JPH05253926A - 緩衝性コンクリート側溝蓋の製造方法及びそれに用いる鉄筋・緩衝部材の保持具 - Google Patents

緩衝性コンクリート側溝蓋の製造方法及びそれに用いる鉄筋・緩衝部材の保持具

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JPH05253926A
JPH05253926A JP8966792A JP8966792A JPH05253926A JP H05253926 A JPH05253926 A JP H05253926A JP 8966792 A JP8966792 A JP 8966792A JP 8966792 A JP8966792 A JP 8966792A JP H05253926 A JPH05253926 A JP H05253926A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 裏面両側に緩衝片が突設されてなるコンクリ
ート側溝蓋を製造するに際し、製造能率の向上及び製造
コストの低減を図る。 【構成】 上方開放の型枠23内に埋入体56を落とし
込む。この埋入体56は、四角網状をなす網状補強鉄筋
2の両側の上下及び中間の鉄筋交差部分54に保持具3
2を装着し、この保持具32の後端部分に緩衝部材3を
保持させてなる。保持具32の前端部分には弾性変形部
36が設けられている。弾性変形部36が前部型板25
の内面に押圧されることに伴う後方への付勢作用によ
り、緩衝部材3が後部型板26の内面に圧接される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、裏面両側に緩衝片が設
けられてなる緩衝性コンクリート側溝蓋を製造する製造
方法及びそれに用いる鉄筋・緩衝部材の保持具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】側溝蓋上を自動車が通過する際における
側溝蓋のがたつきに伴う騒音を防止するために、側溝蓋
の裏面の両側に緩衝片を設けたコンクリート側溝蓋が提
案されている。係る緩衝性側溝蓋を製造する製造方法と
しては実開平3−9420号公報が開示するものが提案
されている。
【0003】該製造方法の概略は、前後両型板と左右型
板と底型板との組合せにより構成された上方開放の矩形
箱状をなす型枠の多数組を、前後型板の四隅を挿通する
連結棒に付設されたボルト等の締付け手段を締付けるこ
とにより並列状態に一体化するものとし、この各型枠内
には、一体化に先立ち、鉄筋保持具を介して、網状補強
鉄筋及び緩衝部材を所要に位置決めされた状態に納装し
ておくものとし、開放部より型枠内にコンクリートを打
設するものであった。
【0004】前記鉄筋保持具は、網状補強鉄筋の両側の
所要鉄筋交差部分に装着され且つ該網状補強鉄筋を後型
板の内面から一定に離間保持する保持具本体を有し、そ
の後端に、緩衝部材を該型板内面に弾性的に押圧する弾
性押圧片を設けてなるものであった。
【0005】そして、鉄筋保持具を用いて緩衝部材を後
型板内面に押圧状態とする要領は次のようであった。先
ず、締付け手段を緩めて前型板を前方へ離間し、前後型
板間の間隔を広げる。この状態で、図12に示す如く、
後型板aの左右両側の嵌込溝bに沿わせて緩衝部材cを
立てる。その後、鉄筋保持具が装着された網状補強鉄筋
を型枠内に納装し、鉄筋保持具の弾性押圧片を緩衝部材
に対向させる。然る後締付け手段を締付け、前型板を後
方へ移動して鉄筋保持具を後方へ押圧し、弾性押圧片の
弾性的な変形によって緩衝部材を押圧状態とするもので
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし係る従来の製造
方法によるときには、 鉄筋保持具の装着された網状補強鉄筋を型枠内に納
めるに際して、締付け手段を緩めて前後両型板間の間隔
を広げる操作を要した。又網状補強鉄筋を納装した後に
おいては、締付け手段を締付けて、各型枠に関しその前
型板を、弾性押圧片の弾性復元力に抵抗して後方に移動
させなければならなかった。そのため、型枠を緩めたり
締上げたりするのに手間を要して作業能率が悪い問題が
あった他、多数個の型枠を同時に締上げなければならな
いために相当大きな力が必要となりそのための手作業は
容易でなかった。
【0007】 又型枠内への網状補強鉄筋の納装に先
立ち、図12に示す如く、緩衝部材を後型板の左右両側
の嵌込溝bに沿わせて立てるのであるが、網状補強鉄筋
を納める前に、緩衝部材cが同図において一点鎖線で示
す如く前方に倒れやすい問題があった。そのため締付け
手段を締付けるに先立ち、各型枠に関し、弾性押圧片が
緩衝部材を正しく押圧できる状態に鉄筋保持具がセット
されているか否かを見極める必要があり、このことも作
業能率を低下させる原因の一つとなっていた。なおこの
ような問題は、例えば両面粘着テープを用いて緩衝部材
を型枠に接着しておけば解消されるであろうが、そのた
めの作業を別途要するために、結局作業能率の改善には
繋がらない。
【0008】本発明は、係る問題点を解決しうる緩衝性
コンクリート側溝蓋の製造方法(以下製造方法という)
及び該製造方法に用いる鉄筋・緩衝部材の保持具の提供
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は以下の如き手段を採用する。即ち請求項1記載
の発明は、縦の鉄筋15と横の鉄筋16とを格子状に結
合した四角網状をなす網状補強鉄筋2が埋入されてなる
側溝蓋1の裏面6の両側に、その長さ方向に緩衝片5,
5を設けた(例えば突出状態に設けた)、緩衝性コンク
リート側溝蓋を製造する方法に関するものであって,側
溝蓋の表面を形成する前部型板25と側溝蓋の裏面を形
成する後部型板26とを前後に対向して具える上方開放
の型枠23内に、前記網状補強鉄筋2の両側の所要の鉄
筋交差部分54に保持具32を装着し且つ該保持具32
に緩衝部材3を保持させてなる埋入体56を、落とし込
むものとする。該保持具32は、網状補強鉄筋2を保持
する第1の保持部33の後端に第2の保持部35を設け
てなり,該第2の保持部35は、後部型板26の側縁に
沿う緩衝部材3を保持するための保持部分48を具える
如くなし、又第1の保持部33の前端には、前部型板2
5の内面58に押圧されて弾性的に変形する弾性変形部
36を設けてなり,弾性変形部36が前部型板25の内
面58に押圧されることに伴う後方への付勢作用によ
り、夫々の保持具の第2の保持部35は、緩衝部材3を
後部型板26の内面60に圧接する如くなし、型枠23
内への前記埋入体56の落とし込みは、このような圧接
を生じさせつつ行うことを特徴とするものである。
【0010】又請求項2記載の発明は、請求項1記載の
製造方法に用いる鉄筋・緩衝部材の保持具に関するもの
であって,網状補強鉄筋2を保持する第1の保持部33
の後端に第2の保持部35を設けてなり、該第2の保持
部35は、後部型板26の側縁に沿う緩衝部材3を保持
するための保持部分48を具える如くなし、又第1の保
持部33の前端には、前部型板25の内面58に押圧さ
れて弾性的に変形する弾性変形部36を設けてなること
を特徴とするものである。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜2は、本発明に係る製造方法の応用によっ
て形成された緩衝性コンクリート側溝蓋1を示すもので
あり、網状補強鉄筋2が埋入された矩形板状をなし、そ
の裏面両側部においてその長さ方向に緩衝部材3,3が
埋入され、緩衝片5,5が裏面6の両側に例えば突出状
態に設けられている。又対向する側面部には弾性圧縮部
材7,7が埋入され、側面9に弾性圧縮片10が突設さ
れている。係る構成を有する側溝蓋1は、図2に示す如
く、それが、側溝の左右側壁11,11の内側上部に形
成された段部12,12に嵌込まれることにより、側溝
蓋裏面の緩衝片5が段部12の水平面13と当接した状
態となり、且つ弾性圧縮片10は段部12の立面14に
押圧されて弾性圧縮した状態となる。これによって、側
溝蓋上を自動車が通過する際における側溝蓋のがたつき
が小さく抑制され、騒音が防止される。
【0012】前記網状補強鉄筋2は、図3に示す如く、
縦方向に延びる複数本の縦の鉄筋15と横方向に延びる
複数本の横の鉄筋16とを格子状に結合してなる四角網
状に形成されており、側溝蓋1の裏面6に近接させ且つ
該裏面6と略平行して埋入されている。
【0013】又緩衝部材3は、比較的固いゴム質素材を
以て形成されており、図4に示す如く、裏面に突条が間
隔をおいて長さ方向に並設されてなる平板体の前面部の
長手両側縁に、内方に折曲する倒L字状をなすアンカー
片17,17を突設してなり、内側開口の保持溝19,
19が長手両側に形成されている。そして、該緩衝部材
3の後側の部分(平板体の後側の部分)が裏面6に突出
している(図1)。
【0014】又弾性圧縮部材7は、全体がゴム質素材を
以て形成されており、図5に示す如く、基片20の内面
長手中央部位に断面台形状をなす弾性圧縮片10を突設
するとともに基片20の外面長手中央部位には断面T字
状をなすアンカー片22を突設してなる。
【0015】図1に係る側溝蓋1を製造するために用い
る型枠23は、図3、図6〜7に示す如く、側溝蓋の表
面、裏面、両側面、一方の端面を夫々形成する前部型板
25、後部型板26、左右の側部型板27,27、底部
型板29の組合せからなる上方開口の矩形箱状を呈す
る。なお後部型板26の内面の左右両側部には、緩衝部
材3の後側の部分を嵌込ませるための嵌込溝30が形成
されている。係る構成を有する型枠23の多数個が、図
3に示す如く、前部型板25及び後部型板26の四隅を
夫々挿通する連結棒31によって締付けられ、並列状態
に一体化される。
【0016】前記網状補強鉄筋2の左右両側の上下端部
及び中間部の鉄筋交差部分には、図3、図6〜7に示す
如く保持具32が装着される。該保持具32は、図4、
図8に示す如く、網状補強鉄筋2を保持する第1の保持
部33の基端に、緩衝部材3を保持する第2の保持部3
5を設けるとともに、第1の保持部33の先端には弾性
変形部36を設けてなり、全体が合成樹脂を以て一体に
形成されている。
【0017】第1の保持部33は、型枠の前後方向に延
びる本体37の後端に、前記横の鉄筋16を挿通させる
ための鉄筋挿通孔38を協働して形成する半割円筒部4
0,41を上下対向して設けてなる。該上下の半割円筒
部40,41の後端縁間の間隔は、鉄筋挿通孔38の一
端から他端に向かうにつれて幅広となるよう斜めに形成
されており、両半割円筒部の他端側の幅広部39におい
て、間隔をおいて対向する上下の案内部42,43が後
方に向け延設されている。そして横の鉄筋16は、該両
案内部42,43間を挿通して幅広部39側より鉄筋挿
通孔38内に導入せしめられる。又両半割円筒部40,
41の他端側の外周面部には、縦の鉄筋15を本体37
との間で挾持する鉄筋挾持片45,46が平行状態に突
設されており、その先端は、側部型板27の内面に当接
する(図7)。
【0018】第2の保持部35は、上の案内部42の後
端において上方に折曲し且つその上端には左右方向に延
びる四角棒状なす保持部分48が設けられた上の保持片
49と、下の案内部43の後端において下方に折曲し且
つその下端には左右方向に延びる四角棒状をなす保持部
分48が設けられた下の保持片51とからなる。そして
該保持部分48の両端52,52が緩衝部材3の左右の
保持溝19,19に嵌め込まれることにより、緩衝部材
3が第2の保持部35に保持されるようになされてい
る。
【0019】又前記弾性変形部36は、本体37の前端
において上下に突設された、前方に向けてくの字に屈曲
する一対の屈曲片53,53を以て形成されている。
【0020】然して、網状補強鉄筋2の左右両側の上下
端部及び中間部の鉄筋交差部分54において保持具32
を装着する(図3、図6〜7)に際しては、図8に示す
如く、鉄筋挾持片45,46と本体37との間に縦の鉄
筋15を挾持させた状態で、横の鉄筋16を幅広部39
の後面55に当接状態として後、保持具32を、それが
横の鉄筋16に対して直交する方向に回転させる。これ
により、横の鉄筋16は幅広部39より鉄筋挿通孔38
内に導入され、保持具32は鉄筋交差部分に装着された
状態となる。
【0021】然る後、前記要領によって、左右列の各保
持具の第2の保持部35に緩衝部材3を保持させる(図
3)。このようにして形成された網状補強鉄筋2と保持
具32と緩衝部材3の一体化物である埋入体56を、左
右の緩衝部材3,3の後側の部分を後部型板26の嵌込
溝30,30に嵌め合わせて、上方開放部57より型枠
23内に落とし込む。
【0022】この落とし込みの過程において、図6〜7
に示す如く、各保持具の弾性変形部を形成する屈曲片5
3,53は、前部型板25の内面58に押圧されて弾性
変形し、それによって生ずる後方への付勢作用により、
第2の保持部35は緩衝部材3の後面59を後部型板2
6の内面(嵌込溝の底面)60に押圧する。
【0023】従って埋入体56が型枠23内に納装され
た状態においては、左右の緩衝部材3,3は後部型板の
内面60に圧接された状態となる。そして網状補強鉄筋
2は、各保持具によって、後部型板26の内面と平行し
且つ該内面に近接して位置設定される。
【0024】なお弾性圧縮部材7は、例えば埋入体56
の落とし込みに先立ち、両側部型板27,27の上下中
央部位に設けられた縦長の長孔61(図3)に装着され
る。その要領を図5に基づいて説明すれば、弾性圧縮片
10を型板27の長孔61の外方に突出させて後、基片
20の両側部分62,62を長孔の内側両縁部63,6
3と当接させて行う。
【0025】然る後、型枠の上方開放部57(図6)よ
りコンクリートを打設する。この際、緩衝部材3は、保
持具の第2の保持部35によって保持され且つ後部型板
の内面に圧接状態とされていることから、位置ずれが生
じない。然してコンクリートの固化により、緩衝片5及
び弾性圧縮片10が突設されてなる図1に示す緩衝性コ
ンクリート側溝蓋が製造される。
【0026】図9は、保持具32の弾性変形部36の他
の態様を例示するものであり、前方に向けて突に湾曲す
る一対の湾曲片64,64を以て形成されている。
【0027】図10〜11は保持部分48の他の態様を
説明するものであり、図10に示すものは、緩衝部材3
の前面部の両側に形成された蟻溝状をなす保持溝65に
係合せしめられる鳩尾状突条として形成されている。又
図11に示すものは、緩衝部材3の前面部に形成された
突条66を圧入させる条溝として形成されている。
【0028】
【発明の効果】本発明は、網状補強鉄筋と保持具と緩衝
部材とを一体化した埋入体を、保持具の有する弾性変形
部の弾性変形を利用して落とし込むものであるため、完
全に組み上げられた型枠を対象として、埋入体の納装作
業を行うことができる。
【0029】従って、従来のように型枠を緩めたり締上
げたりする手間を要さず、作業能率の向上を達成できる
ばかりか、型枠の締上げに困難が伴う問題も解消され
る。
【0030】又従来における製造方法とは異なり、緩衝
部材が保持具に保持されているため、埋入体を落とし込
むだけで緩衝部材は所定の位置に定置されることにな
る。従って、従来のように、型枠内に立てられた緩衝部
材が網状補強鉄筋の落とし込みの前に倒れてしまうとい
った問題を招来せず、又各緩衝部材を両面粘着テープを
用いて型枠に固定する等の作業も不要である。
【0031】このように本発明によるときには、緩衝性
側溝蓋の製造能率の向上、製造コストの低減を期しう
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製造方法によって製造された側溝
蓋を例示する斜視図である。
【図2】製造された側溝蓋をその使用状態において説明
する断面図である。
【図3】本発明に係る製造方法を説明する斜視図であ
る。
【図4】保持具を、それに装着される網状補強鉄筋、緩
衝部材、型枠と関連させて説明する斜視図である。
【図5】弾性圧縮部材を側部型板に装着した状態を説明
する断面図である。
【図6】型枠内に埋入体を納装した状態を説明する側面
図である。
【図7】埋入体を型枠内に納装した状態を説明する平面
図である。
【図8】網状補強鉄筋の鉄筋交差部分への保持具の装着
要領を、保持具の構成と併せて説明する斜視図である。
【図9】保持具の弾性変形部の他の態様をその作用とと
もに説明する説明図である。
【図10】保持部分の他の態様を説明する断面図であ
る。
【図11】保持部分の他の態様を説明する断面図であ
る。
【図12】従来製造方法の問題点を説明する斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 側溝蓋 2 網状補強鉄筋 5 緩衝片 6 側溝蓋の裏面 15 縦の鉄筋 16 横の鉄筋 19 保持溝 23 型枠 25 前部型板 26 後部型板 30 嵌込溝 32 保持具 33 第1の保持部 35 第2の保持部 48 保持部分 54 鉄筋交差部分 56 埋入体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦の鉄筋15と横の鉄筋16とを格子状
    に結合した四角網状をなす網状補強鉄筋2が埋入されて
    なる側溝蓋1の裏面6の両側に、その長さ方向に緩衝片
    5,5を設けた、緩衝性コンクリート側溝蓋を製造する
    に際し、 側溝蓋の表面を形成する前部型板25と側溝蓋の裏面を
    形成する後部型板26とを前後に対向して具える上方開
    放の型枠23内に、前記網状補強鉄筋2の両側の所要の
    鉄筋交差部分54に保持具32を装着し且つ該保持具3
    2に緩衝部材3を保持させてなる埋入体56を、落とし
    込むものとし、 該保持具32は、網状補強鉄筋2を保持する第1の保持
    部33の後端に第2の保持部35を設けてなり、該第2
    の保持部35は、後部型板26の側縁に沿う緩衝部材3
    を保持するための保持部分48を具える如くなし、又第
    1の保持部33の前端には、前部型板25の内面58に
    押圧されて弾性的に変形する弾性変形部36を設けてな
    り、 該弾性変形部36が前部型板25の内面58に押圧され
    ることに伴う後方への付勢作用により、夫々の保持具の
    第2の保持部35は、緩衝部材3を後部型板26の内面
    60に圧接する如くなし、型枠23内への前記埋入体5
    6の落とし込みは、このような圧接を生じさせつつ行う
    ことを特徴とする緩衝性コンクリート側溝蓋の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の製造方法に用いる保持具
    であって、網状補強鉄筋2を保持する第1の保持部33
    の後端に第2の保持部35を設けてなり、該第2の保持
    部35は、後部型板26の側縁に沿う緩衝部材3を保持
    するための保持部分48を具える如くなし、又第1の保
    持部33の前端には、前部型板25の内面58に押圧さ
    れて弾性的に変形する弾性変形部36を設けてなること
    を特徴とする鉄筋・緩衝部材の保持具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013189490A1 (de) * 2012-06-21 2013-12-27 Dätwyler Sealing Technologies Deutschland Gmbh Schalungsformanordnung

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JPS6430207U (ja) * 1987-08-18 1989-02-23

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