JPH0525199Y2 - - Google Patents

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JPH0525199Y2
JPH0525199Y2 JP5613188U JP5613188U JPH0525199Y2 JP H0525199 Y2 JPH0525199 Y2 JP H0525199Y2 JP 5613188 U JP5613188 U JP 5613188U JP 5613188 U JP5613188 U JP 5613188U JP H0525199 Y2 JPH0525199 Y2 JP H0525199Y2
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  • Pinball Game Machines (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、絶縁材からなる収容箱内部の被収容
物を外部と確実に電気導通でき、静電気蓄積によ
る感電、火花放電等の発生を防止し安全性を高め
うる収容箱放電金具に関する。
〔従来の技術〕
例えばパチンコ店、ゲームセンター等の遊戯施
設にあつては、遊戯台から倍加返却されるパチン
コ玉、メダル等の遊戯体を収容箱に一時収容し、
保管、持ち運びが行われるとともに遊戯終了に際
し各種景品との交換等が行われる。
一方、このような遊戯体は通常金属材から形成
され、又収容箱には軽量さ、低コスト等の観点か
らプラスチツク等の合成樹脂材が用いられる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしこのような合成樹脂材は絶縁体であるた
め、前記収容に際し、遊戯体は収容箱とのこす
れ、摩擦により静電気を帯び、しかも個々の静電
気は収容箱内で加算、蓄電されるため、遊戯体で
ある被収容物は高電価を呈することとなる。従つ
て、このような被収容物の取出しにあつては、前
記高電価によつて感電、火花放電等が発生し易
く、不快感を招くばかりでなく極めて危険であ
る。
特にパチンコ等にあつては、遊戯台に設ける返
却路自体も合成樹脂材で形成されるため、遊戯体
は返却時において既に帯電している場合が多く、
前記感電等の発生頻度は極めて高いものとなる。
なお、このような感電等の発生を防止すべく、
例えば収容箱の底板上面に金属板を敷設しかつ該
金属板と導通する板バネ状の放電板を下面に突出
させることにより、被収容物を載置台等にアース
させるものも案出しうるが、しかしこのものは放
電板が変形しやすく載置台との導通が不確実であ
り、しかも端面、エツジ等で手指等を損傷させる
など、安全性にも劣る。
本考案は、収容箱内部の被収容物を安全かつ確
実にアースでき、静電気の蓄積によつて生ずる感
電等を防止しうる収容箱放電金具の提供を目的と
している。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本考案の収容箱放
電金具は、底板周囲に周壁を立上げた容器部の下
面に台縁を設けかつ電気絶縁材からなる収容箱の
前記底板上面で露出する導電面を有する頭部と、
前記底板を通る胴部とを有する基体に、下端に前
記頭部の導電面と電気的に導通する導電面を有す
る放電端子を下向きに付勢しかつ前記台縁下縁を
下方にこえて出没自在に設けている。
〔作用〕
このように構成された収容箱放電金具の放電端
子は、頭部に設ける導電面を介して収容箱の被収
容物とは電気的に導通できる。又該放電端子はそ
の下端を収容箱の台縁を下方にこえて出没するた
め、収容箱を載置台等のアース体に載置するに際
し、収容箱の座りの安定性を損ねることなくかつ
前記アース体とは確実に導通でき、被収容物の有
する静電気を放電することにより感電等を防止
し、安全性を高めうる。
しかも収容箱放電金具は放電端子を出没自在に
保持するため、例えば板バネ等、それ自身の弾性
を用いてその一部を出没させる放電板が有する変
形及び手指への損傷の危険性がなく、出没動作及
びアース体との導通をより確実化しうるととも
に、けが等の発生も防止できる。
〔実施例〕
以下本考案の収容箱放電金具1がパチンコ店、
ゲームセンター等の遊戯施設で用いられるパチン
コ玉、メダル等の被収容物を収容する収容箱に採
用される場合を例にとり、以下図面に基づき説明
する。
図において収容箱放電金具1は、収容箱2の底
板3上面で露出する頭部5と、底板3を通る胴部
6とを有する基体7に、頭部5とは電気的に導通
する放電端子9を設けている。
収容箱2は、本例では例えば、ABS、塩化ビ
ニール、ナイロン等軽量かつ安価な合成樹脂材等
の電気絶縁材から形成されるととにも、第1図に
示すように、底板3の周縁に周壁15を立上げた
矩形収容器部16を具え、該底板3、周壁15で
囲む容器部16の空所H内に被収容物を収容す
る。又前記底板3下面には、その周縁に沿つて下
方に突出する台縁17が小高さで設けられ、その
座りの安定性を高めている。なお台縁17は、本
実施例のごとく底板3周縁に連続して形成する
他、各コーナ部で突出する脚片として形成しても
よく、又脚片を周縁内側で突出させてもよい。
なお前記収容物は、前述のごとく本例では、パ
チンコ玉、メダル等の遊戯体であり、金属又は合
成樹脂体表面に金属メツキ等を施す導電体で形成
される。
又収容箱2は、前記底板3の適宜の位置に孔部
20が穿設され、該孔部20には収容箱放電金具
1が取付く。
収容箱放電金具1は前述のごとく基体7に放電
端子9を設けており、基体7は、第2〜3図に示
すように、外側面に外ネジ21を形成した基筒2
2の中心に、係止段差23を介して小径部25を
下端で開口させた段付き状のシリンダ孔26を透
設した胴部6と、下面に前記外ねじ21と螺合す
る内ネジ27を凹設したキヤツプナツト状の頭部
5とからなり、基体7は上端に頭部5を螺着しか
つ前記孔部20に挿通する胴部6下端にナツト金
具29を螺合することにより、前記頭部5を前記
底板3上面に露出して収容箱2に固定される。な
お前記固定に先がけ基体7には放電端子9が取付
く。
放電端子9は、前記シリンダ孔26に上下に摺
動可能に遊挿されるピストン部30と、該ピスト
ン部30下端から前記小径部25を挿通して下方
に伸びる端子部31とからなり、前記ピストン部
30と頭部5との間に介在するバネ片32によつ
て下向きに付勢される。又放電端子9は、前記バ
ネ片32の付勢によつてピストン部30と係止段
差23とが当接する下降終端位置P1においてそ
の下端9Aが前記台縁17下縁を下方にこえて突
出しかつ上方への突上げによつて下端9Aが前記
下縁を上方にこえるごとくその寸法が設定され
る。従つて放電端子9と台縁17下縁を下方にこ
えて出没自在に配される。
又本実施例において、頭部5、バネ片32、放
電端子9を夫々金属材等からなる導電体で形成
し、頭部5上面において底板3上面で露出する導
電面5S、又放電端子下端面においてバネ片32
を介して前記導電面5Sと電気的に導通する導電
面9Sを構成している。
然して収容箱放電金具1を取付けた収容箱2
を、例えば遊戯台前面下方に設ける金属材からな
る載置台上に載置するとともに、内部に被収容物
を収容する。
該収容において、収容箱2とのこすれ、摩擦等
により発生する静電気及び収容に先がけ予め帯電
した被収容物の静電気は、隣接する他の被収容物
を通りかつ頭部5の導電面5Sをへて放電端子9
下端の導電面9Sから接触する前記載置台に放電
でき、静電気の蓄積を防ぎ、感電、火花放電等を
防止しうる。又上下に摺動する放電端子9はその
出没動作及び載置台との接触、導通を安定かつ確
実化し、しかも手指等への損傷の危険性を排除し
うる。
なお頭部5に設ける導電面5Sは、収容される
被収容物と確実に接触しうるようその形状、寸法
等が設定され、例えば被収容物がパチンコ玉等球
状体である場合、導電面5Sは、該被収容物と略
同径の半球面状に形成するのが好ましい。
又本実施例において、胴部6を導電材でかつバ
ネ片32を絶縁材で夫々形成し、導電面5S、9
S間を胴部6を介して導通してもよく、又両者を
導電材で形成してもよい。
さらに頭部5、放電端子9として合成樹脂材で
形成しかつその表面に金属メツキ等の導電処理を
施したものを用いてもよく、又合成樹脂材中に金
属ワイヤー等の導電芯を埋設し、該導電芯の露出
する端面によつて夫々導電面5S、9Sをなすご
とく形成してもよい。
又第4〜5図に本考案の他の実施例を示す。
第4図において収容箱放電金具1は、頭部5と
胴部6とを一体形成した基体7の前記胴部6にシ
リンダ孔26を凹設しかつ該シリンダ孔26に挿
入するバネ片32、放電端子9をシリンダ孔26
下端の周溝に嵌入する係止リング36により抜け
止めするとともに、胴部6下端に螺合するナツト
金具29により底板3に固着している。又第5図
において収容箱放電金具1は、胴部6下端に底板
3の孔部20と係合する膨出部37を形成し、か
つ段付き状シリンダ孔26上端の周溝に嵌着され
る係止リング39によりバネ片32、放電端子9
を抜け止め保持するとともに、放電端子9等を予
め保持した前記胴部6をその上端に螺合する頭部
5により底板3に固定している。又放電端子9
は、自重によつて下向きに付勢してもよく、かか
る場合にはバネ片32の使用を廃止しうるなど本
考案の収容箱放電金具は種々の形態に変化しう
る。
〔考案の効果〕
叙上のごとく、本考案の収容箱放電金具は、収
容箱の底板上面で露出する導電面を有する頭部を
具えた基体に、該導電面と電気的に導通する導電
面を有する放電端子を収容箱の下縁をこえて出没
自在に設けているため、容器部内に収容する被収
容物を前記頭部、放電端子を介して外部と確実に
導通でき、被収容物に生じる静電気の蓄積を防止
することにより感電、火花放電等を防ぎ安全性を
高めうる。
なお収容箱放電金具は、本実施例のごとく、パ
チンコ玉、メダル等の遊戯体である被収容物の
他、コイン、ベアリング、ボルト、ナツト、機械
部品等種々の導電性小部品を収容する収容箱に使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図はその断面図、第3図はその分解斜視図、第4
〜5図は本考案の他の実施例を示す断面図であ
る。 2……収容箱、3……底板、5……頭部、5S
……導電面、6……胴部、7……基体、9……放
電端子、9S……導電面、15……周壁、16…
…収容部、17……台縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底板周囲に周壁を立上げた容器部の下面に台縁
    を設けかつ電気絶縁材からなる収容箱の前記底板
    上面で露出する導電面を有する頭部と、前記底板
    を通る胴部とを有する基体に、下端に前記頭部の
    導電面と電気的に導通する導電面を有する放電端
    子を下向きに付勢しかつ前記台縁下縁を下方にこ
    えて出没自在に設けてなる収容箱放電金具。
JP5613188U 1988-04-25 1988-04-25 Expired - Lifetime JPH0525199Y2 (ja)

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JP5613188U JPH0525199Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25

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