｂに当接
し、記録用紙12の前端部12ａが分離爪14に接するように
セットするストッパー17と、を備えている。
【００１２】ストッパー17は、図１（ｂ）に示すよう
に、記録用紙12の後端部12ｂに当接し、記録用紙12を給
紙方向Ａに押圧可能な垂直な押圧部17ａと、カセットケ
ース13の底面13ｂ上を底面13ｂに摺動しながら給紙方向
Ａ後方に後退可能で、中央部分の前端で押圧部17ａに垂
直になるよう一体的に形成された底板部17ｂと、を有し
ている。
に、記録用紙12の後端部12ｂに当接し、記録用紙12を給
紙方向Ａに押圧可能な垂直な押圧部17ａと、カセットケ
ース13の底面13ｂ上を底面13ｂに摺動しながら給紙方向
Ａ後方に後退可能で、中央部分の前端で押圧部17ａに垂
直になるよう一体的に形成された底板部17ｂと、を有し
ている。
【００１３】底板部17ｂの両側部分の前端は、カセット
ケース13の後部13ｃに固定された垂直なピン18に係合し
て、ストッパー17の前方すなわち給紙方向Ａへの移動が
制限され、底板部17ｂがピン18に係合したとき、記録用
紙12の前端部12ａを分離爪14に接するようにセットでき
るようになされている。ストッパー17の押圧部17ａの後
面とカセットケース13の後側壁13ｄとの間には伸縮部材
である圧縮バネ20が介装され、ストッパー17は給紙方向
Ａ側に付勢されている。
ケース13の後部13ｃに固定された垂直なピン18に係合し
て、ストッパー17の前方すなわち給紙方向Ａへの移動が
制限され、底板部17ｂがピン18に係合したとき、記録用
紙12の前端部12ａを分離爪14に接するようにセットでき
るようになされている。ストッパー17の押圧部17ａの後
面とカセットケース13の後側壁13ｄとの間には伸縮部材
である圧縮バネ20が介装され、ストッパー17は給紙方向
Ａ側に付勢されている。
【００１４】次に、作用について説明する。記録用紙12
を補充するときには、複数枚の束状の記録用紙12の前端
部12ａはカセットケース13の分離爪14後方に離れて圧板
16および底面13ｂ上に載置される。束状で腰の強い記録
用紙12の後端部12ｂは底面13ｂ上から僅かに上方に曲が
り、ストッパー17上に傾斜して載り、ストッパー17を圧
縮バネ20の付勢力に抗って、給紙方向Ａ後方に移動さ
せ、記録用紙12の後端部12ｂをストッパー17の押圧部17
ａの前面との間に挿入し、底面13ｂ上に載せる。記録用
紙12を底面13ｂ上に載置すると、ストッパー17は圧縮バ
ネ20の付勢力により給紙方向Ａに付勢され、ストッパー
17の底板部17ｂがピン18に係合するまで移動し、停止す
るとともに，ストッパー17の押圧部17ａは記録用紙12の
後端部12ｂを押圧して記録用紙12の前端部を分離爪14の
下側の正確な位置にセットする。すなわち、記録用紙12
の補充は記録用紙12の束を分離爪14から後方に離れて、
圧板16および底面13ｂ上に載置させるのみで、記録用紙
12を正確にセットでき、記録用紙12の補充作業が容易で
記録用紙12のセットする操作性が大幅に向上する。
を補充するときには、複数枚の束状の記録用紙12の前端
部12ａはカセットケース13の分離爪14後方に離れて圧板
16および底面13ｂ上に載置される。束状で腰の強い記録
用紙12の後端部12ｂは底面13ｂ上から僅かに上方に曲が
り、ストッパー17上に傾斜して載り、ストッパー17を圧
縮バネ20の付勢力に抗って、給紙方向Ａ後方に移動さ
せ、記録用紙12の後端部12ｂをストッパー17の押圧部17
ａの前面との間に挿入し、底面13ｂ上に載せる。記録用
紙12を底面13ｂ上に載置すると、ストッパー17は圧縮バ
ネ20の付勢力により給紙方向Ａに付勢され、ストッパー
17の底板部17ｂがピン18に係合するまで移動し、停止す
るとともに，ストッパー17の押圧部17ａは記録用紙12の
後端部12ｂを押圧して記録用紙12の前端部を分離爪14の
下側の正確な位置にセットする。すなわち、記録用紙12
の補充は記録用紙12の束を分離爪14から後方に離れて、
圧板16および底面13ｂ上に載置させるのみで、記録用紙
12を正確にセットでき、記録用紙12の補充作業が容易で
記録用紙12のセットする操作性が大幅に向上する。
【００１５】図２は本発明に係る給紙カセットの第２実
施例を示す図であり、第１実施例と同じ構成には同じ符
号をつける。図２に示す給紙カセット21は、フロントロ
ーディング用のカセットケース13の場合であり、ストッ
パー17が押圧部17ａとカセットケース13の後側壁13ｄと
の間を連結し、ストッパー17を後側壁13ｄ側に引張り、
ストッパー17がセット位置より後方に位置するまで引き
戻す２つの伸縮部材である引張スプリング23と、ストッ
パー17の中央部に一方の端部24ａが係止され、他方の端
部24ｂが後側壁13ｄを貫通して前後方向に移動可能な戻
しピン25の前端部25ａに固定した伸縮部材である圧縮バ
ネ24と、を有する場合である。戻しピン25の後端部25ｂ
はカセットケース13を装置本体に装着時には、図示して
いない本体の後方フレームに係合して前方に押圧され戻
しピン25の後端部25ｂに固定した圧縮バネ24の付勢力に
よりストッパー17が記録用紙12のセット位置より前側に
位置するようになされている。
施例を示す図であり、第１実施例と同じ構成には同じ符
号をつける。図２に示す給紙カセット21は、フロントロ
ーディング用のカセットケース13の場合であり、ストッ
パー17が押圧部17ａとカセットケース13の後側壁13ｄと
の間を連結し、ストッパー17を後側壁13ｄ側に引張り、
ストッパー17がセット位置より後方に位置するまで引き
戻す２つの伸縮部材である引張スプリング23と、ストッ
パー17の中央部に一方の端部24ａが係止され、他方の端
部24ｂが後側壁13ｄを貫通して前後方向に移動可能な戻
しピン25の前端部25ａに固定した伸縮部材である圧縮バ
ネ24と、を有する場合である。戻しピン25の後端部25ｂ
はカセットケース13を装置本体に装着時には、図示して
いない本体の後方フレームに係合して前方に押圧され戻
しピン25の後端部25ｂに固定した圧縮バネ24の付勢力に
よりストッパー17が記録用紙12のセット位置より前側に
位置するようになされている。
【００１６】給紙カセット21では、ストッパー17が引張
スプリング23と、戻しピン25に固定された圧縮バネ24に
固定しているので、カセットケース13が装置本体に装着
時には戻しピン25の前端部25ａが、装置本体の後方フレ
ームに係合して、前方に押圧され、戻しピン25に固定し
た圧縮バネ24の付勢力により、ストッパー17が引張スプ
リング23の引張力に抗って記録用紙12のセット位置より
前側に位置しているが、カセットケース13を少し手前側
に引き抜くと、戻しピン25の後端部25ｂが本体の後方フ
レームとの係合がはずれ、ストッパー17は引張スプリン
グ23により引張られて、後方に移動し、ストッパー17が
記録用紙12のセット位置より後方に引戻される。このた
め、記録用紙12をカセットケース13の底面13ｂ上に載せ
ても、記録用紙12の前端部12ａは分離爪14の後方側で底
面13ｂ上に載り、記録用紙12の後端部12ｂもセット位置
の後方に移動したストッパー17の前側で底面13ｂ上に載
る。カセットケース13を装置本体内に装着すると、戻し
ピン25の後端部25ｂが装置の後方フレームに係合して、
戻しピン25を前方に押圧し、戻しピン25は圧縮バネ24を
介してストッパー17を前方に押圧し、ストッパー17が記
録用紙12の後端部を前方側に押圧し記録用紙12の前端部
12ａは分離爪14の下側に挿入され記録用紙12の後端部12
ｂはセット位置にセットされる。このため、記録用紙12
の補充時には、分離爪14とストッパー17との間に記録用
紙12を載置することができ、記録用紙12のセットが極め
て容易にでき、記録用紙12の補充作業の操作性が大幅に
向上できる。
スプリング23と、戻しピン25に固定された圧縮バネ24に
固定しているので、カセットケース13が装置本体に装着
時には戻しピン25の前端部25ａが、装置本体の後方フレ
ームに係合して、前方に押圧され、戻しピン25に固定し
た圧縮バネ24の付勢力により、ストッパー17が引張スプ
リング23の引張力に抗って記録用紙12のセット位置より
前側に位置しているが、カセットケース13を少し手前側
に引き抜くと、戻しピン25の後端部25ｂが本体の後方フ
レームとの係合がはずれ、ストッパー17は引張スプリン
グ23により引張られて、後方に移動し、ストッパー17が
記録用紙12のセット位置より後方に引戻される。このた
め、記録用紙12をカセットケース13の底面13ｂ上に載せ
ても、記録用紙12の前端部12ａは分離爪14の後方側で底
面13ｂ上に載り、記録用紙12の後端部12ｂもセット位置
の後方に移動したストッパー17の前側で底面13ｂ上に載
る。カセットケース13を装置本体内に装着すると、戻し
ピン25の後端部25ｂが装置の後方フレームに係合して、
戻しピン25を前方に押圧し、戻しピン25は圧縮バネ24を
介してストッパー17を前方に押圧し、ストッパー17が記
録用紙12の後端部を前方側に押圧し記録用紙12の前端部
12ａは分離爪14の下側に挿入され記録用紙12の後端部12
ｂはセット位置にセットされる。このため、記録用紙12
の補充時には、分離爪14とストッパー17との間に記録用
紙12を載置することができ、記録用紙12のセットが極め
て容易にでき、記録用紙12の補充作業の操作性が大幅に
向上できる。
【００１７】図３は本発明の請求項２に係る給紙カセッ
トの一実施例を示す図であり、前述の第１実施例と同じ
構成には同じ符号をつける。図３に示す給紙カセット31
は、ストッパー17がカセットケース13の底面13ｂ上のセ
ット位置に固定され、記録用紙12内のストッパー17の配
設位置より前方のカセットケース13の底面部13ｅに、記
録用紙12の後端部12ｂをカセットケース13の下側に貫通
可能な切欠33を設けた場合である。
トの一実施例を示す図であり、前述の第１実施例と同じ
構成には同じ符号をつける。図３に示す給紙カセット31
は、ストッパー17がカセットケース13の底面13ｂ上のセ
ット位置に固定され、記録用紙12内のストッパー17の配
設位置より前方のカセットケース13の底面部13ｅに、記
録用紙12の後端部12ｂをカセットケース13の下側に貫通
可能な切欠33を設けた場合である。
【００１８】給紙カセット31では、カセットケース13の
底面13ｂ上のストッパー17より前方の底面部13ｅに切欠
33が設けられているので、記録用紙12を補充時には、記
録用紙12の後端部12ｂを切欠33からカセットケース13の
下側に出して貫通させ、記録用紙12の前端部12ａを分離
爪14の下側に挿入し、セット後、記録用紙12の後端部12
ｂを折り曲げながら、切欠33から引き抜きストッパー17
にセットする。すなわち、記録用紙12の前端部12ａを先
に分離爪14の下側にセットすることができるので、記録
用紙12のセット作業が容易で、補充操作が容易に行うこ
とができる。
底面13ｂ上のストッパー17より前方の底面部13ｅに切欠
33が設けられているので、記録用紙12を補充時には、記
録用紙12の後端部12ｂを切欠33からカセットケース13の
下側に出して貫通させ、記録用紙12の前端部12ａを分離
爪14の下側に挿入し、セット後、記録用紙12の後端部12
ｂを折り曲げながら、切欠33から引き抜きストッパー17
にセットする。すなわち、記録用紙12の前端部12ａを先
に分離爪14の下側にセットすることができるので、記録
用紙12のセット作業が容易で、補充操作が容易に行うこ
とができる。
【００１９】図４は、本発明の給紙カセットの他の実施
例を示す図であり、図１に示す第１実施例と同じ構成に
は同じ符号をつける。図４に示す給紙カセット41は、カ
セットケース13の底面13ｂ上のストッパー17がセット位
置でカセットケース13に固定された垂直な押圧部17ａ
と、押圧部17ａの上端部分に一体的に固定され、押圧部
17ａより後方に水平な平板部17ｃを設けた場合である。
例を示す図であり、図１に示す第１実施例と同じ構成に
は同じ符号をつける。図４に示す給紙カセット41は、カ
セットケース13の底面13ｂ上のストッパー17がセット位
置でカセットケース13に固定された垂直な押圧部17ａ
と、押圧部17ａの上端部分に一体的に固定され、押圧部
17ａより後方に水平な平板部17ｃを設けた場合である。
【００２０】給紙カセット41では、ストッパー17が押圧
部17ａの上端部に固定された平板部17ｃを有しているの
で、記録用紙12を補充する際、記録用紙12の前端部12ａ
は、分離爪14より後方にはなれた位置に、かつ、記録用
紙12の後端部12ｂは、ストッパー17の平板部17ｃ上に載
せ、次いで記録用紙12の前端部12ａを分離爪14の下にセ
ットすると、記録用紙12の後端部12ｂは平板部17ｃ上よ
り前方に移動するとともに、ストッパー17の押圧部17ａ
の前面に移動しセットされ、記録用紙12はセット位置に
正確にセットされる。
部17ａの上端部に固定された平板部17ｃを有しているの
で、記録用紙12を補充する際、記録用紙12の前端部12ａ
は、分離爪14より後方にはなれた位置に、かつ、記録用
紙12の後端部12ｂは、ストッパー17の平板部17ｃ上に載
せ、次いで記録用紙12の前端部12ａを分離爪14の下にセ
ットすると、記録用紙12の後端部12ｂは平板部17ｃ上よ
り前方に移動するとともに、ストッパー17の押圧部17ａ
の前面に移動しセットされ、記録用紙12はセット位置に
正確にセットされる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載の発
明によれば、カセットケースのストッパーをセット位置
より後方に移動可能にし、かつ、伸縮部材をストッパー
とカセットケースの後壁との間に設けることにより、記
録用紙の補充およびセット等補充作業等の操作性が大幅
に向上できる。
明によれば、カセットケースのストッパーをセット位置
より後方に移動可能にし、かつ、伸縮部材をストッパー
とカセットケースの後壁との間に設けることにより、記
録用紙の補充およびセット等補充作業等の操作性が大幅
に向上できる。
【００２２】また、請求項２記載の発明によれば、スト
ッパーより前側のカセットケースの底面部に切欠を設け
ることにより、記録用紙を分離爪側に先にセットでき、
補充操作を大幅に向上することができる。
ッパーより前側のカセットケースの底面部に切欠を設け
ることにより、記録用紙を分離爪側に先にセットでき、
補充操作を大幅に向上することができる。
【図１】本発明の請求項１に係る給紙カセットの第１実
施例を示す図で、（ａ）はその一部を除く概略斜視図、
（ｂ）はその要部の拡大斜視図である。
施例を示す図で、（ａ）はその一部を除く概略斜視図、
（ｂ）はその要部の拡大斜視図である。
【図２】本発明の請求項１に係る給紙カセットの第２実
施例の要部の拡大斜視図である。
施例の要部の拡大斜視図である。
【図３】本発明の請求項２に係る給紙カセットの一実施
例の要部拡大斜視図である。
例の要部拡大斜視図である。
【図４】本発明の給紙カセットの他の実施例を示す図で
ある。
ある。
【図５】従来の給紙カセットを示す一部を除く概略斜視
図である。
図である。
11，21，31，41 給紙カセット 12 記録用紙 13 カセットケース 14 分離爪 16 圧板 17 ストッパー 20，24 圧縮バネ（伸縮部材） 23 引張スプリング（伸縮部材） 33 切欠
Claims (2)
- 【請求項１】複数枚の記録用紙を収納するカセットケー
スと、カセットケースの記録用紙を給紙する方向前縁部
の近傍に設けられ、記録用紙を記録用紙の前端部より給
紙方向に一枚づつに分離する分離爪と、カセットケース
内の記録用紙を載置する底面上に設けられ、前記記録用
紙を分離爪側に押し上げる圧板と、カセットケース内の
給紙方向と対向する方向のカセットケースの後部に設け
られ、圧板上に載置される複数枚の記録用紙の後端部に
当接し、記録用紙の前端部が分離爪に接するようにセッ
トするストッパーと、を備えた給紙カセットにおいて、
前記カセットケース内の記録用紙の前記セット位置より
後方に移動可能に配設された前記ストッパーと、該スト
ッパーと前記カセットケースの後壁との間に介装された
伸縮部材と、を備え、前記記録用紙を補充する際に、前
記記録用紙の後端部を前記ストッパーに押し当て、スト
ッパーを後方に後退させ、載置後は、ストッパーが伸縮
部材により前記セット位置に復帰して記録用紙の前端部
を分離爪に接触させるようにしたことを特徴とする給紙
カセット。 - 【請求項２】複数枚の記録用紙を収納するカセットケー
スと、カセットケースの記録用紙を給紙する方向前縁部
の近傍に設けられ、記録用紙を前端部より給紙方向に一
枚づつに分離する分離爪と、カセットケース内の記録用
紙を載置する底面上に設けられ、記録用紙を分離爪側に
押し上げる圧板と、カセットケース内の給紙方向と対向
する方向のカセットケースの後部に設けられ、圧板上に
載置される複数枚の記録用紙の後端部に当接し、記録用
紙の前端部が分離爪に接するようにセットするストッパ
ーと、を備えた給紙カセットにおいて、前記カセットケ
ース内の前記ストッパーの配設位置より前方の底面部
に、前記記録用紙の後端部を前記底面部より下側に貫通
可能な切欠を設け、前記記録用紙を補充する際に該記録
用紙の後端部を切欠に通してから前端部を前記分離爪の
下側にセットした後、切欠に通した後端部を引き抜いて
前記ストッパーに当接させることにより、記録用紙を前
記セット位置にセットして前記前端部を分離爪に接触さ
せるようにしたことを特徴とする給紙カセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5854392A JPH05254673A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 給紙カセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5854392A JPH05254673A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 給紙カセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05254673A true JPH05254673A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=13087363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5854392A Pending JPH05254673A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 給紙カセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05254673A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5884136A (en) * | 1995-09-19 | 1999-03-16 | Fujitsu Limited | Electrophotographic image-forming |
| JP2003104579A (ja) * | 1997-08-26 | 2003-04-09 | Canon Inc | シート給送装置及び画像処理装置 |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP5854392A patent/JPH05254673A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5884136A (en) * | 1995-09-19 | 1999-03-16 | Fujitsu Limited | Electrophotographic image-forming |
| JP2003104579A (ja) * | 1997-08-26 | 2003-04-09 | Canon Inc | シート給送装置及び画像処理装置 |
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