JPH0525456U - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH0525456U
JPH0525456U JP7180491U JP7180491U JPH0525456U JP H0525456 U JPH0525456 U JP H0525456U JP 7180491 U JP7180491 U JP 7180491U JP 7180491 U JP7180491 U JP 7180491U JP H0525456 U JPH0525456 U JP H0525456U
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靖 岡部
仁司 中居
周作 津坂
惣一郎 西村
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯電器の清掃部材が画像記録領域に対応する
位置に配置された状態では画像を記録することができな
い画像記録装置を提供する 【構成】 帯電器を構成している清掃部材と一体に形成
されたつまみ6と、レーザプリンタ60の上部筐体50
の端部に形成された係合部とを係合させることにより、
プロセスユニット40を上部筐体50に装着することが
可能となるため、帯電器により感光体ドラムを帯電する
際に清掃部材による帯電不良が生じず、高品位の画像を
記録することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子写真方式の画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真方式の画像記録装置においては、装置内に常時トナーや塵芥等 の汚染物が浮遊している。そして、印字を長時間行うに従い、これらの汚染物が コロナ帯電器の放電線等に付着する。このように、コロナ帯電器各部には印字を 重ねる毎に汚染物が付着蓄積されるものであり、約数千枚の印字が行われると、 この付着汚染物のために放電効率の低下、放電ムラが生じるため、ついには印字 品質の低下となって現れてくる。従って、数千枚の印字後には、必ずコロナ帯電 器の放電線を清掃することが必要となる。しかし、放電線は直径が60〜90μ mの金属細線であるため、ある程度熟練していなければ、ちょっとしたはずみで 放電線を断線したり、傷つけたりすることが非常に多かった。
【0003】 そこで、このような問題を解決するために、特公昭61−45829号公報に 記載されているように、コロナ帯電器内に清掃部材を設け、その清掃部材を摺動 させることにより、容易に放電線を清掃することのできる装置が案出されている 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載されているような装置では、放電線にフェルト や発泡ウレタン等のパッドを押し当てることで清掃しているため、清掃部材が画 像域、例えば帯電器の長手方向の中央付近に位置した状態で印字を行うと、その 部分で放電不良を起こし、放電線に汚染物が付着した場合と同様の印字品質の低 下が起こるという問題があった。
【0005】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、帯電器の清 掃部材が画像記録領域に対応する位置に配置された状態では画像を記録すること ができない画像記録装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案の画像記録装置は、少なくとも被帯電部材を 帯電させるための金属細線と、その金属細線の張架方向に摺動可能であり、その 金属細線を清掃するための清掃部材とを備えた帯電器を、筐体に対して着脱可能 となるように構成された画像記録装置であって、前記清掃部材と一体に形成され た突起部と、前記筐体と一体に形成され、且つ、画像記録領域と対応する位置か ら離れた位置に前記清掃部材が位置するときに前記突起部と係合可能な係合部と を備えている。
【0007】
【作用】
上記の構成を有する本考案の画像記録装置において、帯電器の清掃部材と一体 に形成されている突起部が、画像記録装置の筐体の係合部と一致する位置におい て、帯電器を筐体に装着することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案をレーザプリンタに具体化した一実施例を図面を参照して説明す る。
【0009】 図2は本実施例のレーザプリンタ60に装着可能なプロセスユニット40の構 成部材である帯電器10の斜視図である。この帯電器10は、4kV〜7kVの 高電圧が印加されコロナ放電を行うタングステン、白金等からなるコロナ放電線 1と、コロナ放電を安定化するためにコロナ放電線1を囲むように配置された断 面コ字形状に形成された金属薄板からなるシールド部材2と、コロナ放電線1と シールド部材2を両端で支持する絶縁性ブロック3,4と、絶縁性ブロック3, 4の間でシールド部材2に沿って摺動自在に配置され、コロナ放電線1を清掃す る清掃部材5から構成される。またシールド部材2の開口側の端部2aはコロナ 放電線1側に折れ曲がって形成されており、清掃部材5を案内している。また、 清掃部材5の上部にはつまみ6が設けられ、使用者がつかみ易くなっている。
【0010】 ここで図3を参照して清掃部材5について説明する。清掃部材5は、絶縁性を 有する弾性体で形成された支持部材7と、放電線1を挟むように支持部材7に支 持されている摺擦部材8,9とから構成されている。摺擦部材8,9は、支持部 材7の弾性によってお互いに押し合うように支持されており、その摺擦部材8, 9の間に位置しているコロナ放電線1に一定の圧力で押し付けられている。なお 、支持部材7の材質としては、ABS樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹 脂、変性ポリフェニレンオキサイド等が絶縁性と弾性を有する点で適しており、 さらに、シールド部材2との摺動性の良いものがよい。また、摺擦部材8,9の 材質としては、塵芥の捕獲が可能な程度に弾性がある発泡ウレタン、不織布、フ ェルト等の絶縁性物質が適している。
【0011】 次に、図4を参照して上述した構成の帯電器10を備えたプロセスユニット4 0について説明する。このプロセスユニット40のケース41には、静電潜像の 形成される感光体ドラム20を一様に帯電するための前記帯電器10が設けられ ている。また、このケース41と一体に未使用のトナー30を収納するトナー収 納部21と、画像記録後に感光体ドラム20に付着している使用済みの廃トナー を収納する廃トナー収納部32とが形成されており、前記トナー収納部21の近 傍には、未使用のトナー30を保持して前記感光体ドラム20へ移行するための 現像スリーブ26が配置されている。この現像スリーブ26の上方にはトナー3 0の層厚を規整する規整ブレード24が設けられている。
【0012】 また、感光体ドラム20の近傍には、前記廃トナーを回収するためのクリーニ ングブレード28が設けられており、このクリーニングブレード28により回収 された廃トナーは前記廃トナー容器32に収納される。また、ケース41の一部 には、公知のレーザスキャナユニットから発せられ、図示しない端末装置から入 力された画像データに対応して変調されたレーザビームを感光体ドラム20に照 射するためのレーザ開口部23が形成されている。なお、前記帯電器10の清掃 部材5と一体に形成されているつまみ6はこのプロセスユニット40のケース4 1外に突出しており、帯電器10をプロセスユニット40から外すことなく、清 掃部材5を摺動させることが可能となる。
【0013】 このような構成のプロセスユニット40を装着するレーザプリンタ60につい て、図5を参照して説明する。このレーザプリンタ60は上部筐体50と下部筐 体52とから構成されている。この両者は一側端にて蝶番(図示せず)により連 結されており、その連結部を中心として回動が可能である。下部筐体52の側面 には、画像の記録される記録用紙(図示せず)を収納した給紙カセット53が差 し込まれており、下部筐体52の前面にはレーザプリンタ60の各種制御を行な う制御パネル54が設けられている。
【0014】 一方、上部筐体50の上面には凹状の排紙部56が形成され、画像の記録され た記録用紙が排出される。上部筐体50下部にはプロセスユニット40を挿入す るための挿入口62を形成すると共に、挿入されたプロセスユニット40を支持 するための支持部58が形成されている。支持部58はプロセスユニット40の 側面と略同一形状をなしており、図5に示す矢印A方向にプロセスユニット40 を挿入すると、その底部両側を下から支えるようにしてプロセスユニット40を 保持する。また、前記挿入口62の端部には前記帯電器10のつまみ6と係合す る係合部66が設けられている。
【0015】 続いて、以上のような構成のレーザプリンタ60の動作について説明する。
【0016】 図示しない端末装置から画像データが入力されると、感光体ドラム20は帯電 器10により初期帯電され、同時にレーザスキャナユニットから発せられ、画像 データに応じて変調されたレーザビームにより、感光体ドラム20上に静電潜像 が形成される。また、現像スリーブ26上に保持されたトナー30は、現像スリ ーブ26の回転に伴い規整ブレード24によりその層厚が一定にされて感光体ド ラム20の表面へ移行され、静電潜像に応じた画像が形成される。このように画 像を形成しているトナー30は、公知の転写器により記録用紙に転写された後、 公知の定着手段により画像として定着され、その記録用紙は排紙部56より排出 される。なお、記録用紙に転写されずに感光体ドラム20上に残ったトナーは、 クリーニングブレード28により回収されて廃トナーボックス32に収容される 。
【0017】 このようなレーザプリンタ60においては、トナー30や塵芥等の浮遊物が帯 電器10のコロナ放電線1に付着し易いので、高品位の画像を形成するためにも コロナ放電線1の定期的な清掃が必要となる。
【0018】 ここで、コロナ放電線1の清掃の方法について説明する。図2に示すように、 清掃部材5は端部2aに案内されているため、帯電器10の長手方向にのみ摺動 可能である。そして、清掃部材5のつまみ6を帯電器の長手方向に摺動させると 、支持部材7によって支持された摺擦部材8,9はコロナ放電線1に押し付けら れた状態でコロナ放電線1の張架方向に移動する。すると、コロナ放電線1の表 面の付着物は摺擦部材8,9により擦り取られ、コロナ放電線1が清掃される。 このとき清掃部材5は、その動きを帯電器の長手方向に規制されているため、使 用者が清掃時に無理な力をコロナ放電線1にかけ、コロナ放電線1を切ってしま うようなおそれはない。
【0019】 また、上述のようにコロナ放電線1の清掃を行った後に、プロセスユニット4 0をレーザプリンタ60に装着する場合、図1に示すように、帯電器10の清掃 部材5を帯電器10の端部に移動させたうえで、その清掃部材5と一体に形成さ れているつまみ6と、上部筐体50に設けられている係合部66とを係合させな ければプロセスユニット40を装着することができない。さらに、レーザプリン タ60の動作中に振動等により清掃部材5が移動することもない。そのため、プ ロセスユニット40がレーザプリンタ60に装着された状態では、清掃部材5が 画像領域に位置することはなく、感光体ドラム20は常に良好な帯電がなされる ので、高品位な画像が形成される。
【0020】 なお、本考案は以上詳述した実施例に限定されるものではなく、考案の趣旨を 逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
【0021】 例えば、係合部66が一端にしかない例を説明したが、両端に設けることも当 然可能である。また、本実施例では帯電器10をプロセスユニット40に組み込 んだ例について説明したが、感光体ドラム20と帯電器10とを一体化したプロ セスユニットや、帯電器10を単独でレーザプリンタ60に着脱するような構成 の装置にも適用可能である。また、感光体ドラム20上のトナー像を記録紙上に 転写する転写帯電器に本発明を適用することも可能である。また、レーザプリン タ60だけではなく複写機やファクシミリ等、電子写真方式を利用した画像記録 装置ならばその適用が可能である。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したことから明かなように、本考案の画像記録装置によれば、帯電器 の清掃部材と一体に形成された突起部と、画像記録装置の筐体の画像記録領域に 対応する位置からから離れた位置に形成された係合部とを係合させなければ、帯 電器を筐体に装着できないため、清掃部材が画像領域に対応する位置に配置され ることはなく、像担持体は帯電器により良好に帯電され、高品位な画像が記録さ れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化したレーザプリンタにおいて、
プロセスユニットをレーザプリンタへ装着する際の様子
を示す説明図である。
【図2】本実施例のレーザプリンタのプロセスユニット
を構成している帯電器の斜視図である。
【図3】本実施例の帯電器を構成している清掃部材の斜
視図である。
【図4】本実施例のレーザプリンタのプロセスユニット
の断面図である。
【図5】本実施例のレーザプリンタの断面図である。
【符号の説明】
1 コロナ放電線 5 清掃部材 6 つまみ 8 摺擦部材 9 摺擦部材 10 帯電器 50 上部筐体 60 レーザプリンタ 66 係合部
フロントページの続き (72)考案者 西村 惣一郎 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号ブラザー工 業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも被帯電部材を帯電させるため
    の金属細線と、その金属細線の張架方向に摺動可能であ
    り、その金属細線を清掃するための清掃部材とを備えた
    帯電器を、筐体に対して着脱可能となるように構成され
    た画像記録装置において、 前記清掃部材と一体に形成された突起部と、 前記筐体と一体に形成され、且つ、画像記録領域と対応
    する位置から離れた位置に前記清掃部材が位置するとき
    に前記突起部と係合可能な係合部とを備えたことを特徴
    とする画像記録装置。
JP1991071804U 1991-09-06 1991-09-06 画像記録装置 Expired - Lifetime JP2567895Y2 (ja)

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JP1991071804U JP2567895Y2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 画像記録装置

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009288599A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Brother Ind Ltd 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
US11796934B2 (en) 2021-11-12 2023-10-24 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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