JPH08150259A

JPH08150259A - パチンコ玉収納容器

Info

Publication number: JPH08150259A
Application number: JP33086094A
Authority: JP
Inventors: Shiyuuya Yamashita; 周也山下
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1994-11-28
Filing date: 1994-11-28
Publication date: 1996-06-11

Abstract

(57)【要約】【目的】パチンコ玉収納容器の積み替え作業を不要と
し、中腰での作業をなくし、また、パチンコ玉のこぼれ
もなくしたパチンコ玉収納容器を提供するにあり、更
に、静電気を帯電させない収納容器を提供するにある。【構成】パチンコ玉収納容器部と、該収納容器部の下
部に取り付けられた車輪とからなるパチンコ玉収納容
器。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ玉を収納する
パチンコ玉収納容器に関する。

【０００２】

【従来の技術】図１は従来のパチンコ玉収納容器を示
す。１はパチンコ玉収納部２と把手２ａ、２ｂからなる
パチンコ玉収納容器で、通常は樹脂で成型されている。
大当たりをした人は足元にこのようなパチンコ玉収納容
器を何段も重ねておく。ゲームを終了し、この何段も重
なったパチンコ玉収納容器を景品交換所に持っていくと
きには、車輪と板状台と該板状台に植立されたアーチ状
ハンドルとからなる所謂台車を使用し、板状台の上にパ
チンコ玉収納容器を床から積み替えるようにしていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の所謂台車は、板
状台の上にパチンコ玉収納容器を積み替えなければなら
ないため、中腰での作業を必要とし、腰に負担がかかっ
たり、積み替え作業中に収納容器からパチンコ玉がこぼ
れたりする不都合点があった。また、パチンコ玉は樋や
パチンコ台内での摩擦等で、静電気を帯びていることは
良く知られることであるが、その静電気のため、遊技者
が収納容器に手を触れたときその静電気が放電し不快な
思いをさせられていた。

【０００４】そこで、本発明の目的は、パチンコ玉収納
容器の積み替え作業を不要とし、中腰での作業をなく
し、また、パチンコ玉のこぼれもなくしたパチンコ玉収
納容器を提供するにあり、更に、静電気を帯電させない
収納容器を提供するにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】収納容器部と、該収納容
器部の下部に取り付けられた車輪とからなるパチンコ玉
収納箱に係るものであり、また、。導電性部材により床
に静電気を逃がすアース手段が設けられているパチンコ
玉収納容器に係るものである。

【０００６】

【発明の作用及び効果】積み重ねられたパチンコ玉収納
収納容器をそのまま引っ張っていくだけで良いので、パ
チンコ玉収納容器の積み替え作業を不要とし、中腰での
作業をなくし、また、パチンコ玉のこぼれもなくしたパ
チンコ玉収納容器を得ることができる。

【０００７】アース手段を設けたことにより、静電気が
帯電しないパチンコ玉収納容器を得ることができる。

【０００８】

【実施例】図２から図４は本発明の第１の実施例を示
す。１１は本発明に係るパチンコ玉収納容器、１２はパ
チンコ玉収納部、１３ａ、１３ｂは把手、１４ａ、１４
ｂは第１のキャスタ収容部、１５ａ、１５ｂは第２のキ
ャスタ収容部、１６はキャスタ取付ネジ、１７は把手１
３ａにあけられた孔である。

【０００９】図３から図４はキャスタ部分の説明図であ
る。２０ａ（２０ｂ）は第１のキャスタで、車輪２１ａ
（２１ｂ）、車輪ホルダ２２ａ（２２ｂ）からなり、ネ
ジ１６でキャスタ収容部１４ａ（１４ｂ）に取り付けら
れている。２３ａ（２３ｂ）は第２のキャスタで、車輪
２４ａ（２４ｂ）、車輪ホルダ２５ａ（２５ｂ）からな
り、第１のキャスタ２０ａ（２０ｂ）同様、ネジ１６に
よってキャスタ収容部１５ａ（１５ｂ）に取り付けられ
ている。尚、該第２のキャスタ２２ａ（２２ｂ）は、ベ
アリング部２６ａ（２６ｂ）を有し、旋回可能になって
いる。図４は第２のキャスタ２３ａ（２３ｂ）部を拡大
した図であり、３０はパチンコ玉である。

【００１０】次に図５により使用状態を説明する。尚、
パチンコ玉は省略してある。図５のように本発明に係る
パチンコ玉収納容器を積み重ねておき、一番下のパチン
コ玉収納容器の把手１３ａの孔１７にフック棒３１を引
っ掛けて引っ張れば、キャスタ２０、２３の車輪２１、
２４が回転しそのまま景品交換所まで牽いて行くことが
できる。

【００１１】第１のキャスタ２０をアース手段とする場
合、ネジ１６、車輪ホルダ２２、車輪２３を金属、ある
いは、導電性の樹脂やゴム等の導電性部材で構成し、更
に、ネジ１６の頭部を必ずパチンコ玉が接触する大き
さ、あるいは、形状にしておくことにより、帯電したパ
チンコ玉の静電気は、ネジ１６、車輪ホルダ２２、車輪
２３を経由して床３２に放電される。図４に示す第２の
キャスタ２３をアース手段とする場合は、ベアリング部
２６も導電性部材とすることは勿論である。

【００１２】次に図６により、別のアース手段を説明す
る。キャスタ２０、２３の一部が非導電性部材で構成さ
れている場合は、キャスタ２０、２３を取り付けるネジ
１６にナット２７でアース線２８と取り付け、該アース
線２８を床３２に接触するまでのばす。これにより、帯
電したパチンコ玉の静電気は、ネジ１６、アース線２８
を経由して床３２に放電される。

【００１３】このように、本発明に係るパチンコ玉収納
容器によれば、積み重ねられたパチンコ玉収納収納容器
をそのまま引っ張っていくだけで良いので、パチンコ玉
収納容器の積み替え作業を不要とし、中腰での作業をな
くし、また、パチンコ玉のこぼれもなくしたパチンコ玉
収納容器を得ることができる。

【００１４】また、アース手段を設けたことにより、静
電気が帯電しないパチンコ玉収納容器を得ることがで
き、遊技者にとって、帯電した静電気が指に放電すると
いった不快な経験をしなくてすむ。

【００１５】本発明は、上述の実施例に限定されること
なく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。例えば、図５においては、全てのパチンコ収納容器
を本発明に係る収容容器としたが、一番下の収納容器だ
け本発明の収納容器とし、その上に積まれる収納容器は
キャスタなしものであってもよい。また、アース手段
は、キャスタの無い収納容器であってもよく、その場合
は、ネジを収納容器底面に差し込み、先端が底より若干
突出するようにしておけばよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来例の説明図である。

【図２】第１の実施例のパチンコ収納容器を上面からみ
た状態の説明図である。

【図３】第１の実施例にパチンコ収納容器の一部を切断
した側面からみた状態の説明図である。

【図４】第２のキャスタ部を拡大した説明図である。

【図５】使用状態の説明図である。

【図６】アース手段の第２の実施例の説明図である。

【符号の説明】

１１パチンコ収納容器１３把手１７孔２０、２３キャスタ３０パチンコ玉３１フック棒

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】パチンコ玉収納容器部と、該収納容器部
の下部に取り付けられた車輪とからなるパチンコ玉収納
容器。
【請求項２】パチンコ玉収納容器部は、導電性部材に
より床に静電気を逃がすアース手段が設けられているパ
チンコ玉収納容器。