JPH05251544A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH05251544A
JPH05251544A JP4889892A JP4889892A JPH05251544A JP H05251544 A JPH05251544 A JP H05251544A JP 4889892 A JP4889892 A JP 4889892A JP 4889892 A JP4889892 A JP 4889892A JP H05251544 A JPH05251544 A JP H05251544A
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JP
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vacuum
wafer
vacuum chuck
chuck
passages
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JP4889892A
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Inventor
Koichi Nakagawa
幸一 中川
Nobuo Iijima
宣夫 飯島
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は真空吸着により被搬送部材を吸着して
搬送する搬送装置に関し、チャック跡の発生を防止する
ことを目的とする。 【構成】ウェハー23を真空チャック部22にて吸着保
持して搬送処理を行う搬送装置において、上記真空チャ
ック部22を、ウェハー23と対向する位置に形成され
た複数の溝25a〜25eと、隣接した溝25a〜25
e間を連通する通路27a〜27eと、溝25a〜25
eと連通された真空吸引口24とにより構成すると共
に、真空チャック部22内において真空度の強さが周辺
部より中心部に向けて徐々に大きくなるよう圧力勾配を
持たせた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は搬送装置に係り、特に真
空吸着により被搬送部材を吸着して搬送する搬送装置に
関する。
【0002】近年、半導体製造装置は自動化が図られて
おり、これに伴いウェハーを自動搬送する搬送装置も高
度化してきている。この搬送装置はウェハーを保持し搬
送処理を行うものであるが、ウェハーの保持手段として
は構造の簡単さ,保持の確実さ等により真空吸着により
ウェハーを保持する構成が一般的である。
【0003】また、半導体装置の高集積化,微細化も近
年著しく進歩してきており、半導体製造工程においてウ
ェハーに付着する塵埃が半導体装置の歩留りに大きく影
響を及ぼすことが知られている。
【0004】上記搬送装置はウェハーと直接接触するも
のである。従って、半導体装置の歩留りを向上させる面
より、ウェハーに塵埃が付着しないような搬送装置が望
まれている。
【0005】
【従来の技術】図11は、従来のウェハー搬送装置を設
けた半導体製造装置1の一例を示している。この半導体
製造装置1は、例えばCVD(Chemical Vapor Depositi
on) 装置である。図中、2〜4はリアクタでありであ
り、ウェハー5(一点鎖線で示す)に対して所定の加工
及び薄膜形成を行うものである。また、6,7はウェハ
ーカセットであり、6は加工前のウェハーが収納されて
おり、また7はリアクタ2〜4で処理されたウェハーが
収納される。このウェハーカセット6,7と各リアクタ
2〜4との間におけるウェハー5の搬送は、ウェハー搬
送装置8を用いて行われる。
【0006】ウェハー搬送装置8はウェハー搬送チャッ
ク9を有しており、このウェハー搬送チャック9は駆動
機構(例えばロボット等)により回動しうる構成となっ
ている。また、その先端部には、図13に拡大して示す
ように、ウェハー5を真空吸着により吸着するための真
空チャック部10が形成されている。
【0007】従来の真空チャック部10は、ウェハー搬
送チャック9の先端近傍位置にウェハー5を真空吸着す
るための真空吸引口11が設けられた構成とされてい
た。また従来の真空チャック部10は、吸着後における
ウェハー5の移動(ずれ)を抑制する面よりウェハー5
を確実に保持することに重点が置かれた構造とされてお
り、従って真空吸引口11近傍にウェハー5と当接する
吸着面12のシール性を向上させるチャック部品を配設
し、これにより吸着力を増大させる構成とされていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のウ
ェハー搬送装置8は、ウェハー5を強固にウェハー搬送
チャック9に吸着させることに重点が置かれた構造とさ
れていた。このため、ウェハー搬送チャック9に対する
ウェハー5の吸着力は増大し、これに伴いウェハー5と
吸着面12の接触面積も増大する。
【0009】一方において、吸着が行われるウェハー5
の背面は、電子回路が形成される表面に対して粗い面と
なってる。このため、ウェハー5がウェハー搬送チャッ
ク9に吸着された際、ウェハー5とウェハー搬送チャッ
ク9とが互いに擦れて発塵することが知られている。ま
た、ウェハー搬送装置8が据え付けられた環境内に存在
する大気には塵埃が存在する。
【0010】よって、ウェハー搬送チャック9にウェハ
ー5が装着された際発生した塵埃は、ウェハー5と吸着
面12とが強い吸着力により吸着されているため、ウェ
ハー5と吸着面12との間に介在したままの状態とな
る。また、前記のようにウェハー5の背面がある程度の
粗面となっていること等に起因して、ウェハー5と吸着
面12との間に形成される微細な間隙を通り、大気が真
空吸引口11に向けて流れる。この際、大気に含まれる
塵埃も上記間隙を内に流入するが、塵埃はウェハー5と
吸着面12との間隙が小さいためウェハー5と吸着面1
2との間に残存する。これらウェハー5から発生した塵
埃及び大気に含まれていた塵埃は、吸着時にウェハー5
の背面に付着して凸部を形成し、いわゆるチャック跡が
発生する。
【0011】上記のように発生するチャック跡の一例を
図12に示す。同図に矢印Aで示す部分がチャック跡で
ある。このように凸状のチャック跡が発生すると、ウェ
ハー5の裏面の平坦性が損なわれ、例えば露光工程のス
テッパーでは局所フォーカス不良の原因となってしま
う。特に、近年のように高集積化が進み、4Mビット或
いは16MビットのDRAM(ダイナミック・メモリ)
等のように超微細加工が必要される半導体装置において
は、チャック跡により発生する局所フォーカス不良は半
導体装置の製造歩留りを著しく低下させることになる。
【0012】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、チャック跡の発生を防止しうる搬送装置を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題は、被搬送部材
を真空チャック部にて吸着保持して搬送処理を行う搬送
装置において、上記真空チャック部を、上記被搬送部材
と対向する位置に形成された複数の溝と、隣接した溝間
を連通する通路と、溝と連通された真空吸引口とにより
構成すると共に、上記真空チャック部内において真空度
の強さが周辺部より中心部に向けて徐々に大きくなるよ
う圧力勾配を持たせた構成としたことを特徴とする搬送
装置により解決することができる。
【0014】また、上記真空チャック部を、上記通路の
大きさを調整することにより所定の圧力勾配を有する構
成とすることにより、また、上記真空チャック部に、上
記通路と大気とを連通し、この大気が真空チャック部内
に導入されるのを許容する大気導入部を設けることによ
り、更に、上記通路を、隣接する通路が相互に対向しな
い位置に形成することにより、より効果的に解決するこ
とができる。
【0015】一方、上記課題は、被搬送部材を真空チャ
ック部にて吸着保持して搬送処理を行う搬送装置におい
て、上記真空チャック部を、上記被搬送部材が装着され
た状態において、真空チャック部の底面部と被搬送部材
とを離間させ微細な間隙を形成させるスペーサを設けた
構成とすると共に、上記真空チャック部内において真空
度の強さが周辺部より中心部に向けて徐々に大きくなる
よう圧力勾配を持たせた構成としたことを特徴とする搬
送装置により解決することができる。
【0016】また、上記スペーサを、真空チャック部の
底面部上に形成された突起により構成することにより、
より効果的に解決することができる。
【0017】
【作用】上記の構成では、溝或いはスペーサを設けて真
空チャック部と被搬送部材との間に間隙部を形成してい
るため、被搬送部材で発生した塵埃及び大気に含まれる
塵埃は真空チャック部と被搬送部材との間の間隙部内を
流れて真空吸引口に到り、この真空吸引口より排出され
る。
【0018】また、被搬送部材が吸着される真空チャッ
ク部に中心に向け徐々に大となるよう真空度の圧力勾配
を設けることにより、真空チャック部の周辺部近傍位置
における吸引力は小さくなる。よって、間隙部内に外部
の塵埃を引き寄せる効果も小さくなるため、真空チャッ
ク部と被搬送部材との間に大気に含まれる塵埃が侵入す
る度合いを低減することができる。一方、真空チャック
部の中央近傍は真空度が高いため、被搬送部材から発し
た塵埃は真空吸引口内に吸引される。
【0019】
【実施例】次に本発明の実施例について図面と共に説明
する。図1は本発明の第1実施例である搬送装置に設け
られるウェハー搬送チャック20を示す斜視図、図2
(A)はウェハー搬送チャック20の平面図、図2
(B)は図2(A)におけるA−A線に沿う断面図であ
る。尚、搬送装置の他の構成は、先に図11を用いて説
明したウェハー搬送装置8と同一構成とされているた
め、その図示及び説明は省略する。
【0020】ウェハー搬送チャック20は、ウェハー搬
送アーム21と、このウェハー搬送アーム21の先端近
傍位置でウェーハ23と対向する部位に設けられた真空
チャック部22とにより構成とされている。真空チャッ
ク部22はウェハー23を吸着する機能を奏するもので
あり、その中央位置には図示しない真空ポンプに接続さ
れた真空吸引口24が形成されている。また真空チャッ
ク部22には、真空吸引口24を中心として同心円状に
複数の溝25a〜25e(各溝を総称する時は溝25と
示す)が形成されている。この溝25a〜25eの深さ
は、例えば0.05mm程度とされている。
【0021】また、この複数の溝25a〜25eを形成
するために、真空チャック部22には複数の環状突起2
6a〜26e(総称する時は環状突起26という)が形
成されている。この環状突起26a〜26eには、隣接
した溝間を連通する通路27a〜27e(総称する時は
通路27という)が形成されている。尚、この通路27
a〜27eの内、最外周に形成されている環状突起26
eに形成されている通路27eは、後述するように大気
を真空チャック部22内に導入するためのものであるた
め、以下の説明においてこの通路27eを他の27a〜
27dと区別する必要がある場合は特に大気導入通路2
7eという。
【0022】通路27a〜27eは、大略して真空吸引
口24の中心において直交する直線上に形成されている
が、その形成位置は隣接する通路が相互に対向しないよ
うな位置に選定されている。一例を挙げれば通路27a
と通路27bは対向しておらず、通路27bと通路27
cも対向していない。即ち、各通路27a〜27eが一
列に列設されないよう構成されている。
【0023】上記のように複数の溝25a〜25e及び
通路27a〜27eを形成することにより、真空チャッ
ク部22内には大気導入通路27eから真空吸引口24
に到る大気の流れる流路が形成される。また、通路27
a〜27eが隣接するもの同士が対向しないよう形成さ
れているため、この流路は複雑で流路抵抗の高い構成と
なっている。
【0024】従って、真空吸引口24における真空圧
は、中央に位置する溝25aにおいて最も高い圧力とな
り、外周に向かうにつれて上記流路抵抗により漸次低下
し、最外周に位置する溝25eの圧力が最も低い圧力と
なる。即ち、真空チャック部22内部における真空圧の
強さは、周辺部(外周部)より中心部に向けて徐々に大
きくなる圧力勾配を有した構成となる。
【0025】図2(C)は、真空チャック部22内部に
おける真空度の強さを同図(A),(B)に示す真空チ
ャック部22の構成に対応させて示した図である。同図
より、真空チャック部22内部における真空度は、真空
吸引口24が開口している溝25aが最も強く、外周に
向かい段階的に低くなる圧力勾配を有していることが判
る。尚、この圧力勾配は、各通路27a〜27eの大き
さや配設位置、及び各溝25a〜25eの深さ寸法等を
調整することにより任意に設定することができる。
【0026】続いて、上記構成とされたウェハー搬送チ
ャック20のウェハー23が吸着された状態における動
作について以下説明する。
【0027】図2(B)はウェハー23が吸着された状
態における真空チャック部22の断面を示している。同
図に示すように、真空チャック部22に溝25a〜25
eを形成することにより、ウェハー23の下部には間隙
が形成される。また前記のように、溝25a〜25e及
び通路27a〜27eを形成することにより、大気導入
通路27eと真空吸引口24とは連通された構成となっ
ている。従って、真空吸引口24で真空引きが行われる
と、大気導入通路27eより大気が真空チャック部22
に導入され、この導入された大気は溝25a〜25e及
び通路27a〜27eにより構成される流路を通り真空
吸引口24に到る。
【0028】よって、ウェハー23がウェハー搬送チャ
ック20に吸着された際発生した塵埃、及び始めからウ
ェハー23に付着していた塵埃は、この溝25a〜25
e及び通路27a〜27eを流れる大気により除去され
真空吸引口24より廃棄される。このように、本発明に
係るウェハー搬送チャック20は、塵埃を除去する自浄
機能を有するため、ウェハー23にチャック跡が発生す
るのを防止することができる。
【0029】また前記したように、通路27a〜27e
が隣接するもの同士が対向しないよう形成されることに
より複雑で流路抵抗の高い構成となっているため、真空
チャック部22内の圧力勾配は、図2(C)に示すよう
に中心位置の真空圧が最も強く外周に向かい段階的に低
くなる圧力勾配を有している。このため、大気導入通路
27eにおける大気の吸引力は比較的小さく、大気導入
通路27eより真空チャック部22内に取り込まれる大
気中に含まれる塵埃の量を低減できる。
【0030】更に、図2(C)から明らかなように、隣
接する溝間における圧力差は小さいため、各通路27a
〜27eを流れる大気の流れは緩やかであり、この通路
27a〜27eに塵埃が集中してしまうようなこともな
い。よって、本発明に係るウェハー搬送チャック20に
よれば、前記してきた各作用により、チャック跡の発生
は確実に防止されウェハー23の背面は平坦化する。こ
のため、例えば後に実施される露光工程のステッパーに
おける局所フォーカス不良の発生を確実に防止でき、半
導体装置の歩留り及び信頼性を向上させることができ
る。
【0031】一方、ウェハー搬送チャック20がウェハ
ー23をチャックする保持力(チャック力)に注目する
と、真空チャック部22の外周部分は真空圧が低くチャ
ック力は弱いものの、真空チャック部22の中央近傍部
分における真空圧は非常に高い圧力となっている。従っ
て、前記の圧力勾配を適宜設定することにより、ウェハ
ー23は真空チャック部22の主に中央近傍部分で確実
に保持されるため、塵埃の除去のために溝25a〜25
eを形成しても、ウェハー23を確実にチャックするこ
とができる。
【0032】図3及び図4はウェハー搬送チャック20
の第1及び第2変形例を示す図である。図3に示す第1
変形例に係るウェハー搬送チャック28は、放射状に並
ぶ通路30の列が真空吸引口24の中心において4本交
錯するようにした構造を有し、また図4に示す第2変形
例に係るウェハー搬送チャック29は、放射状に並ぶ通
路31の列が真空吸引口24の中心において8本交錯す
るようにした構造を有している。尚、隣接するもの同士
が対向しないよう各通路30,31を形成したのは、図
1及び図2に示したウェハー搬送チャック20と同様で
ある。
【0033】図5は、前記した各ウェハー搬送チャック
20,28,29を用いて実際にウェハー23を吸着し
た際、ウェハー23の背面にどれだけの塵埃が存在する
かを実験した結果を従来のものと比較しつつ示した図で
ある。また、図6は吸着後においてウェハーに塵埃が付
着している状態を示す図である。尚、図5では、吸着前
の塵埃の数,吸着処理後の塵埃の数,吸着による塵埃の
増加量を夫々ダストカウンタで計数した結果を示してい
る。また、発塵量の欄にあるSは粒径が 0.2μm以下で
ある塵埃数を示しており、Mは粒径が 0.2μm〜 1.0μ
mの塵埃数を示しており、またLは 1.0μm以上の塵埃
数を示している。
【0034】また図5中、実施例1で示すのはウェハー
搬送チャック20(図1,図2に示す)の実験結果であ
り、実施例2で示すのはウェハー搬送チャック28(図
3で示す)の実験結果であり、実施例3で示すのはウェ
ハー搬送チャック29(図4で示す)の実験結果であ
る。
【0035】また、図6において、(A−1),(A−
2)で示すのはウェハー搬送チャック20により吸着さ
れたウェハーであり、(B−1),(B−2)で示すの
はウェハー搬送チャック28により吸着されたウェハー
であり、(C−1),(C−2)で示すのはウェハー搬
送チャック29により吸着されたウェハーである。また
各図番において“−1”が付されているものは吸着前の
ウェハーであり、“−2”が付されているものは吸着後
のウェハーである。
【0036】更に、図12に示されるウェハー5の塵埃
の付着状態は、図5に従来例として示されるウェハーの
吸着後の状態を示している。
【0037】各図から明らかなように、実施例1〜3は
従来例に比べて、吸着後における塵埃の増加量が極めて
少なくなっていることが判る。また、図6を見ると、同
図(A−2)に若干のチャック跡らしきものが右上方に
見られるものの、図12に示す従来例のものに比べると
非常に小さなものであり、露光工程等で影響が出るよう
なものではない。また、他の(B−2),(C−2)に
はチャック跡は存在していない。従って、図5及び図6
より、本発明に係るウェハー搬送チャック20,28,
29によれば、チャック跡の発生を確実に防止できるこ
とが実証された。
【0038】また実施例1〜3を比べると、本実験にお
いては実施例2が最も良好な値を示している。このよう
に、通路27,30,31の構成を変化させることによ
り発塵量が変化するのは、真空チャック部22内におけ
る圧力勾配が各実施例で異なることに起因するものと考
えられる。よって、ウェハー搬送チャックが使用される
環境に存在する塵埃の量及び大きさや、ウェハーから発
生する塵埃の量用及び大きさに応じて真空チャック部2
2内における圧力勾配を適宜設定することにより、塵埃
の除去効率を向上させることができると思われる。
【0039】図7はウェハー搬送チャック20の第3変
形例を示す図であり、図8はウェハー搬送チャック20
の第4変形例を示す図である。図1及び図2を用いて説
明したウェハー搬送チャック20は、大気を真空チャッ
ク部22に導入するのに環状突起26eに大気導入通路
27eを形成した構成としたが、図7及び図8に示され
るウェハー搬送チャック32,33は、大気導入通路3
4〜36がウェハー搬送アーム21の側部或いは背面部
に開口するよう構成したことを特徴とするものである。
【0040】前記したように、ウェーハ23をウェハー
搬送チャック32,33に吸着する際多量の塵埃が発生
する。よって、ウェハー搬送チャック20のように大気
導入通路27eがウェーハ23の近傍位置に開口してい
る構成では、この吸着により発生した多量の塵埃が真空
チャック部22に取り込まれてしまうおそれがある。こ
れに対して、第3及び第4変形例に係るウェハー搬送チ
ャック32,33では、大気導入通路34〜36はウェ
ハー23から離間した位置に配設され、大気はウェハー
搬送アーム21の側部或いは背面部から取り込まれる構
成となるため、上記した大量の塵埃が真空チャック部2
2に取り込まれることを防止することができる。よっ
て、不要なチャック跡の発生を有効に防止することがで
きる。
【0041】図9は本発明の第2実施例である搬送装置
に設けられるウェハー搬送チャック40を示している。
尚、同図において、図1及び図2を用いて説明したウェ
ハー搬送チャック20と対応する構成については同一符
号を付してその説明を省略する。
【0042】本実施例に係るウェハー搬送チャック40
は、真空チャック部41の構成として真空チャック部4
1の底面部42にスペーサとして機能する複数の突起4
3を形成したことを特徴とするものである。この突起4
3の底面部42からの突出量は小さく形成されており、
従ってウェハー23を吸着した際に底面部42とウェハ
ー23との間に形成される間隙44も極めて薄くなるよ
う構成されている。
【0043】上記構成とされた真空チャック部41にお
いて、中央に形成されている真空吸引口24が真空引き
を行うと、真空チャック部41の外周部分より大気が間
隙44内に流れ込み、真空吸引口24に吸引される。即
ち、間隙44は大気が流れる流路として機能する。ま
た、この大気の流路となる間隙44は、前記のように非
常に薄いため、その流路抵抗は大きい。従って、真空チ
ャック部41内にはこの流路抵抗に起因して圧力勾配が
発生し、真空吸引口24に近い中央近傍位置においては
真空圧が高く、外周に向かうにつれて真空圧は低くな
る。
【0044】よって、本実施例に係るウェハー搬送チャ
ック40においても、ウェハー23がウェハー搬送チャ
ック40に吸着された際発生した塵埃及び始めからウェ
ハー23に付着していた塵埃は、この間隙44を流れる
大気により除去され真空吸引口24より廃棄され、ウェ
ハー23にチャック跡が発生するのを防止することがで
きる。
【0045】また前記したように間隙44の流路抵抗は
高く、これに起因して真空チャック部41内には中心位
置の真空圧が最も強く外周に向かい低くなる圧力勾配が
発生しているため、外周部の大気が導入される部位にお
ける大気の吸引力は比較的小さく、真空チャック部41
内に取り込まれる塵埃の量を低減できる。 尚、上記
した各実施例では、大気導入通路27e,34〜36よ
り大気(空気)が導入される構成例について説明した
が、塵埃の促進を図るために不活性ガス導入口を真空チ
ャック部22,41の外周部近傍に設け、不活性ガスの
流れにより塵埃を除去する構成としてもよい。
【0046】また本発明は、上記してきた搬送装置以外
にも適用可能な分野は有り、例えばバルブ機構にも適用
可能である。その一例を図10に示す。同図において、
45は被装着部材であり、バルブ本体46に装着される
構成とされている。また、バルブ本体46の中央部には
ゴム製のOリング47が配設されており気密シールとし
て機能している。またOリング47の外周位置には環状
の複数の溝48及び通路49が、また溝48の所定位置
には真空吸引口50が形成されている。このバルブ機構
では、真空吸引口50から真空引きが行われると、被装
着部材45はバルブ本体46に吸着される。この構成に
おいて、溝48,通路49及び真空吸引口50は本願発
明と共通するものであり、よってバルブ機構においても
本願発明を適用するこができる。
【0047】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、溝或いはス
ペーサを設けて真空チャック部と被搬送部材との間に間
隙部を形成しているため、被搬送部材で発生した塵埃及
び大気に含まれる塵埃は真空チャック部と被搬送部材と
の間の間隙部内を流れて真空吸引口より排出されるた
め、塵埃の付着に起因したチャック跡の発生を防止で
き、また、被搬送部材が吸着される真空チャック部に中
心に向け徐々に大となるよう真空度の圧力勾配を設ける
ことにより、真空チャック部の周辺部近傍位置における
吸引力は小さくなり、間隙部内に外部の塵埃を引き寄せ
る効果も小さくなるため、真空チャック部と被搬送部材
との間に大気に含まれる塵埃が侵入する度合いを低減す
ることができる等の特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を説明するための図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例を説明するための図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例に対する第1変形例を示す
図である。
【図4】本発明の第1実施例に対する第2変形例を示す
図である。
【図5】本発明の効果を示す実験結果を示す図である。
【図6】本発明の効果を示す実験結果を示す図である。
【図7】本発明の第1実施例に対する第3変形例を示す
図である。
【図8】本発明の第1実施例に対する第4変形例を示す
図である。
【図9】本発明の第2実施例を説明するための図であ
る。
【図10】本発明をバルブ機構に適用した例を説明する
ための図である。
【図11】搬送装置を設けた半導体製造装置の一例を示
す図である。
【図12】従来発生していたチャック跡を説明するため
の図である。
【図13】従来のウェハー搬送チャックの一例を示す図
である。
【符号の説明】
20.28.29,32,33,40 ウェハー搬送チ
ャック 21 ウェハー搬送アーム 22,41 真空チャック部 23 ウェハー 24 真空吸引口 25,25a〜25e 溝 26,26a〜26e 環状突起 27,27a〜27d,30,31 通路 27e,34〜36 大気導入通路 42 底面部 43 突起 44 間隙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送部材(23)を真空チャック部
    (22)にて吸着保持して搬送処理を行う搬送装置にお
    いて、 該真空チャック部(22)を、該被搬送部材(23)と
    対向する位置に形成された複数の溝(25,25a〜2
    5e)と、隣接した該溝(25,25a〜25e)間を
    連通する通路(27,27a〜27e,30,31,3
    4〜36)と、該溝(25,25a〜25e)と連通さ
    れた真空吸引口(24)とにより構成すると共に、 該真空チャック部(22)内において真空度の強さが周
    辺部より中心部に向けて徐々に大きくなるよう圧力勾配
    を持たせた構成としたことを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 該真空チャック部(22)を、該通路
    (27,27a〜27e,30,31,34〜36)の
    大きさを調整することにより所定の圧力勾配を有する構
    成としたことを特徴とする請求項1の搬送装置。
  3. 【請求項3】 該真空チャック部(22)に、該通路
    (27,27a〜27e,30,31)と大気とを連通
    し、該大気が該真空チャック部(22)内に導入される
    のを許容する大気導入部(27e,34〜36)を設け
    たことを特徴とする請求項1または2のいずれか記載の
    搬送装置。
  4. 【請求項4】 該通路(27,27a〜27e,30,
    31,34〜36)を、隣接する該通路(27,27a
    〜27e,30,31,34〜36)が相互に対向しな
    い位置に形成したことを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれか記載の搬送装置。
  5. 【請求項5】 被搬送部材(23)を真空チャック部
    (41)にて吸着保持して搬送処理を行う搬送装置にお
    いて、 該真空チャック部(41)を、該被搬送部材(23)が
    装着された状態において、該真空チャック部(41)の
    底面部(42)と該被搬送部材(23)とを離間させ微
    細な間隙(44)を形成させるスペーサ(43)を設け
    た構成とすると共に、 該真空チャック部(41)内において真空度の強さが周
    辺部より中心部に向けて徐々に大きくなるよう圧力勾配
    を持たせた構成としたことを特徴とする搬送装置。
  6. 【請求項6】 該スペーサを、該真空チャック部(4
    1)の底面部(42)上に形成された突起(43)によ
    り構成したことを特徴とする請求項5の搬送装置。
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