JPH0525420A - 水酸基含有含フツ素共重合体、およびこれを主成分とする塗料 - Google Patents

水酸基含有含フツ素共重合体、およびこれを主成分とする塗料

Info

Publication number
JPH0525420A
JPH0525420A JP15058191A JP15058191A JPH0525420A JP H0525420 A JPH0525420 A JP H0525420A JP 15058191 A JP15058191 A JP 15058191A JP 15058191 A JP15058191 A JP 15058191A JP H0525420 A JPH0525420 A JP H0525420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copolymer
vinyl
vinyl ether
fluorocopolymer
fluorine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP15058191A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nakabayashi
亮 中林
Atsushi Shimizu
敦 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP15058191A priority Critical patent/JPH0525420A/ja
Publication of JPH0525420A publication Critical patent/JPH0525420A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】(I)で表される単位20〜95モル%、(II)で表さ
れる単位1〜50モル%、(III−)及び/又は(III−
)で表される単位0.01〜40モル%から成る水酸基含有
含フッ素共重合体及びこれを主成分とする塗料。 〔V,X,Y及びZはH,F,ClC1〜6の(ハロ置
換)アルキル基から選ばれる1種かつ、そのうちの少な
くとも1つはF,R1,R2は水素原子又はC1〜2のア
ルキル基、R3は2価の有機基、n,pは0又は1、
4,R5は水素、C1〜5のアルキル基を表わし、R6
は水素又はアルコキシカルボニル基を表す。Mはアルカ
リ金属、又はNもしくはPを有する化合物であって、そ
のpkaが6以上である塩基性化合物。nはMがアルカリ
金属あるいは四級アンモニウムイオンの場合のみ0、そ
の他は1を示す。〕 【効果】含フッ素共重合体は、有機溶剤に対する溶解性
や硬化剤との相溶性が良好であり、かつ貯蔵安定性に優
れた水酸基含有含フッ素共重合体である。また、これを
主成分とするフッ素系塗料は、基材との密着性が良好で
あり耐候性に優れた塗膜を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な水酸基含有含フ
ッ素共重合体及びこれを主成分とする塗料に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、含フッ素共重合体は耐熱性、機械
的特性、耐薬品性、耐候性などにきわめて優れているこ
とから多くの分野において幅広く用いられている。その
用途の一つとして塗料の塗膜形成成分としての利用があ
る。例えばテトラフルオロエチレン重合体やフッ化ビニ
リデン重合体などを用いたフッ素樹脂塗料が知られてお
り、このものは優れた潤滑性、非粘着性、耐候性及び耐
薬品性などを有することから、コーティング材として化
学工業、食品、建築、機械などの分野に使用されてい
る。
【0003】しかしながら、前記フッ素樹脂塗料は高温
での焼付けが必要であり、利用範囲が制限されるのを免
れないという欠点を有し、この為、近年、有機溶剤に可
溶で、かつ室温で硬化可能な反応基を持つ含フッ素共重
合体を用いた溶剤型塗料の開発が試みられている。とこ
ろで、有機溶剤に可溶な含フッ素共重合体としては、た
とえば特開昭57−34107号、特開昭61−275
311号、特開昭61−57609号、特開昭62−1
74213号、特開昭63−182312号公報等にみ
られるフルオロオレフィンとこれに共重合可能なビニル
単量体との共重合体が知られている。
【0004】しかしながら、これらの共重合体におい
て、特に塗料用として有用である水酸基を有するもの
は、経時的に高分子量化、あるいはゲル化する等、貯蔵
安定性が悪いという問題がある。この問題点を解決する
方法として、例えば特公昭63−2305号公報等にみ
られるがごとく特定の第3級アミンを添加する方法が提
案されているが、この方法では樹脂の着色が著しい上、
塗膜にした場合、その経時的着色も著しいといった大き
な欠点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の問題点が解消された水酸基含有含フッ素共重合体、
すなわち有機溶剤に対する溶解性や硬化剤との相溶性が
良好な上、貯蔵安定性に優れた含フッ素共重合体、及び
これを主成分とした、光沢があり、かつ硬質で耐候性に
優れた塗膜を与え、さらに顔料等との親和性及び基材と
の密着性が改善されたフッ素系塗料を提供することを目
的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の点
に鑑み鋭意研究を重ねた結果、含フッ素共重合体に特定
構造の官能基を導入することにより前記問題点を解決し
得る事を見いだし、本発明を完成するに至った。即ち、
本発明は; 下記構成成分からなる水酸基含有含フッ素共重合
体。 (A)式;
【0007】
【化4】
【0008】で表される単位 20〜95モル
% (B)式;
【0009】
【化5】
【0010】で表される単位 1〜50モル% (C)式;
【0011】
【化6】
【0012】で表される単位 0.01〜40
モル% 及び 前記含水酸基含有フッ素共重合体を主成分とするフ
ッ素系塗料である。以下、本発明を詳細に説明する。本
発明による前記(A),(B),(C)を構成単位とす
る水酸基含有含フッ素共重合体は、各々の構成単位に対
応するビニル単量体を共重合させることによって得られ
る。
【0013】本発明の水酸基含有含フッ素共重合体にお
いて(A)単位を形成するビニル単量体としては、
(a)式
【0014】
【化7】
【0015】で表されるものが用いられる。このような
ビニル単量体の具体例としては、例えば、
【0016】
【化8】
【0017】などのフルオロエチレン系;
【0018】
【化9】
【0019】などのフルオロプロペン系;
【0020】
【化10】
【0021】などの炭素数4以上のフルオロオレフィン
化合物を挙げることができるが、これらの中で、
(a’)式
【0022】
【化11】
【0023】で示されるフルオロエチレン化合物及びフ
ルオロプロペン化合物が好ましく、特にテトラフルオロ
エチレン(CF2=CF2)、クロロトリフルオロエチレ
ン(CF2=CFCl)及びヘキサフルオロプロペン
(CF2=CFCF3)が好適である。これらのフルオロ
オレフィンはそれぞれ単独で用いても良いし、2種以上
を組み合わせて用いてもよい。
【0024】本発明の水酸基含有含フッ素共重合体にお
いては、(A)単位の含有量は20〜95モル%、好ま
しくは30〜70モル%の範囲にあることが必要であ
る。この含有量が20モル%未満では耐候性が不十分で
あるし、95モル%を超えると有機溶剤への溶解性等が
低下する。本発明の水酸基含有含フッ素共重合体におい
て(B)単位を形成するビニル単量体としては、(b)
【0025】
【化12】
【0026】で表されるものが用いられる。このような
水酸基含有ビニル単量体の具体例としては、例えば2−
ヒドロキシエチルビニルエーテル、 4−ヒドロキシブ
チルビニルエーテル、4−ヒドロキシシクロヘキシルビ
ニルエーテル等のヒドロキシアルキルビニルエーテル
類、2−ヒドロキシアリルビニルエーテル、 4−ヒド
ロキシブチルアリルエーテル等のヒドロキシアルキルア
リルエーテル類、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、4−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート
等の水酸基含有(メタ)アクリレート類、2−ヒドロキ
シエチルクロトネート、4−ヒドロキシプロピルクロト
ネート等の水酸基含有クロトン酸エステル類、アリルア
ルコール等が代表的に例示されるが、これらの中でヒド
ロキシアルキルビニルエーテル類がフルオロオレフィン
との反応性が良好で好ましい。
【0027】本発明の水酸基含有含フッ素共重合体にお
いては、(B)単位の含有量は1〜50モル%、好まし
くは5〜30モル%の範囲にあることが必要である。こ
の含有量が1モル%未満では硬化剤による架橋が不十分
となり塗膜強度が弱くなるし、50モル%を超えると塗
膜の耐候性が低下する。本発明の水酸基含有含フッ素共
重合体において(C)単位を形成するビニル単量体とし
ては、(c−)式及び/または(c−)式
【0028】
【化13】
【0029】で表されるものが用いられる。前記ビニル
単量体の具体例としては、アクリル酸、メタクリル酸、
クロトン酸、フマル酸、マレイン酸、フマル酸のハーフ
エステル、マレイン酸のハーフエステル等の酸とアルカ
リ金属、またはチッ素原子もしくはリン原子を含有する
化合物であって、その酸・塩基平衡の目やすであるpK
aが6以上である塩基性化合物との塩が挙げられるが、
これらの中でクロトン酸の塩が最も好ましい。これら
は、それぞれ単独で用いても良いし、2種以上組み合わ
せて用いても良い。
【0030】また、上記チッ素原子もしくはリン原子を
含有する化合物であって、そのpKaが6以上である塩
基性化合物としてはアミン類、フォスフィン類等が挙げ
られる。アミン類の具体例としては、例えばジエチルア
ミン、ジプロピルアミン、N−メチルエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、ジメチルシクロヘキシルアミ
ン、ジメチルエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、トリエチルアミン、ピロリジン、ピペリジン、1−
メチルピペリジン、2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジン、4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジン、1,2,2,6,6−ペンタメチルピペ
リジン、モルホリン、さらにはテトラメチルアンモニウ
ムイオン、テトラエチルアンモニウムイオン等が挙げら
れる。フォスフィン類の具体例としては、例えばトリメ
チルフォスフィン、トリエチルフォスフィン、トリブチ
ルフォスフィン、ジメチルフォスフィン、ジエチルフォ
スフィン、フェニルジエチルフォスフィン、トリフェニ
ルフォスフィン、トリベンジルフォスフィン等が挙げら
れる。これらの中で、第3級アミン及び第4級アンモニ
ウムイオンが好ましい。
【0031】本発明の水酸基含有含フッ素共重合体にお
いては、(C)単位の含有量は通常0.01〜40モル
%、好ましくは0.05〜20モル%の範囲から選定さ
れる。この含有量が0.01モル%未満の場合は水酸基
含有含フッ素共重合体の貯蔵安定性は改善されず、40
モル%を越えると塗膜の耐候性が低下する。本発明の水
酸基含有含フッ素共重合体においては、前記(A)、
(B)、(C)単位以外に、50モル%を超えない範囲
で、(D)その他のビニル単量体の共重合した単位を含
むことができる。
【0032】(D)単位を形成する共重合可能なその他
のビニル単量体としては、例えばエチレン、プロピレ
ン、イソブチレン等のオレフィン類、塩化ビニル、塩化
ビニリデン等のハロオレフィン類、酢酸ビニル、n−酪
酸ビニル、安息香酸ビニル、p−t−ブチル安息香酸ビ
ニル、ピバリン酸ビニル、2−エチルヘキサン酸ビニ
ル、バーサチック酸ビニル、ラウリン酸ビニル等のカル
ボン酸ビニルエステル類、酢酸イソプロペニル、プロピ
オン酸イソプロペニル等のカルボン酸イソプロペニルエ
ステル類、エチルビニルエーテル、プロピルビニルエー
テル、ブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテ
ル、tert−ブチルビニルエーテル、ネオペンチルビ
ニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、オ
クチルビニルエーテル等の鎖状アルキルビニルエーテル
類、ペンタフルオロエチルビニルエーテル、2−パーフ
ルオロオクチルエチルビニルエーテル等のフルオロビニ
ルエーテル類、シクロペンチルビニルエーテル、シクロ
ヘキシルビニルエーテル等のシクロアルキルビニルエー
テル類、フェニルビニルエーテル等のアリールビニルエ
ーテル類、ベンジルビニルエーテル、フェネチルビニル
エーテル等のアラルキルビニルエーテル類、ビニル−9
−アザ−3−エチル−8,8,9,10,10−ペンタ
メチル−1,5−ジオキサスピロ[5,5]−3−ウン
デシルメチルエーテル,ビニル−9−アザ−3−エチル
−8,8,10,10−テトラメチル−1,5−ジオキ
サスピロ[5,5]−3−ウンデシルメチルエーテル等
のピペリジニル基含有ビニルエーテル類、スチレン、ビ
ニルトルエン等の芳香族ビニル化合物ギ酸アリル、酢酸
アリル、酪酸アリル、安息香酸アリル、シクロヘキサン
カルボン酸アリル、シクロヘキシルプロピオン酸アリ
ル、4−アリルオキシ−2,2,6,6,−テトラメチ
ルピペリジン、4−アリルオキシ−1,2,2,6,
6,−ペンタメチルピペリジン等のアリルエステル類、
アリルエチルエーテル、アリルフェニルエーテル等のア
リルエーテル類、ブチル(メタ)アクリレート、メチル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリ
レート、イソボルニル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシ−4−(2−メタクリロキシエトキシ)ベンゾフ
ェノン、4−(メタ)アクリロイルオキシ−2,2,
6,6,−テトラメチルピペリジン、4−(メタ)アク
リロイルオキシ−1,2,2,6,6,−ペンタメチル
ピペリジン、パーフルオロメチル(メタ)アクリレー
ト、パーフルオロプロピル(メタ)アクリレート、パー
フルオロプロピロメチル(メタ)アクリレート、パーフ
ルオロメチルメチル(メタ)アクリレート、2−パーフ
ルオロオクチルエチル(メタ)アクリレート、パーフル
オロイソノニルメチル(メタ)アクリレート等のアクリ
ル酸やメタクリル酸のエステル類、アクリルアミド、N
−メチロールアクリルアミド等のアクリルアミド類等が
挙げられる。
【0033】これらのビニル単量体は1種用いても良い
し、2種以上組み合わせて用いてもよい。本発明の水酸
基含有含フッ素共重合体は、溶媒の存在下または不存在
下に、前述した(a)式,(b)式,(c)式を必須と
した所定割合のビニル単量体混合物を、重合開始源とし
て重合開始剤や電離性放射線などを用い共重合させるこ
とにより製造することができる。
【0034】該重合開始剤としては、重合形式や所望に
応じて、水溶性のものあるいは油溶性のものが適宜用い
られる。油溶性開始剤としては、例えばアゾビスイソブ
チロニトリル、2,2’−アゾビス−(2,4−ジメチ
ルバレロニトリル)等のアゾ化合物、t−ブチルパーオ
キシピバレート、t−ブチルパーオキシイソブチレート
などのパーオキシエステル型過酸化物、オクタノイルパ
ーオキサイド、ラウロイルパーオキサイドなどのジアシ
ルパーオキサイド型過酸化物、ジイソプロピルパーオキ
シジカーボネートなどのジアルキルパーオキシジカーボ
ネート型過酸化物、ベンゾイルパーオキサイドなどのジ
アルキルパーオキサイド型過酸化物などが挙げられる。
【0035】水溶性重合開始剤としては、例えば過硫酸
カリウムなどの過硫酸塩、過酸化水素、あるいはこれら
と亜硫酸水素ナトリウム、チオ硫酸ナトリウムなどの還
元剤との組合せからなるレドックス開始剤、さらには、
これらに少量の鉄、第一鉄塩、硝酸銀などを共存させた
系などの無機系開始剤、ジコハク酸パーオキサイド、ジ
グルタール酸パーオキサイド、モノコハク酸パーオキサ
イドなどの二塩基酸過酸化物、アゾビシソブチルアミジ
ン二塩基酸塩などの有機系開始剤が挙げられる。これら
の重合開始剤の使用量は、その種類、共重合反応条件な
どに応じて適宜選ばれるが、通常使用する単量体全量に
対して、0.005〜5重量%、好ましくは0.05か
ら0.5重量%の範囲で選ばれる。
【0036】また、重合方法については特に制限はな
く、例えば塊状重合法、懸濁重合法、乳化重合法、溶液
重合法などを用いることができるが、重合反応操作の安
定性等の点から、キシレン、トルエン等の低級アルキル
置換ベンゼン、酢酸ブチル等のエステル類、メチルイソ
ブチルケトン等のケトン類、t−ブタノール等のアルコ
ール類、フッ素原子1個以上を有する飽和ハロゲン化炭
化水素類等を溶媒とする溶液重合法、水性媒体中での乳
化重合法、溶媒との分離を不要とする塊状重合法などが
好ましく用いられる。
【0037】水性媒体中で共重合させる場合には、通常
分散安定剤として懸濁剤や乳化剤を用い、かつ塩基性緩
衝剤を添加して、重合中の反応液のpH値を4、好まし
くは6以上にすることが望ましい。また、溶液重合法及
び塊状重合法の場合においても、炭酸カリウムやアミン
化合物等の塩基性物質の添加は有効である。更に、重合
形式については特に制限はなく、回分式、半連続式、連
続式のいずれも用いることができる。
【0038】該共重合反応における反応温度は、通常−
30〜+150℃の範囲内で、重合開始源や重合媒体の
種類に応じて適宜選ばれ、通常0〜100℃、好ましく
は10〜90℃の範囲で選ばれる。また、反応圧力につ
いては特に制限はないが、常圧〜100kg/cm2
範囲で選ばれる。更に、該共重合反応は、適当な連鎖移
動剤を添加して行うことができる。
【0039】本発明の水酸基含有含フッ素共重合体の分
子量は、テトラヒドロフランを溶媒にし、分子量既知の
単分散ポリスチレンを標準物質として用い、ゲルパーミ
ションクロマトグラフ(GPC)法により測定して求め
た数平均分子量(Mn)が、500〜200,000、
好ましくは2,000〜100,000の範囲であり、
ガラス転移温度(Tg)は通常−50〜120℃、好ま
しくは−10〜100℃である。このような組成及び分
子量、ガラス転移温度を有する本発明の水酸基含有含フ
ッ素共重合体は、有機溶剤に可溶で、かつ硬化剤との相
溶性に優れ、貯蔵安定性が良好である上、該含フッ素共
重合体を主成分とする塗料の硬化塗膜は光沢があり、か
つ硬度で耐候性に優れたものとなる。
【0040】本発明の水酸基含有含フッ素共重合体を塗
料組成物の主剤として用いる場合には、硬化剤として通
常下記のごときものが用いられる。 例えばヘキサメトキシメチロールメラミン及びその
縮合多核体、ヘキサブトキシメチロールメラミン及びそ
の縮合多核体等のいわゆるメラミン系硬化剤。 例えばヘキサメチレンジイソシアナート(HD
I)、3−イソシアナトメチル−3,5,5−トリメチ
ルシクロヘキシルイソシアナート(IPDI)、ビス
(4−イソシアナトシクロヘキシル)メタン(水添MD
I)、1,3−(or1,4−)ビス(イソシアナトメ
チル)ベンゼン(XDI)、1,3−(or1,4−)
ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン(水添XD
I)、3,3,5−(or3,5,5−)トリメチルヘ
キサメチレンジイソシアナート(TMDI)等のジイソ
シアナートモノマー類、及びこれらのモノマーの単独ま
たは混合物から誘導される、例えばイソシアヌレート型
ポリイソシアナート、ビュレット型ポリイソシアナー
ト、1,3−ブタンジオール、トリメチロールプロパン
等の多価アルコールとのウレタン型付加体等に代表され
るポリイソシアナート系硬化剤。
【0041】 前記ポリイソシアナート系硬化剤のイ
ソシアナート基を、例えば各種オキシム類、カプロラク
タム類、フェノール類、イミダゾール類、ヒドロキシピ
リジン類、アセト酢酸エステル等のいわゆる活性メチレ
ン系化合物類等の化合物で封鎖したブロックイソシアナ
ート系硬化剤。 これら硬化剤類は、適宜混合して用いることも可能であ
る。
【0042】本発明の塗料組成物と前記のごとき硬化剤
類との配合比率は、求める塗料の性能に応じて任意に設
定可能であるが、通常、メラミン系硬化剤の場合は、主
剤と硬化剤との重量比で100/3〜100/50の範
囲、好ましくは100/5〜100/40の範囲で選定
される。また、ポリイソシアナート及びブロックイソシ
アナート系硬化剤の場合は、本発明の塗料組成物中のO
H基と硬化剤中のNCO基との当量比がOH/NCO=
0.3/1〜3/1、好ましくは0.5/1〜2.5/
1の範囲で選択される。
【0043】本発明は、前記の新規な水酸基含有含フッ
素共重合体と共に、このものを主成分とするフッ素系塗
料を提供するものであり、該含フッ素共重合体を溶液型
塗料とするにあたっては、種々の溶剤を用いることがで
きる。該溶剤としては、例えばトルエンやキシレン等の
芳香族炭化水素類、n−ブタノール等のアルコール類、
酢酸n−ブチル等のエステル類、メチルイソブチルケト
ン等のケトン類、エチルセロソルブ等のグリコールエー
テル類、さらには市販の各種シンナー等が挙げられる。
【0044】この溶液型塗料の調整は、該含フッ素共重
合体と溶剤とを、例えばボールミル、ペイントシェーカ
ー、サンドミル、ジェットミル、3本ロール、ニーダー
等、通常塗料の調整に用いられている混合機を用いて均
質に混合することにより行うことができる。この際、所
望に応じ、硬化反応促進のための触媒類、顔料、分散安
定剤、粘度調節剤、レベリング剤、ゲル化防止剤、紫外
線吸収剤、その他の塗料用添加剤類等を添加することも
できる。
【0045】
【実施例】以下、実施例により更に詳細に説明するが、
本発明はかかる実施例により何等限定されるものではな
い。なお、実施例中の%はすべて重量%を示すものとす
る。 各種樹脂の分子量;ゲルパーミィテーションクロマト
グラフィを用いて、ポリスチレン標品検量線より求め
た。
【0046】 (使用機器) 装置:島津製作所 LC−3A カラム:東ソー(株) TSKgel G−5000 HXL TSKgel G−4000 HXL TSKgel G−2000 HXL 検出器:島津製作所 RID−6A データ処理:島津製作所 C−R4A キャリヤー:テトラヒドロフラン 水酸基価;JIS K−0070に準じて測定した。 屈曲性・密着性(Al);JIS K−5400に準
じて測定した。 耐候性;ASTM G−53に準処して求めた。 貯蔵安定性;50℃で1カ月保存後の粘度と試験前の
粘度との比で評価した。
【0047】
【実施例1】内容積1リットルのステンレス鋼製かき混
ぜ機付きオートクレーブ内を窒素ガスで3回置換した。
次いで、クロトン酸ナトリウム6.6g、シクロヘキシ
ルビニルエーテル22g、4−ヒドロキシブチルビニル
エーテル23g、イソブチルビニルエーテル54g、ク
ロロトリフルオロエチレン117g、キシレン223g
及び開始剤としてt−ブチルパーオキシピバレート1.
7gを仕込み、67℃にて8時間重合を行った。重合終
了後、未反応のクロロトリフルオロエチレンを除去し、
オートクレーブを開放して生成した共重合体溶液を取り
出した。この共重合体溶液を、n−ヘキサンで再沈し乾
燥を行った。共重合体の収量は210gであった。
【0048】得られた共重合体の数平均分子量は10,
600であり、フッ素含量は25.6%、水酸基価は5
0mgKOH/gであった。
【0049】
【実施例2】内容積1リットルのステンレス鋼製かき混
ぜ機付きオートクレーブに7.7gの炭酸カリウムを仕
込み、オートクレーブ内を窒素ガスで3回置換した。次
いで、クロトン酸1.7g、4−ヒドロキシブチルビニ
ルエーテル23g、イソブチルビニルエーテル40g、
エチルビニルエーテル27g、クロロトリフルオロエチ
レン117g、キシレン208g及び開始剤としてt−
ブチルパーオキシピバレート1.7gを仕込み、67℃
にて8時間重合を行った。重合終了後、未反応のクロロ
トリフルオロエチレンを除去し、オートクレーブを開放
して生成した共重合体溶液を取り出した。この共重合体
溶液から炭酸カリウムを濾過除去したのち、n−ヘキサ
ンで再沈し乾燥を行った。共重合体の収量は197gで
あった。
【0050】得られた共重合体の数平均分子量は9,7
00であり、フッ素含量は27.3%、水酸基価は54
mgKOH/gであった。
【0051】
【実施例3】内容積1リットルのステンレス鋼製かき混
ぜ機付きオートクレーブ内を窒素ガスで3回置換した。
次いで、クロトン酸1.7g、ピバリン酸ビニル38
g、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル29g、イソ
ブチルビニルエーテル44g、クロロトリフルオロエチ
レン117g、トリエチルアミン2g、キシレン231
g及び開始剤としてt−ブチルパーオキシピバレート
1.7gを仕込み、67℃にて8時間重合を行った。重
合終了後、未反応のクロロトリフルオロエチレンを除去
し、オートクレーブを開放して生成した共重合体溶液を
取り出した。この共重合体溶液を、n−ヘキサンで再沈
し乾燥を行った。共重合体の収量は219gであった。
【0052】得られた共重合体の数平均分子量は9,6
00であり、フッ素含量は24.4%、水酸基価は58
mgKOH/gであった。
【0053】
【実施例4】内容積1リットルのステンレス鋼製かき混
ぜ機付きオートクレーブ内を窒素ガスで3回置換した。
次いで、マレイン酸メチルのテトラエチルアンモニウム
塩10g、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル23
g、イソブチルビニルエーテル56g、エチルビニルエ
ーテル14g、クロロトリフルオロエチレン117g、
キシレン220g及び開始剤としてt−ブチルパーオキ
シピバレート1.7gを仕込み、67℃にて8時間重合
を行った。重合終了後、未反応のクロロトリフルオロエ
チレンを除去し、オートクレーブを開放して生成した共
重合体溶液を取り出した。この共重合体溶液を、n−ヘ
キサンで再沈し乾燥を行った。共重合体の収量は201
gであった。
【0054】得られた共重合体の数平均分子量は8,3
00であり、フッ素含量は25.9%、水酸基価は51
mgKOH/gであった。
【0055】
【実施例5】内容積1リットルのステンレス鋼製かき混
ぜ機付きオートクレーブ内を窒素ガスで3回置換した。
次いで、トリブチルフォスフィン20g、マレイン酸メ
チル13g、シクロヘキシルビニルエーテル22g、4
−ヒドロキシブチルビニルエーテル23g、イソブチル
ビニルエーテル50g、クロロトリフルオロエチレン1
17g、キシレン245g及び開始剤としてt−ブチル
パーオキシピバレート3.4gを仕込み、67℃にて8
時間重合を行った。重合終了後、未反応のクロロトリフ
ルオロエチレンを除去し、オートクレーブを開放して生
成した共重合体溶液を取り出した。この共重合体溶液
を、n−ヘキサンで再沈し乾燥を行った。共重合体の収
量は210gであった。
【0056】得られた共重合体の数平均分子量は7,6
00であり、フッ素含量は23.1%、水酸基価は46
mgKOH/gであった。
【0057】
【実施例6】内容積1リットルのステンレス鋼製かき混
ぜ機付きオートクレーブ内を窒素ガスで3回置換した。
次いで、クロトン酸の2,2,6,6−テトラ置換ピペ
リジン塩14g、ピバリン酸ビニル38g、4−ヒドロ
キシブチルビニルエーテル23g、イソブチルビニルエ
ーテル44g、クロロトリフルオロエチレン117g、
キシレン236g及び開始剤としてt−ブチルパーオキ
シピバレート1.7gを仕込み、67℃にて8時間重合
を行った。重合終了後、未反応のクロロトリフルオロエ
チレンを除去し、オートクレーブを開放して生成した共
重合体溶液を取り出した。この共重合体溶液を、n−ヘ
キサンで再沈し乾燥を行った。共重合体の収量は210
gであった。
【0058】得られた共重合体の数平均分子量は9,2
00であり、フッ素含量は23.6%、水酸基価は46
mgKOH/gであった。
【0059】
【実施例7〜12】実施例1〜6で得られた各々の水酸
基含有含フッ素共重合体をキシレンで固形分50%に調
整したものを各々主剤とし、硬化剤として「デュラネー
トTPA」(旭化成工業(株)製)をNCO/OH=1
/1となるように、各々に配合した後、キシレンをシン
ナーとしてフォードカップ#4で15秒に調整し塗装を
おこなった。得られた塗膜を120℃にて1時間焼付け
後、塗膜物性(塗膜外観、屈曲性、密着性(Al)、耐
候性)の測定を行った。
【0060】また、実施例1〜7で得られた水酸基含有
含フッ素共重合体をキシレンで固形分50%に調整した
ものを、各々ガラス瓶にいれて密栓したのち、50°C
に30日間保ち粘度変化を追跡し、貯蔵安定性の評価を
行なった。それぞれの結果を表1に示す。
【0061】
【比較例1】内容積1リットルのステンレス鋼製かき混
ぜ機付きオートクレーブに7.7gの炭酸カリウムを仕
込み、オートクレーブ内を窒素ガスで3回置換した。次
いで、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル23g、イ
ソブチルビニルエーテル40g、エチルビニルエーテル
29g、クロロトリフルオロエチレン117g、キシレ
ン209g及び開始剤としてt−ブチルパーオキシピバ
レート1.7gを仕込み、67℃にて8時間重合を行っ
た。重合終了後、未反応のクロロトリフルオロエチレン
を除去し、オートクレーブを開放して生成した共重合体
溶液を取り出した。この共重合体溶液から炭酸カリウム
を濾過除去したのち、n−ヘキサンで再沈し乾燥を行っ
た。共重合体の収量は201gであった。
【0062】得られた共重合体の数平均分子量は10,
300であり、フッ素含量は27.4%、水酸基価は5
4mgKOH/gであった。
【0063】
【比較例2】内容積1リットルのステンレス鋼製かき混
ぜ機付きオートクレーブに7.7gの炭酸カリウムを仕
込み、オートクレーブ内を窒素ガスで3回置換した。次
いで、ピバリン酸ビニル38g、4−ヒドロキシブチル
ビニルエーテル29g、イソブチルビニルエーテル46
g、クロロトリフルオロエチレン117g、トリエチル
アミン2g、キシレン231g及び開始剤としてt−ブ
チルパーオキシピバレート1.7gを仕込み、67℃に
て8時間重合を行った。重合終了後、未反応のクロロト
リフルオロエチレンを除去し、オートクレーブを開放し
て生成した共重合体溶液を取り出した。この共重合体溶
液から炭酸カリウムを濾過除去したのち、n−ヘキサン
で再沈し乾燥を行った。共重合体の収量は221gであ
った。
【0064】得られた共重合体の数平均分子量は10,
300であり、フッ素含量は24.5%、水酸基価は5
8mgKOH/gであった。
【0065】
【比較例3〜4】比較例1〜2で得られた各々の含フッ
素共重合体をキシレンで固形分50%に調整したものを
各々主剤とし、硬化剤として「デュラネートTPA」
(旭化成工業(株)製)をNCO/OH=1/1となる
よううに、各々に配合した後、キシレンをシンナーとし
てフォードカップ#4で15秒に調整し塗装を行った。
得られた塗膜を120℃にて1時間焼付け後、塗膜物性
(塗膜外観、屈曲性、密着性(Al)、耐候性)の測定
を行った。
【0066】また、実施例1〜7で行なったと同様の方
法で貯蔵安定性の評価を行なった。それぞれの結果を表
1に示す。
【0067】
【表1】
【0068】
【発明の効果】以上の結果からも明らかなように、本発
明によると貯蔵安定性が良好である上、有機溶剤に可溶
で、かつ硬化剤との相溶性に優れ常温で硬化が可能な含
フッ素樹脂を容易に与えることができる。また、該含フ
ッ素共重合体を主成分とする本発明のフッ素系塗料は、
基材との密着性や耐候性等に優れた塗膜を温和な条件で
与えることができ、例えばカラー剛板、カラーアルミニ
ウム板、アルミニウムサッシ用の焼付け塗料として、あ
るいは現場施工可能な常乾型塗料として有用である。
【0069】更に、基材の材質についても、金属材料を
はじめ、ガラス、コンクリート等の無機材料、FRP、
ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のプ
ラスチックや木材等の有機材料の塗装に好適に用いられ
る。また、該フッ素系塗料は自動車のトップコート、外
装用色ガラス、セメント瓦等の特定の用途においても有
用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 222/02 MLU 7242−4J C09D 129/10 PFP 6904−4J 133/02 PFW 7242−4J 135/00 PFW 7242−4J

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記構成成分からなる水酸基含有含フッ
    素共重合体。 (A)式 【化1】 で表される単位 20〜95モル% (B)式 【化2】 で表される単位 1〜50モル% (C)式 【化3】 で表される単位 0.01〜40モル%
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された水酸基含有含フッ
    素共重合体を主成分とする塗料。
JP15058191A 1991-06-21 1991-06-21 水酸基含有含フツ素共重合体、およびこれを主成分とする塗料 Withdrawn JPH0525420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15058191A JPH0525420A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 水酸基含有含フツ素共重合体、およびこれを主成分とする塗料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15058191A JPH0525420A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 水酸基含有含フツ素共重合体、およびこれを主成分とする塗料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0525420A true JPH0525420A (ja) 1993-02-02

Family

ID=15500015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15058191A Withdrawn JPH0525420A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 水酸基含有含フツ素共重合体、およびこれを主成分とする塗料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0525420A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06179790A (ja) * 1992-12-11 1994-06-28 Dainippon Ink & Chem Inc 樹脂組成物
JP2016027177A (ja) * 2011-05-30 2016-02-18 旭硝子株式会社 含フッ素共重合体組成物
WO2019065571A1 (ja) * 2017-09-28 2019-04-04 Dic株式会社 硬化性樹脂組成物、塗料及び物品

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06179790A (ja) * 1992-12-11 1994-06-28 Dainippon Ink & Chem Inc 樹脂組成物
JP2016027177A (ja) * 2011-05-30 2016-02-18 旭硝子株式会社 含フッ素共重合体組成物
WO2019065571A1 (ja) * 2017-09-28 2019-04-04 Dic株式会社 硬化性樹脂組成物、塗料及び物品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4345057A (en) Curable fluorocopolymer
EP0451296B1 (en) Fluorocopolymer and production thereof
JPH051118A (ja) 含フツ素共重合体これを構成成分とする塗料
JP3133078B2 (ja) 含フッ素樹脂及びこれを主成分とするフッ素系塗料
US5283304A (en) Fluorine-containing resin and coating composition containing same as main component
JP3131985B2 (ja) 含フッ素共重合体および該重合体を含む塗料用組成物
JPH0525420A (ja) 水酸基含有含フツ素共重合体、およびこれを主成分とする塗料
US5142011A (en) Fluorine-containing copolymer and curable composition containing the same
JPH051197A (ja) 含フツ素樹脂とその製造方法、及びその塗料組成物
JP3160869B2 (ja) 含フッ素共重合体および該共重合体を主成分とする塗料用組成物
US5206320A (en) Curable fluorocopolymer with dual function vinyl ether
JP3498489B2 (ja) 含フッ素共重合体およびそれを用いた組成物
JPH0532725A (ja) 含フツ素共重合体及びこれを主成分とする塗料
JPH04249507A (ja) 含フッ素共重合体および硬化用組成物
JPH073201A (ja) 塗料用の硬化性樹脂組成物
JP3215122B2 (ja) 含フッ素樹脂及びこれを主成分とする塗料
JPH0543831A (ja) 塗料用樹脂及び塗料組成物
JPH055012A (ja) 非水系含フツ素樹脂及びこれを主成分とする塗料
JPH04366114A (ja) 含フッ素樹脂およびこれを主成分とする塗料
JPH06263824A (ja) 含フッ素重合体組成物
JP3160002B2 (ja) 硬化性組成物
JPH04372612A (ja) 水酸基を含有するフルオロオレフィン共重合体の製造方法
JPH07196983A (ja) 自己硬化性塗料用樹脂組成物
JPH06256425A (ja) フッ素樹脂組成物及びこれを主成分とするフッ素系塗料
JPH06340840A (ja) 塗料用硬化性樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980903