JPH0525370Y2 - - Google Patents

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JPH0525370Y2
JPH0525370Y2 JP1985176950U JP17695085U JPH0525370Y2 JP H0525370 Y2 JPH0525370 Y2 JP H0525370Y2 JP 1985176950 U JP1985176950 U JP 1985176950U JP 17695085 U JP17695085 U JP 17695085U JP H0525370 Y2 JPH0525370 Y2 JP H0525370Y2
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JP
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rod
lever
hydraulic
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switching lever
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はトラクタにおける作業機の昇降装置に
関する。
〔従来の技術〕
本出願人は、先に特願昭60−196368号(特公平
4−40964号公報)において、油圧シリンダで駆
動する揺動アームによりトラクタに連結した作業
機を昇降させ、その揺動アームに連結したロツド
を油圧切換レバーの近傍まで延長してそのロツド
に油圧切換レバーに当接して該レバーを回動させ
る作動部材を取付け、上記油圧切換レバーの操作
で上記揺動アームにより作業機を上昇させる際に
上記揺動アームが所定の設定した上限位置まで上
昇したとき、前記作動部材が油圧切換レバーに当
接して該レバーを給油停止位置に復帰させるよう
に構成した作業機の昇降装置を提案した。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが上記のものは油圧切換レバーを復帰さ
せる作動部材を短筒状に形成してその内穴にロツ
ドを挿通し、その短筒の周面にねじ込んだ押しね
じの先端をロツドに直接押し付けて位置決め固定
する構成であるから、油圧切換レバーに対する押
動の繰り返し或いは振動等でねじが緩んで作動部
材がずれるおそれがあつた。
本考案は上記の問題点を簡単な構成により解消
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案は以下の構
成としたものである。
即ち、油圧シリンダ1で駆動する揺動アーム2
によりトラクタTに連結した作業機を昇降させ、
その揺動アーム2に連結したロツド5を油圧切換
レバー4の近傍まで延長してそのロツド5に油圧
切換レバー4に当接して該レバー4を回動させる
作動部材6を取付け、上記油圧切換レバー4の操
作で上記揺動アーム2により作業機を上昇させる
際に上記揺動アーム2が所定の設定した上限位置
まで上昇したとき、前記作動部材6が油圧切換レ
バー4に当接して該レバー4を給油停止位置に復
帰させるように構成したトラクタにおける作業機
の昇降装置において、上記ロツド5に作動部材6
の取付金具10を固着すると共に、上記作動部材
6を略板状に形成し且つ上記取付金具10への取
付孔8をロツド5と略平行な長孔にしてロツド5
の長手方向に移動調節可能に構成し、その作動部
材6の前記油圧切換レバー4との関係位置を調節
設定して上記取付金具10にねじ込んだ取付ねじ
7によりその頭部と取付金具10との間に上記作
動部材6を挟んで締付固定すると共に、上記取付
ねじ7とは別に作動部材6の移動を阻止するスト
ツパ9を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
上記のように作動部材6を、その取付ねじ7の
頭部と取付金具10との間に上記作動部材6を挟
んで締付けるようにしたことによつて作動部材6
を強固に固定することができると共に、上記取付
ねじ7とは別に作動部材6の移動を阻止するスト
ツパ9を設けたことによつて、上記取付ねじ7ま
たはストツパ9のいずれか一方が弛んでも作動部
材6が移動するのを防止することが可能となる。
〔実施例〕
第1図〜第3図は本考案を適用したトラクタを
例示するもので、第1図に示すように機体の前部
と後部に作業機連結用のヒツチボツクス12,1
2aを設け、その各ヒツチボツクス12,12a
を昇降させる油圧シリンダ1,1aを各別に設け
て油圧制御装置3から作動油を選択的に供給する
構成である。
図中13は油圧制御装置3から油圧シリンダ
1,1aへの油路を切り換える選択レバーで、第
2図において実線示13のように後側に回動した
ときは後側の油圧シリンダ1が選択され、同図鎖
線示13′のように前側に回動したときは前側の
油圧シリンダ1aが選択される。
また図中4は上記の選択レバー13で選択され
た油圧シリンダに油圧を供給・排出させる油圧切
換レバーであり、その油圧切換レバー4を第2図
鎖線示4′の位置に回動したときは油圧シリンダ
に油圧が供給されて揺動アーム2を介してヒツチ
ボツクスに連結した作業機が上昇し、同図実線位
置に回動したときは油圧の供給が断たれて揺動ア
ーム2が停止し、同図鎖線示4″の位置に回動し
たときは不図示の排油弁が開いて作業機が自重で
下降するように構成されている。
そして、図示例は第1図に示すように後側の油
圧シリンダ1の揺動アーム2と油圧切換レバー4
とをロツド5および作動部材6を介して連動させ
るようにしたもので、そのロツド5の後端5aは
揺動アーム2に設けた腕2aに回動自由に連結さ
れ、他端5bは選択レバー13に回動可能に取付
けたホルダ14に進退自在にルーズに支持されて
いる。
作動部材6は第4図〜第6図に示すように板状
に形成され、その一端を直角に折曲げてその折曲
げ部6aを、油圧切換レバー4と同軸上に一体的
に設けた小レバー11に当接させる構成である。
また上記作動部材6はロツド5の側面に溶接等
で固着した取付金具10に取付ねじ7で取付ける
ようにしたもので、その取付ねじ7による取付孔
8を長孔にすることによつて、ロツド5の長手方
向に移動調節できるようにすると共に、上記取付
ねじ7によりその頭部と取付金具10との間に作
動部材6を挟んで締付固定するように構成されて
いる。6bは作動部材6の折曲部6aに形成した
ロツド5との摺動係合凹部である。
ストツパ9は、図の場合は上記長孔8に挿通し
たボルト9aに長ナツト9bをねじ込み、そのボ
ルト9aの頭部と長ナツト9bの先端との間に長
孔8の縁部を挟んで作動部材6に締付固定する構
成であり、その長ナツト9bの筒部9b1の側面
を前記取付金具10の側面に当接させることによ
つて、前記取付ねじ7と共に作動部材6を二重に
固定するようにしたものである。なお上記筒部9
b1は別体に構成してもよい。
上記の構成において、選択レバー13を第2図
で実線位置に回動して後側の油圧シリンダ1を選
択し、油圧切換レバー4を同図鎖線示4″の位置
に回動した状態においては後側の揺動アーム2は
同図鎖線示2′の位置にあり、後側のヒツチボツ
クス12に連結した作業機(不図示)は下降位置
にある。
その状態で上記油圧切換レバー4を第2図鎖線
示4′の位置に回動させると、後側の油圧シリン
ダ1に作動油が供給されて揺動アーム2が徐々に
上昇し、リンク15を介して後部ヒツチボツクス
12およびそれに連結した作業機(不図示)が上
昇する。
そして揺動アーム2が第2図実線示の所定の上
限位置まで上昇する少し前に、揺動アーム2の上
昇動に連動してロツド5と共に徐々に後退してい
る作動部材6の折曲部6aが小レバー11に当接
して油圧切換レバー4を押し動かし、揺動アーム
2が第2図実線示の所定の上限位置まで上昇した
ところで油圧切換レバー4が実線示の直立位置に
回動して油圧シリンダ1への給油が停止され、ヒ
ツチボツクス12及び作業機が上昇位置に保持さ
れる。
この場合、作動部材6と油圧切換レバー4との
関連は非常に微妙であり、運転中に作動部材6の
取付ねじ7が弛んで作動部材6がずれないように
する必要があるが、本考案は上記のように作動部
材6を取付ねじ7の頭部と取付金具10の間に挟
んで締付けることによつて強固に固定されると共
に、前記のようにストツパ9を設けて二重に固定
するようにしたので、万一いずれか一方が弛んで
も作動部材6が移動することがないものである。
次に、油圧切換レバー4を始めの鎖線位置4″
に回すると油圧シリンダ1への油圧制御装置の排
油路弁が開き作業機は自重で下降する。
一方、選択レバー13を第3図で13′の位置
に回動して前側の油圧シリンダ1aを選択する
と、油路切換弁はそのシリンダ1a側に転換す
る。そして手動で油圧切換レバー4を操作するこ
とによつて前側の油圧シリンダ1aを作動させて
作業機を昇降動させることができるものである。
なお、このとき作動部材6は同図に示すように小
レバー11の上方に退避して小レバー11に当た
らないようになつている。16は油圧切換レバー
4を上昇動の4′位置から実線位置4に復帰させ
るための戻しばねである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、作動部材6を取
付ねじ7の頭部と取付金具10の間に挟んで締付
け固定するようにしたから、前記従来のように作
動部材6を押ねじで直接ロツド5に固定するもの
に比べ、より強固に固定できると共に、作動部材
6の移動を防止するストツパ9を設けて上記取付
ねじ7と共に二重に固定するようにしたから、万
一いずれか一方が弛んでも作動部材6が移動する
ことがないもので、信頼性を大幅に向上させるこ
とができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による作業機の昇降装置を適用
したトラクタの側面図、第2図はその要部の拡大
側面図、第3図は油圧切換レバーを前側の油圧シ
リンダに切換えた状態の同上図、第4図は作動部
材とロツドとの連結部の側面図、第5図はその底
面図、第6図は正面図である。 1は油圧シリンダ、2は揺動アーム、3は油圧
制御装置、4は油圧切換レバー、5はロツド、6
は作動部材、7は取付ねじ、8な長孔、9はスト
ツパ、10は取付部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 油圧シリンダで駆動する揺動アームによりトラ
    クタに連結した作業機を昇降させ、その揺動アー
    ムに連結したロツドを油圧切換レバーの近傍まで
    延長してそのロツドに油圧切換レバーに当接して
    該レバーを回動させる作動部材を取付け、上記油
    圧切換レバーの操作で上記揺動アームにより作業
    機を上昇させる際に上記揺動アームが所定の設定
    した上限位置まで上昇したとき、前記作動部材が
    油圧切換レバーに当接して該レバーを給油停止位
    置に復帰させるように構成したトラクタにおける
    作業機の昇降装置において、 上記ロツドに作動部材の取付金具を固着すると
    共に、上記作動部材を略板状に形成し且つ上記取
    付金具への取付孔をロツドと略平行な長孔にして
    ロツドの長手方向に移動調節可能に構成し、その
    作動部材の前記油圧切換レバーとの関係位置を調
    節設定して上記取付金具にねじ込んだ取付ねじに
    よりその頭部と取付金具との間に上記作動部材を
    挟んで締付固定すると共に、上記取付ねじとは別
    に作動部材の移動を阻止するストツパを設けたこ
    とを特徴とするトラクタにおける作業機の昇降装
    置。
JP1985176950U 1985-09-05 1985-11-18 Expired - Lifetime JPH0525370Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985176950U JPH0525370Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18
US06/880,810 US4730542A (en) 1985-09-05 1986-07-01 Elevating apparatus for a working apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985176950U JPH0525370Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6283405U JPS6283405U (ja) 1987-05-28
JPH0525370Y2 true JPH0525370Y2 (ja) 1993-06-28

Family

ID=31117688

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS593689Y2 (ja) * 1978-05-10 1984-02-01 株式会社クボタ 移動作業機における昇降駆動装置

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JPS6283405U (ja) 1987-05-28

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