JPH0353849Y2 - - Google Patents

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JPH0353849Y2
JPH0353849Y2 JP7094188U JP7094188U JPH0353849Y2 JP H0353849 Y2 JPH0353849 Y2 JP H0353849Y2 JP 7094188 U JP7094188 U JP 7094188U JP 7094188 U JP7094188 U JP 7094188U JP H0353849 Y2 JPH0353849 Y2 JP H0353849Y2
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JP
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frame
frames
frame plate
plate
bent
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JP7094188U
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JPH01174107U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、建物の「つか」の下端が載せられ
るのに使用されるつか石ブロツクの成型金型に関
し、特に、側面に手下げ凹窪が設けられているつ
か石ブロツクの成型金型に関する。
【従来の技術並びにその課題】
側面に手下げ凹窪が設けられているつか石ブロ
ツクは、表面が平滑なものに比べると、持ち易く
て安全に作業できる特長がある。第5図に、従来
から使用されているつか石ブロツクの成型金型を
示す。この成型金型は、2枚の金属製平板7を一
定の間隔で平行に連結し、この平板7の内側に、
区画壁8を垂直に挿入する構造となつている。平
板7の内側には、区画壁8が左右に移動しないよ
うに、区画壁8が案内される溝が垂直に設けられ
ている。この構造の成型金型は、平板7を連結し
て区画壁8を挿入して複数の成型室を設け、この
成型室にモルタルを充填してかつ石ブロツクを成
型している。モルタル硬化後、平板7と区画壁8
とを外して、つか石ブロツクを脱形している。 ところが、この構造のつか石ブロツクは、区画
壁8を簡単に外すことが出来ず、脱形に手間がか
かる欠点がある。区画壁8は小さくて薄い板状
で、ハンマー等で強く叩くと変形し、また、外す
為に持つ部分が小さいことがその理由である。 また、平板7には区画壁8を挿入する溝が設け
られているが、この部分にモルタルが詰まると使
用できない。従つて、使用後、この部分のモルタ
ルを除去する為に毎回綺麗に清掃する必要があ
り、脱形後の掃除に手間がかかる欠点もあつた。 更にまた、複数のつか石ブロツクを成型する成
型金型は、2枚の平板7と、多数枚の区画壁8と
に分離される。例えば、4個のつか石ブロツクを
成型する成型金型は、7つもの部品に分離され
る。部品点数が多いことは、不使用時に保管する
とパーツの紛失が起こり易く、保管に手間がかか
る欠点がある。
【この考案の目的】
この考案は従来のこれ等の欠点を解消すること
を目的に開発されたもので、この考案の重要な目
的は、脱形と清掃と保管とが簡単で、つか石ブロ
ツクを成型する全体の作業能率を向上して、成型
単価を低廉にできる成型金型を供給するにある。
【従来の課題を解決する為の手段】
この考案のつか石ブロツクの成型金型は、互い
に脱着自在に連結される1対のフレーム1と、連
結されるフレーム1の内側に固定されている枠板
2と、フレーム1を連結する脱着具3とを備え
る。フレーム1と枠板2と脱着具3とは下記の構
成を備える。 枠板2は、金属板が直角に折曲されて、互い
に直交する2面の折曲面2Aを有する。 2面の折曲面2Aは、テーパー状のつか石ブ
ロツクが成型できるように、上端幅が下端幅よ
りも狭くなるテーパー状に形成されている。 枠板2を平面状の金属板の上に載せて、枠板
2によつて上方が開口された成型室5を形成す
るように、枠板2は、折曲部分が上下に延長す
る姿勢でフレーム1に固定されている。 複数のつか石ブロツクが一緒に成型できるよ
うに、複数枚の枠板2が、1対のフレーム1に
所定の間隔に並べて固定されている。 1対のフレーム1に固定されている複数枚の
枠板2は、全体の形状が三角波となる姿勢で配
列されている。 枠板2の折曲面2Aには、つか石ブロツクの
表面に手下げ凹窪を成型する凸部5が設けられ
ている。 枠板2は、1対のフレーム1を連結した状態
で、枠板2の先端縁が接触して、角錘状のつか
石ブロツク成型室5を形成する。 脱着具3は、フレーム1の2箇所以上を脱着
自在に連結する。 脱着具3がフレーム1を連結して、枠板2が
成型室5を形成し、この成型室5にモルタルを
充填してつか石ブロツクを成型し、モルタルが
硬化した後、フレーム1の連結を解いてつか石
ブロツクを取り出すように構成されている。
【作用効果】
この考案のつか石ブロツクの成型金型は、次の
工程でつか石ブロツクを成型する。 フレーム1を連結して、上面が平滑な金属板
6の上に載せる。金属板6と枠板2とで、上方
が開口された成型室5が複数個横に並んで出来
る。 成型室5に一定量のモルタルを充填する。 そのままの状態で静置してモルタルを硬化さ
せる。 硬化後、フレーム1の連結を解き、フレーム
1を開いてつか石ブロツクを脱形する。このと
き、フレーム1の両端を軽くハンマーで叩く
と、テコの作用で全てのつか石ブロツクが簡単
に脱形できる。 脱形が著しく簡単で、極めて能率よくつか石ブ
ロツクが取り出しできるのは、枠板2が簡単に分
離できることに加えて、フレームを2分割するこ
とによつて、全てのパーツがつか石ブロツクから
分離できることが理由である。即ち、従来の成型
金型は、4個のつか石ブロツクを成型する為に
は、成型金型を7つのパーツに分離する必要があ
つたのに対し、この考案の成型金型は僅か2パー
ツに分離して全てのつか石ブロツクが取り出しで
きる。 また、この考案の成型金型は、複数のつか石ブ
ロツクを一緒に成型できるにも拘らず、モルタル
が詰まり易いガイド溝を要しない。この成型金型
は、フレームを2分割した状態では、直角に折曲
された板材の前方が大きく開いた状態となり、極
めて簡単に清掃できる特長がある。 更にまた、分割された状態で、フレームと枠板
とは2つのパーツに分離される。分離されるパー
ツの数が少ないことは保管を著しく簡便にして、
保管中に部品が紛失して使用できなくなるのを防
止する。 以上の特長が相乗して、この考案のつか石ブロ
ツクの成型金型は、成型工程における作業能率を
飛躍的に向上して、成型単価を著しく低廉にでき
る特長が実現できる。
【好ましい実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。 但し、以下に示す実施例は、この考案の技術思
想を具体化する為の成型金型を例示するものであ
つて、この考案の成型金型は、構成部品の材質、
形状、構造、配置を下記の構造に特定するもので
ない。この考案の成型金型は、実用新案登録請求
の範囲に記載の範囲に於て、種々の変更が加えら
れる。 更に、この明細書は、実用新案登録請求の範囲
が理解し易いように、実施例に示される部材に対
応する番号を、「実用新案登録請求の範囲の欄」、
「従来の課題を解決する為の手段の欄」および
「作用効果の欄」に示される部材に付記している。
ただ、実用新案登録請求の範囲に示される部材
を、実施例の部材に特定するものでは決してな
い。 第1図に示す成型金型は、互いに脱着自在に連
結される1対のフレーム1と、連結されるフレー
ム1の内側に固定されている枠板2と、フレーム
1を連結する脱着具3とを備えている。 枠板2は、第2図に示すように、金属板が直角
に折曲されて、互いに直交する2面の折曲面2A
を有する。2面の折曲面2Aは、成型室5にモル
タルを充填して、上方が細いテーパー状のつか石
ブロツクが成型できるように、上端幅が下端幅よ
りも狭くなるテーパー状に形成されている。第3
図に示すようの、枠板2の下端を平板の上に載
せ、枠板2と平板とで上方が開口された成型室5
を形成するように、枠板2は、折曲部分が上下に
延長する姿勢で直線状のフレーム1に固定されて
いる。 ところで、この明細書に於て上下方向は第3図
に基づいて特定する。この考案の成型金型は、第
3図に示す状態から上下反転して使用することも
できる。上下反転して使用する場合、上下方向が
逆になる。 第1図に示す成型金型は、一緒に4個のつか石
ブロツクを成型する。従つて、片方のフレーム1
には、4枚の枠板2が、横に並べて固定されてい
る。また、フレーム1に固定されている複数枚の
枠板2は、硬化したつか石ブロツクの全ての表面
が簡単に分離でき、しかも、手下げ凹窪がある枠
板2をも簡単に脱形できるように、平面形状に於
て、全体の形状が三角波となる姿勢で配列されて
いる。 第1図と第4図とに示す成型金型は、枠板2の
折曲面2Aがフレーム1に対して正確に45度の角
度となる状態でフレーム1に固定されている。た
だ、折曲面2Aは必ずしもフレーム1に対して45
度に傾斜して固定する必要はなく、例えば、フレ
ーム1に対して15〜75度の範囲で固定することも
可能である。 枠板2の折曲面2Aには、つか石ブロツクの表
面に手下げ凹窪を成型する凸部5が設けられてい
る。この手下げ凹窪は、脱形時につか石ブロツク
に衝突しないように、言い替えれば、これが引つ
かかることなく脱形できるように、両端が緩い上
り勾配に傾斜している。例えば、第4図に示す成
型金型は、矢印の方向にフレーム1が離されて、
つか石ブロツクが脱形される時、折曲面2Aは、
硬化したつか石ブロツクの表面に対して45度の方
向に脱形されることになる。従つて、手下げ凹窪
の傾斜面は、折曲面2Aに対して45度よりも小さ
い上り勾配とされる。 第4図に示す成型金型は、相対向する2面に手
下げ凹窪が固定されている。この成型金型は、対
向面に2つの手下げ凹窪を設けることができる。
手下げ凹窪を4面に設ける場合、全ての折曲面2
Aに手下げ凹窪を固定する。 枠板2は、第4図に示すように、1対のフレー
ム1を連結した状態で、枠板2の先端縁が接触し
て、角錘状のつか石ブロツク成型室5を形成す
る。従つて、1対のフレーム1に固定されている
枠板2の先端縁は、フレーム1を連結した時に正
確に接触してモルタルが漏れるのを阻止する。 脱着具3は、フレーム1の両端を脱着自在に連
結する。脱着具3は、ロツド3Aとくさび3Bと
からなる。ロツド3Aはフレーム1両端に設けら
れている孔に貫通されている。ロツドの先端部分
には、くさび3Bを圧入する止孔が設けられてい
る。この脱着具3は、ロツド3Aをフレーム1に
通し、ロツド3Aの止孔にくさび3Bを圧入し
て、両フレーム1を連結する。 この構造の脱着具3は、くさび3Bを脱着して
簡単にフレーム1を連結し、また、脱着できる特
長がある。 ただ、この考案は、フレーム1を脱着自在に連
結する脱着具3の構造を示すものに特定しない。
脱着具3には、フレーム1を脱着自在に連結する
全てのもの、例えば、一端にナツトがねじ込まれ
たネジ棒も使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例にかかるつか石ブ
ロツクの成型金型を示す平面図、第2図は枠板2
を示す斜視図、第3図はフレーム1を連結した状
態の枠板2を示す断面図、第4図はフレーム1を
連結した状態を示す成型金型の水平断面図、第5
図は従来の成型金型を示す平面図である。 1……フレーム、2……枠板、2A……折曲
面、3……脱着具、3A……ロツド、3B……く
さび、4……凸部、5……成型室、6……金属
板、7……平板、8……区画壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに脱着自在に連結される1対のフレーム1
    と、連結されるフレーム1の内側に固定されてい
    る枠板2と、フレーム1を連結する脱着具3とを
    備え、フレーム1と枠板2と脱着具3とは下記の
    構成を備える。 枠板2は、金属板が直角に折曲されて、互い
    に直交する2面の折曲面2Aを有する。 2面の折曲面2Aは、上端幅が下端幅よりも
    狭くなるテーパー状に形成されている。 枠板2は、折曲部分が上下に延長する姿勢で
    フレーム1に固定されている。 複数枚の枠板2が1対のフレーム1に所定の
    間隔で並べて固定されている。 1対のフレーム1に固定されている複数枚の
    枠板2は、全体の形状が三角波となる状態に配
    列されている。 枠板2の折曲面2Aには、つか石ブロツクの
    表面に手下げ凹窪を成型する凸部4が設けられ
    ている。 枠板2は、1対のフレーム1を連結した状態
    で、角錘状のつか石ブロツクを成型する成型室
    5を形成する。 脱着具3は、フレーム1の2箇所以上を脱着
    自在に連結する。 脱着具3がフレーム1を連結して、枠板2が
    成型室5を形成し、この成型室5にモルタルを
    充填してつか石ブロツクを成型し、モルタルが
    硬化した後、フレーム1の連結を解いてつか石
    ブロツクを取り出すように構成されている。
JP7094188U 1988-05-27 1988-05-27 Expired JPH0353849Y2 (ja)

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JP7094188U JPH0353849Y2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27

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JP7094188U JPH0353849Y2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27

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JPH01174107U JPH01174107U (ja) 1989-12-11
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