JPH11109817A - クリーニング装置を有する画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置を有する画像形成装置

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JPH11109817A
JPH11109817A JP27137997A JP27137997A JPH11109817A JP H11109817 A JPH11109817 A JP H11109817A JP 27137997 A JP27137997 A JP 27137997A JP 27137997 A JP27137997 A JP 27137997A JP H11109817 A JPH11109817 A JP H11109817A
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cleaning
image forming
photoreceptor
corner
forming apparatus
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JP27137997A
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English (en)
Inventor
Kiyoaki Kawamoto
清明 河本
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体ドラムをクリーニングするクリーニン
グ装置は、クリーニングブレードが用いられているが、
特に感光体ドラムの両端側でクリーニングブレードが折
れ曲がり、残留トナーが飛散してしまう欠点があった。 【解決手段】 前記感光体面に残留した残留現像剤を除
去するクリーニング装置で、前記クリーニングブレード
6のクリーニング用角部61の両端側に、前記クリーニ
ング用角部61と平行に切り欠かれた非クリーニング縁
部62,63を設け、クリーニングブレード6の折れ曲
がりとによる振動と、残留トナーの飛散を防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写装置、プリン
タ等の画像形成装置に於いて、静電転写プロセスを利用
して感光体ドラムの感光体に画像を形成した後、該感光
体をクリーニングするクリーニング装置を有する画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5、及び図6は、画像形成装置に於け
る従来のクリーニング装置を示す正面図と、平面図であ
る。
【0003】図5に示すように、画像形成装置にはアル
ミニウム材等で円筒状に形成した基体21に画像を形成
する感光体2Aを塗布した感光体ドラム2を設け、前記
感光体2A面を帯電器3で電荷を付与し、露光により形
成された静電潜像を現像器31で現像することにより、
感光体2A面に残留トナーTを形成し、他方より給紙さ
れた記録紙Pに転写器4で前記残留トナーTを感光体2
A面より転写する。
【0004】転写を完了した感光体2A面には若干の残
留トナーT1が付着しているため、クリーニングブレー
ド6の角部61でクリーニングを行い、残留トナーT1
は感光体2A面より排除される。
【0005】図6は、クリーニングブレード6の長手方
向に形成された角部61で矢印V方向に移動する感光体
2A面をクリーニングする際、境界線2E,2E1で示
す最大画像形成範囲(詳細は後述する)L3内の感光体
2A面に残留トナーT1が付着しており、残留トナーT
1に潤滑剤としての作用があるためクリーニングブレー
ド6が感光体2A面の移動方向に引き寄せられることな
く、像形成用の感光体2A面に対してクリーニング位置
関係が正確に維持されている。
【0006】しかしながらクリーニングブレード6は感
光体ドラム2の最大画像形成範囲の幅L3外にわたって
全幅に形成されており、境界線2E,2E1で示す外側
の感光体面2B,2Cには画像が形勢されないため、残
留トナーT1の付着が殆どなく、潤滑作用がないためク
リーニングブレード6の両端部60,601が矢印V1
方向に追随して移動するため、クリーニングブレード6
自体の弾性力の反発作用で振動し、該振動が感光体2A
面に伝わり画像形成に悪影響を与える。
【0007】又、クリーニングブレード6が、感光体ド
ラム2の回転方向にめくれ、クリーニング不良が発生す
ると共に、画像形成装置の本体の駆動系に過大な負荷が
加わり、駆動装置が破損することがある。
【0008】更に、前記追随移動を繰り返すことによ
り、クリーニングブレード6の両端が矢印V1方向に折
れ曲がり、破損状態となるため、折れ曲がった両端より
残留トナーT1が飛散する。
【0009】前記のような欠点を改善するため、特開昭
61−212881号公報が知られている。
【0010】図7は、前記公報に開示された発明であ
り、基体21の両端側に基体の露出面21A,21Bを
残して感光体が形成されている感光体ドラムで、画像が
形成されない露出面21A,21Bに対して、クリーニ
ングブレード6の両端部分が接触しないようにカット部
6A,6Bが形成されている。
【0011】又、図8に示すように外側に向かって角部
61を傾斜させたカット部6Cを形成することにより、
クリーニングブレード6の両端が基体21の露出面21
A,21Bに追随しないようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記公報に
開示された発明は、基体21で感光体2Aが塗布されて
いない露出面1B,1Cとの接触を防止するため、カッ
ト部6A,6B,6Cが形成されているが、クリーニン
グブレード6で感光体2Aをクリーニングする際、感光
体ドラム2両端側に移動した残留トナーT1が前記のカ
ット部6A,6B、又は傾斜させたカット部6Cの部分
より感光体ドラム2の回転と共に外方に飛散してしま
い、更に、飛散した残留トナーT1が帯電器や、転写器
に付着して汚すことになる。
【0013】本発明は、前記の欠点を改善するため特に
考えられたものである。即ち、クリーニングブレードに
より感光体を完全にクリーニングすると共に、クリーニ
ングブレード両端側の折り曲げと、振動及びめくれを防
止し、更に、クリーニングされた残留トナーT1の飛散
を防止することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明にかかるクリーニング装置を有する画像
形成装置は、円筒状に形成された基体上に、感光体が設
けられている感光体ドラムを有し、前記感光体に現像剤
で形成された画像をシートに転写した後、前記感光体に
圧接されたクリーニングブレードを用いて、前記感光体
面に残留した残留現像剤を除去するクリーニング装置を
有する画像形成装置に於いて、前記クリーニングブレー
ドのクリーニングをする角部に、感光体に圧接し、クリ
ーニングを行うように形成されたクリーニング用角部
と、前記クリーニング用角部の両端側に、前記クリーニ
ング用角部と平行に切り欠かれた非クリーニング縁部
と、を形成したことを特徴とするものである。
【0015】請求項2の発明にかかるクリーニング装置
を有する画像形成装置は、前記切り欠かれた非クリーニ
ング縁部は、前記感光体の最大画像形成範囲の境界線に
相当する位置より0.5mm以上外側から形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0016】請求項3の発明にかかるクリーニング装置
を有する画像形成装置は、前記感光体ドラムは、前記円
筒状に形成された基体上に、前記基体の両端側に基体の
露出面を残して感光体が形成されていることを特徴とす
るものである。
【0017】請求項4の発明にかかるクリーニング装置
を有する画像形成装置は、前記切り欠かれた非クリーニ
ング縁部は、前記感光体の端部に相当する位置より0.
5mm以上外側から形成されていることを特徴とするも
のである。
【0018】請求項5の発明にかかるクリーニング装置
を有する画像形成装置は、前記切り欠かれた非クリーニ
ング縁部は、前記クリーニング用角部を0.1〜0.8
mmの範囲で面取り、又は曲面取で形成したことを特徴
とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明に於けるクリーニン
グ装置を有する画像形成装置1の全体構成を示す正面図
である。
【0020】以下、画像形成装置1の構成と作用を説明
する。該画像形成装置1内に設けた基体21と感光体2
A(図3に示す)よりなる感光体ドラム2の外周に、帯
電器3、現像装置31、転写器4、分離器5、クリーニ
ング装置に用いられるクリーニングブレード6が各々動
作順に配置され、更にレジストローラ13と共に画像形
成ユニット1Aとして一体に形成されている。
【0021】前記感光体ドラム2に前記帯電器3で電荷
を付与した後、画像形成装置1の最上部に設けた原稿載
置板211に載置された原稿(図示せず)を、画像形成
装置1内の光学部に設けた露光ランプ22により露光を
開始する。
【0022】露光ランプ22で露光された原稿の反射光
は、一体に移動するミラー23と、該ミラー23の移動
速度の2分の1の速度で移動するV型に配置したミラー
24,25と、結像レンズ26を介してV型に配置した
ミラー27,28で順次反射され、更に、前記感光体ド
ラム2の表面に原稿画像を照射するミラー29により照
射して前記感光体ドラム2面に静電潜像を形成する。
【0023】次に前記現像装置31で前記静電潜像を現
像して感光体ドラム2にトナー画像による可視画像を形
成する。
【0024】更に、画像形成装置1内の下方上下位置に
各々給紙ユニット7,8が配置されている。給紙ユニッ
ト7,8内に収納された記録紙Pを給紙するため、給紙
手段9、10が設けられており、例えば、記録紙ローラ
9で給紙された一枚の記録紙Pを案内ローラ11,12
により前記画像形成ユニット1Aに搬送する。
【0025】搬送された記録紙Pはレジストローラ13
で一旦停止し、感光体ドラム2に形成されたトナー画像
と記録紙Pが一致するように案内板131で案内されな
がら給紙を開始する。
【0026】次に、感光体ドラム2に形成されたトナー
画像は転写器4により記録紙Pに転写され、分離器5で
記録紙Pが感光体ドラム2面より分離された後、記録紙
案内手段14で記録紙Pは定着装置16に搬送され、熱
定着ローラ17と圧着ローラ18より構成された定着装
置16で、記録紙Pのトナー画像が熱定着ローラ17に
圧接されて記録紙Pに定着される。
【0027】定着を完了した記録紙Pは排紙案内ローラ
19により排紙され、そのまま排紙トレイ20に記録紙
Pが排紙される。
【0028】一方、転写が完了した感光体ドラム2はク
リーニング装置の方向に回転し、クリーニング装置のク
リーニングブレード6の角部で感光体ドラム2面を順次
クリーニングし、感光体ドラム2面の残留トナーを除去
することにより、新たな画像形成を行うことが出来る。
【0029】以下図2(a),(b),(c)及び、図
3(a)と共に本実施の形態のクリーニングブレードの
構成と作用を説明する。
【0030】図2(a),(b),(c)は、本実施の
形態のクリーニングブレードの斜視図と、クリーニング
ブレードを感光体ドラムに圧接させクリーニングを行う
状態の正面図と、クリーニングブレード6のクリーニン
グ角部に形成した非クリーニング縁部を拡大して示す正
面図である。図3(a)は、感光体ドラムと、感光体ド
ラムをクリーニングする本実施の形態のクリーニングブ
レードを示す側面図である。尚、図3(a)では感光体
2A面をクリーニングするクリーニングブレード6が離
間した状態で示されている。
【0031】図2(a)に示すように、クリーニング装
置に使用されているクリーニングブレード6は、断面が
四角形の板状体で、主にウレタンゴム材よりなる弾性体
で形成されている。
【0032】本実施の形態に於いて、クリーニングブレ
ード6の1つの角部(クリーニングをする角部)は、感
光体2Aに圧接しクリーニングを行うクリーニング用角
部61と、このクリーニング用角部61の両端側にクリ
ーニング用角部61と平行となるように面取り加工で切
り欠いた非クリーニング縁部62,63とが形成されて
いる。すなわち、非クリーニング縁部62,63は、図
2(c)に示すようにL,L1の長さで前記クリーニン
グ用角部61と平行となるように面取り加工されてい
る。
【0033】図3(a)に示すように円筒形に形成され
た基体21上の全面に感光体2Aが設けられた感光体ド
ラム2に於いては、非クリーニング縁部62,63は、
最大画像形成範囲L3の境界線2E,2E1に相当する
位置より外側から両端部側2B,2Cまで設けられてい
る。
【0034】尚、前記「最大画像形成範囲L3」とは、
画像形成装置1で画像形成される定型サイズの記録紙の
うち、最大サイズ(例えばA3サイズ)の副走査方向
(感光体ドラム2の軸方向)の幅の範囲を言う。
【0035】又、前記「最大画像形成範囲L3の境界線
2E,2E1に相当する位置」とは、感光体ドラム2に
クリーニングブレード6を圧接させクリーニング可能な
状態としたときに、感光体2Aに於ける最大画像形成範
囲L3の両端側の境界線2E,2E1がクリーニングブ
レード6に接する位置を言う。
【0036】このように形成したクリーニングブレード
6は、長手方向で枠体64に支持されており、この枠体
64を介してクリーニングブレード6のクリーニング用
角部61を感光体ドラム2の感光体2A面に圧接させて
クリーニングを行うように画像形成装置1のクリーニン
グ装置内に設けられている。すなわち、図2(b)に示
すように、クリーニングブレード6を矢印方向に弾性押
圧部材(図示せず)で押圧し、感光体2A面にクリーニ
ング用角部61を圧接する。
【0037】この状態で感光体ドラム2を矢印方向に回
転することにより、圧接されたクリーニング用角部61
が感光体2A面上の残留トナーT1をクリーニングす
る。
【0038】前記クリーニングの作用時に於いて、感光
体2A面に圧接されたクリーニング用角部61は、少な
くとも前記最大画像形成範囲L3内では感光体2A面に
残留トナーT1が付着しているため、該残留トナーT1
の潤滑作用でクリーニング用角部61が回転作用により
振動することがなく円滑なクリーニングを行うことが出
来る。
【0039】そして、残留トナーT1の付着が殆どない
最大画像形成範囲L3外の部分では、回転によりクリー
ニング用角部61と平行に形成された非クリーニング縁
部62,63の部分では強く圧接されることがなく、若
干離れた状態、もしくは、微圧着状態で支持されている
ため、回転作用によりクリーニングブレード6の両端6
0,601が回転方向に引き寄せられることがなく、ク
リーニングブレード6が折れ曲がることがない。
【0040】従って、非クリーニング縁部62,63が
形成されたクリーニングブレード6の両端側が振動せ
ず、該振動が感光体2A面に伝達されないため、感光体
ドラム2を円滑に回転することが可能となり、常に良好
な画像を得ることが出来る。
【0041】又、クリーニングブレード6が、感光体ド
ラム2の回転方向に引き寄せられることがなく、めくれ
が発生することがない。
【0042】更に、感光体2A面に残留した残留トナー
T1をクリーニング用角部61でクリーニングした後、
感光体ドラム2の両端部側2C,2Bに若干移動した残
留トナーT1も非クリーニング縁部62,63で阻止さ
れ、飛散することがない。
【0043】前記クリーニングブレード6に於いては、
非クリーニング縁部62,63と平行に形成した面取り
加工の縦幅Lと、横幅L1を各々0.1〜0.8mmで
面取り加工されることが好ましく、更に、各々0.15
〜0.5mmで面取り加工されることが好ましい。これ
により、前記クリーニングブレード6の折れ曲がりが発
生せず、従って、前記のようにクリーニングブレード6
が振動せず良好な画像を得ると共に、残留トナーT1の
飛散も防止出来る。
【0044】又、前記クリーニングブレード6の非クリ
ーニング縁部62,63は、最大画像形成範囲L3の境
界線2E,2E1に相当する位置より、それぞれ0.5
mm以上外側に形成することが好ましく、更に、1mm
以上外側から形成することが好ましい。換言すると、ク
リーニング用角部61の長さは、最大画像形成範囲L3
の境界線2E、2E1より、1mm以上長いことが好ま
しく、更に、2mm以上長いことが好ましい。
【0045】この場合、クリーニングブレード6の折れ
曲がりと、振動及び両端のめくれを防止し、残留トナー
T1の飛散を防止する作用では最も顕著な効果を奏する
ものである。
【0046】ところで、感光体ドラム2として、図3
(b)に示すように、基体21の両端側に基体の露出面
21B,21Cを残して感光体2Aが形成されたものが
ある。(図3(b)に於いても感光体2A面をクリーニ
ングするクリーニングブレード6が離間した状態で示さ
れている。) このような感光体ドラム2に対しても、上述したクリー
ニングブレード6を用いることが出来る。
【0047】この場合、クリーニングブレード6の非ク
リーニング縁部62,63は、感光体2Aの端部2F,
2Gに相当する位置より外側に形成することが好まし
い。
【0048】詳しく言えば、非クリーニング縁部62,
63は、感光体2Aの端部2F,2Gに相当する位置よ
り0.5mm以上外側から形成することが好ましく、更
に、1mm以上外側の位置から非クリーニング縁部6
2,63を外側に形成することが好ましい。換言する
と、この場合のクリーニング用角部61の長さは、感光
体2Aの全幅より1mm以上長いことが好ましく、更
に、2mm以上長いことが好ましい。
【0049】この場合、露出面21B上の残留トナーT
1が殆ど無い状態でもクリーニングブレード6の折れ曲
がりと振動と、両端のめくれを防止し、残留トナーT1
の飛散を防止する作用では最も顕著な効果を奏するもの
である。
【0050】図4(a),(b)は、他の実施の態様を
示す。
【0051】構成は図2(b),(c)と同様である
が、非クリーニング縁部62,63を曲面取り加工によ
り形成した。この場合も、上記の実施の形態と同様の結
果を得た。すなわち、前記クリーニングブレード6の折
れ曲がりと、めくれが発生せず、従って、前記のように
クリーニングブレード6が振動せず良好な画像を得ると
共に、残留トナーT1の飛散も防止出来た。
【0052】更に、この場合に於いても、非クリーニン
グ縁部62,63の縦幅Lと、横幅L1を各々0.1〜
0.8mmか、好ましくは、更に0.15〜0.5mm
の長さで曲面取り加工することが好ましい。これにより
前記同様クリーニングブレード6の折れ曲がりと、両端
のめくれが発生せず、従って、前記のようにクリーニン
グブレード6が振動せず良好な画像を得ると共に、残留
トナーT1の飛散も防止出来る。
【0053】
【発明の効果】請求項1に於いて、円筒状に形成された
基体上に、感光体が設けられている感光体ドラムを有
し、前記感光体に現像剤で形成された画像をシートに転
写した後、前記感光体に圧接されたクリーニングブレー
ドを用いて、前記感光体面に残留した残留現像剤を除去
するクリーニング装置を有する画像形成装置に於いて、
前記クリーニングブレードのクリーニングをする角部
に、感光体に圧接し、クリーニングを行うように形成さ
れたクリーニング用角部と、前記クリーニング用角部の
両端側に、前記クリーニング用角部と平行に切り欠かれ
た非クリーニング縁部と、を形成したことにより、クリ
ーニング用角部で感光体上の残留現像剤をクリーニング
する時、残留現像剤の少ないクリーニングブレードの両
端側が、感光体ドラムの移動により、めくれ等の折り曲
げる作用が働かないためクリーニングブレードが振動し
ない。従って、感光体ドラムが安定して回転し、良好な
画像を形成することが出来ると共に、残留現像剤を除去
する際も残留現像剤が外部に飛散せず、画像形成装置内
を汚すことがない。
【0054】請求項2に於いて、前記切り欠かれた非ク
リーニング縁部は、感光体に形成される最大画像形成範
囲の境界線に相当する位置より0.5mm以上外側から
形成されていることにより、クリーニングブレードの両
端側が、感光体ドラムの移動により折り曲げる作用がな
くなり、クリーニングブレードが振動しない。従って、
感光体ドラムが安定して回転し、良好な画像を形成する
ことが出来ると共に、残留現像剤を除去する際も残留現
像剤が外部に飛散せず、画像形成装置内を汚すことがな
い。
【0055】請求項3に於いて、前記感光体ドラムは、
前記円筒状に形成された基体上に、前記基体の両端側に
基体の露出面を残して感光体が形成されていることによ
り、クリーニングブレードの両端側が、感光体端部から
残留現像剤が殆どない露出面に非クリーニング縁部が形
成されているため、感光体ドラムの移動により折り曲げ
る作用が働かないためクリーニングブレードが振動しな
い。従って、感光体ドラムが安定して回転し、良好な画
像を形成することが出来ると共に、残留現像剤を除去す
る際も残留現像剤が外部に飛散せず、画像形成装置内を
汚すことがない。
【0056】請求項4に於いて、前記切り欠かれた非ク
リーニング縁部は、前記感光体の端部に相当する位置よ
り0.5mm以上外側から形成されていることにより、
クリーニングブレードの両端側が、感光体の端部から残
留現像剤が殆どない露出面に非クリーニング縁部が形成
されているため、感光体ドラムの移動により折り曲げと
振動を防止し、感光体ドラムが安定して回転し、良好な
画像を形成することが出来ると共に、特に、感光体の端
部の残留現像剤が外部に飛散せず、画像形成装置内を汚
すことがない。
【0057】請求項5に於いて、前記切り欠かれた非ク
リーニング縁部は、前記クリーニング用角部を0.1〜
0.8mmの範囲で面取り、又は曲面取で形成したこと
により、クリーニング用角部で感光体上の残留現像剤を
クリーニングする時、残留現像剤の少ないクリーニング
ブレードの両端側に形成した非クリーニング縁部、感光
体ドラムに近接はするが接触はせず、(実際は微圧着の
状態となっている)感光体ドラムの移動により折り曲げ
る作用が働かないためクリーニングブレードが振動しな
い。従って、感光体ドラムが安定して回転し、良好な画
像を形成することが出来ると共に、残留現像剤を除去す
る際も残留現像剤が外部に飛散せず、画像形成装置内を
汚すことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の全体構成を示す正面
図。
【図2】本発明のクリーニングブレード斜視図と、クリ
ーニングブレードのクリーニング用角部を感光体面に接
触させた状態、及び前記非クリーニング縁部の切り欠き
形状を拡大して示す構成図。
【図3】本発明の感光体ドラムと、最大画像形成範囲よ
り非クリーニング縁部の配置と各長さを示す構成図。
【図4】本発明のクリーニングブレードのクリーニング
用角部を感光体面に接触させた状態、及び前記非クリー
ニング縁部の切り欠き形状を拡大して示す他の構成図。
【図5】従来の画像形成装置に於けるクリーニングブレ
ード装置を示す正面図。
【図6】従来の画像形成装置に於けるクリーニングブレ
ード装置を示す平面図。
【図7】従来の感光体ドラムに於けるクリーニングブレ
ード装置を示す上面図。
【図8】従来のクリーニングブレード装置を示す斜視
図。
【符号の説明】
1 画像形成装置 1A 画像形成ユニット 2 感光体ドラム 2A 感光体 21B,21C 露出面 21 基体 6 クリーニングブレード 61 クリーニング用角部 62,63 非クリーニング縁部 T1 残留トナー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状に形成された基体上に、感光体が
    設けられている感光体ドラムを有し、前記感光体に現像
    剤で形成された画像をシートに転写した後、前記感光体
    に圧接されたクリーニングブレードを用いて、前記感光
    体面に残留した残留現像剤を除去するクリーニング装置
    を有する画像形成装置に於いて、 前記クリーニングブレードのクリーニングをする角部
    に、 感光体に圧接し、クリーニングを行うように形成された
    クリーニング用角部と、 前記クリーニング用角部の両端側に、前記クリーニング
    用角部と平行に切り欠かれた非クリーニング縁部と、 を形成したことを特徴とするクリーニング装置を有する
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記切り欠かれた非クリーニング縁部
    は、前記感光体の最大画像形成範囲の境界線に相当する
    位置より0.5mm以上外側から形成されていることを
    特徴とする請求項1記載のクリーニング装置を有する画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記感光体ドラムは、前記円筒状に形成
    された基体上に、前記基体の両端側に基体の露出面を残
    して感光体が形成されていることを特徴とする請求項1
    記載のクリーニング装置を有する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記切り欠かれた非クリーニング縁部
    は、前記感光体の端部に相当する位置より0.5mm以
    上外側から形成されていることを特徴とする請求項3記
    載のクリーニング装置を有する画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記切り欠かれた非クリーニング縁部
    は、前記クリーニング用角部を0.1〜0.8mmの範
    囲で面取り、又は曲面取で形成したことを特徴とする請
    求項1、2、3又は4記載のクリーニング装置を有する
    画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014182362A (ja) * 2013-03-21 2014-09-29 Fuji Xerox Co Ltd 清掃部材、転写装置、中間転写装置及び画像形成装置
JP2016031426A (ja) * 2014-07-28 2016-03-07 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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