JPH08193418A - コンクリート型枠 - Google Patents
コンクリート型枠Info
- Publication number
- JPH08193418A JPH08193418A JP7004247A JP424795A JPH08193418A JP H08193418 A JPH08193418 A JP H08193418A JP 7004247 A JP7004247 A JP 7004247A JP 424795 A JP424795 A JP 424795A JP H08193418 A JPH08193418 A JP H08193418A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- end surface
- concrete formwork
- mold
- metal mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G9/00—Forming or shuttering elements for general use
- E04G9/02—Forming boards or similar elements
- E04G2009/028—Forming boards or similar elements with reinforcing ribs on the underside
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラスチック製のコンクリート型枠の連結部
分における密着性を高め、打設されたコンクリートのは
み出しを防止する。 【構成】 互いに隣り合うものの端部12相互を突き合
わせながら、それぞれの主面14を連結して一様な面を
なすように、その複数のものが組立てられる、プラスチ
ック製のコンクリート型枠11において、主面14に対
して直角に交わる端面15を端部12に形成する。
分における密着性を高め、打設されたコンクリートのは
み出しを防止する。 【構成】 互いに隣り合うものの端部12相互を突き合
わせながら、それぞれの主面14を連結して一様な面を
なすように、その複数のものが組立てられる、プラスチ
ック製のコンクリート型枠11において、主面14に対
して直角に交わる端面15を端部12に形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラスチック製のコ
ンクリート型枠に関するもので、特に、互いに隣り合う
コンクリート型枠間の密着性を高めるための改良に関す
るものである。
ンクリート型枠に関するもので、特に、互いに隣り合う
コンクリート型枠間の密着性を高めるための改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】建築・土木工事において、コンクリート
を打設するとき、コンクリート型枠が用いられている。
このようなコンクリート型枠としては、熱帯材からなる
ものが古くから用いられているが、最近、プラスチック
製のものが代替品として実用化されつつある。
を打設するとき、コンクリート型枠が用いられている。
このようなコンクリート型枠としては、熱帯材からなる
ものが古くから用いられているが、最近、プラスチック
製のものが代替品として実用化されつつある。
【0003】上述したコンクリート型枠を構成するプラ
スチックとしては、たとえばポリプロピレンが用いられ
る。また、このようなプラスチック製のコンクリート型
枠を製造するための方法としては、幾つか提案されてい
るが、その1つに、金型を用いた一体成形法がある。こ
のような一体成形法による場合、コンクリート型枠が比
較的大型であること、そのため得られた成形品に比較的
大きな歪が残留しやすいことなどの理由により、通常の
射出成形法を適用できず、現在、射出成形法と圧縮成形
法とを併用した方法により、コンクリート型枠を一体成
形することが行なわれている。
スチックとしては、たとえばポリプロピレンが用いられ
る。また、このようなプラスチック製のコンクリート型
枠を製造するための方法としては、幾つか提案されてい
るが、その1つに、金型を用いた一体成形法がある。こ
のような一体成形法による場合、コンクリート型枠が比
較的大型であること、そのため得られた成形品に比較的
大きな歪が残留しやすいことなどの理由により、通常の
射出成形法を適用できず、現在、射出成形法と圧縮成形
法とを併用した方法により、コンクリート型枠を一体成
形することが行なわれている。
【0004】上述のように一体成形により得られたプラ
スチック製のコンクリート型枠1が、図2に示されてい
る。図2に示すように、複数のコンクリート型枠1が用
いられ、これらが互いに連結されて、コンクリート2の
打設のためのキャビティ3が形成される。より詳細に
は、複数のコンクリート型枠1は、互いに隣り合うもの
の端部4相互が突き合わせられながら、それぞれの主面
5が連結されて一様な面をなすように、組立てられる、
この組立状態を維持するため、互いに隣り合うコンクリ
ート型枠1の端部4相互を連結する複数のクリップ6が
用いられる。
スチック製のコンクリート型枠1が、図2に示されてい
る。図2に示すように、複数のコンクリート型枠1が用
いられ、これらが互いに連結されて、コンクリート2の
打設のためのキャビティ3が形成される。より詳細に
は、複数のコンクリート型枠1は、互いに隣り合うもの
の端部4相互が突き合わせられながら、それぞれの主面
5が連結されて一様な面をなすように、組立てられる、
この組立状態を維持するため、互いに隣り合うコンクリ
ート型枠1の端部4相互を連結する複数のクリップ6が
用いられる。
【0005】図3に、コンクリート型枠1の連結部分が
断面図で示されている。図3に示すように、コンクリー
ト型枠1の端部4は、コンクリート型枠1の全周囲に延
びるように形成された立上がり壁7によって与えられ
る。前述したように、このコンクリート型枠1は、金型
を用いた一体成形法により成形されるため、金型に設け
られた抜き勾配の結果として、立上がり壁7にはテーパ
が形成される。そのため、互いに隣り合う立上がり壁7
相互の突き合わせ部分は、ほとんど面接触の状態にはな
らず、単に線接触にすぎないことが多い。したがって、
図2において一例を示すように、コンクリート2のはみ
出し8が生じることがある。
断面図で示されている。図3に示すように、コンクリー
ト型枠1の端部4は、コンクリート型枠1の全周囲に延
びるように形成された立上がり壁7によって与えられ
る。前述したように、このコンクリート型枠1は、金型
を用いた一体成形法により成形されるため、金型に設け
られた抜き勾配の結果として、立上がり壁7にはテーパ
が形成される。そのため、互いに隣り合う立上がり壁7
相互の突き合わせ部分は、ほとんど面接触の状態にはな
らず、単に線接触にすぎないことが多い。したがって、
図2において一例を示すように、コンクリート2のはみ
出し8が生じることがある。
【0006】また、上述したコンクリート2のはみ出し
8が生じる現象は、コンクリート型枠1の立上がり壁7
において生じやすい反り9によって助長される。このよ
うな反り9は、特に大型の成形品をプラスチックの一体
成形により得ようとするとき生じやすい。
8が生じる現象は、コンクリート型枠1の立上がり壁7
において生じやすい反り9によって助長される。このよ
うな反り9は、特に大型の成形品をプラスチックの一体
成形により得ようとするとき生じやすい。
【0007】また、従来のコンクリート型枠として、図
4に示すような断面形状を有するものもある。図4にお
いて、図3に示した要素に相当する要素には、同様の参
照符号を付し、重複する説明は省略する。図4に示した
コンクリート型枠1aでは、立上がり壁7aの両面に同
じ方向に傾斜する勾配が形成されている。これらの勾配
も、金型に設けられた抜き勾配の結果として形成された
ものである。
4に示すような断面形状を有するものもある。図4にお
いて、図3に示した要素に相当する要素には、同様の参
照符号を付し、重複する説明は省略する。図4に示した
コンクリート型枠1aでは、立上がり壁7aの両面に同
じ方向に傾斜する勾配が形成されている。これらの勾配
も、金型に設けられた抜き勾配の結果として形成された
ものである。
【0008】しかしながら、図4に示したコンクリート
型枠1aの連結部においては、立上がり壁7aの先端部
相互は密に接触するが、立上がり壁7aの根元相互は密
に接触し得ない。その結果、互いに隣り合う立上がり壁
7aの間において、コンクリート2のはみ出し10が生
じやすい。
型枠1aの連結部においては、立上がり壁7aの先端部
相互は密に接触するが、立上がり壁7aの根元相互は密
に接触し得ない。その結果、互いに隣り合う立上がり壁
7aの間において、コンクリート2のはみ出し10が生
じやすい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】それゆえに、この発明
の目的は、上述したようなコンクリートのはみ出しを防
止すべく、互いに隣り合うものの端部相互が密に突き合
わされることができる、コンクリート型枠を提供しよう
とすることである。
の目的は、上述したようなコンクリートのはみ出しを防
止すべく、互いに隣り合うものの端部相互が密に突き合
わされることができる、コンクリート型枠を提供しよう
とすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、互いに隣り
合うものの端部相互を突き合わせながら、それぞれの主
面を連結して一様な面をなすように、その複数のものが
組立てられる、プラスチック製のコンクリート型枠に向
けられるものであって、上述した技術的課題を解決する
ため、前記端部には、前記主面に対して直角に交わる端
面が形成されたことを特徴としている。
合うものの端部相互を突き合わせながら、それぞれの主
面を連結して一様な面をなすように、その複数のものが
組立てられる、プラスチック製のコンクリート型枠に向
けられるものであって、上述した技術的課題を解決する
ため、前記端部には、前記主面に対して直角に交わる端
面が形成されたことを特徴としている。
【0011】
【作用】この発明に係る複数のコンクリート型枠が組立
てられたとき、主面に対して直角に交わる端面が面接触
した状態で、互いに隣り合うものの端部相互が突き合わ
せられる。
てられたとき、主面に対して直角に交わる端面が面接触
した状態で、互いに隣り合うものの端部相互が突き合わ
せられる。
【0012】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、端面相
互の面接触により、突き合わせられる端部相互の密着性
が高められ、打設時におけるコンクリートのはみ出しを
防止することができる。
互の面接触により、突き合わせられる端部相互の密着性
が高められ、打設時におけるコンクリートのはみ出しを
防止することができる。
【0013】
【実施例】図1は、この発明の一実施例によるコンクリ
ート型枠11を示す、図3に相当する図である。
ート型枠11を示す、図3に相当する図である。
【0014】このコンクリート型枠11の端部12は、
図2および図3に示したコンクリート型枠1の場合と同
様、コンクリート型枠11の全周囲にわたって延びる立
上がり壁13によって与えられる。立上がり壁13に
は、主面14に対して直角に交わる端面15が形成され
る。
図2および図3に示したコンクリート型枠1の場合と同
様、コンクリート型枠11の全周囲にわたって延びる立
上がり壁13によって与えられる。立上がり壁13に
は、主面14に対して直角に交わる端面15が形成され
る。
【0015】このコンクリート型枠11は、たとえばポ
リプロピレンのようなプラスチックからなり、金型を用
いた一体成形法により成形される。立上がり壁13に
は、金型に設けられた抜き勾配の結果として、端面15
の部分を除いて、テーパが形成される。なお、端面15
の、図1における上下方向の寸法は、金型を抜くことが
可能な範囲において、できるだけ長い方が好ましい。
リプロピレンのようなプラスチックからなり、金型を用
いた一体成形法により成形される。立上がり壁13に
は、金型に設けられた抜き勾配の結果として、端面15
の部分を除いて、テーパが形成される。なお、端面15
の、図1における上下方向の寸法は、金型を抜くことが
可能な範囲において、できるだけ長い方が好ましい。
【0016】複数のコンクリート型枠11が、図1に示
すように、クリップ6を用いて連結されたとき、互いに
隣り合うものの端部12相互は、端面15相互の面接触
を達成しながら、突き合わせられる。そして、複数のコ
ンクリート型枠12のそれぞれの主面14が連結され
て、一様な面が形成される。
すように、クリップ6を用いて連結されたとき、互いに
隣り合うものの端部12相互は、端面15相互の面接触
を達成しながら、突き合わせられる。そして、複数のコ
ンクリート型枠12のそれぞれの主面14が連結され
て、一様な面が形成される。
【0017】このようなコンクリート型枠11を用い
て、コンクリート2が打設されたとき、互いに隣り合う
端部12相互の連結部分では、端面15相互の高い密着
性を有する面接触が達成され、それによって、コンクリ
ート2のはみ出しは、確実に防止されることができる。
て、コンクリート2が打設されたとき、互いに隣り合う
端部12相互の連結部分では、端面15相互の高い密着
性を有する面接触が達成され、それによって、コンクリ
ート2のはみ出しは、確実に防止されることができる。
【図1】この発明の一実施例によるコンクリート型枠1
1の連結部分を示す断面図である。
1の連結部分を示す断面図である。
【図2】この発明にとって興味ある従来のコンクリート
型枠1の使用状態を示す斜視図である。
型枠1の使用状態を示す斜視図である。
【図3】図2に示したコンクリート型枠1の連結部分を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】従来の他の形式のコンクリート型枠1aの連結
部分を示す断面図である。
部分を示す断面図である。
11 コンクリート型枠 12 端部 14 主面 15 端面
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに隣り合うものの端部相互を突き合
わせながら、それぞれの主面を連結して一様な面をなす
ように、その複数のものが組立てられる、プラスチック
製のコンクリート型枠において、 前記端部には、前記主面に対して直角に交わる端面が形
成されたことを特徴とする、コンクリート型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7004247A JPH08193418A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | コンクリート型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7004247A JPH08193418A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | コンクリート型枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08193418A true JPH08193418A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11579220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7004247A Withdrawn JPH08193418A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | コンクリート型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08193418A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007126876A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Fukuvi Chem Ind Co Ltd | コンクリート型枠の連結組立構造 |
JP2010116674A (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-27 | Shimizu Corp | 樹脂製型枠及び樹脂製型枠の組立方法 |
CN112459479A (zh) * | 2020-11-16 | 2021-03-09 | 晟通科技集团有限公司 | 连接件及模板框架 |
-
1995
- 1995-01-13 JP JP7004247A patent/JPH08193418A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007126876A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Fukuvi Chem Ind Co Ltd | コンクリート型枠の連結組立構造 |
JP4693598B2 (ja) * | 2005-11-04 | 2011-06-01 | フクビ化学工業株式会社 | コンクリート型枠の連結組立構造 |
JP2010116674A (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-27 | Shimizu Corp | 樹脂製型枠及び樹脂製型枠の組立方法 |
CN112459479A (zh) * | 2020-11-16 | 2021-03-09 | 晟通科技集团有限公司 | 连接件及模板框架 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020402 |