JPH05252590A - 自動車用スピーカ - Google Patents
自動車用スピーカInfo
- Publication number
- JPH05252590A JPH05252590A JP4099441A JP9944192A JPH05252590A JP H05252590 A JPH05252590 A JP H05252590A JP 4099441 A JP4099441 A JP 4099441A JP 9944192 A JP9944192 A JP 9944192A JP H05252590 A JPH05252590 A JP H05252590A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- speaker
- magnet
- predetermined
- point area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R9/00—Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
- H04R9/06—Loudspeakers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R2499/00—Aspects covered by H04R or H04S not otherwise provided for in their subgroups
- H04R2499/10—General applications
- H04R2499/13—Acoustic transducers and sound field adaptation in vehicles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、自動車のドア内に取付けられるス
ピーカが他の自動車の衝突によってドアパネルから飛び
出して怪我することがないようなスピーカのフレーム構
造を得ることを目的とするとする。 【構成】 磁石装置11が下部フランジ14に強固に取付け
られているスピーカのフレーム12は、磁石装置11に作用
する力がフレームの上部フランジ16まで伝達されるのが
阻止され、または減少されるように上部フランジ16と下
部フランジ14とを連結している支柱19の途中に破損点区
域20を形成して衝突時の力によってその部分で破断され
て磁石装置11が振動板13の空間に突出してスピーカ全体
がドアから飛び出すことを防止する特徴とする。
ピーカが他の自動車の衝突によってドアパネルから飛び
出して怪我することがないようなスピーカのフレーム構
造を得ることを目的とするとする。 【構成】 磁石装置11が下部フランジ14に強固に取付け
られているスピーカのフレーム12は、磁石装置11に作用
する力がフレームの上部フランジ16まで伝達されるのが
阻止され、または減少されるように上部フランジ16と下
部フランジ14とを連結している支柱19の途中に破損点区
域20を形成して衝突時の力によってその部分で破断され
て磁石装置11が振動板13の空間に突出してスピーカ全体
がドアから飛び出すことを防止する特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用スピーカによ
るけがの危険を減少することに関する。
るけがの危険を減少することに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドア内に配置されるスピーカは
従来から知られている。この理由としては、内部パネル
と外部の金属ドアの間の十分な容積が大きい寸法の低音
スピーカの設置を可能にし、満足な音響再生を保証する
からである。特定の実施態様にしたがってそのようなス
ピーカは、“オープン装置”のような内部のドアパネル
内に直接取付けられ得るか、または密閉ボックス装置の
ような前記パネルの後方に取付けられ得るかのいずれか
である。ドアパネルに取付けられるボックス内にスピー
カが配置されることも知られている。本質的に比較的大
きい寸法の低音スピーカが含まれるとき、これらの全て
において、一般にスピーカがドアの下部およびドアが自
動車の本体に取付けられる場所に隣接する位置に設けら
れるのが普通である。この位置は、内部に取付けられた
スピーカが横の窓ガラスの下降を妨害しないのみなら
ず、適度に自由に、すなわち人間および自動車の構成部
分による音波の減衰の影響なしにドアに設けられたスピ
ーカの音波が伝播される必要性か決定される。
従来から知られている。この理由としては、内部パネル
と外部の金属ドアの間の十分な容積が大きい寸法の低音
スピーカの設置を可能にし、満足な音響再生を保証する
からである。特定の実施態様にしたがってそのようなス
ピーカは、“オープン装置”のような内部のドアパネル
内に直接取付けられ得るか、または密閉ボックス装置の
ような前記パネルの後方に取付けられ得るかのいずれか
である。ドアパネルに取付けられるボックス内にスピー
カが配置されることも知られている。本質的に比較的大
きい寸法の低音スピーカが含まれるとき、これらの全て
において、一般にスピーカがドアの下部およびドアが自
動車の本体に取付けられる場所に隣接する位置に設けら
れるのが普通である。この位置は、内部に取付けられた
スピーカが横の窓ガラスの下降を妨害しないのみなら
ず、適度に自由に、すなわち人間および自動車の構成部
分による音波の減衰の影響なしにドアに設けられたスピ
ーカの音波が伝播される必要性か決定される。
【0003】円錐形のスピーカの動作方法および構造に
関しては、雑誌“Funkschau”1983年、No.
7、77頁に記載されている。この発明との関連におい
て円錐形スピーカのフレームが下部フランジ、上部フラ
ンジ、および前記2つのフランジを互いに接続する幾つ
かの支柱から構成されていることを付け加えておく。磁
石装置は下部フランジに堅く取付けられ、一方上部フラ
ンジはスピーカをそのボックスまたは内部ドアのパネル
のいずれかに設置するのに使用される。
関しては、雑誌“Funkschau”1983年、No.
7、77頁に記載されている。この発明との関連におい
て円錐形スピーカのフレームが下部フランジ、上部フラ
ンジ、および前記2つのフランジを互いに接続する幾つ
かの支柱から構成されていることを付け加えておく。磁
石装置は下部フランジに堅く取付けられ、一方上部フラ
ンジはスピーカをそのボックスまたは内部ドアのパネル
のいずれかに設置するのに使用される。
【0004】スピーカのフレームは、フレームおよびそ
れに直接取付けられる永久磁石の振動を除くように磁石
装置を固定する役割を有する。特に大型の低音スピーカ
の場合において永久磁石は相当の重さになる可能性が高
いので、上述された役割は、適当に強固で頑丈な方法で
この形式のスピーカ用のフレームを設計することによっ
て解決される。スピーカが自動車内で使用されるとき、
自動車の動作によって生じ磁石装置の振動を引き起こす
恐れがある衝撃および震動のために前記設計は影響を受
ける。
れに直接取付けられる永久磁石の振動を除くように磁石
装置を固定する役割を有する。特に大型の低音スピーカ
の場合において永久磁石は相当の重さになる可能性が高
いので、上述された役割は、適当に強固で頑丈な方法で
この形式のスピーカ用のフレームを設計することによっ
て解決される。スピーカが自動車内で使用されるとき、
自動車の動作によって生じ磁石装置の振動を引き起こす
恐れがある衝撃および震動のために前記設計は影響を受
ける。
【0005】スピーカが上述されるように自動車のドア
内に配置されている場合に、自動車が他の自動車と衝突
してそのドアの領域を押し潰すような場合に、衝突の結
果として磁石装置に作用する力は、支柱を経てフレーム
の下部フランジからその上部フランジまで伝えられるで
あろう。これは、スピーカまたはより正確に言えば上部
スピーカフランジをドアパネルから外に強制的に突出さ
せるであろう。したがって、それはドアパネルから突出
し、その結果、自動車ないぶの客室にいる人を傷つけ、
怪我を生じる恐れがある。
内に配置されている場合に、自動車が他の自動車と衝突
してそのドアの領域を押し潰すような場合に、衝突の結
果として磁石装置に作用する力は、支柱を経てフレーム
の下部フランジからその上部フランジまで伝えられるで
あろう。これは、スピーカまたはより正確に言えば上部
スピーカフランジをドアパネルから外に強制的に突出さ
せるであろう。したがって、それはドアパネルから突出
し、その結果、自動車ないぶの客室にいる人を傷つけ、
怪我を生じる恐れがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この問題は、低音スピ
ーカの寸法を減少することによって、または上述された
傷害を除去するようなドアの位置にそれを配置すること
によって伝統的に解決されている。しかしながら音響学
的見地から、これらの対策は共に欠点を有している。さ
らに、スピーカがそのような安全な位置にのみ配置され
るべきであるならば、自動車内の可能な設置位置の数は
非常に減少されるであろう。
ーカの寸法を減少することによって、または上述された
傷害を除去するようなドアの位置にそれを配置すること
によって伝統的に解決されている。しかしながら音響学
的見地から、これらの対策は共に欠点を有している。さ
らに、スピーカがそのような安全な位置にのみ配置され
るべきであるならば、自動車内の可能な設置位置の数は
非常に減少されるであろう。
【0007】したがって本発明は、その大きい寸法およ
び自動車のドア内に取付けられるにも拘らず、他の自動
車が衝突してスピーカが設置される自動車のドアの領域
を押し潰すとき生じる力の作用のためにドアパネルから
外に飛び出さないようなスピーカ、特に低音スピーカを
提供することを目的とするものである。
び自動車のドア内に取付けられるにも拘らず、他の自動
車が衝突してスピーカが設置される自動車のドアの領域
を押し潰すとき生じる力の作用のためにドアパネルから
外に飛び出さないようなスピーカ、特に低音スピーカを
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、磁石
装置および/または磁石装置に取付けられるスピーカの
フレームの端部に作用する力がフレームの他方の端部に
伝達されるのを阻止するか、または非常に減少されて伝
達されることを保証するようにスピーカのフレームを設
計することによってこの問題は解決される。
装置および/または磁石装置に取付けられるスピーカの
フレームの端部に作用する力がフレームの他方の端部に
伝達されるのを阻止するか、または非常に減少されて伝
達されることを保証するようにスピーカのフレームを設
計することによってこの問題は解決される。
【0009】スピーカのフレームの周囲に沿って予め定
められた破損点を配置する形式にして、磁石装置に作用
する力があるレベルを越えるとき破損がこの破損点で生
じるようにする。したがって磁石装置が取付けられる部
分がスピーカの振動板によって通常占められる空間内に
押されることを可能にする。
められた破損点を配置する形式にして、磁石装置に作用
する力があるレベルを越えるとき破損がこの破損点で生
じるようにする。したがって磁石装置が取付けられる部
分がスピーカの振動板によって通常占められる空間内に
押されることを可能にする。
【0010】本発明の応用の手段の範囲内で予め定めら
れた破損点が、幾つかの独立の予め定められた破損点ま
たは円周の回りに適当に延在する単一の予め定められた
破損点(または位置)を含むことができることをここで
指摘しておかなければならない。
れた破損点が、幾つかの独立の予め定められた破損点ま
たは円周の回りに適当に延在する単一の予め定められた
破損点(または位置)を含むことができることをここで
指摘しておかなければならない。
【0011】フレームの予め定められた破損点が、スピ
ーカの縦軸から十分な距離で、すなわち前記破損位置と
スピーカの縦軸の間の距離Aが、前記縦軸と磁石装置の
最も外側の部分との間の距離Bより大きいようにして配
置されるとき、これは通常スピーカの振動板によって占
められている空間内への磁石装置の突入が磁石装置によ
って、すなわち磁石装置の寸法によって阻止されないと
いう利点を有する。同じ理由によって予め定められた破
損点は、それに取付けられる磁石装置を備えたフレーム
の折れた部分の振動板空間内への突入を妨げる恐れのあ
る妨害物を構成しないように設計されなければならな
い。
ーカの縦軸から十分な距離で、すなわち前記破損位置と
スピーカの縦軸の間の距離Aが、前記縦軸と磁石装置の
最も外側の部分との間の距離Bより大きいようにして配
置されるとき、これは通常スピーカの振動板によって占
められている空間内への磁石装置の突入が磁石装置によ
って、すなわち磁石装置の寸法によって阻止されないと
いう利点を有する。同じ理由によって予め定められた破
損点は、それに取付けられる磁石装置を備えたフレーム
の折れた部分の振動板空間内への突入を妨げる恐れのあ
る妨害物を構成しないように設計されなければならな
い。
【0012】例えば、金属で形成されたスピーカフレー
ムが予め定められたバックル区域を具備するならば、事
故が生じたとき磁石装置に作用する力はフレームの予め
定められたバックル区域で歪みエネルギに変換され、し
たがってスピーカフレームの上部フランジの自動車の乗
客の空間内への貫通は避けられる。予め定められた破損
点区域に関連して上述されたように、予め定められたバ
ックル点区域はまた、フレームの周囲に沿って連続する
線または一連の断続する点のいずれかとして設計される
ことができる。
ムが予め定められたバックル区域を具備するならば、事
故が生じたとき磁石装置に作用する力はフレームの予め
定められたバックル区域で歪みエネルギに変換され、し
たがってスピーカフレームの上部フランジの自動車の乗
客の空間内への貫通は避けられる。予め定められた破損
点区域に関連して上述されたように、予め定められたバ
ックル点区域はまた、フレームの周囲に沿って連続する
線または一連の断続する点のいずれかとして設計される
ことができる。
【0013】必要な場合において、1以上の予め定めら
れた破損またはバックル区域がスピーカフレームの深さ
以上を与えられることができることはここで付け加えて
おくべきであろう。単一の可能な破損またはバックル領
域の十分な所定の使用すなわち、事故中に上部フランジ
および/または磁石装置およびそれに取付けられるフレ
ームの部分がドアパネルから外に押し出される恐れがあ
るときは何時でも、この方法は採用されるべきである。
れた破損またはバックル区域がスピーカフレームの深さ
以上を与えられることができることはここで付け加えて
おくべきであろう。単一の可能な破損またはバックル領
域の十分な所定の使用すなわち、事故中に上部フランジ
および/または磁石装置およびそれに取付けられるフレ
ームの部分がドアパネルから外に押し出される恐れがあ
るときは何時でも、この方法は採用されるべきである。
【0014】
【実施例】本発明は、図面を参照にして詳細に説明され
る。
る。
【0015】図1に示されるスピーカ10は、本質的に磁
石装置11、円錐形スピーカフレーム12、および同様に円
錐形の振動板13を含む。磁石装置11は、フレーム12の下
部のフランジ14に取付けられる。振動板13はフレーム内
に配置され、その上縁部は振動板13に接着されるエッジ
15によってフレーム12の上部のフランジ16と接続され
る。振動板13の下端部は、それに取付けられる可動コイ
ル17が磁石装置11の空隙18内に入り込むように配置され
る。
石装置11、円錐形スピーカフレーム12、および同様に円
錐形の振動板13を含む。磁石装置11は、フレーム12の下
部のフランジ14に取付けられる。振動板13はフレーム内
に配置され、その上縁部は振動板13に接着されるエッジ
15によってフレーム12の上部のフランジ16と接続され
る。振動板13の下端部は、それに取付けられる可動コイ
ル17が磁石装置11の空隙18内に入り込むように配置され
る。
【0016】フレームの上部フランジ16は、支柱19によ
って下部フランジ14に接続されている。これらの支柱19
は、上部フランジ16と下部フランジ14のほぼ中間に位置
される予め定められた破損点区域20を具備する。
って下部フランジ14に接続されている。これらの支柱19
は、上部フランジ16と下部フランジ14のほぼ中間に位置
される予め定められた破損点区域20を具備する。
【0017】前記予め定められた破損点区域20は、拡大
した細部図においてより明らかに示される。予め定めら
れた破損点区域20は、支柱19の対向した側面に切り込ま
れた2個のV字形の切り込み21から成り、その位置にお
ける支柱19および/または材料を弱くしていることが図
から容易に認められるであろう。上部の切り込み21の右
手側が下部の切り込み21の左手側と同一平面にあること
もまた、この細部図において非常に明らかに認められ
る。予め定められた破損点区域20のこの特有な設計は、
これらの予め定められた破損点区域20の破損の結果とし
て起こる破損された端部が振動板によって占められる空
間内への磁石装置11の移動を何等妨げることがないこと
を保証する。
した細部図においてより明らかに示される。予め定めら
れた破損点区域20は、支柱19の対向した側面に切り込ま
れた2個のV字形の切り込み21から成り、その位置にお
ける支柱19および/または材料を弱くしていることが図
から容易に認められるであろう。上部の切り込み21の右
手側が下部の切り込み21の左手側と同一平面にあること
もまた、この細部図において非常に明らかに認められ
る。予め定められた破損点区域20のこの特有な設計は、
これらの予め定められた破損点区域20の破損の結果とし
て起こる破損された端部が振動板によって占められる空
間内への磁石装置11の移動を何等妨げることがないこと
を保証する。
【0018】スピーカの縦軸とこの軸から最も離された
磁石装置11の部分との間の距離Bは、スピーカの縦軸と
予め定められた破損点区域20の間の距離Aよりいっそう
小さいことを図1はさらに示す。
磁石装置11の部分との間の距離Bは、スピーカの縦軸と
予め定められた破損点区域20の間の距離Aよりいっそう
小さいことを図1はさらに示す。
【0019】上部のフランジ16が自動車の内部のドアの
パネル(図に示されていない)に取付けられ、事故の場
合に生じることが予想される力に多少とも対応する力P
が矢印によって示される方向において磁石装置に作用し
ているとき、磁石装置11は矢印の方向に動き、振動板13
によって占められる空間22内に侵入する。この状況は、
図1との関連において説明された参照番号と同じ参照番
号を使用する図2において示される。磁石装置11がフレ
ーム12の上部フランジ16に近付くように移動されている
ことは図2において明瞭に示されている。スピーカフレ
ーム12は予め定められた破損点区域20で破断されて2つ
の部分に分断されている。フレームのこの割れは、磁石
装置に本来は作用する力Pの非常に小さな部分のみが上
部フランジ16に実際に伝達されることを確実にする。し
かし、予め定められた破損点区域20の破損前の上部フラ
ンジ16に作用する力は、スピーカ10が自動車の客室空間
内に押出されることがないように充分に小さくすること
ができる。
パネル(図に示されていない)に取付けられ、事故の場
合に生じることが予想される力に多少とも対応する力P
が矢印によって示される方向において磁石装置に作用し
ているとき、磁石装置11は矢印の方向に動き、振動板13
によって占められる空間22内に侵入する。この状況は、
図1との関連において説明された参照番号と同じ参照番
号を使用する図2において示される。磁石装置11がフレ
ーム12の上部フランジ16に近付くように移動されている
ことは図2において明瞭に示されている。スピーカフレ
ーム12は予め定められた破損点区域20で破断されて2つ
の部分に分断されている。フレームのこの割れは、磁石
装置に本来は作用する力Pの非常に小さな部分のみが上
部フランジ16に実際に伝達されることを確実にする。し
かし、予め定められた破損点区域20の破損前の上部フラ
ンジ16に作用する力は、スピーカ10が自動車の客室空間
内に押出されることがないように充分に小さくすること
ができる。
【0020】磁石装置11に取付けられたままのスピーカ
フレーム12の部分と共に磁石装置11が空間22内に押され
るとき、振動板13はアコーディオンのように折られるで
あろう。
フレーム12の部分と共に磁石装置11が空間22内に押され
るとき、振動板13はアコーディオンのように折られるで
あろう。
【図1】本発明のスピーカの断面図。
【図2】事故のために変形した後の図1に示したスピー
カの断面図。
カの断面図。
11…磁石装置、12…フレーム、13…振動板、20…破損点
区域。
区域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フーベルト・エッツェル ドイツ連邦共和国、8380 ランダウ・ア ー・デー・イザール、メリアンシュトラー セ 7 (72)発明者 レアンダー・ショルツ ドイツ連邦共和国、8440 シュトラウビン ク、ヘルダーシュトラーセ 14
Claims (5)
- 【請求項1】 磁石装置がフレームの一方の端部に強固
に取付けられているスピーカのフレームは、磁石装置ま
たは磁石装置が配置されるフレームの端部に作用する力
がフレームの他方の端部まで伝達されるのが阻止される
か、または非常に減少された範囲でのみ伝達されるよう
に構成されていることを特徴とする自動車用スピーカ。 - 【請求項2】 スピーカのフレームは、磁石装置に作用
する力が予め特定された量を越えると破断するように構
成されている予め定められた破損点区域を具備し、磁石
装置が取付けられるフレームの部分がフレームの他の部
分から分離される請求項1記載のスピーカ。 - 【請求項3】 スピーカの縦軸とフレームの予め定めら
れた破損点区域の間の距離は、スピーカの前記縦軸とそ
れから最も離された磁石装置の外周との距離より大きい
請求項2記載のスピーカ。 - 【請求項4】 予め定められた破損点区域は、フレーム
の2つの部分が破断された後、磁石装置が取付けられる
フレームの部分がスピーカの振動板によって占められる
空間内に移動することを阻止する妨害物を構成しない請
求項2または3記載のスピーカ。 - 【請求項5】 スピーカフレームは全周の回りに延在す
る予め定められたバックル点区域を具備し、力が磁石装
置に作用するとフレームが前記予め定められたバックル
点区域においてアコーディオンのようにして確実に折ら
れる請求項1記載のスピーカ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4113017:0 | 1991-04-20 | ||
DE4113017A DE4113017A1 (de) | 1991-04-20 | 1991-04-20 | Sollbruchstelle fuer tieftonlautsprecherkorb |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05252590A true JPH05252590A (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=6430055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4099441A Pending JPH05252590A (ja) | 1991-04-20 | 1992-04-20 | 自動車用スピーカ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0510345B1 (ja) |
JP (1) | JPH05252590A (ja) |
CZ (1) | CZ281236B6 (ja) |
DE (2) | DE4113017A1 (ja) |
HU (1) | HU213442B (ja) |
PL (1) | PL168243B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010095161A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Onkyo Corp | 車両用スピーカーシステム |
WO2022263143A1 (en) * | 2021-06-16 | 2022-12-22 | Pss Belgium Nv | Boxed loudspeaker and housing thereof |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4409542B4 (de) * | 1993-03-31 | 2004-03-04 | Volkswagen Ag | Lautsprecher-Montagebaugruppe für eine Kraftfahrzeug-Seitenwand |
JPH07107582A (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-21 | Tohoku Pioneer Kk | 車載用スピーカ |
FR2733474B1 (fr) * | 1995-04-28 | 1997-06-06 | Valeo Systemes Dessuyage | Dispositif d'essuyage pour vehicule automobile comportant une platine de fixation a amorce de rupture, et platine appartenant a un tel dispostif |
DE19649140C2 (de) * | 1995-12-04 | 2003-09-18 | Volkswagen Ag | Lautsprecher-Montagebaugruppe |
DE19618898A1 (de) * | 1996-05-10 | 1997-11-13 | Nokia Deutschland Gmbh | Lautsprecher |
DE29703828U1 (de) * | 1997-03-03 | 1998-01-08 | Wilhelm Karmann GmbH, 49084 Osnabrück | Cabriolet-Fahrzeug |
JP2006513620A (ja) * | 2003-01-14 | 2006-04-20 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | スピーカ |
FR2908365B1 (fr) * | 2006-11-09 | 2009-11-27 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Support de haut-parleur pour vehicule |
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