JPH05250248A - 画像ファイルシステム - Google Patents

画像ファイルシステム

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JPH05250248A
JPH05250248A JP4049562A JP4956292A JPH05250248A JP H05250248 A JPH05250248 A JP H05250248A JP 4049562 A JP4049562 A JP 4049562A JP 4956292 A JP4956292 A JP 4956292A JP H05250248 A JPH05250248 A JP H05250248A
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JP
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image data
optical disk
disk device
optical
image
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Application number
JP4049562A
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Inventor
Nobuhiro Masaoka
伸博 正岡
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集合型光ディスク装置内の光ディスクの掛け
替えをできるだけ減らすことによってシステム全体の効
率を上げること。 【構成】 画像を入力するスキャナ2等で入力した画像
データを記憶する複数枚の光ディスク20及びその複数
の光ディスク20から択一的に特定の光ディスク20S
を選択してドライブユニット12において書込みまたは
読出しを行なう集合型光ディスク装置7と、前記画像デ
ータを記憶するための磁気ディスク装置6とを具備し、
画像データを登録する場合、磁気ディスク装置6に一旦
仮登録し、登録すべき該当する光ディスク20Sが他か
らの検索要求によってドライブユニット12にセットさ
れたとき、磁気ディスク装置6に仮登録した画像データ
を光ディスク20から選択された光ディスク20Sに本
登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データを処理する
画像ファイル装置に関し、特に、集合型光ディスク装置
を使用した画像ファイル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の集合型光ディスク装置を使った画
像ファイル装置では、光ディスクの掛け替え時のアクセ
ス時間が非常に大きい。したがって、ネットワーク環境
において、従来の集合型光ディスク装置を使った画像フ
ァイル装置をサーバとして用いると、本体での登録・検
索と複数存在するリモート端末からの登録・検索が競合
した場合、光ディスクの掛け替えが頻発し、システム全
体の効率が極端に低下する。
【0003】この光ディスクの掛け替えを効率的に行な
うための方法として、単盤型光ディスク装置を利用した
画像データの登録検索方式が特開平3−18976号で
開示されている。
【0004】前記公報に掲載の技術は、登録データを、
一旦、単盤型光ディスク装置に仮登録することにより、
集合型光ディスク装置での検索データの読取動作との競
合をなくすことができ、それによってシステム全体の効
率を上げるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平3−1
8976号公報の技術を用いて同様なサーバタイプの画
像ファイル装置を構成しても、単盤型光ディスク装置が
高価であり、かつ、アクセススピードも遅いという問題
点があり、また、この種の画像ファイル装置では単盤型
光ディスクに仮登録したデータを集合型光ディスク装置
内の光ディスクに本登録するタイミング決定にも問題が
ある。これを、前記公報の記載では、「検索の期間外」
として簡単に説明しているが、一般に、検索要求が入る
タイミングを予測することは困難である。また、その実
施例の説明では「検索要求が発生しない時間帯」として
いるが、そのためには検索要求を制限するか、終日運転
を行なって深夜に本登録を行なう等の対応が必要とな
る。
【0006】そこで、本発明はこの種の問題点を解決す
るもので、集合型光ディスク装置内の光ディスクの掛け
替えをできるだけ減らすことによってシステム全体の効
率を上げることのできる画像ファイル装置の提供を課題
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる画像ファ
イルシステムは、画像を入力する画像入力装置で入力し
た画像データを記憶する複数枚の光ディスクから択一的
に特定の光ディスクを選択してドライブユニットにおい
て書込みまたは読出しを行なう集合型光ディスク装置
と、前記画像データを記憶するための磁気ディスク装置
とを具備し、前記画像データを登録する場合には、前記
磁気ディスク装置に一旦仮登録し、登録すべき該当する
前記光ディスクが他からの検索要求によってドライブユ
ニットにセットされたとき、前記磁気ディスク装置に仮
登録した前記画像データを光ディスクに本登録するもの
である。
【0008】
【作用】本発明においては、画像を入力する画像入力装
置によって入力した画像データを登録する場合、その画
像データを磁気ディスク装置に一旦仮登録し、複数の光
ディスクから択一的に特定されたこの画像データを登録
すべき光ディスクが、他からの検索要求によって集合型
光ディスク装置のドライブユニットにセットされたと
き、前記磁気ディスク装置に仮登録した前記画像データ
を光ディスクに本登録する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例の画像ファイルシステ
ムの全体を示すブロック構成図である。
【0010】図1において、制御装置1はマイクロコン
ピュータ等からなり画像ファイルシステム全体をプログ
ラム制御するものである。本実施例の画像入力装置とし
てのスキャナ2は、原稿等から画像を読取って入力する
ものであり、また、出力装置としてのプリンタ3は、画
像を紙等に印刷するものである。表示手段、かつ本実施
例の出力装置としてのCRT4は、使用者に対するメッ
セージや画像を表示し、また、キーボード5は使用者が
検索条件などを入力するのに使用される。ハードディス
ク等を有してなる磁気ディスク装置6は画像データを一
時的に記憶したり、光ディスクに格納された画像データ
の管理情報を記憶したりする。集合型光ディスク装置7
は、画像入力装置としてのスキャナ2で入力した画像デ
ータを記憶する複数枚の光ディスク及びその複数の光デ
ィスクから択一的に特定の光ディスクを選択してドライ
ブユニットにおいて書込みまたは読出しを行なうもので
ある。LANインターフェース(I/F)8は外部のL
AN(ローカル・エリア・ネットワーク)と接続するた
めのインターフェースである。
【0011】なお、これら制御装置1、スキャナ2、プ
リンタ3、CRT4、キーボード5、磁気ディスク装置
6、集合型光ディスク装置7、LANインターフェース
8はシステムバスによって結合されており、制御装置1
のプログラム制御によって駆動される。
【0012】図2は本発明の実施例で使用する公知の集
合型光ディスク装置7の全体概略説明図である。
【0013】図2において、ハウジング10には複数枚
の光ディスク21,22,・・・,2n−1,2n(以
下、全体の複数の光ディスクを示す場合には、『20』
と記す)が格納されており、図示の例によるように、選
択された光ディスク25(以下、選択された光ディスク
を示す場合には、『20S』と記す)は、公知のように
複数枚の光ディスク20の配列方向に平行なボールネジ
14等からなるX軸に沿って移動し、そのX軸に対して
垂直方向のY軸に沿って進退するアーム13の先端に取
付けられたディスククランプ15によってドライブユニ
ット12または取出口11に移動させられる。アーム1
3の先端に取付けられたディスククランプ15は、複数
枚の光ディスク20を選択して取出し、入替え、取込み
等を行なう場合に取出口11を使用する。通常、複数の
光ディスク20から択一的に特定の光ディスク20Sを
選択して書込みまたは読出しを行なうために、各光ディ
スク20に割当てられた位置とドライブユニット12の
位置との間を移動し、ドライブユニット12で複数の光
ディスク20から択一的に選択された光ディスク20S
に書込みまたは読出しを行なう。
【0014】図3は本実施例の画像ファイルシステムで
使用する磁気ディスク装置6のハードディスクに書込ま
れた画像データ及び光ディスク20に書込まれた画像デ
ータを管理するためのメモリテーブルの例を示す説明図
である。
【0015】メモリテーブルには、画像データが既に該
当する光ディスク20Sに書込まれているかどうかを示
すフラグ(ODF)、光ディスク20Sに書込み前の画
像データが磁気ディスク装置6のハードディスク上に存
在するかどうかを示すフラグ(HDF)、スキャナ2で
読取った画像データが磁気ディスク装置6のハードディ
スクに書込まれた時刻(TM)、同じくその画像データ
がアクセスされた回数(AN)、磁気ディスク装置6の
ハードディスク上での位置を示すアドレス(AD)、同
じく書込みを行なう(書込まれるべき)光ディスク20
Sのアドレス(ODN)、同じく光ディスク20S上で
の位置を示すアドレス(OAD)、画像データのサイズ
(ODS)、そして、その画像データに対応したキーワ
ード(KW)が記憶可能に、区画された所定のエリアが
設定されており、スキャナ2で読取った画像データ毎に
上記各情報の書込みが、画像データに対応したキーワー
ド以外は自動で設定される。
【0016】図4乃至図8は本発明の実施例の画像ファ
イルシステムにおける制御装置1が行なう制御プログラ
ムである。
【0017】図4は本発明の実施例の画像ファイルシス
テムで使用する制御プログラムの画像データの磁気ディ
スク書込みルーチンのフローチャート、図5は同じく制
御プログラムの画像データ検索ルーチンのフローチャー
ト、図6は同じく制御プログラムの画像データ書込みル
ーチンAのフローチャート、図7は同じく制御プログラ
ムの画像データ書込みルーチンBのフローチャート、図
8は同じく制御プログラムの光ディスク取出しルーチン
のフローチャートである。
【0018】本実施例の画像ファイルシステムは、図4
乃至図8で示すプログラムを含むメインルーチンの処理
によって全体が動作する。
【0019】スキャナ2による画像読込みは、次のよう
に行なわれる。
【0020】使用者はスキャナ2によって原稿を読込ま
せると、その読取った画像データは磁気ディスク装置6
のハードディスクに格納される(ステップS1,ステッ
プS2)。画像データを磁気ディスク装置6に格納し終
えると、メモリテーブルに画像データの書込み初期設定
を行ない(ステップS3)、そして、使用者はその画像
に対応するキーワード等の情報をキーボード5から入力
し(ステップS4)、前記画像の検索情報となる指標を
入力する。
【0021】このようにして、スキャナ2によって読込
ませた画像データは、検索指標となるキーワードと共に
磁気ディスク装置6に一旦格納される。
【0022】使用者が画像ファイルシステムのキーボー
ド5から検索条件を入力するか、或いは、離れたところ
にいる使用者がリモート端末からLANを介して定めら
れた検索プロトコルにより検索の指令を発信し、画像フ
ァイルシステムがLANインターフェース8を通してそ
の指令を受取ると、画像ファイルシステムのキーボード
5を直接操作している人とは別に、バックグランドで検
索を実行する。
【0023】この検索動作は、次のように行なわれる。
【0024】使用者が選択する画像に対応するキーワー
ドをキーボード5から入力すると(ステップS11)、
複数の光ディスク20からキーワードに対応する画像デ
ータが格納されている該当する光ディスク20Sを択一
的に磁気ディスク装置6のハードディスクのメモリテー
ブルで検索し、それを選択し、その光ディスク20Sを
アーム13の先端に取付けられたディスククランプ15
によって取出し(ステップS12,ステップS13)、
それをドライブユニット12にローディングし(ステッ
プS14)、それによって読出した画像データをCRT
4及び/またはプリンタ3によって出力する(ステップ
S15)。
【0025】このように、使用者が特定の画像に対応す
るキーワードをキーボード5から入力すると、複数の光
ディスク20から該当する光ディスク20Sを択一的に
選択し、それをドライブユニット12にローディング
し、そして、読出した画像データをCRT4及び/また
はプリンタ3によって出力する。
【0026】複数の光ディスク20から該当する光ディ
スク20Sを択一的に選択し、ドライブユニット12に
ローディングし、読出した画像データをCRT4及び/
またはプリンタ3によって出力した後、このとき選択さ
れた光ディスク20Sが磁気ディスク装置6のハードデ
ィスクに格納された画像データを格納するものに該当す
るとき、磁気ディスク装置6のハードディスクに格納さ
れた画像データを、複数の光ディスク20のうちの該当
する光ディスク20Sに図6に示すルーチンの画像デー
タの書込みが行なわれる。
【0027】即ち、ドライブユニット12にローディン
グした光ディスク20Sからの読出しの終了を判断し
(ステップS21)、また、その光ディスク20Sに対
する書込み画像データの存在が磁気ディスク装置6のハ
ードディスクに格納したメモリテーブルの情報で判断さ
れ(ステップS22)、光ディスク20Sからの読出を
終了し、かつ、その光ディスク20Sに対する書込み画
像データの存在が確認されると、磁気ディスク装置6の
ハードディスクに格納された画像データをドライブユニ
ット12にローディングされている光ディスク20Sに
書込みを行ない(ステップS23)、それによって、磁
気ディスク装置6のメモリテーブルの情報を画像データ
を光ディスク20Sに書込み完了した情報に置換える
(ステップS24)。例えば、画像データが既に光ディ
スク20Sに書込まれているかどうかを示すフラグ(O
DF)を『書込済』にセット(例えば、ODF=1)さ
れる。そして、磁気ディスク装置6のハードディスクに
格納された画像データを消去する(ステップS25)。
なお、集合型光ディスク装置7内のドライブユニット1
2に書込むべき光ディスク20Sがローディングされな
ければ、画像データの光ディスク20Sへの書込みは生
じない。
【0028】したがって、通常の使用状態では、図6に
示すルーチンのように、ドライブユニット12にローデ
ィングした光ディスク20Sからの読出しが終了したと
き、その光ディスク20Sに対する書込み画像データが
磁気ディスク装置6のハードディスクに存在すると、磁
気ディスク装置6の画像データをドライブユニット12
にローディングされている光ディスク20Sに書込むも
のであるから、集合型光ディスク装置7での光ディスク
20Sの掛け替え時のアクセス時間を、読出しのための
駆動時間と書込みのための駆動時間とを共通化し、書込
みのための光ディスク20Sの掛け替え時間を減らすも
のであるから、システムの効率を上げることができる。
【0029】ところが、使用者がスキャナ2によって原
稿を連続的に画像読込みを行なった場合には、次のよう
に動作する。
【0030】磁気ディスク装置6のハードディスクに格
納された画像データの蓄積メモリ容量が所定以上である
か判断して、その画像データの蓄積メモリ容量が所定以
上であるとき(ステップS31)、または、一定時間以
上操作入力がなかったとき(ステップS32)、磁気デ
ィスク装置6のハードディスクに格納された画像データ
をドライブユニット12にローディングされている光デ
ィスク20Sに書込みを行ない(ステップS33)、そ
れによって、磁気ディスク装置6のメモリテーブルの情
報を画像データを光ディスク20Sに書込み完了した情
報に置換え(ステップS34)、磁気ディスク装置6の
ハードディスクに格納された画像データを消去する。
【0031】このように、使用者がスキャナ2によって
連続的に原稿を読込ませると、その読取った画像データ
は、一旦、磁気ディスク装置6のハードディスクに格納
されるが、そのハードディスクの所定のメモリ容量を越
えると、画像ファイルシステム全体の機能が制限される
可能性があることから、所定の容量になったとき、強制
的に蓄積された画像データを特定の光ディスク20Sに
格納するものである。
【0032】したがって、磁気ディスク装置6のハード
ディスクに格納された画像データの蓄積メモリ容量が所
定以上であるとき、磁気ディスク装置6のハードディス
クに格納された画像データを少なくする必要があるか
ら、この場合には、蓄積された画像データを光ディスク
20Sに格納することにより、磁気ディスク装置6のメ
モリ容量を確保する。また、一定時間以上操作入力がな
かったときには、休憩時間帯、他の作業中等と見做し
て、磁気ディスク装置6のハードディスクに格納された
画像データを少なくするため、蓄積された画像データを
光ディスク20Sに格納する。
【0033】なお、このとき、最も多くの画像データを
格納する光ディスク20Sから順次格納するように制御
することもできる。また、特に、磁気ディスク装置6の
使用量が一定の割合を越えたときは、画像テーブルの各
格納状態を検索し、光ディスク20Sに書込済みのもの
のうち、最も使用頻度の低いものを削除と、該当するも
のがなければ最も使用頻度の少ないものから削除の対象
として、集合型光ディスク装置7内の光ディスクを掛け
替えて、画像データを書込んだ後、それを削除すること
もできる。
【0034】通常の画像ファイルシステムの使用では、
これまで説明した制御が基本となるが、特定の光ディス
ク20Sをハウジング10の取出口11から取出すとき
がある。このとき、図8に示すルーチンがコールされ
る。
【0035】まず、特定の光ディスク20Sをハウジン
グ10の取出口11から取出す指令が入力されると、該
当する光ディスク20Sに書込むべき画像データが磁気
ディスク装置6のハードディスクに格納されているか判
断する(ステップS41,ステップS42)。特定の光
ディスク20Sを取出すとき、該当する光ディスク20
Sに書込むべき画像データが磁気ディスク装置6に格納
されていると、その光ディスク20Sをドライブユニッ
ト12にローディングし、その光ディスク20Sに磁気
ディスク装置6のハードディスクに格納された画像デー
タの書込みを行ない(ステップS43,ステップS4
4)、そして、磁気ディスク装置6のメモリテーブルの
情報を画像データを光ディスク20Sに書込み完了した
情報に置換え(ステップS45)、磁気ディスク装置6
のハードディスクに格納された画像データを消去する
(ステップS46)。その後、特定の光ディスク20S
をX軸及びY軸に沿って進退するアーム13の先端に取
付けられたディスククランプ15によって、光ディスク
20Sがドライブユニット12から取出口11に移動さ
せられ、ハウジング10の取出口11から取出される。
【0036】したがって、集合型光ディスク装置7内か
ら光ディスク20Sを取出す場合、取出す光ディスク2
0Sに書込むべき画像データがあっても、その書込みが
なされていない場合、磁気ディスク装置6に格納された
画像データを光ディスク20Sに書込んだ後、光ディス
ク20Sを取出すものであるから、磁気ディスク装置6
を画像データの書込み中継に使用しても、それによって
未書込み状態で光ディスク20Sを排出することがな
い。
【0037】このように、使用者が希望する検索条件を
キーボード5から入力すると、それを受取った制御装置
1は磁気ディスク装置6に格納した画像データ毎の情報
検索を行ない、検索条件が適合するとその画像データが
磁気ディスク6上に存在すれば、そこから、存在しなけ
れば集合型光ディスク装置7内の光ディスク20から択
一的に特定の光ディスク20Sを選択し、その選択され
た画像データはCRT4及び/またはプリンタ3等の出
力装置で出力される。
【0038】また、使用者がリモート端末からLANを
介して定められた検索プロトコルによる検索の指令を発
信し、制御装置1がLANインターフェース8を通して
その指令を受取った場合も同様である。このとき、制御
装置1は画像ファイルシステムのキーボード5を直接操
作している人の指令とは別に、バックグランドで検索を
実行する。その検索プロセスは前者の使用者が直接キー
ボード5を操作するものと同様である。検索結果の画像
はLANインターフェース8を通して検索を指定したリ
モート端末に送られる。
【0039】画像を登録するには、本実施例では説明を
省略したが、使用者が特に光ディスク20Sに対して直
接書込みを指示しない限り、入力された画像データは磁
気ディスク装置6に一旦記憶され、光ディスク20Sに
は直接書込みは行なわれない。そして、磁気ディスク装
置6上に存在する画像データの管理用テーブル、即ち、
メモリテーブル内の画像データが既に光ディスク20S
に書込まれているかどうかを示すフラグ(ODF)を
『未書込み』とする。検索によって集合型光ディスク装
置7内の光ディスク20Sの掛け替えが行なわれた場
合、指示された検索が行なわれた後、制御装置1は磁気
ディスク装置6上の各メモリテーブルの情報を検索し、
ドライブユニット12にローディングされた光ディスク
20Sに、それまでに書込みが行なわれていない画像デ
ータがあるかどうかを検索する。もしあれば、該当する
光ディスク20Sにそれを書込む。そして、その画像デ
ータが既に光ディスク20Sに書込まれているかどうか
を示すフラグ(ODF)を『書込済』とし、また、画像
データが磁気ディスク装置6上に存在するかどうかを示
すフラグ(HDF)を『存在しない』とする。
【0040】使用者が集合型光ディスク装置7内の光デ
ィスク20Sを取出そうとした時は、磁気ディスク装置
6上に存在するその光ディスク20Sに書込むべき画像
データのうち、光ディスク20Sに書込みが行なわれて
いないものがあれば、一旦、ドライブユニット12にロ
ーディングしてこれを行なった後、該当する光ディスク
20Sを排出する。そのとき、該当する光ディスク20
S上に存在する画像データが磁気ディスク装置6上にも
存在していた場合、それを削除し、その画像データが磁
気ディスク装置6上に存在するかどうかを示すフラグ
(HDF)は『存在しない』とする。
【0041】このように制御することによって、集合型
光ディスク装置7での光ディスク20Sの掛け替え時の
アクセス時間を、読出しのための駆動時間と書込みのた
めの駆動時間とを共通化することによって、書込みのた
めの光ディスク20Sの掛け替え時間を減らすものであ
るから、システムの効率を上げることができる。また、
使用者は読出し時間を意識しても、一旦ローディングさ
れた光ディスク20Sの書込み時間は短時間ですむの
で、書込み時間の遅延による不快感を意識させない。
【0042】前述のように、本実施例の画像ファイルシ
ステムは、画像を入力するスキャナ2等からなる画像入
力装置と、前記画像入力装置で入力した画像データを記
憶する複数枚の光ディスク20及びその複数の光ディス
ク20から択一的に特定の光ディスク20Sを選択して
ドライブユニット12において書込みまたは読出しを行
なう集合型光ディスク装置7と、前記画像データを記憶
するための磁気ディスク装置6と、前記画像データを出
力するCRT4及び/またはプリンタ3等からなる出力
装置とを具備する画像ファイルシステムにおいて、前記
画像データを登録する場合には、前記磁気ディスク装置
6に一旦仮登録し、登録すべき該当する前記光ディスク
20Sが他からの検索要求によってドライブユニット1
2にセットされたとき、前記磁気ディスク装置6に仮登
録した前記画像データを光ディスク20から選択された
光ディスク20Sに本登録するものである。
【0043】したがって、画像データを特定の光ディス
ク20Sに登録する場合には、入力された画像データ
は、まず、磁気ディスク装置6に一旦記憶し、光ディス
ク20Sには直接書込みが行なわれない。そして、磁気
ディスク装置6に記憶された画像データはメモリテーブ
ル内の情報によって、集合型光ディスク装置7内の光デ
ィスク20Sの掛け替えが行なわれたとき、磁気ディス
ク装置6上の各メモリテーブルの情報を検索し、ドライ
ブユニット12にローディングされた光ディスク20S
に、それまでに書込みが行なわれていない画像データが
あれば、該当する光ディスク20Sにそれを書込む。そ
して、その画像データが既に光ディスク20Sに書込ま
れているかどうかをメモリテーブルにセットする。
【0044】故に、集合型光ディスク装置7での光ディ
スク20Sの掛け替え時のアクセス時間を、読出しのた
めの駆動時間と書込みのための駆動時間とを共通化する
ことによって、特に、画像ファイルシステムアクセス時
間が問題となる光ディスク20Sの掛け替え時間を減ら
すものであるから、システムの効率を上げることができ
る。
【0045】ところで、本実施例の画像データを記憶す
るための磁気ディスク装置は、画像入力装置で入力した
画像データを記憶するメモリと、各画像データを管理す
る情報を格納するテーブルメモリとを共通化している
が、本発明を実施する場合には、両者を独立したハード
ディスク或いはメモリ回路等のメモリとして実施するこ
ともできる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像ファ
イルシステムは、画像を入力する画像入力装置で入力し
た画像データを記憶する複数枚の光ディスク及びその複
数の光ディスクから択一的に特定の光ディスクを選択し
てドライブユニットにおいて書込みまたは読出しを行な
う集合型光ディスク装置と、前記画像データを記憶する
ための磁気ディスク装置と、前記画像データを出力する
出力装置とを具備し、前記画像データを登録する場合に
は、前記磁気ディスク装置に一旦仮登録し、登録すべき
該当する前記光ディスクが他からの検索要求によってド
ライブユニットにセットされたとき、前記磁気ディスク
装置に仮登録した前記画像データを光ディスクに本登録
するものである。
【0047】したがって、画像データを登録する際に、
集合型光ディスク装置の該当する光ディスクが選択され
てその光ディスクからの画像データの読出しが完了した
時点で、その光ディスクに対して書込みを行なうもので
あるから、集合型光ディスク装置の該当する光ディスク
が選択されてから格納されるまでの時間を、読出しと書
込みとに共通化することによって、書込みに要する時間
を少なくすることができる。また、使用者にとっては、
その使い勝手を同じくしたままで、集合型光ディスク装
置の光ディスクの掛け替えの回数を最少限に制御するこ
とができ、それによって光ディスクの掛け替え時のアク
セス時間を減らし、システムの効率を上げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例の画像ファイルシステム
の全体のブロック構成図である。
【図2】図2は本発明の実施例の画像ファイルシステム
で使用する公知の集合型光ディスク装置の全体概略説明
図である。
【図3】図3は本発明の実施例の画像ファイルシステム
で使用する磁気ディスク装置及び光ディスクに書込まれ
た画像データを管理するためのメモリテーブルの例を示
す説明図である。
【図4】図4は本発明の実施例の画像ファイルシステム
で使用する制御プログラムの画像データの磁気ディスク
書込みルーチンのフローチャートである。
【図5】図5は本発明の実施例の画像ファイルシステム
で使用する制御プログラムの画像データの検索ルーチン
のフローチャートである。
【図6】図6は本発明の実施例の画像ファイルシステム
で使用する制御プログラムの画像データ書込みルーチン
Aのフローチャートである。
【図7】図7は本発明の実施例の画像ファイルシステム
で使用する制御プログラムの画像データ書込みルーチン
Bのフローチャートである。
【図8】図8は本発明の実施例の画像ファイルシステム
で使用する制御プログラムの光ディスク取出しルーチン
のフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御装置 2 スキャナ(画像入力装置) 3 プリンタ(出力装置) 4 CRT(出力装置) 5 キーボード 6 磁気ディスク装置 7 集合型光ディスク装置 8 LANインターフェース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を入力する画像入力装置と、前記画
    像入力装置で入力した画像データを記憶する複数枚の光
    ディスク及びその複数の光ディスクから択一的に特定の
    光ディスクを選択してドライブユニットにおいて書込み
    または読出しを行なう集合型光ディスク装置と、前記画
    像データを記憶するための磁気ディスク装置と、前記画
    像データを出力する出力装置とを具備する画像ファイル
    システムにおいて、 前記画像データを登録する場合には、前記磁気ディスク
    装置に一旦仮登録し、前記画像データを登録すべき該当
    する前記光ディスクが検索要求によってドライブユニッ
    トにセットされたとき、前記磁気ディスク装置に仮登録
    した前記画像データを光ディスクに本登録することを特
    徴とする画像ファイルシステム。
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