JPH0525216U - 空気調和機のドレン排出構造 - Google Patents

空気調和機のドレン排出構造

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JPH0525216U
JPH0525216U JP080026U JP8002691U JPH0525216U JP H0525216 U JPH0525216 U JP H0525216U JP 080026 U JP080026 U JP 080026U JP 8002691 U JP8002691 U JP 8002691U JP H0525216 U JPH0525216 U JP H0525216U
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drain
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一弘 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドレン集合部11の外面に発生する結露を防止
するために貼り付けられる断熱材13を省略することによ
ってこれを貼り付けるための手数及び時間を節約する。 【構成】 ドレン集合部11にドレンパン7からのドレン
Dをドレンホース12の接続口15まで直接案内するドレン
ガイド14をドレンパン7より延出させて設置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は空気調和機のドレン排出構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機の縦断面図が図4に示されている。 図4において、1は本体、2は本体1の前面上部に設けられた吸込グリル、3 は熱交換器、4はフアン、5は本体1の前面下部に設けられた吹出グリル、6は 吹出グリル5に配設された吹出ル−バ、7は熱交換器3の下に配設されたスタビ ライザを兼ねるドレンパン、8は吸込グリル2の背面に配設されたエアフィルタ 、9は本体1内に吸込グリル2から吹出グリル5に至る空気通路10を形成するケ ーシングである。 空気調和機の運転時、フアン4が回転し、熱交換器3には図示しない室外ユニ ットからの冷媒が循環する。 かくして、室内空気が実線矢印で示すように、吹出グリル2から本体1に吸入 され、エアフィルタ8を流過する際その中に含まれる塵埃が除去され、熱交換器 3を流過する過程で冷媒と熱交換して冷却又は加熱される。次いで、空気通路10 内を通ってフアン4によって付勢された後、吹出グリル5から吹出ル−バ6に案 内されて室内に吹き出される。
【0003】 空気調和機の冷房運転時、室内空気中の水分が熱交換器3の表面に結露し、ド レンとなってドレンパン7内に滴下する。そして、ドレンパン7内を流下してそ の端に形成された図3に示すドレン集合部11内に入り、この集合部11に接続され たドレンホース16内を通って排出される。 ドレンパン7内を低温のドレンが流れることによってドレンパン7の外面の温 度が低下すると、この外面に室内空気中の水分が結露して室内に滴下する。 そこで、これを防ぐため、ドレンパン7を二重構造とすることによってその内 部に空気層12が形成され、ドレン集合部11の外面には断熱材13が貼り付けられて いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の空気調和機においては、ドレン集合部11には空気層12を形成するこ とができないため、その外面にこれを包み込むように断熱材13を複雑に貼り付け ていたので、この貼付作業に多くの手数と時間を要するという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために提案されたものであって、その要旨とする ところは、ドレンパン上に滴下したドレンをドレン集合部からこの集合部に接続 されたドレンホースを介して排出するようにした空気調和機のドレン排出構造に おいて、上記ドレン集合部にドレンパンからのドレンを上記ドレンホース接続口 まで直接案内するドレンガイドをドレンパンより延出させて設置したことを特徴 とする空気調和機のドレン排出構造にある。
【0006】
【作用】
本考案においては、上記構成を具えているため、ドレンパンに滴下したドレン はドレン集合部に集まり、ドレンガイドに案内されてドレンホース接続口に直接 流入し、ドレンホースを経て排出される。
【0007】
【実施例】
本考案の1実施例が図1及び図2に示されている。 ドレンパン7のドレン集合部11には図2に示すく字状に屈折した樋状のドレン ガイド14がドレンパン7より延出して設置されている。 しかして、ドレンパン7に滴下したドレンDはドレンパン7内を流れてドレン 集合部11に集まり、ここからドレンガイド14に案内されてドレンホース12の接続 口15に直接流入する。 他の構成は図3及び図4に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同 じ符号が付されている。
【0008】 ドレンガイド14内をドレンDが流れることによってドレンガイド14が低温とな り、その外面に結露D1 が生じ、これがドレン集合部11に滴下して接続口15に流 入するが、この結露D1 はドレンガイド14から吸熱することによって温度が上昇 しているので、この結露D1 がドレン集合部11に滴下してもドレン集合部11の外 面に結露を生じさせることはない。
【0009】
【考案の効果】
本考案においては、ドレン集合部にドレンパンからのドレンをドレンホース接 続口まで直接案内するドレンガイドをドレンパンより延出させて設置したため、 ドレンパンに滴下したドレンはドレン集合部に集まり、ドレンガイドに案内され てドレンホース接続口に直接流入する。 そして、ドレンガイドの外面に生じる結露はその温度が上昇しているため、こ れがドレン集合部に滴下してももはやドレン集合部の外面に結露を生じさせるこ とはない。 かくして、ドレン集合部の外面に従来のように断熱材を貼り付ける必要がなく なるので、そのための工数及び時間が不要となり、コストを節減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す要部の縦断面図であ
る。
【図2】上記実施例におけるドレンガイドの斜視図であ
る。
【図3】従来の空気調和機のドレン集合部の縦断面図で
ある。
【図4】従来の空気調和機の縦断面図である。
【符号の説明】
7 ドレンパン 11 ドレン集合部 16 ドレンホース 15 ドレンホース接続口 14 ドレンガイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドレンパン上に滴下したドレンをドレン
    集合部からこの集合部に接続されたドレンホースを介し
    て排出するようにした空気調和機のドレン排出構造にお
    いて、上記ドレン集合部にドレンパンからのドレンを上
    記ドレンホース接続口まで直接案内するドレンガイドを
    ドレンパンより延出させて設置したことを特徴とする空
    気調和機のドレン排出構造。
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