JPH05252781A - モータ速度の制御装置 - Google Patents

モータ速度の制御装置

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JPH05252781A
JPH05252781A JP4299606A JP29960692A JPH05252781A JP H05252781 A JPH05252781 A JP H05252781A JP 4299606 A JP4299606 A JP 4299606A JP 29960692 A JP29960692 A JP 29960692A JP H05252781 A JPH05252781 A JP H05252781A
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Chang-Gyun Kim
昌均 金
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WiniaDaewoo Co Ltd
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Daiu Denshi Kk
Daewoo Electronics Co Ltd
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    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
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    • H02P23/186Controlling the angular speed together with angular position or phase of one shaft by controlling the prime mover

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 改善された繰返し学習制御方式を用いてモー
タの回転速度を制御する装置を提供する。 【構成】 周期偏差信号を合計する合計器回路33と、
この合計器回路33の出力を平均化する平均化回路37
と、この平均化回路37の平均化された周期偏差信号と
速度エラー信号を加算してモータ速度制御信号として出
力する加算器回路31とを含んでいる。また、周期偏差
信号および平均化された周期偏差信号の特性を各々調節
するための特性調節回路25および35をさらに含んで
いる。これにより、周期偏差信号が繰返して補償され、
モータの回転速度をより精密に制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルサーボシステ
ムに関するもので、特に、ビデオカセットテープレコー
ダ(以下VCRと略称する)で用いられるドラムモータ
および、キャプスタンモータのようなモータ速度の制御
のための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】一般に、VCRは、ロー
タリヘッドドラムを駆動するドラムモータと、ビデオテ
ープの進行のためのキャプスタンモータと、これらのモ
ータの回転速度を制御するためのサーボ回路とを備えて
いる。
【0003】図1に示したような典型的な先行技術のサ
ーボシステムにおいて、周波数発生器4はモータ2が予
め設定された角度(例として、30゜)回転するごと
に、モータの回転速度に対応する周波数信号(FG)を
周期的に発生するように構成されている。周波数発生器
4から周期的に発生した周波数信号は速度エラー検出回
路12へ伝達される。速度エラー検出回路12は、予め
設定された基準周波数または速度信号と周波数発生器4
の周波数信号とを減算することにより速度エラー信号を
出力する。速度エラー検出回路12からの速度エラー信
号は、PID(Proportional Integ
ration Differential)制御器16
へ伝達された後、増幅器18を通して増幅されて速度の
制御信号としてモータ2へ印加されることにより、モー
タ速度エラーが制御されている。
【0004】しかしながら、大部分の周波数発生器は製
造公差を有しているので、周波数発生器によって発生さ
れた周期的な周波数信号と基準信号との間の周期偏差の
ため、モータの回転速度が一定することにもかかわらず
速度エラー信号を発生させることもある。結果的に、モ
ータの精密な速度の制御が困難であるという問題があっ
た。
【0005】最近では、モータの回転速度の制御のため
の繰り返し学習制御システムが提案されている。このよ
うなシステムの一例が、マコト・ゴトウ(Makoto
Gotou)により、1991年11月3日〜5日、
アイ・イー・イー・イー/アール・エス・ジェイ イン
ターナショナル ワークショップ オン インテリジェ
ント ロボッツ アンド システムズ アイ・アール・
オウ・エス ’91オオサカ ジャパン アイ・イー・
イー・イー キャト.ナンバ91/ティ・エィチ・オウ
375−6(IEEE/RSJ Internatio
nal Workshop on Intellige
nt Robots and Systems IRO
S ’91、Osaka、Japan、IEEE Ca
t.No.91/THO375−6)において、デベロ
ップメント オブ マルチレイト サンプリング リピ
ィティティブ ラーニング サーボシステム アンドイ
ッツ アプリケイション ツウ ア コンパクト カム
コーダ(Development of Multir
ate Sampling Repetitive L
earning Servo System and
its Application to a Comp
act Camcorder)と題する論文に記載され
ている。
【0006】このような繰り返し学習サーボシステム
は、周期的な周波数信号の周期偏差を繰り返し補償して
所定周期の経過後、かかる周期偏差をゼロとする。この
ように補償された信号は、図1に示した典型的なシステ
ムで用いられる速度制御信号に比べることのできる速度
制御信号として用いられる。
【0007】しかしながら、前記先行技術の繰り返し学
習制御システムは、場合によっては図1に示したような
典型的なモータ制御システムよりも低い結果が得られる
ことがある。たとえば、モータが何らかの外的要因によ
り速度が変化し、長時間その変化した速度に維持される
場合には、その変化された速度での平均周期偏差がゼロ
となるため、繰り返し学習制御サーボシステムはモータ
の回転速度を確実に制御することは不可能である。
【0008】したがって、本発明の目的は、モータの周
期的な周波数信号の周期偏差を確実に補償することので
きる改善された繰り返し学習制御システムを提供するも
のである。本発明の他の目的は、改善された繰り返し学
習制御システムを用いてモータの速度を制御する装置を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、モータの予め設定された角度の回転に応
じて、周波数発生器によって周期的に発生される周波数
信号に応じて速度エラーを周期的に検出し、前記周波数
信号と予め設定された基準周波数信号間の周期偏差を繰
り返し補償してモータの速度制御信号を発生する装置に
おいて、第1の入力端子へ供給された前記速度エラー信
号を第2の入力端子へ供給された周期偏差信号から減算
して一次補償された速度エラー信号を発生する手段と、
第1の入力端子へ供給された前記一次補償された速度エ
ラー信号と、第2の入力端子へ供給された前記周期偏差
信号とを加算し、該加算された周期偏差信号を発生する
第1手段と、前記第1加算手段からの出力信号を遅延す
る手段と、前記遅延手段は第1ないし第Nの遅延セルを
含んでおり、前記遅延セルの各々の角度は、前記第1遅
延セルへ入力される前記第1加算手段からの出力信号を
ラッチし、前記第1加算手段の出力が前記遅延手段へ供
給される時ごとに前記遅延セルの各々にラッチされてい
る信号を一回一信号ずつ前記第N遅延セルに向かって直
列にシフトしており、前記遅延手段からの出力は前記減
算手段の前記第2の入力端子および前記第1加算手段の
前記第2の入力端子へ供給され、前記各々の遅延セルか
らシフトされる前記信号などを全部合計して合計された
周期偏差信号を生成する手段と、前記合計手段から前記
合計された周期偏差信号を平均し、該平均化された周期
偏差信号を生成する手段と、前記減算手段から前記一次
補償された周期偏差信号と前記平均化手段から前記平均
化された周期偏差信号を加算してモータ速度制御信号を
発生する第2手段とを含むことを特徴とするものであ
る。
【0010】
【発明の効果】本発明にかかる改善された繰り返し学習
制御システムを用いたモータ速度の制御装置によれば、
モータの速度エラーとともに周期的に発生される周波数
信号の周期偏差も補償されるので、モータの精密な速度
制御が可能になる。
【0011】
【実施例】以下に、添付の図面を参照して本発明の実施
例を説明する。なお、以下の説明において、同一の参照
番号は同一の要素を示すものとして用いられている。
【0012】図2を参照すると、本発明にかかるモータ
の回転速度を制御するためのデジタルサーボシステムが
示されている。このシステムはモータ2、周波数発生器
4、デジタルサーボ回路50及び増幅器18を含んでい
る。
【0013】デジタルサーボ回路50は、モータ2の予
め設定された角度の回転に応じて周波数発生器4により
周波数信号が発生されるごとに図3に示したFGインタ
ラプトルーチンを実行する。該デジタルサーボ回路50
は、たとえば日本国のNEC社製のワンチップマイクロ
コンピュータ(μ−PD78134)を用いて構成する
ことができる。
【0014】デジタルサーボ回路50は、速度エラー検
出回路12、判断回路13、繰り返し学習制御回路34
及びPID制御器16を含んでいる。これらは、たとえ
ば全てマイクロコンピュータ50内でソフトウェアとし
て/または別のハードウェア回路として構成することも
できる。
【0015】速度エラー検出回路12は、周波数信号F
Gに基づいてモータの回転速度を検出して速度エラー信
号を発生する。速度エラー信号は本発明による繰り返し
学習回路34へ印加する前に判断回路13へ供給する。
【0016】判断回路13は、予め設定された基準速度
(または周波数)信号に対する速度エラー信号の変動範
囲が予め設定された範囲内にあるか否かを判断する。
【0017】詳しくは、モータが初期の作動信号に応じ
て回転し始める時から、そのモータが安定状態に至るま
で速度の変動量は非常に大きい。又、VCRにおいて、
作動モードの変更の際、モータの速度の変動を大きくす
ることができ、その以外にも動きまたは振動による外乱
によっても速度の変更を大きくすることもできる。
【0018】もし、変動範囲が予め設定された範囲、た
とえば、5%より大きい場合、速度エラー信号はそのま
までPID制御器16へ供給される。しかしながら、変
動範囲が予め設定された範囲内であれば、速度エラー信
号は選択的に本発明による繰り返し学習制御回路34で
前処理された後、PID制御部16へ印加される。
【0019】図4及び図5を参照すれば、本発明による
繰り返し学習回路34の詳しいブロック図と、この回路
の作動を例示するフローチャートが示される。
【0020】速度検出回路12からの速度エラー信号
は、減算器回路21の第1の入力端子(+)へ供給され
る。以後遅延回路27とともに詳しく説明される特性調
節回路25は遅延回路27からの周期偏差信号に応じて
調節された周期偏差信号を発生する。調節された周期偏
差信号は減算器回路21の第2の入力端子(−)へ印加
される。
【0021】減算器の回路21は速度エラー信号を特性
調節回路25の出力値から減算して一次補償されたエラ
ー信号を発生する。減算器回路21から二つの信号を繰
り返して減算した出力が一定時間の経過した後0となる
際、周期的な周波数の信号と予め設定された基準信号と
間の周期偏差は補償されたものである。減算器回路21
から一次補償された信号は第1及び第2加算器回路23
及び31の第1の入力端子へ印加される。
【0022】一方、第1加算器回路23の第2の入力端
子へは遅延回路27の出力が供給される。第1加算器回
路23は第1及び第2の入力端子へ供給された上記二つ
の入力を加算して加算された出力を再び遅延回路27の
入力として提供する。
【0023】遅延回路27は第1ないし第Nの遅延セル
(cell)を含んでいる。それぞれの遅延セルは遅延
回路27へ右側端を通じて入力された第1加算器回路2
3からの出力をラッチし、それぞれの遅延セル内にラッ
チされた信号は加算器回路23からの出力が遅延回路2
7へ供給に応じて一つずつ直列にシフトされる。その結
果として、かかる遅延回路27はモータの毎回転に応じ
て一つのサイクルの周期偏差信号を有するようになる。
遅延回路27の出力は前記記述の特性調節回路25を経
て周期偏差信号として減算器21へ供給される。結果的
に、遅延回路27は減算器回路21の第2の入力端子へ
供給された信号がその第1の入力端子へ供給された信号
と周期的に対応させる作用を行う。詳しくは、周波数発
生器4は、モータ2の一回転当りN個の周波数信号を発
生する。遅延回路27はN個のそれぞれの周波数信号が
速度検出回路12および減算器回路21を通じて処理さ
れることに応じて加算器回路23から供給された信号を
一回一信号ずつシフトさせる。したがって、減算器回路
21の第2の入力端子へ印加される遅延回路2の出力
は、減算器回路21の第1の入力端子へ供給されたエラ
ー信号と周期的に対応する関係を有するようになる。し
たがって、遅延セルの数と周波数信号の数とは同じ数で
なければならない。
【0024】遅延回路27の遅延された出力は、また特
性調節回路25へ供給される。特性調節回路25は遅延
された出力を予め設定された値1/Kで掛けて調節され
た周期偏差信号を発生する。ここでKは予め設定された
定数である。
【0025】周期偏差の急な補償はモータ速度の制御が
不安定なものとし、周期偏差の緩やかな補償はモータ速
度の制御を不的確なものとする。即ち、定数Kが1以下
または大略1であれば減算器回路21で処理される補償
量は増えており、モータ速度制御信号の出力時間は速い
こととなるが、全体的な補償特性は悪くなる。逆に、定
数Kが1より大きくなると、減算器回路21で処理され
る補償量は減ることとなり、周期偏差を補償するのに時
間がかかるものではあるが、全体的な補償特性を改善す
ることができる。本発明による繰り返し学習制御システ
ムにおいて、特性調節回路25の定数Kは4ないし10
が望ましく、さらに望ましくは8である。
【0026】前記のように、特性調節回路25の出力信
号は減算器回路21の第2の入力端子へ供給される。し
たがって減算器回路21は周期的な周波数信号などの周
期偏差を繰り返して補償することができるようになる。
【0027】各々の周波数信号が発生されることに応じ
て、遅延回路27内の第1ないし第Nのそれぞれの遅延
セルからシフトされる、ラッチされた内容は全部合計回
路33へ提供される。合計回路33はこれらの内容を全
部合計する。合計回路33で合計された信号は前記特性
調節回路25と同一な機能を行う特性調節回路35にて
定数1/Kが掛けられる。該定数Kは第1特性調節回路
25と同じ値を有する。特性調節回路35からの出力は
平均化回路37でNに分けられる。Nは遅延回路27内
の遅延セルの数と同一である。平均化回路37において
平均化された信号は、前記記述された加算回路31の第
2の入力端子へ提供される。加算回路31は減算器回路
21の出力と平均化回路37の平均化された出力とを合
計して、合計された出力を速度制御信号としてPID制
御器16へ出力する。学習制御ブロック34の出力値は
PID制御器16で適当な利得値が掛けられた後、D/
A変換器(図示せず)を通じてモータの駆動に必要な出
力、例として、PWM出力に変換されて増幅器18へ供
給される。
【0028】繰り返し学習回路34の作動を図6および
図7を参照して説明すれば次のようである。
【0029】図6は、例として、モータの一回転当り五
つの周波数信号が発生される場合、モータが一定速度で
回転するとき、それぞれの周期偏差が基準周波数100
に対し、+1、0、−3、+4、−2で発生される場合
を例示する図面である。このような周期偏差などは回転
周期に基づいた偏差であるだけ、これらの周期偏差の全
体の平均はモータの一回転周期内においては一定であ
る。
【0030】初期に速度検出器12から第1の周期偏差
+1が周期的に減算器回路21の第1の入力端子へ印加
される。減算器回路21の第2の入力端子へは遅延回路
27の出力が特性調節回路25を通じて印加される。減
算器回路21の出力は加算器回路31の第1の入力端子
へ供給され、また加算器回路23によって特性調節回路
25の出力へ加算される。加算器回路23の出力は遅延
回路27へフィードバックされる。さらに、遅延セルの
内容は合計回路33によって合計されており、合計回路
の出力は特性調節回路35および平均化回路37を通じ
て加算器回路31の第2の入力端子へ供給される。この
ような過程は所定周期の間繰り返される。結果的に減算
器回路21の出力は0になる。したがって、加算器回路
31は加算された出力信号として0を発生する。
【0031】したがって、繰り返し学習制御の結果とし
て、繰り返し学習回路34が最終的に補償する周期偏差
信号として0を発生するため、周期偏差、即ち、+1は
補償することができる。同様に他の第2ないし第Nのそ
れぞれの周期的な偏差、0、−3、+4、−2に対して
も前記のような繰り返し学習制御が適用されており、第
1の周期偏差+1に対する結果と同一なる結果が得られ
る。
【0032】図7は、モータの一回転当り五つの周波数
信号が発生される場合、予め設定された基準周波数に対
してモータが何かの要因によって低下された周波数、例
として、80で各々の周期偏差+19、+20、+2
3、+16、+22を有することを例示するグラフであ
る。初期に第1の周期偏差+19が周期的に減算器回路
21の第1の入力端子へ印加される。減算器回路21の
第2の入力端子へは遅延回路27の出力が供給される。
その後、図6に記述されているような同一な作動が所定
周期の間繰り返される。結果的に、減算器回路21およ
び平均化回路37の出力が加算器回路31へ供給される
際、本発明による繰り返し補償によって基準周波数から
低下された周波数を補償するために一定期間経過後、加
算器回路31の第1及び第2の入力端子へ各々0及び+
20という入力が印加されるものである。したがって、
加算器回路31は第1の入力端子と第2の入力端子とが
印加された入力を加算する。その結果として、加算器回
路31は加算された信号+20を最終的に補償された周
期偏差信号として出力することができる。同様に、繰り
返し学習制御は周期偏差+20、+23、+16、+2
2に対しても適用されるものであり、その結果は周期偏
差+19と同一な出力になる。したがって、先行技術の
繰り返し学習制御システムにおいてなされなかった何か
の要因によって変化された速度を補償することができ
る。
【0033】図8は、先行技術の繰り返し学習回路によ
る周期的な周波数信号の特性曲線を示しており、図9
は、本発明の改善された繰り返し学習回路による周期的
な周波数信号の特性曲線を示している。図9から明らか
なように、0Hzの近傍から一定に発生される外乱が補
償されることがわかる。かかる結果は合算回路(33)
および平均化回路(37)によって平均化された周期偏
差信号が反映されたものである。二つの図において、実
線は本発明による定数K値、8を適用した場合の補償特
性曲線であり、点線は4のK値を適用した場合の補償特
性曲線を示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 典型的なサーボシステムを示すブロック図で
ある。
【図2】 本発明にかかるモータの回転速度を制御する
ためのサーボシステムの概略的なブロック図である。
【図3】 本発明におけるFGインタラプト処理の概要
を示すフローチャートである。
【図4】 サーボシステムに含まれている繰り返し学習
制御回路を詳しく示すダイヤグラムである。
【図5】 図4に示した繰り返し学習回路の作動を示す
フローチャートである。
【図6】 モータで発生された周期的な周波数信号の周
期偏差を各々示す図面である。
【図7】 モータで発生された周期的な周波数信号の周
期偏差を各々示す図面である。
【図8】 各先行技術及び本発明の繰り返し学習制御回
路によって処理された周期的周波数信号の特性曲線を各
々例示するグラフである。
【図9】 各先行技術及び本発明の繰り返し学習制御回
路によって処理された周期的周波数信号の特性曲線を各
々例示するグラフである。
【符号の説明】
21 減算器 23 第1の加算器 25 特性調節回路 27 遅延回路 31 第2の加算器 33 合計器 34 繰返し学習制御回路 35 特性調節回路 50 マイクロコンピュータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの予め設定された角度の回転に応
    じて、周波数発生器によって周期的に発生される周波数
    信号に応じて速度エラーを周期的に検出し、前記周波数
    信号と予め設定された基準周波数信号間の周期偏差を繰
    り返し補償してモータの速度制御信号を発生する装置に
    おいて:第1の入力端子へ供給された前記速度エラー信
    号を第2の入力端子へ供給された周期偏差信号から減算
    して一次補償された速度エラー信号を発生する手段と;
    第1の入力端子へ供給された前記一次補償された速度エ
    ラー信号と、第2の入力端子へ供給された前記周期偏差
    信号とを加算し、該加算された周期偏差信号を発生する
    第1手段と;前記第1加算手段からの出力信号を遅延す
    る手段と、前記遅延手段は第1ないし第Nの遅延セルを
    含んでおり、前記遅延セルの各々は、前記第1遅延セル
    へ入力される前記第1加算手段からの出力信号をラッチ
    し、前記第1加算手段の出力が前記遅延手段へ供給され
    る時ごとに前記遅延セルの各々にラッチされている信号
    を一回一信号ずつ前記第N遅延セルに向かって直列にシ
    フトしており、前記遅延手段からの出力は前記減算手段
    の前記第2の入力端子および前記第1加算手段の前記第
    2の入力端子へ供給され;前記各々の遅延セルからシフ
    トされる前記信号などを全部合計して合計された周期偏
    差信号を生成する手段と;前記合計手段から前記合計さ
    れた周期偏差信号を平均し、該平均化された周期偏差信
    号を生成する手段と;前記減算手段から前記一次補償さ
    れた周期偏差信号と前記平均化手段から前記平均化され
    た周期偏差信号を加算してモータ速度制御信号を発生す
    る第2手段とを含むことを特徴とするモータ速度の制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記遅延手段からの前記周期偏差信号に
    1/Kを掛けることによって前記周期偏差信号の特性を
    調節するための第1特性調節手段と、前記合計手段から
    前記合計された周期偏差信号に1/Kを掛けることによ
    って前記合計された周期偏差信号の特性を調節するため
    の第2特性調節手段をさらに含んでおり、ここで前記K
    第1および第2特性調節手段において同一な定数である
    ことを特徴とする請求項1記載のモータ速度の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記平均化手段は前記合計された周期偏
    差信号を前記遅延セルなどの数により分けられ、前記遅
    延セルの前記数は前記モータの一回転当り前記周波数発
    生器から発生された周波数信号の数と同一であることを
    特徴とする請求項1記載のモータ速度の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記速度エラー信号に応じて前記速度エ
    ラー信号の前記予め設定された基準周波数信号に対する
    変動範囲が予め設定された範囲内にあるかどうかを判断
    して前記速度エラー信号を前記減算手段へ選択的に供給
    する判断手段をさらに含むことを特徴とする請求項1記
    載のモータ速度の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記モータはビデオカセットテープレコ
    ーダ内のドラムモータおよびキャプスタンモータを含む
    ことを特徴とする請求項1記載のモータ速度の制御装
    置。
JP4299606A 1991-11-11 1992-11-10 モータ速度の制御回路 Expired - Fee Related JP2880359B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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